JP2016161196A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016161196A
JP2016161196A JP2015039336A JP2015039336A JP2016161196A JP 2016161196 A JP2016161196 A JP 2016161196A JP 2015039336 A JP2015039336 A JP 2015039336A JP 2015039336 A JP2015039336 A JP 2015039336A JP 2016161196 A JP2016161196 A JP 2016161196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
heat exchanger
pressure
pipe
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015039336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6146428B2 (ja
Inventor
隆司 武内
Takashi Takeuchi
隆司 武内
巌 篠原
Iwao Shinohara
巌 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2015039336A priority Critical patent/JP6146428B2/ja
Publication of JP2016161196A publication Critical patent/JP2016161196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6146428B2 publication Critical patent/JP6146428B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

【課題】逆サイクルデフロスト運転の時間を短縮するとともに、圧縮機の故障を防止できる冷凍装置を提供する。
【解決手段】逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器71の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な庫内膨張弁(冷媒逆流防止機構)72を閉じ、逆サイクルデフロスト運転の開始後に、庫外熱交換器の圧力が第1の所定圧力に低下すると、庫内膨張弁を開くデフロスト開始制御を行うコントローラ120を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍装置に関し、特に、庫内熱交換器と庫外熱交換器を備えて冷凍サイクル動作により庫内熱交換器で庫内を冷却する冷媒回路と、冷却運転と逆サイクルデフロスト運転の動作を制御する制御部とを備えた冷凍装置に関するものである。
従来、冷凍サイクル動作により庫内を冷却する庫内熱交換器を有する冷媒回路を備えた冷凍装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の冷凍装置は、一般に、庫内を冷却する冷却運転を制御する制御部を備え、この制御部により、庫内熱交換器に付着した霜を除去するデフロスト運転の動作も制御するようにしている。
また、上記従来の冷凍装置では、デフロスト運転時には冷媒回路内で冷媒を冷却運転時とは逆方向に循環させることで、庫内熱交換器に高温の冷媒を供給する逆サイクルデフロスト運転を行うようにしている。この冷凍装置では、冷却運転から逆サイクルデフロスト運転に切り換えるときには、四路切換弁を切り換えるとともに庫内膨張弁を全開にして、庫内熱交換器に高温の冷媒が供給される。
特開2014−070830号公報
しかしながら、逆サイクルデフロストに切り換えたときに、庫内熱交換器や庫内温度が冷凍領域にあると、圧縮機の吐出冷媒よりも、冷媒回路の液ラインに残っている冷媒が低圧の庫内熱交換器に流れ込みやすくなる(冷媒が逆流しやすくなる)。また、冷媒の循環方向を逆サイクルに切り換えたときには圧縮機の吸入側に液冷媒が溜まっているため、デフロスト時の加熱能力が低い状態となり、デフロスト運転に長い時間がかかってしまう。
また、蒸発温度が上昇するか、庫外熱交換器が液冷媒で満たされて蒸発器の圧力が上昇すると、逆サイクルの冷媒の流れは正常になるが、その場合は圧縮機に液冷媒が吸入される液バックが生じてしまい、圧縮機が故障するおそれがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、逆サイクルデフロスト運転の時間を短縮するとともに、圧縮機の故障を防止できるようにすることである。
第1の発明は、庫内熱交換器(71)と庫外熱交換器(24)を備え、冷凍サイクル動作により庫内熱交換器(71)で庫内を冷却する冷媒回路(11)と、冷却運転と逆サイクルデフロスト運転の動作を制御する制御部(120)とを備えた冷凍装置を前提としている。
そして、この冷凍装置は、上記制御部(120)が、逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構(72)を閉じ、逆サイクルデフロスト運転の開始後に上記庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力に低下すると、上記冷媒逆流防止機構(72)を開くデフロスト開始制御を行うことを特徴としている。
この第1の発明では、逆サイクルデフロスト運転の開始時には、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構(72)が閉じられ、冷媒を逆サイクルの方向へ流す動作が行われる。このことにより、まず、液ラインの冷媒が庫外熱交換器(24)で蒸発して圧縮機(21,22,23)に吸入され、圧縮された冷媒が庫内熱交換器(71)に向かって吐出される。このことにより、冷媒の逆襲が防止される。そして、庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力まで低下すると冷媒逆流防止機構(72)が開放されて、冷媒が冷媒回路(11)を逆サイクルで循環する。
第2の発明は、第1の発明において、上記制御部(120)が、外気温度に応じて上記第1の所定圧力を変更し、外気温度が低いほど上記第1の所定圧力が低く設定されることを特徴としている。
この第2の発明では、デフロスト運転の開始時に、外気温度に応じて上記第1の所定圧力が変更され、その外気温度が低いほど上記第1の所定圧力が低く設定される。つまり、上記第1の所定圧力が外気温度に見合った圧力に設定され、この圧力に基づいて制御が行われる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記第1の所定圧力が、液ラインの圧力よりも低い圧力であることを特徴としている。
この第3の発明では、デフロスト運転の開始時に、上記第1の所定圧力が、液ラインの圧力よりも低い圧力に設定される。そして、この圧力に基づいて制御が行われる。
第4の発明は、第1から第3の発明の何れか1つにおいて、上記冷媒逆流防止機構(72)が上記冷媒回路(11)に設けられている庫内膨張弁であることを特徴としている。
この第4の発明では、冷媒逆流防止機構(72)として庫内膨張弁を利用して、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒の逆流を防止する制御が行われる。
第5の発明は、第1から第4の発明のいずれか1つにおいて、上記制御部(120)が、上記庫外熱交換器(24)の圧力が上記第1の所定圧力よりも低い第2の所定圧力まで低下すると圧縮機(21,22,23)の能力を低下させることを特徴としている。
この第5の発明では、デフロスト運転中に庫外熱交換器(24)の圧力が第2の所定圧力まで低下すると、圧縮機(21,22,23)の能力が出過ぎていると判断されることから、圧縮機(21,22,23)の能力を低下させる制御が行われる。
本発明によれば、逆サイクルデフロスト運転の開始時には、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構(72)が閉じられて、冷媒を逆サイクルの方向へ流す制御が行われ、液ラインの冷媒が庫外熱交換器(24)を介して圧縮機(21,22,23)に吸入される。圧縮機(21,22,23)で圧縮された冷媒は庫内熱交換器(71)に向かって吐出され、その間に冷媒の逆流は生じない。その後、庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力まで低下すると、圧力が異常低下しないように冷媒逆流防止機構(72)が開放されて、冷媒が冷媒回路(11)を逆サイクルで循環する。また、従来は、庫外熱交換器(24)が液冷媒で満たされて蒸発器の圧力が上昇し、圧縮機(21,22,23)に液冷媒が吸入される液バックが生じてしまい、圧縮機(21,22,23)が故障するおそれがあったのに対して、本発明では液バックが生じにくくなるので圧縮機(21,22,23)の故障を未然に防ぐことが可能になる。
上記第2の発明によれば、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒逆流防止機構(72)を閉じた運転を行う際に、庫外熱交換器(24)の圧力が外気温度に応じて定められた第1の所定圧力まで低下すると、冷媒逆流防止機構(72)が開放されるので、冷媒回路の低圧圧力が異常に低下するのを防止できる。
上記第3の発明によれば、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒逆流防止機構(72)を閉じた運転を行う際に、庫外熱交換器(24)の圧力が液ラインの圧力よりも低い圧力に設定された第1の所定圧力まで低下すると、冷媒逆流防止機構(72)が開放されるので、冷媒回路の低圧圧力が異常に低下するのを防止できる。
上記第4の発明によれば、冷媒逆流防止機構(72)として庫内膨張弁を利用することにより、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒の逆流を防止する制御を簡単な構成で実現できる。
上記第5の発明によれば、デフロスト運転中に庫外熱交換器(24)の圧力が第2の所定圧力まで低下すると、圧縮機(21,22,23)の能力が出過ぎていると判断されることから、圧縮機(21,22,23)の能力を低下させる制御が行われるので、圧縮機(21,22,23)を保護できる。
図1は、本発明の実施形態に係る冷凍装置の冷媒回路図である。 図2は、図1の冷凍装置の冷媒回路において、冷却運転時の冷媒の流れを示す図である。 図3は、図1の冷凍装置の冷媒回路において、デフロスト運転時の冷媒の流れを示す図である。 図4は、図1の冷凍装置におけるデフロスト運転の制御を示すフローチャートである。 図5は、デフロスト運転時の冷媒逆流防止の制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態に係る冷凍装置(10)は、冷凍庫の庫内を冷却する冷凍装置である。図1に示すように、冷凍装置(10)は、室外ユニット(熱源ユニット)(20)と、冷却ユニット(利用ユニット)(70)と、2本の連絡配管(14,15)とを備えている。室外ユニット(20)には、熱源回路(20a)が設けられ、冷却ユニット(70)には、利用回路(70a)が設けられている。熱源回路(20a)には、ガス側閉鎖弁(12)と液側閉鎖弁(13)とが設けられている。ガス側閉鎖弁(12)には、ガス側連絡配管(14)が接続され、液側閉鎖弁(13)には、液側連絡配管(15)が接続されている。熱源回路(20a)と利用回路(70a)とは、ガス側連絡配管(14)及び液側連絡配管(15)によって互いに接続されている。これにより、冷凍装置(10)では、冷媒が循環して冷凍サイクルが行われる冷媒回路(11)が構成されている。
〈室外ユニット〉
室外ユニット(20)は、室外に設置されている。室外ユニット(20)は、室外回路(20a)と、室外ファン(24a)とを備えている。
室外回路(20a)には、第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、第3圧縮機(23)、室外熱交換器(24)、受液器(25)、過冷却熱交換器(26)、四方切換弁(27)、及び第1〜第3油分離器(28a,28b,28c)が接続されている。
各圧縮機(21,22,23)は、例えば、互いに歯合する固定スクロール及び可動スクロールの間に圧縮室を形成するスクロール式の圧縮機である。第1圧縮機(21)は、可変容量式の圧縮機である。即ち、第1圧縮機(21)のモータには、インバータ装置を介して電力が供給される。つまり、第1圧縮機(21)は、インバータ装置の出力電力の周波数を制御することで、モータの回転数(即ち、運転周波数)が可変に構成される。第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)は、回転数が一定となる固定容量式の圧縮機である。
第1圧縮機(21)の吐出部には、第1吐出管(31)が接続され、第2圧縮機(22)の吐出部には、第2吐出管(32)が接続され、第3圧縮機(23)の吐出部には、第3吐出管(33)が接続されている。これらの吐出管(31,32,33)の流出部には、1本の主吐出管(37)が接続されている。第1吐出管(31)には、第1逆止弁(CV1)が接続され、第2吐出管(32)には、第2逆止弁(CV2)が接続され、第3吐出管(33)には、第3逆止弁(CV3)が接続されている。これらの逆止弁(CV1〜CV3)、及び詳細は後述する他の逆止弁(CV4〜CV10)は、図1の矢印の示す方向への冷媒の流れを許容する一方、これとは逆方向の冷媒の流れを禁止する。
上記第1〜第3油分離器(28a,28b,28c)は、それぞれ第1〜第3吐出管(31,32,33)
の中途部であって各圧縮機(21,22,23)と各逆止弁(CV1,CV2,CV3)との間に設けられている。第1〜第3油分離器(28a,28b,28c)は、それぞれ第1〜第3圧縮機(21,22,23)から吐出された冷媒に混じった潤滑油を分離し、該潤滑油を第1〜第3圧縮機(21,22,23)に返送する。具体的には、第1〜第3油分離器(21,22,23)において冷媒から分離された潤滑油は、各第1〜第3油分離器(28a,28b,28c)に接続された油戻し配管(29)を介して、後述するインジェクション回路(50)の流出管(52)に戻される。油戻し配管(29)は、流入側が3つに分岐し、各分岐管が各油分離器(28a,28b,28c)に接続されている。油戻し配管(29)の各分岐管には、油分離器(28a,28b,28c)からインジェクション回路(50)へ向かって順に、逆止弁(CV11,CV12,CV13)とキャピラリチューブ(29a,29b,29c)とが設けられている。各逆止弁(CV11,CV12,CV13)は、油分離器(28a,28b,28c)からインジェクション回路(50)へ向かう潤滑油の流通を許容し、逆方向への潤滑油の流通を阻止する。
第1圧縮機(21)の吸入部には、第1吸入管(34)が接続され、第2圧縮機(22)の吸入部には、第2吸入管(35)が接続され、第3圧縮機(23)の吸入部には、第3吸入管(36)が接続されている。各吸入管(34,35,36)の流入部には、1本の主吸入管(吸入ライン)(38)が接続されている。
室外熱交換器(24)は、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器である。室外熱交換器(24)の近傍には、室外ファン(24a)が設置されている。室外熱交換器(24)では、その内部を流れる冷媒と、室外ファン(24a)が搬送する室外空気とが熱交換する。
受液器(25)は、その内部に冷媒回路(11)の余剰の冷媒が貯留される密閉容器である。受液器(25)には、第1液管(39)と第2液管(40)とが接続されている。第1液管(39)は、一端が室外熱交換器(24)の液側端部に接続され、他端が受液器(25)の頂部に接続されている。第1液管(39)には、第4逆止弁(CV4)が接続されている。第2液管(40)は、一端が受液器(25)の底部に接続され、他端が過冷却熱交換器(26)に接続されている。
過冷却熱交換器(26)は、第1流路(26a)と第2流路(26b)とを有し、両者の流路(26a,26b)を流れる冷媒を互いに熱交換させる。第1流路(26a)は、流入端が第2液管(40)に接続され、流出端が第3液管(41)に接続されている。第2流路(26b)は、インジェクション回路(50)に接続されている。過冷却熱交換器(26)では、第1流路(26a)を流れる高圧の液冷媒と、第2流路(26b)を流れる中間圧の冷媒とが熱交換する。これにより、第1流路(26a)の高圧冷媒が冷却され、この高圧冷媒の過冷却度が大きくなる。
第3液管(41)は、一端が過冷却熱交換器(26)の第1流路(26a)に接続され、他端が液側閉鎖弁(13)に接続されている。第3液管(41)には、流入側から流出側に向かって順に、室外膨張弁(60)、及び第5逆止弁(CV5)が接続されている。室外膨張弁(60)は、開度が調節可能な電子膨張弁であり、熱源回路(20a)の液ラインである第3液管(41)に接続された液側膨張弁を構成する。
インジェクション回路(50)は、中間圧の冷媒を各圧縮機(21,22,23)へ導入するものである。インジェクション回路(50)は、流入管(51)、流出管(52)、第1導入管(53)、第2導入管(54)、及び第3導入管(55)を有している。流入管(51)は、流入端が第3液管(41)に接続され、流出端が過冷却熱交換器(26)の第2流路(26b)に接続されている。流入管(51)には、減圧弁(61)が接続されている。減圧弁(61)は、開度が調節可能な電子膨張弁で構成されている。流出管(52)は、流入端が過冷却熱交換器(26)の第2流路(26b)に接続され、流出端には3本の導入管(53,54,55)が接続されている。流入管(51)における減圧弁(61)の上流側の位置と、第3液管(41)における室外膨張弁(60)と第5逆止弁(CV5)との間の位置とには、接続管(56)が接続されている。この接続管(56)には開閉弁(57)が設けられている。
第1導入管(53)の流出端は、第1圧縮機(21)の圧縮途中(中間圧部)に接続され、第2導入管(54)の流出端は、第2圧縮機(22)の圧縮途中(中間圧部)に接続され、第3導入管(55)の流出端は、第3圧縮機(23)の圧縮途中(中間圧部)に接続されている。第1導入管(53)には、流量調節弁(62)が接続されている。流量調節弁(62)は、開度が調節可能な電子膨張弁で構成されている。第2導入管(54)には、流入側から流出側に向かって順に、第1開閉弁(63)及び第6逆止弁(CV6)が接続されている。第3導入管(55)には、流入側から流出側に向かって順に、第2開閉弁(64)及び第7逆止弁(CV7)が接続されている。第1開閉弁(63)及び第2開閉弁(64)は、開閉状態が切り換わる電磁弁で構成されている。
熱源回路(20a)には、第1分岐管(42)と第2分岐管(43)とが接続されている。第1分岐管(42)は、一端が第3液管(41)における第5逆止弁(CV5)の流出側に接続され、他端が第1液管(39)における第4逆止弁(CV4)の流出側に接続されている。第1分岐管(42)には、第8逆止弁(CV8)が接続されている。第2分岐管(43)は、一端が第3液管(41)における室外膨張弁(60)と第5逆止弁(CV5)の間に接続され、他端が第1液管(39)における第4逆止弁(CV4)の流入側に接続されている。第2分岐管(43)には、第9逆止弁(CV9)が接続されている。
また、第1分岐管(42)の第8逆止弁(CV8)の下流側と第1液管(39)の第4逆止弁(CV4)の上流側との間には、第3分岐管(44)が設けられている。第3分岐管(44)には、第10逆止弁(CV10)が設けられている。第10逆止弁(CV10)は、第1分岐管(42)から庫外熱交換器(24)へ向かう冷媒の流通を許容し、逆方向への冷媒の流通を阻止する。
四方切換弁(27)は、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)が連通し且つ第2ポート(P2)と第4ポート(P4)が連通する第1状態(図1の実線で示す状態)と、第1ポート(P1)と第4ポート(P4)が連通し且つ第2ポート(P2)と第3ポート(P3)が連通する第2状態(図1の破線で示す状態)とに切り換え可能に構成されている。
〈冷却ユニット〉
冷却ユニット(70)は、例えば冷凍庫の庫内の空気を処理対象とし、この空気を冷却するものである。冷却ユニット(70)は、利用回路(70a)と、庫内ファン(71a)とを備えている。利用回路(70a)には、ガス側端部から液側端部に向かって順に、庫内熱交換器(利用側熱交換器)(71)、庫内膨張弁(72)、及びドレンパンヒータ(73)が接続されている。
庫内熱交換器(71)は、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器である。庫内熱交換器(71)の近傍には、庫内ファン(71a)が設置されている。庫内熱交換器(71)では、その内部を流れる冷媒と、庫内ファン(71a)が搬送する庫内の空気とが熱交換する。庫内膨張弁(72)には電子膨張弁が用いられている。また、ドレンパンヒータ(73)は、デフロスト運転を行うことにより庫内熱交換器(71)の下方のドレンパン(74)に溜まるドレン(氷や水)を蒸発させるための熱交換器である。
〈センサ〉
冷凍装置(10)には、各種のセンサが設けられている。具体的に、第1吐出管(31)には、第1圧縮機(21)の吐出冷媒の温度を検知する第1吐出温度センサ(101)が第1油分離器(28a)の上流側に設けられ、第2吐出管(32)には、第2圧縮機(22)の吐出冷媒の温度を検知する第2吐出温度センサ(102)が第2油分離器(28b)の上流側に設けられ、第3吐出管(33)には、第3圧縮機(23)の吐出冷媒の温度を検知する第3吐出温度センサ(103)が第3油分離器(28c)の上流側に設けられている。また、主吐出管(37)には、吐出冷媒の圧力(高圧圧力)を検知する吐出圧力センサ(104)が設けられ、主吸入管(38)には、吸入冷媒の温度を検知する吸入温度センサ(105)と、吸入冷媒の圧力(低圧圧力)を検知する吸入圧力センサ(106)とが設けられている。
室外熱交換器(24)の液側寄りには、冷媒の温度を検知する第1液冷媒温度センサ(107)が設けられ、第3液管(41)には、冷媒の温度を検知する第2液冷媒温度センサ(108)が設けられている。インジェクション回路(50)の流入管(51)には、減圧弁(61)の下流側に冷媒の温度を検知する第1中間冷媒温度センサ(109)が設けられ、インジェクション回路(50)の流出管(52)には、冷媒の温度を検知する第2中間冷媒温度センサ(110)が設けられている。過冷却熱交換器(26)の第1流路(26a)の出口側には、第3液冷媒温度センサ(111)が設けられている。
また、室外熱交換器(24)の近傍には、室外空気の温度を検知する外気温度センサ(112)が設けられ、庫内熱交換器(71)の近傍には、庫内の空気の温度を検知する庫内温度センサ(113)(温度検知部)が設けられている。また、庫内熱交換器(71)には、庫内熱交換器温度センサ(114)が設けられ、庫内熱交換器(71)のガス側には庫内ガス冷媒温度センサ(115)が設けられ、ドレンパンヒータ(73)にはドレンパンヒータ温度センサ(116)が設けられている。
本実施形態の冷凍装置(10)には、コントローラ(制御部)(120)が設けられている。このコントローラ(120)は、通常の冷却運転の制御とデフロスト運転の制御を行う。
また、上記コントローラ(120)は、逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられている開閉可能な庫内膨張弁(冷媒逆流防止機構)(72)を閉じる一方、逆サイクルデフロスト運転の開始後に上記庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力にまで低下すると、上記庫内膨張弁(72)を開くデフロスト開始制御(冷媒逆流防止制御)を行う。
また、上記コントローラ(120)は、外気温度に応じて上記第1の所定圧力を変更し、外気温度が低いほど上記第1の所定圧力を低く設定する。上記第1の所定圧力は、液ラインの圧力よりも低い圧力である。
また、上記コントローラ(120)は、上記庫外熱交換器(24)の圧力が上記第1の所定圧力よりも低い第2の所定圧力まで低下すると、上記冷媒回路(11)に設けられている圧縮機(21,22,23)の能力を低下させる制御を行うように構成されている。
−運転動作−
実施形態に係る冷凍装置(10)の基本的な運転動作について説明する。冷凍装置(10)は、冷却ユニット(70)で庫内を冷却する冷却運転と、冷却ユニット(70)の庫内熱交換器(71)に付着した霜を除去するデフロスト運転とを切り換えて行う。
〈冷却運転〉
図2に示す冷却運転時の室外ユニット(20)では、四方切換弁(27)が第1状態に、室外膨張弁(60)が全開状態に、減圧弁(61)及び流量調節弁(62)が所定開度に、第1開閉弁(63)及び第2開閉弁(64)が開放状態に、室外ファン(24a)が運転状態となる。また、冷却運転時の冷却ユニット(70)では、庫内膨張弁(72)の開度が適宜調節され、庫内ファン(71a)が運転状態となる。
冷却運転では、室外熱交換器(24)が凝縮器となり、庫内熱交換器(71)が蒸発器となる第1冷凍サイクル動作が行われる。具体的に、各圧縮機(21,22,23)で圧縮された冷媒は、各油分離器(28a,28b,28c)において潤滑油が分離された後に主吐出管(37)において合流し、四方切換弁(27)を通過して室外熱交換器(24)を流れる。室外熱交換器(24)では、冷媒が室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(24)で凝縮した冷媒は、第1液管(39)、受液器(25)、第2液管(40)を順に通過し、過冷却熱交換器(26)の第1流路(26a)を流れる。第1流路(26a)を通過して第3液管(41)を流れる冷媒の一部は、インジェクション回路(50)の流入管(51)に分流し、減圧弁(61)で減圧された後、第2流路(26b)を流れる。
過冷却熱交換器(26)では、第1流路(26a)を流れる高圧の液冷媒と、第2流路(26b)を流れる中間圧の冷媒とが熱交換する。この結果、第1流路(26a)を流れる冷媒が冷却され、その冷媒の過冷却度が大きくなる一方、第2流路(26b)を流れる冷媒が蒸発する。第2流路(26b)を通過した冷媒は、インジェクション回路(50)の各導入管(53,54,55)に分流し、各圧縮機(21,22,23)の圧縮室の圧縮途中(中間圧部)に吸入される。
第3液管(41)を流出した冷媒は、液側連絡配管(15)を流れ、利用回路(70a)へ送られる。利用回路(70a)では、冷媒が庫内膨張弁(72)で減圧された後、庫内熱交換器(71)を流れる。庫内熱交換器(71)では、冷媒が庫内の空気から吸熱して蒸発する。この結果、庫内の空気が冷却される。庫内熱交換器(71)で蒸発した冷媒は、ガス側連絡配管(14)を通過し、熱源回路(20a)へ送られる。熱源回路(20a)では、冷媒が四方切換弁(27)を通過し、各吸入管(34,35,36)より各圧縮機(21,22,23)に吸入される。
また、第1〜第3油分離器(28a,28b,28c)において第1〜第3圧縮機(21,22,23)の吐出冷媒から分離された潤滑油は、油戻し配管(29)を通ってインジェクション回路(50)の冷媒と合流し、第1〜第3圧縮機(21,22,23)へ返送される。
〈デフロスト運転〉
図3に示すデフロスト運転時の室外ユニット(20)では、四方切換弁(27)が第2状態に、減圧弁(61)、流量調節弁(62)、第1開閉弁(63)及び第2開閉弁(64)が閉鎖状態となる。また、室外膨張弁(60)の開度が所定開度に調節され、室外ファン(24a)が運転状態となる。また、デフロスト運転時の冷却ユニット(70)では、庫内膨張弁(72)が概ね全開状態となり、庫内ファン(71a)が運転状態となる。
デフロスト運転では、庫内熱交換器(71)が凝縮器となり、室外熱交換器(24)が蒸発器となる第2冷凍サイクル動作が行われる。具体的に、各圧縮機(21,22,23)で圧縮された冷媒は、各油分離器(28a,28b,28c)において潤滑油が分離された後に主吐出管(37)において合流し、四方切換弁(27)及びガス側連絡配管(14)を通過し、利用回路(70a)へ送られる。利用回路(70a)では、冷媒が庫内熱交換器(71)を流れる。庫内熱交換器(71)では、冷媒の熱が伝熱管を介して、その周囲の霜へ伝わる。これにより、庫内熱交換器(71)の伝熱管に付着した霜が融解し、庫内熱交換器(71)の除霜が行われる。庫内熱交換器(71)で放熱した冷媒は、庫内膨張弁(72)、液側連絡配管(15)を順に通過し、熱源回路(20a)へ送られる。また、ドレンパン(74)に溜まったドレンはドレンパンヒータ(73)により加熱される。
熱源回路(20a)では、冷媒が、第3液管(41)、第1分岐管(42)、受液器(25)、第2液管(40)、過冷却熱交換器(26)の第1流路(26a)を順に通過し、第2液管(40)の室外膨張弁(60)を流れる。室外膨張弁(60)では、冷媒が低圧圧力にまで減圧される。この際、室外膨張弁(60)の開度は、各圧縮機(21,22,23)の吸入冷媒の過熱度が目標値に近づくように調節される。
室外膨張弁(60)で減圧された冷媒は、第2分岐管(43)を通過し、室外熱交換器(24)を流れる。室外熱交換器(24)では、冷媒が室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(24)で蒸発した冷媒は、四方切換弁(27)を通過し、各吸入管(34,35,36)より各圧縮機(21,22,23)に吸入される。
次に、この冷凍装置(1)のデフロスト運転時の動作について、図4,図5を用いて具体的に説明する。
図4に示すように、デフロスト運転の動作が開始されると、ステップST1において四方切換弁(27)がON(第2状態)に設定され、ステップST2においてデフロスト時冷媒逆流防止のサブルーチンが実行される。このサブルーチンでは、図5に示すように、ステップST11で庫内の吸込温度が10℃よりも低くて、かつ庫内温度センサ(113)に異常がないかどうかを判別する。判別結果が「YES」であればステップST12へ進んで庫内膨張弁を強制的に全閉にする信号を送信し、リターンする。また、ステップST11の判別結果が「NO」であればステップST13へ進んで庫内膨張弁を全開にする信号を送信し、リターンする。
ステップST11の判別結果が「YES」であった場合、庫内が冷えているので、そのまま逆サイクルデフロストに入ると、庫内熱交換器(71)と液ラインの圧力差に比べて圧縮機(21,22,23)の高低差圧が小さくて、圧縮機(21,22,23)に受液器(25)や庫外熱交換器(24)の冷媒が吸入されにくく、吐出冷媒が庫内熱交換器(71)に供給されにくいうえ、高圧の液ラインと低圧の庫内熱交換器(71)の差圧は大きいので液ラインの冷媒が庫内熱交換器(71)に逆流するおそれがある。一方、本実施形態では、ステップST11の判別結果が「YES」であった場合はステップST12で庫内膨張弁(72)を強制的に全閉にしているので、図4のステップST3でデフロスト信号を送信し、逆サイクル方向へ冷媒を流すと、液ラインの冷媒は庫内膨張弁(72)で止められて庫内熱交換器(72)へ逆流しない。そして、この液ラインの冷媒は、庫外熱交換器(24)で蒸発してから圧縮機(21,22,23)に吸入されて圧縮され、庫内熱交換器(71)へ向かって吐出される。吐出冷媒が十分に庫内熱交換器(71)に供給されると、液ラインの冷媒量が少なくなってその圧力が低下するため、圧縮機(21,22,23)の高低差圧も大きくなる。
ステップST4では、高圧センサに異常がなく、高圧圧力が所定値よりも低いかどうかを判別しており、圧力が上昇しすぎていなければステップST5で周波数上昇させてデフロスト運転を制御するサブルーチンを実行した後、リターンする。また、ステップST4の判別の結果、圧力が上昇しすぎていると判断されると、ステップST6で、圧力の上昇が抑えられるか、10秒経過するまで待ってリターンする。
以上のように、本実施形態では、上記制御部(120)は、逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な庫内膨張弁(冷媒逆流防止機構)(72)を閉じ、逆サイクルデフロスト運転の開始後に上記庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力に低下すると、上記冷媒逆流防止機構(72)を開くデフロスト開始制御を行う。
また、上述したように、上記制御部(120)は、外気温度に応じて上記第1の所定圧力を変更し、外気温度が低いほど上記第1の所定圧力を低く設定する。また、上記第1の所定圧力は、液ラインの圧力よりも低い圧力である。また、上記制御部(120)は、上記庫外熱交換器(24)の圧力が上記第1の所定圧力よりも低い第2の所定圧力まで低下すると上記冷媒回路(11)に設けられている圧縮機(21,22,23)の能力を低下させる動作を行う。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、逆サイクルデフロスト運転の開始時には、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構である庫内膨張弁(72)が閉じられて、冷媒を逆サイクルの方向へ流す制御が行われ、液ラインの冷媒が庫外熱交換器(24)を介して圧縮機(21,22,23)に吸入される。圧縮機(21,22,23)で圧縮された冷媒は庫内熱交換器(71)に向かって吐出され、庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力まで低下すると、圧力が異常低下しないように冷媒逆流防止機構(72)が開放されて、冷媒が冷媒回路(11)を逆サイクルで循環する。また、従来の庫外熱交換器(24)が液冷媒で満たされて蒸発器の圧力が上昇すると、圧縮機(21,22,23)に液冷媒が吸入される液バックが生じてしまい、圧縮機(21,22,23)が故障するおそれがあるのに対して、本発明では液バックが生じにくくなるので圧縮機を保護できる。
また、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒逆流防止機構(72)を閉じた運転を行う際に、庫外熱交換器(24)の圧力が外気温度に応じて定められた第1の所定圧力まで低下すると、冷媒逆流防止機構(72)が開放されるので、圧力の異常低下を確実に防止できる。
また、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒逆流防止機構(72)を閉じた運転を行う際に、庫外熱交換器(24)の圧力が液ラインの圧力よりも低い圧力に設定された第1の所定圧力まで低下すると、冷媒逆流防止機構(72)が開放されるので、このことによっても圧力の異常低下を防止できる。
また、本実施形態によれば、冷媒逆流防止機構(72)として庫内膨張弁を利用することにより、逆サイクルデフロスト運転の開始時に冷媒の逆流を防止する制御を簡単な構成で実現できる。
また、デフロスト運転中に庫外熱交換器(24)の圧力が第2の所定圧力まで低下すると、圧縮機(21,22,23)の能力が出過ぎていると判断されて、圧縮機(21,22,23)の能力を低下させる制御が行われるので、このことによっても圧縮機(21,22,23)を保護できる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態において、第1の所定圧力や第2の所定圧力は、装置構成や設置条件に応じて適宜定めればよい。
また、上記実施形態では、冷媒流防止機構として庫内膨張弁を利用しているが、庫内膨張弁とは別に電磁弁などの他の開閉機構を設けてそれを冷媒逆流防止機構に用いてもよい。
要するに、本発明は、逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構(72)を閉じ、逆サイクルデフロスト運転の開始後に上記庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力に低下すると、上記冷媒逆流防止機構(72)を開くデフロスト開始制御を行う限り、他の構成は適宜変更してもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、庫内熱交換器と庫外熱交換器を備えて冷凍サイクル動作により庫内熱交換器で庫内を冷却する冷媒回路と、冷却運転と逆サイクルデフロスト運転の動作を制御する制御部とを備えた冷凍装置について有用である。
10 冷凍装置
11 冷媒回路
21 第1圧縮機
22 第2圧縮機
23 第3圧縮機
24 庫外熱交換器
71 庫内熱交換器
72 庫内膨張弁(冷媒逆流防止機構)
120 制御部

Claims (5)

  1. 庫内熱交換器(71)と庫外熱交換器(24)を備え、冷凍サイクル動作により庫内熱交換器(71)で庫内を冷却する冷媒回路(11)と、冷却運転と逆サイクルデフロスト運転の動作を制御する制御部(120)とを備えた冷凍装置であって、
    上記制御部(120)は、逆サイクルデフロスト運転の開始時に、庫内熱交換器(71)の出口側の液ラインに設けられた開閉可能な冷媒逆流防止機構(72)を閉じ、逆サイクルデフロスト運転の開始後に上記庫外熱交換器(24)の圧力が第1の所定圧力に低下すると、上記冷媒逆流防止機構(72)を開くデフロスト開始制御を行うことを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1において、
    上記制御部(120)は、外気温度に応じて上記第1の所定圧力を変更し、外気温度が低いほど上記第1の所定圧力を低く設定することを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記第1の所定圧力は、液ラインの圧力よりも低い圧力であることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つにおいて、
    上記冷媒逆流防止機構(72)が上記冷媒回路(11)に設けられている庫内膨張弁であることを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つにおいて、
    上記制御部(120)は、上記庫外熱交換器(24)の圧力が上記第1の所定圧力よりも低い第2の所定圧力まで低下すると上記冷媒回路(11)に設けられている圧縮機(21,22,23)の能力を低下させることを特徴とする冷凍装置。
JP2015039336A 2015-02-27 2015-02-27 冷凍装置 Expired - Fee Related JP6146428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015039336A JP6146428B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015039336A JP6146428B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016161196A true JP2016161196A (ja) 2016-09-05
JP6146428B2 JP6146428B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=56844738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015039336A Expired - Fee Related JP6146428B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6146428B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019066086A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186541A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 三洋電機株式会社 冷凍システムの運転方法
JPH0571832A (ja) * 1991-09-10 1993-03-23 Toshiba Ave Corp 空気調和機
JP2002081778A (ja) * 2000-08-31 2002-03-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP4329350B2 (ja) * 2003-02-05 2009-09-09 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2011117617A (ja) * 2008-03-18 2011-06-16 Daikin Industries Ltd 冷凍装置
JP2014070830A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186541A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 三洋電機株式会社 冷凍システムの運転方法
JPH0571832A (ja) * 1991-09-10 1993-03-23 Toshiba Ave Corp 空気調和機
JP2002081778A (ja) * 2000-08-31 2002-03-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP4329350B2 (ja) * 2003-02-05 2009-09-09 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2011117617A (ja) * 2008-03-18 2011-06-16 Daikin Industries Ltd 冷凍装置
JP2014070830A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019066086A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6146428B2 (ja) 2017-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9541317B2 (en) Container refrigeration system
US9316423B2 (en) Container refrigeration apparatus
US10077924B2 (en) Binary refrigeration apparatus
WO2010013392A1 (ja) 冷凍装置
JP5098472B2 (ja) 冷凍機を用いたチラー
JP6052456B2 (ja) 冷凍装置
JP2009109110A (ja) 冷凍装置
JP2014070830A (ja) 冷凍装置
JP4868049B2 (ja) 冷凍装置
JP6137262B2 (ja) 冷凍装置
JP6146428B2 (ja) 冷凍装置
JP2018080899A (ja) 冷凍装置
JP2013140002A (ja) コンテナ用冷凍装置
JP2021055876A (ja) 熱源ユニット及び冷凍装置
JP2011158144A (ja) 冷凍装置
JP2008032337A (ja) 冷凍装置
WO2021033426A1 (ja) 熱源ユニット及び冷凍装置
JP2007127302A (ja) 冷凍装置
JP6812885B2 (ja) 冷凍装置及び熱源装置
JP6848395B2 (ja) 冷凍装置
JP2014070829A (ja) 冷凍装置
JP6052316B2 (ja) 冷凍装置
JP5544840B2 (ja) コンテナ用冷凍装置
JP2021032441A (ja) 冷凍装置及び中間ユニット
JP6787465B1 (ja) 熱源ユニット及び冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170501

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6146428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees