JP2016160736A - 排水弁操作装置 - Google Patents

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泰広 笹野
Yasuhiro Sasano
泰広 笹野
伊藤 孝博
Takahiro Ito
孝博 伊藤
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Abstract

【課題】 装置内に異物が堆積することがなく、地中水の安定した排水/止水操作が可能な排水弁操作装置を提供することにある。
【解決手段】
排水弁操作装置1は、ホール水甲20が上流側の継手管10に接続する連通接続部21と、下流側の継手管15に接続する連通接続部23と、ホール水甲20の上部に設けられる立ち上り管4に接続する立ち上り管接続部32とからなり、ホール水甲20内で、各連通接続部21,23と立ち上り管接続部32とが直交する箇所には、立ち上がり管接続部32の下方で上流側の連通接続部21と下流側の連通接続部23との間を閉塞する閉塞板33が傾斜した状態で設けられ、その閉塞板33には流下孔29が穿設されており、下降した弁体5が流下孔29に挿嵌されることで止水する。
【選択図】図2

Description

本発明は、水田の暗渠排水又は土中灌水施設等に用いられる排水弁操作装置に関するものである。
従来より、図1(a)〜(c)に示すように、水田の暗渠排水又は土中灌水施設等に用いられる排水弁操作装置1としては、ハンドル2を上下に移動することで立ち上り管4内で先端の弁体5が上下に移動し、ホール水甲40内の連通接続口41,42間に設けられた接触面44と、立ち上り管接続口43に設けられた接触面45とに接触することで、地中水を排水(流下)/止水(遮断)操作する構造のものが知られている。
他にも、継手管に接続された立ち上り管内において、回転ハンドルを操作することで弁体が上下に移動して、地中水を排水/止水操作する構造のものが知られている(特許文献1)。
特開2006−266396号公報
しかしながら、このような排水弁操作装置では、弁体の移動によって装置内に土やゴミ等の異物が堆積し易く、一旦異物が装置内に堆積すると、装置自体を地中から取り出して装置内の清掃や異物除去をしなければ漏水してしまい、排水/止水操作が不完全になってしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記従来の排水弁操作装置の問題点を解消し、装置内に異物が堆積することがなく、地中水の安定した排水/止水操作が可能な排水弁操作装置を提供することにある。
本発明のうち、請求項1に記載された発明は、水田の暗渠排水又は土中灌水施設等に用いられる継手管の間に接続するホール水甲と、当該ホール水甲内を上下に移動して地中水の排水/止水制御をする弁体とで少なくとも構成される排水弁操作装置であって、
前記ホール水甲が、上流側の継手管に接続する連通接続部と、下流側の継手管に接続する連通接続部と、ホール水甲の上部に設けられる立ち上り管に接続する立ち上り管接続部とからなり、
前記ホール水甲内で、前記各連通接続部と前記立ち上り管接続部とが直交する箇所には、前記立ち上がり管接続部の下方で上流側の前記連通接続部と下流側の前記連通接続部との間を閉塞する閉塞板が傾斜した状態で設けられ、その閉塞板には流下孔が穿設されており、下降した前記弁体が前記流下孔に挿嵌されることで止水することを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明に加え、上流側の継手管に接続する前記連通接続部が、下流側の継手管に接続する前記連通接続部より高い位置に設けられることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明は、装置内に異物が堆積することがないため、弁体付近で漏水することがなく、地中水の安定した排水/止水操作が可能である。それにより、装置を地中から堀り出したり、装置内の清掃や異物除去をする必要がない。また、構造がシンプルであり、製造が容易である。
請求項2に記載された発明は、地中水の流下をより一層安定させ、異物が装置内に堆積することを防止する。
(a)〜(c)は従来の排水弁操作装置が継手管に取り付けられた状態を示す説明図である。 (a)は本発明の排水弁操作装置によって地中水を止水した状態を示し、(b)は地中水が流下する状態を示す説明図である。 (a)はホール水甲を示し、(b)は(a)の断面を示す説明図である。
以下、本発明の排水弁操作装置の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明の排水弁操作装置によって地中水の排水/止水操作する状態を示す説明図である。図3は、本発明の排水弁操作装置を示す説明図である。
先ず初めに、図2(a)(b)に示すように、排水弁操作装置1は、水田の暗渠排水又は土中灌水施設等に用いられる継手管10,15との間に接続するホール水甲20と、地中水の排水/止水制御をする弁体5とで構成される。
このうち、ホール水甲20は、上流側の継手管10に接続する連通接続部21と、下流側の継手管15に接続する連通接続部23と、ホール水甲20上部に設けられる立ち上り管4に接続する立ち上り管接続部32とからなる逆T字形状の管体である。
また、連通接続部21下面には台座22が、連通接続部23下面には台座24が設けられており、台座22の方が台座24よりも高い位置に形成されている。
そして、図3(a)(b)に示すように、このホール水甲20内で連通接続部21と連通接続部23と立ち上り管接続部32とが直交する箇所には、閉塞板33が約45度に傾斜した状態で設けられており、その閉塞板33には流下孔29が穿設されている。この流下孔29の周縁には、弁体5の一部が接触する接触面30と、下端に接触面31とが形成されている。
他にも、ホール水甲20内で、連通接続部21側には、弁体5の一部が接触面26に接触する係止突起25が設けられており、連通接続部23側にも、弁体5の一部が接触面28に接触する係止突起27が設けられている。
次に、立ち上り管4は、管体内でハンドル2の操作に連動して操作棒3が上下に移動する構造で、その操作棒3の先端には、円錐状に形成されたゴム製の弁体5が取り付けられていることから、この弁体5もそれに従ってホール水甲20内から管内を上下に移動する。
このようにして構成される排水弁操作装置1による地中水の排水/止水操作は以下のように行われる。
先ず初めに、図2(a)に示すように、ハンドル2が降下した状態では、弁体5もホール水甲20内に降下することで、閉塞板33を貫通した弁体5の先端外周が係止突起の接触面28と接触面31とに、胴体外周が流下孔29の接触面30に、後端の外周が係止突起25の接触面26に接触することで挿嵌される状態となり、胴体外周で流下孔29を閉塞して地中水が止水される。
一方、図2(b)に示すように、ハンドル2が上昇した状態では、弁体5もそれに従って上昇することで、ホール水甲20内では、弁体5の先端外周が係止突起27の接触面28と接触面31とから、胴体外周が流下孔29の接触面30から、後端の外周が係止突起25の接触面26から離れ、流水孔29の閉塞が解除されることで地中水の流下が再開されることとなる。
上記の如く構成される排水弁操作装置1は、ホール水甲20が上流側の継手管10に接続する連通接続部21と、下流側の継手管15に接続する連通接続部23と、ホール水甲20の上部に設けられる立ち上り管4に接続する立ち上り管接続部32とからなり、ホール水甲20内で、各連通接続部21,23と立ち上り管接続部32とが直交する箇所には、立ち上がり管接続部32の下方で上流側の連通接続部21と下流側の連通接続部23との間を閉塞する閉塞板33が傾斜した状態で設けられ、その閉塞板33には流下孔29が穿設されており、下降した弁体5が流下孔29に挿嵌されることで止水する。
それにより、装置内に異物が堆積することがないため、弁体5付近で漏水することがなく、地中水の安定した排水/止水操作が可能である。それにより、装置を地中から堀り出したり、装置内の清掃や異物除去をする必要がない。また、構造がシンプルであり、製造が容易である。
また、上流側の継手管10に接続される連通接続部21が、下流側の継手管15に接続される連通接続部23より高い位置に設けられることにより、地中水の流下をより一層安定させ、異物が装置内に堆積することを防止する。
なお、本発明にかかる排水弁操作装置は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、弁体やホール水甲の形状や大きさ等を適宜変更することができる。
例えば、ホール水甲20内には、閉塞板33が地中水の流下方向に対して約45度の傾斜した状態で設けられているが、必ずしもこの角度である必要はなく、弁体5による地中水の排水/止水制御が可能な角度であれば良い。
また、閉塞板33の傾斜方向は、図2(a)(b)や図3(a)(b)に示す地中水が流下する方向である必要はなく、地中水の流下する方向と反対の方向や、紙面手前側から紙面奥側に向かう方向に傾斜させても良く、弁体5による地中水の排水/止水制御が可能な方向であれば適宜変更可能である。
1・・排水弁操作装置、2・・ハンドル、3・・操作棒、4・・立ち上り管、5・・弁体、10・・継手管(流入側)、15・・継手管(排出側)、20・・ホール水甲、21・・連通接続部(流入側)、22・・台座(流入側)、23・・連通接続部(排出側)、24・・台座(排出側)、25・・係止突起(流入側)、26・・接触面(流入側)、27・・係止突起(排出側)、28・・接触面(排出側)、29・・流下孔、30・・接触面(流水孔)、31・・接触面(流入側)、32・・立ち上り管接続部、33・・閉塞板、40・・ホール水甲(従来)、41・・連通接続部(流入側)、42・・連通接続部(排出側)、43・・立ち上り管接続部、44・・接触面(連通口内)、45・・接触面(立ち上り管側)。

Claims (2)

  1. 水田の暗渠排水又は土中灌水施設等に用いられる継手管の間に接続するホール水甲と、当該ホール水甲内を上下に移動して地中水の排水/止水制御をする弁体とで少なくとも構成される排水弁操作装置であって、
    前記ホール水甲が、上流側の継手管に接続する連通接続部と、下流側の継手管に接続する連通接続部と、ホール水甲の上部に設けられる立ち上り管に接続する立ち上り管接続部とからなり、
    前記ホール水甲内で、前記各連通接続部と前記立ち上り管接続部とが直交する箇所には、前記立ち上がり管接続部の下方で上流側の前記連通接続部と下流側の前記連通接続部との間を閉塞する閉塞板が傾斜した状態で設けられ、その閉塞板には流下孔が穿設されており、下降した前記弁体が前記流下孔に挿嵌されることで止水することを特徴とする排水弁操作装置。
  2. 上流側の継手管に接続する前記連通接続部が、下流側の継手管に接続する前記連通接続部より高い位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の排水弁操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816633U (ja) * 1971-04-30 1973-02-24
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