JP2016162737A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールの電圧監視ユニットを設ける場合に蓄電装置の体格の大型化を抑制する。【解決手段】各電池モジュール100においては、各円筒電池10の軸方向が電池モジュール100の長手方向と垂直になる状態で複数の円筒電池10が収容されている。電池モジュール対100−1,100−2が軸方向及び長手方向と垂直方向に隣り合う状態で配置され、電池モジュール対100−1,100−2の内部に冷却風を導入するための冷却ダクト50が電池モジュール対100−1,100−2の間に設けられている。電池モジュール対100−1,100−2における円筒電池10の電圧を監視するための電圧監視ユニット90が、軸方向において冷却ダクト50と対向する位置に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の円筒電池が内部に収容された電池モジュールを複数備える蓄電装置に関する。
下記特許文献1の蓄電装置では、各電池モジュールにおいて、各円筒電池の軸方向が電池モジュールの長手方向と垂直になる状態で複数の円筒電池が収容され、一対の電池モジュールが軸方向及び長手方向と垂直方向に隣り合う状態で配置されている。そして、隣り合う一対の電池モジュール間に、冷却風の通る冷却ダクトが設けられている。
特開2006−156211号公報 特開2013−30384号公報
特許文献1の蓄電装置では、各電池モジュールにおいて、円筒電池が過放電状態や過充電状態とならないように、円筒電池の電圧を電圧監視ユニットで監視することが望ましい。その際には、蓄電装置の体格が大型化しないように電圧監視ユニットを設けることが望ましい。
本発明は、電池モジュールの電圧監視ユニットを設ける場合に蓄電装置の体格の大型化を抑制することを目的とする。
本発明に係る蓄電装置は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る蓄電装置は、複数の円筒電池が内部に収容された電池モジュールを複数備える蓄電装置であって、各電池モジュールにおいては、各円筒電池の軸方向が電池モジュールの長手方向と垂直になる状態で複数の円筒電池が収容され、電池モジュールの対が前記軸方向及び前記長手方向と垂直方向に隣り合う状態で配置され、該電池モジュールの対の内部に冷却風を導入するための冷却ダクトが該電池モジュールの対の間に設けられ、前記電池モジュールの対における円筒電池の電圧を監視するための電圧監視ユニットが、前記軸方向において冷却ダクトと対向する位置に配置されていることを要旨とする。
本発明の一態様では、各電池モジュールは、複数の円筒電池を前記軸方向の一方側で保持する保持部材を有し、電圧監視ユニットは、冷却ダクトより前記軸方向の他方側に配置されていることが好適である。
本発明の一態様では、各電池モジュールにおいては、円筒電池より前記軸方向の他方側にカバー部材が設けられ、電圧監視ユニットは、前記軸方向において円筒電池より他方側の位置で且つカバー部材の他方側端面より一方側の位置に配置されていることが好適である。
本発明の一態様では、前記電池モジュールの対が前記軸方向に複数段積み重ねられていることが好適である。
本発明によれば、電池モジュールの対における円筒電池の電圧を監視するための電圧監視ユニットを軸方向において冷却ダクトと対向する位置に配置することで、電池モジュールの長手方向において電圧監視ユニットが外側にはみ出さないように配置することができる。その結果、蓄電装置の体格の大型化を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る蓄電装置の構成例を示す斜視図である。 電池モジュール100の構成例を示すY−Z断面図である。 電池モジュール100の構成例を示す分解斜視図である。 円筒電池10及びホルダ5のY方向から見た構成例を示す図である。 円筒電池10及びホルダ5のZ方向から見た構成例を示す図である。 電圧監視ユニット90の固定例を示す図である。 電圧監視ユニット90の他の固定例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1〜5は、本発明の実施形態に係る蓄電装置の概略構成を示す図である。図1は蓄電装置の全体構成の斜視図を示し、図2は電池モジュール100のY−Z断面図を示し、図3は電池モジュール100の分解斜視図を示し、図4は円筒電池10及びホルダ5のY方向から見た構成例を示し、図5は円筒電池10及びホルダ5のZ方向から見た構成例を示す。本実施形態に係る蓄電装置は、複数の電池モジュール100を備え、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される。図1〜5において、X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する軸であり、車両左右方向に相当する軸をX軸とし、車両前後方向に相当する軸をY軸とし、車両上下方向(鉛直方向)に相当する軸をZ軸とする。
各電池モジュール100においては、複数の円筒電池10をマトリクス状に配列した電池群1(図4,5)がモジュールケース2の内部に収容されている。各円筒電池10においては、円筒状に形成された電池ケースの内部に発電要素が収容されており、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の充放電可能な二次電池が用いられる。各円筒電池10の軸方向(円筒の中心軸に沿った方向)は、Z方向(車両上下方向)に相当する。各円筒電池10の下面(軸方向一方側端面)には負極端子12が設けられ、各円筒電池10の上面(軸方向他方側端面)には正極端子11が設けられている。すべての円筒電池10の正極端子11は、Z軸と直交する同一平面内(X−Y平面内)において並んで配置されており、負極端子12も同様である。
各電池モジュール100の電池群1は、図4,5に示すように、X方向に並んで配置された4つの異なる電池グループ1A〜1Dにより構成され、X方向の一方側から他方側へ、電池グループ1A、電池グループ1B、電池グループ1C、電池グループ1Dの順に配置されている。ただし、電池グループの数は、電池モジュール100に要求される出力等に応じて適宜増減することが可能である。なお、図4,5では、説明の便宜上、X方向に隣り合う電池グループを互いに異なる点描濃度で示している。
電池グループ1A〜1Dはそれぞれ複数の円筒電池10を含む。図4に示すように、電池グループ1Aの上方には正極バスバー61Aが配置され、正極バスバー61Aの各接続部63Aが電池グループ1Aに含まれる各円筒電池10の正極端子11にそれぞれ電気的に接続されている。電池グループ1Aの下方には負極バスバー62Aが配置され、負極バスバー62Aの各接続部64Aが電池グループ1Aに含まれる各円筒電池10の負極端子12にそれぞれ電気的に接続されている。つまり、電池グループ1Aに含まれる複数の円筒電池10は、バスバー61A,62Aにより互いに並列に接続されてユニット化されている。
同様に、正極バスバー61Bの各接続部63Bが電池グループ1Bに含まれる各円筒電池10の正極端子11にそれぞれ電気的に接続され、正極バスバー61Cの各接続部63Cが電池グループ1Cに含まれる各円筒電池10の正極端子11にそれぞれ電気的に接続され、正極バスバー61Dの各接続部63Dが電池グループ1Dに含まれる各円筒電池10の正極端子11にそれぞれ電気的に接続されている。そして、負極バスバー62Bの各接続部64Bが電池グループ1Bに含まれる各円筒電池10の負極端子12にそれぞれ電気的に接続され、負極バスバー62Cの各接続部64Cが電池グループ1Cに含まれる各円筒電池10の負極端子12にそれぞれ電気的に接続され、負極バスバー62Dの各接続部64Dが電池グループ1Dに含まれる各円筒電池10の負極端子12にそれぞれ電気的に接続されている。つまり、電池グループ1Bに含まれる複数の円筒電池10はバスバー61B,62Bにより互いに並列に接続されてユニット化され、電池グループ1Cに含まれる複数の円筒電池10はバスバー61C,62Cにより互いに並列に接続されてユニット化され、電池グループ1Dに含まれる複数の円筒電池10はバスバー61D,62Dにより互いに並列に接続されてユニット化されている。
電池グループ1Aの正極バスバー61Aと電池グループ1Bの負極バスバー62Bが接続バスバー73により電気的に接続され、電池グループ1Bの正極バスバー61Bと電池グループ1Cの負極バスバー62Cが接続バスバー74により電気的に接続され、電池グループ1Cの正極バスバー61Cと電池グループ1Dの負極バスバー62Dが接続バスバー75により電気的に接続されている。これによって、電池グループ1A〜1Dが互いに直列に接続される。電池グループ1Aの負極バスバー62Aには総マイナス端子71が電気的に接続され、電池グループ1Dの正極バスバー61Dには総プラス端子72が電気的に接続されている。
各電池モジュール100は、複数の円筒電池10を保持する保持部材としてのホルダ5を有する。ホルダ5は、X方向長さがY方向長さよりも長い板状に形成されており、X方向が長手方向に相当する。ホルダ5は、各円筒電池10が挿入される複数の開口部21を有する。開口部21は、円筒電池10の外周面に沿った円形状に形成されており、円筒電池10の数だけ設けられている。各円筒電池10の下側部分(軸方向一方側の部分)がホルダ5の開口部21に嵌められることで、複数の円筒電池10が軸方向一方側でホルダ5に保持される。ホルダ5については、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属材料や、熱伝導性に優れた樹脂材料により形成することが可能である。これによって、充放電の際に発生した各円筒電池10の熱がホルダ5に効率よく伝わり、複数の円筒電池10における温度ばらつきを抑制することができる。なお、ホルダ5に形成する開口部21の数は、必ずしも円筒電池10の数と同じである必要はない。例えば、一部の開口部21を、円筒電池10を保持しない開口部とし、この開口部を、接続バスバー73,74,75を挿通させるためのスペースとして用いることもできる。また、1つの開口部21で複数の円筒電池10を保持してもよい。
各電池モジュール100のモジュールケース2は、X−Y平面内において複数の円筒電池10を囲む略直方体形状に形成されている。モジュールケース2は、X方向長さがY方向長さ及びZ方向長さよりも長く、X方向が長手方向に相当する。つまり、各電池モジュール100においては、各円筒電池10の軸方向(Z方向)が電池モジュール100の長手方向(X方向)と垂直になる状態で複数の円筒電池10がモジュールケース2の内部に収容される。モジュールケース2は、例えば樹脂等の絶縁材料により形成することが可能であり、円筒電池10の正極端子11側に位置する上面には、複数(円筒電池10と同数)の開口部31が形成されている。各開口部31には、円筒電池10の正極端子11側の端部(軸方向他方側端部)が挿入される。
図2,3に示すように、モジュールケース2の長手方向に沿った側壁(Y軸と直交する側壁)41,42には、通風口としてスリット32が複数形成されている。モジュールケース2のY方向一方側の側壁41に形成された各スリット32から冷却風を流入させ、モジュールケース2のY方向他方側の側壁42に形成された各スリット32から冷却風を流出させることで、モジュールケース2の内部に収容された複数の円筒電池10を冷却することができる。
図5に示すように、ホルダ5のY方向一方側の側面には、一対の脚部(支持部)5Aが長手方向両端部に設けられている。そして、モジュールケース2のY方向一方側の側壁41には、一対のフランジ部2Aが長手方向両端部に設けられている。これらの脚部5A及びフランジ部2AをZ方向に重ね合わせるとともに締結部材により連結することで、ホルダ5が両端支持梁構造によってモジュールケース2に支持される。
各電池モジュール100においては、円筒電池10の正極端子11より軸方向他方側にカバー部材70が設けられている。カバー部材70は、各円筒電池10の正極端子11が露出するモジュールケース2の上面全体を覆う薄板形状に形成され、モジュールケース2に固定される。各円筒電池10の正極端子11(モジュールケース2の上面)とカバー部材70との間に形成される空間81内に正極バスバー61A〜61Dが配置される。カバー部材70については、例えば樹脂等の絶縁材料により形成することが可能である。
さらに、各電池モジュール100においては、円筒電池10の負極端子12より軸方向一方側にカバー部材60が設けられている。カバー部材60は、各円筒電池10の負極端子12が露出するホルダ5の下面全体を覆う薄板形状に形成され、ホルダ5またはモジュールケース2に固定される。各円筒電池10の負極端子12(ホルダ5の下面)とカバー部材60との間に形成される空間82内に負極バスバー62A〜62Dが配置される。カバー部材60については、例えば金属材料により形成することが可能である。
各円筒電池10には、充放電の際に電池内部で発生するガスを電池外部へ排出するための排出弁が設けられている。排出弁は、例えば各円筒電池10の負極端子12側に設けられ、各円筒電池10の負極端子12とカバー部材60との間に形成される空間82をガスの排出経路として利用する。円筒電池10の内部から排出弁を介して流出したガスは、排出経路(空間82)を通って電池モジュール100の外部へ排出される。
図1,2に示すように、上記構成の電池モジュール100の対が側壁41同士を向かい合わせてY方向に隣り合う状態で配置されている。つまり、電池モジュール100の対が軸方向(Z方向)及び長手方向(X方向)と垂直方向に隣り合う状態で配置されている。Y方向に隣り合う電池モジュール100の対同士はブラケット110により結合されている。Y方向に隣り合う電池モジュール100の対の間には、電池モジュール100の対の内部に冷却風を導入するための冷却ダクト50がX方向に沿って設けられており、Y方向において冷却ダクト50が電池モジュール100の対の間に挟まれている。そして、Y方向に冷却ダクト50を挟んだ電池モジュール100の対は、軸方向(Z方向)に複数段積み重ねられている。図1の例では、電池モジュール100の対をZ方向に2段積み重ねているが、Z方向に3段以上積み重ねることも可能である。以下の説明において、Y方向に隣り合う電池モジュール100の対を区別する必要がある場合は、以降100−1,100−2の符号を用いて説明する。
図2に示すように、電池モジュール対の一方100−1の側壁41には、電池モジュール対の他方100−2側へ突出する上壁部51−1及び下壁部52−1が設けられている。同様に、電池モジュール対の他方100−2の側壁41には、電池モジュール対の一方100−1側へ突出する上壁部51−2及び下壁部52−2が設けられている。上壁部51−1,51−2及び下壁部52−1,52−2は、いずれもX方向に沿って延びており、下壁部52−1,52−2が上壁部51−1,51−2よりもZ方向下側(軸方向一方側)に配置され、Z方向において上壁部51−1と下壁部52−1との間の位置(上壁部51−2と下壁部52−2との間の位置)にスリット32が配置されている。上壁部51−1,51−2には、Z方向上側へ突出するフランジ部53−1,53−2が設けられ、下壁部52−1,52−2には、Z方向下側へ突出するフランジ部54−1,54−2が設けられている。上壁部51−1のフランジ部53−1と上壁部51−2のフランジ部53−2とを合わせて締結するとともに、下壁部52−1のフランジ部54−1と下壁部52−2のフランジ部54−2とを合わせて締結することで、Y方向に隣り合う電池モジュール対100−1,100−2間に冷却ダクト50が形成される。そして、冷却ダクト50内が電池モジュール100−1,100−2の側壁41のスリット32に連通する。各電池モジュール100−1,100−2のホルダ5は、Z方向(軸方向)において冷却ダクト50より下側(一方側)の位置に配置されている。
図示しないブロアにより冷却ダクト50内に流入した冷却風は、電池モジュール100−1,100−2の側壁41のスリット32から電池モジュール対100−1,100−2の内部に導入されることで円筒電池10の冷却に用いられ、電池モジュール100−1,100−2の側壁42のスリット32から流出する。このように、Y方向に隣り合う電池モジュール対100−1,100−2の内部の円筒電池10を冷却するための冷却ダクト50が共有化される。
図1,2に示すように、各電池モジュール100における円筒電池10の電圧を監視するために、電圧監視ユニット90が設けられている。電圧監視ユニット90は、Y方向に隣り合う電池モジュール対100−1,100−2毎に対応して設けられている。各電圧監視ユニット90は、各電池モジュール100−1,100−2における電池グループ1A〜1Dの電圧をそれぞれ検出して設定範囲内にあるか否かを判定し、検出した電圧が設定範囲内にある場合は正常判定信号を図示しないメイン電子制御ユニットへ送信し、検出した電圧が設定範囲内にない場合は異常判定信号をメイン電子制御ユニットへ送信する。これによって、各電池モジュール100における電圧が正常であるか否かを監視する。
本実施形態では、Y方向に隣り合う電池モジュール対100−1,100−2用の電圧監視ユニット90が、Y方向において電池モジュール対100−1,100−2間の位置であって、Z方向(軸方向)において冷却ダクト50と対向する位置に配置されている。図2の例では、電圧監視ユニット90は、冷却ダクト50よりZ方向上側(軸方向他方側)に配置され、さらに、Z方向(軸方向)において円筒電池10の正極端子11より上側(他方側)の位置で且つカバー部材70の上面(他方側端面)70Aより下側(一方側)の位置に配置されている。電圧監視ユニット90については、例えば図6に示すように、カバー部材70に設けられたロック機構91に挿し込んで固定することが可能である。また、例えば図7に示すように、カバー部材70に設けられた爪92により電圧監視ユニット90を固定することも可能である。
各電池モジュール100における電池グループ1A〜1Dの電圧を1つの電子制御ユニットで集中して監視する場合は、各電池モジュール100と電子制御ユニットを接続する配線の数が多くなり、部品点数が増加するとともに、各配線の通るスペースを確保すると体格が大きくなる。これに対して本実施形態では、Y方向に隣り合う電池モジュール対100−1,100−2毎に電圧監視ユニット90を設け、各電圧監視ユニット90とメイン電子制御ユニットを接続するサテライト型監視とすることで、配線の数を少なくすることができる。さらに、本実施形態では、電池モジュール対100−1,100−2間に共有の冷却ダクト50を設けることで形成されるスペースを利用して電圧監視ユニット90を配置することで、電圧監視ユニット90がX方向(長手方向)において電池モジュール対100−1,100−2より外側にはみ出さないように、電圧監視ユニット90の配置スペースの効率化を図ることができる。その結果、蓄電装置のX方向長さの増加を抑制することができ、蓄電装置の体格の大型化を抑制することができる。
また、車両の衝突等によってY方向の大きな外力が電池モジュール100に作用した場合は、脚部5Aを支点としてホルダ5が破断する。これに対して本実施形態では、電圧監視ユニット90を冷却ダクト50に対して上側(ホルダ5と反対側)の位置に配置し、電圧監視ユニット90をホルダ5に対してZ方向にずらして配置することで、車両の衝突時等にホルダ5が破断しても、電圧監視ユニット90がホルダ5によって押しつぶされるのを防止することができる。さらに、Y方向において電圧監視ユニット90の外側には各円筒電池10の正極端子11とカバー部材70間の空間81が位置するため、車両の衝突等によってY方向の大きな外力が電池モジュール100に作用しても、電圧監視ユニット90が円筒電池10等によって押しつぶされるのを防止することができる。その結果、車両の衝突時等に、電圧監視ユニット90にかかる衝撃を緩和することができ、電圧監視ユニット90の損傷を防止することができる。
本実施形態では、各円筒電池10の正極端子11(モジュールケース2の上面)とカバー部材70との間に形成される空間81をガスの排出経路として利用することも可能である。その場合は、充放電の際に電池内部で発生するガスを電池外部へ排出するための排出弁を各円筒電池10の正極端子11側に設ける。円筒電池10の内部から排出弁を介して流出したガスは、排出経路(空間81)を通って電池モジュール100の外部へ排出される。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 電池群、1A,1B,1C,1D 電池グループ、2 モジュールケース、5 ホルダ、10 円筒電池、11 正極端子、12 負極端子、21,31 開口部、32 スリット、41,42 側壁、50 冷却ダクト、51−1,51−2 上壁部、52−1,52−2 下壁部、60,70 カバー部材、61A,61B,61C,61D 正極バスバー、62A,62B,62C,62D 負極バスバー、71 総マイナス端子、72 総プラス端子、73,74,75 接続バスバー、81,82 空間、90 電圧監視ユニット、91 ロック機構、92 爪、100(100−1,100−2) 電池モジュール、110 ブラケット。

Claims (4)

  1. 複数の円筒電池が内部に収容された電池モジュールを複数備える蓄電装置であって、
    各電池モジュールにおいては、各円筒電池の軸方向が電池モジュールの長手方向と垂直になる状態で複数の円筒電池が収容され、
    電池モジュールの対が前記軸方向及び前記長手方向と垂直方向に隣り合う状態で配置され、該電池モジュールの対の内部に冷却風を導入するための冷却ダクトが該電池モジュールの対の間に設けられ、
    前記電池モジュールの対における円筒電池の電圧を監視するための電圧監視ユニットが、前記軸方向において冷却ダクトと対向する位置に配置されている、蓄電装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    各電池モジュールは、複数の円筒電池を前記軸方向の一方側で保持する保持部材を有し、
    電圧監視ユニットは、冷却ダクトより前記軸方向の他方側に配置されている、蓄電装置。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電装置であって、
    各電池モジュールにおいては、円筒電池より前記軸方向の他方側にカバー部材が設けられ、
    電圧監視ユニットは、前記軸方向において円筒電池より他方側の位置で且つカバー部材の他方側端面より一方側の位置に配置されている、蓄電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の蓄電装置であって、
    前記電池モジュールの対が前記軸方向に複数段積み重ねられている、蓄電装置。
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