JP2016156427A - ヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒンジシャフトの内側に通された導線を保護することが可能なヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】本発明に係るヒンジ装置は、電子機器の例えば装置本体を構成する第1筐体側へ取り付けられる取付部材と、例えばディスプレイ部を構成する第2筐体側へ取り付けられる支持部材とを、円筒形状を呈したヒンジシャフトで回転可能に連結し、前記ヒンジシャフトの内側に前記第1筐体と前記第2筐体を電気的に接続させる導線を通したヒンジ装置において、前記ヒンジシャフトの内側に前記導線を通して当該導線の破断を防止する保護カバーを取り付ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、第1筐体側へ取り付けられる取付部材と、第2筐体側へ取り付けられる支持部材とをヒンジシャフトで回転可能に連結したヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器に関する。
従来のヒンジ装置としては、例えば携帯電話端末に用いられ、モニター筐体と操作筐体とを結合する2軸ヒンジがある。2軸ヒンジは操作筐体内に配置されたハウジングと、ハウジングに取り付けられた開閉軸部材及び回転軸部材とを有し、開閉軸部材はハウジング内の略横方向に形成された中空部に配置され、回転軸部はハウジング内の略縦方向に形成された中空部内に配置される。回転軸部材のモニター筐体側の端面にブラケットがかしめ固定され、回転軸部材の中心部に導線(配線用のケーブル)を通す丸穴が設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2006−10025号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたヒンジ装置では、導線が回転軸部材の特にかしめ部に生じたひび割れや欠けた部分に接触して擦れることにより破断するおそれがあるという問題点があった。
この発明は、上記の問題を解決するものであり、ヒンジシャフトの内側に通された導線を保護することが可能なヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
前記第1の目的を達成するための本発明に係るヒンジ装置は、電子機器の例えば装置本体を構成する第1筐体側へ取り付けられる取付部材と、例えばディスプレイ部を構成する第2筐体側へ取り付けられる支持部材とを、円筒形状を呈したヒンジシャフトで回転可能に連結し、前記ヒンジシャフトの内側に前記第1筐体と前記第2筐体を電気的に接続させる導線を通したヒンジ装置において、前記ヒンジシャフトの内側に前記導線を通して当該導線の破断を防止する保護カバーを取り付けたことを特徴とする。
本発明はさらに、前記ヒンジ装置が2軸ヒンジであることを特徴とする。
本発明はさらに、前記ヒンジシャフトはその一端部をかしめることによって前記取付部材と前記支持部材を連結させることができる。
本発明はさらに、前記取付部材と前記支持部材の間に、前記ヒンジシャフトに付設してカム機構を有する回転制御手段を設けることができる。
本発明はさらに、前記保護カバーは、前記円筒の内壁からの力に対して弾力性を有することを特徴とする。
本発明はさらに、前記保護カバーは、前記導線を通すための中空の筒部を有し、前記筒部の一端部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記筒部の一端からその基端の方に向けて凹入する割り部を有することを特徴とする。
本発明はさらに、前記保護カバーは、前記導線を通すための中空の筒部を有し、前記筒部の一端部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記筒部の少なくとも前記一端は、略半円周状の断面形状を有することを特徴とする。
本発明はさらに、前記ヒンジシャフトの一端及び他端は筒軸方向に開放された開口を有し、前記保護カバーの一端は係止部を有し、当該係止部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記保護カバーの他端はフランジを有し、前記保護カバーが挿入されたとき、前記フランジが前記一端の開口の周縁部を覆うと共に、前記係止部が前記他端の開口の周縁部に係止することができる。
そして、本発明の電子機器は、前記本発明に係るヒンジ装置を用いたことを特徴とする。
以上説明したように本発明に係るヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた電子機器によれば、円筒形状のヒンジシャフトの内側に保護カバーを取り付け、保護カバーに導線を通したので、保護カバーにより導線を保護することが可能となる。
本発明の実施形態に係るヒンジ装置を備えた電子機器の全体斜視図。 ディスプレイ部を装置本体に対し90°開いたときのヒンジ装置の全体正面図。 ディスプレイ部を装置本体に対し90°開いたときのヒンジ装置の全体断面図。 ディスプレイ部を前方に閉成したときのヒンジ装置の全体側面図。 ディスプレイ部を装置本体に対し90°開いたときのヒンジ装置の全体側面図。 ディスプレイ部を装置本体に対し90°開いたときのヒンジ装置の全体平面図。 ディスプレイ部を装置本体に対し180°開いたときのヒンジ装置の全体側面図。 ディスプレイ部を前方に閉成したときのヒンジ装置を斜め後方から見た斜視図。 ディスプレイ部を前方に閉成したときのヒンジ装置を斜め前方から見た斜視図。 ヒンジ装置の全体分解斜視図。 スイッチプレート及びシャフトA等を示す部分分解斜視図。 スイッチプレート及びシャフトB等を示す部分分解斜視図。 スイッチプレート及びシャフトC等を示す部分分解斜視図。 スイッチプレート及びTプレート等を示す部分分解斜視図。 本発明の実施形態に係るカシメカバーの斜視図。 変形例1に係るカシメカバーの斜視図。 変形例2に係るカシメカバーの斜視図。 変形例3に係るカシメカバーの斜視図。 変形例4に係るカシメカバーの斜視図。
以下、本発明の実施形態に係るヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明を実施した電子機器の一例としてのノート型パソコンPCを示し、ノート型パソコンPCは装置本体BD1に対しディスプレイ部BD2が開閉可能、かつ回転可能にヒンジ装置(Aシャフト2のみを図示する)を介して取り付けられている。以下の説明では、便宜上、装置本体BD1を第1筐体BD1とし、ディスプレイ部BD2を第2筐体BD2として説明する。
図2〜図15は本発明に係るヒンジ装置の一例を示す図である。本実施形態のヒンジ装置100は、Rブラケット7、Lブラケット11が第1筐体BD1の側へ取り付けられ、Tプレート12が第2筐体BD2の側へ取り付けられる構成である。
本発明に係るヒンジ装置100は、第1筐体BD1側に所定間隔を設けて取り付けられたRブラケット7、Lブラケット11と、例えばステンレス鋼などの金属性の丸棒を切削加工で形成され、Lブラケット11の立壁部11aにその一端がかしめ固定されたBシャフト8と、例えばステンレス鋼などの金属性の丸棒を切削加工で形成され、Bシャフト8と同軸になるようにRブラケット7の立壁部7aにその一端がかしめ固定されたCシャフト10と、立壁部7a、11a間に渡されるように配置され、底壁部1C並びにその両端に左端壁部1L及び右端壁部1Rを有し、左端壁部1LがBシャフト8により回転可能に軸支され、右端壁部1RがCシャフト10により回転可能に軸支されたキープレート1と、キープレート1の底壁部1Cの中央部にBシャフト8、Cシャフト10と直交状態で回転可能にその一端が取り付けられ、その他端がTプレート12にかしめ固定された貫通穴2dを有するAシャフト2と、Bシャフト8の相対的な回転を制御する第1回転制御手段と、キープレート1に対するCシャフト10の相対的な回転を制御する第2回転制御手段と、キープレート1に対するAシャフト2の回転を制御する第3回転制御手段と、Aシャフト2の貫通穴2dに嵌装され、第1筐体BD1における電気回路と第2筐体BD2における電気回路を電気的に接続させる被覆された導線13bが通される中空の筒部30aを備えた保護カバー30とを有して構成される。
つまり、ヒンジ装置100はBシャフト8、Cシャフト10を支点に第2筐体BD2を回転可能、かつ、Aシャフト2を支点に第2筐体BD2を回転可能に構成された2軸ヒンジである。図1に回転させない状態の第2筐体BD2を実線で表し、Aシャフト2を支点に回転させた状態の第2筐体BD2を想像線で表す。
次に、このヒンジ装置の詳細について図2、図3及び図10〜図14を参照して説明する。図10はキープレート1を中心にしてヒンジ装置100の全体を分解したときの全体分解斜視図を示し、その全体分解斜視図の各部分を抜き出した部分分解斜視図を図11〜図14に示す。なお、図12及び図14において該当する部品を反対方向から見たときの図を破線で囲まれた中にそれぞれ示す。Bシャフト8は、図2、図3、図10及び図12に示すように、軸部8bの一端に頭部8aが設けられる。Bシャフト8の軸部8bは、とくに図12に示すように、複数の第1スプリングワッシャ20、Bカム17、Aカム9、キープレート1の左端壁部1L、及び、Rワッシャ21の順番にそれぞれの下穴に通され、複数の第1スプリングワッシャ20が撓まされた状態でLブラケット11の立壁部11aにBシャフト8の軸部8bの一端がかしめ固定されることで、Bシャフト8の頭部8a及びLブラケット11の立壁部11a並びにそれらの間に介装された各部品(Bカム17〜Rワッシャ21)における隣接するもの同士が互いに第1スプリングワッシャ20の復元力で圧接し合うようになっている。
Lブラケット11の立壁部11aとキープレート1の左端壁部1Lとの間に略円形状の外縁21aを有するRワッシャ21が介装される。キープレート1の左端壁部1Lに面するRワッシャ21の面に略T字形の凸部21cが形成される。凸部21cがキープレート1の左端壁部1Lに形成された略T字形の凹部1aに嵌合することで、Rワッシャ21がキープレート1と一体的にBシャフト8を支点に回転するようになっている。
キープレート1の左端壁部1LとBカム17との間には図12に示すように略円形状の外縁9aを有するAカム9が介装される。外縁9aの一部には外方に突出する突起部9bが設けられる。キープレート1の底壁部1Cの左端に設けられた貫通穴1bに突起部9bが嵌挿されることで、Aカム9がキープレート1と一体的にBシャフト8を支点に回転するようになっている。
Bシャフト8の軸部8bの外周面の一部には平面状に加工された回り止め部8cが設けられる。Aカム9とBシャフト8の頭部8aとの間に介装され、Bシャフト8の軸部8bが通されるBカム17の下穴17bが回り止め部8cを含む軸部8bに蜜嵌されることで、Bカム17がBシャフト8を介してLブラケット11に対し回転できないように連結される。
第1回転制御手段は、キープレート1の底壁部1Cに設けられた凸部1d(図2、図8参照)に当接する突出部8dがその頭部8aの外周に突設されたBシャフト8と、立壁部11aに面するRワッシャ21の面に形成され、その外縁21aに沿って一定の深さを有する円弧状溝21bに沿って移動可能に嵌合する、Lブラケット11の立壁部11aに形成された凸状ストッパ11cと、Bシャフト8に嵌合挿通させて軸方向へスライド可能に設けられたAカム9と、このAカム9に当接した状態でBシャフト8に嵌合挿通させて軸方向へスライド可能に設けられたBカム17と、Bシャフト8に嵌装され、Bカム17をAカム9側へ押圧する複数の第1スプリングワッシャ20を有して成る弾性手段とで構成される。なお、弾性手段は圧縮コイルスプリングであってもよい。
突出部8dは当接面8eと当接面8fとを有し、キープレート1が所定回転角度回転したときに凸部1d(図2、図8参照)がBシャフト8の当接面8eに当接してキープレート1の回転角度を制限し、第2筐体BD2が図4に示すように前方に閉成した状態になり、凸部1dがBシャフト8の当接面8fに当接してキープレート1の回転角度を制限し、第2筐体BD2が図7に示すように180°開成した状態になる。
凸状ストッパ11cは、キープレート1が回転したときに円弧状溝21bに沿って相対的に移動し、キープレート1が所定回転角度回転したとき円弧状溝21bの一端(あるいは他端)に当接してキープレート1の回転角度を制限する。
Bカム17に面するAカム9の面には、図12に示すように、Bカム17の方向に突出された円弧状凸部カム9c及びBカム17の反対の方向に凹入された円弧状凹部カム9dの2つずつが互いに交互に円周方向に配置される。また、Aカム9に面するBカム17の面には、円弧状凸部カム9c及び円弧状凹部カム9dに対応して凸状カム17d及び円弧状凸部カム9cが設けられる。
Cシャフト10は、図3及び図13に示すように、軸部10bの一端に頭部10aが設けられ、軸部10bの他端がLワッシャ16の下穴を貫通し、Rブラケット7の立壁部7aにかしめ固定される。
第2回転制御手段は、キープレート1の底壁部1Cに設けられたSTワッシャ19(図3参照)と、Cシャフト10の頭部10aの外周に突設させた当接面10eと当接面10fとを有する突出部10cとで構成される。
Aシャフト2は、図3、図10及び図11に示すように、円筒形状を呈し、軸部2bの一端に頭部2aが設けられ、頭部2a及び軸部2bに中心軸に沿って導線13b(後述する)を通すための貫通穴2dが穿設される。軸部2bの他端は、図3に示すように、キープレート1の底壁部1C、第1カム3、複数の第2スプリングワッシャ4、Tプレート12の順番にそれぞれの下穴に通され、複数の第2スプリングワッシャ4が撓まされた状態でTプレート12にかしめ固定されることで、キープレート1の底壁部1Cと第1カム3とが互いに第2スプリングワッシャ4の復元力で圧接し合うと共に、Tプレート12に支持された第2筐体BD2がAシャフト2と一体的に回転可能になる。第1カム3及び複数の第2スプリングワッシャ4を外部から覆うカバー5が設けられる。
ここで、キープレート1が第1筐体BD1側に取り付けられた「取付部材」の一例であり、Tプレート12が第2筐体側へ取り付けられた「支持部材」の一例である。なお、Aシャフト2の軸部2bの他端がTプレート12にかしめ固定されることで貫通穴2dの他端側における穴周縁(かしめ部)に生じたひび割れや欠けた部分に、貫通穴2dに通された導線13bが接触しないように保護カバー30が設けられることについては後述する。
第3回転制御手段は、キープレート1の底壁部1Cに嵌着された第1ピン6に当接する突出部2cがその頭部2aの外周に突設されたAシャフト2と、キープレート1の底壁部1Cの面に設けられたカム部(後述する円弧状凸部カム1e、円弧状凹部カム1f)と、カム部に当接した状態でAシャフト2に嵌合挿通させて軸方向へスライド可能に設けられた第1カム3(図3参照)と、第1カム3をカム部側へ押圧する複数の第2スプリングワッシャ4を有して成る弾性手段とで構成される。なお、弾性手段は圧縮コイルスプリングであってもよい。
突出部2cは、当接面2eと当接面2fとを有し、Aシャフト2が所定回転角度回転したときに第1ピン6に当接してAシャフト2の回転角度を制限する。
第1カム3に面するキープレート1の底壁部1Cの面には、図3及び図14に示すように、Aシャフト2が通る下穴の周縁部には第1カム3の方向に凸出された円弧状凸部カム1eと第1カム3の反対の方向に凹入された円弧状凹部カム1fとの2つずつが互いに交互に円周方向に配置される。また、底壁部1Cに面する第1カム3の面には、円弧状凸部カム1e及び円弧状凹部カム1fに対応して凹状カム3e及び凸状カム3fが設けられる。
SWワッシャ22は図11に示すように下穴22bを有し、下穴22bがAシャフト2の頭部2aに外嵌することで、Aシャフト2と同軸に固定される。SWワッシャ22の外周縁の一部分に中心軸からの距離が他の部分の外周縁の距離より長くなるように拡径部22aが設けられる。
スイッチブラケット15は、図3及び図11に示すように、樹脂材によりクランク状断面形状に形成され、キープレート1の底壁部1Cに沿い、下穴が穿設された基部15aと、基部15aからAシャフト2の頭部2aの頂面の位置まで立ち上がった立壁部15bと、頭部2aの頂面に沿う頂部15cとを有し、基部15aの下穴に通した取付ネジ14によりSTワッシャ19とキープレート1の底壁部1Cに共締めされる。立壁部15bには基部15a側からSWワッシャ22の外周縁側に連通する切欠き部15dが設けられる。
スイッチアッシー13は、図3及び図11に示すように、スイッチブラケット15の基部15aに回り止め部15gとネジで固定された基板13cと、基板13cから立壁部15bを超えてAシャフト2の頂面側から貫通穴2dに通され、第1筐体BD1における電気回路と第2筐体BD2における電気回路とを電気的に接続させる導線13bとを有する。基板13cには第2筐体BD2の回転に応じてSWワッシャ22の拡径部22aにより押動されることで、ディスプレイ部の画面を反転させるためのスイッチ片13aが、図11に示すように立壁部15bの切欠き部15dを通ってSWワッシャ22の外周縁を臨むように設けられる。スイッチブラケット15の立壁部15bの上端には導線13bを挟むようにして固定する挟持部15e(図8参照)が設けられる。スイッチブラケット15の頂部15cは図8及び図11に示すように、SWワッシャ22の下穴22bの周縁部を外側から覆い、貫通穴2dに通される導線13bとSWワッシャ22の下穴22bの周縁部との間に介在することで、導線13bが下穴22bの周縁部に接触しないように形成される。
図15(a)及び(b)にその一端(先端)を下にして斜め上方及び斜め下方からそれぞれ見たときの保護カバーの斜視図を示す。保護カバー30は、ポリプロピレン(polypropylene)やポリエチレン(polyethylene)などの樹脂材により成形され、図15(a)及び(b)に示すように、導線13bを通すための中空の筒部30aを有し、筒部30aの筒周方向の2か所に設けられ、筒部30aの一端からその基端の方に向けて凹入する割り部30dにより2つに分けられた脚部30h、30hを有する。割り部30dは、筒部30aの一端から奥部の手前まで一定の溝幅をもつ細長状溝30eを有し、筒部30aの一端と他端との間の中央部位置に設けられた奥部で一定の溝幅W1より広い溝幅W2(>W1)を直径とする円周に沿った湾曲状溝30fを有する。なお、割り部30dが凹入する深さは、筒部30aの基端から一端の方向にかしめ部(Aシャフト2の貫通穴2dの他端側における穴周縁)の板厚分に相当する距離の位置より深くさせないことで、少なくとも筒部30aがかしめ部を覆うように設定される。本実施形態において、割り部30dの凹入する深さを筒部30aの一端と他端との間の中央部位置までとした理由は、凹入する深さが深すぎると脚部30hの弾性力(復元力)が低下し、貫通穴2dの一端側における穴周縁に係止するときの係止力が低下する要因となり、凹入する深さが浅いと、脚部30hの十分な撓みが得られず、円弧状係止部30cを貫通穴2dに通し難くなるためである。
保護カバー30は図3及び図10に示すようにAシャフト2の貫通穴2dに通され、筒部30aの基端に設けられ、図6及び図9に示すようにAシャフト2の他端側(頭部2aのある一端と反対側)の貫通穴2dの他端側における穴周縁(なお、前述したように、Aシャフト2の他端がTプレート12にかしめ固定されるときにひび割れや欠けた部分が生じている可能性がある)を覆う円周状フランジ30bを有し、筒部30aの脚部30hの一端に設けられ、脚部30hの弾性力(復元力)で貫通穴2dの一端側の穴周縁に弾発的に係止する円弧状係止部30cを有する。さらに、円周状フランジ30bは、かしめ部を覆うようにかしめ部の周縁より径方向に広がっている。
次に、本発明に係るヒンジ装置100の組立工程における保護カバー30等の組み立て手順について説明する。
保護カバー30を貫通穴2dに通す前において、Aシャフト2の軸部2bの他端をキープレート1の底壁部1C、第1カム3、複数の第2スプリングワッシャ4、Tプレート12の順番にそれぞれの下穴に通し、複数の第2スプリングワッシャ4が撓まされた状態でTプレート12にかしめ固定する。
次に、保護カバー30をその一端を先にして、Aシャフト2の軸部2bの他端側から貫通穴2dに通す。保護カバー30の一端を貫通穴2dに通すために、保護カバー30の脚部30hを内側(筒部30aの中心軸側)にその復元力に抗して撓ませる。保護カバー30が湾曲状溝30fを有することで筒部30aの脚部30hを撓ませたときに割り部30dの奥部に集中応力が生じるのを避けることができ、また、溝幅W2を広くするほど筒部30aの脚部30hが撓み易くなり、Aシャフト2の貫通穴2dに通し易くなる。保護カバー30の脚部30hを貫通穴2dに通していき、円周状フランジ30bが貫通穴2dの他端側における穴周縁を覆ったとき、脚部30hの復元力で円弧状係止部30cが貫通穴2dの一端側の穴周縁に弾発的に係止する。
前後して、スイッチブラケット15の基部15aに基板13cを固定する。
次に、基板13cから延ばされた導線13bをスイッチブラケット15の挟持部15eで固定し、さらに、保護カバー30の筒部30aに通す。それにより、図3に示すように、円周状フランジ30bが導線13bと貫通穴2dの他端側における穴周縁(かしめ部)との間に介在するため、導線13bが貫通穴2dの他端側の穴周縁に生じたひび割れや欠けた部分(かしめ部)に接触するのを防止することができ、第2筐体BD2の回転時にTプレート12を介してAシャフト2が回転したときでも、かしめ部が導線13bを擦らず、破断することがない。さらに、Aシャフト2の貫通穴2dの内周壁が内側から筒部30aによって覆われるため、筒部30aに通された導線13bが貫通穴2dの内周壁に接触するのを防止できる。
次に、本発明に係るヒンジ装置100及びこのヒンジ装置100を用いたノート型パソコンPCの作用を説明する。
ノート型パソコンPCの装置本体を構成する第1筐体BD1とディスプレイ部を構成する第2筐体BD2とが互いに重なり合った閉成状態では、第1回転制御手段におけるBシャフト8の当接面8eが凸部1dに当接し、Lブラケット11の凸状ストッパ11cが円弧状溝21bの一端に当接し、Aカム9の円弧状凸部カム9c及び円弧状凹部カム9dがBカム17の凹状カム17c及び凸状カム17dと圧接した状態にある。第2回転制御手段におけるCシャフト10の当接面10eがSTワッシャ19に当接している。
この閉成状態から、ノート型パソコンPCの装置本体である第1筐体BD1に対してディスプレイ部である第2筐体BD2を外側へ開くと、第1回転制御手段において、凸状ストッパ11cが円弧状溝21bに沿って相対的に移動し、凸状カム17dと円弧状凸部カム9cとが互いに擦れ合うときの摩擦力に抗して相対移動される(この間、摩擦力で第2筐体BD2を所望の開き角度に保持可能である)。
開かれた第2筐体BD2は図5及び図6に示すように開成角度が90°になると、第1回転制御手段において、凹状カム17c及び凸状カム17dが円弧状凸部カム9c及び円弧状凹部カム9dに圧接する(このときクリック感を生じる)。なお、ちなみに第2筐体BD2は開成角度が180°になると、第1回転制御手段においてBシャフト8の当接面8fが凸部1dに当接し、Lブラケット11の凸状ストッパ11cが円弧状溝21bの他端に当接し、第2回転制御手段におけるCシャフト10の当接面10fがSTワッシャ19に当接する。
次に、90°開かれた第2筐体BD2は第1筐体BD1に対して閉成することにより元の位置に戻すことができるものであり、この際にも、第1回転制御手段において、凸状カム17dと円弧状凸部カム9cとが互いに擦れ合うときの摩擦力に抗して相対移動される(この間、摩擦力で第2筐体BD2を所望の開成角度に保持可能である)。
次に、第2筐体BD2の第1筐体BD1に対する90°の開成角度から、第2筐体BD2を左右いずれかの方向へ回転させると、第2筐体BD2はAシャフト2を支点に回転することができ、左方向へ回転させたときは、第3回転制御手段において、Aシャフト2の頭部2aに設けられた突出部2cの当接面2eが第1ピン6に当接するまで回転し、その回転角度は最大90°となる。次に、右方向へ回転させたときは、当接面2fが第1ピン6に当接するまで回転させることができ、その左方向の回転角度は180°となる。このとき、スイッチ片13aがSWワッシャ22により押動され、ディスプレイ部BD2の画面が反転する。次に、例えば90°開かれ、左方向に180°に回転された第2筐体BD2は第1筐体BD1に対して閉成することにより元の位置に戻すことができる。
第2筐体BD2を左右いずれかの方向へ回転させると、第2筐体BD2とTプレート12を介して連結されたAシャフト2、及び、Aシャフト2と同軸に固定されたSWワッシャ22が回転する。また、保護カバー30も回転する。このとき、Aシャフト2の貫通穴2dに通された導線13bは、第2筐体BD2の回転に伴って回転せず、Aシャフト2、SWワッシャ22及び保護カバー30に対して相対的に回転することになる。導線13bがAシャフト2等に対し相対回転するが、円周状フランジ30bが導線13bとAシャフト2の貫通穴2dの穴周縁(かしめ部)との間に介在しているため、導線13bがかしめ部によって擦られることがなく保護される。さらに、スイッチブラケット15の頂部15cが導線13bとSWワッシャ22の下穴22bの周縁部との間に介在しているため、導線13bがSWワッシャ22の下穴22bの周縁部によって擦られることがなく保護される。
なお、第2筐体BD2が左方向へ回転されるとき、凸状カム3fと円弧状凸部カム1eとが互いに擦れ合うときの摩擦力に抗して相対移動され(この間、摩擦力で第2筐体BD2を所望の回転角度に保持可能)、最大角度の90°に回転されたとき、凹状カム3e及び凸状カム3fが円弧状凸部カム1e及び円弧状凹部カム1fに圧接し(このときクリック感を生じる)、90°回転角度に保持され、一方、第2筐体BD2が右方向へ回転されるとき、凸状カム3fと円弧状凸部カム1eとが互いに擦れ合うときの摩擦力に抗して相対移動され(この間、摩擦力で第2筐体BD2を所望の回転角度に保持可能)、最大角度の180°に回転されたとき、凹状カム3e及び凸状カム3fが円弧状凸部カム1e及び円弧状凹部カム1fに圧接し(このときクリック感を生じる)、180°に保持される。
次に保護カバー30の変形例について説明する。なお、保護カバー30の変形例の説明においては、図15(a)及び(b)に示す保護カバー30と異なる構成について主に説明し、同じ構成についてその説明を省略する。
図16(a)及び(b)に、細長状溝30eの溝幅W3と湾曲状溝30fの溝幅W4(直径)が同じ(W3=W4)保護カバー30の変形例を示す。この変形例に係る保護カバー30の溝幅W3は、図15(a)及び(b)に示す保護カバー30の溝幅W1より広い(W3>W1)。溝幅W3を広くするほど、筒部30aの脚部30hが撓み易くなり、Aシャフト2の貫通穴2dに通し易くなる。
図17(a)及び(b)に、細長状溝30eの溝幅W5と湾曲状溝30fの溝幅W6(直径)が同じ(W5=W6)保護カバー30の変形例を示す。この溝幅W5は前述の図16に示す保護カバー30の溝幅W3より狭いが、保護カバー30に弾性率の低い樹脂材料を用いることで筒部30aの脚部30hが撓み易くなり、Aシャフト2の貫通穴2dに通し易くすることが可能となる。
前述の各変形例においては、一対の脚部30hを有する保護カバー30を示したが、本変形例に係る保護カバー30は、図18(a)及び(b)に示すように、1本の脚部30hを有する。脚部30hの一端に設けられた円弧状係止部30cに連続して、舌片部30gが設けられる。本変形例では1本の脚部30hのみが設けられているため、円弧状係止部30cが貫通穴2dの一端側における穴周縁に係止する係止力が不十分になる場合があるが、舌片部30gが穴周縁に深く係止するため、十分な係止力が得られる。また、前記実施形態や前記変形例では保護カバー30を貫通穴2dに通すとき一対の脚部30hをある程度撓ませる必要があったが、本変形例では、1本の脚部30hを撓ませずにあるいはわずかに撓ませることで貫通穴2dに通すことができるため、弾性率の高い樹脂材料を用いることができるという利点がある。
図19(a)及び(b)に、割り部30dを有しない保護カバー30の変形例を示す。割り部30dを有しなくても、保護カバー30に弾性率の低い樹脂材料を用いることで筒部30aの一端が撓み易くなり、Aシャフト2の貫通穴2dに通し易くすることが可能となる。
なお、前記実施形態及び各種変形例において、導線13bが通される軸として、Aシャフト2を示したが、導線13bがBシャフト8やCシャフト10に通されてもよい。このとき、Bシャフト8やCシャフト10に貫通穴が設けられ、貫通穴に導線13bを保護するための保護カバーが嵌装されることはいうまでもない。
以上詳細に説明したように、本発明に係るヒンジ装置は、以上のように構成したので、ノート型パソコンに限定されず、装置本体を構成する第1筐体とディスプレイを構成する第2筐体とを有するデジタルカメラなどのカメラ機器、及び携帯電話機、PDAなどの携帯機器、カーナビゲーション装置等の小型の電子機器等な開閉装置として広く用いられるものである。
PC ノート型パソコン
BD1 装置本体
BD1 第1筐体
BD2 ディスプレイ部
BD2 第2筐体
100 ヒンジ装置
1 キープレート
2 Aシャフト
2d 貫通穴
3 第1カム
4 第2スプリングワッシャ
5 カバー
6 第1ピン
7 Rブラケット
8 Bシャフト
9 Aカム
10 Cシャフト
11 Lブラケット
12 Tプレート
13 スイッチアッシー
13b 導線
14 取付ネジ
15 スイッチブラケット
16 Lワッシャ
17 Bカム
19 STワッシャ
20 第1スプリングワッシャ
21 Rワッシャ
22 SWワッシャ
30 保護カバー
30a 筒部
30b 円周状フランジ
30c 円弧状係止部
30d 割り部
30e 細長状溝
30f 湾曲状溝
30g 舌片部
30h 脚部

Claims (9)

  1. 電子機器の例えば装置本体を構成する第1筐体側へ取り付けられる取付部材と、例えばディスプレイ部を構成する第2筐体側へ取り付けられる支持部材とを、円筒形状を呈したヒンジシャフトで回転可能に連結し、前記ヒンジシャフトの内側に前記第1筐体と前記第2筐体を電気的に接続させる導線を通したヒンジ装置において、前記ヒンジシャフトの内側に前記導線を通して当該導線の破断を防止する保護カバーを取り付けたことを特徴とする、ヒンジ装置。
  2. 前記ヒンジ装置が2軸ヒンジであることを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記ヒンジシャフトはその一端部をかしめることによって前記取付部材と前記支持部材を連結させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のヒンジ装置。
  4. 前記取付部材と前記支持部材の間に、前記ヒンジシャフトに付設してカム機構を有する回転制御手段を設けたことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  5. 前記保護カバーは、前記円筒の内壁からの力に対して弾力性を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  6. 前記保護カバーは、前記導線を通すための中空の筒部を有し、前記筒部の一端部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記筒部の一端からその基端の方に向けて凹入する割り部を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  7. 前記保護カバーは、前記導線を通すための中空の筒部を有し、前記筒部の一端部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記筒部の少なくとも前記一端は、略半円周状の断面形状を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  8. 前記ヒンジシャフトの一端及び他端は筒軸方向に開放された開口を有し、前記保護カバーの一端は係止部を有し、当該係止部を先にして前記円筒内へ挿入可能にされ、前記保護カバーの他端はフランジを有し、前記保護カバーが挿入されたとき、前記フランジが前記一端の開口の周縁部を覆うと共に、前記係止部が前記他端の開口の周縁部に係止することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のヒンジ装置を用いたことを特徴とする、電子機器。
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