JP2016151168A - 柱状部材の破損防止具 - Google Patents

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剛 小原
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剛 小原
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Abstract

【課題】地面に立設された柱状部材の地際部分が草刈機などによって誤破損されないようにした柱状部材の破損防止具を提供する。【解決手段】本発明に係る柱状部材の破損防止具は、地面に立設する柱状部材の少なくとも地際部分を覆う保護部と、該保護部に連設され、地中に埋められることで土圧を受ける受圧面を有する埋設部と、前記保護部に沿った前記柱状部材を保持する保持手段とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、地面に立設する柱状部材の少なくとも地際部分を保護するための破損防止具に関する。
柱状部材の一例として、図4に示す巡視路案内杭のような標識100がある。例えば、標識100は、断面形状L字状の柱状に形成されている。この標識100の下端は、尖端形状とされている。上記標識100は、設置場所において、下端側が埋められることで、上側が地面上に突出するように立設される(例えば、特許文献1参照)。
このような標識100は、経年劣化の防止、山間地での運搬性、コストの低減などの観点から、一般的に樹脂製とされている。樹脂製の標識100にあっては、草刈機の刃などが誤って当たることで、破損してしまう。
特開2007−63781号公報
そこで、本発明は、地面に立設された柱状部材の地際部分が草刈機などによって誤破損されないようにした柱状部材の破損防止具を提供する。
本発明に係る柱状部材の破損防止具は、地面に立設する柱状部材の少なくとも地際部分を覆う保護部と、該保護部に連設され、地中に埋められることで土圧を受ける受圧面を有する埋設部と、前記保護部に沿った前記柱状部材を保持する保持手段とを備えている。
この柱状部材の破損防止具によれば、柱状部材が少なくとも保護部に沿うようにして立設される。この保護部に沿った柱状部材は、保持手段によって破損防止具から外れないように保持される。そして、保護部が柱状部材の少なくとも地際部分を覆うことにより、草刈機などが保護部に当たっても、柱状部材の地際部分を折損させたり、分断させたりすることがなく、したがって、柱状部材を傾斜ないし倒壊させないようにすることができる。そして、埋設部が地中に埋められ、受圧面が土圧を受けることで、この破損防止具は、倒れにくいように設置される。
本発明に係る柱状部材の破損防止具の一態様として、前記埋設部の下端に連結された平板状の根かせを備え、前記受圧面は、前記根かせの上向き面によって構成されていてもよい。受圧面が埋設部の下端に連結された平板状の根かせによって構成されることにより、受圧面が土の加重を受ける。
この場合、前記平板状の根かせは、下向きに尖った尖端形状とされることが好ましい。このようにすれば、埋設部に下向きの尖端が形成されるため、地中に打ち込みやすくなる。
本発明に係る柱状部材の破損防止具の他態様として、2つの帯板片の各一方の側縁が結合された柱状の本体であって、断面形状L字状の本体を備え、該本体の一端側が前記保護部、他端側が前記埋設部とされてもよい。この断面形状L字状の本体によって構成された保護部及び埋設部は、断面形状L字状の柱状部材が沿うようにすることができる。
この場合、前記保護部及び前記埋設部の少なくともいずれか一方は、開口部を有する構成としてもよい。保護部及び埋設部が開口部を有することにより、この柱状部材の破損防止具は、軽量化される。
また、前記保護部が前記開口部を有する場合、前記保持手段は、前記保護部から前記柱状部材を貫通した挿通部材によって構成されていてもよい。挿通部材を外すことで、柱状部材を容易に交換することができる。
本発明は、地面に立設された柱状部材の地際部分が草刈機などによって誤破損されないようにした柱状部材の破損防止具を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る柱状部材の破損防止具及び柱状部材を示す概略斜視図である。 図2は、同実施形態に係る柱状部材の破損防止具によって柱状部材を支持している状態を示し、(a)は柱状部材の下端部が地中に埋め込まれている状態の正面図、(b)は柱状部材の下端部が地際にある状態の正面図である。 図3(a)(b)は、柱状部材が柱状部材の破損防止具から抜けないようにする状態を示す斜視図である。 図4は、柱状部材の一例である標識を示す概略斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る柱状部材の破損防止具について図1ないし図3を参照して説明する。
本実施形態に係る柱状部材の破損防止具は、図4に示す標識100のような柱状部材100を支持する。すなわち、この柱状部材100は、断面形状L字状の柱状に形成され、山折れ側が突出側100aとなる。また、柱状部材100の下端は、尖端形状とされている。
そして、本実施形態に係る柱状部材の破損防止具は、施工が容易な地面に立設する柱状部材100の少なくとも地際部分を覆う保護部11と、この保護部11に連設され、地中に埋められることで土圧を受ける受圧面13を有する埋設部12と、保護部11に沿った柱状部材100を保持する保持手段20とを備えている。なお、この柱状部材の破損防止具は、剛性を有するとともに、腐食しにくいステンレス鋼などで成形される。
保護部11と埋設部12は、柱状の本体10によって連設されている。本体10は、2つの帯板片10a,10aの一方の側縁同士を結合することで、断面形状L字状に形成されている。そして、帯板片10a,10aの他方の各側縁に沿って長尺な爪部14が設けられている。この爪部14と帯板片10a,10aとの間に溝状部15が形成され、この溝状部15に柱状部材100の各側縁が嵌め入れられる。
そして、保護部11と埋設部12は、軽量化を図るため、開口部11a,12aを有している。本体10が枠状部材10bによって形成されることで、枠状部材10b内に開口部11a,12aが設けられる。
そして、受圧面13は、埋設部12の下端に斜め向きに連結された平板状の根かせ13aの上向き面によって構成される。埋設部12の断面がL字形状とされることで、根かせ13aは、下向きに尖った三角形のような尖端形状となる。
本実施形態の柱状部材の破損防止具は、以上のように構成される。次に、使用方法について説明する。
保護部11と埋設部12とに開口部11a,12aが形成され、柱状部材の破損防止具が軽量化されていることから、柱状部材100を設置する現場まで持参する作業の負担が軽減される。
そして、現場において、柱状部材の破損防止具の根かせ13aの尖端側が下向きとされ、埋設部12が地中に打ち込まれる。根かせ13aは、尖端形状とされているため、突き刺さるようにして地中に打ち込まれる。そして、柱状部材の破損防止具は、埋設部12が地中に埋められ、保護部11のみが地面から突出する状態とされる。
この状態において、受圧面13上に土が被さり、受圧面13上が土圧を受けることで、柱状部材の破損防止具が自立する。また、爪部14によって形成された溝状部15内には、爪部14が溝状部15を覆っている状態であることから、土が入り込まない。
そして、柱状部材100の下端側の外側面が本体10の内側に沿う状態となる。すなわち、柱状部材100の突出側100aが本体10の各帯板片10a,10aの内側結合部にあてがわれ、柱状部材100の各側縁が溝状部15内に嵌め込まれる。この柱状部材100は、外側が本体10の内側面に重なるが、内側が露出したままとなる。
そして、図2(a)に示すように、柱状部材100の下端縁が受圧面13まで到達した状態において、柱状部材100の上側部が保護部11よりも上方に出た状態となる。また、埋設部12では、開口部12aによって露出している柱状部材100が土と接し、土圧を受ける。
そして、保護部11では、柱状部材100が柱状部材の破損防止具から抜けないようにするための保持手段20が備えられる。この保持手段20は、図3(a)に示すような鋼線やピンのような挿通部材によって構成される。
したがって、柱状部材100には、挿通部材である保持手段20を通すための孔部が形成される。そして、この挿通部材である保持手段20が孔部に挿通され、保護部11の枠状部材11bを巻くようにして取り付けられる。
あるいは、保持手段20は、図3(b)に示すように、柱状部材100に設けた突部によって構成してもよい。この突部の保持手段20は、保護部11の上側の枠状部材11bに係止する。
そして、柱状部材の破損防止具に沿って立設された柱状部材100の突出側100aは、地際付近が保護部11によって保護される。したがって、草刈機の刃が保護部11に当たったとしても、柱状部材100に当たりにくくなっている。すなわち、柱状部材100の内側面が露出していたとしても、内側面が草刈機の刃で損傷しにくくなっている。したがって、柱状部材100の地際部分は、保護部11に保護されることによって、折損したり、分断したりすることがない。このため、柱状部材は、草刈機の刃によって傾斜ないし倒壊することがない。
保護部11よりも上側の柱状部材100に草刈機の刃が当たり、柱状部材100が破損したときは、柱状部材100を交換する。すなわち、破損して地中に埋まっている下側の柱状部材100が引き抜かれる。柱状部材100が引き抜かれても、柱状部材の破損防止具の受圧面13及び埋設部12が地中に埋まり、保護部11が地面から突出しているため、新たな柱状部材100は、元の位置に立設することができる。したがって、新たな柱状部材100は、誤って別の所有者の土地に設置されることがない。
また、柱状部材100が上側と下側とに分断した場合の応急処置として、地中に埋まっている下側の柱状部材100を引き抜いた後、分断した上側の柱状部材100の下部を埋設部12に沿うように、あるいは、保護部11だけに沿うようにして、立設しておいてもよい。
以上のように、本実施形態に係る柱状部材の破損防止具によれば、地面に立設された柱状部材の地際部分が草刈機などによって誤破損されるのを抑制できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、例えば、埋設部12は、開口部12aを設けることなく、板状とすることで、爪部14によって形成される溝状部15に、土がさらに入りにくいようにしてもよい。また、軽量でありながら、剛性のある材質によって柱状部材の破損防止具を成形する場合は、埋設部12だけでなく、保護部11も開口部11aを設けることなく板状としてもよい。
また、上記実施形態において、受圧面13は、埋設部12の下端から上方に突出するだけでなく、埋設部12の下端の外面からも外向きに突出してもよい。
さらに、上記実施形態において、受圧面13は、埋設部12の下端でなく、埋設部12の中間部の外面から外向きに又は内面から内向きに突出するように設けてもよい。
さらに、上記実施形態において、柱状部材100の断面形状がL字状でなく、平板状である場合は、柱状部材の破損防止具は、1枚の帯板片によって保護部11と埋設部12を平坦状に成形する。また、柱状部材100が円筒状又は円柱状の場合は、保護部11及び埋設部12は、円筒状に成形する。
さらに、上記実施形態において、柱状部材100は、その下端部を尖端形状とすることなく平坦状とし、あるいは、尖端形状であっても、図2(b)に示すように、下端縁を地面に当てるようにして、柱状部材100を自立させてもよい。また、この柱状部材の破損防止具が保護する柱状部材は、巡視路案内杭以外の支柱などであってもよい。
10…本体、10a…帯板片、10b…枠状部材、11…保護部、11a…開口部、11b…枠状部材、12…埋設部、12a…開口部、13…受圧面、14…爪部、15…溝状部、20…保持手段、100…標識、100…柱状部材、100a…突出側

Claims (6)

  1. 地面に立設する柱状部材の少なくとも地際部分を覆う保護部と、
    該保護部に連設され、地中に埋められることで土圧を受ける受圧面を有する埋設部と、
    前記保護部に沿った前記柱状部材を保持する保持手段とを備えている、
    柱状部材の破損防止具。
  2. 前記埋設部の下端に連結された平板状の根かせを備え、
    前記受圧面は、前記根かせの上向き面によって構成されている、
    請求項1に記載の柱状部材の破損防止具。
  3. 前記平板状の根かせは、下向きに尖った尖端形状とされる、
    請求項2に記載の柱状部材の破損防止具。
  4. 2つの帯板片の各一方の側縁が結合された柱状の本体であって、断面形状L字状の本体を備え、
    該本体の一端側が前記保護部、他端側が前記埋設部とされている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の柱状部材の破損防止具。
  5. 前記保護部及び前記埋設部の少なくともいずれか一方は、開口部を有する、
    請求項4に記載の柱状部材の破損防止具。
  6. 前記保持手段は、前記保護部から前記柱状部材を貫通した挿通部材によって構成されている、
    請求項5に記載の柱状部材の破損防止具。
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