JP2016161649A - 光学系及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題を解決するため、物体側から順に、第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、第1レンズ群G1及び第3レンズ群G3を光軸方向に固定し、第2レンズ群G2を光軸方向に移動させることで無限遠物体から有限距離物体への合焦を行い、所定の条件を満足させた光学系とする。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明の課題は、小型の撮像システムに好適な小型、高性能、且つ、大口径の光学系及び撮像装置を提供することにある。
νd2n < 50.0 ・・・(2)
R1:前記第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの物体側の面の曲率半径
R2:前記第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの像側の面の曲率半径
νd2n: 当該負の屈折力を有するレンズのd線におけるアッベ数
である。
1−1.光学系の構成
本件発明に係る光学系は、物体側から順に、第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構成され、前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群を光軸方向に固定し、前記第2レンズ群を光軸方向に移動させることで無限遠物体から有限距離物体への合焦を行い、前記第2レンズ群は、負の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、後述する条件式(1)及び条件式(2)で表される条件を満足することを特徴とする。まず、本件発明に係る光学系の光学系の構成について説明する。
本件発明において、第1レンズ群の屈折力は正でも良く、負でも良く、その具体的なレンズ構成は特に限定されるものではない。本件発明において、第1レンズ群の屈折力が正及び負のいずれであっても、本件発明の効果を得ることができる。なお、条件式に関する事項、より好ましいレンズ構成等については後述する。他のレンズ群についても同様である。
第2レンズ群は、正の屈折力を有し、負の屈折力を有するレンズを少なくとも1枚有する。後述する条件式(1)及び条件式(2)を満足する限り、その他の具体的なレンズ構成は特に限定されるものではない。正の屈折力を有する第2レンズ群内に、負の屈折力を有するレンズを少なくとも1枚配置することにより、合焦時における第2レンズ群の移動に伴う色収差の変動を抑制することができ、被写体との距離によらず優れた結像性能を得ることができる。
第3レンズ群は、正の屈折力を有する限り、その具体的なレンズ構成は特に限定されるものではないが、負の屈折力を有するレンズを少なくとも1枚有することが好ましい。正の屈折力を有する第3レンズ群内に、負の屈折力を有するレンズを少なくとも1枚配置することにより、第3レンズ群における色収差発生を抑制することができ、良好な結像性能を実現することができる。
本件発明に係る光学系において、上述した第1レンズ群〜第3レンズ群のうち、いずれかのレンズ群の全体又は一部を光軸に垂直方向に移動させて、撮像時の振動等に起因する回転ブレ等を補正する防振群として用いてもよい。
次に、本件発明に係る光学系が満足すべき条件、又は、満足することが好ましい条件について説明する。
νd2n < 50.0 ・・・(2)
R1:第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの物体側の面の曲率半径
R2:第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの像側の面の曲率半径
νd2n: 当該負の屈折力を有するレンズのd線におけるアッベ数
である。
本件発明に係る光学系では、第2レンズ群は負の屈折力を有するレンズを含む。上記条件式(1)は当該負の屈折力を有するレンズの形状を規定する式である。条件式(1)を満足する場合、第2レンズ群には、物体側の面より像面側の面の方が曲率半径が小さい負の屈折力を有するレンズが含まれることになる。この場合、軸上色収差の発生を抑制し、球面収差の補正を良好に行うことができる。
0.85 < (R1+R2)/(R1−R2) < 2.95 ・・・(1)’’
上記条件式(2)は、第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズのd線におけるアッベ数を規定する式である。条件式(2)を満足する場合、色収差補正を良好に行うことができ、小型、且つ、高性能の光学系を得ることができる。
νd2n < 40.0 ・・・(2)’’
νd2n < 35.0 ・・・(2)’’’
本件発明に係る光学系では、第1レンズ群において、最も物体側に配置されるレンズが下記条件を満足することが好ましい。
但し、
Nd1:第1レンズ群において最も物体側に配置されるレンズのd線における屈折率
である。
1.88 < Nd1 ・・・(3)’’
1.89 < Nd1 ・・・(3)’’’
1.92 < Nd1 ・・・(3)’’’’
本件発明に係る光学系では、第1レンズ群において、最も物体側に配置される面が下記条件を満足することが好ましい。
但し、
Cr1f:第1レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
f :当該光学系全系の焦点距離
である。
0.3 < Cr1f/f < 10.0 ・・・(4)’’
0.4 < Cr1f/f < 5.0 ・・・(4)’’’
0.5 < Cr1f/f < 3.0 ・・・(4)’’’’
本件発明に係る光学系では、第1レンズ群において、最も像面側に配置される面が下記条件を満足することが好ましい。
但し、
Cr1r:第1レンズ群において、最も像面側に配置される面の曲率半径
である。
0.20 < Cr1r/f < 1.60 ・・・(5)’’
0.25 < Cr1r/f < 1.20 ・・・(5)’’’
0.25 < Cr1r/f < 0.80 ・・・(5)’’’’
本件発明に係る光学系において、第2レンズ群が下記条件を満足することが好ましい。
但し、
f2:第2レンズ群の焦点距離
である。
0.5 < f2/f < 1.2 ・・・(6)’’
0.5 < f2/f < 1.1 ・・・(6)’’’
0.5 < f2/f < 1.0 ・・・(6)’’’’
本件発明に係る光学系において、第2レンズ群において最も物体側に配置される面が下記条件を満足することが好ましい。
但し、
Cr2f:第2レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
f :当該光学系全系の焦点距離
である。
0.20 < Cr2f/f < 1.00 ・・・(7)’’
0.25 < Cr2f/f < 0.80 ・・・(7)’’’
0.25 < Cr2f/f < 0.60 ・・・(7)’’’’
本件発明に係る光学系では、第1レンズ群において、最も像側に配置される面と、前記第2レンズ群において最も物体側に配置される面とが下記条件を満足することが好ましい。
但し、
Cr1r:第1レンズ群において最も像側に配置される面の曲率半径
Cr2f:第2レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
である。
0.70 < Cr2f/Cr1r < 1.20 ・・・(8)’’
本件発明に係る光学系において、第1レンズ群は、正の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、当該正の屈折力を有するレンズが下記条件を満足することが好ましい。
ΔPgF1:第1のレンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのC7(部分分散比:0.5393、νd:60.49)及びF2(部分分散比:0.5829、νd:36.30)の部分分散比とνdの座標を通る直線を基準線としたときの、部分分散比の基準線からの偏差、
である。
PgF = (Ng−NF)/(NF−NC)
本件発明に係る光学系において、第1レンズ群が下記条件を満足することが好ましい。
但し、
f1 :第1レンズ群の焦点距離
f :当該光学系全系の焦点距離
である。
3.3 < |f1|/f ・・・(10)’’
本件発明に係る光学系において、第2レンズ群は、正の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、当該正の屈折力を有するレンズが下記条件を満足することが好ましい。
但し、
ΔPgF3:第2レンズ群に含まれる正レンズのC7(部分分散比:0.5393、νd:60.49)及びF2(部分分散比:0.5829、νd:36.30)の部分分散比とνdの座標を通る直線を基準線としたときの、部分分散比の基準線からの偏差
である。
当該光学系が防振群を備える場合、防振群が以下の条件を満足することが好ましい。この場合、防振時の収差変動を抑制することができ、当該光学系を小型に維持しつつ、防振時も高い結像性能を得ることができる。
但し、
防振群とは、光軸に対して垂直方向に移動可能なレンズ群をいうものとし、
βvc : 無限遠合焦時における防振群の横倍率
βr : 防振群より像面側に位置する全レンズの無限遠合焦時における合成横倍率
である。
次に、本件発明に係る撮像装置について説明する。本件発明に係る撮像装置は、上記本件発明に係る光学系と、当該光学系の像面側に設けられた、当該光学系によって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする。ここで、撮像素子等に特に限定はなく、CCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子等も用いることができる。本件発明に係る撮像装置は、デジタルカメラやビデオカメラ等のこれらの固体撮像素子を用いた撮像装置に好適である。また、当該撮像装置は、レンズが筐体に固定されたレンズ固定式の撮像装置であってもよいし、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ等のレンズ交換式の撮像装置であってもよいのは勿論である。
図1は、本件発明に係る実施例1の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表1に当該光学系のレンズデータを示す。表1(1−1)において、「面No.」は物体側から数えたレンズ面の順番(面番号)、「r」はレンズ面の曲率半径、「d」はレンズ面の光軸上の間隔、「Nd」はd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率、「νd」はd線に対するアッベ数を指名している。また、ΔPgfはレンズのC7(部分分散比:0.5393、νd:60.49)及びF2(部分分散比:0.5829、νd:36.30)の部分分散比とνdの座標を通る直線を基準線としたときの、部分分散比の基準線からの偏差であり、上述のΔPgF1〜ΔPgF3のいずれかに対応する。また、表1(1−2)は、表1(1−1)に示した光軸上の可変間隔である。なお、各表中の長さの単位は全て「mm」であり、画角の単位は全て「°」である。これらの事項は以下の実施例でも同じであるため、以下では説明を省略する。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。
Fno=1.837
ω =14.368
図3は、本件発明に係る実施例2の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表2(2−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表2(2−2)は、表2(2−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図4は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.835
ω =14.313
図5は、本件発明に係る実施例3の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表3(3−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表3(3−2)は、表3(3−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図6は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.838
ω =14.157
図7は、本件発明に係る実施例4の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表4(4−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表4(4−2)は、表4(4−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図8は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.836
ω =13.958
図9は、本件発明に係る実施例5の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表5(5−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表5(5−2)は、表5(5−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図10は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.445
ω =10.759
図11は、本件発明に係る実施例6の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表6(6−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表6(6−2)は、表6(6−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図12は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.831
ω =14.726
図13は、本件発明に係る実施例7の光学系の無限遠合焦時におけるレンズ構成を示すレンズ断面図である。当該光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
次に、当該光学系の具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表7(7−1)は、当該光学系のレンズデータであり、表7(7−2)は、表7(7−1)に示した光軸上の可変間隔である。また、表8に条件式(1)〜条件式(12)の数値を示す。さらに、図14は、当該光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
Fno=1.831
ω =13.844
Claims (12)
- 物体側から順に、第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構成され、
前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群を光軸方向固定し、前記第2レンズ群を光軸方向に移動させることで無限遠物体から有限距離物体への合焦を行い、
前記第2レンズ群は、負の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、
下記条件を満足することを特徴とする光学系。
0.80 < (R1+R2)/(R1−R2) < 40.00 ・・・(1)
νd2n < 50.0 ・・・(2)
但し、
R1:前記第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの物体側の面の曲率半径
R2:前記第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズの像側の面の曲率半径
νd2n: 当該負の屈折力を有するレンズのd線におけるアッベ数
である。 - 前記第1レンズ群において、最も物体側に配置されるレンズが下記条件を満足する請求項1に記載の光学系。
1.80 < Nd1 ・・・(3)
但し、
Nd1:前記第1レンズ群において最も物体側に配置されるレンズのd線における屈折率
である。 - 前記第1レンズ群において最も物体側に配置される面が下記条件を満足する請求項1又は請求項2に記載の光学系。
0 < Cr1f/f ・・・(4)
但し、
Cr1f:前記第1レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
f :当該光学系全系の焦点距離
である。 - 前記第1レンズ群において、最も像側に配置される面が下記条件を満足する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光学系。
0 < Cr1r/f ・・・(5)
但し、
Cr1r:前記第1レンズ群において、最も像面側に配置される面の曲率半径
f:当該光学系全系の焦点距離
である。 - 前記第2レンズ群が下記条件を満足する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光学系。
0.4 < f2/f < 3.0 ・・・(6)
但し、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離
f :当該光学系全系の焦点距離
である。 - 前記第2レンズ群において最も物体側に配置される面が下記条件を満足する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光学系。
0 < Cr2f/f ・・・(7)
但し、
Cr2f:前記第2レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
f :当該光学系全系の焦点距離
である。 - 前記第1レンズ群において、最も像側に配置される面と、前記第2レンズ群において最も物体側に配置される面とが下記条件を満足する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光学系。
0.65 < Cr2f/Cr1r < 2.00 ・・・(8)
但し、
Cr1r:前記第1レンズ群において最も像側に配置される面の曲率半径
Cr2f:前記第2レンズ群において最も物体側に配置される面の曲率半径
である。 - 前記第1レンズ群は、正の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、
当該正の屈折力を有するレンズが下記条件を満足する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光学系。
0.009 < ΔPgF1 ・・・(9)
但し、
ΔPgF1:前記第1のレンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのC7(部分分散比:0.5393、νd:60.49)及びF2(部分分散比:0.5829、νd:36.30)の部分分散比とνdの座標を通る直線を基準線としたときの、部分分散比の基準線からの偏差。
である。 - 前記第3レンズ群は、負の屈折力を有するレンズを少なくとも1枚有する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第1レンズ群が下記条件を満足する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光学系。
2.6 < |f1|/f ・・・(10)
但し、
f1 :前記第1レンズ群の焦点距離
f :当該光学系全系の焦点距離
である。 - 前記第2レンズ群は、正の屈折力を有するレンズを少なくとも一枚含み、
当該正の屈折力を有するレンズが下記条件を満足する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の光学系。
0.009 < ΔPgF3 ・・・(11)
但し、
ΔPgF3:前記第2レンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのC7(部分分散比:0.5393、νd:60.49)及びF2(部分分散比:0.5829、νd:36.30)の部分分散比とνdの座標を通る直線を基準線としたときの、部分分散比の基準線からの偏差
である。 - 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光学系と、当該光学系の像側に設けられた、前記光学系によって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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