JP2016156990A - 音声合成装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、通常、模範ボーカルが出力されてから、その模範ボーカルを利用者が認識するまでには、タイムラグが生じる。このため、利用者は、模範ボーカルを認識してから発声すると、歌唱が遅れてしまう。
そこで、本発明は、模範ボーカルによる歌唱の補助の有効性を更に向上させることを目的とする。
換言すれば、音声合成装置によれば、楽曲における歌詞の認知度合いによって、模範ボーカルの出力の態様を制御できる。この結果、音声合成装置によれば、模範ボーカルによる歌唱の補助の有効性を向上させることができる。
このような音声合成装置によれば、歌詞を間違える利用者に対して、特定模範ボーカルを早めに出力することができる。これにより、音声合成装置によれば、その利用者に、次に歌唱すべき歌詞の内容を早めに認識させることができる。
このような音声合成装置によれば、歌詞を間違える利用者に対して、特定模範ボーカルの音の強さを増加して出力することができる。これにより、音声合成装置によれば、次に歌唱すべき歌詞の内容を、聴き取りやすくすることができ、その歌詞の内容を、より正確に利用者に認識させることができる。
この場合、演奏制御手段は、特定模範ボーカルが聴き取りやすくなるように、区間特定手段で特定した修正対象区間の対象楽曲の演奏音を制御する演奏制御を実行する。さらに、第2出力手段は、演奏制御手段で演奏制御が実行された演奏音を出力する。
このような音声合成装置によれば、主旋律が類似する区間を修正対象区間として特定できる。
この場合のプログラムは、音声取得手順と、模範取得手順と、間違判定手順と、区間特定手順と、強調手順と、第1出力手順とをコンピュータに実行させる。
らに、区間特定手順では、間違判定手順で歌詞間違いが存在すると判定した場合、修正対象区間を特定する。
<音声合成システム>
図1に示す音声合成システム1は、ユーザが指定した楽曲(以下、対象楽曲と称す)の模範ボーカルを音声合成にて生成して出力するシステムである。ここで言う模範ボーカルとは、対象楽曲における歌詞を当該歌詞が割り当てられた音符の音高及び音符長で正確に歌唱した音声である。
情報処理サーバ10には、少なくとも、MIDI楽曲MDが格納されている。
カラオケ装置30は、情報処理サーバ10に記憶され、かつ対象楽曲に対応するMIDI楽曲MDを演奏すると共に、その楽曲を歌唱した合成音声を音源データPDに従って生成し、模範ボーカルとして出力する。なお、音声合成システム1は、複数のカラオケ装置30を備えている。
<MIDI楽曲>
MIDI楽曲MDは、楽曲ごとに予め用意されたものであり、楽曲データと、歌詞データと、楽曲情報とを有している。
<情報処理サーバ>
情報処理サーバ10は、通信部12と、記憶部14と、制御部16とを備えている。
<カラオケ装置>
カラオケ装置30は、通信部32と、入力受付部34と、楽曲再生部36と、記憶部38と、音声制御部40と、映像制御部46と、制御部50とを備えている。
出力を行う。映像制御部46には、映像または画像を表示する表示部64が接続されている。
<再生処理>
次に、制御部50が実行する再生処理について説明する。
そして、再生処理が起動されると、図2に示すように、制御部50は、まず、対象楽曲の識別番号(楽曲ID)を取得する(S110)。続いて、制御部50は、S110で取得した楽曲IDを含むMIDI楽曲MDを情報処理サーバ10から取得する(S120)。さらに、制御部50は、S120で取得したMIDI楽曲MDに含まれる楽曲データに基づいて、対象楽曲の再生を実行する(S130)。
、S240での音声合成は、記憶部38に記憶されている音源データPDに基づく周知の手法を用いて実現すればよい。
これらS240及びS250によって、伴奏演奏音、主旋律を構成する演奏音、及び模範ボーカルを取得した音声制御部40は、これらの伴奏演奏音、主旋律を構成する演奏音、及び模範ボーカルを、スピーカ60から放音する。
ところで、S230での判定の結果、次フレーズが修正対象区間であれば(S230:YES)、制御部50は、再生処理をS160へと移行させる。
そのS280では、制御部50は、対象楽曲の演奏を終了するか否かを判定する。なお、S280において、制御部50は、対象楽曲を構成する最後の音符まで演奏が終了した場合や、入力受付部34を介して演奏終了指令の入力を受け付けた場合に、対象楽曲の演奏を終了するものと判定する。
[実施形態の効果]
このような再生処理によれば、対象楽曲における利用者の歌詞の認知度合いを歌詞間違いから判定し、歌詞の認知度合いが低い場合に、特定模範ボーカルを強調して出力できる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
記実施形態と変形例とを適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
[実施形態と特許請求の範囲との対応関係]
最後に、上記実施形態の記載と、特許請求の範囲の記載との関係を説明する。
Claims (7)
- 複数の音符のうちの少なくとも一部に歌詞が割り当てられた楽曲であり、かつ、指定された楽曲である対象楽曲の演奏中に入力された音声である音声データを取得する音声取得手段と、
前記対象楽曲における歌詞を正確に歌唱した音声である模範ボーカルを取得する模範取得手段と、
前記音声取得手段で取得した音声データと、前記模範取得手段で取得した模範ボーカルとに基づいて、前記音声データにおいて歌詞を間違えた歌詞間違いを判定する間違判定手段と、
前記間違判定手段で歌詞間違いが存在すると判定した場合、当該歌詞間違いが存在する間違区間に類似する前記楽曲の区間である修正対象区間を特定する区間特定手段と、
前記区間特定手段で特定した修正対象区間を正確に歌唱した前記模範ボーカルである特定模範ボーカルを強調する強調制御を実行する強調手段と、
前記強調手段で強調制御が実行された特定模範ボーカルを音声合成にて生成して出力する第1出力手段と
を備えることを特徴とする音声合成装置。 - 前記強調手段は、
前記特定模範ボーカルの出力タイミングを、予め規定された初期タイミングよりも早くすることを、前記強調制御として実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声合成装置。 - 前記強調手段は、
前記特定模範ボーカルの音の強さを増加させることを、前記強調制御として実行する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音声合成装置。 - 前記特定模範ボーカルが聴き取りやすくなるように、前記区間特定手段で特定した修正対象区間の対象楽曲の演奏音を制御する演奏制御を実行する演奏制御手段と、
前記演奏制御手段で演奏制御が実行された演奏音を出力する第2出力手段と
を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の音声合成装置。 - 前記演奏音には、主旋律以外の旋律を演奏する伴奏演奏音が含まれ、
前記演奏制御手段は、
前記伴奏演奏音の音の強さを抑制することを、前記演奏制御として実行する
ことを特徴とする請求項4に記載の音声合成装置。 - 前記区間特定手段は、
前記楽曲において、前記間違区間における主旋律との類似度合いが、規定された閾値以上である主旋律を有する区間を前記修正対象区間として特定する
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の音声合成装置。 - 複数の音符のうちの少なくとも一部に歌詞が割り当てられた楽曲であり、かつ、指定された楽曲である対象楽曲の演奏中に入力された音声である音声データを取得する音声取得手順と、
前記対象楽曲における歌詞を正確に歌唱した音声である模範ボーカルを取得する模範取得手順と、
前記音声取得手順で取得した音声データと、前記模範取得手順で取得した模範ボーカルとに基づいて、前記音声データにおいて歌詞を間違えた歌詞間違いを判定する間違判定手
順と、
前記間違判定手順で歌詞間違いが存在すると判定した場合、当該歌詞間違いが存在する間違区間に類似する前記楽曲の区間である修正対象区間を特定する区間特定手順と、
前記区間特定手順で特定した修正対象区間を正確に歌唱した前記模範ボーカルである特定模範ボーカルを強調する強調制御を実行する強調手順と、
前記強調手順で強調制御が実行された特定模範ボーカルを音声合成にて生成して出力する第1出力手順とを
コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2015035230A JP6252517B2 (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | 音声合成装置、及びプログラム |
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JP6252517B2 JP6252517B2 (ja) | 2017-12-27 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110310615A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 卡西欧计算机株式会社 | 唱歌练习装置、唱歌练习方法及存储介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001013976A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-01-19 | Kenwood Corp | カラオケ装置 |
JP2007233077A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Yamaha Corp | 評価装置、制御方法及びプログラム |
JP2012203343A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Yamaha Corp | 歌唱支援装置 |
-
2015
- 2015-02-25 JP JP2015035230A patent/JP6252517B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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CN110310615A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 卡西欧计算机株式会社 | 唱歌练习装置、唱歌练习方法及存储介质 |
CN110310615B (zh) * | 2018-03-27 | 2024-02-13 | 卡西欧计算机株式会社 | 唱歌练习装置、唱歌练习方法及存储介质 |
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