JP2016160220A - ネイルアートの除去方法及び形成方法ならびに指先保護剤 - Google Patents
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Abstract
Description
<1> 有機溶媒を用いてネイルアートを除去するネイルアート除去方法において、ネイルアートを施された指先に、アグリカンを含有するアグリカン含有組成物を塗工し乾燥させることでアグリカンを含む指先保護層を形成させた後、有機溶媒によるネイルアートを除去することを特徴とするネイルアート除去方法。
<2> 前記ネイルアートが、光硬化型のネイルジェルを用いて形成されたネイルアートである前記<1>記載のネイルアート除去方法。
<3> 前記アグリカン含有組成物が、アグリカンを含有してなる水溶液である前記<1>または<2>記載のネイルアート除去方法。
<4> 光硬化型のネイルジェルを用いてネイルアートを施すネイルアート形成方法において、ネイルアートを施す指先に、アグリカンを含有するアグリカン含有組成物を塗工し乾燥させることでアグリカンを含む指先保護層を形成させる工程を有することを特徴とするネイルアート形成方法。
<5> アグリカンを含有してなることを特徴とするネイルアートにおける指先保護剤。
<6> アグリカンを0.1重量%以上5重量%以下含有してなる水溶液を用いることを特徴とする前記<5>記載の指先保護剤。
・アグリカン精製物:株式会社グライコスモ研究所製アグリカンをアグリカン精製物として使用した。
[アグリカン溶液の調製]
・アグリカン溶液(1):アグリカン精製物を水に溶解させて、濃度0.3重量%のアグリカン溶液(1)を調製した。
・アグリカン溶液(2):アグリカン精製物を水に溶解させて、濃度3.0重量%のアグリカン溶液(2)を調製した。
各被験者の爪に、UV硬化性のジェルネイルである「フルーリア トップジェル」(株式会社ニッシン(京都府)製)を用いて、ネイルアートを形成した。色や試用期間、デザイン等は被験者の要望に応じて適宜変更した。このフルーリア トップジェルには、2−ヒドロキシエチルメタクリレートなどが含まれている。
光(UV)硬化型のネイルジェルに含まれるUV硬化性樹脂等の硬化にあたっては、UVライトである、TAT「UVライト」を用いた。
[ネイルアートの除去工程]
ネイルアートの除去にあたっては、爪に光(UV)硬化性のジェルネイルを用いたネイルアートを施した被験者を対象に、ORANGE「ピュアアセトン」のリムーバーを、その推奨用法により使用した。
「ネイルアート形成工程での使用」
ネイルアートに用いられるネイルジェル、UV照射およびアセトンにより皮膚の炎症や荒れを発症したことがある被験者3人を対象に、ネイルアートの形成工程のサンディング等の後でありベースコート前に、本発明にかかるアグリカン溶液(1)を、両手の指計10本に対して、約0.5〜1.0ccをスプレーして塗工して、余分なアグリカン塗工層は水で拭き取った後に、ネイルアートを形成した群を実施例1とした。
一方、同じ被験者3人を対象に、アグリカン溶液(1)を用いずに、通常のネイルアート形成工程でネイルアートを形成した群を比較例1とした。
「ネイルアート除去工程での使用」
ネイルアートに用いられるネイルジェル、UV照射およびアセトンにより皮膚の炎症や荒れを発症したことがある被験者3人を対象に、ネイルアートの除去工程において、リムーバー塗工前に、本発明にかかるアグリカン溶液(2)を両手の指計10本に対して、約0.5〜1.0ccをスプレーして塗工して、ネイルアートを除去した群を実施例2とした。
一方、同じ被験者3人を対象に、アグリカン溶液(2)を用いずに、通常のネイルアートの除去工程でネイルアートを形成した群を比較例2とした。
[ネイルアートの除去と形成]
既に爪に施していたネイルアートを除去し、すぐに新たなネイルアートを形成しようとするネイルアートに用いられるネイルジェル、UV照射およびアセトンにより皮膚の炎症や荒れを発症したことがある被験者3人を対象に、まず、ネイルアートの除去工程において、リムーバー塗工前に、本発明にかかるアグリカン溶液(2)を両手の指計10本に対して、約0.5〜1.0ccをスプレーして塗工して、ネイルアートを除去した。その後、ネイルアートの形成工程のサンディングおよび甘皮処理の後でありベースコート前に、本発明にかかるアグリカン溶液(1)を、両手の指計10本に対して、約0.5〜1.0ccをスプレーして塗工して、ネイルアートを形成した群を実施例3とした。
一方、同じ被験者3人を対象に、アグリカン溶液(1)および(2)を用いずに、通常のネイルアート除去と形成を行った群を比較例3とした。
Claims (6)
- 有機溶媒を用いてネイルアートを除去するネイルアート除去方法において、
ネイルアートを施された指先に、アグリカンを含有するアグリカン含有組成物を塗工し乾燥させることでアグリカンを含む指先保護層を形成させた後、有機溶媒によるネイルアートを除去することを特徴とするネイルアート除去方法。 - 前記ネイルアートが、光硬化型のネイルジェルを用いて形成されたネイルアートである請求項1記載のネイルアート除去方法。
- 前記アグリカン含有組成物が、アグリカンを含有してなる水溶液である請求項1または2記載のネイルアート除去方法。
- 光硬化型のネイルジェルを用いてネイルアートを施すネイルアート形成方法において、
ネイルアートを施す指先に、アグリカンを含有するアグリカン含有組成物を塗工し乾燥させることでアグリカンを含む指先保護層を形成させる工程を有することを特徴とするネイルアート形成方法。 - アグリカンを含有してなることを特徴とするネイルアートにおける指先保護剤。
- アグリカンを0.1重量%以上5重量%以下含有してなる水溶液を用いることを特徴とする請求項5記載の指先保護剤。
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