JP2016154088A - 半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置 Download PDF

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【課題】 両面に半導体発光パッケージが設けられたプリント配線基板の厚さによる光むら(影)を解消しかつ照度を向上できる半導体発光バルブを提供する。【解決手段】 プリント配線基板1は透過率の低い(つまり、反射率の高い)白色樹脂よりなるリフレクタ2に挿入され、レンズ3はリフレクタ2に嵌め込められ、レンズ3の嵌合用枠33がリフレクタ2の嵌合用爪部25に嵌合する。プリント配線基板1の表側にはLED素子及び蛍光体層よりなるトップビュー型のLEDパッケージ11S及びLEDパッケージ11Sの駆動回路パッケージ12F等が搭載され、また、プリント配線基板1の裏側も、同様である。2つのLEDパッケージはプリント配線基板1の両面に対向して対称に配置されている。【選択図】 図2

Description

本発明は発光ダイオード(LED)素子、レーザダイオード(LD)素子等の半導体発光素子よりなる半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置に関する。
自動車用灯具等においては、従来、ハロゲンバルブ及びHID(High Intensity Discharge)バルブが多く用いられているが、近年、省エネルギー、長寿命の発光ダイオード(LED)素子を用いたLEDバルブが注目されている。
第1の従来のLEDバルブは、樹脂製のプリント配線基板と、プリント配線基板の表面に設けられた1つの垂直照射型(トップビュー型とも言う)LEDパッケージ及び2つの水平照射型(サイドビュー型とも言う)LEDパッケージと、プリント配線基板の裏面に設けられた2つのサイドビュー型LEDパッケージ、これらLEDパッケージを被覆する球状のカバーとによって構成されている(参照:特許文献1)。これにより、全方向照射を実現している。
第2の従来のLEDバルブは、アルミシャシのT字基板と、T字基板の表側に設けられたロービーム用の2つのLEDパッケージと、T字基板の裏側に設けられたハイビーム用の1つのLEDパッケージと、T字基板の先端に設けられた昼間走行用の3つのLEDパッケージと、これらLEDパッケージを囲むアクリルケースとによって構成されている(参照:特許文献2)。これにより、ロービーム、ハイビーム及び昼間走行用ビームを1つのLEDバルブで実現している。
実用新案登録第3151370号公報 特開2010−212220号公報
しかしながら、上述の第1の従来のLEDバルブにおいては、LEDパッケージからの光はそのまま出射されるので、プリント配線基板の厚みによる光むら(影)を解消できないという課題がある。また、各LEDパッケージはLEDバルブの焦点に一致しておらず、また、対称に設けられていないので、従って、LEDバルブが不自然な光り方をするという課題もある。
また、第2の従来のLEDバルブにおいても、LEDパッケージからの光はそのまま出射されるので、T字基板の厚みによる光むら(影)を解消できないという課題がある。また、各LEDパッケージはLEDバルブの焦点に一致しておらず、しかも、対称に設けられていないので、LEDバルブが不自然な光り方をするという課題もある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る半導体発光バルブは、プリント配線基板と、プリント配線基板の両面に対向して対称に搭載された1対のトップビュー型の半導体発光パッケージと、1対のトップビュー型の半導体発光パッケージの中心を第1の焦点とする楕円反射面を有するリフレクタと、リフレクタの楕円反射面の第2の焦点近傍にレンズカットされた1次面を有するレンズとを具備するものである。
本発明によれば、半導体発光パッケージからの光はリフレクタの楕円反射面を反射して及び直接レンズに入射して拡散するので、プリント配線基板の厚みによる光むら(影)を解消できる。また、半導体発光パッケージの中心はリフレクタの楕円反射面の第1の焦点に一致し、かつ1対の半導体発光パッケージはプリント配線基板に対して対称となっているので、不自然な光り方がなくなる。
本発明に係るLEDバルブの実施の形態を示す斜視図である。 図1のLEDバルブの分解斜視図である。 図1のLEDバルブの断面を示し、(A)はA−A線断面図、(B)はB−B線断面図、(C)はC−C線断面図である。 図3の(A)の部分拡大断面図である。 図1のリフレクタの斜視図である。 図1のプリント配線基板の挿入を説明する図であって、(A)は断面図、(B)はリフレクタの正面図、(C)はリフレクタの裏面図である。 図1のレンズの嵌合を説明する断面図である。 LEDバルブの光度、照度を説明する図であって、(A)は図1のLEDバルブの場合の光度を示し、(B)は比較例1の光度を示し、(C)は比較例2としての直射型LEDバルブの照度を示す。 図1のLEDバルブ及び直射型LEDバルブの照度を比較する表である。 図1のLEDバルブの変更例を示す断面図である。
図1は本発明に係るLEDバルブの実施の形態を示す斜視図、図2は図1のLEDバルブの分解斜視図である。
図1、図2において、1はプリント配線基板、2はリフレクタ、3はレンズである。プリント配線基板1は透過率の低い(つまり、反射率の高い)白色樹脂よりなるリフレクタ2に挿入され、さらにレンズ3はリフレクタ2に嵌め込められ、レンズ3の嵌合用枠33がリフレクタ2の嵌合用爪部25に嵌合する。
図3は図1のLEDバルブの断面を示し、(A)はA−A線断面図、(B)はB−B線断面図、(C)はC−C線断面図、図4は図3の(A)の部分拡大断面図である。図3、図4を参照して図1のプリント配線基板1、リフレクタ2及びレンズ3を以下に詳細に説明する。
プリント配線基板1の表側にはLED素子及び蛍光体層よりなるトップビュー型のLEDパッケージ11S及びLEDパッケージ11Sの駆動回路パッケージ12S等が搭載され、また、プリント配線基板1の裏側にも、LED素子及び蛍光体層よりなるトップビュー型のLEDパッケージ11B及びLEDパッケージ11Bの駆動回路パッケージ12B等が搭載されている。この場合、LEDパッケージ11S、11Bはプリント配線基板1の両面に対向して対称に配置されている。また、プリント配線基板1には、リフレクタ2との嵌合のための凹部13が設けられている。
リフレクタ2は楕円反射面21を形成している。この楕円反射面21の第1焦点F1は2つのLEDパッケージ11S、11Bの中心に位置し、他方、楕円反射面21の第2焦点F2はレンズ3の1次面31の中心近傍に位置する。従って、LEDパッケージ11S、11Bからの光はリフレクタ2の楕円反射面21で反射し、レンズ3の1次面31の中心近傍の第2焦点F2に集光する。また、リフレクタ2には、プリント配線基板1との嵌合のために、凸部22が設けられている。
図3の(A)の部分拡大断面図である図4を参照すると、レンズ3の1次面31においては、中心部P1が凸となり、その周囲P2はステップ状をなし、最外縁部P3はストレート状をなし、これにより、LEDパッケージ11S、11Bからの光は約5°外側へ広がる。他方、レンズ3の2次面32においては、中心部Q1がストレート状、その周囲Q2は円弧状をなしている。この結果、後述のごとく、レンズ3の1次面31に入射したLEDパッケージ11S、11Bからの光はレンズ3の2次面32で拡散してたとえば照射距離650mmでの照度においてプリント配線基板1の厚みによる光むら(影)を解消できる。
また、図5に示すように、リフレクタ2には、プリント配線基板1を通過させるための基板用貫通穴23及びプリント配線基板1の駆動回路パッケージ12F、12Bを通過させる駆動回路パッケージ兼対流用貫通穴24a、24b、24c、24dが設けられている。この駆動回路パッケージ兼対流用貫通穴24a、24b、24c、24dは、プリント配線基板1の挿入後には、後述の図6の(A)の矢印に示すごとく、LEDパッケージ11S、11Bからの熱を対流によって冷却するように作用する。
次に、図1のLEDバルブの組立方法を図5、図6、図7を参照して説明する。尚、図6において、(A)はプリント配線基板1の挿入を説明する組立図、(B)はリフレクタ2の正面図、(C)はリフレクタ2の裏面図である。また、図7はレンズ3の嵌合を説明する図である。
始めに、図5、図6を参照すると、LEDパッケージ11S、11B及び駆動回路パッケージ12S、12Bを搭載したプリント配線基板1をリフレクタ2の基板用貫通穴23に挿入させる。このとき、駆動回路パッケージ12S、12Bは、基板用貫通穴23に連続した駆動回路パッケージ兼対流用貫通穴24a、24b、24c、24dを通過する。また、プリント配線基板1の凹部13とリフレクタ2の凸部22とが嵌合してプリント配線基板1のリフレクタ2への挿入が完了する(図3の(C)参照)。そして、後述のごとく、駆動回路パッケージ12S、12Bの通過後には、駆動回路パッケージ兼対流用貫通穴24a、24b、24c、24dはLEDパッケージ11S、11Bからの熱を対流させる作用をなす。
最後に、図7を参照すると、レンズ3をリフレクタ2に嵌合させ、リフレクタ2の嵌合用爪部25をレンズ3の嵌合用枠33に嵌め込む。これにより、図1のLEDバルブは完成する。尚、図7において、24はリフレクタ2の立壁であり、点線枠内はLEDパッケージ11S、11B及び駆動回路パッケージ12S、12Bの放熱範囲である。
図8は図1のLEDバルブの光度を説明する図である。図8の(A)に示すように、図1のリフレクタ2の反射面21を楕円反射面とし、レンズ3の1次面31を図4のごとくレンズカットした場合、プリント配線基板1の厚さによる光むら(影)を解消できると共に、照射距離650mmにおける420mm×297mm(A3用紙)の照射範囲の照度も向上できる。これに対し、図8の(B)に示すように、リフレクタの反射面を楕円反射面とするが、レンズの1次面31はレンズカットなしの場合、楕円反射面によってプリント配線基板の厚さによる光むら(影)を解消できるが、上記照射範囲の照度を向上できなかった。さらに、図8の(C)に示すように、リフレクタなしかつレンズカットなしの直射型の場合、上記照射範囲の照度を向上できなかった。すなわち、図9に示すごとく、照射距離650mmの297mm×420mm照射範囲において、図1のLEDバルブの照度は直射型LEDバルブの照度より大きかった。
図10は図1のLEDバルブの変更例を示す断面図である。図10においては、図1のリフレクタ2を2色成形リフレクタ2’に代えてある。2色成形リフレクタ2’は透過率の低い(つまり、反射率の高い)白色樹脂部2A及びレンズ3に接触する透過率の高い(つまり、反射率の低い)白色樹脂部2Bよりなる。これにより、LEDバルブの周縁部からも光が出射される。特に、この周縁部からの光は自動車用室内灯の場合に有効である。
上述の実施の形態においては、発光素子としてLED素子を用いたが、本発明はレーザダイオード(LD)素子等の他の発光素子にも適用し得る。
また、本発明は上述の実施の形態の自明の範囲内でのいかなる変更にも適用し得る。
本発明に係る照明装置は、車両用灯具、たとえば室内灯に利用できる。
1:プリント配線基板
11S、11B:LEDパッケージ
12S、12B:駆動回路パッケージ
13:凹部
2:リフレクタ
2’:2色リフレクタ
21:楕円反射面
22:凸部
23:基板用貫通穴
24a、24b、24c、24d:駆動回路パッケージ兼対流用貫通穴
25:嵌合用爪部
3:レンズ
31:1次面
32:2次面
33:嵌合用枠

Claims (4)

  1. プリント配線基板と、
    前記プリント配線基板の両面に対向して対称に搭載された1対のトップビュー型の半導体発光パッケージと、
    前記1対のトップビュー型の半導体発光パッケージの中心を第1の焦点とする楕円反射面を有するリフレクタと、
    前記リフレクタの楕円反射面の第2の焦点近傍にレンズカットされた1次面を有するレンズと
    を具備する半導体発光バルブ。
  2. 前記リフレクタに、前記プリント配線基板を挿入するための第1の貫通穴を設けると共に、該第1の貫通穴に連続して前記プリント配線基板に搭載された駆動回路パッケージを通過させかつ前記半導体発光パッケージからの熱に対して対流作用させるための第2の貫通穴を設けた請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  3. 前記リフレクタは透過率の低い白色樹脂部及び前記レンズに接触する透過率の高い白色樹脂部よりなる請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の前記半導体発光バルブと、
    前記半導体発光バルブを装着し、前記半導体発光バルブの出射光を所定方向に投影する投影光学ユニットと
    を具備する照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112925071A (zh) * 2021-02-03 2021-06-08 长飞光纤光缆股份有限公司 一种用于光电器件的to管帽及其制作方法

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