JP2016158683A - 画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラムおよび画像データ整理装置プログラム - Google Patents
画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラムおよび画像データ整理装置プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016158683A JP2016158683A JP2015037604A JP2015037604A JP2016158683A JP 2016158683 A JP2016158683 A JP 2016158683A JP 2015037604 A JP2015037604 A JP 2015037604A JP 2015037604 A JP2015037604 A JP 2015037604A JP 2016158683 A JP2016158683 A JP 2016158683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- frequency component
- healing
- degree
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
【解決手段】画像データ整理端末装置は、画像を撮像して画像データを取得する撮像部と、画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、時系列心拍データを画像データ整理サーバー装置に対して出力する時系列心拍データ出力処理部と、画像データ整理サーバー装置から出力される、癒され度の高い順に並べられた撮像された画像を表示する画像表示部と、を具備し、画像データ整理サーバー装置は、時系列心拍データから癒し度を求める癒し度検出部と、癒され度の高い順に撮像された画像を並べるソーテイング処理部と、を具備する画像データ整理システムとした。
【選択図】図1
Description
第1実施形態の画像データ整理システムは、画像データ整理端末装置と画像データ整理サーバー装置とを備える。画像データ整理システムは、撮像した画像データを事後的に自動的に整理し、または、撮像する画像が、予め定める整理基準を満たしているか否かを装置の操作者に知らせる。ここで、整理するための予め定める整理基準として、癒され度(いやされ度)を用いている。癒やされるとは、気持ちが、のんびり、ゆったりしており、苦痛から解放されているような心理状態をいい、癒され度とは、癒されている度合がどの程度であるかをいう。
癒され度=(高周波成分)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
癒され度=(高周波成分の対数)・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
癒され度=(高周波成分/低周波成分)・・・・・・・・・・・・・(3)
癒され度={(高周波成分の対数/低周波成分の対数)}・・・・・・(4)
癒され度=(高周波成分)/(基準高周波成分)・・・・・・・・・・・・・(5)
癒され度=(高周波成分の対数)/(基準高周波成分の対数)・・・・・・・(6)
癒され度=(高周波成分/低周波成分)/(基準高周波成分/基準低周波成分)
=(高周波成分/基準高周波成分)/(低周波成分/基準低周波成分)・・(7)
癒され度={(高周波成分の対数/低周波成分の対数)/(基準高周波成分の対数/基準低周波成分の対数)}
={(高周波成分の対数/基準高周波成分の対数)/(低周波成分の対数/基準低周波成分の対数)}・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)
ここで、脈波検出部は、撮像部の一実施形態であり、時系列心拍データ取得部の一実施形態でもある。スマートフォン11は、撮像部の一実施形態のカメラ機能とカメラで撮像した血管上の皮膚から時系列心拍データを取得する。
ここで、各種外部データをサーバー12にアップロードするに際しては、測定データ及び画像データと各種外部データとを紐付けてアップロードする。これらの処理の内容については後述する。
サーバー12は、(3A)の生体解析処理によって画像撮像者であるスマートフォン操作者(以下、操作者と省略する)の、心の、癒され度を解析する。サーバー12は、(3B)のフラクタル解析によって撮像された画像自体の客観的な解析処理をする。(3A)と(3B)は異なる観点からの解析処理であるので、その両方、または、いずれかの一方を採用することができる。サーバー12は、(3A)、または/および、(3B)の処理の解析結果をスマートフォン11に返却する。(3A)の処理の解析結果の内容は、サーバー12のデータベースに蓄積された、癒し度と画像データの組をソーテイングして、癒され度に基づく画像のランキング化であり、(3B)の処理の解析結果の内容は、サーバー12のデータベースに蓄積された、フラクタル解析結果(フラクタル次元)と画像データの組をソーテイングして、フラクタル次元に基づく画像のランキング化である。
図2ないし図4は、画像データ整理端末装置として機能するスマートフォン11の液晶画面に表示される画像を示す。
画面2の下部の「同意する」を操作者がタッチすると、MPUはタッチパネル機能によって、操作者が「画像データ整理端末装置プログラム」を利用することを同意したことを認識し、図3に示す画面3をスマートフォン11の液晶画面に表示させる。
画面3は、「画像データ整理端末装置プログラム」を利用する者、すなわち、操作者の情報をユーザ情報として登録するための画面であり、登録に際しては、液晶画面の適当な場所に図示しないキーボードとして機能するタッチキーを表示してタッチキーによってMPUに登録情報を認識させる。
属性情報としては、「ニックネーム」(例えば、タロウ)、「性別」(例えば、男性)、「生年月日」(例えば、1980年10月19日)及び、「おすまい」(例えば、東京都)であり、MPUはこれらの情報を取得する。
一度、画面2、画面3を用いた属性情報の入力を行った後には、画面4は、画面1の表示の直後に表示するようにしてもよい。
画面4に示すようにMPUはスマートフォン11の液晶画面に「癒し風景の画像を取ってみましょう!」と表示させ、操作者が見ている被写体をスマートフォン11の液晶画面に表示させる。
「測定する」を指でタッチすると、MPUは図4に示す画面5をスマートフォン11の液晶画面に表示させる。操作者が「測定する」を指でタッチしないと、MPUは画面5を表示しないようにしてもよく、操作者が「測定する」を一定時間、指でタッチしないと、MPUは癒され度を測定しない通常の撮像モードに移行させるようにしてもよい。
ここで、操作者が「測定する」をタッチした時点(図4を参照)で、風景等の撮像をし、その後、癒され度の検出のために指先をカメラのレンズに接近させる(図5、図6を参照)ので、撮像時刻と癒し度の測定時刻とには、ずれが生じる。そこで、癒し度の測定中においても、撮像した風景等を見続けるか、撮像した瞬間(図4を参照)の印象を脳裏に刻み、癒し度の測定が終了するまで(図7を参照)忘れないようにして、撮影した画像と癒し度の関係が崩れないようにすることが望ましい。
MPUは、画面5の画面上段に「癒され度の測定」と表示させる。MPUは、画面5の画面中段に測定の注意事項として「現在のリラックス度を測定します。人差し指の先をカメラに当てて、測定開始測定開始ボタンをおしてください」と表示させる。
MPUは、画面5の画面下段に人差し指の先をカメラで撮像した時系列輝度データをアナログ値に変換して縦軸に表示させ、横軸に時間を表示する脈波を表示させる。
MPUは、画面5の画面下段の波形図の中に、「スタンバイ中」と表示させる。「スタンバイ中」とは、未だ、癒され度の測定をおこなっておらず、測定の準備段階であることを意味する。
操作者は、画面5が表示されている間に、脈波が安定して撮像されるように人差し指とカメラのレンズとの位置を合わせる。
操作者は、人差し指とカメラのレンズとの位置を合わせるに際して、画面5の画面中段の右側に表示される画像に、人差し指が撮像されるようにして合わせることができる。
そして、操作者は、人差し指のカメラのレンズに対する位置を決めたら、その位置関係を固定したままで、画面5の画面最下段の「測定開始」をタッチする。または、「測定開始」にタッチすることに替えて、スマートフォン11が自動的に測定開始をする様にしてもよい。
より具体的には、MPUは、撮像された画像のR(赤色)、G(緑色)、B(青色)に分離される各成分の割合から肌色を含むことを判断するとともに肌色の部分の画像に占める割合を検出して予め定める所定割合以上であることを検出した後、または/および、時系列輝度データが略一定の周期を有する繰り返し波形であるとともにエンベロープが略一定であることを検出した後に、時系列輝度データの取得を開始する。
MPUは、画面6の画面上段に「測定中」と表示させる。
MPUは、画面6の画面中段に測定中の時系列輝度データをアナログ値に変換して縦軸に表示させ、横軸に時間を表示させる。
MPUは、画面6の画面下段に、「キャンセル」と表示させる。「キャンセル」とは、操作者が、測定中の測定中の時系列輝度データが正しくないと判断する場合に、「キャンセル」にタッチするためのものである。
MPUは、「キャンセル」がタッチされたことを検出すると処理を移し、画面5を再度、表示させて処理を前に戻す。画面6の画面下段の「キャンセル」を長押しすると癒され度測定モードから抜け出すようにしてもよい。
MPUが「ただいま測定中」の表示をさせている間に画面6の画面下段の「キャンセル」にタッチしないと、MPUは、測定の終了後に画面7を表示させる。
MPUは、画面7の画面上段に「結果を見てみましょう!」と表示させ、画面7の画面下段に「次へ」と表示させる。操作者が「次へ」にタッチすると、MPUは画面8を表示させる。
操作者が「次へ」にタッチしないと画面7を維持するか、または、操作者が「次へ」に一定時間以上タッチしないとMPUは癒され度測定モードから通常モードに処理を移すようにしてもよい。
MPUは、画面8の画面中段に撮像した画像を表示し、画面8の画面上段に当該画像を撮像したときの、癒され度を表示させ、画面8の画面下段に当該画像を撮像したときの、癒され度をグラフ表示させる。
操作者が、「共有する」ボタン、または、「外部データと紐付ける」ボタンの一方のみを所定時間内にクリックする場合には、MPUは、所定時間後に図5の画面9を表示させる。
操作者が、「共有する」ボタンと「外部データと紐付ける」ボタンのいずれかを所定時間内にクリックしない場合には、MPUは、所定時間後に図5の画面9を表示させる。
画面9は、「癒し画像ランキング」として、同一旅行中において癒され度が高い順に表示される順位づけられた画像である。
順位付けする集合は、同一旅行の画像のみならず、過去に撮像した画像、同一の日に撮像した画像等、適宜に集合を選択できる。
画面10は、「癒し画像ランキング」として、癒され度に基づいて順位を付けたのが左側画面であり、フラクタル解析に基づいて順位を付けたのが右側画面である。
順位づけに用いる集合の範囲は、同一旅行中の画像、過去に撮像した画像、同一の日に撮像した画像等、適宜に選択できる。フラクタル解析については後述する。
図7、図8を参照して、画像データ整理システムの、癒され度検出端末装置における処理と画像データ整理サーバー装置における処理との概要を説明する。
画像データ整理端末装置(スマートフォン11)のMPUはステップST11(開始)において、操作者が「画像データ整理端末装置プログラム」のアプリを選択すると画面1を表示させ、ステップST11の処理開始の所定時間後にステップST12に処理を移して画面2を表示させる。
MPUは、ステップST12(利用規約の表示)において、操作者が画面2の「同意する」にタッチするとST13に処理を移して画面3を表示させる。
MPUはステップST14(画像撮像モード)において、操作者が画面4の「測定する」にタッチすると、カメラ機能を制御して、現在、液晶画面に表示されている画像を撮像して、記憶装置を制御して画像データを記憶装置に格納させる。そして、MPUはステップST15に処理を移して画面5を表示させる。
MPUはステップST16(測定の開始通知処理)において、測定の開始をして画面6を表示させる。
MPUはステップST17(カメラに近接した手の指の画像の撮像処理)において、操作者が画面6の「キャンセル」に短時間タッチするとステップST15に処理を移して画面5を表示させ、操作者が画面6の「キャンセル」に長時間タッチすると「画像データ整理端末装置プログラム」を終了させる。
MPUはステップST16(測定の開始通知処理)において、操作者が画面6の「キャンセル」に所定時間タッチしないとステップST17に処理を移して画面5を表示させ、操作者が画面6の「キャンセル」に長時間タッチすると「画像データ整理端末装置プログラム」を終了させる。
スマートフォン11からサーバー12へアップロードするデータは、画像データ(静止画にあっては1画面を構成する1群のデータ、動画にあっては動画を構成する1群のデータ)と、この画像を撮像直後の人差し指の先をカメラで所定時間、撮像したデータ(一群の時系列輝度データ)である。
画像データ整理サーバー装置(サーバー12)のCPUは、ステップST19(前倒しロジック)において、前倒しロジック処理をおこなう。
前倒しロジック処理とは、時系列輝度データ信号のピークをより検出しやすいようにする処理であり、時系列輝度データの値が連続して同値である場合には、予め定める所定複数回数以上の同値の連続する時系列輝度データを処理の対象から除く処理である。
時系列輝度データは、離散時間サンプリングデータであり、そのサンプリング時刻はスマートフォン11内の時刻に同期している。関数化処理は、サーバー12内の時刻に同期するために、スマートフォン11で検出する時系列輝度データが存在しない時間における時系列輝度データを関数化して連続的に補間し、リサンプリングを可能とする。リサンプリング可能とすることによってステップST25におけるフーリエ変換処理を精度よく実行できる。
Savitzky-Golayフィルタ自体は公知のフィルタリング技術である。スマートフォン11のカメラで検出する時系列輝度データ信号の波形は専用の心拍センサで検出する脈波波形に比べて精度が悪く、簡単なフィルタリングでは専用の心拍センサで検出するような脈波のピークを再生することは困難である。ここで、脈波のピークを再生する際に、単純な微分を用いる場合には、高域のノイズが増加してしまいその目的を達することができない。よって、ノイズを増加させることなくピークが明確に表れるようなフィルタとしてSavitzky-Golayフィルタを用いている。
RR間隔時系列データ(アールアール間隔時系列データ)の検出処理は、時系列輝度データ信号をRR間隔時系列データに変換する処理である。RR間隔時系列データの検出処理は、ステップST21のSavitzky-Golayフィルタによって明瞭に再生された時系列輝度データ信号に含まれる脈波のピークを微分演算により検出する処理と、この微分演算により検出された隣接する2つのピーク間の時間を検出する処理とを含んでいる。
ローパスフィルタリング処理は、時系列輝度データからRR間隔時系列データを検出した後において、時系列輝度データが正確に脈波を検出したならば本来得られるであろうRR間隔時系列データに変換する処理である。
RR間隔時系列データの異常値除去処理は、RR間隔時系列データに含まれる異常値を除去する処理である。ここで異常値とは通常は検出されないであろうRR間隔時系列データの値である。異常値の検出には、60をRR間隔時系列データの値で除して得る、RR間隔時系列データの値に逆比例する瞬時心拍数(H.R)を用いる。異常値が検出された場合には、RR間隔時系列データに混入したノイズ(すなわち、時系列輝度データ信号に混入したノイズ)がなせるものとして、ステップST25のフーリエ変換以降の処理において、異常値を示したRR間隔時系列データを用いない。異常値除去処理における異常値をどのようなものであるとみなすかについては、以下の第1のルールないし第3のルールいずれか1つが成立する場合に異常値であるとしてもよく、第1のルールないし第3のルールの任意の2つ以上の組み合わせが成立する場合に異常値であるとしてもよい。以下に第1のルールないし第3のルールについては、より詳しく後述する。
nを正整数、t(n)はn回目に検出するRR間隔時系列データとして、|60/t(n)-60/t(n-1)|≦第1所定値ではないときは、異常値であるする。すなわち、現在の瞬時心拍数と直前の瞬時心拍数との差分が第1所定値よりも大きい場合には、そのときのRR間隔時系列データを除去する。
(meanH.R(N))は移動平均値であり、Nは正整数(例えば、5、8)として、|60/t-meanH.R(N)|≧第2所定値の範囲であるときは、異常値であるとする。すなわち、現在の瞬時心拍数と直前までの瞬時心拍数の移動平均値との差分が第2所定値よりも大きい場合には、そのときのRR間隔時系列データを除去する。
第2のルールを適用した結果、所定回数(例えば、8回)連続して異常値である場合に、meanH.R(8)をリセットして、再び、meanH.R(8)を算出し直す。すなわち、第3のルールは、第2のルールを適用するに際して、現在の瞬時心拍数と移動平均値との差分が第2所定値よりも大きい場合が所定回数連続したときには、その移動平均値をリセットして、新たに、移動平均値を求めるものである。
周知のハミング窓を用い、周知のFFT(高速フーリエ変換)によって、ステップST24で得られた異常値除去処理後のRR間隔時系列データをフーリエ変換処理する。ステップST20において時系列輝度データの関数化処理がなされているので、高速フーリエ変換に際しては、スマートフォン11におけるデータサンプリングタイミングとは異なるタイミングにおいてリサンプリングすることができる。また、異常値除去処理後のRR間隔時系列データをフーリエ変換するので、時系列輝度データ信号にノイズが混入しない場合に本来得られるであろうフーリエ変換後のパワースペクトルを得ることができる。
)において、高周波成分HF・低周波成分LFの検出処理をおこなう。
フーリエ変換した後、高周波成分HF、低周波成分LFを検出する。高周波成分HFは、フーリエ変換され得られた所定周波数範囲の高域のパワースペクトルの積分値である。低周波成分LFは、フーリエ変換され得られた所定周波数範囲の低域のパワースペクトルの積分値である。
ステップST26においては、操作者の生体情報である高周波成分HF値、低周波成分LF値に基づいて、操作者の、癒され度を表示するための解析結果データを生成する。
解析結果データの作成に際しては、スペクトルを正規分布に近づけ、基準高周波成分から、高周波成分が極端に大きく、または、極端に小さくなる場合には、個人間のばらつきを圧縮するために、高周波成分HFを対数表示するLnHF、低周波成分LFを対数表示するLnLFを用いる。以下、LnHFを高周波成分LnHFと称し、LnLFを低周波成分LnLFと称する。なお、基準となる平常心における測定の結果得られる基準高周波成分HFを対数表示するのが基準高周波成分LnHFであり、基準となる平常心における測定の結果得られる基準低周波成分LFを対数表示するのが基準低周波成分LnLFである。
θ(°)= 2×tan-1{K4×(高周波成分HF)/(基準高周波成分HF)}・・(9)
θ(°)= 2×tan-1{K5×(高周波成分HF/低周波成分LF)/(基準高周波成分HF/基準低周波成分LF)}・・・・(10)
θ(°)= [90 + tan-1{K6×(高周波成分LnHF)/(基準高周波成分LnHF)}]・・・・・・・・・・・・・・・・・(11)
θ(°)= [90 + tan-1{K7×(高周波成分LnHF/低周波成分LnLF)/(基準高周波成分LnHF/基準低周波成分LnLF)}]・・・(12)
癒され度= (100/90) × tan-1{K8×(高周波成分HF)/(基準高周波成分HF)}・・・・・・・・・・・・・・・(13)
癒され度= (100/90) × tan-1{K9×(高周波成分HF/低周波成分LF)/(基準高周波成分HF/基準低周波成分LF)}・・・・(14)
癒され度= − 100 + (200/90) × tan-1{K10×(高周波成分HF)/(基準高周波成分HF)}・・・・・・・・・・・・・・・(15)
癒され度= - 100 + (200/90) × tan-1{K11×(高周波成分HF/低周波成分LF)/(基準高周波成分HF/基準低周波成分LF)}・・・・(16)
癒され度= (100/180) ×[90 + tan-1{K12×(高周波成分LnHF)/(基準高周波成分LnHF)}]・・・・・・・・・・・・・・・(17)
癒され度= (100/180) ×[90 + tan-1{K13×(高周波成分LnHF/低周波成分LnLF)/(基準高周波成分LnHF/基準低周波成分LnLF)}・・・・(14)
癒され度= (100/90) × tan-1{K14×(高周波成分LnHF)/(基準高周波成分LnHF)}・・・・・・・・・・・・・・・(19)
癒され度= (100/90) × tan-1{K15×(高周波成分LnHF/低周波成分LnLF)/(基準高周波成分LnHF/基準低周波成分LnLF)}・・・・(20)
MPUはステップST27(癒され度の解析結果表示処理)において、癒され度に関しては図3に示すように、画面8の上段に「癒され度 87/100」と表示させ、画面8の下段にグラフで表示させる。画面8の下段のグラフは、癒され度の大きさを3段階(高、中、低)に分類して、画面8の中段の画像を撮像した時点に近い時点(例えば、画面8の中段の画像を撮像した直後)の、癒され度が3段階のどこに位置するかを表示する。図面8に示す例では、癒され度は87/100であるので高に分類される。「かなりリラックスできたようですね。」と表示してもよい。
具体的には、画像データが記憶されている記憶装置(メモリ)における画面8に表示されている画面に対応する画像データの先頭番地(1群のアドレスで指定される画像データの格納されている先頭のアドレス)と、「外部データとの紐付ける」をタッチした時点において取得する外部データ(天気、気温、気圧、GPSからの位置データ、加速度データ等のデータ)を記憶する記憶装置(メモリ)のアドレスとを関係をづける。
そして、MPUはステップST28において、「当該画像の、癒され度の解析結果」と「外部データ」と、「当該画像の記憶されるアドレスと外部データの記憶されるアドレスとの紐付け情報」とを画像データ整理サーバー装置にアップロードする。
CPUはステップST29(各種データ(天気、気圧、気温、位置、GPS)と測定データ、画像データを紐付けてDBに格納)において、画像データ整理端末装置のフォーマットにしたがって画像データ整理端末装置のDB(データベース)に格納する。
CPUはステップST30(フラクタル解析)において、撮像した画像のフラクタル解析をおこなう。ステップST30のフラクタル解析は、上述した、癒され度を画像に紐づける処理とは全く独立した処理である。癒され度を測定して画像に紐づける処理は、人の主観的な感性を客観的に検出して画像データを整理するものであるが、フラクタル解析は画像自体の構成に基づく基づき画像データを整理するものである。
ステップST30の処理を、癒され度を画像に紐づける処理とともに用いて画像データを整理するようにしてもよい。また、ステップST30の処理か癒され度を画像に紐づける処理かのいずれかの一方だけを用いて画像データを整理するようにしてもよい。
CPUがおこなう画像データの整理は、例えば、操作者が指定する整理すべき画像データの範囲において、操作者が指定する整理基準(第1実施形態では癒され度)に基づきソーテイングをおこなう。
CPUはステップST31において、画像データを整理した結果を画像データ整理端末装置にダウンロードする。
画像データを整理した結果は、静止画にあっては1画面の画像データに対して、または、動画にあっては1タイトルの動画に対して癒され度が高い順番を付与したものである。
MPUはステップST32(ランキングの表示)において、ステップST31において得られた画像データを整理した結果を表示する。
MPUは図4の画面9に表示するように癒され度の高い順位とサムネイルとを表示する。サムネイルとは、静止画や動画を縮小表示したものであり、多数の画像を一覧表示する際に使われる。動画においては、通常、動画のタイトル部の画像がサムネイルとして使用される。画面9をスクロールすることによって3位以降の順位に対応する画像を見ることができる。
このようにサムネイルによって、操作者は、一目で、癒され度が高い画像を素早く見つけることができる。
画像データ整理サーバー装置のCPUが、ステップST30(フラクタル解析)を採用する場合においては、MPUは図4の画面10に表示するように癒され度の高い順位およびサムネイルと、フラクタル解析に基づく順位およびサムネイルとを表示することができる。これによって、人間の心理状態に依存する心拍情報から検出する、癒され度と、画像自体から検出する、癒され度とを対比することができる。
なお、図示しないが、画面9、画面10に替えて、フラクタル解析に基づく順位およびサムネイルのみを表す画面を表示することもできる。
上述したステップST19ないしステップST26を有する自律神経解析エンジンの処理の詳細について順に説明をする。
図6は、前倒しロジック処理を模式的に示す図である。
時系列輝度データの関数化は、全ての時系列輝度データのサンプル点を通過するB-スプライン関数によっておこなう。B-スプライン関数を用いることによってスマートフォン11で検出する時系列輝度データが存在しない時間における時系列輝度データも滑らかに連続関数として補間できるので、サーバー12のCPUのクロック信号を基準としてステップST21以降の処理をおこなうことができる。また、FFT(高速フーリエ変換)をおこなうための一定サンプル周期(例えば、10msec(ミリ秒))毎の時系列輝度データを新たな時系列データとして得ることができる。B-スプライン関数自体は公知の関数である。なお、データ補間の手法としては、直線補間も知られているが、B-スプライン関数を用いることによってデータの補間精度は直線補間に比べてより向上する。
Savitzky-Golayフィルタは、ディジタル平滑化多項式フィルタ、または、最小二乗平滑化フィルタとも称されている。時間領域で設計される平滑フィルタであり、かつ微分フィルタである。実施形態のSavitzky-Golayフィルタは、例えば、窓は0.9(秒)、3次多項式で近似して2階微分を実行する。
時系列輝度データ信号のピーク検出をおこなった後、隣接するピーク間の時間であるRR間隔時系列データの検出をおこなう。ピーク検出のロジックは、公知技術である単純な符号逆転としている。隣接するピーク間の時間の検出は、クロック信号に同期して動作するカウンタによっておこなう。ここで、単純な符合逆転ロジックでピーク検出が可能となり、RR間隔時系列データの検出が可能となったのは、ステップST21におけるSavitzky-Golayフィルタの効果が寄与している。
図7は、サーバー12における各ステップの処理終了後の時系列輝度データを示す図である。
カメラに入射する周囲の光は迷光としてノイズ発生原となる。スマートフォン11のカメラは、通常の風景、人物を写すカメラの機能を発揮するように設計されている。よって、カメラがとらえるごくわずかな皮膚の輝度の変化に対してノイズとなる迷光のレベルは相対的に大きく、ステップST22において時系列輝度データから検出したRR間隔時系列データ(RRI)にはノイズが含まれるので、ステップST22において得られるRR間隔時系列データの中から適切にノイズを除かないとRR間隔時系列データを精度よく分離することができない。
表1は、RR間隔時系列データの異常値除去処理を説明するための表である。表1を参照して以下に説明をする。
フーリエ変換処理は、窓として、周知技術の方形窓(窓なし)、ハニング窓、ハミング窓の3種類の窓を試みた。その結果、ハミング窓が後述する高周波成分HFと低周波成分LFとの分離において最も良好な結果が得られので、ハミング窓を用いる。RR間隔時系列データは、関数化処理がなされているので、一定の周期でリサンプリングをおこなう高速フーリエ変換が可能となる。
高周波成分HFは副交感神経の活動を表し、低周波成分LFは交感神経の活動を表す指標として定義されて既住の論文、文献において用いられている。高周波成分HFは、フーリエ変換した後、0.15〜0.4Hzの帯域を通過させるフィルタによって得られる0.15〜0.4Hzのパワースペクトルの積分値である。低周波成分LFは、0.04〜0.15Hzの帯域を通過させるフィルタによって得られるパワースペクトルの積分値である。
サーバー12のCPUがおこなうステップST30におけるフラクタル解析について説明をする。
フラクタルとは.1975年にマンデルブロ(Mandelbrot)が「砕けた石」という意味のラテン語から命名した用語であり、非整数次元を持った図形、構造を指す。特徴としては微小な部分をとっても全体に相似している自己相似性が挙げられる。図形等の複雑さの程度を表す共通の尺度として、フラクタル次元があり、図形などが複雑であればあるほどフラクタル次元の値も大きい。
E[|(l(x + Δx)-l(x)|]×|Δx|-H =C・・・・(21)
log C= log E[|(l(x + Δx)-l(x)|]-H log|Δx|・・・・(22)式
で与えられる。
(第1変形例)
上述した実施形態においては、画像データ整理システムにおけるクライアントとサーバーとの接続は、インターネット回線を用いるものとして説明をしたが、両者の接続はこれに限るものではなく、専用回線、公衆回線を問わず、有線通信回線、無線回線を問わず、あらゆる回線を用いることができる。例えば、LAN、専用の微弱電波を用いた専用回線、高速汎用回線等を用いることができる。
クライアントとしての画像データ整理端末装置は、スマートフォン、タブレット、専用端末を始めとして、種々のものを使用できる。また、画像データ整理端末装置はコンピュータ(MPU)とMPUにおいて実行されるプログラムを中心にして構成するのみならず、処理の一部、または、全部をランダムロジック回路でおこなうようにしてもよい。この場合においては、各処理部は、コンピュータにプログラムを実行させて実現するのでなく、ハードウエアで構成して実現される。
前倒しロジック処理、Savitzky-Golayフィルタによるノイズ除去処理およびピーク検出処理、ローパスフィルタリング処理、RR間隔時系列データの異常値除去処理は、いずれも、時系列輝度データに含まれるノイズ、または、RR間隔時系列データに含まれるノイズを除去するための処理であり、これらのいずれかの一つ、または、これらの二つ以上の組み合わせ(これらの全部の組み合わせを含む)を適宜に用いることができる。
第1実施形態においては、画像データ整理端末装置が有するカメラは1個であったので、例えば、風景の画像撮像時には、手の指先を同時に撮像することができなかった。そのために、風景の画像を撮像した直後にカメラの位置を変えて手の指先を撮像しなければならず煩雑であった。そこで、これを改善するために以下のようにする。
上述したフラクタル解析の結果を以下のようにして用いることができる。フラクタル解析の結果として得られた画像のフラクタル次元と、そのフラクタル次元の画像を視認する者の好む音楽(画像フラクタル次元に対応する音楽)を予めサーバー12に保存しておく。そして、サーバー12がスマートフォン11からの送られる画像についてのフラクタル解析をおこなった後、サーバー12に保存されている画像フラクタル次元に対応する音楽をスマートフォン11にダウンロードする。このようにすれば、スマートフォン11を携帯する者は、音楽をその者の意思で選択することなく自動的に、現在見ている風景に最もマッチする音楽を楽しむことができる。
第1実施形態においては、クライアント・サーバー・システムとして画像データ整理システムを構成した。第2実施形態は、第1実施形態のサーバーにおける全ての処理をクライアントに移すようにする実施形態である画像データ整理装置、画像データ整理装置プログラムに関する。このような画像データ整理装置は、例えば、図1に記載されたスマートフォン11がサーバー12の支援を受けることなく、単独で全ての処理をおこなう場合に相当する。画像データ整理装置として機能するスマートフォン11が単体で上述した処理の全てをおこなう場合には、サーバーを用いなくともよい。また、画像データ整理装置は画像データ整理装置プログラムのみによって動作する。
第1実施形態、第2実施形態においては、画像データ整理システム、画像データ整理サーバー装置、画像データ整理端末装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラムは、「癒され度」を整理基準として画像データを整理するものであった。しかしながら、第1実施形態、第2実施形態と同様な技術的思想に基づきながら、「癒され度」とは異なる他の整理基準に基づき、画像データを整理することができる。第3実施形態は、「興奮度」を整理基準として画像データを整理する、画像データ整理システム、画像データ整理サーバー装置、画像データ整理端末装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラムである。
興奮度=(低周波成分)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(24)
興奮度=(低周波成分の対数)・・・・・・・・・・・・・・・・(25)
興奮度=(低周波成分/高周波成分)・・・・・・・・・・・・・(26)
興奮度={(低周波成分の対数/高周波成分の対数)}・・・・・・(27)
興奮度=(低周波成分LF)/(基準低周波成分LF)・・・・・・・・・(28)
興奮度=(低周波成分の対数LnLF)/(基準低周波成分の対数LnLF)・・(29)
興奮度=(低周波成分LF/高周波成分HF)/(基準低周波成分LF/基準高周波成分HF)
=(低周波成分LF/基準低周波成分LF)/(高周波成分HF/基準高周波成分HF)・・(30)
興奮度={(低周波成分の対数LnLF/高周波成分の対数LnHF)/(基準低周波成分の対数LnLF/基準高周波成分の対数LnHF)}
={(低周波成分の対数LnLF/基準低周波成分の対数LnLF)/(高周波成分の対数LnHF/基準高周波成分の対数LnHF)}・・・・・・・(31)
θ(°)= 2×tan-1{K4×(低周波成分LF)/(基準低周波成分LF)}・・(32)
θ(°)= 2×tan-1{K5×(低周波成分LF/高周波成分HF)/(基準低周波成分LF/基準高周波成分HF)}・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(33)
θ(°)= [90 + tan-1{K6×(低周波成分LnLF)/(基準低周波成分LnLF)}]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(34)
θ(°)= [90 + tan-1{K7×(低周波成分LnLF/高周波成分LnHF)/(基準低周波成分LnLF/基準高周波成分LnHF)}]・・・・・・・・・(35)
興奮度= (100/90) × tan-1{K8×(低周波成分LF)/(基準低周波成分LF)}・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(36)
興奮度= (100/90) × tan-1{K9×(低周波成分LF/高周波成分HF)/(基準低周波成分LF/基準高周波成分HF)}・・・・・・・・・・・・・・・・(37)
興奮度= − 100 + (200/90) × tan-1{K10×(低周波成分LF)/(基準低周波成分LF)}・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(38)
興奮度= - 100 + (200/90) × tan-1{K11×(低周波成分LF/高周波成分HF)/(基準低周波成分LF/基準高周波成分HF)}・・・・・・・・・・・・・・(39)
興奮度= (100/180) ×[90 + tan-1{K12×(低周波成分LnLF)/(基準低周波成分LnLF)}]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(40)
興奮度= (100/180) ×[90 + tan-1{K13×(低周波成分LnLF/高周波成分LnHF)/(基準低周波成分LnLF/基準高周波成分LnHF)}・・・・(41)
興奮度= (100/90) × tan-1{K14×(低周波成分LnLF)/(基準低周波成分LnLF)}・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(42)
興奮度= (100/90) × tan-1{K15×(低周波成分LnLF/高周波成分LnHF)/(基準低周波成分LnLF/基準高周波成分LnHF)}・・・・・・・・・(43)
第3実施形態においても、第1実施形態の第1変形例ないし第4変形例と同様な実施形態を実施することができる。
第1実施形態ないし第3実施形態の画像の整理技術においては、撮像する画像が、予め定める整理基準を満たしているか否かを装置の操作者に知らせる技術と、撮像した複数の画像を事後的に自動整理する技術を提供するものであった。第4実施形態では、上述した技術に加え、撮像像する前に癒され度が高速に検出できるので、癒やされ度が高い静止画または動画を即座に選択して撮像することができる。また、予め定める整理基準を満たしている場合には自動撮像することができる。
サーバー22は、(3A)の生体解析処理によって操作者の心の、癒され度を解析する。サーバー22は、(3B)のフラクタル解析によって撮像された画像自体の客観的な解析処理をする。(3A)と(3B)は異なる観点からの解析処理であるので、その両方、または、いずれかの一方を採用することができる。
図12ないし図14は、画像データ整理端末装置21の液晶画面に表示される画像を示す。
操作者が心拍センサを装着後、または既に装着している場合には直ちに、画面24の下段の「測定開始」にタッチすると、MPUはサーバー22のCPUにおいて「自律神経解析エンジン処理」をおこなうことを依頼する。そして、MPUはサーバー22から「自律神経解析エンジン処理」における解析結果を受け取り、癒し度を画像データ整理端末装置21の液晶表示面に図13に示す画面25として表示させる。
「アラート通知画面」とともに、「アラート通知音声」によって「ただ今の癒され度:70」、「癒されていますね。今がシャッターチャンスです!!」と通知してもよい。
操作者は「アラート通知画面」または/および「アラート通知音声」によって自ら判断して、撮像する気分になった場合には図25の下段の「撮影する」をタッチする。MPUは「撮影する」がタッチされたことを認識して画面26を表示させる。MPUは「撮影する」が所定時間タッチされなかったことを認識すると再び、所定間隔毎に癒し度の編算をおこなう。そして、MPUは、癒され度が予め定める、癒され度以上(例えば、65%以上)になると再び、「アラート通知画面」または/および「アラート通知音声」によって「アラート通知」をおこなわせる。ここで、癒され度の解析は、MPUとCPUとが強調してウエアラブルカメラで撮像した画像データに基づいて自動的におこなう。
ウエアラブルカメラで撮像している風景等と、ウエアラブルカメラを装着した操作者が視認している風景等とは同じ範囲、アングルとなるように予め調整しておくが、撮像する範囲の変更、範囲の拡大、縮小は自由に操作できる。
操作者が画面26の下段の写真マークにタッチすると、MPUは撮像の処理をおこなうとともに、画像データ整理端末装置21およびサーバー22が癒され度を検出する処理をおこなうように制御する。そして、MPUは画面27に解析結果を表示させる。
画面25における癒され度の値と画面27における癒され度の値とが異なる理由は、癒され度の測定時点が異なるのと、肉眼で見た風景等が与える、癒され度と、カメラを通して見た風景等が与える、癒され度との間にずれがあるからである。
図15、図16を参照して、画像データ整理システムの、癒され度検出端末装置における処理と画像データ整理サーバー装置における処理との概要を説明する。
画像データ整理端末装置21のMPUはステップST41(開始)ないしST43(属性情報の入力)の処理をおこなう。この処理は、ステップST11(開始)ないしST13(属性情報の入力)の処理と同様であるので説明は省略する。
この処理は、画像データ整理端末装置21の液晶表示面に画面24を表示させる処理である。
MPUはステップST45(心拍センサの測定開始処理)の処理をおこなう。
この処理は、心拍センサによる測定を開始して、所定時間長のRR間隔データの測定結果を得るものである。所定時間長は、充分な精度で癒され度を検出できるに充分な長さである。第4実施形態においては、RR間隔データは図9(a)に示すように心拍センサから精度よく検出される。
この処理は、所定時間長のRR間隔データをサーバー22にアップロードする処理である。
この処理は、第1実施形態におけるステップST19ないしステップST26の処理よりも簡略化されている。その理由は、心拍センサは心拍検出専用のセンサであり、かつ、スマートフォンカメラよりも心臓に近い位置から心拍信号を検出するために雑音の混入が少なく、良好なRR間隔データが得られるからである。すなわち、第4実施形態では、第1実施形態における「前倒しロジック」、「輝度データの関数化処理」、「Savitzky-Golayフィルタによるノイズ除去及びピーク検出処理」、「RR間隔時系列データの検出処理」、「ローパスフィルタリング処理」の各処理をおこなうことなく、精度よくステップST48の「フーリエ変換処理」、ステップST49の「高周波成分(HF)、低周波成分(LF)の検出処理」の各処理の解析結果を得ることができる。ステップST48の「フーリエ変換処理」、ステップST49の「高周波成分(HF)、低周波成分(LF)の検出処理」の各処理の内容は、ステップST25の処理、ステップST26の処理と同じであるので説明を省略する。
ここで、MPUは、ステップST47、ステップST48、ステップST49の自律神経解析エンジン処理を所定時間長毎のタイマー割り込みによって処理している。よって、画像データ整理端末装置21のMPUとサーバー22のCPUは、タイマー割り込み時間に対応する所定時間長毎のリアルタイムで癒され度を解析して、画像データ整理端末装置21の液晶に表示することが可能であり、リアルタイムでステップST50(癒され度の解析結果表示処理(リアルタイム))の処理をして画面25を所定時間長毎に更新することが可能である。しかしながら、第4実施形態においては、画面25を所定時間長毎に更新することなく、癒され度が所定値を超える場合のみ、ステップST50の処理をして「アラート通知」として画面25を表示するようにしている。
ここで、操作者が風景等の画像を撮像するときに、MPUは自律神経解析エンジン処理を所定時間長毎のタイマー割り込みの処理を中断して、撮像時を起点とする割り込みを新たに発生させ、この割り込み処理によって自律神経解析エンジン処理をおこなう。その後は、撮像時を起点とする所定時間長毎の割り込みによって自律神経解析エンジン処理を引き続きおこなう。
MPUは、ステップST51で撮像して画像とともに撮像時を起点とする割り込み処理で求めた癒し度を、画面27に示すように表示させる。
第4実施形態のステップST53、ステップST54、ステップST55、ステップST56、ステップST57の各処理は、第1実施形態における、ステップST28、ステップST29、ステップST30、ステップST31、ステップST32の各処理と同様の処理であるので説明を省略する。
(第1変形例)
上述した実施形態においては、画像データ整理システムのクライアントとサーバーとの接続は、インターネット回線を用いるものとして説明をしたが、両者の接続はこれに限るものではなく、専用回線、公衆回線を問わず、有線通信回線、無線回線を問わず、あらゆる回線を用いることができる。例えば、LAN、専用の微弱電波を用いた専用回線、高速汎用回線等を用いることができる。
クライアントとしての画像データ整理端末装置は、ウエアラブルパーソナルコンピュータ、タブレット、専用端末を始めとして、種々のものを使用できる。また、画像データ整理端末装置はコンピュータ(MPU)とMPUにおいて実行されるプログラムを中心にして構成するのみならず、処理の一部、または、全部をランダムロジック回路でおこなうようにしてもよい。この場合においては、各処理部は、コンピュータにプログラムを実行させて実現するのでなく、ハードウエアで構成して実現される。
クライアントの画像データ整理端末装置21における処理と、サーバー22における処理とをどのように分けるかは、適宜に決め得るものである。
第4実施形態においては、クライアント・サーバー・システムとして画像データ整理システムを構成した。第5実施形態は、第4実施形態のサーバー22における全ての処理をクライアントに移すようにする実施形態である画像データ整理装置、画像データ整理装置プログラムに関する。このような画像データ整理装置は、例えば、図11に記載された画像データ整理端末装置21がサーバー22の支援を受けることなく、単独で全ての処理をおこなう場合に相当する。画像データ整理装置が単体で上述した処理の全てをおこなう場合には、サーバーを用いなくともよい。
第4実施形態、第5実施形態においては、画像データ整理システム、画像データ整理サーバー装置、画像データ整理端末装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラム、画像データ整理装置および画像データ整理装置プログラムは、「癒され度」を整理基準として画像データを整理するものであった。しかしながら、第4実施形態、第5実施形態と同様な技術的思想に基づきながら、「癒され度」とは異なる他の整理基準に基づき、画像データを整理することができる。第6実施形態は、「興奮度」を整理基準として画像データを整理する、画像データ整理システム、画像データ整理サーバー装置、画像データ整理端末装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、画像データ整理端末装置プログラム、画像データ整理装置および画像データ整理装置プログラムである。
癒され度が、(1)式ないし(8)式によって検出する自律神経指標により検出する場合について上述した。これ以外に、心拍センサからの時系列心拍データから直接に検出する心拍数(単位時間当たりの心臓の鼓動の数)を利用しても癒され度を算出することができる。例えば、以下の(44)式または(45)式で算出することができる。ここで、ここで、平常時における心拍数(基準となる心拍数)とは、通常の日常生活を行っている場合における心拍数であり、過度に癒された状態における心拍数でもなく、過度に興奮した状態における心拍数でもなく、日常生活において平常心を保っている状態におけるにおける心拍数である。
癒され度 = (測定時点の心拍数 - 平常時における心拍数(基準となる心拍数))・・・(44)
癒され度 = (測定時点の心拍数 / 平常時における心拍数(基準となる心拍数))・・・(45)
上述した実施形態を組み合わせる実施形態も実施可能である。ように、主観の気持ちを癒され度の算出に利用してもよい。例えば、主観では「最高に癒された」だったら100点、主観では「とても癒された」だったら80点、主観では「まあまあ癒された」だったら60点、主観では「なんともいえない」だったら40点、「あまり癒されなかった」だったら20点のように各項目の値を数値化する。さらに、上述した、(1)式ないし(9)式の自律神経指標を組み合わせてもよい。
癒され度 =a×(自律神経指標により検出される癒され度)+ b×(心拍数から検出される癒され度)+ c×(主観による癒され度)+ d×(フラクタル解析により検出される癒され度)・・・・・(46)
11 スマートフォン
12 サーバー
13 インターネット
20 画像データ整理システム
21 画像データ整理端末装置
22 サーバー
Claims (14)
- 画像データ整理端末装置と画像データ整理サーバー装置とを備える画像データ整理システムであって、
前記画像データ整理端末装置は、
画像を撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データを前記画像データ整理サーバー装置に対して出力する時系列心拍データ出力処理部と、
前記画像データ整理サーバー装置から出力される、癒され度の高い順に並べられた前記撮像された画像を表示する画像表示部と、を具備し、
前記画像データ整理サーバー装置は、
前記時系列心拍データから癒し度を求める癒し度検出部と、
前記癒し度検出部で検出される癒し度が高い順に前記撮像された画像を並べるソーテイング処理部と、を具備する、
画像データ整理システム。 - 前記癒し度検出部は、
前記時系列心拍データをフーリエ変換するフーリエ変換処理部と、
前記フーリエ変換処理された信号の高周波成分と低周波成分とを分離する高周波成分・低周波成分検出処理部と、
少なくとも、前記高周波成分を予め測定した基準高周波成分で除して、癒され度を求める自律神経解析エンジン処理部と、を有する、
請求項1に記載の画像データ整理システム。 - 前記癒し度検出部は、
前記時系列心拍データから心拍数を求める心拍数検出部と、
前記心拍数から予め求めた平常時における心拍数を減じた負値の大きさに応じて、癒され度を求める、癒され度演算部と、を有する、
請求項1に記載の画像データ整理システム。 - 前記画像データ整理サーバー装置は、
前記撮像された画像からフラクタル次元を演算するフラクタル解析処理部を具備する、請求項1または請求項2に記載の画像データ整理システム。 - 前記画像データ整理端末装置は、スマートフォンであり、
前記撮像部は、前記スマートフォンのカメラ機能で構成し、
前記時系列心拍データ取得部は、前記スマートフォンの前記カメラ機能に指先を撮影させて構成する、請求項1に記載の画像データ整理システム。 - 前記画像データ整理端末装置は、ウエアラブルコンピュータであり、
前記撮像部は、ウエアラブルカメラであり、
前記時系列心拍データ取得部は、人の心臓の近くの皮膚に配置される心拍センサであり、
前記時系列心拍データ出力処理部は、所定時間毎の割り込み処理によって前記時系列心拍データを前記画像データ整理サーバー装置に対して出力する、請求項1に記載の画像データ整理システム。 - 画像データ整理サーバー装置は、
前記画像データ整理端末装置から前記所定時間毎の割り込み処理によって出力される前記時系列心拍データを入力し、
次の前記時系列心拍データが入力される前に、フーリエ変換し、高周波成分と低周波成分とを分離し、癒され度を求め、前記画像データ整理端末装置に返却する、請求項5に記載の画像データ整理システム。 - 撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データをフーリエ変換するフーリエ変換処理部と、
前記フーリエ変換処理された信号の高周波成分と低周波成分とを分離する高周波成分・低周波成分検出処理部と、
少なくとも、前記高周波成分を予め測定した基準高周波成分で除して、癒され度を求める自律神経解析エンジン処理部と、
前記癒され度の高い順に前記画像データを並べるソーテイング処理部と、
前記癒され度の高い順に並べられた画像データを表示する画像表示部と、を備える、
画像データ整理装置。 - 撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データから心拍数を求める心拍数検出部と、
前記心拍数から予め求めた平常時における心拍数を減じた負値の大きさに応じて、癒され度を求める、癒され度演算部と、
前記癒され度の高い順に前記画像データを並べるソーテイング処理部と、
前記癒され度の高い順に並べられた画像データを表示する画像表示部と、を備える、
画像データ整理装置。 - 画像データ整理システムにおいて画像データ整理端末装置と協調して動作する画像データ整理サーバー装置のコンピュータに実行させる画像データ整理サーバー装置プログラムであって、
前記画像データ整理端末装置が取得した時系列心拍データをフーリエ変換するフーリエ変換処理部と、
前記フーリエ変換処理された信号の高周波成分と低周波成分とを分離する高周波成分・低周波成分検出処理部と、
少なくとも、前記高周波成分を予め測定した基準高周波成分で除して、癒され度を求める自律神経解析エンジン処理部と、
前記癒され度の高い順に前記撮像された画像を並べるソーテイング処理部と、を備えるように前記コンピュータを機能させる、
画像データ整理サーバー装置プログラム。 - 画像データ整理システムにおいて画像データ整理端末装置と協調して動作する画像データ整理サーバー装置のコンピュータに実行させる画像データ整理サーバー装置プログラムであって、
前記画像データ整理端末装置が取得した前記時系列心拍データから心拍数を求める心拍数検出部と、
前記心拍数から予め求めた平常時における心拍数を減じた負値の大きさに応じて、癒され度を求める、癒され度演算部と、
前記癒され度の高い順に前記撮像された画像を並べるソーテイング処理部と、を備えるように前記コンピュータを機能させる、
画像データ整理サーバー装置プログラム。 - 画像データ整理システムにおいて画像データ整理サーバー装置と協調して動作する画像データ整理端末装置のコンピュータに実行させる画像データ整理端末装置プログラムであって、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データを前記画像データ整理サーバー装置に対して出力する時系列心拍データ出力処理部と、
前記画像データ整理サーバー装置から出力される、癒され度の高い順に並べられた前記撮像された画像を表示する画像表示部と、を備えるように前記コンピュータを機能させる、
画像データ整理端末装置プログラム。 - 画像データ整理装置のコンピュータに実行させる画像データ整理装置プログラムであって、
撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データをフーリエ変換するフーリエ変換処理部と、
前記フーリエ変換処理された信号の高周波成分と低周波成分とを分離する高周波成分・低周波成分検出処理部と、
少なくとも、前記高周波成分を予め測定した基準高周波成分で除して、癒され度を求める自律神経解析エンジン処理部と、
前記癒され度の高い順に前記画像データを並べるソーテイング処理部と、
前記癒され度の高い順に並べられた画像データを表示する画像表示部と、を備えるように前記コンピュータを機能させる、
画像データ整理装置プログラム。 - 画像データ整理装置のコンピュータに実行させる画像データ整理装置プログラムであって、
撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データの取得に際して心拍に応じた時系列心拍データを取得する時系列心拍データ取得部と、
前記時系列心拍データから心拍数を求める心拍数検出部と、
前記心拍数から予め求めた平常時における心拍数を減じた負値の大きさに応じて、癒され度を求める、癒され度演算部と、
前記癒され度の高い順に前記画像データを並べるソーテイング処理部と、
前記癒され度の高い順に並べられた画像データを表示する画像表示部と、を備えるように前記コンピュータを機能させる、
画像データ整理装置プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015037604A JP6533897B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、および画像データ整理装置プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015037604A JP6533897B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、および画像データ整理装置プログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016158683A true JP2016158683A (ja) | 2016-09-05 |
JP2016158683A5 JP2016158683A5 (ja) | 2018-03-15 |
JP6533897B2 JP6533897B2 (ja) | 2019-06-26 |
Family
ID=56843514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015037604A Expired - Fee Related JP6533897B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、および画像データ整理装置プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6533897B2 (ja) |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002192485A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-07-10 | Sony Corp | ロボット装置、情報表示システム及び方法、ロボットシステム、並びに記録媒体 |
JP2006227236A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Seiko Epson Corp | 画像記録装置、画像記録方法および制御プログラム |
JP2007050158A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Utsunomiya Univ | 肌画像の処理方法及び処理装置並びにそれを用いた肌年齢の推定方法 |
JP2007275115A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Nissan Motor Co Ltd | 運転適応状態推定装置、自動車及び運転適応状態推定方法 |
JP2007289540A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Olympus Corp | ストレスセンサシステム |
JP2008263274A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Sony Corp | 画像保存処理装置、画像検索装置、画像保存処理方法、画像検索方法、プログラム |
JP2009049951A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Sony Corp | 撮像装置、撮像方法 |
JP2009065466A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Olympus Corp | カメラ |
JP2009294790A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Denso Corp | 自動車用情報提供システム |
US20100011388A1 (en) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | William Bull | System and method for creating playlists based on mood |
JP2011513019A (ja) * | 2008-03-10 | 2011-04-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 充電ドッキングステーションを持つecg監視システム |
US20130316763A1 (en) * | 2012-05-23 | 2013-11-28 | Steven Earl Kader | Method of displaying images while charging a smartphone |
JP2014140587A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Winfrontier Co Ltd | 自律神経機能評価装置、自律神経機能評価システム、自律神経機能評価サーバー、自律神経機能評価端末装置、自律神経機能評価装置プログラム、自律神経機能評価サーバープログラム、および、自律神経機能評価端末プログラム |
-
2015
- 2015-02-27 JP JP2015037604A patent/JP6533897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002192485A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-07-10 | Sony Corp | ロボット装置、情報表示システム及び方法、ロボットシステム、並びに記録媒体 |
JP2006227236A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Seiko Epson Corp | 画像記録装置、画像記録方法および制御プログラム |
JP2007050158A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Utsunomiya Univ | 肌画像の処理方法及び処理装置並びにそれを用いた肌年齢の推定方法 |
JP2007275115A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Nissan Motor Co Ltd | 運転適応状態推定装置、自動車及び運転適応状態推定方法 |
JP2007289540A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Olympus Corp | ストレスセンサシステム |
JP2008263274A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Sony Corp | 画像保存処理装置、画像検索装置、画像保存処理方法、画像検索方法、プログラム |
JP2009049951A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Sony Corp | 撮像装置、撮像方法 |
JP2009065466A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Olympus Corp | カメラ |
JP2011513019A (ja) * | 2008-03-10 | 2011-04-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 充電ドッキングステーションを持つecg監視システム |
JP2009294790A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Denso Corp | 自動車用情報提供システム |
US20100011388A1 (en) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | William Bull | System and method for creating playlists based on mood |
US20130316763A1 (en) * | 2012-05-23 | 2013-11-28 | Steven Earl Kader | Method of displaying images while charging a smartphone |
JP2014140587A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Winfrontier Co Ltd | 自律神経機能評価装置、自律神経機能評価システム、自律神経機能評価サーバー、自律神経機能評価端末装置、自律神経機能評価装置プログラム、自律神経機能評価サーバープログラム、および、自律神経機能評価端末プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6533897B2 (ja) | 2019-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2015201759B2 (en) | Electronic apparatus for providing health status information, method of controlling the same, and computer readable storage medium | |
JP6493680B2 (ja) | 非接触血圧測定装置、及び、非接触血圧測定方法 | |
EP2919142B1 (en) | Electronic apparatus and method for providing health status information | |
KR101777738B1 (ko) | 동영상을 이용하여 혈압을 추정하는 방법 | |
JP6519798B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システム | |
US20120083675A1 (en) | Measuring affective data for web-enabled applications | |
KR101738278B1 (ko) | 영상을 이용한 감정 인식 방법 | |
CN108261176B (zh) | 胎心监护数据处理方法、装置、系统、存储介质和计算机设备 | |
JP6115263B2 (ja) | 脈波検出装置、脈波検出方法及び脈波検出プログラム | |
JP6139148B2 (ja) | 自律神経機能評価装置、自律神経機能評価システム、自律神経機能評価サーバー、自律神経機能評価装置プログラム、および、自律神経機能評価サーバープログラム | |
JP2016127923A (ja) | 被験者の映像から生理学的パラメータを抽出するための対象領域を選択する方法 | |
Alnaggar et al. | Video-based real-time monitoring for heart rate and respiration rate | |
JP7171349B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
Ding et al. | Noncontact multiphysiological signals estimation via visible and infrared facial features fusion | |
Ma et al. | Remote photoplethysmography (rPPG) for contactless heart rate monitoring using a single monochrome and color camera | |
JP7044171B2 (ja) | 脈波算出装置、脈波算出方法及び脈波算出プログラム | |
JP6481241B2 (ja) | メンタルゲーム装置、メンタルゲームシステム、メンタルゲームサーバー装置、メンタルゲーム装置プログラム、メンタルゲームサーバー装置プログラム。 | |
JP6533897B2 (ja) | 画像データ整理システム、画像データ整理装置、画像データ整理サーバー装置プログラム、および画像データ整理装置プログラム | |
JP6481130B2 (ja) | 興奮度検出装置、興奮度検出システム、興奮度検出サーバー装置、興奮度検出装置プログラム、興奮度検出サーバー装置プログラム | |
Kuang et al. | Shuffle-rPPGNet: Efficient Network with Global Context for Remote Heart Rate Variability Measurement | |
Datta et al. | Novel statistical post processing to improve blood pressure estimation from smartphone photoplethysmogram | |
JP7457496B2 (ja) | データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム | |
US20240153304A1 (en) | Method, Computer Software, Non-Transitory Storage Medium, Apparatus and System For Performing A Measurement Of A Physiological Parameter Of A Person From A Series Of Images | |
WO2022181080A1 (ja) | 傾向判定装置、反射体付き表示装置、傾向表示システム装置、傾向判定方法、表示処理方法、傾向表示方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2022157247A (ja) | 血圧測定装置、及び血圧測定プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181009 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6533897 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |