JP2016155029A - ヘアーアイロン - Google Patents

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小林 幸久
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Taisuke Sato
泰輔 佐藤
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Abstract

【課題】毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能なヘアーアイロンを提供する。
【解決手段】毛髪を挟み込む挟持部としての上挟持部4Bおよび下挟持部5Bと、これらの上挟持部4Bおよび下挟持部5Bにそれぞれ配設される加熱部10,15と、挟んだ毛髪にスチームを噴出させるスチーム発生部8とを備え、スチーム発生部8は、対をなす挟持部の一方である上挟持部4Bに設けられ、上挟持部4Bに設けた加熱部10が、挟持部の他方である下挟持部5Bに設けた加熱部15よりも高い温度に加熱される構成を有する。この場合、上挟持部4Bと下挟持部5Bの間に挟んだ毛髪を単に加熱するだけでなく、その加熱した毛髪にスチーム発生部8からのスチームを当てることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、熱による癖付けを毛髪に施して整髪を行なうヘアーアイロンに関する。
この種のヘアーアイロンは、例えば特許文献1に示すように、略V字状に拡開可能に連結された一対のアーム部の先端側に、毛髪を挟み込む挟持部を形成し、この挟持部に加熱部を設けて、挟み込んだ毛髪にカール状やストレート状の癖付けを施す構成となっている。
また引用文献1では、保護ケースを挟持部に装着することで、アーム部の拡開方向への移動を拘束して、不使用時の安全性を高めるようにしており、特に保護ケースを挟持部に挿入すると、保護ケースの開口端面がスイッチに当接し、このスイッチがスライドして通電オフ状態に切替わるようになっている。
特開2012−85922号公報
しかし、上述した従来のヘアーアイロンでは以下のような問題点がある。
スイッチの操作により加熱部への通電が行われると、加熱部からの熱を挟持部に挟み込んだ毛髪に伝えることができる。しかし、加熱部の温度を変えることができず、使い勝手が悪いものであった。また、毛髪への湿気が不足して、潤いのない仕上がりになったり、静電気の発生によりブラッシングが滑らかにならず、毛髪を傷めたりする虞もあった。
加熱部は使用後も暫くは高温の状態になっており、保護ケースをすぐに挟持部に装着していると、保護ケースの変形が次第に甚だしくなり、スイッチが正しく通電オフ状態に切替わらなくなる。引用文献1では、保護ケースと挟持部との間に放熱用の空隙部を設けているが、空隙部内に熱が籠るため、有効な対策とはいえなかった。
本発明の目的は、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能なヘアーアイロンを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、保護ケースの変形を抑え、保護ケースの装着時にスイッチを正しく通電オフ状態に切替ることが可能なヘアーアイロンを提供することにある。
請求項1の発明では、挟持部に挟んだ毛髪を単に加熱するだけでなく、その加熱した毛髪にスチーム発生部からのスチームを当てることができ、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能なヘアーアイロンを提供できる。
また、スチームが噴出する側に設けた加熱部を、スチームが噴出しない側に設けた加熱部よりも高い温度にすることで、スチームの発生に伴う毛髪への加熱量の低下を解消し、挟持部に挟んだ毛髪を両側からほぼ均等に加熱することが可能になる。
請求項2の発明では、保護ケースを本体の挟持部に装着すると、加熱部からの熱が保護ケースと本体との間に籠ることなく、通気用の孔を通して保護ケースの外部に速やかに放散する。そのため、保護ケースの変形を抑制でき、保護ケースの装着時にスイッチを正しく通電オフ状態に切替ることが可能になる。
請求項1の発明によれば、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能なヘアーアイロンを提供できる。
また、挟持部に挟んだ毛髪を両側からほぼ均等に加熱することが可能なヘアーアイロンを提供できる。
請求項2の発明によれば、保護ケースの変形を抑え、保護ケースの装着時にスイッチを正しく通電オフ状態に切替ることが可能なヘアーアイロンを提供できる。
本発明の一実施形態における保護ケースと本体を閉じた状態のヘアーアイロンの正面図である。 同上、保護ケースと本体を開けた状態の側面図である。 同上、本体の外観を示す斜視図である。 同上、図3とは別な方向から見た本体の外観を示す斜視図である。 同上、保護ケースと電源スイッチの位置関係を示す要部の側面図である。 同上、上アーム部に組み込まれる加熱部の構成を示す要部の分解斜視図である。 同上、下アーム部に組み込まれる加熱部の構成を示す要部の分解斜視図である。 同上、ミスト発生部の要部構成を示す平面図である。 同上、電気的構成を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましいヘアーアイロンの一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1〜図4は、何れも本実施形態におけるヘアーアイロンの外観を示している。これらの各図において、1は本体、2は本体の先端部に着脱自在に装着される樹脂製の保護ケースである。本体1は、ヒンジ部3を介して略V字状に拡開可能に連結される上アーム部4および下アーム部5を備えており、ヒンジ部3を起点として上アーム部4と下アーム部5とを相対回動させることで、上アーム部4および下アーム部5の先端側どうしを接離できる構成となっている。また、本体1内のヒンジ部3の近傍には、上アーム部4と下アーム部5とを互いに拡開するように付勢するスプリング(図示せず)が配設される。
上アーム部4および下アーム部5の基端側には、ユーザーが手で握る把持部としての上把持部4Aおよび下把持部5Aがそれぞれ設けられ、上アーム部4および下アーム部5の先端側には、毛髪を挟み込む挟持部としての上挟持部4Bおよび下挟持部5Bがそれぞれ設けられる。つまり、本体1の上側基端から上側先端にかけて連続して形成される上把持部4Aと上挟持部4Bにより、上アーム部4が構成され、本体1の下側基端から下側先端にかけて連続して形成される下把持部5Aと下挟持部5Bにより、下アーム部5が構成される。なお、下アーム部5の基端部には、商用電源(図示せず)からの電力を本体1内に導く電源コード6が配設される。
上アーム部4は、複数個のLED(図示せず)からなる表示部7と、液体である水(精製水)を加熱してスチームを発生させ、そのスチームを毛髪に噴出するためのスチーム発生部8と、ナノメートルサイズより小さなピコメートルサイズの粒子径のミストを発生させ、そのミストを毛髪に噴出するためのミスト発生部9と、毛髪に熱を加えるための加熱部10と、本体1の各部を電気的に制御する制御部11とを備える。これに対して下アーム部5は、温度を設定するための2つの押釦式スイッチからなる温度調節ボタン12と、本体1各部への電源供給をオンまたはオフにするためのスライド式スイッチからなる電源スイッチ13と、上アーム部4と下アーム部5の拡開動作をロックまたはロック解除するロックボタン14と、毛髪に熱を加えるための加熱部15とを備える。
上アーム部4の外観構成について個々に説明すると、表示部7は上把持部4Aの上面側に設けられ、表示部7の下方に制御部11が組み込まれる。この表示部7の先端側には、スチーム発生部8の一部を構成するタンク16とスチームボタン17がそれぞれ配設される。タンク16は上アーム部4に対して着脱自在に設けられており、タンク16を上アーム部5から取り外してスチーム用の水を補給できるようになっている。またスチームボタン17は、これを押すと上アーム部5に装着したタンク16内の水が加熱部10に導かれ、後述するスチーム噴出口21からスチームとなって、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟まれた毛髪に噴出する構成となっている。ミスト発生部9は、スチーム発生部8の下方に配置され、スチーム吹出口21と直交する方向に、マイナスの電気を帯びたピコメートルサイズのミストを放出するピコイオン吹出口22が配設される。したがって、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟まれた毛髪は、別の方向からスチームとピコイオンのミストを受けることになる。
上挟持部4Bに組み込まれた加熱部10は、毛髪の挟持面を形成するヒータープレート18をその構成の一部としている。毛髪挟持部材としてのヒータープレート18は略矩形状で、その両側には複数のスチーム吹出口21が、対向する下アーム部5の下挟持部5Bに向けて一定間隔毎に並んで並設される。また、前述のピコイオン吹出口22は、ヒータープレート18の両側に配置されたスチーム吹出口21,21の間に、上アーム部4の基端側から先端側に向けてミストが噴出するように、横長スリット状に開口形成される。19はヒータープレート18を保持する上ホルダーフレームであり、この上ホルダーフレーム19とヒータープレート18とにより、上挟持部4Bの下面開口を塞いでいる。ヒータープレート18は、上ホルダーフレーム19よりも下方に若干突出しているが、上ホルダーフレーム19の一側には、毛髪をとかすためのくし状部としてコーム20が配設される。
次に、下アーム部5の外観構成について個々に説明すると、ロックボタン14は下把持部5Aの下面に設けられており、ロックボタン14を下アーム部5の先端側にスライド移動させると、本体1に内蔵するロック機構(図示せず)が係合解除され、上アーム部4と下アーム部5との拡開が可能になる一方で、ロックボタン14を下アーム部5の基端側にスライド移動させると、前記ロック機構が係合し、上アーム部4と下アーム部5との拡開がロックされる。また、温度調節ボタン12と電源スイッチ13は、下アーム部5の一側側面に並設され、何れもその操作信号が制御部11に入力される構成になっている。
下アーム部5の下把持部5Aには、型名や定格を表示する表示部を兼用した凹部24が形成される。この凹部24は、上把持部4Aの下面側から突出するミスト発生部9に対応した形状を有しており、ミスト発生部9から十分な量のミストを発生させつつも、下アーム部5にミスト発生部9が突き当たることなく、上アーム部4と下アーム部5とを閉じることが可能になる。
下挟持部5Bに組み込まれた加熱部15は、毛髪の挟持面を形成するヒータープレート26をその構成の一部としている。毛髪挟持部材としてのヒータープレート26は略矩形状であるが、前述の上挟持部4Bに組み込まれたヒータープレート18とは異なり、スチーム噴出口は設けられていない。27はヒータープレート26を保持する下ホルダーフレームであり、この下ホルダーフレーム27とヒータープレート26とにより、下挟持部5Bの下面開口を塞いでいる。ヒータープレート26は、下ホルダーフレーム27よりも下方に若干突出しているが、下ホルダーフレーム27の他側には、毛髪をとかすためのくし状部としてコーム28が配設される。
保護ケース2は、一端を開口したカップ状の上ケース31と下ケース32の一側面を、左右一対のヒンジ部33で開閉自在に連結して構成され、挟持部である上挟持部4Bおよび下挟持部5Bの加熱部10,15が形成された部位の外周全周を覆うように、本体1に装着される。ヒンジ部33の反対側に位置する上ケース31と下ケース32の他側部には、係脱可能な爪部34が設けられており、保護ケース2は、図1に示すような、上ケース31と下ケース32とを爪部34で係合させた閉状態と、図2に示すような、爪部34の係合を解除して、ヒンジ部33を中心にして下ケース32に対して上ケース31を回動させた開状態の何れかに開閉させることができる。
保護ケース2の両側面には、ヒンジ部33や係脱部としての爪部34の他に、前述の閉状態でスリット状の通気孔35が設けられる。この通気孔35は、図1に示すように、本体1の上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに保護ケース2を装着した際に、本体1の側部から露出したヒータープレート18,26に対向する部位に配置される。
図5は、保護ケース2と電源スイッチ13との位置関係を示している。電源スイッチ13は、下アーム部5の前後方向に摺動可能なスライド部36を有し、スライド部36の外側には、下アーム部5の側面より若干外方に突出した突部37が設けられる。電源スイッチ13を手動操作によりオンまたはオフさせる場合は、突部37を指で押しながらスライド部36を前後にスライドさせることになる。
電源スイッチ13が手動でオフからオンに操作されると、その操作信号が電源スイッチ13から制御部11に与えられ、加熱部10,15への電源供給が可能になって発熱する通電オン状態に移行する。一方、電源スイッチ13が手動でオンからオフに操作された場合、或いは通電オン状態に切替わった使用開始から、所定時間(例えば1時間)が経過しても、温度調節ボタン12や電源スイッチ13が何も操作されない場合は、制御部11により加熱部10,15への電源供給を遮断する通電オフ状態となる。
それ以外にも本実施形態では、安全性を高めるために、図5(A)に示すように、ユーザーが誤って電源スイッチ13をオンにしたまま、手動でオフに切替え操作するのを忘れた場合でも、図5(B)に示すように、本体1の上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに保護ケース2を挿入すれば、保護ケース2の開口端部38に突部37が当接して、突部37は保護ケース2と共に下アーム部5の後方にスライド移動し、電源スイッチ13がオンからオフになって通電オフ状態に切替わる構成となっている。
図6は、加熱部10のより詳細な構成を示している。上挟持部4Bに取付けられるユニット化された加熱部10は、前述のヒータープレート18,上ホルダーフレーム19,およびコーム20の他に、発熱部となるヒーター41や、ヒーターパッキン42や、温度センサユニット43や、ヒーターカバー44や、ヒートホルダー45や、配線材46や、温度ヒューズ47などを組み込んで構成される。
図7は、加熱部15のより詳細な構成を示している。下挟持部5Bに取付けられるユニット化された加熱部15は、前述のヒータープレート26,下ホルダーフレーム27,およびコーム28の他に、発熱部となるヒーター51や、温度センサユニット53や、ヒーターカバー54や、ヒートホルダー55や、配線材56や、温度ヒューズ57などを組み込んで構成される。
上記加熱部10,15の各構成において、裏面にヒーター41が当接するヒータープレート18と、裏面にヒーター51が当接するヒータープレート26は、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟まれた毛髪に熱を伝えやすくするために、何れも銅やアルミニウムなどの熱伝導性の高い材料で形成される。本実施形態のヒーター41,51は、PTC特性(正温度係数:Positive Temperature Coefficient)を持つ発熱体を応用した自己温度制御機能付きのPTCヒーターを用いており、これにより連続的な温度制御を可能にしているが、それ以外の発熱体を用いても構わない。
加熱部10のヒーター41は、ヒータープレート18とヒーターパッキン42との間に挟持され、ヒーターパッキン42とヒーターカバー44との間に、加熱部10の温度を検知する温度検知手段としての温度センサユニット43が配設される。温度センサユニット43には、温度の上昇に対して抵抗が減少するNTC(負温度係数:Negative Temperature Coefficient)サーミスタが組み込まれており、この温度センサユニット43からの検知信号が、制御部11に取り込まれるようになっている。また、ヒーターカバー44の上面側には、スチーム発生部8のタンク16が直接的に着脱可能なヒートホルダー45が設けられており、上アーム部4の上面側からヒートホルダー45にタンク16を装着して、スチームボタン17を押すと、タンク16内の水がヒーター41に直接触れることなく、ヒータープレート18とヒーターパッキン42との間に導かれ、ヒーター41によりヒータープレート18を加熱することで、スチーム噴出口21からスチームが噴出する構成となっている。したがって、加熱部10のヒーター41は、タンク16内の水を加熱してスチームを発生させるスチーム発生部8としての機能を兼用している。
一方、別な加熱部15は、スチーム発生部8としての機能を兼用しない分、前述したヒーターパッキン42のような漏水防止機構は存在せず、加熱部10よりも簡素化した構成となっている。具体的には、加熱部15のヒーター51は、ヒータープレート26とヒーターカバー54との間に挟持され、このヒータープレート26とヒーターカバー54との間には、加熱部15の温度を検知する温度検知手段としての温度センサユニット53が配設される。この温度センサユニット53もNTCサーミスタが組み込まれており、温度センサユニット53からの検知信号が、制御部11に取り込まれるようになっている。また、ヒーターカバー54の上面側にはヒートホルダー55が設けられる。
加熱部10のヒーター41には配線材46が接続されると共に、この配線材46には図示しない半導体スイッチ素子としてのトライアックが接続され、制御部11からトライアックの制御端子に制御信号を送出することで、電源コード6からの商用電源電圧が印加されるヒーター41を通断電制御する。同様に、加熱部15のヒーター51には配線材56が接続されると共に、この配線材56には図示しない半導体スイッチ素子としてのトライアックが接続され、制御部11からトライアックの制御端子に制御信号を送出することで、電源コード6からの商用電源電圧が印加されるヒーター51を通断電制御するようになっている。このとき制御部11は、温度センサユニット43,53で検知される加熱部10,15の検知温度が、温度調節ボタン12で設定した温度になるように、ヒーター41,51の通断電のタイミングを決定する制御信号を、対応するするそれぞれのトライアックに送出するが、加熱部10はタンク16に貯留した水を加熱してスチームを発生させる関係で、余計にエネルギーが必要なことから、加熱部15よりも高い温度に加熱部10を加熱するように制御する。
配線材46,56には、その途中にそれぞれ温度ヒューズ47,57が挿入接続される。ヒーター41,51は前述のようにPTC特性を有し、温度の上昇と共に抵抗値も上昇して電流が流れにくくなって、加熱部10,15の過度な温度上昇を防止しているが、加熱部10,15が異常な温度に上昇した場合には、安全のために温度ヒューズ47,57が溶断して、ヒーター41,51への電力供給を強制的に遮断する構成になっている。
次に図8に基づいて、ミスト発生部9のより詳細な構成を説明する。ミスト発生部9は、例えばポリアセタールなどの樹脂からなる電極ケース61に、一方の電極である放電電極62を配設する一方で、この放電電極62に対向して、他方の電極である図示しない対向電極を配設し、放電電極62と対向電極との間に電圧印加手段63(図9を参照)からの高電圧を印加して構成される。放電電極62は、例えば多孔質のセラミックのその細孔より小さな孔を無数に備えた多孔質のポリエステル集合体からなり、その先端が円弧状に形成されると共に、基端が電極ケース61に接続される一本又は複数本の棒状体である。この放電電極62は、前述の多孔質な構造により吸水性を有しており、タンク16内部の水、および/または空中の水分を、その先端まで吸い上げ可能な構造としている。そして、放電電極62と対向電極の対向部分に近接して、前述のピコイオン吹出口22が配設される。
図9は、本実施形態におけるヘアーアイロンの電気的構成を示している。同図において、制御部11は、その入力ポートに温度調節ボタン12や、電源スイッチ13や、温度センサユニット43,53がそれぞれ接続される一方で、出力ポートにヒーター41,51や、ミスト発生部9を構成する電圧印加手段63や、表示部7がそれぞれ直接的若しくは間接的に接続される。ここでいう「間接的」とは、例えば前述のヒーター41,51で、制御部11からの制御信号がヒーター41,51を直接通断電制御するのではなく、ヒーター41,51と直列に接続したトライアックをオンまたはオフにすることで、ヒーター41,51を通断電制御することを意味する。
何れにせよ、制御部11は、電源スイッチ13からの操作信号の有無に基づいて、本体1各部の負荷であるヒーター41,51や、電圧印加手段63や、表示部7を通電するか否かを判断し、通電する場合(通電オン状態)には、温度調節ボタン12により設定された温度に基づいて、温度センサユニット43,53からの検知温度を監視しながら、ヒーター41,51をそれぞれ通断電制御すると共に、ミスト発生部9から連続的にミストが発生するように電圧印加手段63を制御し、且つ所望の表示形態となるように表示部7を制御する。なお、温度調節ボタン12で設定した温度は、本体1各部を通電しない通電オフ状態でも、制御部11に備えた記憶部(図示せず)で記憶保存される構成となっている。
次に、上記構成にその作用を説明すると、使用時には図1に示す本体1の収納状態から保護ケース2を外し、電源コード6先端のプラグ(図示せず)を商用電源のコンセントに差し込んで、電源スイッチ13を手動操作でオフからオンに切替える。すると、電源スイッチ13からの操作信号に基づいて、制御部11は本体1各部を通電可能にする電源オン状態に移行させる。電源オン状態になると、制御部11は温度調節ボタン12で予め設定され、その後で記憶部に記憶保持された温度を、表示部7に設定した温度として表示させると共に、この設定した温度に加熱部10,15の温度が加熱されるように、ヒーター41,51を通断電制御する。そして、温度センサユニット43,53で検知される加熱部10,15の温度が、設定した温度に達すると、制御部11は表示部7にその旨を表示させる。
具体的には、表示部7は温度調節ボタン12で設定可能な温度(例えば、140℃,155℃,170℃,185℃,200℃)に応じた複数の温度表示用のLEDを備えており、電源スイッチ13をオフからオンに切替えると、設定した温度に対応する一つのLED(例えば140℃)を点滅させる。そして、温度センサユニット43,53で検知される加熱部10,15の温度が、設定した温度に達すると、その点滅したLEDが点灯状態に切替わるようになっている。
なお、上記設定した温度は、温度調節ボタン12を押すことにより変更できる。本実施形態では、温度調節ボタン12の「+」と刻印されたスイッチを押動操作する毎に、例えば140℃→155℃→170℃→185℃→200℃の順で設定した温度を上げることができ、温度調節ボタン12の「−」と刻印されたスイッチを押動操作する毎に、例えば200℃→185℃→170℃→155℃→140℃の順で設定した温度を下げることができる。設定した温度は、本実施形態のように段階的ではなく、連続的に変更できる構成であってもよい。また、表示部7の表示形態も、ここで示したものに限定されず、適宜変更が可能である。温度調節ボタン12で変更された設定温度は記憶部に記憶保持されると共に、変更後の設定した温度に対応する一つのLEDが点滅し、温度センサユニット43,53で検知される加熱部10,15の温度が、変更後の設定した温度に達すると、その点滅したLEDが点灯状態に切替わる。
さらに制御部11は、電源オン状態に移行すると、ミスト発生部9から連続的にミストが発生するように電圧印加手段63を制御する。このときのミスト発生部9の動作について説明すると、制御部11からの制御信号を受けて、電圧印加手段63が放電電極62と対向電極との間に高電圧を印加するとし、放電電極62の先端への電荷の集中が起こり、毛細管現象により放電電極62の先端へと吸い上げられた水と対向電極との間にクーロン力が働くことで、水は強いマイナスの電気を帯びて帯電し、このクーロン力が水の表面張力を超えると水が分裂(レイリー分裂)を繰り返し、OHラジカル(ハイドロキシラジカル又は水酸化ラジカル)などのラジカル(radical又はフリーラジカル、遊離基)たる活性種を含有したピコメートルサイズの粒子径のミストが発生して、そのミストがピコイオン吹出口22から空気中に放出される。
この場合、放電電極62を、例えば多孔質のセラミックスのその細孔より小さな孔を無数に有する多孔質のポリエステルの集合体から構成することにより、上述したように水は毛細管現象によってこの極めて微小な孔より放電電極62の先端へと滲み出るように吸い上げられる。さらに、放電電極62の先端を円弧状にすることにより、対向電極に対向する放電電極62の対向面積を大きく形成することで、放電電極62と対向電極との間に電圧を印加した場合の放電電極62の先端への電荷の集中を和らげる。そして、放電電極62の先端への電荷の集中を和らげることで、弱い電荷で徐々に水を分裂させていき、ナノメートルサイズより更に微小な粒子径を有する強いマイナスの電気を帯びたピコメートルサイズのミストを発生させることが可能になる。
この状態でロックボタン14を操作して、上アーム部4と下アーム部5とを拡開可能な状態にロック解除し、束状の毛髪を弛まないように少し引っ張りながらヒータープレート18,26に挟み込んで、本体1を真っ直ぐ毛先に向けて動かすと、加熱部10,15からの熱がヒータープレート18,26を介して毛髪に与えられ、毛髪のくせを伸ばすことが可能になる。また、一般に毛髪はプラスに帯電しやすい性質を持っているが、本体1の使用中は単に毛髪が加熱されるだけでなく、ピコイオン吹出口22からその加熱された毛髪に対して、強いマイナスの電気を帯びたピコメートルサイズのミストが吹き付けられるため、毛髪が中和されて静電気が抑制され、滑らかなブラッシングが可能になる。
なお、表示部7には前述の温度表示用のLEDとは別に、ピコイオン表示用のLEDが設けられている。このピコイオン表示用のLEDは、電源スイッチ13をオンにすると点灯し、ピコイオン吹出口22からミストが発生していることをユーザーに知らせるようになっている。
また、加熱部10,15の温度が設定した温度に達した後は、スチームボタン17を押すことで、本体1からスチームを発生させることができる。具体的には、表示部7を構成する温度表示用のLEDが点灯した状態でスチームボタン17を押すと、上アーム部5に装着したタンク16内の水が加熱部10のヒータープレート18とヒーターパッキン42との間に導かれ、ヒーター41により加熱されてスチームとなる。そして、このスチームはスチーム吹出口21から上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟まれた毛髪に噴出し、毛髪に湿気を与えて潤いのある仕上がりにする。特に本実施形態では、スチーム吹出口21から噴出するスチームの方向と、ピコイオン吹出口22から噴出するミストの方向が略直交しており、しかも間隔を置いて設けたスチーム吹出口21,21の間にミストが噴出するように、ピコイオン吹出口22を配置していることから、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟まれた毛髪に対して別な方向から、スチームとミストとを互いに干渉させることなく当てることができ、滑らかなブラッシングを損なわずに、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能になる。その後、スチームボタン17の押動操作を中止すると、タンク16から加熱部10に水を導く経路が遮断され、スチーム吹出口21からのスチームの噴出は停止する。
また、少なくともスチームボタン17を押している間は、タンク16内の水を加熱してスチームを発生させるのに、加熱部15に対して加熱部10が大きなエネルギーを必要とする。そこで制御部11は、温度調節ボタン12で設定した温度が例えば160℃である場合、スチーム発生部8を備えていない加熱部15の温度が、設定した温度と同じ160℃となるように、加熱部15のヒーター51を通断電制御する一方で、スチーム発生部8を備えた加熱部10の温度が、加熱部15の温度よりも高い例えば200℃となるように、加熱部10のヒーター41を通断電制御する。このように、スチームが噴出する側に設けた加熱部10を、スチームが噴出しない側に設けた加熱部15よりも高い温度にするように、制御部11がそれぞれの加熱部10,15を制御することで、スチームの発生に伴う毛髪への加熱量の低下を解消し、スチームの発生中に毛髪を両側からほぼ均等に加熱することが可能になる。
こうして、本体1による毛髪のブラッシングを終了し、電源スイッチ13をオンからオフに切替えた後も、加熱部10,15は暫く高温の状態になっている。ここで、保護ケース2をすぐに本体1の挟持部である上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに装着した場合でも、ヒータープレート18,26を通して発生する加熱部10,15の余熱は、本体1と保護ケース2との間に籠ることなく、通気孔35を通過して保護ケース2の外部に速やかに放散され、保護ケース2の熱による変形を効果的に抑制できる。さらに、ユーザーが誤って電源スイッチ13をオンにしたまま、本体1の上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに保護ケース2を挿入した場合、前述のように保護ケース2は通気孔35により熱変形しにくくなっているので、電源スイッチ13をオンからオフに確実にスライド移動させて、正しく通電オフ状態に切り替えることが可能になる。
なお図1は、上ケース31と下ケース32とを閉状態にした保護ケース2を、本体1に装着した使用後の状態を示しているが、図2に示すように、保護ケース2の上ケース31と下ケース32とを開状態にして、その上に本体1の上挟持部4Bと下挟持部5Bをそれぞれ載せ、保護ケース2をいわば置き台として用いることもできる。この場合、上アーム部4と下アーム部5との拡開が可能になるように、予めロックボタン14を操作してロック解除するのが好ましい。
以上のように本実施形態では、毛髪を挟み込む挟持部としての上挟持部4Bおよび下挟持部5Bと、これらの上挟持部4Bおよび下挟持部5Bにそれぞれ配設される加熱部10,15と、温度を設定する設定部としての温度調節ボタン12とを備えており、温度調節ボタン12で設定した温度に応じて、加熱部10,15の温度を任意に可変できるような構成となっている。
この場合、温度調節ボタン12で設定した温度に応じて、加熱部10,15の温度を可変しながら、上挟持部4Bと下挟持部5Bの間に挟んだ毛髪を加熱できる。そのため、様々な温度で毛髪を加熱することが可能な使い勝手に優れたヘアーアイロンを提供できる。
また本実施形態では、毛髪を挟み込む挟持部としての上挟持部4Bおよび下挟持部5Bと、これらの上挟持部4Bおよび下挟持部5Bにそれぞれ配設される加熱部10,15の他に、上挟持部4Bと下挟持部5Bで挟んだ毛髪に対して、スチームボタン17を押している間、上挟持部4Bに配設した複数のスチーム吹出口21からスチームを噴出させるスチーム発生部8を備えている。
この場合、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟んだ毛髪を単に加熱するだけでなく、スチームボタン17を押動操作することで、ユーザーの意志でその加熱した毛髪にスチーム発生部8からのスチームを当てることができ、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能になる。
また、本実施形態におけるスチーム発生部8は、対をなす挟持部の一方である上挟持部4Bに設けられ、上挟持部4Bに設けた加熱部10が、挟持部の他方である下挟持部5Bに設けた加熱部15よりも高い温度に加熱されるように、制御部11が加熱部10,15のそれぞれ対応するヒーター41,51を通断電制御する構成となっている。
このように、スチームが噴出する側に設けた加熱部10を、スチームが噴出しない側に設けた加熱部15よりも高い温度にすることで、加熱部10側でスチームの発生に伴う毛髪への加熱量の低下を解消し、上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟んだ毛髪を両側からほぼ均等に加熱することが可能になる。
また本実施形態では、毛髪を挟み込む挟持部としての上挟持部4Bおよび下挟持部5Bと、これらの上挟持部4Bおよび下挟持部5Bにそれぞれ配設される加熱部10,15の他に、ナノメートルサイズより小さなピコメートルサイズの粒子径のミストを発生させ、挟んだ毛髪にミストを噴出させるミスト発生部9を備えている。
この場合、本体1の上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟んだプラスに帯電しやすい性質を持つ毛髪に対して、ミスト発生部9から強いマイナスの電気を帯びたピコメートルサイズの粒子径のミストを当てることで、毛髪が中和されるので、静電気の発生を抑えて、滑らかなブラッシングを実現できる。
また本実施形態では、上述したミスト発生部9の他に、挟んだ毛髪にスチームを噴出させるスチーム発生部8をさらに備え、スチーム発生部8のスチーム噴出口であるスチーム吹出口21と、ミスト発生部9のミスト噴出口であるピコイオン吹出口22が異なる方向に設けられている。
この場合、本体1の上挟持部4Bと下挟持部5Bに挟んだ毛髪に、スチーム発生部8からのスチームを当てることができ、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能となる。また、毛髪に対して別な方向から、スチームとミストとを互いに干渉させることなく当てることができ、滑らかなブラッシングを損なわずに、毛髪を潤いのある仕上がりにすることが可能になる。
また本実施形態のミスト発生部9は、タンク16からの液体である水を導く放電電極62と、放電電極62に電圧を印加する電圧印加手段63とを有し、放電電極62の先端を円弧状に形成している。
このように、放電電極62の先端を円弧状にすることにより、対向電極に対向する放電電極62の対向面積を大きく形成して、放電電極62と対向電極との間に電圧を印加した場合の放電電極62の先端への電荷の集中を和らげることで、弱い電荷で徐々に液体を分裂させていき、ナノメートルサイズよりさらに微小な粒子径を有するピコメートルサイズのミストを発生させやすくすることができる。
さらに本実施形態では、毛髪を挟み込む挟持部である上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに加熱部10,15をそれぞれ配設すると共に、加熱部10,15への通電状態を切替えるスイッチとしての電源スイッチ13を備えた本体1と、一端を開口した保護ケース2と、により構成され、保護ケース2を本体1の上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに挿入すると、電源スイッチ13を通電オフ状態となるようにスライドさせるヘアーアイロンにおいて、保護ケース2を本体1の上挟持部4Bおよび下挟持部5Bに装着した際に、本体1の側面から露出して加熱部10,15に対向する部位に通気用の孔である通気孔35を設けている。
この場合、保護ケース2を本体1の挟持部である上挟持部4Bと下挟持部5Bに装着すると、加熱部10,15からの熱が保護ケース2と本体1との間に籠ることなく、通気孔35を通して保護ケース2の外部に速やかに放散する。そのため、保護ケース2の変形を抑制でき、保護ケース2の装着時に電源スイッチ13を正しく通電オン状態から通電オフ状態に切替ることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば、下アーム部5に加熱部15を設けずに、上アーム部4に設けた加熱部10だけで毛髪を加熱する構成や、上アーム部4に加熱部10を設けずに、下アーム部5に設けた加熱部15だけで毛髪を加熱する構成としてもよい。また、設定部としての温度調節ボタン12に代わり、例えばスライド式スイッチや表示部7の表面に設けた透明なタッチパッドなどを設けてもよい。
1 本体
2 保護ケース
4B 上挟持部(挟持部)
5B 下挟持部(挟持部)
8 スチーム発生部
10,15 加熱部
13 電源スイッチ(スイッチ)
35 通気孔(孔)

Claims (2)

  1. 毛髪を挟み込む挟持部と、
    前記挟持部に配設される加熱部と、
    挟んだ毛髪にスチームを噴出させるスチーム発生部と、を備え、
    前記スチーム発生部は、対をなす前記挟持部の一方に設けられ、
    前記挟持部の一方に設けた前記加熱部が、前記挟持部の他方に設けた前記加熱部よりも高い温度に加熱される構成としたことを特徴とするヘアーアイロン。
  2. 毛髪を挟み込む挟持部に加熱部を配設すると共に、前記加熱部への通電状態を切替えるスイッチを備えた本体と、
    一端を開口した保護ケースと、により構成され、
    前記保護ケースを前記挟持部に挿入すると、前記スイッチを通電オフ状態となるようにスライドさせるヘアーアイロンにおいて、
    前記保護ケースは、前記挟持部に装着した際に、前記加熱部に対向する部位に通気用の孔を設けたことを特徴とするヘアーアイロン。
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