JP2016161322A - 回転角度検出装置 - Google Patents

回転角度検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016161322A
JP2016161322A JP2015038214A JP2015038214A JP2016161322A JP 2016161322 A JP2016161322 A JP 2016161322A JP 2015038214 A JP2015038214 A JP 2015038214A JP 2015038214 A JP2015038214 A JP 2015038214A JP 2016161322 A JP2016161322 A JP 2016161322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
magnetic detection
package
magnet
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015038214A
Other languages
English (en)
Inventor
早川 肇夫
Hatsuo Hayakawa
肇夫 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2015038214A priority Critical patent/JP2016161322A/ja
Publication of JP2016161322A publication Critical patent/JP2016161322A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも3つ以上の検出部を備えた回転角度検出装置を提供する。【解決手段】回転部材2と、この回転部材2に固定され回転部材2の回転に伴って回転する磁石3と、磁石3の回転軸L方向に配置されるとともに磁石3が回転することによって変化する磁石3の磁界の強さを検出する磁電変換素子からなる検出部を内蔵した磁気検出パッケージ41、42と、磁気検出パッケージ41、42が実装される回路基板6と、回転部材2を回転自在に収納するとともに磁気検出パッケージ41、42と回路基板6とを収納するハウジング5とを備え、磁気検出パッケージ41、42は、検出部を2つ備えた第1磁気検出パッケージ41と、検出部を1つもしくは2つ備えた第2磁気検出パッケージ42とからなり、第1磁気検出パッケージ41と第2磁気検出パッケージ42との間に回路基板6を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、被検出体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関するものである。
従来の回転角度検出装置は、回転部材と、回転部材に固定され回転する磁石と、この磁石の磁界の強さを検出する磁電変換素子を内蔵した磁気検出パッケージと、前記磁気検出パッケージが実装された回路基板と、前記回転部材を回転自在に収納する第1の収納部と前記磁気検出パッケージと前記回路基板とを収納する第2の収納部とを有するハウジングと、を備えたものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−75413号公報
前記磁気検出パッケージに、磁電変換素子からなる検出部を1つ、もしくは2つ設けることによって、前記検出部からの出力は、1つ、もしくは2つ得られる。特に、フェイルセーフを考慮すると、出力の個数は、2つが望ましいが、2つの出力では、出力の値に違いが生じた場合、どちらの出力が正確であるか判断できないという問題点があった。
そこで、検出部を3つ設け、3つの出力から多数決により求められた出力を出力することが考えられる。しかし、多数決が可能な3つの検出部を備えた磁気検出パッケージは、大型化を招き、実現しにくいという問題点があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、少なくとも3つ以上の検出部を備えた回転角度検出装置を提供するものである。
本発明は、回転部材と、この回転部材に固定され前記回転部材の回転に伴って回転する磁石と、前記磁石の回転軸方向に配置されるとともに前記磁石が回転することによって変化する前記磁石の磁界の強さを検出する磁電変換素子からなる検出部を内蔵した磁気検出パッケージと、前記磁気検出パッケージが実装される回路基板と、前記回転部材を回転自在に収納するとともに前記磁気検出パッケージと前記回路基板とを収納するハウジングと、を備えた回転角度検出装置において、前記磁気検出パッケージは、前記磁電変換素子を2つ備えた第1磁気検出パッケージと、前記磁電変換素子を1つもしくは2つ備えた第2磁気検出パッケージとからなり、前記第1磁気検出パッケージと前記第2磁気検出パッケージとの間に前記回路基板を設けたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、少なくとも3つ以上の検出部を備えた回転角度検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の回転角度検出装置の断面図。 (a)は同実施形態の回路基板の一方の面に実装した磁気検出パッケージの回路図、(b)は同実施形態の回路基板の他方の面に実装した磁気検出パッケージの回路図。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
本実施形態による回転角度検出装置1は、回転部材2と、磁石3と、第1磁気検出パッケージ41と、第2磁気検出パッケージ42と、ハウジング5と、回路基板6及び配線7とから主に構成されている。なお、Lは、回転部材2と磁石3との回転軸である。
回転部材2は、連結された図示しない被検出体とともに回転するものであり、ポリアセタール等の合成樹脂材料からなる。
回転部材2は、ほぼ円柱形であり、その外周に切れ目なく鍔部2aを備えている。そして、図1中、鍔部2aの下側に後述する気密部材8を備えている。さらに、気密部材8の下側に直径が小さい径小部2bを備えている。なお、この径小部2bには、前記被検出体と連結するための凹部2cが設けられている。また、図1中、鍔部2aの上側には、磁石3を備えている。
磁石3は、略円柱形状に形成されている。また、磁石3は、回転軸Lに対して垂直方向の平面3aを備えており、この平面3aの中心を通る回転軸Lを境として、2極着磁されている。磁石3は、回転部材2に固定されており、本実施形態では、回転部材2とインサート成形によって、一体的に設けられており、回転部材2の回転軸Lを中心とし、回転部材2の回転に伴って回転する構成となっている。
第1磁気検出パッケージ41、第2磁気検出パッケージ42は、それぞれホール素子やMR素子等の磁電変換素子41a、42aからなる検出部41b、42bを備えた半導体基板41c、42cを内蔵するように合成樹脂で覆ったものである。なお、半導体基板41c、42c上には、検出部41b、42bの検出値を演算して出力する制御部41d、42dが設けられている。図2中のVdd1〜Vdd3は、電源用ラインであり、Vout1〜Vout3は、出力用ラインであり、GND1〜GND3は、グランドラインである。
本実施形態では、磁電変換素子41a、42aは、ホール素子であり、検出部41b、42bは、4つのホール素子から構成され、これら4つのホール素子によって、回転軸Lに対して垂直な方向のX軸方向とY軸方向の磁界の変化を検出するものである。
第1、第2磁気検出パッケージ41、42は、磁石3の回転軸L方向に配置されている。そして、磁石3が回転することによって変化する磁石3の磁界の強さを検出するものである。
また、第1磁気検出パッケージ41と第2磁気検出パッケージ42との間に回路基板6を設けてある。つまり、回路基板6の一方の面に第1磁気検出パッケージ41を設け、もう一方の面に第2磁気検出パッケージ42を設けている。そして、第1磁気検出パッケージ41、第2磁気検出パッケージ42および回路基板6を磁石3の回転軸L方向に積層して配置したものである。
第1磁気検出パッケージ41は、検出部41bを2つ備えており、第2磁気検出パッケージ42は、検出部42bを1つ備えたものである。第1磁気検出パッケージ41は、2つの検出部41bの間に回転軸Lが位置するように配置されている。第2磁気検出パッケージ42は、検出部42bの中央部に回転軸Lが位置するように、配置されている。第1磁気検出パッケージ41と第2磁気検出パッケージ42とは、検出部41、42の構成が同一であるため、検出部41b、42bは、それぞれ磁石3の位置関係が異なると、検出部41b、42bが出力する検出値は異なるが、各検出部41b、42bに設けた制御部41d、42dによって検出値に対する出力特性を調整することによって、同等の特性を出力することが可能である。
このように構成したことによって、磁石3の回転軸方向に投影した輪郭内に、第1、第2磁気検出パッケージ41、42(特に、検出部41b、42b)が位置することができ、磁石3の磁界の変化を良好に検出することができる。
各磁気検出パッケージ41、42は、図示しないリードを介して回路基板6と電気的に接続され、さらに、回路基板6と電気的に接続された配線7を通じて外部に出力するものである。
ハウジング5は、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂材料からなり、略円筒形状に形成された基部5aを備えている。この基部5aに回転部材2を回動自在に収納する第1の収納部5bが形成されている。
また、図1中、第1の収納部5bを形成する基部5aの下側の下端部5cは、後述する座金をかしめ固定するために第1の収納部5b内側に折り曲げられている。
また、図1中、ハウジング5の上側には、磁気検出パッケージ41、42と回路基板6とを収納する第2の収納部5dが形成されている。第2の収納部5dは、回路基板6の周囲を取り巻く壁部5eによって形成されている。なお、第2の収納部5d内は、充填部材10によって満たされている。この充填部材は、エポキシやシリコーン等からなる液体から固体へと硬化する樹脂からなり、例えば、UV硬化型あるいは熱硬化型樹脂などであり、磁気検出パッケージ4と回路基板6が、第2の収納部5d内において気密的に収納保持されるようになっている。
第1の収納部5bと第2の収納部5dとは、互いに連通しないように板状の仕切り5fで区切られており、この仕切り5fを挟んで磁気検出パッケージ4と磁石3とが対向するように設けられている。第1の収納部5b、第2の収納部5d及び仕切り5fは、一体に形成されている。
第1の収納部5bには、円筒状の金属部材11が設けられており、ハウジング5にインサート成形によって一体的に形成されている。この金属部材11は、真鍮等の非磁性材料からなり、回転部材2を回転自在に支持するものである。つまり、金属部材11は、その内周面が回転部材2の外周と当接して、回転部材2を回転可能に軸支する軸支部材としての機能を有している。
また、ハウジング5には、回路基板6の配設位置を決定する位置決め部5jが設けられている。この位置決め部5jは、第2の収納部5d内に設けられている。この位置決め部5jは、回路基板6の固定前は突起形状であるが、回路基板6を取り付けるために、熱などを加えて変形させて、回路基板6が外れないようにするものである。
回路基板6は、例えば硬質回路基板からなり、ハウジング5の仕切り5fに沿うように配設され、ハウジング5の第2の収納部5dに収納固定される。かかる回路基板6には、磁気検出パッケージ41、42に加えてコンデンサ等の各種電子部品が実装されている。また、6aは、配線7が貫通する孔であり、孔6aを貫通した配線7は図示しない半田によって回路基板6の図示しない配線パターンと電気的に接続している。また、6bは、回路基板6の配設位置を決定する位置決め部であり、ハウジング5の位置決め部5jが貫通する孔である。
配線7は、銅などの良好な導電性の金属を絶縁材で被覆したものである。なお、7aは、ゴムなどの弾性部材からなるパッキンであり、第2の収納部5d内を満たす充填部材10の漏れを防ぐものである。
なお、8は、ゴムなどの弾性部材からなる気密部材であり、本実施形態では、Yリングを用いている。このYリング8は、ドーナツ形状であり、その断面形状が、Y字状であり、回転角度検出装置1の第1の収納部5b内部に水等の異物が浸入するのを防止する機能を有している。このYリング8は、その弾性によって、振動による磁石3の変動を抑制し、誤検出を抑制することができる。また、Yリング8は、回転部材2やハウジング5との接触面積が小さいので、回転部材2が回転する時の摺動抵抗を低く抑えることができる。なお、このYリング8に代えて、断面X字形状のXリングを採用してもよい。また、回転部材2が回転する時の摺動抵抗を考慮しなければ、断面形状が、円形状のOリング8を採用することも可能である。
9は、座金であり、この座金9は、Yリング8を覆うようにハウジング5の下端部5cをかしめて固定される。回転部材2を第1の収納部5b内に保持するものである。
以上のように、回転部材2と、この回転部材2に固定され回転部材2の回転に伴って回転する磁石3と、磁石3の回転軸L方向に配置されるとともに磁石3が回転することによって変化する磁石3の磁界の強さを検出する磁電変換素子41a、42aからなる検出部41b、42bを内蔵した磁気検出パッケージ41、42と、磁気検出パッケージ41、42が実装される回路基板6と、回転部材2を回転自在に収納するとともに磁気検出パッケージ41、42と回路基板6とを収納するハウジング5と、を備えた回転角度検出装置1において、磁気検出パッケージ41、42は、検出部41bを2つ備えた第1磁気検出パッケージ41と、検出部42bを1つもしくは2つ備えた第2磁気検出パッケージ42とからなり、第1磁気検出パッケージ41と第2磁気検出パッケージ42との間に回路基板6を設けたことによって、少なくとも3つ以上の検出部を備えた回転角度検出装置を提供することができる。
また、第1磁気検出パッケージ41、第2磁気検出パッケージ42および回路基板6を磁石3の回転軸L方向に積層して配置したことによって、磁石3の回転軸方向に投影した輪郭内に、第1、第2磁気検出パッケージ41、42(特に、検出部41b、42b)が位置することができ、磁石3の磁界の変化を良好に検出することが可能な回転角度検出装置1を提供することができる。
なお、前記実施形態では、第2磁気検出パッケージ42の検出部42bを1つとしたことで、製造コストを抑制することが可能である。しかし、第2磁気検出パッケージ42を第1磁気検出パッケージ41と同様に、検出部42を2つとしたものであってもよい。
被検出体の回転角度を検出する回転角度検出装置に利用することができる。
1 回転角度検出装置
2 回転部材
3 磁石
5 ハウジング
5b 第1の収納部
5d 第2の収納部
5f 仕切り
10 充填部材
11 金属部材
41 第1磁気検出パッケージ
41a 磁電変換素子
41b 検出部
41c 半導体基板
41d 制御部
42 第2磁気検出パッケージ
42a 磁電変換素子
42b 検出部
42c 半導体基板
41d 制御部

Claims (3)

  1. 回転部材と、この回転部材に固定され前記回転部材の回転に伴って回転する磁石と、前記磁石の回転軸方向に配置されるとともに前記磁石が回転することによって変化する前記磁石の磁界の強さを検出する磁電変換素子からなる検出部を内蔵した磁気検出パッケージと、前記磁気検出パッケージが実装される回路基板と、前記回転部材を回転自在に収納するとともに前記磁気検出パッケージと前記回路基板とを収納するハウジングと、を備えた回転角度検出装置において、前記磁気検出パッケージは、前記検出部を2つ備えた第1磁気検出パッケージと、前記検出部を1つもしくは2つ備えた第2磁気検出パッケージとからなり、前記第1磁気検出パッケージと前記第2磁気検出パッケージとの間に前記回路基板を設けたことを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記第1磁気検出パッケージ、前記第2磁気検出パッケージおよび前記回路基板を前記磁石の回転軸方向に積層して配置したことを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
  3. 前記第2磁気検出パッケージの前記検出部を1つとしたことを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。

JP2015038214A 2015-02-27 2015-02-27 回転角度検出装置 Pending JP2016161322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015038214A JP2016161322A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 回転角度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015038214A JP2016161322A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 回転角度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016161322A true JP2016161322A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56846690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015038214A Pending JP2016161322A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 回転角度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016161322A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6593625B2 (ja) 回転角検出装置
JP5344375B2 (ja) 回転角度検出装置
JP5886269B2 (ja) 回転検出装置およびモータ
JP5966607B2 (ja) 液面検出装置
US20140077922A1 (en) Contactless potentiometer
JP5176997B2 (ja) 液面検出装置
RU2615612C2 (ru) Бесконтактный истинно двухосевой датчик угла поворота вала
JP2017015658A (ja) 回転角検出装置
JP6515513B2 (ja) モータ
JP2008111737A (ja) 回転センサ
JP7155846B2 (ja) 回転装置
JP2013113785A (ja) 回転角度検出装置
JP2016161322A (ja) 回転角度検出装置
JP2008111749A (ja) 回転センサ
US9612139B2 (en) Position detecting device
JP2010169652A (ja) 回転角度検出装置
JP2010236588A (ja) 変速位置検出装置
JP2015161671A (ja) 回転角度検出装置
JP2007010581A (ja) 非接触型ポテンショメータ
JP7394570B2 (ja) ブラシレスモータ
JP7325946B2 (ja) モータおよび回転機器
JP2006242777A (ja) 液面検出装置とその出力調整方法
JP2021165699A (ja) 磁石ユニット及び位置検出装置
JP6349500B2 (ja) レゾルバ
JP5344374B2 (ja) 回転角度検出装置