JP2016158764A - コンパクト容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】外蓋を開かなくても内側に設けられたミラーを使用できるようにしたコンパクト容器を提供する。【解決手段】容器本体3と、内面4Bにミラー8を備えた外蓋4と、外蓋4を容器本体3に対して開閉自在に支持する蝶番6とを有して外蓋4が容器本体3の上側を覆う閉状態において外蓋4と容器本体3とを保持可能とし、外蓋4の縦寸法を、容器本体3の縦寸法よりも長く形成し、閉状態においてミラー8の一部が露出される構成とする。【選択図】図3
Description
本発明は、化粧料や化粧用具等を収容して携帯するために利用されるコンパクト容器に関する。
コンパクト容器は化粧料の携帯用等として用いられるが、この種のコンパクト容器は容器本体内に化粧料を収納すると共に、容器本体の後端部に内面にミラーを有して開閉自在に蝶着される外蓋で容器本体上側を全体的に覆うようになっている。そして、容器本体と外蓋とは両者の前端部に設けられたフック機構で閉状態が保持されており、容器本体の前端部に設けられた操作ボタンを操作するとフック機構が解除されるので、外蓋を開いてミラーを露出させ、化粧等のチェックができるようになっている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上記従来のコンパクト容器においては、例えば外出先や電車の中で化粧をチェックする際には、化粧料を用いない場合であっても外蓋を開いてミラーを露出させる必要がある。この時コンパクト容器内のパフや筆、あるいはシート等が落下してしまう虞があるという問題がある。このため、ちょっとミラーで確認したい時などには、外蓋を開かなくともミラーを使用することを可能とするコンパクト容器の開発が求められている。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、外蓋を開かなくても内側に設けられたミラーを使用できるようにしたコンパクト容器を創出することを課題とする。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、外蓋を開かなくても内側に設けられたミラーを使用できるようにしたコンパクト容器を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる手段は、
容器本体と、内面にミラーを備えた外蓋と、外蓋を容器本体に対して開閉自在に支持する蝶番とを有して外蓋が容器本体の上側を覆う閉状態において外蓋と容器本体とを保持可能とし、外蓋の縦寸法を、容器本体の縦寸法よりも長く形成し、閉状態においてミラーの一部が露出されるようにしたことを特徴とする、と云うものである。
容器本体と、内面にミラーを備えた外蓋と、外蓋を容器本体に対して開閉自在に支持する蝶番とを有して外蓋が容器本体の上側を覆う閉状態において外蓋と容器本体とを保持可能とし、外蓋の縦寸法を、容器本体の縦寸法よりも長く形成し、閉状態においてミラーの一部が露出されるようにしたことを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、例えば化粧等をチェックするためだけに外蓋を開かなくとも外蓋の内面に設けたミラーを露出させることを達成し得る。このため、チェック用のミラーをコンパクト容器の外側に別途設ける必要がない。
本発明の他の構成は、上記主たる発明に、容器本体の背面に、ミラーの露出部分を覆う保護カバーを設けた、との構成を加えたものである。
上記構成では、外部の露出しているミラー表面の傷付き防止及び指紋等による汚れ防止を達成し得る。
本発明の他の構成は、上記発明に、容器本体の背面の側壁内面と保護カバーの側面との一方に縦方向に延びる長溝を形成し、他方に長溝内を摺動する摺動片を形成することにより、保護カバーをスライド可能とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、使用時には保護カバーを前方にスライドさせることにより、ミラーを露出させてチェックすることを達成し得る。また携行時には保護カバーを後方にスライドさせてミラーを覆うことにより、ミラー表面を保護することを達成し得る。なお、外蓋を開放する場合には、保護カバーを前方にスライドさせてから行うことにより、外蓋の後端部と容器本体の後端部とが干渉しないスムーズな開きを達成し得る。
本発明の他の構成は、上記いずれかの発明に、保護カバーを透光性の合成樹脂材料で形成した、との構成を加えたものである。
上記構成では、保護カバーでミラーを覆った状態のまま透明又は半透明なカバー部を透して化粧のチェックを行うことを達成し得る。
本発明の他の構成は、上記いずれかの発明に、蝶番を、容器本体の後端部両端に延設した一対の支持腕と、一対の支持腕の先端に設けた連結軸とを有して構成すると共に、一対の支持腕の先端を湾曲させ、連結軸を容器本体の上面よりも上方の位置に形成し且つ容器本体の後端部と外蓋の後端部との間の中間位置に形成する構成とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、外蓋の開閉(回転)動作の中心となる連結軸の位置を容器本体から離れた位置に設けることが可能となり、外蓋の後端部の軌跡が接地面、又は容器本体の後端部と干渉し難くなるため、外蓋の開閉操作をよりスムーズに行うことを達成し得る。
本発明の他の構成は、上記いずれかの発明に、容器本体の後端部側の上面に弾性部材を設けた、との構成を加えたものである。
上記構成では、ミラーの割れや傷付き等の防止、収容部内への粉塵等の侵入防止、さらには収容部内に収容されている化粧料の外部への漏れ防止を達成し得る。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明では、コンパクト容器の外蓋を開かなくとも内側に設けられたミラーを使用することが可能となるため、例えば外出先や混雑した電車内でも化粧のチェック等を容易に行うことができる。
本発明では、コンパクト容器の外蓋を開かなくとも内側に設けられたミラーを使用することが可能となるため、例えば外出先や混雑した電車内でも化粧のチェック等を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1実施例としてのコンパクト容器を示す斜視図、図2は第1実施例としてのコンパクト容器について、外蓋を開いた開状態を示す斜視図、図3は第1実施例としてのコンパクト容器を背面側から示す斜視図である。
以下の説明において、後方又は後端部とは後述の蝶番6を有する側を意味し、前方又は前端部とはその逆側(操作ボタン10を有する側)を意味する。また幅方向とは前方と後方とを結ぶ縦方向に対して平面的に直交する方向を意味する。
図1は本発明の第1実施例としてのコンパクト容器を示す斜視図、図2は第1実施例としてのコンパクト容器について、外蓋を開いた開状態を示す斜視図、図3は第1実施例としてのコンパクト容器を背面側から示す斜視図である。
以下の説明において、後方又は後端部とは後述の蝶番6を有する側を意味し、前方又は前端部とはその逆側(操作ボタン10を有する側)を意味する。また幅方向とは前方と後方とを結ぶ縦方向に対して平面的に直交する方向を意味する。
本発明のコンパクト容器1は合成樹脂製であり、図1乃至図3に示すように、陥没形成された複数の収容部2を上面側に備えた容器本体3と、この容器本体3の上面を覆う外蓋4とを備える。容器本体3の後端部3Eで且つ幅方向の両端には、後方に突出する一対の支持腕3A,3Aが延設されている。支持腕3Aは容器本体3の収容部2の上面よりも上方に突出するように湾曲形成されており、その先端にはピン状の連結軸7が設けられている。なお、容器本体3の収容部2内には図示しない化粧料、パフや化粧用具等が収納される。
容器本体3の前端部3Dに設けられた切欠き凹部3Fには、後述する外蓋4側に設けられた係止片4aを係止する公知のフック機構9と、このフック機構9による係止を解除するための操作ボタン10が設けられている。
尚、フック機構9については、開閉可能な構造であればどのような形態でもよく、形成位置も問わない。
尚、フック機構9については、開閉可能な構造であればどのような形態でもよく、形成位置も問わない。
外蓋4は平面視長方形状であり、その内面4Bの縁部には長方形状からなる枠部4bが設けられ、この枠部4b内にミラー8を固定するための固定凹部4cが陥没形成されている。固定凹部4cの深さ寸法はミラー8の厚み寸法よりも大きく、ミラー8は固定凹部4c内に埋没する状態で固着されている。また外蓋4の内面4Bの前方の位置には係止片4aが突設されている。
フック機構9は切欠き凹部3Fの前面(収容部2の前面でもある。)には、上部側の位置に係止突起9aが突設され、その下端の位置に傾斜部9bが突設されている(図8参照)。操作ボタン10は切欠き凹部3F内に、縦方向に沿って進退自在に設けられている。操作ボタン10の内側の中段近傍には、後方に向けて突出する押上片10aが設けられており、この押上片10aの先端部の上端は係止片4aに当接可能にあり、下端は傾斜部9bに接している。
図1に示すように外蓋4を閉じると、外蓋4側の係止片4aが容器本体3側のフック機構9を構成する係止突起9aを下方に乗り越えて係止することにより(図8参照)、容器本体3の収容部2の上面を覆う閉状態を維持することができるようになっている。なお、この閉状態では、操作ボタン10は、押上片10aが傾斜部9bによって押し出された前方の位置にある(図8参照)。
また操作ボタン2を押し込むと、押上片10aの下端が傾斜部9bの斜面に沿って上方に摺動し、押上片10aの上端が係止突起9aを上方に押し上げる。これにより係止突起9aが係止片4aを上方に乗り越え、フック機構9の係止突起9aと係止片4aとの係止を解除することが可能となっている(図8参照)。
図1に示すように、外蓋4の表面4Aは連結軸7よりも後端部4E側が、連結軸7よりも前端部4D側よりも厚肉に形成され、後端部4E側の表面4A2と前端部4D側の表面4A1とは連続する斜面4A3を介して一体に形成されている。外蓋4は、後端部4E側において容器本体3側の一対の支持腕3A,3Aの先端に、連結軸7を介して開閉自在に支持される。すなわち、一対の支持腕3A,3A及び連結軸7は、容器本体3に対し外蓋4を開閉自在に支持する蝶番6を構成している。
ここで、容器本体3と外蓋4とは、外蓋4の縦寸法L1(図1参照)を、容器本体3の縦寸法L2(図2参照)よりも長い寸法で形成している(L1>L2)。このため、図3に示すように、外蓋4を閉じた状態のコンパクト容器1では、その背面においてミラー8の一部が露出されるようになる。よって、使用者は、コンパクト容器1の外蓋4を開放しなくとも、コンパクト容器1を裏返して背面3B側に露出されているミラー8の一部を使用することにより、化粧等のチェックを容易に行うことが可能となる。
図4は第2実施例としてのコンパクト容器を背面側から示す分解斜視図、図5は第2実施例としてのコンパクト容器について、保護カバーでミラーを保護した状態を示す斜視図、図6は第2実施例としてのコンパクト容器について、図5の状態から保護カバーをスライドさせてミラーを部分的に露出させた状態を示す斜視図である。
第2実施例に示すコンパクト容器1が、第1実施例と異なる点は容器本体3の背面側の構成にあり、その他の構成及び効果は上述の第1実施例と共通している。したがって、以下においては、主に第1実施例と異なる点について説明する。なお、閉状態及び開状態を示すコンパクト容器1の表面側の構成は図1及び図2同様となる。
図4に示すように、第2実施例に示すコンパクト容器1は、容器本体3の収容部2の背面3Bを薄肉状に形成して成る凹部3aと、この凹部3a内にスライド可能に設けられた保護カバー20とを有して構成される。
凹部3aの両側壁内面3C,3Cには縦方向に延びる長溝3b,3bが形成されている。保護カバー20は平板状のカバー部21とカバー部21の一端をL字状に形成した脚部22を有し、カバー部21の両側面23,23の前方の位置には摺動片24,24が突設されている。
凹部3aの両側壁内面3C,3Cには縦方向に延びる長溝3b,3bが形成されている。保護カバー20は平板状のカバー部21とカバー部21の一端をL字状に形成した脚部22を有し、カバー部21の両側面23,23の前方の位置には摺動片24,24が突設されている。
図5に示すように、保護カバー20は摺動片24,24が、容器本体3側の長溝3b,3bに挿入された状態で凹部3a内に装着されており、摺動片24,24が長溝3b,3b内を縦方向に沿って連続的に摺動可能な状態にある。そして、図5に示すように、保護カバー20を後方にスライドさせた状態では外蓋4の内面に固着されているミラー8を覆うことができ、図6に示すように前方にスライドさせることによりミラー8を露出させることが可能となっている。
例えば、コンパクト容器1をバック内に仕舞い込んで携行する時などにおいては、保護カバー20を後方にスライドさせてミラー8を覆っておくことにより、傷付きや指紋等による汚れからミラー8を保護することが可能となる。
また使用する時には、保護カバー20を前方にスライドさせてミラー8を露出させればよい。この際には閉状態のコンパクト容器1の背面3Bを上向きにすると共に、片手の親指の付け根とその他4本の指との間に挟んだ状態とし、親指の先端部分を動かして保護カバー20のみを前方(図6の白抜き矢印方向)にスライドさせることでミラー8を露出させることができる。このため、例えば混雑した電車内においても、片手のスライド操作のみで簡単にミラー8を露出させることができるため、化粧等のチェックを容易に行うことが可能である。
なお、外蓋4を開放する場合には、保護カバー20を前方にスライドさせてから行うようにすると、外蓋4の後端部4Eと容器本体3の後端部3Eとが干渉せずにスムーズに開くことが可能となる。
また使用する時には、保護カバー20を前方にスライドさせてミラー8を露出させればよい。この際には閉状態のコンパクト容器1の背面3Bを上向きにすると共に、片手の親指の付け根とその他4本の指との間に挟んだ状態とし、親指の先端部分を動かして保護カバー20のみを前方(図6の白抜き矢印方向)にスライドさせることでミラー8を露出させることができる。このため、例えば混雑した電車内においても、片手のスライド操作のみで簡単にミラー8を露出させることができるため、化粧等のチェックを容易に行うことが可能である。
なお、外蓋4を開放する場合には、保護カバー20を前方にスライドさせてから行うようにすると、外蓋4の後端部4Eと容器本体3の後端部3Eとが干渉せずにスムーズに開くことが可能となる。
また保護カバー20を、例えばアクリル板など透光性を有する合成樹脂材料によって形成してもよい。この場合には、保護カバー20を移動させることなく、すなわち保護カバー20でミラー8を覆った状態のまま透明なカバー部21を透して化粧等のチェックを行うことが可能となる。このように保護カバー20を透光性の材料で形成した場合には、保護カバー20がスライドしない構成とすることもできるが、スライド可能な機構を採用しておけばミラー8を直接使用することが可能となる。
なお、保護カバー20がスライドする時には、脚部22の幅方向両側の下端が、外蓋4の内面4B側の枠部4bの上面を摺動するため、固定凹部4c内に埋設されているミラー8の表面上を直接摺動しない。このため、スライド時に脚部22の下端によってミラー8の表面が傷付くことを防止することが可能である。
図7は本発明の第3実施例としてコンパクト容器について、外蓋を開いた開状態を示す斜視図、図8は第3実施例としてのコンパクト容器について、外蓋を閉じた閉状態を示す断面図である。
第3実施例に示すコンパクト容器1が、上記第1実施例又は第2実施例と異なる点は、容器本体3の上面側の内部の構成にあり、その他の構成及び効果は上述の第1実施例又は第2実施例と共通している。したがって、以下においては主に第1実施例又は第2実施例と異なる点について説明する。
第3実施例に示すコンパクト容器1では、弾性部材11が収容部2の上側で、且つ容器本体3の後端部3Eの位置に、幅方向の全範囲に渡って固定されている。弾性部材11は、例えばシリコーン、ウレタン、スポンジのようなクッション材、あるいはフェルト材など容易に弾性変形可能な部材で形成されている。
図8に示すように外蓋4を閉じ、外蓋4側の係止片4aが容器本体3側のフック機構9に係止させて閉状態にすると、弾性部材11がミラー8の表面に密着することになる。よって、携行時等においてコンパクト容器1に衝撃が発生しても、弾性部材11がその衝撃を吸収若しくは緩和し、収容部2の上側がミラー8の表面に当接することがなく、ミラー8の割れ、傷付き等を防止することができる。
しかも弾性部材11がミラー8の表面に密着することで収容部2のシール性を向上させることができる。このため、外部から収容部2内への粉塵の侵入を防止することができる。あるいは収容部2内に収容されている化粧料の外部への漏れを防止することができる。
しかも弾性部材11がミラー8の表面に密着することで収容部2のシール性を向上させることができる。このため、外部から収容部2内への粉塵の侵入を防止することができる。あるいは収容部2内に収容されている化粧料の外部への漏れを防止することができる。
また図8に示すように、連結軸7の位置は、高さ方向の位置は湾曲形成された支持腕3Aの先端の位置、より詳しくは容器本体3の収容部2の上面よりも上方の位置が好ましく、縦方向の位置は容器本体3の後端部3Eと外蓋4の後端部4Eとの間の中間位置(約1/2の位置)が好ましい。
このような構成にすると、外蓋4を開状態にする時、あるいは閉状態にする時に、連結軸7を回転の中心とする外蓋4の後端部4Eの軌跡が手の平等の接地面や容器本体3の後端部3Eに接触することなく、あるいは接触してもより小さな抵抗を受けただけで回動することができるため、外蓋4の開閉操作をよりスムーズに行うことができるようになる。
このような構成にすると、外蓋4を開状態にする時、あるいは閉状態にする時に、連結軸7を回転の中心とする外蓋4の後端部4Eの軌跡が手の平等の接地面や容器本体3の後端部3Eに接触することなく、あるいは接触してもより小さな抵抗を受けただけで回動することができるため、外蓋4の開閉操作をよりスムーズに行うことができるようになる。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では容器本体3側に一対の支持腕3Aを有する構成を示して説明したが、一対の支持腕を外蓋4側に設ける構成としても良い。
また上記第2実施例では保護カバー20が長溝3b内を連続的にスライドする場合を示して説明したが、例えば長溝3bの上面又は下面に縦方向に連続する凹凸を形成し、摺動片24がこの凹凸上を段階的にスライドすると共に任意の箇所でスライドを止めた時に摺動片24が凹凸に保持されて保護カバー20をその場に停止させることが可能な構成としても良い。この構成では、保護カバー20が携行中のバック内において勝手にスライド移動し、ミラー8が露出する状態に至ることを防止することができる。
また上記第2実施例では、容器本体3側の側壁内面3Cに縦方向に延びる長溝3bを形成し、保護カバー20側の側面23に摺動片24を形成した構成を示して説明したが、保護カバー20側の側面23に長溝3bを形成し、容器本体3側の側壁内面3Cに摺動片24を形成する構成であっても良い。
本発明は、コンパクト容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 : コンパクト容器
2 : 収容部
3 : 容器本体
3A : 支持腕(蝶番)
3B : 容器本体の背面
3C : 側壁内面
3D : 容器本体の前端部
3E : 容器本体の後端部
3F : 切欠き凹部
3a : 凹部
3b : 長溝
4 : 外蓋
4A : 外蓋の表面
4A1 : 前端部側の表面
4A2 : 後端部側の表面
4A3 : 斜面
4B : 内面
4D : 外蓋の前端部
4E : 外蓋の後端部
4a : 係止片
4b : 枠部
4c : 固定凹部
6 : 蝶番
7 : 連結軸(蝶番)
8 : ミラー
9 : フック機構
9a : 係止突起
9b : 傾斜部
10 : 操作ボタン
10a: 押上片
11 : 弾性部材
20 : 保護カバー
21 : カバー部
22 : 脚部
23 : 側面
24 : 摺動片
2 : 収容部
3 : 容器本体
3A : 支持腕(蝶番)
3B : 容器本体の背面
3C : 側壁内面
3D : 容器本体の前端部
3E : 容器本体の後端部
3F : 切欠き凹部
3a : 凹部
3b : 長溝
4 : 外蓋
4A : 外蓋の表面
4A1 : 前端部側の表面
4A2 : 後端部側の表面
4A3 : 斜面
4B : 内面
4D : 外蓋の前端部
4E : 外蓋の後端部
4a : 係止片
4b : 枠部
4c : 固定凹部
6 : 蝶番
7 : 連結軸(蝶番)
8 : ミラー
9 : フック機構
9a : 係止突起
9b : 傾斜部
10 : 操作ボタン
10a: 押上片
11 : 弾性部材
20 : 保護カバー
21 : カバー部
22 : 脚部
23 : 側面
24 : 摺動片
Claims (6)
- 容器本体(3)と、内面(4B)にミラー(8)を備えた外蓋(4)と、該外蓋(4)を前記容器本体(3)に対して開閉自在に支持する蝶番(6)とを有して前記外蓋(4)が前記容器本体(3)の上側を覆う閉状態において前記外蓋(4)と前記容器本体(3)とを保持可能とし、
前記外蓋(4)の縦寸法(L1)を、前記容器本体(3)の縦寸法(L2)よりも長く形成し、前記閉状態において前記ミラー(8)の一部が露出されるようにしたことを特徴とするコンパクト容器。 - 容器本体(3)の背面(3B)に、ミラー(8)の露出部分を覆う保護カバー(20)を設けた請求項1記載のコンパクト容器。
- 容器本体(3)の背面(3B)の側壁内面(3C)と保護カバー(20)の側面(23)との一方に縦方向に延びる長溝(3b)を形成し、他方に前記長溝(3b)内を摺動する摺動片(24)を形成することにより、保護カバー(20)をスライド可能とした請求項2記載のコンパクト容器。
- 保護カバー(20)を透光性の合成樹脂材料で形成した請求項2又は3記載のコンパクト容器。
- 蝶番(6)を、容器本体(3)の後端部(3E)両端に延設した一対の支持腕(3A)と、前記一対の支持腕(3A)の先端に設けた連結軸(7)とを有して構成すると共に、前記一対の支持腕(3A)の先端を湾曲させ、前記連結軸(7)を前記容器本体(3)の上面よりも上方の位置に形成し且つ容器本体(3)の後端部(3E)と外蓋(4)の後端部(4E)との間の中間位置に形成する構成とした請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
- 容器本体(3)の後端部(3E)側の上面に弾性部材(11)を設けた請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015038690A JP2016158764A (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2016158764A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180003620U (ko) * | 2017-06-15 | 2018-12-26 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
-
2015
- 2015-02-27 JP JP2015038690A patent/JP2016158764A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180003620U (ko) * | 2017-06-15 | 2018-12-26 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
KR200494452Y1 (ko) * | 2017-06-15 | 2021-10-15 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
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