JP2016152007A - 通信端末装置、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末装置、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認する。【解決手段】通信端末10は、ユーザから受け付けた入力に対応する操作がログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断部23と、操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信する送受信部11と、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断するログ送信制御部22と、を備えることを特徴とする。【選択図】図12

Description

本発明は、自装置に蓄積されるログ情報に含まれる障害原因を特定するのに好適な技術に関する。
通信端末に障害が発生した場合、その原因を解析することを目的とし、通信端末内部で時系列に生成したログをログファイルとして蓄積している。通信端末が有するログアップロード機能を用いて、ユーザ操作によって、内部に蓄積しているログファイルをサービス側のログアップロードサーバにアップロードし、カスタマーサポートなどがログファイルを解析するといった方法が既に知られている。
通常、障害が発生した場合に、ユーザはサポートセンタに電話、ファクシミリ、電子メールを用いて連絡し、サポートセンタはその通信端末内のログファイルのアップロードをユーザに依頼し、サポートセンタにおいてアップロード後のログファイルを解析して障害の原因を特定していた。
特許文献1には、ファイル転送において、ファイル転送が失敗した時にオペレータの再送操作を省略する目的で、ファイル転送が失敗した際に、実際のファイルの転送を司るファイル転送機能手段からの転送結果コードを解析し、該転送結果コードがリトライ対象と一致した場合には、前記転送が失敗したファイルを再度転送するように制御することを特徴とするファイル転送制御システムが開示されている。
しかし、従来の単純なログアップロード手法では、何らかの理由によりネットワークの切断や遅延、サーバ側のストレージ容量に起因した制限があって全てのログファイルをアップロードすることが不可能であった場合に、適切にログファイルをアップロードできず、無駄にアップロードリクエストを発行しているといった問題があった。
特許文献1にあっても、無駄にアップロードリクエストを発行しているといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の記載の発明は、通信ネットワークを介して他の通信端末装置と自装置との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶手段に蓄積するログ情報作成手段を備え、前記通信ネットワークを介してサーバに前記ログ情報をアップロードする通信端末装置であって、ユーザから受け付けた入力に対応する操作が前記ログ情報を前記サーバにアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断手段と、前記操作があった場合に、前記サーバにおけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信手段と、前記事前確認リクエストを受信した前記サーバが送信した事前確認レスポンスに基づいて、前記サーバにおけるアップロード処理の可否を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することができる。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。 本発明の実施形態に係る通信端末のハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係るログアップロードサーバのハードウェア構成図である。 実施形態の通信システムを構成する各通信端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。 図4に示すログ情報作成部により作成されたログ情報の一例を示す図である。 図4に示すメッセージ作成部により作成された送信データの一例を示す図である。 ログ管理テーブルの構成を示す図である。 ログ情報およびログアップロード機能について説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る通信システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへのログアップロードが成功した場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへのログアップロードが失敗した場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへのログアップロードに先だって事前確認を行う場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへのログアップロードに先だって事前確認を行う場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへのログアップロードに先だって事前確認を行う場合にサーバエラーが発生したときのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、通信端末からログアップロードサーバへ事前確認リクエストを送信した場合にログアップロードサーバがアップロード可能であるときのシーケンス図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の通信端末装置は、通信ネットワークを介して他の通信端末装置と自装置との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶手段に蓄積するログ情報作成手段を備え、通信ネットワークを介してサーバにログ情報をアップロードする通信端末装置であって、ユーザから受け付けた入力に対応する操作が前記ログ情報をサーバにアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断手段と、操作があった場合に、サーバにおけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをサーバに送信するリクエスト送信手段と、事前確認リクエストを受信したサーバが送信した事前確認レスポンスに基づいて、サーバにおけるアップロード処理の可否を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態の全体構成>
以下、図1乃至図15を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る通信システム1の概略図であり、まず図1を用いて、実施形態の概略を説明する。
図1に示す通信システム1は、複数の通信端末(10aa、10ab、…、10db)、各通信端末(10aa、10ab、…、10db)用のディスプレイ(120aa、120ab、…、120db)、及びログアップロードサーバ50によって構築されている。
なお、実施形態では、通信端末(10aa、10ab、…、10db)のうち任意の通信端末を示す場合には「通信端末10」を用いる。また、ディスプレイ(120aa、120ab、…、120db)のうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ120」を用いる。
通信端末10は、他の通信端末10との間で、画像データ、音声データ等の送受信を行う。実施形態では、画像データの画像が動画の場合について説明するが、動画だけでなく静止画であってもよい。また、画像データの画像には、動画と静止画の両方が含まれてもよい。ログアップロードサーバ50は、通信端末10を一元的に管理する。
また、図1に示す複数のルータ(70a、70b、…、70g)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、実施形態では、ルータ(70a、70b、…、70g)のうち任意のルータを示す場合には「ルータ70」を用いる。プログラム提供システム90は、通信端末10に各種機能又は各種手段を実現させるための通信端末用プログラムが記憶された、HD(Hard Disk)(図示しない)を備えており、通信端末10に、通信端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHDには、ログアップロードサーバ50に各種機能又は各種手段を実現させるための通信管理用プログラムも記憶されており、ログアップロードサーバ50に、通信管理用プログラムを送信する。
また、通信端末10aa、通信端末10ab、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。通信端末10ba、通信端末10bb、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70cが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、通信端末10ca、通信端末10cb、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。通信端末10da、通信端末10db、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70eが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカであり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70c、70e)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、ログアップロードサーバ50は、インターネット2iを介して、通信端末10と通信可能に接続されている。
ログアップロードサーバ50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各通信端末10、ログアップロードサーバ50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示す4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、通信端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
<実施形態のハードウェア構成>
次に、実施形態のハードウェア構成を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る通信端末10のハードウェア構成図である。
図2に示すように、実施形態の通信端末10は、通信端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、通信端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、通信端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、通信端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F111、CPU101の制御に従って被写体を撮像し画像データを得るCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)112、このCMOS112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力するマイク114、音声を出力するスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、及び上記各構成要素を図2に示すように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
なお、記録メディア106は、通信端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。更に、CMOS112は、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子であり、被写体を撮像するものであればCMOSに限らず、CCD(Charge Coupled Device)等を用いてもよい。また、ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成されている。
更に、上記通信端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係るログアップロードサーバ50のハードウェア構成図である。
ログアップロードサーバ50は、ログアップロードサーバ50全体の動作を制御するCPU201、通信管理用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図3に示すように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記通信管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
更に、プログラム提供システム90は、上記ログアップロードサーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、ROM202には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
更に、ログアップロードサーバ50は、上記ログアップロードサーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、ROM202には、ログアップロードサーバ50を制御するためのログアップロードサーバ用プログラムが記録されている。この場合も、ログアップロードサーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<実施形態の機能構成>
次に、実施形態の機能構成について説明する。図4は、実施形態の通信システム1を構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図4では、通信端末10、ログアップロードサーバ50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図4では、ログアップロードサーバ50が、LAN2eを介してデータ通信することができるように接続されている。なお、図1に示すプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図4では省略されている。
<通信端末の機能構成>
通信端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14a、画像表示制御部14b、音声入力部15a、音声出力部15b、遅延検出部17、形式情報取得部18、記憶・読出処理部19、ログ情報作成部20、メッセージ作成部21、ログ送信制御部22、操作判断部23、及びログ情報収集圧縮部24を有している。これら各部は、図2に示す各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、通信端末10は、図2に示すSSD105によって構築される記憶部1000を有している。
(通信端末の各機能部)
次に、通信端末の各部を詳細に説明する。通信端末10の送受信部11は、図2に示すネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。操作入力受付部12は、図2に示す操作ボタン108、及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図2に示す電源スイッチ109をONにすると、図4に示す操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図2に示すCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介してログアップロードサーバ50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び通信端末10abの現時点のIPアドレスを自動的に送信する。
撮像部14aは、図2に示すCMOS112、及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。映像表示制御部14bは、図2に示すディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。音声入力部15aは、図2に示すマイク114、及び音声入出力I/F116によって実現され、利用者の音声を入力し、この音声を音声信号に変換することで、音声信号に係る音声データを出力する。音声出力部15bは、図2に示すスピーカ115、及び音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号を音声に変換して出力する。
形式情報取得部18は、図2に示すCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に登録された形式情報を取得する。ログ情報作成部20は、図2に示すCPU101からの命令によって実現され、他の通信端末との通信を行う際に操作入力受付部12が受け付けた操作の内容や通信端末の各部が行った処理の内容に基づきログ情報を作成する。ここで、ログ情報作成部20は、ログ情報を作成することが可能な複数の形式の中から形式情報取得部18によって取得された形式情報により示される形式を選択し、選択された形式でログ情報を作成する。
ログ情報作成部20は、他の通信端末と自端末の間で通信される操作内容、及び自端末の処理内容に基づいて時系列に沿ってタイムスタンプを有するログ情報を作成して記憶部1000に蓄積する。
図5に、ログ情報作成部20により作成されたログ情報の一例を示す。このログ情報の「type」の項目には、他の通信端末との間の通信で送受信される情報が要求に関するものであることを表す「request」や、応答に関するものであることを表す「response」等の情報が記録される。
このログ情報の「Call−ID」の項目には、他の通信端末との通信を識別するための識別情報が記録される。このログ情報の「Command」の項目には、操作入力受付部12により操作の入力を受け付けた要求の内容が記録され、通信の開始を要求する「invite」や、通信の終了を要求する「end」等の情報が記録される。ログ情報の「Result」の項目には、他の通信端末からの又は他の通信端末に対する応答の内容が記録され、許可を表す情報や、不許可を表す情報等が記録される。なお、図5では、JSONの形式により作成されたログ情報の一例を示したが、形式情報取得部18により取得された形式情報で示される形式に従い同様の情報が含まれるログ情報が作成される。
メッセージ作成部21は、図2に示すCPU101からの命令によって実現され、自端末を識別するための通信端末IDを含むメッセージをログアップロードサーバ50によって解釈される形式で作成する。ここで、ログアップロードサーバ50によって解釈される形式は、ログアップロードサーバ50と自端末である通信端末との通信で用いられる通信プロトコルに従った形式であり、通信端末用プログラムによって予め定められている。この通信プロトコルには、インターネット技術タスクフォースにより標準化される通信プロトコルが好適に用いられ、XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)が例示される。なお、実施形態では、メッセージとは、送信データの中に少なくともログ情報が含まれる旨を送信先に伝達するためのメッセージを意味する。
メッセージ作成部21は、作成されたメッセージ2100の所定の個所に、ログ情報作成部20によって作成されたログ情報を含めて送信データ2200を作成する。ここで、メッセージ作成部21により作成された送信データ2200の一例を図6に示す。
図6の例では、送信データ2200は、JSONの形式により作成されたログ情報2000と、XMPPの一つであるRFC(Request for Comments)3921に従いXMLの形式で作成されたメッセージ2100と、を含む。実施形態では、通信端末用プログラム及び通信管理用プログラムのそれぞれのプログラムによって、送信データの「<message>」タグの子ノードである「<body>」タグにはログ情報が含まれる旨が定められている。このため、図6の送信データを受信したログアップロードサーバ50は「<body>」タグにログ情報が含まれることを把握することができる。なお、RFC3921によると「<body>」タグに任意の文字列を記録することが可能とされているため、図6では「<body>」タグにログ情報を含める構成としている。ログ情報2000を送信データ2200に含める方法は、ログアップロードサーバ50に対応する通信プロトコルに従うものであれば特に限定されない。
また、記憶・読出処理部19は、図2に示すSSD105によって実行され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。記憶部1000には、通信端末10を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード、並びに、画像データ、及び音声データ等が記憶される。
なお、実施形態の端末IDは、それぞれ通信端末10を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。また、以下では、テレビ会議の開始を要求する要求元としての通信端末10を「要求元端末10A」とし、要求先である宛先としての通信端末10を「宛先端末10B」として説明する。
<ログアップロードサーバの機能構成>
次に、ログアップロードサーバ50の機能又は手段について説明する。ログアップロードサーバ50は、送受信部501、端末認証部502、状態管理部503、端末抽出部504、端末状態取得部505、記憶・読出処理部509、ログ情報抽出部511、ログ解析処理部512、位置特定部513、表示制御部514、及びディスプレイ208を有している。これら各部は、図3に示す各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、ログアップロードサーバ50は、図3に示すHD204により構築される記憶部5000を有している。
(端末認証管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図示しない端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、ログアップロードサーバ50によって管理される全ての通信端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、端末認証管理テーブルにおいて、通信端末10aaの端末IDは「01aa」で示し、パスワードは「aaaa」で示す。
(端末管理テーブル)
また、記憶部5000には、端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5003が構築されている。この端末管理テーブルでは、各通信端末10の端末ID毎に、各通信端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報がログアップロードサーバ50で受信された受信日時、及び通信端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。
例えば、端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の通信端末10aaは、稼動状態が「ONライン」で、ログアップロードサーバ50でログイン要求情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」であることを示し、この通信端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることを示す。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図示しない宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議の開始を要求する要求元端末10Aの端末IDに対して、宛先端末10Bの候補として登録されている宛先端末10Bの端末IDが全て関連付けられて管理される。
例えば、宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末10aaからテレビ会議の開始を要求することができる宛先端末10Bの候補は、端末IDが「01ab」の通信端末10ab、端末IDが「01ba」の通信端末10ba、及び端末IDが「01db」の通信端末10dbの3つであることを示す。この宛先端末10Bの候補は、要求元端末10Aからログアップロードサーバ50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
(アドレス優先度管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図示しないアドレス優先度管理テーブルによって構成されている優先度管理DB5006が構築されている。このアドレス優先度管理テーブルでは、一般的なIPv4におけるIPアドレスのうちの4組のドットアドレス(Dot Address)部分の同異に応じて、アドレス優先度のポイントが高くなるように関連付けられて管理される。例えば、アドレス優先度管理テーブルにおいて、ドットアドレスの上位から下位にかけて3つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「5」である。ドットアドレスの上位から下位にかけて2つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「3」である。この場合、最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度に関係ない。ドットアドレスの最上位の値が同じで、上位から2番目の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「1」である。この場合、上位から3番目及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。ドットアドレスの最上位の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「0」である。この場合、上位から2番目、3番目、及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。
(ログアップロードサーバの各機能部)
次に、ログアップロードサーバ50の各機能部について詳細に説明する。なお、以下では、ログアップロードサーバ50の各部を説明するにあたって、図3に示す各構成要素のうち、ログアップロードサーバ50の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部501は、図2に示すネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2又はLAN2eを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
端末認証部502は、送受信部501を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとし、記憶部5000の端末認証管理DB5002を検索し、端末認証管理DB5002に同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
状態管理部503は、ログイン要求してきた要求元端末10Aの稼動状態を管理すべく、端末管理DB5003(図示しない)に、この要求元端末10Aの端末ID、要求元端末10Aの稼動状態、ログアップロードサーバ50でログイン要求情報が受信された受信日時、及び要求元端末10のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。
端末抽出部504は、ログイン要求した要求元端末10Aの端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004(図示しない)を検索し、要求元端末10Aと通信することができる宛先端末10Bの候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。また、端末抽出部504は、ログイン要求してきた要求元端末10Aの端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004を検索し、上記要求元端末10Aの端末IDを宛先端末10Bの候補として登録している他の要求元端末10Aの端末IDも抽出する。
端末状態取得部505は、上記端末抽出部504によって抽出された宛先端末10Bの候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5003を検索し、上記端末抽出部504によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、端末状態取得部505は、ログイン要求してきた要求元端末10Aと通信することができる宛先端末10Bの候補の稼動状態を取得することができる。また、端末状態取得部505は、上記端末抽出部504によって抽出された端末IDを検索キーとして、端末状態管理DB5003を検索し、ログイン要求してきた要求元端末10Aの稼動状態も取得する。
記憶・読出処理部509は、図3に示すHDD205によって実行され、記憶部5000に各種データを記憶する処理を行い、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
ログ情報抽出部511は、通信端末10によって送信される送信データ2200から、ログ情報2000を抽出する。ここで、ログ情報2000を抽出する方法は、送信データ2200の形式により異なり、ログアップロードサーバ用プログラムにより予め定められている。例えば、送信データ2200が図6に示すようなRFC3921のプロトコルにより作成されたものである場合には、ログ情報抽出部511は、「<body>」タグに記録されたログ情報2000を抽出する。
この場合、ログ情報抽出部511は、ROM202に記録されたパーサ(構文解析を行うプログラムを意味する)を用いて送信データ2200を解析し、「<message>」タグの子ノードである「<body>」タグからログ情報2000を抽出することができる。
ログ解析処理部512は、他の通信端末から通信ネットワーク2を介してアノテーション情報(注釈情報)が付加(挿入)されたログ情報を受信した際に、位置特定部513と表示制御部514と連係してログ情報の解析処理を行う。位置特定部513は、受信したログ情報に係るアノテーション情報(注釈情報)の時間的な位置(時系列に作成されたログ情報中に挿入されたアノテーション情報(注釈情報)の時間軸上の位置)を特定する。
表示制御部514は、受信したログ情報を表示するとともに、位置特定部513が特定したアノテーション情報(注釈情報)をディスプレイ208に表示する。表示制御部514は、位置特定部513が特定したログ情報に係るアノテーション情報(注釈情報)よりも時間的に後に作成されたログ情報を非表示に設定する。表示制御部514は、位置特定部513が特定したログ情報に係るアノテーション情報(注釈情報)よりも時間的に前に作成されたログ情報を対象として、ログ情報の種類を表すログレベルごとに異なる文字サイズ、色、フォントの少なくとも1つを用いて強調表示を行う。表示制御部514は、位置特定部513が特定したログ情報に係るアノテーション情報(注釈情報)よりも時間的に前に作成されたログ情報のうち、所定のログレベルを有するログ情報が表示画面の中央に位置するように表示する。
削除指示入力部515は、ログ情報に係るアノテーション情報(注釈情報)を対象とした削除指示を受け付ける。
<ログアップロードサーバの機能構成>
次に、ログアップロードサーバ50の機能又は手段について説明する。ログアップロードサーバ50は、送受信部551、ログ情報管理部552、記憶・読出処理部559を有している。これら各部は、図3に示す各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、ログアップロードサーバ50は、図3に示すHD204により構築される記憶部5500を有している。
(ログ管理テーブル)
記憶部5500には、図7に示すログ管理テーブルによって構成されているログ管理DB5501が構築されている。このログ管理テーブルは、通信端末10の端末ID毎に作成され、ログ情報の識別情報(ログIDという)と、ログ情報とが関連付けられて管理される。
(ログアップロードサーバの各機能部)
次に、ログアップロードサーバ50の各機能部について詳細に説明する。なお、以下では、ログアップロードサーバ50の各部を説明するにあたって、図3に示す各構成要素のうち、ログアップロードサーバ50の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部551は、図2に示すネットワークI/F209によって実行され、LAN2eを介してログアップロードサーバ50と各種データ(情報)の送受信を行う。また、ログ情報管理部552は、ログアップロードサーバ50からの要求に応じて、ログ管理DB5501に構築されているログ管理DBの作成やログ情報の記憶、更新を行ったり、ログ管理DBからログ情報を取得したりする。記憶・読出処理部559は、図3に示すHDD205によって実行され、記憶部5500に各種データを記憶したり、記憶部5500に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
図4を参照して、実施形態の通信システム1に備えた操作判断部23、及びログ送信制御部22について説明する。
通信端末10とログアップロードサーバ50は、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。本発明では、通信端末10に、操作判断部23、ログ情報の送信を制御するログ送信制御部22を備えている。
操作判断部23は、ログ情報のアップロード時に行う操作か否かを判断する。
ログ情報収集圧縮部24は、記憶部1000に蓄積しているログファイル1001を収集して、ログファイル1001に対してデータ圧縮処理を行い、圧縮されたログファイルを生成して記憶部1000に記憶する。
ログ送信制御部22は、記憶部1000から圧縮されたログファイルを取得してデータ配列に所定のフォーマットにより構成されたアノテーション情報(注釈情報)を付加し、通信ネットワーク2を介してログアップロードサーバ50へ送信する。
図8は、ログ情報およびログアップロード機能について説明するための模式図である。
通信端末10では、当該端末のログ情報作成部20において作成したログ情報を格納したログファイルを記憶部1000に蓄積している。
ユーザ側において、ユーザが通信端末10を使用した際に何らかの障害が発生した場合、ユーザがサポートセンタに例えば電話機を用いて問い合わせを行ったときに、サポートセンタ側のオペレータからの依頼により、通信端末10に実装されたログアップロード機能を操作することによって、記憶部1000に記憶されている必要なログファイルを圧縮して、サポートセンタ側のログアップロードサーバ50にアップロードされるように運用することになっている。
サポートセンタ側では、ログアップロードサーバ50にアップロードされたログファイルに基づいて、障害発生原因の解析作業を行い、障害対応を行う。
なお、上述した例では、ユーザがサポートセンタに例えば電話機を用いて問い合わせをおこなう場合について説明したが、電話機に代わって、携帯電話のメール機能を用いてもよい。
図9は、本発明の実施形態に係る通信システムのシステム構成図である。
図9に示すように、通信システムは、地域Aに配置された他の通信端末10と、地域Bに配置された通信端末10とが通信ネットワーク2に接続されている。
各通信端末10には、両者間で通信される操作内容、及び各装置の処理内容に基づいて時系列にログ情報を作成され、記憶部1000に蓄積されている。
さらに、通信ネットワーク2には、通信端末10からログ情報を受信して解析するログアップロードサーバ50と、サポートセンタに配置され、ログアップロードサーバ50を操作してログ情報の解析を行う通信端末30が接続されている。
図10は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へのログアップロードが成功した場合のシーケンス図である。
まず、通信端末10と他の通信端末10との間で、通信ネットワーク2を介して通信会議が実施されていることとする(S5)。この際に、通信端末10において、ログ情報作成部20は、作成したログ情報を格納したログファイル1001を記憶部1000に蓄積している(S7)。
ここで、通信端末10と他の通信端末10との間で通信会議が実施されている場合に、通信端末10に何らかの原因で障害が発生したこととする。この際、ユーザが例えば電話機、電子メール、通信会議を用いて通信端末10に障害があることをサポートセンタに報告する(S10)。
このとき、サポートセンタ側では、ユーザから障害報告を受けた担当者は、通信端末10に保存されたログファイルを解析するため、ユーザに通信端末10に備わったログアップロード機能の操作を依頼する(S15)。
次いで、通信端末10では、操作判断部23は、ログ情報のアップロード時に行う操作か否かを判断する。この際、ユーザは、通信端末10に備わったログアップロード機能を操作する(S20)。操作判断部23は、UI画面における送信ボタンの操作を判断する。
次いで、ログアップロード機能の送信ボタンのON操作に応じて、通信端末10では、ログ情報収集圧縮部24は、記憶部1000に蓄積しているログファイル1001を収集して、ログファイル1001に対してデータ圧縮処理を行い、圧縮されたログファイルを生成する。
次いで、ログ送信制御部22は、圧縮されたログファイルをログアップロードサーバ50にアップロードする(S30)。
ここで、通信端末10とログアップロードサーバ50との間に設けられた通信ネットワーク2が正常に接続している場合は、ユーザは一度の操作でアップロードを達成することができる。
ログファイル1001のサイズは、例えば数100KBから1MB程度であり、個々の通信端末10の稼働状況に依存して変動する。アップロードに要する時間は、ネットワーク状況とログファイルのサイズによっても変化するが、通常、例えば1〜3秒程度で完了する。
シーケンスS30において、通信端末10から通信ネットワーク2を介してログアップロードサーバ50へのセッションが確立し、通信端末10からログアップロードサーバ50へのアップロードが成功した場合、ログ送信制御部22は、ログアップロード機能により成功通知をユーザに通知する(S35)。
このように、操作画面に設けられた送信ボタンが操作された場合に、操作があったと判断することで、ログ情報のアップロードを行うことができる。
一方、ログアップロードサーバ50は、通信端末10からアップロードされたログファイル1001を記憶部5500に記憶する(S40)。
ここで、ログアップロードが完了すると、ログアップロードサーバ50から新しいログファイルのアップロードが完了した旨をオペレータに通知してもよい。
この際に、ログをアップロードした通信端末10の端末名、端末IDなど、どの通信端末からログがアップロードされたのかサポートセンタのオペレータが判別できるような情報も合わせて通知してもよい。
さらに、ディスプレイ208上に表示された当該通知をクリックすると、ログ解析処理部512による解析処理が自動的に開始してもよい。
サポートセンタでは、通信端末30を用いてログアップロードサーバ50との通信を開始し、ログアップロードサーバ50にアップロードされたログファイル1001を記憶部5500から読み出して通信端末30のディスプレイに表示する。そして、ログアップロードサーバ50に解析要求を出力し、ログアップロードサーバ50にログファイル1001を解析させ、障害原因を調査する(S45)。
図11は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へのログアップロードが失敗した場合のシーケンス図である。なお、図11に示す符号のうち、図10に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
ログ送信制御部22は、圧縮されたログファイルをログアップロードサーバ50にアップロードを試みるが失敗する(S30)。
通信端末10は、アップロードの失敗通知をユーザに通知する(S35)。
図12は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へのログアップロードに先だって事前確認を行う場合のシーケンス図である。なお、図12に示す符号のうち、図10に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
通信端末10では、送受信部11は、事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信する(S121)。
通信端末10から送信された事前確認リクエストをログアップロードサーバ50が受信した場合には、ログアップロードサーバ50は、事前確認レスポンス(OK)を通信端末10に送信する(S123)。
ここで、通信端末10が事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信した場合に、ログアップロードサーバ50から事前確認レスポンスの返信がないときには、通信ネットワーク2やログアップロードサーバ50サーバに異常があるので、ログアップロードを行わないこととする。
次に、事前確認リクエストに対するログアップロードサーバ50での対応について説明する。
ログアップロードサーバ50では、事前確認リクエストを受信した場合に、
(1)通信ネットワーク2やログアップロードサーバ50サーバに異常がある場合、事前確認リクエストが失敗となる。このため、通信端末10では事前確認レスポンス(NG)を受信するので、ログアップロードを行わない。
(2)通信ネットワーク2に遅延がある場合、事前確認リクエストを受信してから事前確認レスポンスまでの時間が長くなるので、ログアップロードを遅らせる。
(3)ログアップロードサーバ50の処理状態が例えばbusy状態であり、アップロードを拒否している場合、事前確認レスポンス(NG)に付加された拒否する旨の内容に従って、アップロードを遅らせる。
(4)事前確認レスポンスに許可する旨の内容である場合、アップロードを実施する。
このように、事前確認レスポンスにアップロード処理に係る実行が可能である旨の情報が含まれている場合に、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードするように制御することで、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行を確実に行うことができる。
また、ログアップロードサーバ50は、事前確認リクエストを受信した場合に、ログアップロード処理に係る実行の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
さらに、通信ネットワークにおける遅延状態、通信ネットワークにおける接続状態、自ログアップロードサーバ50の負荷状態、或いは自ログアップロードサーバ50のストレージ状態の少なくとも1つに基づいて、ログアップロード処理に係る実行の可否を判断することで、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
図13は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へのログアップロードに先だって事前確認を行う場合のシーケンス図である。なお、図13に示す符号のうち、図12に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
通信端末10では、送受信部11は、事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信する(S121)。
図13に示すように、事前確認リクエストにはフォーマットR10を用いる。
フォーマットR10に採用されるパラメータには、size:ログファイルのサイズ(必須)、encoding:ログの文字コード、format:ログの形式、compress:ファイルの圧縮形式等が含まれる。
図13に示す事前確認リクエストには、例えば、size:10240、encoding:utf−8、format:clf、compress:gzip等を記載している。
図14は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へのログアップロードに先だって事前確認を行う場合にサーバエラーが発生したときのシーケンス図である。なお、図14に示す符号のうち、図12、図13に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
通信端末10では、送受信部11は、事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信する(S121)。
通信端末10から送信された事前確認リクエストをログアップロードサーバ50が受信した場合には、ログアップロードサーバ50は、事前確認レスポンス(NG)を通信端末10に送信する(S123)。
図14に示すように、事前確認レスポンスにはフォーマットR20を用いる。
フォーマットR20に採用されるパラメータには、accept:受け入れ可否(必須)、reason:受け入れ拒否だった場合の理由、retry:リトライまでの待ち時間(s)等が含まれる。
図14に示す事前確認レスポンスには、例えば、accept:false(受け入れ拒否)、reason:sever too busy、retry:60(s)等を記載している。
ログアップロードサーバ50から事前確認レスポンス(NG)を受信した通信端末10は、事前確認リクエストについての失敗通知をユーザに通知する(S130)。この際に、リトライまでの待ち時間として60(s)を通信端末10のモニタに表示する。
失敗通知やリトライまでの待ち時間を確認したユーザは、前回の事前確認リクエストの送信から60s後に、通信端末10を操作する(S135)。
操作判断部23は、ログ情報のアップロード時に行う操作か否かを判断する。この際、ユーザは、通信端末10に備わったログアップロード機能を操作する(S135)。操作判断部23は、UI画面における送信ボタンの操作を判断する。
このように、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、操作か否かを判断するように制御することで、操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
また、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、事前確認リクエストを再度送信するように制御するようにしてもよい。これにより、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
さらに、事前確認レスポンスにアップロード処理の受け付けが不可能である旨の情報が含まれている場合に、事前確認リクエストの再度送信を停止するように制御してもよい。これにより、事前確認リクエストの再度送信に起因したサーバからの事前確認レスポンスについての受信待ち時間による無駄な処理を低減することができる。
図15は、本発明の実施形態に係る通信システム1において、通信端末からログアップロードサーバ50へ事前確認リクエストを送信した場合にログアップロードサーバ50がアップロード可能であるときのシーケンス図である。なお、図15に示す符号のうち、図12に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
通信端末10から送信された事前確認リクエストをログアップロードサーバ50が受信した場合(S121)には、ログアップロードサーバ50は、事前確認レスポンス(OK)を通信端末10に送信する(S123)。
図15に示すように、事前確認レスポンス(OK)にはフォーマットR30を用いる。
フォーマットR30に採用されるパラメータには、accept:受け入れ可否(必須)が含まれる。
図15に示す事前確認レスポンスには、例えば、accept:true(受け入れ可能)を記載している。
通信端末10は、ログアップロードサーバ50にログファイルを送信して、アップロードする前段階において、事前にログアップロードサーバ50におけるアップロードの実行の可否を事前確認レスポンスとして返信することで、通信端末10とログアップロードサーバ50との間でのアップロードの失敗を防ぐことができる。
以下に、アップロードの失敗要因について具体例を説明する。
(1)ログファイル全体を保存するのに十分な記憶部1000のストレージ容量、または通信端末10に固有の通信端末IDに対応した割り当て量(Quota)が記憶部1000にない場合に、アップロードが異常終了する可能性があるとき。
(2)ログアップロードサーバ50におけるCPU201の処理負荷が高いため、大きなログファイルのアップロード処理によって、他のサービスに悪影響を与えるおそれがあるとき。
(3)ログアップロードサーバ50と通信ネットワーク2との間に一時的に大きな遅延が発生している場合、アップロード処理時にタイムアウトするおそれがあるとき。
(4)通信ネットワーク2が頻繁に切断状態になる場合、アップロード中に切断状態になり異常終了が発生するおそれがあるとき。
(5)無駄なアップロード時のトラフィックによって、通信端末10に設けられたバッテリを消費するおそれがあるとき。
上述した(1)〜(3)の場合、通信端末10は、ログアップロードに先だって事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、ログアップロードサーバ50におけるアップロードの実行の可否を表す事前確認レスポンスに含まれる情報に基づいて、ログアップロードサーバ50の負荷状態やストレージ状態についての情報を収集できる。
また、上述した(4)(5)の場合、ログアップロードサーバ50からの事前確認レスポンスによって、通信ネットワーク2の遅延状態やネットワーク接続状態についての情報を収集できる。
このため、ログアップロードサーバ50にログファイルをアップロードする前段階において、事前確認リクエストを送信することでサーバと事前に通信し、ログアップロードサーバ50の受け入れ状態やネットワーク状態などを把握できるので、ログ送信制御部22は、無駄なログアップロードを極力減らすことができる。
以上のように、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様の通信端末10は、通信ネットワーク2を介して他の通信端末10と通信端末10(自装置)との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶部1000に蓄積するログ情報作成部20を備え、通信ネットワークを介してログアップロードサーバ50にログ情報をアップロードする通信端末10であって、
ユーザから受け付けた入力に対応する操作がログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断部23と、操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信する送受信部11(リクエスト送信手段)と、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断するログ送信制御部22(制御手段)と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第2態様>
本態様のログ送信制御部22(制御手段)は、事前確認レスポンスにアップロード処理に係る実行が可能である旨の情報が含まれている場合に、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードするように制御することを特徴とする。
本態様によれば、事前確認レスポンスにアップロード処理に係る実行が可能である旨の情報が含まれている場合に、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードするように制御することで、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行を確実に行うことができる。
<第3態様>
本態様のログ送信制御部22(制御手段)は、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、操作判断部23により操作か否かを判断するように制御することを特徴とする。
本態様によれば、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、操作か否かを判断するように制御することで、操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第4態様>
本態様のログ送信制御部22(制御手段)は、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、リクエスト送信手段により事前確認リクエストを再度送信するように制御することを特徴とする。
本態様によれば、事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻からリトライ時間が経過したときに、事前確認リクエストを再度送信するように制御することで、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第5態様>
本態様のログ送信制御部22(制御手段)は、事前確認レスポンスにアップロード処理の受け付けが不可能である旨の情報が含まれている場合に、リクエスト送信手段により事前確認リクエストの再度送信を停止するように制御することを特徴とする。
本態様によれば、事前確認レスポンスにアップロード処理の受け付けが不可能である旨の情報が含まれている場合に、事前確認リクエストの再度送信を停止するように制御することで、事前確認リクエストの再度送信に起因したサーバからの事前確認レスポンスについての受信待ち時間による無駄な処理を低減することができる。
<第6態様>
本態様の通信システムは、第1態様乃至第5態様の何れか1つに記載の通信端末10と、通信端末10から事前確認リクエストを受信するログアップロードサーバ50と、を備え、ログアップロードサーバ50は、事前確認リクエストを受信した場合に、ログアップロード処理に係る実行の可否を判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、ログアップロードサーバ50は、事前確認リクエストを受信した場合に、ログアップロード処理に係る実行の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第7態様>
本態様の判断手段は、通信ネットワークにおける遅延状態、通信ネットワークにおける接続状態、自ログアップロードサーバ50の負荷状態、或いは自ログアップロードサーバ50のストレージ状態の少なくとも1つに基づいて、ログアップロード処理に係る実行の可否を判断することを特徴とする。
本態様によれば、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第8態様>
本態様の通信方法は、通信ネットワークを介して他の通信端末10と自装置との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶手段に蓄積するログ情報作成手段を備え、通信ネットワークを介してログアップロードサーバ50にログ情報をアップロードする通信端末10による通信方法であって、ユーザから受け付けた入力に対応する操作がログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断ステップ(S20、操作判断部23)と、操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信するリクエスト送信ステップ(S121、送受信部11)と、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断する制御ステップ(S123、ログ送信制御部22)と、を実行することを特徴とする。
本態様によれば、ログ情報をログアップロードサーバ50にアップロードする際に行う操作があった場合に、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストをログアップロードサーバ50に送信し、事前確認リクエストを受信したログアップロードサーバ50が送信した事前確認レスポンスに基づいて、ログアップロードサーバ50におけるアップロード処理の可否を判断することで、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
<第9態様>
本態様のプログラムは、第8態様記載の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本態様によれば、各ステップをコンピュータに実行させることができる。
<第10態様>
本態様の通信システムは、第9態様記載のプログラムと、プログラムにより通信を行う通信端末10と、からなる。
本態様によれば、ログアップロード処理の実行に先だって、サーバにおけるログアップロード処理に係る実行の可否を事前に確認することできる。
1…通信システム、2…通信ネットワーク、10…通信端末、11…送受信部、12…操作入力受付部、13…ログイン要求部、17…遅延検出部、18…形式情報取得部、19…記憶・読出処理部、20…ログ情報作成部、21…メッセージ作成部、22…ログ再送制御部、23…操作判断部、24…ログ情報収集圧縮部、30…通信端末、50…ログアップロードサーバ、70…ルータ、90…プログラム提供システム、101…CPU、104…フラッシュメモリ、105…SSD、106…記録メディア、107…メディアドライブ、108…操作ボタン、109…電源スイッチ、112…CMOS、114…マイク、115…スピーカ、110…バスライン、120…ディスプレイ、202…ROM、203…RAM、204…HD、205…HDD、211…キーボード、212…マウス、214…CD−ROMドライブ、213…CDROM、502…端末認証部、503…状態管理部、504…端末抽出部、505…端末状態取得部、511…ログ情報抽出部、552…ログ情報管理部、1000…記憶部、5501…ログ管理DB
特開平10−40191号公報

Claims (10)

  1. 通信ネットワークを介して他の通信端末装置と自装置との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶手段に蓄積するログ情報作成手段を備え、前記通信ネットワークを介してサーバに前記ログ情報をアップロードする通信端末装置であって、
    ユーザから受け付けた入力に対応する操作が前記ログ情報を前記サーバにアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断手段と、
    前記操作があった場合に、前記サーバにおけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信手段と、
    前記事前確認リクエストを受信した前記サーバが送信した事前確認レスポンスに基づいて、前記サーバにおけるアップロード処理の可否を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記制御手段は、前記事前確認レスポンスにアップロード処理に係る実行が可能である旨の情報が含まれている場合に、前記ログ情報を前記サーバにアップロードするように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻から前記リトライ時間が経過したときに、前記操作判断手段により前記操作か否かを判断するように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記事前確認レスポンスにリトライ時間が含まれている場合に、前回の送信時刻から前記リトライ時間が経過したときに、前記リクエスト送信手段により前記事前確認リクエストを再度送信するように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  5. 前記制御手段は、前記事前確認レスポンスにアップロード処理の受け付けが不可能である旨の情報が含まれている場合に、前記リクエスト送信手段により前記事前確認リクエストの再度送信を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載の通信端末装置と、
    前記通信端末装置から前記事前確認リクエストを受信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記事前確認リクエストを受信した場合に、前記ログアップロード処理に係る実行の可否を判断する判断手段と、を備えることを特徴とする通信システム。
  7. 前記判断手段は、
    前記通信ネットワークにおける遅延状態、前記通信ネットワークにおける接続状態、自サーバの負荷状態、或いは自サーバのストレージ状態の少なくとも1つに基づいて、前記ログアップロード処理に係る実行の可否を判断することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 通信ネットワークを介して他の通信端末装置と自装置との間で通信される操作内容、及び自装置の処理内容に基づいて、時系列にログ情報を作成して記憶手段に蓄積するログ情報作成手段を備え、前記通信ネットワークを介してサーバに前記ログ情報をアップロードする通信端末装置による通信方法であって、
    ユーザから受け付けた入力に対応する操作が前記ログ情報を前記サーバにアップロードする際に行う操作か否かを判断する操作判断ステップと、
    前記操作があった場合に、前記サーバにおけるアップロード処理に係る実行の可否を問い合わせる旨の事前確認リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信ステップと、
    前記事前確認リクエストを受信した前記サーバが送信した事前確認レスポンスに基づいて、前記サーバにおけるアップロード処理の可否を判断する制御ステップと、を実行することを特徴とする通信方法。
  9. 請求項8に記載の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムと、
    前記プログラムにより通信を行う通信端末装置と、からなる通信システム。
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