JP2016162228A - 多言語食事ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】海外からの観光客が気兼ねなく所望の飲食店に行くことを可能する、多言語食事ナビゲーションシステムを比較的低コストで提供する。【解決手段】情報提供サーバー1は、多言語で記述された料理説明データをデータベースサーバー2で管理し、携帯端末装置5から指定された料理及び言語情報に対応する言語で記述された料理説明データをデータベースサーバー2から読み出して携帯端末装置5へ送信する。携帯端末装置5は、アプリケーションプログラムに従って、ユーザー言語を示す言語情報及びユーザー操作で指定された料理の料理説明データを情報提供サーバー1から受信する。受信した料理説明データに基づきユーザー言語の料理説明を表示し、その料理説明が表示された料理を注文するための可視コードを表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、多言語食事ナビゲーションシステムに関するものである。
あるシステム(以下、第1のシステムという)では、ユーザーが、飲食店の店舗情報および商品情報を有する店舗データベースを使用して、商品情報を検索可能としている(例えば特許文献1参照)。
また、別のシステム(以下、第2のシステムという)では、1つの料理に対して、料理写真と、複数の言語で表記された料理名とをデータベースで管理し、オーダー端末において、いずれかの言語で入力された料理名に対応する料理写真を表示し、ユーザーにより選択された料理写真に対応する料理のオーダーをオーダー端末からオーダー受付端末へ無線通信で送信している(例えば特許文献2参照)。
近年、海外からの観光客が増加している。海外からの観光客は、国内に一時的に滞在しているに過ぎないため、そのような海外からの観光客にとっては、日本語のように特殊な言語で、所望の飲食店や料理を探したり飲食店で料理を注文したりするのは、困難である。
仮に上述の第1システムを多言語化したとしても、所望の飲食店を探すことが可能にはなるが、その飲食店での料理の注文の仕方がわからないため、多くの海外からの観光客は、所望の飲食店に行くことを断念してしまうことが予想される。
特に、券売機で食券を購入し店舗従業員に提示して注文を行うような飲食店の場合、券売機における各料理に対応するボタンには通常日本語でのみ料理名が表示されているため、海外からの観光客が券売機で食券を購入するのは困難である。
券売機の各ボタンに、日本語、英語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、タイ語などといった様々な言語で料理名を表示することはスペース的に困難である。また、とんこつラーメンなどといった日本独特の料理を狭いスペースにおいて海外からの観光客が即座に理解できるように外国語で表示することは一層困難である。
また、上述の第2システムでは、ユーザーが料理名を入力する必要があるため、海外からの観光客は、所望の料理の、自国の言語での名称を予め把握しておく必要がある。しかし、海外からの観光客の母国において所望の料理が有名ではない場合、所望の料理の料理名が正確にわからないことがある。また、上述の第2システムでは、無線通信で、ユーザーの操作するオーダー端末からオーダー受付端末へオーダーを送信しているため、予め、オーダー端末とオーダー受付端末との間で無線通信が可能なようにオーダー端末およびオーダー受付端末のセットアップ(ネットワーク設定など)を行っておく必要があり、オーダー端末として、スマートフォンなどといったユーザーの所持する携帯端末装置を利用することが困難であるため、このシステムの導入には多くのコストがかかる。
さらに、上述のシステムでは、海外からの観光客が、初めてある料理を知ったときに、興味はあるが、料理名もどのような料理(材料や味など)もわからない場合、結局、注文しないということになってしまっている。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、海外からの観光客が気兼ねなく所望の飲食店に行くことを可能にし、かつ比較的低コストで導入が可能な多言語食事ナビゲーションシステムを得ることを目的とする。
本発明に係る多言語食事ナビゲーションシステムは、ユーザーの携帯端末装置にアプリケーションプログラムを提供するアプリケーション提供サーバーと、アプリケーションプログラムを実行中の携帯端末装置と通信する情報提供サーバーと、料理を提供する店舗に設置され可視コードリーダーを備える券売機とを備える。そして、情報提供サーバーは、(a)少なくとも、多言語で記述された料理説明データをデータベースで管理し、(b)ユーザーの操作に基づく携帯端末装置からの要求によって指定された料理に対応する料理説明データのうち、アプリケーションプログラムを実行中の携帯端末装置から送信されてくる言語情報に対応する言語で記述された料理説明データをデータベースから読み出して携帯端末装置へ送信する。上述のアプリケーションプログラムは、携帯端末装置内のコンピューターに、(c)ユーザーの使用言語を示す言語情報を情報提供サーバーへ送信するステップと、(d)ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバーへ送信するステップと、(e)その言語情報に対応する言語で記述された料理説明データを情報提供サーバーから受信し、その料理説明データに基づく料理説明を表示するステップとを実行する。さらに、上述のアプリケーションプログラムは、(f1)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための可視コードを、その料理が提供される店舗の券売機により読み取り可能な状態で、携帯端末装置の表示装置に表示するステップを実行させる。その場合、券売機は、その可視コードを読み取り、その可視コードをデコードして料理の注文を特定し、特定した料理の注文のための食券を発行する。あるいは、上述のアプリケーションプログラムは、(f2)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための券売機に対する操作を示す操作説明画像を、携帯端末装置の表示装置に表示するステップを実行させる。
本発明に係るアプリケーションプログラムは、携帯端末装置内のコンピューターに、(a)携帯端末装置のユーザーの使用言語を示す言語情報を情報提供サーバーへ送信するステップと、(b)ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバーへ送信するステップと、(c)その言語情報に対応する言語で記述された料理説明データを情報提供サーバーから受信し、その料理説明データに基づく料理説明を表示するステップとを実行させる。さらに、このアプリケーションプログラムは、(d1)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための可視コードを、その料理が提供される店舗において読み取り可能な状態で、表示装置に表示するステップを実行させる。あるいは、このアプリケーションプログラムは、携帯端末装置内のコンピューターに、(d2)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための券売機に対する操作を示す操作説明画像を、携帯端末装置の表示装置に表示するステップを実行させる。
本発明によれば、海外からの観光客が気兼ねなく所望の飲食店に行くことを可能する多言語食事ナビゲーションシステムを比較的低コストで導入することができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る多言語食事ナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すシステムでは、情報提供サーバー1は、データベースサーバー2を使用して多言語食事ナビゲーションのための各種データを管理している。情報提供サーバー1は、インターネットなどのネットワーク3に接続されている。また、アプリケーション提供サーバー4は、多言語食事ナビゲーションのためのアプリケーションプログラムをユーザーの所持する携帯端末装置5に提供する。携帯端末装置5は、公衆無線LAN(Local Area Network)、携帯電話網などの無線通信でネットワーク3に接続可能な、ユーザーの所有し所持するスマートフォンなどの装置である。なお、図1では、携帯端末装置5が1台のみ描かれているが、複数のユーザーが存在する場合、複数のユーザーがそれぞれ携帯端末装置5を所持している。
携帯端末装置5は、アプリケーション提供サーバー4から、そのアプリケーションプログラムをダウンロードし、そのアプリケーションプログラムを従って、多言語食事ナビゲーションに必要なデータの要求を情報提供サーバー1へ送信し、情報提供サーバー1は、多言語食事ナビゲーションに関し、ユーザーの携帯端末装置5からアプリケーションプログラムによって送信された要求に対する応答に必要なデータをデータベースサーバー2から読み出し、その応答を生成し送信する。そして、多言語食事ナビゲーションによってユーザーが注文する料理が決定すると、携帯端末装置5は、その料理の食券を、その料理を提供する店舗の券売機6で発行させるための情報を表示装置に表示する。実施の形態1では、このとき、携帯端末装置5は、その料理に対応する可視コード(バーコード、QRコード(登録商標)などの2次元コードなど)を表示装置に表示し、券売機6は、可視コードリーダーでその可視コードを読み取りデコードして、注文された料理を特定し、特定した料理の食券を発行する。
なお、実施の形態1における券売機6は、上述の可視コードリーダーの他、通常の券売機のように、店舗料理ごとに、その店舗料理の食券を発行させるためのボタンを備えている。これにより、観光客ではなく、国内に居住するような日本語を理解できるユーザーが、通常の券売機に対する操作と同様の操作で食券を発行させることができる。
ここで、当該システム内の各装置の構成について説明する。
図2は、図1における情報提供サーバー1の構成を示すブロック図である。図3は、図1におけるデータベースサーバー2の構成を示すブロック図である。
図2に示す情報提供サーバー1は、多言語食事ナビゲーションに関する通信をユーザーの携帯端末装置5との間で行うフロントエンドサーバーである。情報提供サーバー1は、記憶装置11、ネットワークインターフェイス12、および演算処理装置13を有する。
記憶装置11は、プログラムやデータを記憶する装置である。記憶装置11には、不揮発性半導体メモリー、ハードディスクドライブなどが使用される。ネットワークインターフェイス12は、ネットワーク3に接続され、ネットワーク3に接続された他の機器(携帯端末装置5など)とデータ通信を行う。
演算処理装置13は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターを備える。演算処理装置13において、CPUが、ROMや記憶装置11に記憶されているプログラムをRAMにロードして実行することで各種処理部を実現する。この演算処理装置13では、通信処理部21、ユーザー言語特定部22、および検索処理部23が実現される。
また、図3に示すデータベースサーバー2は、情報提供サーバー1によってデータベースとして使用されるバックエンドサーバーである。データベースサーバー2は、記憶装置31、ネットワークインターフェイス32、および演算処理装置33を有する。
記憶装置31は、プログラムやデータを記憶する装置である。記憶装置31には、不揮発性半導体メモリー、ハードディスクドライブなどが使用される。記憶装置31には、データベース内のデータとして、複数の言語のそれぞれについての料理リストデータ41、複数の言語のそれぞれについての料理説明データ42、複数の言語のそれぞれについての店舗リストデータ43、および複数の店舗のそれぞれについての店舗データ44が格納されている。
料理リストデータ41は、所定の一般的な複数の料理(つまり一般的な料理分類)のそれぞれについての、料理ID、料理画像データ、および料理名データを含んでいる。なお、料理に対してサブ分類がある場合、その料理の料理IDに関連付けて、サブ分類についての料理リストデータ41が別に設けられる。例えば「ラーメン」という料理に対して、「醤油らーめん」、「味噌ラーメン」および「とんこつラーメン」などといったサブ分類の料理リストデータ41が設けられる。
料理説明データ42は、所定の一般的な複数の料理のそれぞれについての、料理の材料(食材、調味料など)、料理の調理方法、料理の食べ方、および料理の食べる際の注意事項の少なくとも1つを示す画像データまたはテキストデータを含む。各料理の料理説明データ42は、料理リストデータ41に含まれるその料理の料理IDに関連付けられている。
店舗リストデータ43は、多言語食事ナビゲーションシステムに登録されている店舗のそれぞれについて、店舗ID、店舗名データ、および提供する料理のカテゴリーを示すカテゴリーデータを含む。
また、店舗データ44は、複数の言語のそれぞれについての店舗属性データ51、複数の言語のそれぞれについての料理リストデータ52、および複数の言語のそれぞれについての店舗料理説明データ53を含む。なお、店舗料理説明データ53は、店舗によっては、店舗データ44に含まれていなくてもよい。各店舗の店舗データ44は、店舗リストデータ43に含まれるその店舗の店舗IDに関連付けられている。
店舗属性データ51は、店舗の詳細情報を含む。店舗の詳細情報は、住所、電話番号、案内地図、店内の写真、営業時間、店舗の説明(店舗の特徴などの説明)などを含む。
店舗料理リストデータ52は、店舗で提供される料理のそれぞれについて、店舗料理ID、料理ID、料理名データ、およびその料理の価格を示す価格データを含んでいる。なお、店舗料理リストデータ52に含まれる料理IDは、その料理が属する、料理リストデータ41内の料理(つまり、料理分類)の料理IDである。例えば、店舗料理として、店舗固有のラーメンがある場合、店舗料理リストデータ52に含まれる料理IDは、料理リストデータ41におけるラーメンの料理IDとされる。
店舗料理説明データ53は、店舗で提供される複数の料理のそれぞれについての、料理の材料(食材、調味料など)、料理の調理方法、料理の食べ方、および料理の食べる際の注意事項の少なくとも1つを示す画像データまたはテキストデータを含む。各料理の店舗料理説明データ53は、料理リストデータ52に含まれるその料理の店舗料理IDに関連付けられている。
なお、複数の言語のそれぞれについて用意されている料理説明データ42,53は、ある言語から他の言語へ単に翻訳したものではなく、各言語のネイティブが理解可能なように互いに異なる内容を有するようにしてもよい。
これらのデータが用意される複数の言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、アラビア語、ロシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語などの所定の数の主要言語である。この複数の言語は、過去の観光客の国籍の統計に基づいて特定される、観光客数が多い国籍の所定の数の公用語としてもよい。
また、データベースサーバー2におけるネットワークインターフェイス32は、図示せぬLANなどを介して、情報提供サーバー1とデータ通信を行う。
演算処理装置33は、例えばCPU、ROM、RAMなどを有するコンピューターを備える。演算処理装置33において、CPUが、ROMや記憶装置31に記憶されているプログラムをRAMにロードして実行することで各種処理部を実現する。この演算処理装置33では、サービス実行部61が実現される。サービス実行部61は、情報提供サーバー1からの要求に応じて、記憶装置31内に構築されている上述のデータベースに対するデータベース操作(レコードの追加、検索、読み出しなど)を行う。
そして、情報提供サーバー1における各処理部は、以下の機能を有する。
通信処理部21は、ネットワークインターフェイス12を使用して携帯端末装置5と通信を行い、携帯端末装置5からの要求などの受信、その要求に対する応答の送信などを行う。
ユーザー言語特定部22は、通信処理部21により受信された携帯端末装置5からの言語情報に基づいて、情報提供サーバー1でサービス提供可能な上述の複数の言語のいずれかを選択し、選択した言語をユーザー言語として特定する。
例えば、受信された言語情報が示す言語が、上述の複数の言語に含まれている場合、その言語が、ユーザー言語として特定される。例えば、受信された言語情報が示す言語が、上述の複数の言語に含まれていない場合、上述の複数の言語のうちの英語などの所定のデフォルト言語を、ユーザー言語として特定するようにしてもよい。
検索処理部23は、通信処理部21により受信された、携帯端末装置5からの要求に従って、ユーザー言語特定部22により特定されたユーザー言語を指定してデータベースサーバー2に対して検索要求を送信し、その検索要求に対応する検索結果を受信し、その検索結果に基づいて応答を生成し送信する。
また、図4は、図1における携帯端末装置5の構成を示すブロック図である。
携帯端末装置5は、無線通信装置71、表示装置72、入力装置73、撮像装置74、記憶装置75、および演算処理装置76を備える。
無線通信装置71は、携帯電話網に接続可能なインターフェイス回路であって、携帯電話網を介してネットワーク3に接続し、ネットワーク3に接続されている他の装置(情報提供サーバー1など)との間でデータ通信を行う。
表示装置72は、携帯端末装置5の筐体に配置されている液晶ディスプレイなどの装置であって、各種画面をユーザーに対して表示する。入力装置73は、表示装置72上に配置されたタッチパネルなどの装置であって、ユーザー操作を検出する装置である。撮像装置74は、図示せぬ撮像素子および光学系を有し、被写体の画像を光学的に撮像し、その画像の画像データを生成する。
記憶装置75は、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置であり、プログラムおよびデータを記憶している。記憶装置75は、アプリケーションプログラム81および言語設定データ82を記憶する。アプリケーションプログラム81は、アプリケーション提供サーバー4から携帯端末装置5にダウンロードされインストールされる。言語設定データ82は、例えばインストール時などにユーザーにより指定された言語(つまり、ユーザーが理解できる言語、例えば母国語)を示すデータである。
演算処理装置76は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピューターであって、記憶装置75やROMからRAMにプログラムをロードして実行して、各種処理部を形成する。演算処理装置76において、アプリケーションプログラム81が実行されることにより、アプリケーション91が実現される。アプリケーション91は、無線通信装置71を使用して、ネットワーク3を介して情報提供サーバー1のサービス処理部61と通信する。
具体的には、アプリケーション91は、(a)携帯端末装置5のユーザーの使用言語を示す言語情報を情報提供サーバー1へ送信し、(b)ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバー1へ送信し、(c)その言語情報に対応する言語で記述された料理説明データ(料理説明データ42および店舗料理説明データ53)を情報提供サーバー1から受信し、受信した料理説明データに基づく料理説明を表示装置72に表示し、(d)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための可視コードを、料理が提供される店舗において読み取り可能な状態で、表示装置72に表示する。
例えば、可視コードは、注文すべき料理の料理IDをエンコードして生成される。その際、ユーザーが注文すべき料理の数量を入力し、注文すべき料理の数量を含めて可視コードにエンコードしてもよい。また、その際、注文すべき料理が複数指定された場合には、注文すべき複数の料理の料理IDの配列を可視コードにエンコードしてもよい。
次に、上記システムによる多言語食事ナビゲーションについて説明する。図5、図6および図7は、実施の形態1における多言語食事ナビゲーションについて説明するシーケンス図である。
まず、ユーザーは携帯端末装置5を操作してウェブブラウザーなどでアプリケーション提供サーバー4にアクセスし、アプリケーションプログラム81をダウンロードし携帯端末装置5にインストールする(ステップS1)。その際、アプリケーションプログラム81が、記憶装置75に記憶され、ユーザーがユーザー言語を入力すると、そのユーザー言語を示す言語設定データ82が記憶装置75に記憶される(ステップS2)。
その後、ユーザーが携帯端末装置5の入力装置73に対して所定の操作を行うと、演算処理装置76は、アプリケーションプログラム81の実行を開始し、アプリケーション91を起動する(ステップS3)。
アプリケーション91は、起動すると、操作画面を表示装置72に表示する。ユーザーが、入力装置73を使用して、その操作画面に対して所定の操作を行うと、アプリケーション91は、言語設定データ82に登録されているユーザー言語を示す言語情報とともに、料理リスト要求を、無線通信装置71を使用して情報提供サーバー1に送信する(ステップS4)。なお、情報提供サーバー1のネットワーク識別子(IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Universal Resource Locator)など)が予めアプリケーションプログラム81に記述されており、そのネットワーク識別子を宛先として料理リスト要求が言語情報とともに送信される。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が料理リスト要求と言語情報を受信すると、ユーザー言語特定部22は、受信された言語情報からユーザー言語を特定し(ステップS5)、検索処理部23は、特定された言語の料理リストデータ41をデータベースサーバー2から読み出し(ステップS6)、通信処理部21は、料理リスト要求の応答としてその料理リストデータ41を携帯端末装置5へ送信する(ステップS7)。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その料理リストデータ41を受信し、受信した料理リストデータ41に基づく料理リストを表示装置72に表示する(ステップS8)。これにより、ユーザー言語での料理リストが表示される。
図8は、図1における携帯端末装置5において表示される料理リストの一例を示す図である。図8に示す料理リストでは、料理リストデータ41に含まれている各料理IDについて、料理画像(写真またはイラスト)101、料理名102、料理説明キー103、料理選択キー104、およびサブメニューキー105が表示される。
なお、図8に示す料理リストでは、ラーメン、牛丼、カレーライス、そばという4つの料理について、料理画像101、料理名102、料理説明キー103、料理選択キー104、およびサブメニューキー105がそれぞれ表示されている。また、図8では、料理名102は日本語で表示されているが、ユーザー言語が外国語である場合には、その外国語で記述された料理名102とされる。
料理説明キー103は、その料理の料理説明を表示するためのソフトキーである。料理選択キー104は、その料理を選択するためのソフトキーである。サブメニューキー105は、上述のサブ分類の料理リストを表示するためのソフトキーである。
ユーザーは、料理リスト内の所望の料理についての料理説明を見たい場合、料理説明キー103を押下する。携帯端末装置5では、アプリケーション91が、入力装置73で、この操作(料理説明要求操作)を検出し、この操作が検出された料理説明キー103に対応する料理についての料理説明要求を、上述の言語情報とともに情報提供サーバー1へ送信する(ステップS10)。料理説明要求では、料理IDによって、料理説明を要求する料理が指定される。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が料理説明要求と言語情報を受信すると、ユーザー言語特定部22は、受信された言語情報からユーザー言語を特定し(ステップS11)、検索処理部23は、特定された言語の料理説明データ42をデータベースサーバー2から読み出し(ステップS12)、通信処理部21は、料理説明要求の応答としてその料理説明データ41を携帯端末装置5へ送信する(ステップS13)。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その料理説明データ41を受信し、受信した料理説明データ41に基づく料理説明を表示装置72に表示する(ステップS14)。これにより、ユーザー言語での料理説明が表示される。
図9は、図1における携帯端末装置5において表示される料理説明の一例を示す図である。図9に示す料理説明は、図8に示す料理リスト内のラーメンについての料理説明の一例である。図9に示す料理説明には、料理の写真画像111、料理の調理方法を示すテキスト112、料理の食べ方を示すテキスト113、および料理を食べる際の注意を示すテキスト114が含まれている。なお、図9では、テキスト112〜114は、日本語で記述されているが、ユーザー言語が外国語である場合には、その外国語で記述される。
このように、ユーザーが、料理リスト内の料理画像を参考にして、ユーザー言語での所望の料理についての料理説明を見ることができる。なお、料理リスト内の別の料理の料理説明を見たい場合、別の料理の料理説明キー103を押下することで、同様に、その別の料理の料理説明が表示される。
また、ユーザーは、料理リスト内の所望の料理についてのサブ分類を表示させたい場合、サブメニューキー105を押下する。携帯端末装置5では、アプリケーション91が、入力装置73で、この操作(サブメニュー要求操作)を検出し、この操作が検出されたサブメニューキー105に対応する料理についてのサブ分類のリストを表示装置72に表示する。例えば「ラーメン」という料理に対して、「醤油らーめん」、「味噌ラーメン」および「とんこつラーメン」などといったサブ分類のリストが表示される。このリストにおいても、図8に示すリストと同様に、各料理に対して、料理画像(写真またはイラスト)、料理名、料理説明キー、および料理選択キーが表示される。
ユーザーは、料理説明キー103を押下して、所望の料理についての料理説明を見た後、その料理を、店舗検索の検索キーに指定したい場合には、その料理についての料理選択キー104を押下する。携帯端末装置5では、アプリケーション91が、入力装置73で、この操作(料理指定操作)を検出し、この操作が検出された料理選択キー104に対応する料理を選択し(ステップS15)、選択した料理を提供する店舗のリストを要求する店舗リスト要求を、上述の言語情報とともに情報提供サーバー1へ送信する(ステップS21)。店舗リスト要求では、料理IDによって、料理が指定される。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が店舗リスト要求と言語情報を受信すると、ユーザー言語特定部22は、受信された言語情報からユーザー言語を特定し(ステップS22)、検索処理部23は、データベースサーバー2において、特定されたユーザー言語の店舗リストデータにおいて、店舗リスト要求において指定されている料理を検索キーとして店舗を検索し、ヒットした店舗のデータを店舗リストデータから読み出して、ヒットした店舗が含まれている店舗リストデータを取得し(ステップS23)、通信処理部21は、店舗リスト要求の応答としてその店舗リストデータを携帯端末装置5へ送信する(ステップS24)。
なお、店舗リスト要求に、携帯端末装置5の現在位置情報を含め、検索処理部23は、その現在位置情報が示す位置を基準とした所定範囲のエリア内の店舗のみをフィルタリングによって選択し、上述の店舗リストデータに含めるようにしてもよい。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その店舗リストデータを受信し、受信した店舗リストデータに基づく店舗リストを表示装置72に表示する(ステップS25)。このとき、店舗リストは、グーグルマップなどを利用して、地図においてアイコンで店舗を示す形式でもよい。
ユーザーは、その店舗リストから、所望の店舗を選択する操作を携帯端末装置5に対して行う。携帯端末装置5では、アプリケーション91が、入力装置73で、この操作を検出し、この操作が検出された店舗を選択し(ステップS26)、選択した店舗についての店舗料理リスト要求を、上述の言語情報とともに情報提供サーバー1へ送信する(ステップS27)。店舗料理リスト要求には、上述のように指定された料理の料理IDおよび選択された店舗の店舗IDが含まれている。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が店舗料理リスト要求と言語情報を受信すると、ユーザー言語特定部22は、受信された言語情報からユーザー言語を特定し(ステップS28)、検索処理部23は、店舗料理リスト要求により指定された店舗の店舗データ44における、特定された言語の店舗料理リストデータ52をデータベースサーバー2から読み出し(ステップS29)、通信処理部21は、店舗料理リスト要求の応答としてその店舗料理リストデータ52を携帯端末装置5へ送信する(ステップS30)。なお、このとき、店舗料理リスト要求により指定された料理IDの料理以外の料理については、店舗料理リストデータ52から除外するようにしてもよい。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その店舗料理リストデータ52を受信し、受信した店舗料理リストデータ52に基づく店舗料理リストを表示装置72に表示する(ステップS31)。これにより、ユーザー言語での店舗料理リストが表示され、ユーザーは、所望の料理分類について指定した店舗で提供されている料理を知ることができる。
店舗料理リストでは、例えば図8に示す料理リストと同様の形態で、各店舗料理に対して、店舗料理画像(写真)、店舗料理名、価格、店舗料理説明キーなどが表示される。
そして、ユーザーは、店舗料理リスト内の所望の店舗料理についての料理説明を見たい場合、その店舗料理説明キーを押下する。携帯端末装置5では、アプリケーション91が、入力装置73で、この操作(店舗料理説明要求操作)を検出し、この操作が検出された店舗料理説明キーに対応する店舗料理についての店舗料理説明要求を、上述の言語情報とともに情報提供サーバー1へ送信する(ステップS33)。店舗料理説明要求では、店舗料理IDによって、店舗料理が指定される。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が店舗料理説明要求と言語情報を受信すると、ユーザー言語特定部22は、受信された言語情報からユーザー言語を特定し(ステップS34)、検索処理部23は、特定された言語の店舗料理説明データ53をデータベースサーバー2から読み出し(ステップS35)、通信処理部21は、店舗料理説明要求の応答としてその店舗料理説明データ53を携帯端末装置5へ送信する(ステップS36)。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その店舗料理説明データ53を受信し、受信した店舗料理説明データ53に基づく料理説明を表示装置72に表示する(ステップS37)。これにより、ユーザーにより選択された店舗料理について、ユーザー言語での料理説明が表示される。
図10は、図1における携帯端末装置5において表示される店舗料理の料理説明の一例を示す図である。図10に示す料理説明には、店舗料理の写真画像121が含まれており、また、店舗料理名122が価格とともに含まれており、さらに、上述の料理説明キー103と同様の料理説明キー123が含まれている。この料理説明キー123は、この店舗料理が属する料理(ここでは味噌ラーメン)についての料理説明を表示するためのソフトキーである。さらに、図10に示す料理説明には、料理の材料、調理方法、材料などを示すテキスト124が含まれている。なお、図10では、テキスト124は、日本語で記述されているが、ユーザー言語が外国語である場合には、その外国語で記述される。
また、図10に示す料理説明とともに、この店舗料理を、カート(電子商取引のショッピングカート)に入れるための選択キー125およびこの店舗料理をブックマークするためのブックマークキー126が表示されている。
ユーザーは、この店舗料理を注文したい(つまり、食券を発行させたい)場合には、まず、選択キー125を押下し、カートにこの店舗料理を入れる。その際、この店舗料理の数量を指定できるようにしてもよい。アプリケーション91は、入力装置73で、この操作を検出し、この店舗料理を選択する(ステップS38)。
その後、ユーザーは、カート内の店舗料理を注文するための操作を携帯端末装置5に対して行うと、アプリケーション91は、カート内の1または複数の店舗料理(つまり、選択した店舗料理)を特定し、特定した1または複数の店舗料理を注文するための1つの可視コードを生成し、表示装置72に表示する(ステップS39)。
図11は、図1における携帯端末装置5において表示される可視コードの一例を示す図である。図11に示すように、可視コード131(ここでは、QRコード(登録商標))が表示される。
そして、ユーザーが可視コード131を表示している携帯端末装置5を券売機6にかざすと、券売機6は、可視コードリーダーで、この可視コード131を検出し(ステップS40)、検出した可視コード131をデコードして、注文された1または複数の店舗料理を特定し(ステップS41)、特定した1または複数の店舗料理についての食券を発行する(ステップS42)。
その際、店舗料理の代金の決済については、ユーザーが現金を券売機6に投入して行うようにしてもよいし、携帯端末装置5のアプリケーション91が、ユーザーのクレジットカード番号などに基づきオンライン決済を行うようにしてもよい。オンライン決済の場合、決済要求が可視コード131に含まれる。そして、券売機6は、その決済要求に基づく決済の完了を(アプリケーション提供サーバー4、図示せぬ決済サーバーなどで)確認した後に食券を発行する。
以上のように、上記実施の形態1によれば、情報提供サーバー1は、(a)少なくとも、多言語で記述された料理説明データ(料理説明データ42および店舗料理説明データ53)をデータベースサーバー2で管理し、(b)ユーザーの操作に基づく携帯端末装置5からの要求によって指定された料理に対応する料理説明データのうち、アプリケーションプログラム81を実行中の携帯端末装置5から送信されてくる言語情報に対応する言語で記述された料理説明データをデータベースサーバー2から読み出して携帯端末装置5へ送信する。上述のアプリケーションプログラム81は、携帯端末装置5内の演算処理装置76に、(c)ユーザーの使用言語を示す言語情報を情報提供サーバー1へ送信するステップと、(d)ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバー1へ送信するステップと、(e)その言語情報に対応する言語で記述された料理説明データを情報提供サーバー1から受信し、その料理説明データに基づく料理説明を表示するステップとを実行する。さらに、上述のアプリケーションプログラム81は、演算処理装置76に、(f1)その料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための可視コードを、その料理が提供される店舗の券売機6により読み取り可能な状態で、携帯端末装置5の表示装置72に表示するステップを実行させる。その場合、券売機6は、その可視コードを読み取り、その可視コードをデコードして料理の注文を特定し、特定した料理の注文のための食券を発行する。
これにより、海外からの観光客は、自国にない未知の料理について料理説明でどのような料理かを知ることができるとともに、そのような料理を料理説明で知った後にただちに食券を購入することができる。また、ユーザーが使用する携帯端末装置5は、アプリケーションプログラム81が実行可能な汎用の端末装置(スマートフォンなど)でよく、また、券売機6に可視コードリーダーなどを設けるだけでよいため、比較的低コストでこのシステムを導入することができる。
したがって、海外からの観光客が気兼ねなく所望の飲食店に行くことを可能にするシステムを比較的低コストで導入することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る多言語食事ナビゲーションシステムでは、可視コード131を表示する代わりに、券売機に対する操作を示す操作説明画像が、携帯端末装置5において表示される。実施の形態2に係る多言語食事ナビゲーションシステムの基本的な構成および動作については実施の形態1と同様であるが、以下の点で異なる。
実施の形態2では、店舗データ44が、各店舗料理について、店舗料理を注文するために行うその店舗の券売機6に対する操作を示す操作説明画像データを含んでいる。そして、携帯端末装置5のアプリケーション91は、店舗料理を選択すると(ステップS38)、選択した店舗料理についての操作説明画像要求を情報提供サーバー1に送信する。操作説明画像要求では、店舗料理IDによって店舗料理が指定されている。
情報提供サーバー1では、通信処理部21が操作説明画像要求を受信すると、検索処理部23は、操作説明画像要求により指定された店舗料理の操作説明画像データをデータベースサーバー2から読み出し、通信処理部21は、操作説明画像要求の応答としてその操作説明画像データを携帯端末装置5へ送信する。
携帯端末装置5では、アプリケーション91が、無線通信装置71を使用して、その操作説明画像データを受信し、受信した操作説明画像データ41に基づく操作説明画像を表示装置72に表示する。これにより、ユーザーは、所望の店舗料理の食券を券売機6に発行させることができる。
例えば、券売機6は、店舗で提供する複数の料理に対応して、料理を注文しその料理の食券を発行するための複数のボタンを備える。そして、上述の操作説明画像は、その複数のボタンのレイアウトを示すとともに、その複数のボタンのうちの、料理説明が表示された店舗料理に対応するボタンを示す。この画像から、ユーザーは、券売機6において、押すべきボタンを特定し、現金を投入し、そのボタンを押下して、所望の店舗料理の食券を発行させることができる。操作説明画像データは、店舗ごとに異なるので、店舗ごとにボタンのレイアウトが異なっていても問題ない。
以上のように、上記実施の形態2によれば、携帯端末装置5において、アプリケーションプログラム81は、演算処理装置76に、(f2)受信した料理説明データに基づく料理説明が表示された料理を注文するための券売機6に対する操作を示す操作説明画像を、表示装置72に表示するステップを実行させる。
これにより、券売機6が可視コードリーダーを備えている必要がないので、より低コストでこのシステムを導入することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、店舗に備え付けられている紙媒体などの物理的な店舗料理リスト(いわゆるメニュー)における各店舗料理について、店舗料理の記載(店舗料理名、価格など)とともに固有の可視コードやAR(Augmented Reality)マーカーを付しておき、ユーザーが携帯端末装置5の撮像装置74を店舗料理リストに向けた際に、店舗料理リストにおける店舗料理の可視コードやARマーカーが撮像装置74の視野内に入ると、アプリケーション91は、その可視コードやARマーカーを検出し、検出した可視コードやARマーカーをデコードして、デコードしたデータ(例えば店舗料理ID)から特定される店舗料理についての、ユーザー言語の店舗料理説明データ53を、実施の形態1,2と同様の方法で情報提供サーバー1から取得し、その店舗料理説明データ53に基づき料理説明を(例えば図10に示すように)表示装置72に表示する。
なお、この場合、店舗に備え付けられている紙媒体などの店舗料理リストに店舗料理の写真がある場合には、店舗料理についての上述の料理説明には、写真を含めないようにしてもよい。また、AR技術で、撮像装置74による撮影画像内の店舗料理の記載に重畳して、あるいは店舗料理の記載に隣接するようにして、撮影画像とともに、料理説明を表示するようにしてもよい。
なお、実施の形態3に係る多言語食事ナビゲーションシステムのその他な構成および動作については実施の形態1または2と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態3によれば、ユーザーは、店舗に備え付けられている紙媒体などの店舗料理リスト(いわゆるメニュー)から店舗料理を直接的にかつただちに選択できる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態1〜3における飲食店の店舗には、同一企業、同一グループなどの店舗に限らず、複数の企業、複数のグループの店舗を含めることができる。
また、上記実施の形態1〜3における料理説明料理説明に含まれる画像は、静止画でも動画でもよい。動画の場合には、動画データのURLなどを料理説明データ42および店舗料理説明データ53に含め、URLを指定して動作データをダウンロードして再生したりストリーミング再生したりするようにしてもよい。
本発明は、例えば、外国人観光客を集客するためのシステムに適用可能である。
1 情報提供サーバー
4 アプリケーション提供サーバー
5 携帯端末装置
6 券売機
42 料理説明データ
52 店舗料理説明データ(料理説明データの一例)
76 演算処理装置(コンピューターの一例)
81 アプリケーションプログラム
4 アプリケーション提供サーバー
5 携帯端末装置
6 券売機
42 料理説明データ
52 店舗料理説明データ(料理説明データの一例)
76 演算処理装置(コンピューターの一例)
81 アプリケーションプログラム
Claims (6)
- ユーザーの携帯端末装置にアプリケーションプログラムを提供するアプリケーション提供サーバーと、
前記アプリケーションプログラムを実行中の前記携帯端末装置と通信する情報提供サーバーと、
料理を提供する店舗に設置され可視コードリーダーを備える券売機とを備え、
前記情報提供サーバーは、(a)少なくとも、多言語で記述された料理説明データをデータベースで管理し、(b)前記ユーザーの操作に基づく前記携帯端末装置からの要求によって指定された料理に対応する前記料理説明データのうち、前記アプリケーションプログラムを実行中の前記携帯端末装置から送信されてくる言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記データベースから読み出して前記携帯端末装置へ送信し、
前記アプリケーションプログラムは、前記携帯端末装置内のコンピューターに、
(c)前記ユーザーの使用言語を示す言語情報を前記情報提供サーバーへ送信するステップと、
(d)前記ユーザーの操作で指定された料理に対応する前記料理説明データの要求を前記情報提供サーバーへ送信するステップと、
(e)前記言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記情報提供サーバーから受信し、前記料理説明データに基づく料理説明を表示するステップと、
(f)前記料理説明データに基づく料理説明が表示された前記料理を注文するための可視コードを、前記料理が提供される店舗の前記券売機により読み取り可能な状態で、前記携帯端末装置の表示装置に表示するステップとを実行させ、
前記券売機は、前記可視コードを読み取り、前記可視コードをデコードして前記料理の注文を特定し、特定した前記料理の注文のための食券を発行すること、
を特徴とする多言語食事ナビゲーションシステム。 - ユーザーの携帯端末装置にアプリケーションプログラムを提供するアプリケーション提供サーバーと、
前記アプリケーションプログラムを実行中の前記携帯端末装置と通信する情報提供サーバーと、
料理を提供する店舗に設置される券売機とを備え、
前記情報提供サーバーは、(a)少なくとも、多言語で記述された料理説明データをデータベースで管理し、(b)前記ユーザーの操作に基づく前記携帯端末装置からの要求によって指定された料理に対応する前記料理説明データのうち、前記アプリケーションプログラムを実行中の前記携帯端末装置から送信されてくる言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記データベースから読み出して前記携帯端末装置へ送信し、
前記アプリケーションプログラムは、前記携帯端末装置内のコンピューターに、
(c)前記ユーザーの使用言語を示す言語情報を前記情報提供サーバーへ送信するステップと、
(d)前記ユーザーの操作で指定された料理に対応する前記料理説明データの要求を前記情報提供サーバーへ送信するステップと、
(e)前記言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記情報提供サーバーから受信し、前記料理説明データに基づく料理説明を表示するステップと、
(f)前記料理説明データに基づく料理説明が表示された前記料理を注文するための前記券売機に対する操作を示す操作説明画像を、前記携帯端末装置の表示装置に表示するステップとを実行させること、
を特徴とする多言語食事ナビゲーションシステム。 - 前記券売機は、前記店舗で提供する複数の料理に対応する複数のボタンを備え、
前記操作説明画像は、前記複数のボタンのレイアウトを示すとともに、前記複数のボタンのうちの、前記料理説明データに基づく料理説明が表示された前記料理に対応するボタンを示すことを特徴とする請求項2記載の多言語食事ナビゲーションシステム。 - 前記料理説明データは、前記料理の材料、前記料理の調理方法、前記料理の食べ方、および前記料理の食べる際の注意事項の少なくとも1つを示す画像データまたはテキストデータを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の多言語食事ナビゲーションシステム。
- 通信装置および表示装置を備える携帯端末装置用のアプリケーションプログラムにおいて、
前記アプリケーションプログラムは、前記携帯端末装置内のコンピューターに、
(a)前記携帯端末装置のユーザーの使用言語を示す言語情報を所定の情報提供サーバーへ送信するステップと、
(b)前記ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバーへ送信するステップと、
(c)前記言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記情報提供サーバーから受信し、前記料理説明データに基づく料理説明を表示するステップと、
(d)前記料理説明データに基づく料理説明が表示された前記料理を注文するための可視コードを、前記料理が提供される店舗において読み取り可能な状態で、前記表示装置に表示するステップと、
を実行させることを特徴とするアプリケーションプログラム。 - 通信装置および表示装置を備える携帯端末装置用のアプリケーションプログラムにおいて、
前記アプリケーションプログラムは、前記携帯端末装置内のコンピューターに、
(a)前記携帯端末装置のユーザーの使用言語を示す言語情報を所定の情報提供サーバーへ送信するステップと、
(b)前記ユーザーの操作で指定された料理に対応する料理説明データの要求を情報提供サーバーへ送信するステップと、
(c)前記言語情報に対応する言語で記述された前記料理説明データを前記情報提供サーバーから受信し、前記料理説明データに基づく料理説明を表示するステップと、
(d)前記料理説明データに基づく料理説明が表示された前記料理を注文するための券売機に対する操作を示す操作説明画像を、前記携帯端末装置の表示装置に表示するステップと、
を実行させることを特徴とするアプリケーションプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015040706A JP2016162228A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 多言語食事ナビゲーションシステム |
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