JP2016150532A - ドクターブレード、ブレード機構、印刷装置、および印刷方法 - Google Patents

ドクターブレード、ブレード機構、印刷装置、および印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スループットの向上および印刷精度の低下抑制を実現しつつ、凹凸パターンおよびベタパターンを形成可能な技術を提供する。
【解決手段】版の表面のうち平坦な第1領域に対しては第1ブレードの先端部が版の表面から離間した状態で印刷材料を掻き取り、版の表面のうち凹凸形状の第2領域に対しては第2ブレードの先端部が版の表面に接触した状態で印刷材料を掻き取る。これにより、版に対して一回の掻き取りが行われることで、第1領域におけるベタパターンと第2領域における凹凸パターンとを含む印刷パターンが形成される。
【選択図】図11

Description

本発明は、ドクターブレード、ブレード機構、印刷装置、および印刷方法に関するものである。
版を使ったオフセット印刷において、版の表面に供給された印刷材料のうち余分な印刷材料を掻き取るための機構として、ドクターブレードを備えるブレード機構がある(例えば、特許文献1、2)。
例えば、凹凸形状の領域を有する版の表面にブレード機構のブレード先端部が接触した状態で該ブレード機構が版の表面を相対的に移動した場合、版の表面の凹領域には印刷材料が充填され、版の表面上の印刷材料はブレード機構によって掻き取られる。その結果、掻き取り後は、版の表面に凹領域に沿った印刷材料のパターンが形成される。
また別の例として、平坦な領域を有する版の表面にブレード機構のブレード先端部が離間した状態で該ブレード機構が版の表面を相対的に移動した場合、版の表面にはブレード先端部との間隔を膜厚とする印刷材料のベタパターン(ベタ膜)が形成される。
したがって、例えば、上述した2つの例で形成されたパターンを順次に基材に対して転写することで、印刷材料の凹凸パターンおよびベタパターンを基材の主面に印刷することができる。
特開平9−123416号公報 特開2000−334916号公報
しかしながら、このように凹凸パターンの形成およびベタパターンの形成を別工程で実行する場合、スループットが低下するという課題がある。また、この場合、基材の主面のうち凹凸パターンが転写される領域と基材の主面のうちベタパターンが転写される領域との位置合わせをする必要が生じ、印刷精度が低下しやすいといった課題がある。これらの課題は、上述した処理態様の場合に限られず、凹凸パターンの形成およびベタパターンの形成を別工程で実行する種々の場合に共通の課題である。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、スループットの向上および印刷精度の低下抑制を実現しつつ、凹凸パターンおよびベタパターンを形成可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様にかかるドクターブレードは、平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に供給された印刷材料を選択的に掻き取るドクターブレードであって、前記一方向と直交する走査方向に沿って前記表面を相対的に移動する先端部、を備え、前記先端部は、前記表面に対して相対的に移動される際に、前記表面のうち前記第1領域と離間する少なくとも1つの凹部と、前記表面に対して相対的に移動される際に、前記表面のうち前記第2領域と接触する少なくとも1つの凸部と、を前記一方向に沿って交互に配列して有することを特徴とする。
本発明の第2の態様にかかるブレード機構は、平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に供給された印刷材料を選択的に掻き取るブレード機構であって、前記一方向と直交する走査方向に沿って前記表面を相対的に移動する先端部を含む複数のドクターブレード、を備え、前記複数のドクターブレードは、前記表面に対して相対的に移動される際に、その先端部が前記表面のうち少なくとも前記第1領域を含む部分と離間する少なくとも1つの第1ブレードと、前記表面に対して相対的に移動される際に、その先端部が前記表面のうち前記第2領域と接触する少なくとも1つの第2ブレードと、から成ることを特徴とする。
本発明の第3の態様にかかるブレード機構は、本発明の第2の態様にかかるブレード機構であって、前記版の前記表面に対して、前記少なくとも1つの第1ブレードおよび前記少なくとも1つの第2ブレードを個別に進退させる変位機構、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様にかかるブレード機構は、本発明の第2の態様または第3の態様にかかるブレード機構であって、前記少なくとも1つの第2ブレードが、前記少なくとも1つの第1ブレードよりも前記走査方向について後方に配されることを特徴とする。
本発明の第5の態様にかかる印刷装置は、平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列した表面を有する版を保持する版保持部と、前記版の前記表面に印刷材料を供給する供給部と、第1の態様にかかるドクターブレード、または、第2の態様ないし第4の態様のいずれかにかかるブレード機構と、基材を保持する基材保持部と、を備え、前記ドクターブレードまたは前記ブレード機構によって前記表面から前記印刷材料が選択的に掻き取られた後、前記表面に残留した前記印刷材料が前記基材の主面に転写されることを特徴とする。
本発明の第6の態様にかかる印刷装置は、第5の態様にかかる印刷装置であって、前記印刷材料は、前記基材の前記主面に転写された後で除去されることにより、前記基材を含む最終製品には残らない材料であることを特徴とする。
本発明の第7の態様にかかる印刷装置は、第6の態様にかかる印刷装置であって、前記印刷材料は、エッチングレジストであることを特徴とする。
本発明の第8の態様にかかる印刷方法は、平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に対して印刷材料を供給する供給工程と、前記版の前記表面に対して前記一方向と直交する走査方向に沿って少なくとも1つのドクターブレードを相対的に移動し、前記表面から前記印刷材料を選択的に掻き取る掻き取り工程と、前記表面に残留した前記印刷材料を基材の主面に転写する転写工程と、を備え、前記掻き取り工程は、前記第1領域に対しては第1のブレード先端部を前記版の前記表面から離間させて前記印刷材料を掻き取り、前記第2領域に対しては第2のブレード先端部を前記版の前記表面に接触させて前記印刷材料を掻き取る工程であることを特徴とする。
第1の態様ないし第8の態様にかかる発明では、版の表面のうち平坦な第1領域に対しては第1のブレード先端部が版の表面から離間した状態で印刷材料を掻き取り、版の表面のうち凹凸形状の第2領域に対しては第2のブレード先端部が版の表面に接触した状態で印刷材料を掻き取る。
本発明では、版に対して一回の掻き取りが行われることで、第1領域におけるベタパターンと第2領域における凹凸パターンとを含む印刷パターンが形成される。このため、本発明では、ベタパターンの形成と凹凸パターンの形成とを別工程で実行する他の態様に比べて、スループットが向上する。
また、本発明では、ベタパターンの形成と凹凸パターンの形成とがひとつの版上で一度に行われる。このため、本発明では、ベタパターンと凹凸パターンとの位置合わせが不要であり、上記他の態様に比べて印刷精度の低下が抑制される。
印刷装置の全体斜視図である。 版胴および転写ローラの周囲の構成を示す側面図である。 版胴および転写ローラの周囲の構成を示す側面図である。 ブレード機構が版の表面に供給された印刷材料を掻き取る様子を示した側面図である。 版の表面を示した上面図である。 版の断面図である。 第1ブレードおよび第2ブレードの周辺の構成を示す斜視図である。 ブレード機構が版の表面に供給された印刷材料を掻き取る様子を示した上面図である。 処理の一例を示すための、版の断面図である。 処理の一例を示すための、版の断面図である。 処理の一例を示すための、版の断面図である。 処理の一例を示すための、転写ローラの断面図である。 処理の一例を示すための、基材の断面図である。 処理の一例を示すための、基材の断面図である。 処理の一例を示すための、基材の断面図である。 変形例にかかるドクターブレードの側面図である。 変形例にかかるドクターブレードの側面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
<1 実施形態>
<1.1 印刷装置1の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。図2、図3は、版胴14および転写ローラ17の周囲の構成を示す側面図である。なお、図2、図3では、ブレード機構60の構成を簡略的に図示している。図4は、ブレード機構60が版19の表面19bに供給された印刷材料を掻き取る様子を示した側面図である。一部の図面には、それらの方向関係を明確にするためZ方向を鉛直方向としXY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付している。また、図面においては、理解容易のため、各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。
印刷装置1は、主たる構成として、基台20と、液状または粘性状の印刷材料100をX方向に伸びる長尺状の吐出口11aから吐出するスリットノズル11(供給部)と、その外周面に版19が装着された版胴14(版保持部)と、版19の表面に供給された印刷材料100を選択的に掻き取るブレード機構60と、版19上で形成された印刷材料100の印刷パターンを印刷処理の対象となる基材Wの主面S1に転写する転写ローラ17と、基材Wをその上面に保持するステージ22(基材保持部)とを備える。また、印刷装置1は、装置の各部を制御して印刷処理を実行させる制御部90を備える。
このため、制御部90に予めインストールされたプログラムに従って印刷装置1の各部の動作が制御されることによって、スリットノズル11から吐出された印刷材料100が、版19および転写ローラ17を介して、ステージ22上に保持される基材Wに転写される。これにより、所定の印刷パターンが基材Wの主面S1に形成される(印刷処理)。なお、本明細書中で、基材Wの主面S1とは、基材Wの両主面のうち印刷材料が塗布される側の主面を意味する。
基台20上には、一対の直動ガイド32、これらの直動ガイド32の間に配設されたリニアモータ31、及び図示しないリニアスケールが設置されている。直動ガイド32及びリニアモータ31は、その長手方向が転写ローラ17の回転軸17aに直交する方向(Y方向)に沿うように配設されている。
また、直動ガイド32及びリニアモータ31には、アライメントテーブル51が連結されており、アライメントテーブル51上には基材Wを保持する保持手段としてのステージ22が配設されている。アライメントテーブル51は、リニアモータ31の駆動を受けてステージ22とともに転写ローラ17の回転軸17aに直交する方向(Y方向)に沿って直線移動する。また、アライメントテーブル51にはステージ22の位置調整を行う位置調整機構(図示省略)が内蔵されており、位置調整機構を能動化することで、ステージ22をアライメントテーブル51に対してX方向及びY方向にスライド移動、又は回転移動させることができる。
支持側板24は基台20の±X側の両面に固設されている。そして、一対のガイド部材25が、支持側板24に沿って鉛直方向(Z方向)に配設されている。昇降テーブル21は、このような計4本のガイド部材25に案内されて昇降可能とされている。
昇降テーブル21は、スリットノズル11、版胴14、および転写ローラ17を支持している。これらの各部分は、昇降モータ26の駆動によって昇降テーブル21とともに一体的に昇降する。
スリットノズル11は、版胴14の回転軸14aおよび転写ローラ17の回転軸17aと平行(X方向)に延びる長尺状の吐出口11aを有するノズルである。スリットノズル11は、版胴14の外周面に装着された版19の上方に設けられており、その吐出口11aが版19と対向するよう配される。また、スリットノズル11には、供給経路111を通じて印刷材料100を送給する供給源(図示せず)が連結されている。
このため、供給源からスリットノズル11に向けて印刷材料100が送給されると、印刷材料100は、スリットノズル11の吐出口11aから下方に向けて吐出され、版19の外周面に供給される。
また、スリットノズル11には、該スリットノズル11を上下方向に変位し、スリットノズル11の吐出口11aと版19の表面19bとの間隔を調節する昇降手段(図示せず)が設けられる。昇降手段としては、例えば、ボールネジ機構やエアシリンダ機構など種々の駆動機構を採用できる。
版胴14は、円筒形状のローラであり、X方向に延設された回転軸14aを中心にして、モータ13(図1)の駆動によって回転可能である。版胴14は、時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能であるが、以下の説明では、回転方向AR14(図示反時計回り)に回転する場合について説明する。また、本明細書において、モータ13は、版胴14に装着された版19とブレード機構60とを相対移動させる相対移動機構として機能する。
版胴14をAR14方向に回転させた状態で印刷材料100をスリットノズル11の吐出口11aから吐出することで、版胴14に装着された版19(X方向に伸びる軸心を有する円筒形状の版)の表面19bに印刷材料100の塗布膜が形成される。
転写ローラ17は、版胴14と同様、円筒形状のローラであり、X方向に延設された回転軸17aを中心にして、モータ15(図1)の駆動によって回転可能とされる。転写ローラ17は時計回り及び反時計回りのいずれの方向にも回転可能であるが、以下の説明では、回転方向AR17(図示時計回り)に回転する場合について説明する。図2に示すように、版胴14および転写ローラ17は、版19の表面19bと転写ローラ17の外周面17bとが接触するよう隣接配置されている。
図4に示すように、ブレード機構60は、X方向に伸びた先端部61aを含む第1ブレード61と、X方向に伸びた先端部62aを含む第2ブレード62と、第1ブレード61および第2ブレード62を保持するブレード保持部63と、を備える。第1ブレード61および第2ブレード62は、例えば、ステンレス鋼によって構成しうる。
先端部61a、62aが版19の表面19bから印刷材料100を掻き取る掻き取り位置は、版胴14の回転方向AR14に沿って、スリットノズル11から印刷材料100が供給される供給位置よりも下流側である(図2、図3)。このため、版胴14を回転方向AR14に沿って回転させることにより、走査方向AR60に沿って先端部61a、62aが版19の表面19bに対して相対的に移動し、版19の表面19bに供給された印刷材料が選択的に掻き取られる。
また、掻き取り位置は、版19の表面19bと転写ローラ17の外周面17bとが接触する接触位置よりも上流側である(図2、図3)。このため、接触位置にて、先端部61a、62aによって選択的に掻き取られた後も版19の表面19bに残留した印刷材料100が、版19の表面19bから転写ローラ17の外周面17bに転写される。
ブレード機構60の構成および動作については、後述する<1.2 ブレード機構60を用いた処理例>で詳細に説明する。
ステージ22は、その上面(+Z側)に、基材Wを水平姿勢に保持する基材載置部221を有する。基材載置部221には、複数の図示しない吸引孔が形成されており、この吸引孔に負圧(吸引圧)を与えることによって、基材載置部221上に基材Wを固定保持することができる。
また、ステージ22と転写ローラ17との相対的な高さ関係は、転写ローラ17の最も下方位置において、転写ローラ17の外周面17bに転写された印刷材料100と基材載置部221に保持される基材Wとが接触するように定められる(図3)。
このため、転写ローラ17の回転に同期して、直動ガイド32及びリニアモータ31によってステージ22(および、これに保持される基材W)が+Y方向に駆動されることで、外周面17bに形成された印刷材料100のパターンがステージ22上に保持される基材Wの主面S1に転写される。
制御部90のハードウェアとしての構成は、一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部90は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるRОM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAM及び制御用ソフトウェアなどを記憶しておく磁気ディスクをバスラインに接続して構成されている。また、入力手段としてキーボード及びマウスがバスラインに接続されている。
さらに、バスラインには、モータ13,15、昇降モータ26、リニアモータ31、リニアスケール、印刷材料100の供給源、変位機構64、65など印刷装置1の各部が電気的に接続されている。
上記の構成以外にも印刷装置1は、版19を洗浄する洗浄機構、版19と転写ローラ17とのY方向距離を調節する機構、転写ローラ17とステージ22とのZ方向距離をそれぞれ調整する機構などを備えている。
<1.2 ブレード機構60を用いた処理例>
図5は、版19の表面19bを示した上面図である。図6は、図5のVI−VI断面から見た版19の断面図である。
図5に示すように、版19の表面19bは、印刷材料100が塗布されるX方向中央側の領域(有効領域191)と、印刷材料100が塗布されないX方向両端側の領域(非有効領域199)と、を有する。また、有効領域191は、平坦な第1領域193と、凹凸形状の第2領域192と、をX方向に沿って交互に配列して有する。本実施形態では、有効領域191のX方向中央側に第2領域192が配され、有効領域191のX方向両端側に第1領域193が配される。
第2領域192は、表面19bにおいて第1領域193よりも窪んだ凹領域194と、凹領域194から円柱形状に突起した複数の凸領域195と、を有する。ここで、図6に示すように、複数の凸領域195の凸面と第1領域193の面とは、面一に形成される。
図7は、第1ブレード61および第2ブレード62の周辺の構成を示す斜視図である。図8は、版19の表面19bにおいて印刷材料100が掻き取られる様子を示す上面図である。図9〜図15は、基材Wに対する処理の一例を示す各部の断面図である。図8中では、印刷材料100が砂地で表現されている。図9は、図8のIX−IX断面から見た版19の断面図である。図10は、図8のX−X断面から見た版19の断面図である。図11は、図8のXI−XI断面から見た版19の断面図である。
以下では、ブレード機構60の構成について説明しつつ、該ブレード機構60を用いた処理例について説明する。この処理例では、基材Wに印刷材料100(エッチングレジスト)の印刷パターンが転写された後、乾燥工程を経て、該基材Wにエッチング処理が実行される。
ブレード保持部63は、先端部61aが版19の表面19bと特定距離だけ離間するよう、第1ブレード61を保持する(図4)。また、先端部61aのX方向幅は、有効領域191のX方向幅と略同一である。
このため、版19の表面19bにスリットノズル11の吐出口11aから印刷材料100が供給される供給工程(図9)の後、表面19bに対して先端部61aが相対的に移動されることにより、表面19bに供給された印刷材料100のうち表面19bから見て特定厚さ(特定距離に相当する厚さ)を超える部分が第1ブレード61によって掻き取られる。その結果、表面19bには特定厚さを有する印刷材料100の層が第1領域193および第2領域192に形成される(図10)。これと同時に、第1ブレード61が印刷材料100を版19側に押し込むことにより、第2領域192の凹領域194に印刷材料100が充填される。
また、ブレード保持部63は、先端部62aが版19の表面19bのうち第2領域192(より具体的には、複数の凸領域195の凸面)と接触するよう、第2ブレード62を保持する(図4)。また、先端部62aのX方向幅は、第2領域192のX方向幅と略同一である。
このため、第1ブレード61による掻き取りの後、表面19bに対して先端部62aが相対的に移動されることにより、第2領域192に形成された印刷材料100の層のうち上記凸面を超える部分が第2ブレード62によって掻き取られる。その結果、表面19bのうち第2領域192では凹領域194に充填された印刷材料100が残留し、表面19bのうち第1領域193では印刷材料100が残留する(図11)。
このように、本実施形態では、第1ブレード61および第2ブレード62を用いて、版19の表面19bから印刷材料が選択的に掻き取られる(掻き取り工程)。より具体的には、第1領域193に対しては第1ブレード61の先端部61aが表面19bから離間した状態で印刷材料100を掻き取り、第2領域192に対しては第2ブレード62の先端部62aが表面19bに接触した状態で印刷材料100を掻き取る。
これにより、本実施形態では、一回の掻き取り工程を実行することで、第1領域におけるベタパターンと第2領域における凹凸パターンとを含む印刷パターンが形成される。その結果、本実施形態の態様では、ベタパターンの形成と凹凸パターンの形成とを別工程で実行する他の態様に比べて、スループットが向上する。また、本実施形態の態様では、ベタパターンの形成と凹凸パターンの形成とがひとつの版19上で一度に行われる。このため、本実施形態の態様では、ベタパターンと凹凸パターンとの位置合わせが不要であり、上記他の態様に比べて印刷精度の低下が抑制される。
図4に示すように、ブレード機構60は、第1ブレード61、第2ブレード62、およびブレード保持部63、に加えさらに、第1ブレード61および第2ブレード62の双方を版19に対して進退させる変位機構64と、第2ブレード62のみを版19に対して進退させる変位機構65と、を有する。変位機構64によって表面19bと先端部61aとの間隔が調整されることにより、表面19b上に形成されるベタ膜の膜厚が調整される。また、変位機構64、65によって表面19bと先端部62aとの間隔が調整されることにより、表面19bに対する先端部62aの接触圧が調整される。このように、版19の表面19bに対して第1ブレード61および第2ブレード62を個別に進退させることで、印刷材料100の粘度やその他の処理条件に応じて、第1ブレード61および第2ブレード62の位置を適切に調節できる。
また、ブレード機構60は、第1ブレード61の後方を支持する第1バックアップブレード66と、第2ブレード62の後方を支持する第2バックアップブレード67と、を有する。このため、第1ブレード61および第2ブレード62が印刷材料100を掻き取る際に、第1ブレード61および第2ブレード62が後方に撓り難い。
ブレード保持部63は、第1ブレード61および第2ブレード62をそれぞれ個別に保持する第1保持部63aおよび第2保持部63bを有する。
第1保持部63aは、第1ブレード61および第1バックアップブレード66を一体的に挟み込む板状部材631a,632aを有する。また、板状部材631a,632aにはこれらの板面と直交する方向に該部材を貫通する貫通孔633aが設けられており(図7)、第1ブレード61および第1バックアップブレード66は、板状部材631a,632aに挟みこまれた状態で、貫通孔633aを貫通するネジ(図示せず)によって締付け固定される。第1保持部63aは、さらに、締付け固定された上記各部と変位機構64とを連結する連結部634aを有する。
第2保持部63bも、第1保持部63aと同様、第2ブレード62および第2バックアップブレード67を一体的に挟み込む板状部材631b,632bを有する。第2ブレード62および第2バックアップブレード67は、板状部材631b,632bに挟みこまれた状態で、貫通孔633bを貫通するネジ(図示せず)によって締付け固定される。第2保持部63bは、さらに、締付け固定された上記各部と変位機構64とを連結する連結部634bを有する。また、連結部634bには上述した変位機構65が取り付けられており、変位機構65を能動化することで第2ブレード62のみを版19に対して進退させることが可能となっている。
さらに、ブレード機構60には、版19の表面19bに沿って第1ブレード61および第2ブレード62の姿勢を調整する姿勢調整機構が設けられていてもよい。
版胴14の回転に同期して転写ローラ17が回転されることにより、掻き取り工程の後に表面19bに残留した印刷材料100が表面19bから転写ローラ17の外周面17bに転写される(図12)。これにより、外周面17bには、外周面14bに形成されていた印刷パターンと同様の印刷パターンが形成される。本実施形態では第2領域192における複数の凸領域195が複数の円柱形状の突起部で構成されているため、印刷パターンはこの複数の突起部に対応した複数の円柱形状の貫通孔101を含む。
そして、転写ローラ17の回転に同期してステージ22がY方向に沿って移動されることにより、印刷材料100の印刷パターンが転写ローラ17の外周面17bから基材Wの主面S1に転写される(図13)。これにより、基材Wの主面S1には、転写ローラ17の外周面17bに形成されていた印刷パターンと同様の印刷パターンが形成される。
このように、本実施形態では、1つの転写ローラ17を介して版19から基材Wに印刷パターンが転写される(転写工程)。この他にも、複数の転写ローラを介した転写工程が実行されてもよいし、転写ローラを介さず版19から基材Wに対して直接的に転写工程が実行されてもよい。
こうして、1枚の基材Wに対して印刷処理が終了すると、所定の搬送装置または印刷装置1の使用者によって基材Wがステージ22上から搬出され、次の処理装置(例えば、乾燥装置、エッチング装置)に搬送される。そして、この基材Wに対して続きの処理(例えば、乾燥処理、エッチング処理)が実行される。上述の通り、基材Wの主面S1には複数の貫通孔101を含む印刷パターンでエッチングレジストが印刷されている。このため、主面S1のうち印刷材料100のパターンが形成されている箇所ではエッチング処理の進行が妨げられ、主面S1のうち複数の貫通孔101に対応する箇所ではエッチング処理が進行する。その結果、基材Wにおいても、複数の貫通孔101に対応した箇所に複数の貫通孔102が形成される(図14)。その後、基材Wの主面S1上の印刷材料100(エッチングレジスト)が除去され、複数の貫通孔102を有する多孔性の基材Wが得られる(図15)。この基材Wは、例えば、キャパシタ用の集電体として用いられる。
また、ステージ22は次に印刷処理を行われる基材Wを基材載置部221に載置させるために、直動ガイド32の原点位置に向かって移動する。言い換えると、ステージ22は、印刷処理が実行される際の基材Wの搬送方向とは逆方向(−Y方向)に移動する。そして、次に印刷処理を施される新たな基材Wが、所定の搬送装置または装置の使用者によってステージ22上に搬入される。以上の動作を繰り返すことによって、印刷装置1は、基材W1枚ごと順次に印刷処理を実行することができる。
<2 変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
図16は、変形例に係るドクターブレード69の形状を示す模式図である。
ドクターブレード69は、走査方向に沿って版19の表面19bを相対的に移動する先端部691を備える。先端部691は、表面19bに対して相対的に移動される際に第1領域193と離間する2つの凹部693と、表面19bに対して相対的に移動される際に第2領域192と接触する1つの凸部692と、を一方向に沿って交互に配列して有する。上記実施形態のブレード機構60に代えてドクターブレード69を用いた場合においても、一回の掻き取り工程を実行することで、第1領域193におけるベタパターンと第2領域192における凹凸パターンとを含む印刷パターンが形成される。
第1領域と離間して走査される第1のブレード先端部、および、第2領域と接触して走査される第2のブレード先端部は、上記実施形態のように複数のブレードのそれぞれの先端部で構成されてもよいし、本変形例のように1のブレードの先端部のうち異なる部分で構成されてもよい。いずれの場合であっても、第1領域に対しては第1のブレード先端部が版の表面から離間した状態で印刷材料を掻き取り、第2領域に対しては第2のブレード先端部が版の表面に接触した状態で印刷材料を掻き取る工程が実行され、版の表面には凹凸パターンおよびベタパターンを含む印刷パターンが形成される。
図17は、変形例に係るドクターブレード69Aの形状を示す模式図である。
ドクターブレード69Aは、走査方向に沿って版の表面を相対的に移動する先端部691Aを備える。先端部691Aは、版の表面に対して相対的に移動される際に第1領域と離間する3つの凹部693と、版の表面に対して相対的に移動される際に第2領域と接触する2つの凸部692と、を一方向に沿って交互に配列して有する。このように、第1のブレード先端部(本変形例では、3つの凹部693)および第2のブレード先端部(本変形例では、2つの凸部692)の個数は、上記実施形態の態様(それぞれ1個)に限られるものではない。第1のブレード先端部および第2のブレード先端部の個数は、版の表面に形成された第1領域および第2領域の個数に応じて適宜に設定される。
また、上記実施形態では、第2ブレード62が第1ブレード61よりも走査方向AR60について後方に配される態様について説明したが、これに限られるものではない。例えば、第1ブレード61が第2ブレード62よりも走査方向AR60について後方に配されてもよいし、第1ブレード61および第2ブレード62がX方向に沿って並んで配されてもよい。
また、上記実施形態では、第1ブレード61および第2ブレード62が、ステンレス鋼によって構成される態様について説明したが、これらが他の材質で構成されてもよい。また、第1ブレード61および第2ブレード62が異なる材質で構成されてもよい。この場合、版19の表面19bと接触する第2ブレード62が版19の表面19bと接触しない第1ブレード61よりも耐久性が高く構成されることが望ましい。例えば、第2ブレード62にのみセラミックコーティング等が施されうる。
また、上記実施形態では、版保持部としてその外周面に版19が装着された版胴14が用いられる態様について説明したが、これに限られるものではない。例えば、版保持部としてその一方側主面に版19を保持する平板が用いられる態様であっても構わない。
また、上記実施形態では、第1保持部63aおよび第2保持部63bが第1ブレード61および第2ブレード62を個別に保持する態様について説明したが、これに限られるものではない。ブレード保持部63が一体的に第1ブレード61および第2ブレード62を保持する態様でも構わない。
また、印刷材料100として使われる材料や印刷材料100を転写される基材については、種々の材料や基材を適用可能である。なお、印刷材料は、上記実施形態のエッチングレジストのように、基材の主面に転写された後で除去されることにより基材を含む最終製品には残らない材料であれば望ましい。これは、掻き取り工程後に版の表面に残留した印刷材料が不均一な膜質であった場合においても、その膜質不均一性が最終製品の欠陥に繋がりにくいからである。
以上、実施形態およびその変形例に係るドクターブレード、ブレード機構、印刷装置、および、印刷方法について説明したが、これらは本発明に好ましい実施形態の例であって、本発明の実施の範囲を限定するものではない。本発明は、その発明の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 印刷装置
11 スリットノズル
14 版胴
17 転写ローラ
19 版
19b 表面
22 ステージ
60 ブレード機構
61 第1ブレード
62 第2ブレード
63 ブレード保持部
64、65 変位機構
192 第2領域
193 第1領域
61a、62a、691、691a 先端部
692 凸部
693 凹部
S1 主面
W 基材

Claims (8)

  1. 平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に供給された印刷材料を選択的に掻き取るドクターブレードであって、
    前記一方向と直交する走査方向に沿って前記表面を相対的に移動する先端部、
    を備え、
    前記先端部は、
    前記表面に対して相対的に移動される際に、前記表面のうち前記第1領域と離間する少なくとも1つの凹部と、
    前記表面に対して相対的に移動される際に、前記表面のうち前記第2領域と接触する少なくとも1つの凸部と、
    を前記一方向に沿って交互に配列して有することを特徴とするドクターブレード。
  2. 平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に供給された印刷材料を選択的に掻き取るブレード機構であって、
    前記一方向と直交する走査方向に沿って前記表面を相対的に移動する先端部を含む複数のドクターブレード、
    を備え、
    前記複数のドクターブレードは、
    前記表面に対して相対的に移動される際に、その先端部が前記表面のうち少なくとも前記第1領域を含む部分と離間する少なくとも1つの第1ブレードと、
    前記表面に対して相対的に移動される際に、その先端部が前記表面のうち前記第2領域と接触する少なくとも1つの第2ブレードと、
    から成ることを特徴とするブレード機構。
  3. 請求項2に記載のブレード機構であって、
    前記版の前記表面に対して、前記少なくとも1つの第1ブレードおよび前記少なくとも1つの第2ブレードを個別に進退させる変位機構、
    を備えることを特徴とするブレード機構。
  4. 請求項2または請求項3に記載のブレード機構であって、
    前記少なくとも1つの第2ブレードが、前記少なくとも1つの第1ブレードよりも前記走査方向について後方に配されることを特徴とするブレード機構。
  5. 平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列した表面を有する版を保持する版保持部と、
    前記版の前記表面に印刷材料を供給する供給部と、
    請求項1に記載のドクターブレード、または、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のブレード機構と、
    基材を保持する基材保持部と、
    を備え、
    前記ドクターブレードまたは前記ブレード機構によって前記表面から前記印刷材料が選択的に掻き取られた後、前記表面に残留した前記印刷材料が前記基材の主面に転写されることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項5に記載の印刷装置であって、
    前記印刷材料は、前記基材の前記主面に転写された後で除去されることにより、前記基材を含む最終製品には残らない材料であることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置であって、
    前記印刷材料は、エッチングレジストであることを特徴とする印刷装置。
  8. 平坦な第1領域と凹凸形状の第2領域とが一方向に沿って交互に配列された版の表面に対して印刷材料を供給する供給工程と、
    前記版の前記表面に対して前記一方向と直交する走査方向に沿って少なくとも1つのドクターブレードを相対的に移動し、前記表面から前記印刷材料を選択的に掻き取る掻き取り工程と、
    前記表面に残留した前記印刷材料を基材の主面に転写する転写工程と、
    を備え、
    前記掻き取り工程は、前記第1領域に対しては第1のブレード先端部を前記版の前記表面から離間させて前記印刷材料を掻き取り、前記第2領域に対しては第2のブレード先端部を前記版の前記表面に接触させて前記印刷材料を掻き取る工程であることを特徴とする印刷方法。
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