JP2016161632A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニング装置が画像形成装置本体に装着される際に、互いに適合しない場合には、クリーニング装置の挿入を防止するとともに、画像形成装置の小型化を可能にする。【解決手段】感光体1と、感光体1を支持するクリーニング枠体14と、を有し、記録材Sに画像を形成する画像形成装置の装置本体100に着脱可能なクリーニングユニット26であって、装置本体100において、感光体1に形成された静電像を現像するためのトナーを担持する現像ローラ25を備えた現像ユニット4に隣接して装着されるクリーニングユニット26において、装置本体100に着脱される際に装置本体100に設けられた被係合部(挿入ガイド部123、124)と係合する係合部(ボス80、81)が、現像ユニット4が配置される側に向かって突出するように、クリーニング枠体14に設けられていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体、及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置の装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
プロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザ自身で行うことができるので、格段に利便性を向上させることができる。
このため、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。しかし、このようなカートリッジ方式の電子写真画像形成装置においては、機能の一致するカートリッジ(以下、適合するカートリッジ)のみでなく機能の一致しないカートリッジ(以下、適合しないカートリッジ)も装着されてしまう場合がある。
そこで、上記問題を解決するための構成として、特許文献1には、次のような構成で、適合しないカートリッジの誤挿入を阻止できる画像形成装置が開示されている。この画像形成装置には、カートリッジの装着方向に延びる外側面に第1のボスと第2のボスが設けられ、画像形成装置本体には第1のボスと係合可能な第1の挿入ガイド部と、第2のボスと係合可能な第2の挿入ガイド部とで構成される可動台が設けられている。そして、適合しないカートリッジが挿入される場合には、第1のボスによって移動した可動台に対して、第2のボスと第2の挿入ガイド部とが係合できないことで、誤挿入が阻止される。
特開2014−66794号公報
従来の構成では、カートリッジ(感光体を有するクリーニング装置)の装着方向に延びた外側面に誤挿入防止構成を配置している。このため、画像形成装置本体に対して複数のカートリッジを装着する構成においては、隣接するカートリッジ間に誤挿入防止構成を配置する為のスペースを確保する必要がある。一方、装置の設置スペースの省スペース化や、安価な画像形成装置の提供が求められており、装置の小型化が求められている。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、クリーニング装置が画像形成装置本体に装着される際に、互いに適合しない場合には、クリーニング装置の挿入を防止するとともに、画像形成装置の小型化を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
感光体と、前記感光体を支持する枠体と、を有し、記録材に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能なクリーニング装置であって、
前記装置本体において、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備えた現像カートリッジに隣接して装着されるクリーニング装置において、
前記装置本体に着脱される際に前記装置本体に設けられた被係合部と係合する係合部が
、前記現像カートリッジが配置される側に向かって突出するように、前記枠体に設けられていることを特徴とする。
また、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
前記クリーニング装置と、
前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備えた現像カートリッジと、
を備えることを特徴とする。
また、記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体に対して、前記クリーニング装置、または、前記プロセスカートリッジ、のいずれかが複数着脱可能に構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、クリーニング装置が画像形成装置本体に装着される際に、互いに適合しない場合には、クリーニング装置の挿入を防止するとともに、画像形成装置を小型化することが可能となる。
実施例のプロセスカートリッジの要部を示す概略図 実施例の画像形成装置の全体構成について説明するための概略断面図 実施例におけるトナーを収納したプロセスカートリッジの概略断面図 プロセスカートリッジにおける除去トナーの搬送路について説明する図 装置本体における除去トナーの搬送路について説明する図 プロセスカートリッジを装置本体に挿入する構成について説明する図 プロセスカートリッジの要部を示す概略図 プロセスカートリッジの要部、及び装置本体の可動台について示す概略図 装置本体に適合するプロセスカートリッジを挿入したときの動作説明図 装置本体に適合するプロセスカートリッジを取り出すときの動作説明図 プロセスカートリッジの要部、及び装置本体の可動台について示す概略図 プロセスカートリッジの要部を示す概略図 装置本体に適合しないプロセスカートリッジを挿入する際の動作説明図 装置本体に適合しないプロセスカートリッジを挿入する際の動作説明図 装置本体に設けられたストッパ部材について説明するための図 感光体と現像ローラが当接又は離間した状態を示す概略断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
ここで、本発明において、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体(以下、感光体)と、この感光体に作用するプロセス手段として少なくとも現像手段と、を一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能なものである。ここで電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録材(記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置の例としてはプリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、およびこれらの複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。また、本発明において画像形成装置は、画像形成装置本体に対して、感光体を有するクリーニング装置、または、プロセスカートリッジ、のいずれかが複数着脱可能に構成されたものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
[画像形成装置の全体的な概略構成]
(画像形成装置の全体構成)
図2は、本実施例の画像形成装置の全体構成について説明するための概略断面図である。
図2に示すように、着脱可能な4個のプロセスカートリッジ70(70Y,70M,70C,70K)が装着部材(不図示)によって画像形成装置の装置本体100に装着されている。プロセスカートリッジ70Y,70M,70C,70Kはそれぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するためのものである。ここで、本実施例では、プロセスカートリッジ70を装置本体100に装着する際の装着方向の上流側を手前側、装着方向の下流側を奥側と定義する。また、本実施例では、画像形成装置が設置された状態(図2に示す状態)において、上下方向、及び水平方向を定義する。
図2において、各プロセスカートリッジ70は、装置本体100内に水平方向に対して傾斜して併設されている。
各プロセスカートリッジ70には、感光体1(1a,1b,1c,1d)と、各感光体1に作用するプロセス手段がそれぞれ一体的に配置されカートリッジ化されている。具体的には、プロセスカートリッジ70は、現像ユニット4(4a,4b,4c,4d)とクリーニングユニット26(26a,26b,26c,26d)とを有するように構成されている。プロセス手段としては、帯電部材としての帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)、現像剤担持体としての現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)、クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等が感光体1の周囲に配置されている。
ここで、帯電ローラ2は、感光体1の表面を一様に帯電させるものであり、現像ローラ25は、トナーを担持し、感光体1に形成された潜像(静電像)を、担持したトナーによって現像して可視像化するものである。そして、クリーニング部材6は、感光体1に形成されたトナー像を記録媒体に転写した後に、感光体1に残留したトナーを除去するものである。
また、プロセスカートリッジ70の下方には、画像情報に基づいて感光体1に選択的な露光を行い、感光体1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
装置本体100の下部には記録材Sを収納したカセット17が装着されている。そして、記録材Sが2次転写ローラ69、定着部74を通過して装置本体100の上方へ搬送されるように記録材搬送手段が設けられている。記録材搬送手段として、本実施例では、カセット17内の記録材Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ54、給送された記録材Sを搬送する搬送ローラ対76、感光体1に形成される潜像と記録材Sとの同期を取るためのレジストローラ対55が設けられている。
また、プロセスカートリッジ70(70Y,70M,70C,70K)の上方には各感光体1(1a,1b,1c,1d)上に形成されたトナー像が転写(1次転写)される中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。
中間転写ユニット5は、駆動ローラ56、従動ローラ57、1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)、対向ローラ59、及び、これらのローラにより掛け渡されている転写ベルト9を有する。そして、転写ベルト9はすべての感光体1に対向し、且つ接するように循環移動可能に設けられている。ここで、1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)は、各色の感光体1に対向する位置にそれぞれ配置されている。対向ローラ59は、2次転写ローラ69に対向する位置に配置されている。
そして、1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)に電圧が印加される
ことにより、感光体1に形成されたトナー像が転写ベルト9上に転写される1次転写が行われる。
そして、転写ベルト9内に配置された対向ローラ59と、2次転写ローラ69への電圧印加により、転写ベルト9上のトナーは、記録材Sに転写(2次転写)される。
画像形成に際しては、各感光体1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体1に、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザ光3a(図3)によって、感光体1上に画像情報に従った潜像が形成される。感光体1に形成された潜像は、現像ローラ25により現像されることによって、各感光体1に各色のトナー像が形成される。
この画像形成と同期して、記録材Sが、対向ローラ59と2次転写ローラ69とが転写ベルト9を介して当接している2次転写位置に、レジストローラ対55によって搬送される。そして、2次転写ローラ69に転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト9上の各色トナー像が記録材Sに転写(2次転写)される。
これによって、記録材Sにカラー画像が形成される。カラー画像が形成された記録材Sは、定着部74によって加熱、加圧されてトナー像が定着される。その後、記録材Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。尚、定着部74は、装置本体100の上部に配置されている。
一次転写工程後に各感光体1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニング部材6によって除去される。また、二次転写工程後に転写ベルト9上に残留した二次転写残トナーは、転写ベルトクリーニング装置71によって除去される。除去された転写残トナー(除去トナー)は、画像形成装置100の除去トナーボックス86に排出される。除去トナーの搬送方法については、後述する。
(プロセスカートリッジ)
次に、本実施例のプロセスカートリッジ70について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、トナーを収納したプロセスカートリッジ70の概略断面図である。ここで、各プロセスカートリッジの構成及び動作は、用いるトナーの色が異なることを除いては実質的に同じである。したがって、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために、図2においてプロセスカートリッジの各構成要素の符号に与えた添字a,b,c,dを省略して、総括的に説明する。
プロセスカートリッジ70は、クリーニング装置としてのクリーニングユニット26と、現像カートリッジ(現像手段)としての現像ユニット4とを有する。クリーニングユニット26と現像ユニット4は、図3に示すように、隣接して配置されている。クリーニングユニット26は、感光体1と、帯電ローラ2、クリーニング部材6、及び、これらの部材を支持するクリーニング枠体14を備えている。そして、現像ユニット4は、現像ローラ25、及びこれを支持する現像枠体31を備えている。
感光体1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。クリーニング部材6はゴムブレードで形成された弾性部材7とクリーニング支持部材8から構成されている。
弾性部材7は、その先端部が、感光体1の表面に、感光体1の回転方向に対してカウンタ方向に当接するように配設されている。そして、クリーニング部材6によって感光体1表面から除去された残留トナー等の除去物は、収容部としての除去トナー室14aに落下し収容される。また、除去トナー室14aの除去トナーが漏れることを防止するスクイシート21が感光体1に当接している。そして、クリーニングユニット26に駆動源である本体駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることにより、感光体1が画像形成動作に応じて回転駆動される。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、クリーニングユニット26に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ加圧部材46により感光体1に向
かって加圧され、感光体1に従動回転する。
現像ユニット4の現像ローラ25の周上には、現像ローラ25に接触して図3において矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と、現像ローラ25上に担持されるトナーの層厚を規制するための現像ブレード35がそれぞれ配置されている。また、現像ローラ25に当接した現像枠体31からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート20が配置されている。さらに、現像枠体31のトナー収納室31aには、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
現像ユニット4は、クリーニングユニット26のクリーニング枠体14に固定支持された嵌合軸24を中心にして、クリーニングユニット26に対して回転自在に結合されている。また、現像ユニット4は、引張りバネ53により付勢されている。その為、プロセスカートリッジ70の画像形成時においては、現像ユニット4は嵌合軸24を中心に回転し感光体1と現像ローラ25は当接状態にある。
また、現像ユニット4の現像枠体31には押圧部31bが設けられ、装置本体100には、離間レバー52が設けられている。非画像形成時においては、離間レバー52が押圧部31bを押しながら図3中L方向へ移動することで、現像ユニット4は嵌合軸24を中心に回転し、感光体1と現像ローラ25が離間する。
次に、除去トナーの搬送形態について説明する。図4は、プロセスカートリッジにおける除去トナーの搬送路について説明するための概略断面図である。図5は、装置本体100における除去トナーの搬送路について説明するための概略断面図である。
前述した除去トナー室14aには、内部に収容された除去トナーを搬送するための搬送路14bが設けられ、搬送路14b内には搬送スクリュ27が配置されている。搬送スクリュ27は、回転軸線方向が、感光体1の回転軸線方向と平行に配設される。
図4のように、搬送路14bの除去トナー搬送方向の下流側端部には、搬送路14bの搬送方向に対して垂直、かつ重力方向に延伸した、除去トナーが通過するための第2搬送路40(40Y,40M,40C,40K)が配置されている。
除去トナーは、除去トナー室14aから搬送スクリュ27にて回転軸線方向に搬送され、第2搬送路40から、本体メイン搬送路43の流入口41へと排出される。そして、図5のように、除去トナーは本体メイン搬送路43内に設けられた本体搬送スクリュ42にて除去トナーボックス86へと搬送され、収容される。
(装置本体にプロセスカートリッジを挿入する構成)
次に、プロセスカートリッジ70を装置本体100に挿入する構成について説明する。図6は、プロセスカートリッジ70を装置本体100に挿入する構成について説明するための図である。
装置本体100には、プロセスカートリッジ70(70Y,70M,70C,70K)を着脱するための開口である装置開口部101(101a,101b,101c,101d)が設けられている。各プロセスカートリッジ70が各装置開口部101へ挿入される方向は、各感光体1の回転軸線方向と平行な方向で、図6において手前側から奥側に向かう方向(矢印F方向)となっている。以下、プロセスカートリッジ70が装置開口部101へ挿入される方向(挿入方向、装着方向)を挿入方向Fという。
装置本体100において、各装置開口部101内の上側には、装着上ガイド部103(103a,103b,103c,103d)が設けられ、下側には装着下ガイド部102(102a,102b,102c,102d)が設けられている。この装着上ガイド部103と装着下ガイド部102は、それぞれプロセスカートリッジ70の挿入方向Fに沿って伸びたガイド形状となっている。図3に示すように装着下ガイド部102には、クリー
ニング枠体14の第1被ガイド部14dがガイドされ、装着上ガイド部103には、クリーニング枠体14の第2被ガイド部14eがガイドされる。
ユーザは、装着下ガイド部102の挿入方向F手前側にプロセスカートリッジ70を載せて、挿入方向Fの向きにプロセスカートリッジ70を、装着上ガイド部103と装着下ガイド部102とに沿って移動させることによって、装置本体100への挿入を行う。
[本実施例の特徴的な構成について]
本実施例の特徴は、特定の装置本体100に適合するプロセスカートリッジ70のみが、装置本体100に装着可能であり、装置本体100に適合しないプロセスカートリッジが間違って装置本体100に挿入されるのを未然に防止する構成にある。
以下、特定の装置本体100aにプロセスカートリッジ70aが適合し、特定の装置本体100Aにプロセスカートリッジ70Aが適合するものとして、本実施例の特徴的な構成について図1、3、7〜16を用いて説明する。
まず、装置本体100aと、装置本体100aに対して適合するプロセスカートリッジ70aを用いて基本的な構成を説明する。
図1は、プロセスカートリッジ70の要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ70と、装置本体100の可動台110aとの関係について説明するための図である。図7は、プロセスカートリッジ70aの要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ70を図3の矢印P方向から見た図に相当する。図7においては、説明を分かり易くする為に現像ユニット4を不図示としている。なお、図1,9,10,13,14においては、装置本体100の可動台110aの位置の変化を分かりやすくするための仮想基準線(2点鎖線)を図示している。
図7に示すように、プロセスカートリッジ70aにおいて、クリーニング枠体14には、挿入方向F下流側の位置に、係合部として、第1のボス80と第2のボス81が設けられている。このとき、第2のボス81は、第1のボス80に対して挿入方向F上流側に配置されている。また、第1のボス80と第2のボス81は、レーザ光3aの光路に対し、現像ユニット4と同じ側に位置している。また、第1のボス80と第2のボス81は、隣接するプロセスカートリッジ70の現像ユニット4(さらに別の現像カートリッジ)に対し、レーザ光3aの光路を挟んで反対側に位置する。
そして、第1のボス80と第2のボス81は、クリーニング枠体14のうち現像ユニット4に対向する側面に、現像ユニット4の方向に突出して配設されている。
第1のボス80と第2のボス81は、図3、図7に示すようにクリーニングユニット26と現像ユニット4の間に配置されている。また、第1のボス80と第2のボス81は、クリーニング枠体14のうち、レーザ光3aが通過可能な開口14c(図3の破線部で示す部分)より挿入方向F下流側の部分(第1枠体部分)に配設されている。更に、挿入方向Fに直交する方向において、クリーニング枠体14のうち開口14cが存在しない部分に、第1のボス80と第2のボス81が配置されている。
このように、クリーニング枠体14のうち剛性が高い領域に、第1のボス80と第2のボス81が配置することで、後述する装置本体100aの可動台110aと確実な係合を可能にすることができる。
ここで、図1、図3を用いて、クリーニング枠体14の開口14c、及び第1のボス80と第2のボス81について説明する。
開口14cは、クリーニングユニット26において、感光体1中心と、クリーニング枠体14の第1被ガイド部14dとの間におけるクリーニング枠体14に配設されている。開口14cは、クリーニングユニット26と現像ユニット4とが対向する方向(図3において矢印K方向)に設けられている。画像形成時においては、スキャナユニット3から発
せられたレーザ光3aは開口14cを通過し、感光体1上に照射される。
クリーニング枠体14においては、開口14cを挟んで、感光体1から遠い側の第1枠体部分と、感光体1に近い側の第2枠体部分とであって、レーザ光3aの光路を挟んで位置する第1枠体部分及び第2枠体部分を有する。そして、第1のボス80と第2のボス81は、第1枠体部分に設けられている。また、第1枠体部分は、図3に示すように、レーザ光3aの光路に対し、現像ユニット4と同じ側に位置している。また、第1枠体部分は、隣接するプロセスカートリッジ70の現像ユニット4(さらに別の現像カートリッジ)に対し、レーザ光3aの光路を挟んで反対側に位置する。
このように、開口14cを設け、クリーニング枠体14がレーザ光3aの光路を挟む形状を有するように構成することで、プロセスカートリッジ70が隣接する方向における枠体寸法を小さくすることができる。すなわち、プロセスカートリッジ70の、クリーニングユニット26と現像ユニット4の対向方向(図3の矢印K方向)の幅を、開口14c及び開口14cの感光体1中心から離れる領域において小さくすることができる。
したがって、プロセスカートリッジ70を小型化し、隣接するプロセスカートリッジ70の隣接間隔を短くすることが可能となる。
図8は、プロセスカートリッジ70aの要部、及び装置本体100aの可動台110aについて示す概略図であり、プロセスカートリッジ70を図3の矢印Q方向から見た図に相当する。
図8に示すように、装置本体100aには、プロセスカートリッジ70aの挿入をガイドする装着下ガイド部102、移動可能に設けられた可動台110a、可動台110aを所定の位置へと付勢する付勢バネ111が設けられている。
ここで、可動台110aは、プロセスカートリッジ70aに設けられた第1のボス80、第2のボス81とカートリッジ挿入時に係合する被係合部が設けられた可動部材に相当するものである。
また、可動台110aはガイド上部120、ガイド中部121、ガイド下部122から構成されている。そして、ガイド上部120とガイド中部121により被係合部としての第1の挿入ガイド部123が形成され、ガイド中部121とガイド下部122により被係合部としての第2の挿入ガイド部124が形成されている。
第1の挿入ガイド部123は、ガイド上部120に形成された、斜面123aや第1の平面部123b、凹平面部123cなどからなるラビリンス形状をしており、第1のボス80と係合可能な大きさで形成されている。第2の挿入ガイド部124は、ガイド中部121に形成された、第1の平面部124aや斜面124b、第2の平面部124cなどからなるラビリンス形状をしており、第2のボス81と係合可能な大きさで形成されている。
さらに、図8に示すように、装置本体100aには、可動台110aに連動するストッパ部材112が設けられている。可動台110aとストッパ部材112は連結されている。
そして、本実施例では、プロセスカートリッジ70aを装置本体100aに装着した状態では、可動台110aがクリーニングユニット26と現像ユニット4の間に配置されるように構成されている。
従来構成の様に、プロセスカートリッジの装着方向に延びた外側面に誤挿入防止用のボスを配置すると、装置本体に対して複数のプロセスカートリッジが装着される構成においては、隣接するプロセスカートリッジ間に可動台を配置する為のスペースが必要だった。
これに対して、本実施例では、クリーニングユニット26と現像ユニット4の間に可動台110aが位置するように構成することで、隣接するプロセスカートリッジ70a間をより小さく設定できる。これにより、装置本体100における複数のプロセスカートリッ
ジ70の装着スペースの省スペース化が可能となり、画像形成装置の小型化を実現することが可能となる。
次に、装置本体100aに対して適合するプロセスカートリッジ70aを挿入したときの、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80及び第2のボス81と装置本体100aに設けられた可動台110aとの関係について図9(a)〜(f)を用いて説明する。ここで、図9においては、右側が装置本体100aの手前側を示し、左側が装置本体100aの奥側を示している。
図9(a)に示すように、まず挿入方向Fにプロセスカートリッジ70aが移動すると、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80と可動台110aに設けられた第1の挿入ガイド部123とが係合する。
そして、さらにプロセスカートリッジ70aが挿入方向Fに移動すると、図9(b)に示すように、第1の挿入ガイド部123の入口に設けられた斜面123aに第1のボス80が当接する。このことで、付勢バネ111によって下方に付勢されていた可動台110aは、プロセスカートリッジ70aから力を受け、付勢バネ111の付勢力に抗して上方(矢印G方向)へと移動する。
さらにプロセスカートリッジ70aが挿入方向Fに移動すると、図9(c)に示すように、第1のボス80が、第1の挿入ガイド部123の第1の平面部123bへ到達する。このとき、上方へ移動した可動台110aの第2の挿入ガイド部124と、プロセスカートリッジ70aの第2のボス81とが係合可能な位置関係となる。
第2の挿入ガイド部124と係合した第2のボス81は、さらにプロセスカートリッジ70aが挿入方向Fに移動することで、図9(d)に示すように、第2の挿入ガイド部124の第1の平面部124aと当接することになる。このことで、可動台110aは上方に保持された状態のまま、プロセスカートリッジ70aの挿入方向Fへの移動が可能となる。
さらにプロセスカートリッジ70aが挿入方向Fに移動し、図9(e)に示すように第2のボス81が第2の挿入ガイド部124の斜面124bの位置まで移動すると、プロセスカートリッジ70aの挿入に伴って可動台110aは下方(矢印H方向)へと移動する。図9(f)は、プロセスカートリッジ70aが装置本体100aに挿入された状態を示している。
以上により、装置本体100aに適合するプロセスカートリッジ70aを、装置本体100aに挿入することができる。
次に、装置本体100aからプロセスカートリッジ70aを取り出す際の、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80及び第2のボス81と可動台110aとの関係について図10(a)〜(f)を用いて説明する。ここで、装置本体100aからプロセスカートリッジ70aを取り出す際には、プロセスカートリッジ70aが装置開口部101の奥側から手前側に向かって移動することとなる。
図10(a)は、図9(f)と同様にプロセスカートリッジ70aが装置本体100aに挿入された状態を示している。まず、プロセスカートリッジ70aが取り出し方向Rに移動すると、図10(b)に示すように第2のボス81は、第2の挿入ガイド部124と係合し、斜面124bに当接する。
さらにプロセスカートリッジ70aが取り出し方向Rに移動すると、図10(c)に示すように、第2のボス81が可動台110aの斜面124bに当接したことで、可動台110aはプロセスカートリッジ70aから力を受ける。このことで、付勢バネ111によって下方へと付勢されていた可動台110aは、付勢バネ111の付勢力に抗して上方(矢印G方向)へと移動し、第1のボス80も可動台110aの挿入ガイド部123と係合
するようになる。
そして、可動台110aが上方に移動すると、第2のボス81と、第2の挿入ガイド部124の第1の平面部124aとが当接するようになる。この状態で、さらにプロセスカートリッジ70aが取り出し方向Rに移動すると、図10(c)(d)に示すように、可動台110aが上方に保持された状態で、プロセスカートリッジ70aは取り出されていく。
さらにプロセスカートリッジ70aが取り出し方向Rに移動した状態を図10(e)に示している。図10(e)に示すように、第1のボス80が可動台110aの第1の挿入ガイド部123の斜面123aの位置まで移動すると、プロセスカートリッジ70aの取り出しに伴って可動台110aは下方(矢印H方向)へと移動する。
図10(f)は、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80、第2のボス81と、可動台110aの第1の挿入ガイド部123、第2の挿入ガイド部124との各係合状態が解除された状態を示している。
以上により、装置本体100aに適合するプロセスカートリッジ70aを、装置本体100aから取り出すことができる。
次に、装置本体100aに対して、適合しないプロセスカートリッジ70Aが挿入された場合のプロセスカートリッジ70Aの第1のボス及び第2のボスと、可動台110との関係について説明する。
まず、装置本体100aとは異なる装置本体100Aと、装置本体100Aに対して適合するプロセスカートリッジ70Aについて説明する。図11は、プロセスカートリッジ70Aの要部、及び装置本体100Aの可動台110Aについて示す概略図であり、プロセスカートリッジ70を図3の矢印Q方向から見た図に相当する。
図11に示すように、装置本体100Aは、ガイド上部125、ガイド中部126、ガイド下部127から構成された可動台110Aを有している。そして、ガイド上部125とガイド中部126により被係合部としての第1の挿入ガイド部128が形成され、ガイド中部126とガイド下部127により被係合部としての第2の挿入ガイド部129が形成されている。可動台110Aに設けられた第1の挿入ガイド部128の斜面128a、第1の平面部128bの位置が、可動台110aに対してシフトされている。ここで、可動台110aの第1の挿入ガイド部123における、斜面123a、第1の平面部123bの位置を、図11に破線で示している。
図12は、プロセスカートリッジ70Aの要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ70を図3の矢印P方向から見た図に相当する。図12においては、説明を分かり易くする為に現像ユニット4を不図示としている。
図12に示すように、プロセスカートリッジ70Aは、第2のボス82の位置が、プロセスカートリッジ70aの第2のボス81に対してシフトされている。ここで、プロセスカートリッジ70aの第2のボス81の位置を、図12に破線で示している。なお、第1のボス80は、プロセスカートリッジ70aとプロセスカートリッジ70Aとで、同じものとしている。
本実施例では、第2のボス82の位置は、図12に示すように、挿入方向Fに関して、第1のボス80と第2のボス81の間隔aよりも、第1のボス80と第2のボス82の間隔bの方が大きくなるように設定されている。
次に、装置本体100aに対して適合しないプロセスカートリッジ70Aを、装置本体100aに挿入する際の、プロセスカートリッジ70Aの第1のボス80及び第2のボス82と可動台110aとの関係について図13(a)〜(c)を用いて説明する。ここで、プロセスカートリッジ70Aを装置本体100aに挿入する際には、プロセスカートリッジ70Aが装置開口部101の手前側から奥側に向かって移動することとなる。
図13(a)に示すように、まず挿入方向Fにプロセスカートリッジ70Aが移動すると、プロセスカートリッジ70Aの第1のボス80と可動台110aの第1の挿入ガイド部123とが係合する。
そして、さらにプロセスカートリッジ70Aが挿入方向Fに移動すると、図13(b)に示すように、第1の挿入ガイド部123の入口に設けられた斜面123aに第1のボス80が当接する。このことで、付勢バネ111によって下方に付勢されていた可動台110aは、プロセスカートリッジ70Aから力を受け、付勢バネ111の付勢力に抗して上方(矢印G方向)へと移動する。
さらにプロセスカートリッジ70Aが挿入方向Fに移動すると、図13(c)に示すように、第1のボス80が第1の挿入ガイド部123の凹平面部123cへ移動することで、可動台110aは下方(矢印H方向)へと移動する。
このことで、可動台110aの挿入ガイド部124に、プロセスカートリッジ70Aの第2のボス82の移動が規制され、挿入ガイド部124に対して、第2のボス82が係合することができない状態となる。
さらに、装置本体100Aに対して適合しないプロセスカートリッジ70aを、装置本体100Aに挿入する際の、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80及び第2のボス81と可動台110Aとの関係について図14(a)(b)を用いて説明する。ここで、プロセスカートリッジ70aを装置本体100Aに挿入する際には、プロセスカートリッジ70aが装置本体100Aの装置開口部の手前側から奥側に向かって移動することとなる。
図14(a)に示すように、まず挿入方向Fにプロセスカートリッジ70aが移動すると、プロセスカートリッジ70aの第1のボス80と可動台110Aに設けられた第1の挿入ガイド部128とが係合する。
そして、さらにプロセスカートリッジ70aが挿入方向Fに移動すると、図14(b)に示すように、プロセスカートリッジ70aの第2のボス81が可動台110Aのガイド中部126の平面部126aに当接する。このことで、可動台110Aの挿入ガイド部129に対して、プロセスカートリッジ70aの第2のボス81が係合することができない状態となる。
以上説明したように、本実施例によれば、装置本体100a(100A)に適合しないプロセスカートリッジ70A(70a)を装置本体100a(100A)に挿入することはできない。このため、適合しないプロセスカートリッジ70A(70a)が間違って装置本体100a(100A)に挿入されるのを未然に防止することが可能となる。
本実施例においては、クリーニングユニット26と現像ユニット4の間に、第1のボス80及び第2のボス81と、可動台110aが位置するので、隣接するプロセスカートリッジ70a間をより小さく設定できる。これにより、装置本体100における複数のプロセスカートリッジ70の装着スペースの省スペース化が可能となり、画像形成装置の小型化を実現することが可能となる。
したがって、プロセスカートリッジ70が装置本体100に装着される際に、互いに適合しない場合には、プロセスカートリッジ70の挿入を防止するとともに、画像形成装置を小型化することが可能となる。
なお、本実施例では、係合部としてボス(80,81)を適用し、被係合部として、ラビリンス形状の挿入ガイド部(123,124)を適用しているが、これに限るものではない。係合部が複数設けられ、被係合部として、複数の係合部に対応する、多種類の誤挿入を防止する形状パターンが設けられるものでもよい。すなわち、装置本体100に着脱される際に装置本体100に設けられた被係合部と係合する係合部が、現像ユニット4が配置される側に向かって突出するように、クリーニング枠体14に設けられているもので
あればよい。
また、本実施例では、プロセスカートリッジ70aの挿入方向Fの移動を許容するように各ボスに係合する可動台110aと、許容しないように各ボスに係合する可動台110Aについて説明したが、可動部材としてはこれに限るものではない。すなわち、被係合部が設けられた可動部材の種類に応じて、クリーニングユニット26の装置本体100における装着位置への移動を許容するように係合する場合と、許容しないように係合する場合とがあるように構成されるものであればよい。
ここで、図15を用いて、装置本体100aに設けられたストッパ部材112の機能について説明する。図15は、ストッパ部材112について説明するための概略図である。
図15(a)に示すように、装置本体100aにおいて、プロセスカートリッジ70aが挿入されていない状態では、ストッパ部材112は装着下ガイド部102において、プロセスカートリッジ70aと突き当たる位置に突出している。
そして、図15(b)に示すように、プロセスカートリッジ70aが挿入されると、第1のボス80、第2のボス81と係合することにより可動台110aが上方(矢印G方向)に移動する。このことで、可動台110aとカム・リンク等の連結機構によって連結されているストッパ部材112は矢印S方向に移動し、装着下ガイド部102から退避し、プロセスカートリッジ70aが装置本体100a内に挿入可能となる。
このような、可動台110aに連動するストッパ部材112が配設されることにより、可動台110aが何らかの理由により正常に動作しない場合には、プロセスカートリッジの挿入を防止することができる。
例えばプロセスカートリッジ70a(70A)に設けられた第1のボス80又は第2のボス81(82)の少なくとも一方が破損等により失われ、可動台110aを移動させることができない場合を考える。このようなプロセスカートリッジ70a(70A)が装置本体100aに挿入される場合においては、装置本体100aに対して、適合するプロセスカートリッジ70aであるかどうか認識できない。しかし、プロセスカートリッジ70a(70A)を挿入しても、可動台110aを移動させることができないため、可動台110aに連動するストッパ部材112も移動することはない。
そのため、プロセスカートリッジ70a(70A)はストッパ部材112に突き当たることで、プロセスカートリッジ70a(70A)の挿入が防止される。したがって、適合しないプロセスカートリッジ70Aが間違って挿入されるのを未然に防止することが可能となる。
次に、図16を用いて、プロセスカートリッジ70の物流時における第1のボス80と第2のボス81の破損を防ぐ構成について説明する。図16は、プロセスカートリッジ70において、感光体1と現像ローラ25が当接、又は離間した状態を示す概略断面図である。
前述したように、現像ユニット4はクリーニングユニット26のクリーニング枠体14に固定支持された嵌合軸24を中心にして、クリーニングユニット26に対して回転自在に結合されている。
図16(a)は、現像ユニット4が嵌合軸24を中心に回転し、感光体1と現像ローラ25が当接した状態を示している。このとき、クリーニング枠体14の規制部14fと現像ユニット4は離れている。
図16(b)は、現像ユニット4が嵌合軸24を中心に回転し、感光体1と現像ローラ25が離間した状態を示している。図16(b)の状態は、プロセスカートリッジ70が物流時の振動や衝撃によって離間した時の状態である。
このときに、クリーニング枠体14の規制部14fと現像ユニット4が当接することで、第1のボス80が現像ユニット4に接触することで破損してしまうことを防止すること
ができる。
1…感光体、4…現像ユニット、14…クリーニング枠体、25…現像ローラ、26…クリーニングユニット、80…第1のボス、81…第2のボス、100…装置本体、123…第1の挿入ガイド部、124…第2の挿入ガイド部

Claims (11)

  1. 感光体と、前記感光体を支持する枠体と、を有し、記録材に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能なクリーニング装置であって、
    前記装置本体において、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備えた現像カートリッジに隣接して装着されるクリーニング装置において、
    前記装置本体に着脱される際に前記装置本体に設けられた被係合部と係合する係合部が、前記現像カートリッジが配置される側に向かって突出するように、前記枠体に設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記現像カートリッジと一体となって前記装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記係合部は、前記感光体を露光するためのレーザ光の光路に対し、前記現像カートリッジと同じ側に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記装置本体において、前記現像カートリッジと隣接する側とは反対側で、さらに別の現像カートリッジと隣接するように装着されるクリーニング装置であり、
    前記係合部は、前記さらに別の現像カートリッジに対し、前記光路を挟んで位置することを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。
  5. 前記係合部は、複数設けられており、前記被係合部が設けられた可動部材の種類に応じて、クリーニング装置の前記装置本体における装着位置への移動を許容するように係合する場合と、許容しないように係合する場合とがあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記枠体は、
    前記感光体を露光するためのレーザ光が通過可能な開口と、
    前記開口を挟んで、前記感光体から遠い側の第1枠体部分と、前記感光体に近い側の第2枠体部分と、であって、前記レーザ光の光路を挟んで位置する第1枠体部分及び第2枠体部分と、
    を有し、
    前記第1枠体部分は、前記光路に対し、前記現像カートリッジと同じ側に位置し、
    前記係合部は、前記第1枠体部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  7. 前記装置本体において、前記現像カートリッジと隣接する側とは反対側で、さらに別の現像カートリッジと隣接する位置に装着されるクリーニング装置であり、
    前記第1枠体部分は、前記さらに別の現像カートリッジに対し、前記光路を挟んで位置することを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置。
  8. 前記係合部は、ボスであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  9. 前記感光体を帯電する帯電部材と、
    前記感光体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材が前記感光体の表面から除去した除去物を収容する収容部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  10. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、
    前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備えた現像カートリッジと、
    を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    装置本体に対して、請求項1〜9のいずれか1項に記載のクリーニング装置、または、請求項10に記載のプロセスカートリッジ、のいずれかが複数着脱可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
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