JP2016151443A - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周期運動をする物体の運動精度や形状精度を容易に測定することができる撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置1は、周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像部と、撮像部が撮像した複数の画像を比較して複数の画像において物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析部と、を備え、解析部が複数の画像において物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、撮像部は複数の画像において物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、解析部は変更した前記周期に基づいて物体の運動のズレ量を測定するか、または、解析部は複数の画像において物体の異なっている部分のズレ量に基づいて物体の前記運動のズレ量または物体の形状のズレ量を測定する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。
周期運動をする物体について、その運動の周期等の精度を測定するための装置がある。例えば、時計の進みの度合いまたは遅れの度合いを示す歩度(時計歩度)を測定するために、そのような測定装置が使われることがある。
機械式時計は、その構成部品の1つであるテンプというリング状の形状をした部品が周期的に往復回転運動をし、その周期に基づいて時刻を刻む。そのため、機械式時計が正確に時刻を刻むためには、テンプがする周期運動の周期が正しい周期となるように厳密に調整がなされている必要がある。
機械式時計の歩度を測定するための従来の測定装置には、例えば、時計から周期的に発生する音を捉えるものがある。下記の特許文献1に記載された発明に係る歩度測定器は、マイクロフォンにより時計の刻音を検出し、一定速度で送られている紙テープ上に記録された打点列の傾斜から時計の歩度を測定する。
また、その他、機械式時計の歩度を測定するための従来の測定装置として、光学センサーを使用するものがある。その測定装置は、リング状のテンプのスポーク部分にあたるアミダという部分が、光ファイバーによる照射光をよぎる周期を計測する。その測定装置は、計測した周期に基づいて機械式時計の歩度を測定する。
特公昭52−034952号
しかしながら、上記の特許文献1に記載された発明に係る歩度測定器は、時計から発生する非常に小さな音を捉える必要があるため、その歩度測定器自身から発生する音や周囲の雑音と、撮像対象物である時計から発生する音と、を混同させないための対策を行わなければならない。
一方、光学センサーを使用して歩度を測定する測定装置においては、撮像対象物が時計部品のように非常に小さなものである場合、係る撮像対象物に光ファイバーによる照射光を集光させることが困難になる。更に、その照射光の反射光を受光することによって測定するため、係る撮像対象物に対して光ファイバーによる照射光を垂直に照射する必要があり、その調整が困難である。また、撮像対象物であるアミダの形状や数の違いによって反射光を受光するタイミングは異なり、歩度を測定する際にはアミダの形状も考慮しなければならないため、測定が困難である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、周期運動をする物体の運動精度や形状精度を容易に測定することができる、撮像装置、撮像方法、及びプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析部と、を備え、前記解析部が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、前記撮像部は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析部は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、または、前記解析部は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する、撮像装置である。
(2)また、本発明の一態様は、前記物体が時計の部品であって、前記運動のズレ量は前記時計の歩度である、(1)に記載の撮像装置である。
(3)また、本発明の一態様は、前記複数の画像において前記物体の一致する部分以外の部分のズレ量に基づいて、前記解析部は前記物体の前記運動のブレを検出する、(1)に記載の撮像装置である。
(4)また、本発明の一態様は、前記複数の画像において前記物体の一致する部分以外の部分のズレ量に基づいて、前記解析部は前記物体の形状の歪みを検出する、(1)に記載の撮像装置である。
(5)また、本発明の一態様は、周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像手順と、前記撮像手順が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析手順と、前記解析手順が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、前記撮像手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析手順は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、または、前記解析手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する手順と、を有する、撮像方法である。
(6)また、本発明の一態様は、撮像装置のコンピューターに、周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像手順と、前記撮像手順が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析手順と、前記解析手順が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、前記撮像手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析手順は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、または、前記解析手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する手順と、を実行させるための、プログラムである。
本発明によれば、周期運動をする物体の運動精度や形状精度を容易に測定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像対象物の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置が撮像する撮像範囲の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例を示す概略図である。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1は、周期運動をする物体を周期的に撮像する装置である。撮像装置1は、情報処理部10と、撮像部11(カメラ)と、を含んで構成される。
情報処理部10は所定の周期で撮像部11に撮像対象物を撮像させる。情報処理部10は指定された任意の周期で、撮像部11に撮像をさせることができる。なお、情報処理部10の構成の詳細な説明については後述する。
撮像部11は撮像した画像に対応する画像データを情報処理部10へ出力する。撮像部11は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を搭載した計測用のカメラである。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1は、例えば図1に示すように、機械式時計のムーブメントの構成部品であるテンプ20を周期的に撮像する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る撮像対象物の一例を示す概略図である。
テンプ20は、図2(A)に示すような腕時計2の内部に格納されたムーブメントを構成する部品の1つである。
図2(B)は、図2(A)に示す腕時計2を裏返して裏蓋(図示せず)を開いた状態にすることによって、内部のムーブメントを露わにした状態を示す。
図2(B)に示すテンプ20は、素早く左右に往復回転運動をする。テンプ20は、振り子のように一定速度で往復運動をすることによって、腕時計2のムーブメントの調速装置としての役割を果たす。
図2に示す腕時計2は、例えば、テンプ20が6振動(3Hz)の振動数で周期運動をしたときに、正確な時刻を刻む。すなわち、その場合においては、テンプ20は1秒間に3回往復する周期運動をする。したがって、テンプ20の周期運動の周期は3分の1秒である。
なお、正確な時刻を刻むためのテンプ20の周期運動の周期は、その時計の製造者等において既知であるが、その値は時計によって異なる。
腕時計2は、裏返して裏蓋を開かれることによって、テンプ20を露わにした状態にされ、図1に示すように、撮像装置1が備える撮像部11の正面に置かれる。撮像装置1は、撮像対象物であるこのテンプ20の一部分を周期的に撮像する。なお、一部分だけではなく、テンプ20の全体を撮像するようにしてもかまわない。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置が撮像する撮像範囲の一例を示す概略図である。
図3において、一点鎖線で描かれた長方形の部分は、撮像部11によって撮像される範囲を示している。すなわち、撮像部11が撮像した画像は、画像31のようになる。
図3に示すように、テンプ20の往復回転運動によってテンプ20のスポーク部分であるアミダ201が移動する領域の少なくとも一部分が撮像範囲に含まれるように、撮像範囲は決められる。
撮像部11が撮像した画像は、即時、情報処理部10が有する表示部115(後述)に表示される。最新の撮像した画像に次々と切り替えて、アニメーションのように表示部115が画像を表示することによって、表示部115に表示される映像は動画の如く見えることになる。
図4及び図5は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。
例えば、テンプ20が6振動(3Hz)の周期運動をする場合、テンプ20が1往復の運動をするのに要する時間、すなわちテンプ20の周期運動の周期は、3分の1秒である。したがって、テンプ20の周期運動の周期と同じ3分の1秒の周期で撮像装置1がテンプ20を撮像した場合には、常にテンプ20の回転角度が同角度になったタイミングで撮像されることになる。すなわち、テンプ20の周期運動の周期と撮像する周期とが一致する場合には、表示部115に表示される映像は、あたかもテンプ20が静止しているかのように見える映像となる。
例えば、図4に示すテンプ20が3分の1秒の周期で周期運動をした場合に、腕時計2が進みや遅れのない正確な時刻を刻むことができるものとする。また、撮像装置1は3分の1秒の周期でテンプ20を撮像するものとする。
そのとき、もしその腕時計2が進みや遅れのない正確な時刻を刻む時計であるならば、表示部115に表示される映像は、図4(A)に示すようにテンプ20が静止しているように見える映像となる。
なお、進みや遅れのない正確な時刻を刻む時計とは、歩度が0秒である時計である。歩度とは、時計の精度を短時間に測定し、その測定した結果を日差に換算した値である。したがって、例えば、歩度が+1秒であるとは、1日経過する毎に、時計が示す時刻が正確な時刻よりも1秒づつ先へズレて進んでいくことを示す。
一方、もし図4に示すテンプ20を備える機械式時計が、正確な時刻とは若干のズレが生じる時計であるならば、例えば図4(B)に示すように、アミダ201が少しづつズレて表示されていくことになり、ゆっくりとテンプ20が往復回転運動しているように表示されることになる。
図5は、表示部115に表示される映像が図4(B)に示すような映像となった場合の、テンプ20の全体像を示したものである。図示する通り、撮像する毎にアミダ201が少しづつズレていくこととなる。
表示部115に表示される映像が、図4(B)に示すようにアミダ201が動いて見える映像である場合には、アミダ201が静止しているように見える映像になるように撮像装置1が撮像する周期を調整する。上述した通り、アミダ201が静止しているように見える映像になる場合とは、テンプ20の周期運動の周期と撮像装置1が撮像する周期とが一致した場合である。
そのため、このように撮像の周期を調整することによって、テンプ20の周期運動の周期を計測することができる。
また、実際に計測したテンプ20の周期運動の周期と、本来の正しいテンプ20の周期運動の周期、すなわち歩度が0となる周期と、の差に基づいて、腕時計2の歩度を計測することができる。
なお上述した、アミダ201が静止しているように見える映像になるように撮像装置1が撮像する周期を調整する方法については、例えば、撮像装置1の使用者等が表示部115に表示される映像を目視しながら適宜撮像する周期を調整する方法であってもよいし、撮像装置1が備える解析部116(後述)が画像の比較や解析をすることによって撮像する周期を自動的に調整する方法であってもよい。
また、上記のように、アミダ201が静止しているように見える映像になるように撮像装置1が撮像する周期を調整することによってテンプ20の周期運動の周期を測定して、その測定した周期と本来の正しい周期に基づいて歩度を測定する方法の代わりに、以下のような方法で歩度を測定してもよい。
撮像部11が撮像した画像データと、撮像部11がその1つ前に撮像した画像データと、を用いて解析部116が画像を比較し、その両画像においてアミダ201がズレた角度に基づいて、歩度を測定することも可能である。例えば、図5において実線で示されたアミダ201が今回撮像された画像が示すアミダ201であり、点線で示されたアミダ201がその1つ前に撮像された画像が示すアミダ201であるとき、上記のアミダ201がズレた角度とは、図5において矢印で示す部分の角度のことである。
(撮像装置の構成)
次に、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の構成について説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1においても説明したように、撮像装置1は、情報処理部10と、撮像部11(カメラ)と、を備えて構成される。
また、情報処理部10は、操作部111と、信号発生部112と、撮像制御部113と、画像処理部114と、表示部115と、解析部116と、記憶部117と、を備えて構成される。
操作部111は、撮像装置1の使用者等による操作を受け付けるための入力部材である。
例えば、撮像装置1の使用者等によって、操作部111から、撮像対象物であるテンプ20の周期運動の正しい周期、すなわち歩度が0になるための周期を示す情報等が入力される。
操作部111は、例えば、キーボードや、マウス、タッチパッド、ポインティングデバイス等の部材である。
操作部111から入力された情報は、信号発生部112へ出力される。
信号発生部112は、撮像するタイミングを制御する信号(タイミング信号)を発生させる。信号発生部112は、指定された任意の周期で周期的に信号を発生させることができる。信号発生部112は、例えば、操作部111または解析部116からの入力によって指定された周期で、周期的に信号を発生させる。信号発生部112は、発生させた信号を撮像制御部113へ出力する。
撮像制御部113は、信号発生部112から信号が入力されるタイミングと同期して、撮像対象物を撮像させるための信号を撮像部11へ出力する。
撮像部11は、撮像制御部113から信号が入力された時、撮像対象物であるテンプ20の撮像を行う。そして撮像部11は、撮像した画像に対応する画像データを即時、画像処理部114へ出力する。
画像処理部114は、撮像部11から入力された画像データを、表示部115が表示可能な画像フォーマットに変換し、表示部115に表示させる。また、画像処理部114は、撮像部11から入力された画像データを解析部116へ出力する。
表示部115は、撮像部11が撮像した画像に基づく映像や、解析部116から入力されるデータに基づく各種の情報を表示する。各種の情報には、例えば、信号発生部112が信号を発生させる周期を示す情報や、解析部116が歩度を測定した結果を示す情報等が含まれる。
表示部115はディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、等を含んで構成される。
なお、表示部115と操作部111は、両者の機能を兼ね備えた1つの部材によって構成してもよい。すなわち表示機能と外部入力機能とを兼ね備えた、タッチパネル等の部材を使用してもよい。
解析部116は、画像処理部114から入力された画像データを記憶部117に記憶させる。また、解析部116は、記憶部117に記憶されている1つ前に撮像された画像に対応する画像データを読み出す。そして、解析部116は、その読み出した画像データと今回入力された画像データとを用いて画像を比較し、解析する。
解析部116は、上記の両者の画像を比較して、撮像対象物であるテンプ20のアミダ201の位置が異なっているか否かを判定する。
アミダ201の位置が異なっている場合には、テンプ20がする周期運動の周期と、撮像部11がテンプ20を撮像する周期と、が異なっているものと解析部116は判定し、解析部116は信号を発生させる周期を変更させるための指示を示す情報を信号発生部112へ出力する。
アミダ201の位置が一致している場合には、テンプ20がする周期運動の周期と、撮像部11がテンプ20を撮像する周期と、が一致しているものと解析部116は判定し、解析部116は現在信号発生部112が発生させている信号の周期と、本来のテンプ20の正しい周期と、に基づいて腕時計2の歩度を測定する。解析部116は、測定した歩度を示す情報を画像処理部114に出力する。画像処理部114は、解析部116から入力された情報に基づいて、歩度の測定結果を表示部115に表示させる。
なお、上記のように歩度を測定する代わりに、以下のようにしてもよい。
解析部116は、撮像された画像データと1つ前に撮像された画像データとを用いて画像を比較し、両画像におけるアミダ201の位置のズレ量を計測することによって、テンプ20の周期を測定し、腕時計2の歩度を測定する。
なお、解析部116は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)である。
記憶部117は、各種のデータやプログラム等を記憶する。記憶部117は、例えば、撮像部11が撮像した画像を示すデータを記憶したり、現在信号発生部112が信号を発生している周期を示す情報を一時的に記憶したりする。また、記憶部117は、歩度を演算する際の一時的な記憶領域にも用いられる。
記憶部117は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、またはそれらの組み合わせ、を含んで構成される。
(第1の実施形態に係る撮像装置の動作)
以下、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の動作について説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)まず、撮像装置1の使用者等によって、撮像対象物であるテンプ20が撮像部11の正面に位置するように腕時計2が設置され、撮像装置1に電源が入れられる。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)腕時計2が正確な時刻を刻むためのテンプ20の周期運動の周期を示す情報が、撮像装置1の使用者等によって操作部111から入力される。その後、ステップS103へ進む。
(ステップS103)信号発生部112は、ステップS102において入力された周期にで信号を周期的に発生させ、撮像制御部113へ信号を出力する動作を開始する。その後、ステップS104へ進む。
(ステップS104)撮像制御部113は、信号発生部112から周期的に入力される信号と同期して、周期的に撮像部11に撮像対象物を撮像させる動作を開始する。
画像処理部114は、撮像部11が周期的に撮像する画像を表示部115に表示させる。また、画像処理部114は、撮像部11が撮像した画像に対応する画像データを解析部116へ出力する。その後、ステップS105へ進む。
(ステップS105)解析部116は、画像処理部114から出力された画像データを用いて、撮像された画像と1つ前に撮像された画像とを比較し、両画像におけるテンプ20の位置が一致しているか、すなわちアミダ201の位置がズレていないかを計測する。画像が一致している場合にはステップS106へ進む。画像が一致していなかった場合にはステップS107へ進む。
なお、上記においては、解析部116が画像を解析することによって画像が一致しているか否かを判定することとしたが、代わりに撮像装置1の使用者等が表示部115に表示される映像を確認することによって、目視で判定することとしてもよい。その場合、表示部115に表示される映像において、テンプ20のアミダ201が静止しているように見えるならば、ステップS106へ進む。表示部115に表示されるに映像おいて、テンプ20のアミダ201が動いているように見えるならば、ステップS107へ進む。
(ステップS106)表示部115は、歩度が0であることを示す情報を表示する。その後、ステップS110へ進む。
(ステップS107)解析部116は、信号発生部112が信号を発生する周期を変更させるよう、現在の周期とは異なる周期を信号発生部112に入力する。
信号発生部112は、解析部116から指定された周期で信号を発生させるように周期を変更する。
撮像制御部113は、信号発生部112から周期的に入力される信号と同期して、周期的に撮像部11に撮像対象物であるテンプ20を撮像させる。
なお、ステップS105において、画像が一致しているか否かの判定を、撮像装置1の使用者等が表示部115に表示される映像を確認することによって目視で行うこととした場合には、次のようになる。信号発生部112は、解析部116から指定された周期ではなく、操作部111からの入力によって指定された周期で信号を発生させるように、周期を変更する。その場合、操作部111からの入力は、撮像装置1の使用者等によってなされる。
(ステップS108)解析部116は、画像処理部114から出力された画像データを用いて、撮像された画像と1つ前に撮像された画像とを比較し、両画像におけるテンプ20の位置が一致しているか、すなわちアミダ201の位置がズレていないかを計測する。画像が一致している場合にはステップS106へ進む。画像が一致していなかった場合にはステップS107へ進む。
なお、上記のステップS105と同様に、解析部116が画像を解析することによって画像が一致しているか否かを判定する代わりに、撮像装置1の使用者等が表示部115に表示される映像を確認することによって、目視で判定することとしてもよい。
(ステップS109)解析部116は、上記のステップS108において画像が一致したと判定した時点での撮像の周期(すなわち、実際のテンプ20の周期運動の周期)と、テンプ20の本来の正しい周期(すなわち、ステップS102において操作部111から最初に入力された周期)と、の差に基づいて腕時計2の歩度を測定する。その後、ステップS110へ進む。
(ステップS110)信号発生部S112は、周期的に信号を発生させる動作を終了する。その後、ステップS111へ進む。
(ステップS111)信号発生部S112から周期的に入力される信号が終了することにより、撮像制御部113は、撮像部11の撮像の制御を終了する。その後、ステップS112へ進む。
(ステップS112)撮像装置1の使用者等により、撮像装置1の電源が切られる。以上で、本フローチャートの動作を終了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1は、周期的に往復回転運動をするテンプ20の周期運動の周期に対し、テンプ20を撮像する周期を一致させるようにすることによって、テンプ20の運動の周期を計測する。そして、計測した周期と本来の正しい周期とに基づいて、腕時計2の歩度を測定する。
本発明の第1の実施形態においては、腕時計2の歩度を測定するためテンプ20の周期運動の周期を測定するには、撮像装置1が撮像する周期を調整しさえすればよい。更に、テンプ20の周期運動の周期を測定するためには、撮像対象物の一部分が写るように撮像ができれば十分である。例えば、テンプ20のアミダ201の一部分が写るように撮像部11と腕時計2が設置されてさえいれば十分である。すなわち、撮像するカメラの角度や撮像対象物の位置等については、厳密に調整する必要がない。
したがって、本発明の第1の実施形態においては、冒頭で説明した従来の発明のように、周囲の雑音を認識させないようにするための調整や、光学センサーを設置する位置や角度の調整などの厳密な調整を行う必要がない。
以上により、本発明の第1の実施形態おける撮像装置1は、周期運動をする物体の運動精度を容易に測定することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る撮像装置1は、第1の実施形態と同様に、周期運動をする物体を周期的に撮像する装置である。
上記、本発明の第1の実施形態における撮像装置1は、周期運動をする撮像対象物を周期的に撮像した。
そして、第1の実施形態における撮像装置1は、撮像対象物の測定対象とする部分が、撮像した複数の画像においてそれぞれ一致するように、撮像する周期を調整した。すなわち、撮像部11が撮像した最新の画像を表示部115に即時切り替えて表示させるようにしたとき、測定対象とする部分が静止しているように見えるように、撮像する周期を調整した。なお、第1の実施形態におけるにおける測定対象とする部分とは、アミダ201である。
そうすることによって、撮像装置1は、撮像対象物の周期運動の周期と、撮像部11が撮像する周期と、を一致させることができ、撮像対象物の周期運動の周期を計測することができる。
しかしながら、本発明は、撮像対象物の周期運動の周期を計測して、歩度を測定すること以外にも、例えば、周期運動をする撮像対象物の運動のブレを検出することに用いることができる。ここでの運動のブレとは、物体の本来の正しい動作である周期運動とは別に、例えば左右方向や上下方向等に物体が振動をするなどの不要な動作が含まれていること言うものとする。
以下、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置1は、撮像対象物であるテンプ20の運動のブレを検出する。なお、第2の実施形態においても、撮像対象物として腕時計2の構成部品であるテンプ20を例示するが、これに限られない。
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と構成が共通する部分については説明を省略する。
図8、及び図9は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。
第2の実施形態においても、上記の第1の実施形態と同様に、まずテンプ20の周期運動の周期に、撮像装置1が撮像する周期を一致させるようにする。しかしながら、もしテンプ20がする運動にブレがある場合には、上記のように両方の周期を一致させたとしても、撮像部11が周期的に撮像する複数の画像は完全には一致しない。すなわち、両方の周期を一致させることによって、テンプ20の往復回転運動に基づく画像のズレは生じなくなるが、テンプ20の運動のブレに基づく画像のズレは残ることになる。
したがって、第2の実施形態においては、以下のように読み替えるものとする。
第1の実施形態において、撮像部11が撮像した最新の画像を表示部115に即時切り替えて表示させるようにしたとき、測定対象とする部分が静止しているように見えるように撮像する周期を調整する、という部分については、第2の実施形態においては、撮像部11が撮像した最新の画像を表示部115に即時切り替えて表示させるようにしたとき、測定対象物の周期運動が停止しているように見えるように撮像する周期を調整する、と読み替えるものとする。
本実施形態のように、撮像対象物がテンプ20である場合には、往復回転運動による回転方向への画像のズレが無くなった状態になるように撮像する周期を調整することによって、テンプ20の周期運動の周期と撮像部11が撮像する周期とを一致させる。
周期運動をするテンプ20がブレがなく運動している場合には、周期的に撮像される画像は一致するため、表示部115に表示される映像は図8(A)に示すようにテンプ20が静止しているように見える映像となる。
一方、周期運動をするテンプ20がブレて運動をしている場合には、テンプ20が回転していないように(静止して)見えるように撮像の周期を調整したとしても、表示部115に表示される映像は、図8(B)に示すような映像となる。すなわち、周期的に撮像される画像は一致せず、表示部115に表示される映像はテンプ20全体が特定の方向に平行移動しているようなブレのある映像となる。
図9は、表示部115に表示される映像が図8(B)に示すような映像となった場合の、テンプ20の全体像を示したものである。図9の例示においては、テンプ20の周期運動は左右方向にブレがあり、テンプ20全体がブレることによって、表示部115に表示される映像は図8(B)に示すような映像となる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態における撮像装置1の解析部116は、撮像した一連の画像データに基づいて、撮像対象物であるテンプ20の周期運動における運動のブレを検出することができる。また、撮像装置1の表示部115に表示される映像を目視することによって、撮像装置1の使用者等は、撮像対象物であるテンプ20の周期運動における運動のブレを検出することができる。
以上により、本発明の第2の実施形態における撮像装置1は、周期運動をする物体の運動精度を容易に測定することができる
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る撮像装置1は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、周期運動をする物体を周期的に撮像する装置である。
本発明の第1の実施形態、及び第2の実施形態における撮像装置1は、周期運動をする撮像対象物を周期的に撮像した画像がそれぞれ一致するように、撮像する周期を調整することによって、撮像対象物の周期運動の周期を計測したり、その測定した周期に基づいて歩度を測定したり、撮像対象物の運動のブレを検出したりした。しかしながら本発明は、その他にも例えば、物体の形状バランスの測定、例えば形状の歪み等の検出をすることに用いることができる。
以下、本発明の第3の実施形態における撮像装置1は、撮像対象物であるテンプ20の形状の歪みを検出する。なお、第3の実施形態においても、撮像対象物として腕時計2の構成部品であるテンプ20を例示するが、これに限られない。
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と構成が共通する部分については説明を省略する。
図10、及び図11は、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置が撮像した画像の一例を示す概略図である。
上記の第1の実施形態、及び第2の実施形態においては、テンプ20の周期運動の周期に、撮像装置1が撮像する周期を一致させるようにした。第3の実施形態では、同様に周期を一致させて、かつ更に、同一の周期であって位相が異なる複数のタイミングで撮像装置1は撮像をする。
例えば、テンプ20がする周期運動が6振動(3Hz)の運動であるとき、まずある時点から6振動の周期で撮像部11は撮像をする。これを第1のタイミングとする。次に、第1のタイミングでの撮像を開始してから、8分の1振動が経過した時点、すなわち、24分の1秒が経過した時点から同じく6振動の周期で撮像をする。これを第2のタイミングとする。
したがって、第3の実施形態において撮像部11は、1秒間の間に、第1のタイミングで3回、第2のタイミングで3回、つまり合計6回、テンプ20を撮像することになる。
テンプ20の周期運動の周期と撮像部11が撮像する周期とを一致させた場合において、テンプ20がもし完全な円形である場合には、位相が異なる2種類のタイミングで撮像装置1がテンプ20を撮像したとしても、表示部115に表示される映像は図10(A)に示すような映像となる。すなわち、表示部115に表示される映像は、異なる2種類の位相で撮像することによって、2つの静止画像が重なっているような映像となる。
第1のタイミングおよび第2のタイミングで撮像されたそれぞれのアミダ201は、図10(A)のアミダ201aとアミダ201bのように異なる位置に表示されてそれぞれ静止しているように見えることになり、テンプ20のリング状の部分(テン輪)も静止しているような映像となる。
一方、もしテンプ20のリング状の部分に歪みがあるような場合には、位相が異なる2種類のタイミングで撮像装置1がテンプ20を撮像すると、表示部115に表示される映像は図10(B)に示すように、テンプ20のリング状の部分が2重にブレているような映像となる。
図11は、表示部115に表示される映像が図10(B)に示すような映像となった場合の、テンプ20の全体像を示したものである。図11の例示においては、テンプ20のリング状の部分には歪みがあるため、位相の異なる2種類のタイミングで撮像をすることによって、歪みが発生している部分は2重にブレているように表示される。したがって、表示部115に表示される映像は図10(B)に示すような映像となる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態における撮像装置1の解析部116は、撮像した一連の画像データに基づいて、撮像対象物であるテンプ20の形状の歪み等を検出することができる。また、撮像装置1の表示部115に表示される映像を目視することによって、撮像装置1の使用者等は、撮像対象物であるテンプ20の形状の歪み等を検出することができる。
以上により、本発明の第3の実施形態における撮像装置1は、周期運動をする物体の形状精度を容易に測定することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明をしてきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、上述した各々の実施形態における撮像装置1の一部または全部を、コンピューターで実現するようにしてもよい。その場合、そのコンピューターの制御機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、撮像装置1に内蔵されたコンピューターシステムであって、OS(Operating System)等のソフトウェアや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、RAM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置、またはそれらの任意の組み合わせによって構成される記憶媒体のことをいう。
さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等の通信ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における撮像装置1の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。撮像装置1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1・・・撮像装置、10・・・情報処理部、11・・・撮像部(カメラ)、111・・・操作部、112・・・信号発生部、113・・・撮像制御部、114・・・画像処理部、115・・・表示部、116・・・解析部、117・・・記憶部、2・・・、腕時計、20・・・テンプ、201・・・アミダ、201a・・・アミダ、201b・・・アミダ、31・・・画像

Claims (6)

  1. 周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析部と、
    を備え、
    前記解析部が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、
    前記撮像部は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析部は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、
    または、前記解析部は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する、
    撮像装置。
  2. 前記物体が時計の部品であって、前記運動のズレ量は前記時計の歩度である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の画像において前記物体の一致する部分以外の部分のズレ量に基づいて、前記解析部は前記物体の前記運動のブレを検出する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の画像において前記物体の一致する部分以外の部分のズレ量に基づいて、前記解析部は前記物体の形状の歪みを検出する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像手順と、
    前記撮像手順が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析手順と、
    前記解析手順が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、
    前記撮像手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析手順は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、
    または、前記解析手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する手順と、
    を有する、撮像方法。
  6. 撮像装置のコンピューターに、
    周期的な運動をする物体の少なくとも一部を所定の周期で撮像する撮像手順と、
    前記撮像手順が撮像した複数の画像を比較して前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっているか否かを判定する解析手順と、
    前記解析手順が前記複数の画像において前記物体の少なくとも一部が異なっていると判定した場合、
    前記撮像手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分が一致するように撮像する周期を変更し、前記解析手順は変更した前記周期に基づいて前記物体の前記運動のズレ量を測定するか、
    または、前記解析手順は前記複数の画像において前記物体の異なっている部分のズレ量に基づいて前記物体の前記運動のズレ量または前記物体の形状のズレ量を測定する手順と、
    を実行させるための、プログラム。
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