JP2016149488A - 回路素子の接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】導電性接着剤の過剰な塗布を防止することのできる回路素子の接続方法を提供する。【解決手段】導電性接着剤S1,S2を基板10のパッド11に塗布し、この基板10のパッド11に回路素子のバンプを接続することによって前記回路素子を基板10に実装する回路素子の接続方法であって、導電性接着剤S1,S2の塗布をインクジェットヘッド30のノズル孔32Aによって行う。【選択図】図3
Description
この発明は、回路素子の接続方法に関する。
従来から、導電性接着剤を用いて回路素子を基板に接続させる回路素子の接続方法が知られている(特許文献1参照)。
かかる回路素子の接続方法は、実装基板のバンプの部分に予め導電性接着剤を塗布しておき、回路素子のバンプを実装基板のバンプに圧着させて該実装基板のバンプと回路素子のバンプとを接続させ、これにより回路素子を実装基板に実装させるものである。
しかしながら、このような回路素子の接続方法にあっては、導電性接着剤の過剰な塗布による配線ショートの問題があった。
この発明の目的は、導電性接着剤の過剰な塗布を防止することのできる回路素子の接続方法を提供することにある。
請求項1の発明は、導電性接着剤を基板のパッドに塗布し、該基板のパッドに回路素子のバンプを接続することによって前記回路素子を基板に実装する回路素子の接続方法であって、前記導電性接着剤の塗布をインクジェット方式によって行うことを特徴とする。
この発明によれば、導電性接着剤の過剰な塗布を防止することができる。
以下、この発明に係る回路素子の接続方法を実施する実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、回路素子1と、この回路素子1がフリップチップ接続により実装される基板10とを示したものであり、回路素子1は例えば半導体素子などのICチップである。基板10は、各種の電子部品などが搭載される配線基板である。
基板10には複数のパッド11が形成されており、このパッド11に対応して回路素子1の下面には複数のバンプ2(図4参照)が形成されている。
回路素子1のバンプ2は、インクジェット方式によって基板10のパッド11に導電性接着材を塗布してそのパッド11に接続するものである。
インクジェット方式に使用する第1インクジェットヘッド20は、図2に示すように、並設した複数の圧力室21…と、各圧力室21のノズル板22と、各圧力室21の振動板23と、圧電体素子24などとを有している。圧電体素子24は各圧力室21の振動板23の上に設けられている。
各圧力室21には、導電粒子Rが混入された第1導電性接着剤S1が充填されるようになっている。第1導電性接着剤S1はエポキシ系樹脂から構成されている。
各ノズル板22には、圧力室21に充填されている第1導電性接着剤S1を吐出する吐出口である第1ノズル孔(第1インクジェットノズル)22Aが設けられている。
第1インクジェットヘッド20は、キャリッジに設けられており、このキャリッジによって圧力室21の並設方向と直交する方向に往復移動していくようになっている。この移動とともに圧電体素子24を駆動することにより、第1ノズル孔22Aから第1導電性接着剤を吐出していく。
インクジェット方式に使用する第2インクジェットヘッド30は、図3に示すように、並設した複数の圧力室31…と、各圧力室31のノズル板32と、各圧力室31の振動板33と、圧電体素子34などとを有している。圧電体素子34は、各圧力室31の振動板33の上に設けられている。
各圧力室31には、導電粒子R(図2参照)が混入されたアミン等の硬化剤である第2導電性接着剤S2が充填されるようになっている。第1導電性接着剤S1に第2導電性接着剤S2が混入されると、第1,第2導電性接着材S1,S2は常温(20℃±15°)で硬化していくようになっている。すなわち、第1,第2導電性接着剤S1,S2からなる接着剤は常温硬化する2液型導電性接着剤である。
各ノズル板32には、圧力室31に充填されている第2導電性接着剤S2を吐出する吐出口である第2ノズル孔(第2インクジェットノズル)32Aが設けられている。
第2インクジェットヘッド30は、上記のキャリッジに設けられており、圧力室31の並設方向と直交する方向に往復移動していき、圧電体素子34を駆動することにより、第2ノズル孔32Aから第2導電性接着剤S2を吐出していくようになっている。
第1インクジェットヘッド20と第2インクジェットヘッド30とは全く同一の構成であり、第1ノズル孔22Aと第2ノズル孔32Aの大きさや形状は同一に設定されている。
[接続方法]
次に、回路素子1をインクジェット方式によって基板10に接続する接続方法について説明する。
[接続方法]
次に、回路素子1をインクジェット方式によって基板10に接続する接続方法について説明する。
先ず、第1インクジェットヘッド20の第1ノズル孔22Aから第1導電性接着剤S1を吐出させて、図2に示すように基板10のパッド11に第1導電性接着剤S1を塗布していく。この塗布は、パッド11の形状に合わせて塗布していくものであり、予めパッド11の位置や形状のデータを制御装置に入力しておくことによって行う。なお、第1導電性接着剤S1内のRは導電粒子を模式的に示したものである。
全てのパッド11の塗布が終了した後、第2インクジェットヘッド30の第2ノズル孔32Aから第2導電性接着剤S2を吐出させて、図3に示すように、パッド11上の第1導電性接着剤S1の上から第2導電性接着剤S2を塗布していく。この塗布も上記と同様にパッド11の形状に合わせて塗布していく。この塗布により、第1導電性接着剤S1に第2導電性接着剤S2が混入されていくことになる。
第2導電性接着剤S2の塗布の後、図4に示すように基板10のパッド11と回路素子1のバンプ2を合わせ、図5に示すように、回路素子1のバンプ2を基板10のパッド11上に押し当てる。
第1導電性接着材S1に硬化剤である第2導電性接着剤S2が混入されていることにより、第1導電性接着剤S1と第2導電性接着剤S2とが化学反応(架橋)して常温で硬化していき、回路素子1のバンプ2と基板10のパッド11とが接着される。この接着によって回路素子1が基板10に実装されることになる。
第1,第2導電性接着剤S1,S2には導電粒子Rが混入されていることにより、回路素子1のバンプ2と基板10のパッド11とが電気的に接続されることになる。
ところで、第1,第2導電性接着剤S1,S2の塗布をインクジェット方式である第1,第2インクジェットヘッド20,30によって行っているので、基板10のパッド11上に必要な量だけを確実に塗布することができる。このため、第1,第2導電性接着剤S1,S2の過剰な塗布を防止することができる。しかも、第1,第2導電性接着剤S1,S2を第1,第2インクジェットヘッド20,30の圧力室22,32に別々に充填しているので、第1,第2インクジェットヘッド20,30のノズル孔22A,32A内で第1,第2導電性接着剤S1,S2が固化してしまうことがない。すなわち、第1,第2インクジェットヘッド20,30のノズル孔22A,32A詰まりを防止することができる。
上記実施例では、全てのパッド11の第1導電性接着剤S1の塗布が終了した後、第2インクジェットヘッド30の第2ノズル孔32Aから第2導電性接着剤S2を塗布していくが、第1,第2導電性接着剤S1,S2の塗布を同時に行ってもよい。つまり、第1インクジェットヘッド20による第1導電性接着剤S1の塗布と並行して第2インクジェットヘッド30によって第2導電性接着剤S2の塗布を行ってもよい。
また、上記実施例では、第1,第2インクジェットヘッド20,30を用いて2液型の第1,第2導電性接着剤S1,S2を塗布しているが、ノズル孔詰まりの虞のない1液型の導電性接着剤であれば、1つのインクジェットヘッドで塗布してもよい。
上記実施例では、インクジェット方式は、圧電体素子を用いるピエゾ方式のものを使用しているが、これに限らず、例えばサーマル方式やコンティニュアス型やその他のインクジェット方式のものであってもよい。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
1 回路素子
2 バンプ
10 基板
11 パッド
20 第1インクジェットヘッド
22A 第1ノズル孔(第1インクジェットノズル)
30 第2インクジェットヘッド
32A 第2ノズル孔(第2インクジェットノズル)
S1 第1導電性接着剤
S2 第2導電性接着剤
2 バンプ
10 基板
11 パッド
20 第1インクジェットヘッド
22A 第1ノズル孔(第1インクジェットノズル)
30 第2インクジェットヘッド
32A 第2ノズル孔(第2インクジェットノズル)
S1 第1導電性接着剤
S2 第2導電性接着剤
Claims (4)
- 導電性接着剤を基板のパッドに塗布し、該基板のパッドに回路素子のバンプを接続することによって前記回路素子を基板に実装する回路素子の接続方法であって、
前記導電性接着剤の塗布をインクジェット方式によって行うことを特徴とする回路素子の接続方法。 - 前記導電性接着剤は、第1導電性接着剤と硬化剤である第2導電性接着剤とからなるとともに常温硬化する2液型導電性接着剤であり、
前記インクジェット方式は、第1導電性接着剤を第1インクジェットノズルによって、第2導電性接着剤を第2インクジェットノズルによって前記基板のパッド上に塗布することを特徴とする請求項1に記載の回路素子の接続方法。 - 前記第1インクジェットノズルと第2インクジェットノズルは同じ形状であることを特徴とする請求項2に記載の回路素子の接続方法。
- 前記第1導電性接着剤は導電粒子を混入したエポキシ系樹脂であり、第2導電性接着剤は導電粒子を混入したアミンであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の回路素子の接続方法。
Priority Applications (1)
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JP2015026378A JP2016149488A (ja) | 2015-02-13 | 2015-02-13 | 回路素子の接続方法 |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
KR20190120361A (ko) | 2017-06-06 | 2019-10-23 | 다이요 잉키 세이조 가부시키가이샤 | 잉크젯용 경화성 조성물 세트, 경화물, 그의 제조 방법, 프린트 배선판 및 팬아웃형의 웨이퍼 레벨 패키지 |
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