JP2016149240A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々配された複数のコンタクトを備えたコネクタ装置であって、狭コンタクトピッチ化が図られたもとにおいても、複数のコンタクトをハウジングに堅固に係止されたものとすることができるものを提供する。【解決手段】ハウジング(11)における各々が複数の溝部(14)のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部(16)のうちの一つ置きのものにそれを貫通する貫通孔(35)が形成され、複数の溝部に夫々配される複数のコンタクト(18,19)の各々に突出部(21b,25b)が設けられて、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つが各々における突出部を相互に逆向きに突出させる状態をもって配され、相互に逆向きに突出する一対の突出部が、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔に押圧係合する。【選択図】 図15

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、フレキシブル印刷配線基板(FPC)や平板状ケーブル(FFC)等の配線板状部材に設けられた接触端子部を、固体印刷配線基板等とされる配線基板に電気的に接続された状態とするため、当該配線基板に連結されたもとで配線板状部材における接触端子部に押圧接触する複数のコンタクトとそれらが配列配置されたハウジングとを備え、配線基板に装着されて使用されるコネクタ装置に関する。
各種の電子機器に実装される比較的小型なフレキシブル印刷配線基板や平板状ケーブル等の配線板状部材は、各種の電気部品が取り付けられる配線基板への取付けが、当該配線基板に電気的接続がなされて装着されたコネクタ装置が用いられて行われることが多いものとされる。このような配線板状部材の配線基板への取付けにあたって用いられるコネクタ装置は、配線板状部材に設けられた接触端子部に接触接続される導電性のコンタクトを有していて、そのコンタクトを介して、配線板状部材に設けられた接触端子部を配線基板に設けられた配線部に電気的に連結する。
従来提案されている、例えば、フレキシブル印刷配線基板とされる配線板状部材の配線基板への取付けに用いられるコネクタ装置は、配線板状部材が差し込まれる差込み部が設けられたものとされて配線基板に配される、絶縁材料によって形成されたハウジングを有したものとされる。そして、多くの場合、斯かるハウジングに配列配置されて設けられ、配線板状部材が差込み部を通じてハウジングに差し込まれるとき、その配線板状部材に設けられた複数の接触端子部に夫々対応するものとなる複数のコンタクトと、ハウジングに対して回動可能に設けられ、複数のコンタクトの夫々に係合して、回動せしめられるとき複数のコンタクトの夫々における作動部を変位させ、それにより複数のコンタクトを複数の接触端子部に夫々押圧接触させるアクチュエータとが備えられている。
このようなコネクタ装置にあっては、アクチュエータは、例えば、全体が複数のコンタクトの配列方向に沿って伸びる細長形状をとり、カム部と操作部とが設けられていて、カム部において複数のコンタクトの夫々と係合し、操作部が操作されることにより、ハウジングに対して回動せしめられる。
複数のコンタクトの各々は、導電性の弾性材料で形成され、ハウジングに固定される部分である固定部と連結部により固定部に連結されて変位可能とされた部分である可動部とを有するものされる。そして、固定部は、ハウジングが配された配線基板における印刷配線部等の配線部に電気的に接続され、また、可動部は、配線板状部材に設けられた接触端子部に押圧接触する接触部が設けられたもとで、アクチュエータのカム部によって変位せしめられる。
そして、配線基板に配されたハウジングに差込み部を通じて配線板状部材が差し込まれたもとで、アクチュエータが所定の方向に回動せしめられると、アクチュエータが、複数のコンタクトの夫々における可動部を変位させて、当該可動部の接触部に配線板状部材に設けられた複数の接触端子部のうちの対応するものに対する押圧接触状態をとらせる。また、複数のコンタクトの各々における可動部の接触部が配線板状部材に設けられた複数の接触端子部のうちの対応するもの押圧接触する状態をとるもとで、アクチュエータが上述の所定の方向とは逆の方向に回動せしめられると、アクチュエータが、複数のコンタクトの夫々における可動部を変位させて、当該可動部の接触部を配線板状部材に設けられた複数の接触端子部のうちの対応するものに対する押圧接触状態から解放する。
このようなもとで、複数のコンタクトの夫々についての配線板状部材における接触端子部に対する押圧接触は確実かつ安定に行われることが求められるが、そのためには、複数のコンタクトの各々がハウジングに堅固に係止されていることが必要とされる。取り分け、コネクタ装置の小型化に伴ってハウジングが小型なものとされたもとで、ハウジングに配列配置される複数のコンタクトのピッチが極めて小とされる狭コンタクトピッチ化が図られたもとにあっては、複数のコンタクトの各々についてのハウジングに対する堅固な係止が極めて重要な事柄とされるが、格別な狭コンタクトピッチ化が図られていないコネクタ装置においても、複数のコンタクトの各々がハウジングに対して堅固に係止されることが要求される。
そのため、従来におけるコネクタ装置にあっては、ハウジングに配列配置される複数のコンタクトの各々をハウジングに対して堅固に係止することを意図したものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示されるコネクタ装置(コネクタ(10)) においては、そのハウジング(ベース(11)) に複数の上方溝部(16)が配列形成されるとともに複数の下方溝部(17)が配列形成されていて、複数の上方溝部(16)のうちの一つとそれに対応する複数の下方溝部(17)の一つとが、相互対向する溝部の対を成すものとされている。そして、複数の上方溝部(16)と複数の下方溝部(17)とが形成する複数の相互対向溝部の対に、複数のコンタクト(接続端子(30)) が夫々挿入されている。
複数の相互対向溝部の対の各々に挿入されたコンタクトには、下方溝部(17)内に位置する部分に、下方溝部(17)が伸びる方向に直交する方向に突出する屈曲部(36)が形成されている。屈曲部(36)は、その突出面を下方溝部(17)を形成する一対の相互対向壁面(内側面)のうちの一方に圧接させるとともに、それに設けられた係止用突起(36a) を下方溝部(17)上に迫り出したハウジングにおける迫り出し部(17c) の天井面に係合させ、さらに、それに設けられた圧接用突起(36b) を下方溝部(17)の底部に圧接させている。このようにして、突出面を下方溝部(17)を形成する一対の相互対向壁面(内側面)のうちの一方に圧接させた屈曲部(36)を有して上方溝部(16)と下方溝部(17)とが形成する相互対向溝部の対に挿入されたコンタクトは、相互対向溝部の対から抜け難いものとされた状態をもってハウジングに係止されていることになる。それにより、ハウジングに配列配置される複数のコンタクトの各々がハウジングに対して堅固に係止されることが期待される。
特開2008−234884号公報
上述のように、上方溝部(16)と下方溝部(17)とが形成する相互対向溝部の対に挿入されるコンタクトを、それに形成されて突出面を下方溝部(17)を形成する一対の相互対向壁面(内側面)のうちの一方に圧接させる屈曲部(36)によって、相互対向溝部の対から抜け難いものとされた状態をもってハウジングに係止する従来のコネクタ装置は、ハウジングに配列配置される複数のコンタクトのピッチが極めて小とされる狭コンタクトピッチ化を図ることが困難とされるという不都合を伴っている。斯かる不都合の理由は以下のとおりである。
前述の従来のコネクタ装置(コネクタ(10)) にあっては、ハウジング(ベース(11)) に配列形成された複数の下方溝部(17)の夫々を形成する一対の相互対向壁面(内側面)の各々は、相互隣接する2個の下方溝部(17)間の隔壁部の外側面である。従って、コンタクト(接続端子(30)) に形成されて、下方溝部(17)を形成する一対の相互対向壁面(内側面)のうちの一方に突出面を圧接させる屈曲部(36)は、相互隣接する2個の下方溝部(17)間の隔壁部の外側面に突出面を圧接させることになり、当該外側面に一方向の押圧力を作用させる。斯かる押圧力は、当該コンタクトをハウジングに対して堅固に係止されるものとすべく、比較的大なるものとされる(そうでなければ、屈曲部(36)の突出面を下方溝部(17)を形成する一対の相互対向壁面(内側面)のうちの一方、即ち、相互隣接する2個の下方溝部(17)間の隔壁部の外側面に圧接させる意味がない。)。
このようなもとで、斯かる従来のコネクタ装置が狭コンタクトピッチ化が図られたものとされる場合には、ハウジングに配列配置される複数のコンタクトのピッチが極めて小とされることに伴って、ハウジングに配列形成された複数の下方溝部(17)のピッチも極めて小とされ、それにより、相互隣接する2個の下方溝部(17)間の隔壁部の厚みが極めて小とされる。このようにして厚みが極めて小とされる隔壁部は、剛性が低下した変形し易いものとされ、その外側面にコンタクトに形成された屈曲部(36)による一方向の押圧力が加えられるとき、容易に変形を生じることになる。そして、配列形成された複数の下方溝部(17)のうちの隣接する2個の間の隔壁部の変形は、ハウジングに不所望な全体的な反りや部分的な変形をもたらす。それゆえ、前述の従来のコネクタ装置は、狭コンタクトピッチ化を図ることが困難とされることになる。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、例えば、フレキシブル印刷配線基板等とされる配線板状部材を受け入れる板状部材差込み部が設けられたハウジングと、ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々配されて配列配置され、板状部材差込み部を通じてハウジングに差し込まれた配線板状部材における複数の接触端子部に夫々対応することになる位置をとる複数のコンタクトと、を備えたコネクタ装置であって、狭コンタクトピッチ化が図られたもとにおいても、比較的簡単な構成をもって、ハウジングに不所望な全体的な反りや部分的な変形をもたらすことなく、複数のコンタクトの各々をハウジングに対して堅固に係止されたものとすることができるものを提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項7までのいずれかに記載された発明(以下、本願発明という。)に係るコネクタ装置は、板状部材差込み部と各々が第1の方向に伸びるものとされて第1の方向に直交する第2の方向に配列形成された複数の溝部とが設けられたハウジングと、複数の溝部に夫々係合して配され、板状部材差込み部を通じてハウジングに第1の方向に沿って差し込まれた配線板状部材における複数の接触端子部に夫々対応することになる位置をとる複数のコンタクトと、を備えて構成され、ハウジングにおける各々が複数の溝部のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに当該隔壁部を第2の方向に貫通する貫通孔が形成され、複数のコンタクトの夫々に第2の方向に突出する突出部が設けられて、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つが各々における突出部を相互に逆向きに突出させる状態をもって配され、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部が、ハウジングにおける複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔に押圧係合することを特徴とするものとされる。
斯かる本願発明に係るコネクタ装置の一例においては、ハウジングに、第1の方向及び第2の方向の夫々に直交する第3の方向に伸びるものとされて、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔をハウジングの外部に通じさせる透孔が形成される。
上述のように構成される本願発明に係るコネクタ装置にあっては、例えば、フレキシブル印刷配線基板等とされる配線板状部材が板状部材差込み部を通じてハウジングに第1の方向に沿って差し込まれると、複数のコンタクトが配線板状部材における複数の接触端子部に夫々押圧接触される状態がとられる。斯かるもとで、複数のコンタクトは、ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々係合したものとされており、それにより、複数の溝部の配列方向である第2の方向に沿って配列配置されている。このようなもとで、複数のコンタクトにあっては、それらのうちの相互隣接する二つが各々に設けられた突出部を相互に逆向きに突出させる状態をもって配されており、また、ハウジングにおける各々が複数の溝部のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに当該隔壁部を第2の方向に貫通する貫通孔が形成されている。そして、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部が、ハウジングにおける複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔に押圧係合するものとされる。
このようにして、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部が、ハウジングにおける複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔に押圧係合することにより、複数のコンタクトの夫々が複数の溝部及び複数の隔壁部が設けられたハウジングに堅固に係止される。その際、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられた、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部は、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものにおける貫通孔が形成された部分の一対の相互対向外壁面に、それを挟んで互いに逆方向の二つの押圧力を夫々作用させる。斯かる互いに逆方向の二つの押圧力は、隔壁部に対しては互いに相殺されることになり、従って、隔壁部がコンタクトに設けられた突出部から受ける押圧力によって不所望な変形等を生じる事態は生じない。
また、本願発明に係るコネクタ装置の一例においては、ハウジングに、第1の方向及び第2の方向の夫々に直交する第3の方向に伸びるものとされて、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔をハウジングの外部に通じさせる透孔が形成される。斯かる透孔は、ハウジングにその外部から形成することができて、その一部が複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を成すものとなり、それによって、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものにハウジングの外部から貫通孔を形成することができることになる。
本願発明に係るコネクタ装置においては、上述のように、複数のコンタクトがハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々係合したものとされて配列配置されたもとで、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つが各々に設けられた突出部を相互に逆向きに突出させる状態をもって配されていて、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部が、ハウジングにおける各々が複数の溝部のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて、当該貫通孔に押圧係合するものとされ、それにより、複数のコンタクトの夫々が複数の溝部及び複数の隔壁部が設けられたハウジングに堅固に係止される。
その際、複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の突出部が、複数の隔壁部のうちの一つ置きのものにおける貫通孔が形成された部分の一対の相互対向外面に、それを挟んで互いに逆方向の二つの押圧力を夫々作用させるが、斯かる互いに逆方向の二つの押圧力は、隔壁部に対しては互いに相殺されることになるので、隔壁部がコンタクトに設けられた突出部から受ける押圧力によって不所望な変形等を生じることはない。斯かる状況は、本願発明に係るコネクタ装置において、ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々係合したものとされて配列配置される複数のコンタクトについての狭コンタクトピッチ化が図られ、それに伴って、ハウジングに配列形成された複数の溝部のピッチも極めて小とされて、各々が複数の溝部のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部の夫々が、その厚みが極めて小とされて、剛性が低下した変形し易いものとされるもとにあっても変わらない。
その結果、本願発明に係るコネクタ装置によれば、ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々係合したものとされて配列配置される複数のコンタクトについての狭コンタクトピッチ化が図られたもとにおいても、比較的簡単な構成をもって、ハウジングに不所望な全体的な反りや部分的な変形をもたらすことなく、複数のコンタクトの各々をハウジングに対して堅固に係止されたものとすることができることになる。
本願発明に係るコネクタ装置の一例を、それに備えられたアクチュエータが第1の静止位置におかれた状態をもって示す平面図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を、それに備えられたアクチュエータが第1の静止位置におかれた状態をもって示す正面図である。 図2における矩形枠A内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を示す底面図である。 図4における矩形枠B内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を、それに備えられたアクチュエータが第1の静止位置におかれた状態をもって示す背面図である。 図6における矩形枠C内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例に備えられる第1のコンタクトを示す斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例に備えられる第2のコンタクトを示す斜視図である。 図2における X−X 線断面を示す断面図である。 図2におけるXI−XI線断面を示す断面図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例における図2における X−X 線断面を含んだ部分を示す部分斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例における図2におけるXI−XI線断面を含んだ部分を示す部分斜視図である。 図2における XIV−XIV 線に沿った断面に現れるハウジングのみを部分的に示す部分断面図である。 図2における XIV−XIV 線に沿った断面を部分的に示す部分断面図である。 図15における円形枠D内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例に、それに装着されるフレキシブル印刷配線基板が対向せしめられた状態を示す斜視図である。 図17における矩形枠E内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例にフレキシブル印刷配線基板が装着されて本願発明に係るコネクタ装置の一例に備えられたアクチュエータが第2の静止位置におかれた状態を示す斜視図である。 図19における矩形枠F内を拡大して示す部分拡大図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例にフレキシブル印刷配線基板が装着されて本願発明に係るコネクタ装置の一例に備えられたアクチュエータが第2の静止位置におかれた状態を示す正面図である。 図21における矩形枠G内を拡大して示す部分拡大図である。 図21における XXIII−XXIII 線断面を示す断面図である。 図21 におけるXXIV−XXIV線断面を示す断面図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例をもって説明される。
図1から図7は、本願発明に係るコネクタ装置の一例を特定の状態におかれたものとして示す。
図1〜図7において、本願発明に係るコネクタ装置の一例を成すコネクタ装置10は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成され、電子機器等の配線基板に配されるハウジング11を備えている。ハウジング11には、その正面側端縁部に、例えば、フレキシブル印刷配線基板とされる配線板状部材が差し込まれる状態がとられる板状部材差込み部12が設けられており、板状部材差込み部12からハウジング11の内部へと板状部材収容部13(後述される図10及び図11に示されている。)が拡がっている。即ち、ハウジング11には、その内部に、板状部材収容部13が板状部材差込み部12に連結されたものとして設けられていて、板状部材差込み部12を通じて差し込まれた配線板状部材の一部が板状部材収容部13に収容されるのである。そして、ハウジング11は、図1において矢印Lにより示される方向を長手方向とするものとされている。
また、ハウジング11には、各々がハウジング11の長手方向に直交する、ハウジング11の正面側端縁部からそれに対向する背面側端縁部に向かう方向(第1の方向)に伸びるものとされた複数の第1の溝部14が、ハウジング11の長手方向(第1の方向に直交する第2の方向)に沿って配列形成されているとともに、各々が第1の溝部14と同方向に伸びるものとされた複数の第2の溝部15が、ハウジング11の長手方向に沿って配列形成されている(複数の第1の溝部14及び複数の第2の溝部15は、後述される図12及び図13に明瞭に示されている。)。複数の第1の溝部14の各々と複数の第2の溝部15の各々とは、両者間に所定の空間をおいて相互対向する溝部の対を成すものとされている。それにより、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とは、複数の相互対向溝部の対を形成している。
ハウジング11の長手方向に沿って配列形成された複数の第1の溝部14のうちの相互隣接する二つは、第1の隔壁部16を挟んでいる。従って、ハウジング11においては、複数の第1の隔壁部16がハウジング11の長手方向に沿って配列形成されていることになり、複数の第1の隔壁部16の夫々における一対の相互対向外壁面が、当該第1の隔壁部16を挟む二つの第1の溝部14の各々の一部を形成している。また、ハウジング11の長手方向に沿って配列形成された複数の第2の溝部15のうちの相互隣接する二つは、第2の隔壁部17を挟んでいる。従って、ハウジング11においては、複数の第2の隔壁部17がハウジング11の長手方向に沿って配列形成されていることになり、複数の第2の隔壁部17の夫々における一対の相互対向外壁面が、当該第2の隔壁部17を挟む二つの第2の溝部15の各々の一部を形成している。複数の第1の隔壁部16の各々と複数の第2の隔壁部17の各々とは、両者間に所定の空間をおいて相互対向するものとされている。
斯かるもとで、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対には、各々が弾性導電材料で形成された複数の第1のコンタクト18と各々が弾性導電材料で形成された複数の第2のコンタクト19とが交互に配されている。即ち、複数の第1のコンタクト18の夫々が、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの一つ置きのものに配されているとともに、複数の第2のコンタクト19の夫々が、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの他の一つ置きのものに配されているのである。それにより、ハウジング11には、複数の第1のコンタクト18と複数の第2のコンタクト19とが、ハウジング11の長手方向に沿って交互に配列配置されていることになる。
このようにして、板状部材差込み部12が設けられるとともに複数の第1の溝部14及び複数の第2の溝部15が長手方向に沿って配列形成されたハウジング11と、ハウジング11にその長手方向に沿って交互に配列配置された複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19と、を備えたコネクタ装置10は、狭コンタクトピッチ化が図られたものとされていて、ハウジング11に交互に配列配置された複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19のピッチは極めて小なるものに選定されている。それに伴い、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とによって形成されてハウジング11の長手方向に沿って配列配置される複数の相互対向溝部の対のピッチ、及び、ハウジング11の長手方向に沿って配列形成された複数の第1の隔壁部16及び複数の第2の隔壁部17の夫々のピッチも、極めて小なるものとされている。
さらに、ハウジング11における背面側端縁部側には、ハウジング11の長手方向に沿って伸び、その長手方向がハウジング11の長手方向に一致することになるアクチュエータ20が、ハウジング11に対して回動可能に設けられている。このアクチュエータ20は、図1,図2及び図6に示されるような、ハウジング11に対して起き上がった状態におかれるものとされる位置を、第1の静止位置としてとることができ、また、後述される図19,図23及び図24に示されるような、ハウジング11に対して伏した状態におかれるものとされる位置を、第2の静止位置としてとることができて、回動操作されることにより、第1の静止位置から第2の静止位置への移行、あるいは、第2の静止位置から第1の静止位置への移行を行うものとされている。
アクチュエータ20の一部分は、ハウジング11における背面側端縁部側において、ハウジング11の長手方向に沿って交互に配列配置された複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19の夫々に係合している。そして、配線板状部材が板状部材差込み部12を通じてハウジング11に差し込まれたもとで、アクチュエータ20が回動操作されて第1の静止位置から第2の静止位置へ移行せしめられるとき、アクチュエータ20の一部分によって、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19が、ハウジング11に差し込まれた配線板状部材の一部に設けられた接触端子部に対する押圧接触状態をとる。また、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19が配線板状部材の一部に設けられた接触端子部に対する押圧接触状態をとるもとで、アクチュエータ20が回動操作されて第2の静止位置から第1の静止位置へ移行せしめられると、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19が配線板状部材の一部に設けられた接触端子部に対する押圧接触状態を解除する。
ハウジング11に配列配置された複数の第1のコンタクト18の夫々は、図8に示されるように、金属板材等の弾性導電材料で形成された、全体として「エ」字状を成す板状部材とされている。このような「エ」字状とされた第1のコンタクト18は、固定ビーム部21と固定ビーム部21に連結部22によって連結されて揺動可能とされた可動ビーム部23とを有している。固定ビーム部21の一端部は、ハウジング11の背面側端縁部からその外部に導出されるものとなる接続端子部21aを成すものとされており、ハウジング11が配される配線基板に設けられた配線部に接続される。そして、固定ビーム部21における連結部22の近傍の位置には、ハウジング11の長手方向に沿って突出するものとなる突出部21bが設けられている。また、可動ビーム部23の一端部は、配線板状部材の一部に設けられた接触端子部に押圧接触する状態をとる接触部23aを成すものとされていて、接触部23aは固定ビーム部21の他端部21cに対向して配されており、可動ビーム部23の他端部23bは、固定ビーム部21の一端部が成す接続端子部21aに対向して配されている。
このようなもとで、可動ビーム部23は、固定ビーム部21に対して、接触部23aを固定ビーム部21の他端部21cに近接させるべく、あるいは、接触部23aを固定ビーム部21の他端部21cから離隔させるべく揺動することができる。
また、ハウジング11に配列配置された複数の第2のコンタクト19の夫々も、図9に示されるように、金属板材等の弾性導電材料で形成された、全体として「エ」字状を成す板状部材とされている。このような「エ」字状とされた第2のコンタクト19は、固定ビーム部25と固定ビーム部25に連結部26によって連結されて揺動可能とされた可動ビーム部27とを有している。固定ビーム部25の一端部は、ハウジング11の正面側端縁部からその外部に導出されるものとなる接続端子部25aを成すものとされており、ハウジング11が配される配線基板に設けられた配線部に接続される。そして、固定ビーム部25における連結部26の近傍の位置には、ハウジング11の長手方向に沿って突出するものとなる突出部25bが設けられている。さらに、固定ビーム部25における連結部26の近傍の位置からは、接続端子部25a側に突出する腕状部28が伸びている。また、可動ビーム部27の一端部は、配線板状部材の一部に設けられた接触端子部に押圧接触する状態をとる接触部27aを成すものとされていて、接触部27aは腕状部28の先端部28aに対向して配されており、可動ビーム部27の他端部27bは、固定ビーム部25の他端部25cに対向して配されている。
このようなもとで、可動ビーム部27は、固定ビーム部25に対して、接触部27aを腕状部28の先端部28aに近接させるべく、あるいは、接触部27aを腕状部28の先端部28aから離隔させるべく揺動することができる。
上述のように形成された第1のコンタクト18は、ハウジング11における背面側端縁部から正面側端縁部に向かってハウジング11内に圧入され、図10及び図12に示されるように、ハウジング11に配列形成された複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの一つ置きのものに配される。また、上述のように形成された第2のコンタクト19は、ハウジング11における正面側端縁部から背面側端縁部に向かってハウジング11内に圧入され、図11及び図13に示されるように、ハウジング11に配列形成された複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの他の一つ置きのものに配される。従って、第1のコンタクト18と第2のコンタクト19とは、ハウジング11に対する圧入方向が互いに逆向きとされることになる。
複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの一つ置きのものに配された第1のコンタクト18は、それにおける固定ビーム部21が第1の溝部14内に配されて第1の溝部14に係合し、また、それにおける可動ビーム部23が第2の溝部15内に配されて第2の溝部15に係合している。そして、相互対向する固定ビーム部21の他端部21cと可動ビーム部23における接触部23aとが、ハウジング11内に設けられた板状部材収容部13における板状部材差込み部12に臨む位置に配されており、また、固定ビーム部21における接続端子部21aがハウジング11の背面側端縁部からその外部に導出されている。さらに、相互対向する固定ビーム部21における接続端子部21aの近傍部分と可動ビーム部23の他端部23bとの間に、アクチュエータ20の一部分を成すカム部30が配されている。
また、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対のうちの他の一つ置きのものに配された第2のコンタクト19も、それにおける固定ビーム部25が第1の溝部14内に配されて第1の溝部14に係合し、また、それにおける可動ビーム部27が第2の溝部15内に配されて第2の溝部15に係合している。そして、相互対向する腕状部28の先端部28aと可動ビーム部27における接触部27aとが、ハウジング11内に設けられた板状部材収容部13に臨む位置に配されており、また、固定ビーム部25における接続端子部25aがハウジング11の正面側端縁部から板状部材差込み部12の外方に導出されている。さらに、相互対向する固定ビーム部25の他端部25cと可動ビーム部27の他端部27bとの間に、アクチュエータ20の一部分を成すカム部30が配されている。
図2における XIV−XIV 線に沿った断面に現れるハウジングのみを部分的に示す図14に示されるように、ハウジング11に、各々が正面側端縁部から背面側端縁部に向かう方向に伸びるものとされてハウジング11の長手方向に沿って配列形成され、夫々における一対の相互対向外壁面が相互隣接する二つの第1の溝部14の各々の一部を形成する、複数の第1の隔壁部16における一つ置きのものの夫々には、当該第1の隔壁部16をハウジング11の長手方向に貫通する貫通孔35が形成されている。また、ハウジング11における、複数の第1の隔壁部16における他の一つ置きのもののうちの一番端のものに第1の溝部14を挟んで対向する部分には、凹部37が形成されている。さらに、ハウジング11には、正面側端縁部から背面側端縁部に向かう方向及びハウジング11の長手方向の夫々に直交する方向(第3の方向)に伸びるものとされてハウジング11の外部に通じ、その一部が複数の第1の隔壁部16における一つ置きのものの夫々に形成される貫通孔35及びハウジング11に形成される凹部37の夫々を形成する複数の透孔36が形成されている。
このように、ハウジング11にあっては、ハウジング11の外部に通じる複数の透孔36が形成されたものとされることにより、複数の第1の隔壁部16における一つ置きのものの夫々に貫通孔35をハウジング11の外部から形成することができるとともに、ハウジング11における複数の第1の隔壁部16における他の一つ置きのもののうちの一番端のものに第1の溝部14を挟んで対向する部分に凹部37をハウジング11の外部から形成することができることになる。
このようなもとで、図2における XIV−XIV 線に沿った断面を部分的に示す図15及び図15における円形枠D内を拡大して示す図16に示されるように、各々の固定ビーム部21が複数の第1の溝部14における一つ置きのもの内に配されて当該第1の溝部14に係合するものとされた複数の第1のコンタクト18、及び、各々の固定ビーム部25が第1の溝部14における他の一つ置きのもの内に配されて当該第1の溝部14に係合するものとされた複数の第2のコンタクト19のうちの、相互隣接する第1のコンタクト18と第2のコンタクト19とは、第1のコンタクト18の固定ビーム部21に設けられた突出部21bと第2のコンタクト19の固定ビーム部25に設けられた突出部25bとを相互に逆向きに突出させる状態をもって配されている。そして、相互に逆向きに突出するものとされた対を成す第1のコンタクト18の固定ビーム部21に設けられた突出部21bと第2のコンタクト19の固定ビーム部25に設けられた突出部25bとが、複数の第1の隔壁部14における一つ置きのものに形成された貫通孔35を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔35に押圧係合するものとされる。なお、複数の第1のコンタクト18のうちの一番端のものにおける固定ビーム部21に設けられた突出部21bは、ハウジング11に設けられた凹部37に押圧係合する。
このようにして、各々が複数の第1の溝部14における一つ置きのもの内に配されて当該第1の溝部14に係合する固定ビーム部21を有するものとされた複数の第1のコンタクト18、及び、各々が第1の溝部14における他の一つ置きのもの内に配されて当該第1の溝部14に係合する固定ビーム部25を有するものとされた複数の第2のコンタクト19のうちの、相互隣接する第1のコンタクト18と第2のコンタクト19とに夫々設けられた相互に逆向きに突出する一対の突出部21bと突出部25bとが、ハウジング11に配列形成された複数の第1の隔壁部16のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔35を挟んで相互対向せしめられて当該貫通孔35に押圧係合し、さらに、複数の第1のコンタクト18のうちの一番端のものにおける固定ビーム部21に設けられた突出部21bが、ハウジング11に設けられた凹部37に押圧係合することにより、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19の夫々が複数の第1の溝部14,複数の第2の溝部15,複数の第1の隔壁部16及び複数の第2の隔壁部17が設けられたハウジング11に堅固に係止されることになる。
その際、複数の第1の隔壁部16のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔35を挟んで相互対向せしめられた、相互隣接する第1のコンタクト18と第2のコンタクト19とに夫々設けられた相互に逆向きに突出する一対の突出部21bと突出部25bとは、複数の第1の隔壁部16のうちの一つ置きのものにおける貫通孔35が形成された部分の一対の相互対向外壁面に、それを挟んで互いに逆方向の二つの押圧力を夫々作用させる。しかしながら、斯かる互いに逆方向の二つの押圧力は、第1の隔壁部16に対しては互いに相殺されることになり、従って、第1の隔壁部16が相互隣接する第1のコンタクト18と第2のコンタクト19とに夫々設けられた一対の突出部21bと突出部25bから受ける押圧力によって不所望な変形等を生じる事態は生じない。
上述のように構成されるコネクタ装置10が実用に供される際には、そのハウジング11が、例えば、電子機器等の配線基板に取り付けられて、複数の第1のコンタクト18の夫々の固定ビーム部21における接続端子部21a及び複数の第2のコンタクト19の夫々の固定ビーム部25における接続端子部25aが、配線基板に設けられた配線端子部に、例えば、半田付けによって接続される。そして、ハウジング11における正面側端縁部に設けられた板状部材差込み部12を通じて、例えば、フレキシブル印刷配線基板とされる配線板状部材がハウジング11に差し込まれる。
斯かる際には、図17に示されるように、先ず、アクチュエータ20が第1の静止位置をとる状態におかれたコネクタ装置10に対して、配線板状部材を成すフレキシブル印刷配線基板40が対向配置される。フレキシブル印刷配線基板40には、図17及び図17における矩形枠E内を拡大して示す図18に示されるように、その一端部において、複数の第1の接触端子部41と複数の第2の接触端子部42とが、ハウジング11に対する板状部材差込み部12を通じたフレキシブル印刷配線基板40の差込みまたは抜出し方向に直交する方向において交互に配された状態をもって配列配置されている(以下、複数の第1の接触端子部41と複数の第2の接触端子部42とが配列配置されたフレキシブル印刷配線基板40の一端部を端子端部43という。)。
フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43に配列配置された複数の第1の接触端子部41及び複数の第2の接触端子部42にあっては、フレキシブル印刷配線基板40が板状部材差込み部12を通じてコネクタ装置10のハウジング11に差し込まれたとき、複数の第1の接触端子部41の夫々が、それにコネクタ装置10が備える複数の第1のコンタクト18の夫々の可動ビーム部23における接触部23aが押圧接触するものとされ、また、複数の第2の接触端子部42の夫々が、それにコネクタ装置10が備える複数の第2のコンタクト19の夫々の可動ビーム部27における接触部27aが押圧接触するものとされる。そして、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43は、コネクタ装置10のハウジング11における正面側端縁部に設けられた板状部材差込み部12に対向する位置におかれる。
続いて、フレキシブル印刷配線基板40がアクチュエータ20が第1の静止位置をとる状態におかれたコネクタ装置10に向けて移動せしめられて、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43が、コネクタ装置10のハウジング11に設けられた板状部材差込み部12を通じてハウジング11に差し込まれて、ハウジング11の内部に設けられた板状部材収容部13に収容され、図19〜図24に示されるような、フレキシブル印刷配線基板40がコネクタ装置10に装着された状態がとられる。このとき、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43は、板状部材収容部13内において、複数の第1のコンタクト18の夫々における固定ビーム部21の板状部材差込み部12側の部分と可動ビーム部23の板状部材差込み部12側の部分との間、及び、複数の第2のコンタクト19の夫々における固定ビーム部25の板状部材差込み部12側の部分と可動ビーム部27の板状部材差込み部12側の部分との間に配される。その後、第1の静止位置をとる状態におかれていたアクチュエータ20に回動操作が加えられて、アクチュエータ20が第1の静止位置をとる状態から図19,図23及び図24に示される第2の静止位置をとる状態へと移行せしめられる。
このようにして、アクチュエータ20が第1の静止位置をとる状態から第2の静止位置をとる状態へと移行せしめられる際には、アクチュエータ20の一部を成すカム部30が、アクチュエータ20に対する回動操作に伴って、複数の第1のコンタクト18の夫々における固定ビーム部21における接続端子部21aの近傍部分とそれに対向する可動ビーム部23の他端部23bとの間、及び、複数の第2のコンタクト19の夫々における固定ビーム部25の他端部25cとそれに対向する可動ビーム部27の他端部27bとの間で回動する。そして、カム部30は、図21における XXIII−XXIII 線断面を示す図23に示されるように、第1のコンタクト18について、可動ビーム部23の他端部23bを固定ビーム部21における接続端子部21aの近傍部分から離隔するように変位させ、それにより、可動ビーム部23における接触部23aを、固定ビーム部21の板状部材差込み部12側の部分と可動ビーム部23の板状部材差込み部12側の部分との間に配されたフレキシブル印刷配線基板40の端子端部43における複数の第1の接触端子部41のうちの対応するものに対する押圧接触状態をとらせるとともに、図21におけるXXIV−XXIV線断面を示す図24に示されるように、第2のコンタクト19について、可動ビーム部27の他端部27bを固定ビーム部25における他端部25cから離隔するように変位させ、それにより、可動ビーム部27における接触部27aを、固定ビーム部25の板状部材差込み部12側の部分と可動ビーム部27の板状部材差込み部12側の部分との間に配されたフレキシブル印刷配線基板40の端子端部43における複数の第2の接触端子部42のうちの対応するものに対する押圧接触状態をとらせる。
その結果、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43に配列配置された複数の第1の接触端子部41及び複数の第2の接触端子部42が、コネクタ装置10に備えられた複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19を夫々通じて、複数の第1のコンタクト18の夫々の固定ビーム部21における接続端子部21a及び複数の第2のコンタクト19の夫々の固定ビーム部25における接続端子部25aが接続された、ハウジング11が配された配線基板に設けられた配線部に連結された状態におかれる。
その後、第2の静止位置をとる状態におかれていたアクチュエータ20に回動操作が加えられて、アクチュエータ20が第2の静止位置をとる状態から図1,図2,図6,図10及び図11に示される第1の静止位置をとる状態へと移行せしめられると、アクチュエータ20におけるカム部30が、アクチュエータ20に対する回動操作に伴って、複数の第1のコンタクト18の夫々における固定ビーム部21における接続端子部21aの近傍部分とそれに対向する可動ビーム部23の他端部23bとの間、及び、複数の第2のコンタクト19の夫々における固定ビーム部25の他端部25cとそれに対向する可動ビーム部27の他端部27bとの間で回動し、第1のコンタクト18について、可動ビーム部23の他端部23bを固定ビーム部21における接続端子部21aの近傍部分に向かって変位させ、それにより、可動ビーム部23における接触部23aを、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43における複数の第1の接触端子部41のうちの対応するものに対する押圧接触状態から解放するとともに、第2のコンタクト19について、可動ビーム部27の他端部27bを固定ビーム部25における他端部25cに向かって変位させ、それにより、可動ビーム部27における接触部27aを、フレキシブル印刷配線基板40の端子端部43における複数の第2の接触端子部42のうちの対応するものに対する押圧接触状態から解放する。
その結果、フレキシブル印刷配線基板40が、それをコネクタ装置10のハウジング11から抜き出すことができる状態におかれる。
上述の本願発明に係るコネクタ装置の一例を成すコネクタ装置10においては、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19が、ハウジング11に配列形成された複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とが形成する複数の相互対向溝部の対に夫々係合したものとされて交互に配列配置されたもとで、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19のうちの相互隣接する第1のコンタクト18及び第2のコンタクト19が、第1のコンタクト18の固定ビーム部21に設けられた突出部21b及び第2のコンタクト19の固定ビーム部25に設けられた突出部25bを相互に逆向きに突出させる状態をもって配されていて、相互に逆向きに突出するものとされた突出部21b及び突出部25bが、ハウジング11における各々が複数の第1の溝部14のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の第1の隔壁部16のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔35を挟んで相互対向せしめられて、当該貫通孔35に押圧係合するものとされ、それにより、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19の夫々が複数の第1の溝部14,複数の第2の溝部15,複数の第1の隔壁部16及び複数の第2の隔壁部17が設けられたハウジング11に堅固に係止される。
その際、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19のうちの相互隣接する第1のコンタクト18及び第2のコンタクト19における相互に逆向きに突出するものとされた突出部21b及び突出部25bが、複数の第1の隔壁部16のうちの一つ置きのものにおける貫通孔35が形成された部分の一対の相互対向外面に、それを挟んで互いに逆方向の二つの押圧力を夫々作用させるが、斯かる互いに逆方向の二つの押圧力は、第1の隔壁部16に対しては互いに相殺されることになるので、第1の隔壁部16が第1のコンタクト18及び第2のコンタクト19に夫々設けられた突出部21b及び突出部25bから受ける押圧力によって不所望な変形等を生じることはない。斯かる状況は、コネクタ装置10が、狭コンタクトピッチ化が図られたものとされていて、ハウジング11に交互に配列配置された複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19のピッチは極めて小なるものに選定されており、それに伴って、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とによって形成されてハウジング11の長手方向に沿って配列配置される複数の相互対向溝部の対のピッチ、及び、ハウジング11の長手方向に沿って配列形成された複数の第1の隔壁部16及び複数の第2の隔壁部17の夫々のピッチも、極めて小なるものとされたもとで得られている。
従って、コネクタ装置10によれば、複数の第1の溝部14と複数の第2の溝部15とによって形成されてハウジング11の長手方向に沿って配列配置される複数の相互対向溝部の対に夫々係合したものとされて交互に配列配置される複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19についての狭コンタクトピッチ化が図られたもとにおいても、比較的簡単な構成をもって、ハウジング11に不所望な全体的な反りや部分的な変形をもたらすことなく、複数の第1のコンタクト18及び複数の第2のコンタクト19の各々をハウジング11に対して堅固に係止されたものとすることができることになる。
以上のような本願発明に係るコネクタ装置は、例えば、フレキシブル印刷配線基板等とされる配線板状部材を受け入れる板状部材差込み部が設けられたハウジングと、ハウジングに配列形成された複数の溝部に夫々配されて配列配置され、板状部材差込み部を通じてハウジングに差し込まれた配線板状部材における複数の接触端子部に夫々対応することになる位置をとる複数のコンタクトと、を備えたコネクタ装置であって、狭コンタクトピッチ化が図られたもとにおいても、比較的簡単な構成をもって、ハウジングに不所望な全体的な反りや部分的な変形をもたらすことなく、複数のコンタクトの各々をハウジングに対して堅固に係止されたものとすることができるものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
10・・・コネクタ装置, 11・・・ハウジング, 12・・・板状部材差込み部, 13・・・板状部材収容部, 14・・・第1の溝部, 15・・・第2の溝部, 16・・・第1の隔壁部, 17・・・第2の隔壁部, 18・・・第1のコンタクト, 19・・・第2のコンタクト, 20・・・アクチュエータ, 21,25・・・固定ビーム部, 21a,25a・・・接続端子部, 21b,25b・・・突出部, 22,26・・・連結部, 23,27・・・可動ビーム部, 23a,27a・・・接触部, 28・・・腕状部, 30・・・カム部, 35・・・貫通孔, 36・・・透孔, 37・・・凹部, 40・・・フレキシブル印刷配線基板, 41・・・第1の接触端子部, 42・・・第2の接触端子部, 43・・・端子端部

Claims (7)

  1. 板状部材差込み部と各々が第1の方向に伸びるものとされて上記第1の方向に直交する第2の方向に配列形成された複数の溝部とが設けられたハウジングと、
    上記複数の溝部に夫々係合して配され、上記板状部材差込み部を通じて上記ハウジングに上記第1の方向に沿って差し込まれた配線板状部材における複数の接触端子部に夫々対応することになる位置をとる複数のコンタクトと、
    を備えて構成され、
    上記ハウジングにおける各々が上記複数の溝部のうちの相互隣接する二つに挟まれたものとされる複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに該隔壁部を上記第2の方向に貫通する貫通孔が形成され、
    上記複数のコンタクトの夫々に上記第2の方向に突出する突出部が設けられて、上記複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つが各々における上記突出部を相互に逆向きに突出させる状態をもって配され、
    上記複数のコンタクトのうちの相互隣接する二つにおける相互に逆向きに突出するものとされた一対の上記突出部が、上記ハウジングにおける上記複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成された貫通孔を挟んで相互対向せしめられて該貫通孔に押圧係合することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 上記ハウジングに、上記第1の方向及び上記第2の方向の夫々に直交する第3の方向に伸びるものとされて上記ハウジングの外部に通じ、その一部が上記複数の隔壁部のうちの一つ置きのものに形成される貫通孔を形成する透孔が形成されたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 上記複数のコンタクトの夫々が、上記ハウジングに設けられた複数の溝部の対応するものに配されて固定される固定ビーム部と該固定ビーム部に連結部によって連結されて揺動可能とされた可動ビーム部とを有し、上記可動ビーム部に上記配線板状部材における複数の接触端子部のうちの対応するものに押圧接触する接触部が設けられ、上記固定ビーム部に上記突出部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  4. 上記固定ビーム部に設けられた上記突出部が、上記連結部の近傍の位置をとるものとされたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ装置。
  5. 上記複数のコンタクトが、上記接触部の上記第1の方向における位置を異ならせて交互に配列配置された複数の第1のコンタクトと複数の第2のコンタクトとを含み、上記複数の第1のコンタクトの夫々に設けられた上記突出部と上記複数の第2のコンタクトの夫々に設けられた上記突出部とが相互に逆向きに突出するものとされたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ装置。
  6. 上記複数の第1のコンタクトの夫々と上記複数の第2のコンタクトの夫々とが、上記ハウジングに設けられた複数の溝部の対応するものに係合して配されるべく上記ハウジングに互いに逆向きに圧入されたことを特徴とする請求項5記載のコネクタ装置。
  7. 上記ハウジングに対して回動可能に設けられて第1の静止位置と第2の静止位置とを選択的にとり、上記複数のコンタクトに係合して、上記配線板状部材が上記板状部材差込み部を通じて上記ハウジング内に差し込まれたもとで、上記第1の静止位置から上記第2の静止位置に移行せしめられるとき、上記複数のコンタクトの夫々における接触部に上記配線板状部材における複数の接触端子部のうちの対応するものに対する押圧接触状態をとらせ、上記第2の静止位置から上記第1の静止位置に移行せしめられるとき、上記複数のコンタクトの夫々における接触部を上記複数の接触端子部のうちの対応するものに対する押圧接触状態から解放するアクチュエータを備えたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ装置。
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