JP2016148794A - 電気泳動表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントラストの劣化を抑制する電気泳動表示装置を提供する。【解決手段】電気泳動表示装置1は画素電極13が設置された第1基板2と、第1基板2と対向し共通電極21が設置された第2基板3と、第1基板2と第2基板3との間に位置し画素領域6を区画し導通性を有する隔壁部5と、画素領域6に充填され分散媒17、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16を含む電気泳動分散液14と、を備え、隔壁部5に電圧を印加し隔壁部5に付着する黒色荷電粒子16を隔壁部5から剥離する。【選択図】図6

Description

本発明は、電気泳動表示装置および電子機器に関するものである。
電荷を有する粒子が分散媒中を移動する電気泳動表示装置が広く知られている。電気泳動表示装置は画面のちらつきが少ないので、電子書籍を閲覧する表示装置等に用いられる。この電気泳動表示装置が特許文献1に開示されている。それによると、電気泳動表示装置は電極が設置された一対の基板を備えている。そして、電極間に白色帯電粒子及び黒色帯電粒子を含む分散媒が設置されている。
白色帯電粒子が(−)に帯電され、黒色帯電粒子が(+)に帯電されている。そして、対向する基板に設置された電極に電圧を印加することにより、一方の電極に黒色帯電粒子が誘引され、他方の電極に白色帯電粒子が誘引される。次に、電極の電圧を入れ替えることにより、黒色帯電粒子と白色帯電粒子の位置が入れ替わる。
基板の間には隔壁部が設置され、隔壁部は分散媒を格子状に分割する。隔壁部により囲まれた部分が1つの画素となっている。そして、画素毎に黒色帯電粒子及び白色帯電粒子の位置を制御することで所定の図形を表示することが可能になっている。
特開2008−51932号公報
白色帯電粒子及び黒色帯電粒子が一対の基板の間を往復するとき、一部の帯電粒子が隔壁部に接触して付着することがある。そして、隔壁部に付着する荷電粒子が多くなるとき画素領域内を移動する荷電粒子の個数がへる。これにより、画素領域の表示の変化が小さくなりコントラストが劣化する。そこで、コントラストの劣化を抑制することができる電気泳動表示装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる電気泳動表示装置であって、第1電極が設置された第1基板と、前記第1基板と対向し第2電極が設置された第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に位置し画素領域を区画し第3電極が設置された隔壁部と、前記画素領域に充填され分散媒及び荷電粒子を含む電気泳動分散液と、を備え、前記第3電極に電圧を印加し前記隔壁部に付着する前記荷電粒子を剥離することを特徴とする。
本適用例によれば、電気泳動表示装置は第1基板及び第2基板を備えており、第1基板と第2基板とは互いに対向して配置されている。第1基板には第1電極が設置され、第2基板には第2電極が設置されている。第1基板及び第2基板は電気泳動分散液及び隔壁部を挟んでいる。隔壁部は画素領域を区画し、隔壁部には第3電極が設置されている。電気泳動分散液は分散媒を有し、分散媒の中を荷電粒子が移動する。第1電極と第2電極とに印加する電圧を切り替えるとき荷電粒子は一方の電極に誘引される。そして、荷電粒子が集合する基板が切り替わるので画素領域の表示を変化させることができる。
荷電粒子が隔壁部に付着することがある。そして、隔壁部に付着する荷電粒子が多くなるとき画素領域内を移動する荷電粒子の個数がへる。これにより、画素領域の表示の変化が小さくなりコントラストが劣化する。本適用例では、第3電極に電圧が印加され、隔壁部に付着する荷電粒子が剥離される。その結果、画素領域内を移動する荷電粒子の個数が増える為、コントラストの劣化を抑制することができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる電気泳動表示装置において、前記隔壁部は導電性を有し前記第3電極を兼ねることを特徴とする。
本適用例によれば、隔壁部は導電性を有している。そして、隔壁部は第3電極を兼ねている。従って、隔壁部に第3電極を設置する工程をなくすことができる為、生産性良く電気泳動表示装置を製造することができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる電気泳動表示装置において、前記第1基板は前記荷電粒子の移動を制御するための半導体回路を有し、前記第3電極は前記第1基板に設置された配線に接続されていることを特徴とする。
本適用例によれば、第1基板は荷電粒子の移動を制御するための半導体回路が設置されている。そして、第3電極は第1基板に設置された配線に接続されている。第1基板には半導体回路が設置され、配線を介して第3電極と接続されている。第3電極は第1基板上の隔壁部に存在する。従って、配線により容易に半導体回路と第3電極とを接続できる為、生産性良く電気泳動表示装置を製造することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる電気泳動表示装置において、前記第1基板には前記第1電極の電圧を切り替える第1切替素子と、前記第3電極の電圧を切り替える第2切替素子と、が設置され、前記第1切替素子及び前記第2切替素子は同じ層に配置されている半導体素子であることを特徴とする。
本適用例によれば、第1基板には第1切替素子及び第2切替素子が設置されている。第1切替素子は第1電極の電圧を切り替える。第2切替素子は第3電極の電圧を切り替える。そして、第1切替素子と第2切替素子とが同じ層に配置されている。
第1切替素子及び第2切替素子は半導体素子であり、同じ層に配置されている。第1切替素子及び第2切替素子は同じ工程で製造することが可能である。従って、第1切替素子を製造する工程と第2切替素子を製造する工程とを別の工程にするときに比べて製造工程を少なくすることができる。その結果、電気泳動表示装置を生産性良く製造することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる電気泳動表示装置において、前記第1切替素子の個数は前記第2切替素子の個数より多いことを特徴とする。
本適用例によれば、第1切替素子の個数は第2切替素子の個数より多くなっている。従って、第1切替素子の個数が第2切替素子の個数と同じときに比べて第1切替素子及び第2切替素子の総数を減らすことができる。切替素子の総数が多い程製造における歩留まりが低下する。本適用例の電気泳動表示装置は切替素子の総数が少なくできるので歩留まりを高くして生産性良く製造することができる。
[適用例6]
上記適用例にかかる電気泳動表示装置において、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記荷電粒子を前記第1基板または前記第2基板に誘引する表示区間と、前記第1電極及び前記第2電極と前記第3電極との間の電位差を大きくして前記隔壁部に付着する前記荷電粒子を剥離する剥離区間と、を交互に行うことを特徴とする。
本適用例によれば、電気泳動表示装置は表示区間と剥離区間とを交互に行っている。表示区間では第1電極と第2電極との間に電圧を印加する。そして荷電粒子を第1基板または第2基板に誘引して表示する。このとき、荷電粒子の一部が隔壁部に付着する。
剥離区間では第1電極及び第2電極と第3電極との間の電位差を大きくする。これにより、隔壁部に付着する荷電粒子を第1電極及び第2電極に誘引して剥離する。従って、表示区間と剥離区間とを交互に行うことによりコントラストが著しく低下することを防止することができる。
[適用例7]
本適用例にかかる電子機器であって、表示部と、前記表示部を駆動する駆動部と、を備え、前記表示部は上記に記載の電気泳動表示装置であることを特徴とする。
本適用例によれば、電子機器は表示部と表示部を駆動する駆動部を備えている。そして、駆動部が表示部を駆動する。表示部には上記の電気泳動表示装置が用いられている。従って、電子機器はコントラストの劣化を抑制できる電気泳動表示装置を表示部に用いた装置とすることができる。
第1の実施形態にかかわり、(a)は、電気泳動表示装置の構造を示す概略斜視図、(b)は電気泳動表示装置の構造を示す模式平面図。 電気泳動表示装置の構造を示す部分概略分解斜視図。 電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図。 電気泳動表示装置の電気制御ブロック図。 電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図。 電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図。 表示モードと剥離モードのタイミングチャート。 電極の電圧の変化を示すタイムチャート。 電気泳動表示装置の製造方法のフローチャート。 電気泳動表示装置の製造方法を説明するための模式図。 電気泳動表示装置の製造方法を説明するための模式図。 第2の実施形態にかかわり、電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図。 第3の実施形態にかかわり、(a)は電子ブックの構造を示す概略斜視図、(b)は腕時計の構造を示す概略斜視図。
本実施形態では、電気泳動表示装置と、この電気泳動表示装置を製造する特徴的な例について、図に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかわる電気泳動表示装置について図1〜図11に従って説明する。図1(a)は、電気泳動表示装置の構造を示す概略斜視図であり、図1(b)は電気泳動表示装置の構造を示す模式平面図である。
図1(a)に示すように、電気泳動表示装置1は第1基板2と第2基板3とが重なった構造になっている。第1基板2及び第2基板3の厚み方向をZ方向とし、+Z方向側に第2基板3が位置する。観察者が電気泳動表示装置1を見るときには+Z方向側から見ることとする。第2基板3の+Z方向側の面が画像表示面3aである。第1基板2及び第2基板3はX方向及びY方向に延在する。第1基板2は第2基板3より−Y方向に長い形状になっている。第1基板2の−Y方向側では+Z方向側の面にフレキシブルケーブル4が設置されている。フレキシブルケーブル4は図示しない駆動回路に接続され、フレキシブルケーブル4を介して電源と駆動信号が供給される。
図1(b)に示すように、電気泳動表示装置1は第1基板2と第2基板3との間に第3電極としての隔壁部5が設置されている。隔壁部5は格子状の形状を有し画素領域6を区画する。図中画素領域6は図を見易くするためにX方向に15個、Y方向に10個並べて配置されている。画素領域6の個数は特に限定されないが本実施形態では、例えば、X方向に320個、Y方向に250個並べて配置されている。画素領域6の大きさは特に限定されないが本実施形態では、例えば、X方向の長さが50μm、Y方向の長さが50μmになっている。電気泳動表示装置1の大きさも特に限定されないが本実施形態では、例えば、第1基板2はX方向の長さが30mmであり、Y方向の長さが20mmになっている。
第1基板2には各画素領域6に第1切替素子としての第1半導体素子7が設置されている。第1半導体素子7はスイッチングを行う素子であり画素領域6に印加される電圧を切り替える。さらに、第1基板2には半導体回路及び第2切替素子としての第2半導体素子8が4つ設置されている。第2半導体素子8はスイッチングを行う素子であり隔壁部5に印加される電圧を切り替える。第1半導体素子7は各画素領域6にあるので第1半導体素子7の個数は第2半導体素子8の個数より多い個数になっている。第1基板2の+Z方向側の面には第2基板3とフレキシブルケーブル4との間に信号切換部9が設置されている。信号切換部9は第1半導体素子7及び第2半導体素子8に出力する信号を切り替える。
図2は電気泳動表示装置の構造を示す部分概略分解斜視図であり、電気泳動表示装置1の一部分をZ方向に分解した図である。図2に示すように、第1基板2は基材としての第1基材10を備えている。第1基材10の材質には、ガラス、プラスチック、セラミック、シリコン等を用いることができる。第1基材10は+Z方向から見える画像表示面3aの反対側に配置されるため不透明な材質でもよい。
第1基材10上には素子層11が設置されている。素子層11には電圧供給線7a、制御信号線7b、第1半導体素子7及び第1貫通電極7d等が設置されている。第1半導体素子7はTFT(Thin Film Transistor)素子であり、スイッチングを行う素子である。素子層11の上には絶縁層12が設置され、絶縁層12の上には第1電極としての画素電極13が設置されている。絶縁層12は素子層11と画素電極13とを絶縁する層である。素子層11の第1貫通電極7dは画素電極13と接続されている。画素電極13は画素領域6毎に分離されている。第1基材10、素子層11、絶縁層12及び画素電極13等により第1基板2が構成されている。
素子層11の材質は半導体が形成できる材質であれば良く特に限定されず、シリコン、ゲルマニウム、ヒ化ガリウム、ガリウム砒素リン、窒化ガリウム、炭化珪素、等を用いることができる。絶縁層12の材質は絶縁性があり成形しやすい材質であれば良く特に限定されず、ガラス、樹脂、酸化シリコンや窒化シリコン等を用いることができる。本実施形態では、例えば、絶縁層12の材質にはアクリル樹脂を用いている。
画素電極13の材質は導電性のある材質であれば良く特に限定されず、銅、アルミニウム、ニッケル、金、銀、ITO(インジウム錫酸化物)の他、銅箔上にニッケル膜や金膜を積層した物、アルミニウム箔上にニッケル膜や金膜を積層した物を用いることができる。本実施形態では、例えば、画素電極13はアルミニウム箔上に金膜を設置した構造になっている。
画素電極13上には隔壁部5が設置され、隔壁部5によって区画された画素領域6には電気泳動分散液14が充填されている。隔壁部5は導電性があり電極の機能を備えている。隔壁部5の材質は導電性と強度があり形成しやすい材質であれば良く特に限定されず、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等の樹脂に導電性付与剤を加えた材料を用いることができる。導電性付与剤は導電性フィラーとも称される。導電性付与剤にはカーボンブラック等のカーボン系付与剤の他、銀、銅、ニッケル粉末等の金属系付与剤を用いることができる。本実施形態では、例えば、隔壁部5の材料には感光性アクリル樹脂にカーボンブラックを加えた材料を用いている。電気泳動分散液14は荷電粒子としての白色荷電粒子15及び荷電粒子としての黒色荷電粒子16を有し、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16が分散媒17に分散している。
白色荷電粒子15の材料は、白色で帯電可能であり微細な粒子に形成可能であれば良く特に限定されない。白色荷電粒子15の材料は、例えば、二酸化チタン、亜鉛華、三酸化アンチモン等の白色顔料からなる粒子、高分子、コロイドを用いることができる。本実施形態では、例えば、白色荷電粒子15は二酸化チタンの粒子を正極に帯電して用いている。
黒色荷電粒子16は、黒色で帯電可能であり微細な粒子に形成可能であれば良く特に限定されない。黒色荷電粒子16の材料は、例えば、アニリンブラック、カーボンブラック、酸窒化チタン等の黒色顔料からなる粒子、高分子、コロイドを用いることができる。本実施形態では、例えば、黒色荷電粒子16は酸窒化チタンを負極に帯電して用いている。白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16にはこれらの粒子に必要に応じて電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンド等の帯電制御剤を用いることができる。他にも、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16にはチタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤等を添加することができる。
分散媒17は流動性があって変質し難い材質であれば良く特に限定されない。分散媒17の材質には水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブ等のアルコール系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ぺンタン、ヘキサン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロへキサン、メチルシクロへキサン等の脂環式炭化水素を用いることができる。他にも分散媒17の材質にはベンゼン、トルエン、キシレン、長鎖アルキル基を有するベンゼン類等の芳香族炭化水素を用いることができる。長鎖アルキル基を有するベンゼン類としてはヘキシルベンゼン、ヘプチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼン等を用いることができる。他にも分散媒17としては、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素を用いることができる。他にも、分散媒17の材質には油類やシリコーンオイルを用いることができる。これらの物質は単独または混合物として用いることができ、さらに、カルボン酸塩のような界面活性剤等を配合してもよい。
隔壁部5及び電気泳動分散液14上には第2基板3が設置されている。第2基板3は第2基材18を備えている。第2基材18上には第2電極としての共通電極21が設置され、共通電極21上には接着層22が設置されている。共通電極21は複数の画素領域6に渡って設置された共通電極になっている。従って、共通電極21は複数の画素電極13と対向する。接着層22は隔壁部5と第2基板3とを接着する機能を備えている。さらに、接着層22は隔壁部5と共通電極21とを絶縁する機能を備えている。
第2基材18の材質は光透過性、強度及び絶縁性があれば良く特に限定されない。第2基材18の材質にガラスや樹脂材料を用いることができる。本実施形態では、例えば、第2基材18の材質にガラス板を用いている。
共通電極21は、透明導電膜であれば良く特に限定されない。例えば、共通電極21にはMgAg、IGO(Indium−gallium oxide)、ITO(Indium Tin Oxide)、ICO(Indium−cerium oxide)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)等を用いることができる。本実施形態では、例えば、共通電極21にITOを用いている。
接着層22の材質は隔壁部5と第2基板3とを接着可能であり、絶縁性を有し電気泳動分散液14を変質させない材質であれば良く特に限定されない。例えば、接着層22の材質にはポリウレタン、ポリ尿素、ポリ尿素−ポリウレタン、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリスルホンアミド、ポリカーボネート、ポリスルフィネート、エポキシ樹脂、ポリアクリル酸エステル等のアクリル樹脂、ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、ゼラチン、フェノール樹脂、ビニル樹脂等が用いることができる。本実施形態では、例えば、紫外性硬化型のアクリル樹脂やエポキシ樹脂を用いている。
図3は電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図である。図3に示すように、電気泳動表示装置1は画素電極13と共通電極21との間に電圧を印加して用いられる。そして、画素電極13と共通電極21との間で電圧を切り替えて用いられる。
画素電極13に対して共通電極21を低い電圧にする。このとき黒色荷電粒子16は負極の電圧に帯電しているので、黒色荷電粒子16は画素電極13に誘引される。白色荷電粒子15は正極の電圧に帯電しているので、白色荷電粒子15は共通電極21に誘引される。その結果、第1基板2には黒色荷電粒子16が集合し、第2基板3には白色荷電粒子15が集合する。第2基板3側から電気泳動表示装置1を見るとき第2基板3を通して白色荷電粒子15を見ることができる。従って、画素領域6では白色の表示となる。
素子層11には第1半導体素子7が設置されている。第1半導体素子7は半導体膜7eを有し、半導体膜7eにはソース領域7h、チャネル形成領域7k、ドレイン領域7jがこの順に並んで形成されている。半導体膜7e上にはゲート絶縁膜7fが設置され、ゲート絶縁膜7f上にはゲート電極7gが設置されている。ソース領域7hにはソース電極7nが接続され、ソース電極7nは電圧供給線7aと接続されている。ドレイン領域7jと接続して第1ドレイン電極7pが設置され、第1ドレイン電極7pと接続して第1貫通電極7dが設置されている。これにより、第1半導体素子7は画素電極13と電気的に接続される。ゲート電極7gは制御信号線7bと接続されている。
素子層11には第2半導体素子8も設置されており、第2半導体素子8は第1半導体素子7と同様の構造になっている。第2半導体素子8は半導体膜8eを有し、半導体膜8eにはソース領域8h、チャネル形成領域8k、ドレイン領域8jがこの順に並んで形成されている。半導体膜8e上にはゲート絶縁膜8fが設置され、ゲート絶縁膜8f上にはゲート電極8gが設置されている。ソース領域8hにはソース電極8nが接続され、ソース電極8nは第2貫通電極8dを介して配線23と接続されている。そして、配線23は信号切換部9の端子9aと接続されている。ドレイン領域8jと接続して配線としての第2ドレイン電極8pが設置され、第2ドレイン電極8pは隔壁部5と接続されている。これにより、第2半導体素子8は隔壁部5と電気的に接続される。ゲート電極8gも信号切換部9の図示しない端子と接続されている。
図4は電気泳動表示装置の電気制御ブロック図である。図4に示すように、電気泳動表示装置1は駆動装置24と接続して用いられる。駆動装置24は入力部25を備え、入力部25は電気泳動表示装置1に表示する画像を示す画像信号を出力する装置に接続され、画像信号を入力する。入力部25は制御部26と接続されている。そして、制御部26は記憶部27、第1波形形成部28、第2波形形成部29及び信号切換部9と接続されている。
制御部26は第1波形形成部28、第2波形形成部29及び信号切換部9を制御する部位である。記憶部27は画像信号の他、画像信号から電気泳動表示装置1を駆動する信号を形成するときに用いる情報を記憶する。第1波形形成部28はフレキシブルケーブル4、信号切換部9及び制御信号線7bを介して第1半導体素子7と接続され、第1半導体素子7に画素毎の駆動信号を出力する。第1半導体素子7は画素電極13と接続され、駆動信号に対応する電圧を画素電極13に出力する。第2波形形成部29はフレキシブルケーブル4及び信号切換部9を介して共通電極21と接続され、共通電極21に電圧波形を出力する。
電気泳動表示装置1は各画素領域6が表示を行う表示モードと隔壁部5に付着した黒色荷電粒子16を剥離する剥離モードとを交互に行う。信号切換部9は表示モードと剥離モードとで隔壁部5、画素電極13及び共通電極21に印加する電圧波形を変更する。信号切換部9は第2半導体素子8と接続され第2半導体素子8に剥離信号を出力する。第2半導体素子8は隔壁部5と接続され、剥離信号に対応する電圧を隔壁部5に出力する。さらに、信号切換部9は第1半導体素子7を介して画素電極13に出力する電圧波形を切り替える。さらに、信号切換部9は共通電極21に出力する電圧波形を切り替える。
図5及び図6は電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図である。図5(a)に示すように、画素電極13に対して共通電極21を低い電圧にする。このとき黒色荷電粒子16は負極の電圧に帯電しているので、黒色荷電粒子16は画素電極13に誘引される。白色荷電粒子15は正極の電圧に帯電しているので、白色荷電粒子15は共通電極21に誘引される。その結果、第1基板2には黒色荷電粒子16が集合し、第2基板3には白色荷電粒子15が集合する。画素電極13に加えて隔壁部5にも黒色荷電粒子16の一部が付着する。第2基板3側から電気泳動表示装置1を見るとき第2基板3を通して白色荷電粒子15を見ることができる。従って、画素領域6では白色の表示となる。
図5(b)に示すように、画素電極13に対して共通電極21を高い電圧にする。このとき黒色荷電粒子16は負極の電圧に帯電しているので、黒色荷電粒子16は共通電極21に誘引される。白色荷電粒子15は正極の電圧に帯電しているので、白色荷電粒子15は画素電極13に誘引される。その結果、第1基板2には白色荷電粒子15が集合し、第2基板3には黒色荷電粒子16が集合する。第2基板3側から電気泳動表示装置1を見るとき第2基板3を通して黒色荷電粒子16を見ることができる。従って、画素領域6では黒色の表示となる。
図6に示すように、画素電極13に対して隔壁部5を低い電圧にし、共通電極21に対して隔壁部5を低い電圧にする。このとき黒色荷電粒子16は負極の電圧に帯電しているので、黒色荷電粒子16は隔壁部5から離脱する力が作用する。その結果、隔壁部5に付着していた黒色荷電粒子16は分散媒17中を浮遊する。その結果、画素領域6内を移動する黒色荷電粒子16の個数が増える為、コントラストの劣化を抑制することができる。画素電極13と共通電極21とは同じ電位に設定される。従って、画素電極13と共通電極21との間では白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16の移動は生じない。
図7は表示モードと剥離モードのタイミングチャートである。図7において、モード推移線30は電気泳動表示装置1が画像を表示する表示モードのタイミングと隔壁部5から黒色荷電粒子16を剥離する剥離モードのタイミングを示している。モード推移線30が示すように表示モードと剥離モードとは交互に行われる。表示モードが行われる区間を表示区間31とし、剥離モードが行われる区間を剥離区間32とする。表示区間31及び剥離区間32はそれぞれ一定の時間となっている。制御部26はタイマー機能を備えている。そして、表示モードを初めて表示区間31が経過したとき、制御部26は剥離モードを開始する。次に、剥離モードを初めて剥離区間32が経過したとき、制御部26は表示モードを開始する。
電気泳動表示装置1は表示区間31と剥離区間32とを交互に行っている。表示区間31では画素電極13と共通電極21との間に電圧を印加する。そして、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16を画素電極13または共通電極21に誘引して表示する。このとき、荷電粒子の一部が隔壁部に付着する。
剥離区間32では画素電極13及び共通電極21と隔壁部5との間の電位差を大きくする。これにより、隔壁部5に付着する荷電粒子を分散媒17中に誘引して剥離する。従って、表示区間31と剥離区間32とを交互に行うことによりコントラストが著しく低下することを防止することができる。
図8は電極の電圧の変化を示すタイムチャートである。図の縦軸は電極の電圧を示し、横軸は時間の推移を示している。図8(a)に示す共通電極電圧線33は共通電極21に印加される電圧の推移を示している。表示区間31では共通電極電圧線33は0vと+15vとの間で変化するパルス波形になっている。そして、パルス波形の周期は一定になっている。剥離区間32では共通電極電圧線33は+15vを維持している。
図8(b)に示す画素電極電圧線34は画素電極13に印加される電圧の推移を示している。表示区間31では画素電極電圧線34は0vと+15vとの間で変化するパルス波形になっている。そして、画素電極電圧線34は共通電極電圧線33と同期して変化する。表示区間31では画素電極電圧線34は一部の時刻において0vまたは+15vに維持されている。剥離区間32では画素電極電圧線34は+15vを維持している。
図8(c)に示す電極間電圧線35は画素電極13と共通電極21との間に印加される電圧の推移を示している。電極間電圧線35は共通電極電圧線33から画素電極電圧線34を減算した線図になっている。表示区間31では画素電極13と共通電極21との間の電圧は0vと+15vまたは0vと−15vとの間で変化するパルス波形になっている。電極間電圧線35が0vのとき白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16は移動しない。電極間電圧線35が−15vのとき画素電極13の電圧より共通電極21の電圧が低いので白色荷電粒子15が第2基板3側に移動する。そして、画像表示面3aは白画面になる。電極間電圧線35が+15vのとき画素電極13の電圧より共通電極21の電圧が高いので黒色荷電粒子16が第2基板3側に移動する。そして、画像表示面3aは黒画面になる。剥離区間32では電極間電圧線35は0vを維持している。
図8(d)に示す隔壁部電圧線36は隔壁部5に印加される電圧の推移を示している。表示区間31では隔壁部電圧線36は+7vに維持されている。剥離区間32では隔壁部電圧線36は0vを維持している。
図8(e)に示す第1電圧線37は隔壁部5に対する共通電極21の電圧の推移を示している。第1電圧線37は共通電極電圧線33から隔壁部電圧線36を減算した線図になっている。表示区間31では画素電極13と共通電極21との間の電圧が+8vと−7vとの間で変化するパルス波形になっている。第1電圧線37が+8vのときも−7Vのときも隔壁部5の電圧は画素電極13の電圧と共通電極21の電圧との中間の電圧になっている。従って、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16は隔壁部5にほとんど付着せずに通過する。
剥離区間32では第1電圧線37が+15vを維持している。従って、隔壁部5が共通電極21に対して負の電圧になっている為、隔壁部5に付着する黒色荷電粒子16は隔壁部5から離脱する。
図8(f)に示す第2電圧線38は隔壁部5に対する画素電極13の電圧の推移を示している。第2電圧線38は画素電極電圧線34から隔壁部電圧線36を減算した線図になっている。表示区間31では画素電極13と共通電極21との間の電圧が+8vと−7vとの間で変化するパルス波形になっている。第2電圧線38が+8vのときも−7Vのときも隔壁部5の電圧は画素電極13の電圧と共通電極21の電圧との中間の電圧になっている。従って、白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16は隔壁部5にほとんど付着せずに通過する。
剥離区間32では第2電圧線38が+15vを維持している。従って、隔壁部5が画素電極13に対して負の電圧になっている為、隔壁部5に付着する黒色荷電粒子16は隔壁部5から離脱する。剥離区間32では隔壁部5の電圧に対して共通電極21の電圧も+15vである為、画素領域6の中央では電気泳動分散液14の電位が+15vになる。従って、黒色荷電粒子16は隔壁部5から剥離し易くなっている。
次に上述した電気泳動表示装置1の製造方法について図9〜図11にて説明する。図9は、電気泳動表示装置の製造方法のフローチャートであり、図10及び図11は電気泳動表示装置の製造方法を説明するための模式図である。図9のフローチャートにおいて、ステップS1は上部電極設置工程に相当する。この工程は、第2基板3上に共通電極21及び接着層22を設置する工程である。次にステップS2に移行する。ステップS2は素子設置工程である。この工程は、第1基材10上に素子層11を設置する工程である。次にステップS3に移行する。ステップS3は下部電極設置工程である。この工程は、素子層11上に絶縁層12、第1貫通電極7d、第2貫通電極8d、画素電極13及び配線23を設置する工程である。次にステップS4に移行する。
ステップS4は隔壁部設置工程である。この工程は、第1基板2上に隔壁部5を設置する工程である。次にステップS5に移行する。ステップS5は分散液充填工程である。この工程は、画素領域6に電気泳動分散液14を充填する工程である。次にステップS6に移行する。ステップS6は基板組立工程である。この工程は、隔壁部5と第2基板3とを接着する工程である。以上の工程により電気泳動表示装置1を製造する工程を終了する。
次に、図10及び図11を用いて、図9に示したステップと対応させて、製造方法を詳細に説明する。
まず、第2基板3を製造する。図10(a)はステップS1の上部電極設置工程に対応する図である。図10(a)に示すように、第2基材18を用意する。第2基材18にはガラス板を所定の厚みに研削及び研磨して表面粗さを小さくした板を用いる。次に、第2基材18上に共通電極21を設置する。スパッタリング法等の成膜法を用いて膜厚100nm程度のITO膜を第2基材18上に形成する。次に、フォトリソグラフィー法によってITO膜をパターニングして、共通電極21を形成する。
次に、共通電極21上に接着層22を設置する。接着層22はインクジェット法、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷等の凸版印刷、グラビア印刷等の凹版印刷等の各種印刷法を用いて設置することができる。他にも、スピンコート法、ロールコート法、ダイコート法、スリットコート法、カーテンコート法、スプレーコート法、ダイコート法、ディップコート法等を用いても良い。
続いて、第1基板2を製造する。図10(b)はステップS2の素子設置工程に対応する図である。図10(b)に示すように、ステップS2において、第1基材10を用意する。第1基材10もガラス板を所定の厚みに研削及び研磨して表面粗さを小さくした板を用いる。第1基材10上に素子層11を形成する。素子層11の形成方法は公知であるので詳細の説明は省略し、概略の製造方法を説明する。素子層11の形成方法は複数存在し特に限定されない。
まず、CVD法(chemical vapor deposition)によって第1基材10上に図示しないSiO2の下地絶縁膜を形成する。次に、下地絶縁膜上に、CVD法等によって膜厚50nm程度の非晶質シリコン膜を形成する。その非晶質シリコン膜をレーザー結晶化法等によって結晶化して、多結晶シリコン膜を形成する。その後、フォトリソグラフィー法等によって島状の多結晶シリコン膜である半導体膜7e及び半導体膜8eを形成する。
次に、半導体膜7e、半導体膜8e及び下地絶縁膜を覆うように、CVD法等によって膜厚100nm程度のSiO2を形成し、ゲート絶縁膜7f及びゲート絶縁膜8fとする。スパッタリング法等によって、ゲート絶縁膜7f及びゲート絶縁膜8f上に膜厚500nm程度のMo膜を形成し、フォトリソグラフィー法によって島状のゲート電極7g及びゲート電極8gを形成する。イオン注入法によって半導体膜に不純物イオンを注入し、ソース領域7h、ドレイン領域7j、チャネル形成領域7k、ソース領域8h、ドレイン領域8j及びチャネル形成領域8kを形成する。ゲート絶縁膜7f、ゲート絶縁膜8f、ゲート電極7g及びゲート電極8gを覆うように、膜厚800nm程度のSiO2膜を形成し、第1層間絶縁膜11mとする。
次に、第1層間絶縁膜11mにソース領域7hに達するコンタクトホールとドレイン領域7jに達するコンタクトホールを形成する。さらに、第1層間絶縁膜11mにソース領域8hに達するコンタクトホールとドレイン領域8jに達するコンタクトホールを形成する。その後、第1層間絶縁膜11m上とコンタクトホール及びコンタクトホール内に、スパッタリング法等によって膜厚500nm程度のMo膜を形成し、フォトリソグラフィー法によってパターニングして、ソース電極7n、第1ドレイン電極7p、ソース電極8n、第2ドレイン電極8p及び図示しない配線を形成する。
第1層間絶縁膜11mとソース電極7n、第1ドレイン電極7p、ソース電極8n、第2ドレイン電極8p及び配線とを覆うように、膜厚800nm程度のSi34膜を形成し、第2層間絶縁膜11rとする。フォトリソグラフィー法によってパターニングして、第2層間絶縁膜11rにコンタクトホールを形成する。
図10(c)〜図10(d)はステップS3の下部電極設置工程に対応する図である。図10(c)に示すように、ステップS3において、素子層11上に絶縁層12を設置する。まず素子層11の上にアクリル樹脂を溶解した溶液を素子層11上に塗布し乾燥させて固化する。次に、絶縁層12をフォトリソグラフィー法によってパターニングする。絶縁層12の外形形状及び貫通孔12aの形状をパターニングする。続いて、エッチング液を用いて絶縁層12をエッチングして貫通孔12aを形成する。
図10(d)に示すように、絶縁層12上と貫通孔12a内に、スパッタリング法等の成膜法を用いて膜厚500nm程度のAl膜を形成する。さらに、スパッタリング法または蒸着等によってAl膜上にAu膜を積層する。続いて、Al膜及びAu膜をエッチングして画素電極13、第1貫通電極7d、第2貫通電極8d及び配線23を形成する。エッチング法は特に限定されないが本実施形態ではドライエッチング法を用いた。
図10(e)はステップS4の隔壁部設置工程に対応する図である。図10(e)に示すように、ステップS4において、第2ドレイン電極8p及び絶縁層12上に隔壁部5を設置する。まず、画素電極13に隔壁部5の材料となる感光性樹脂材料を塗布する。塗布方法はオフセット印刷、スクリーン印刷、凸版印刷等の各種印刷法を用いて設置することができる。他にも、スピンコート法やロールコート法等のコート法を用いても良い。続いて、感光性樹脂材料を加熱乾燥して固化する。次に、感光性樹脂材料をフォトリソグラフィー法によってパターニングしエッチングして隔壁部5を成形する。
図11(a)はステップS5の分散液充填工程に対応する図である。図11(a)に示すように、ステップS5において、隔壁部5が設置された第1基板2を図示しない容器内に設置する。そして、分散媒17に白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16を加えて撹拌し電気泳動分散液14を用意する。次に、シリンジ等の供給器具を用いて画素領域6に電気泳動分散液14を供給する。電気泳動分散液14の供給方法は各種印刷法やインクジェット法を用いても良い。電気泳動分散液14は画素領域6から溢れる程度に供給される。
図11(b)及び図11(c)はステップS6の基板組立工程に対応する図である。図11(b)に示すように、ステップS6において、隔壁部5上に第2基板3を設置する。まず、電気泳動分散液14が供給された第1基板2を減圧チャンバー内に設置する。次に、隔壁部5上に第2基板3を搭載する。続いて、減圧チャンバー内を減圧し接着層22に紫外線を照射する。接着層22は紫外線硬化型の接着剤であり、隔壁部5と第2基板3とが仮固定される。次に、第2基板3が設置された第1基板2を加熱し接着層22を固化することにより第2基板3が隔壁部5に固定される。
図11(c)に示すように、ステップS6において、第1基板2上に信号切換部9を実装する。第1基板2上において端子9aと接続する予定の場所に半田ペーストを塗布する。さらに、信号切換部9を設置する予定の場所の中央に接着剤を塗布する。半田ペースト及び接着剤の塗布にはシルクスクリーン法等の印刷法を用いることができる。次に、第1基板2上に信号切換部9を設置して加熱乾燥する。これにより、接着剤が固化して信号切換部9が第1基板2に固定される。さらに、ヒーターにて加熱した治具を信号切換部9に押圧して端子9aを配線23と接合する。以上の工程により電気泳動表示装置1が完成する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、黒色荷電粒子16が隔壁部5に付着することがある。そして、隔壁部5に付着する黒色荷電粒子16が多くなるとき画素領域6内を移動する黒色荷電粒子16の個数がへる。これにより、画素領域6の表示の変化が小さくなりコントラストが劣化する。本実施形態では、隔壁部5に電圧が印加され、隔壁部5に付着する黒色荷電粒子16が剥離される。その結果、画素領域6内を移動する黒色荷電粒子16の個数が増える為、コントラストの劣化を抑制することができる。
(2)本実施形態によれば、隔壁部5は導電性を有している。そして、隔壁部5は電極を兼ねている。従って、隔壁部5に電極を設置する工程をなくすことができる為、生産性良く電気泳動表示装置1を製造することができる。
(3)本実施形態によれば、第1半導体素子7及び第2半導体素子8は半導体素子であり、同じ素子層11に配置されている。第1半導体素子7及び第2半導体素子8は同じ工程で製造することが可能である。従って、第1半導体素子7を製造する工程と第2半導体素子8を製造する工程とを別の工程にするときに比べて製造工程を少なくすることができる。その結果、電気泳動表示装置1を生産性良く製造することができる。
(4)本実施形態によれば、第1半導体素子7の個数は第2半導体素子8の個数より多くなっている。従って、第1半導体素子7の個数が第2半導体素子8の個数と同じときに比べて第1半導体素子7及び第2半導体素子8の総数を減らすことができる。半導体素子の総数が多い程製造における歩留まりが低下する。本実施形態の電気泳動表示装置1は半導体素子の総数が少なくできるので歩留まりを高くして生産性良く製造することができる。
(5)本実施形態によれば、電気泳動表示装置1は表示区間31と剥離区間32とを交互に行っている。表示区間31では画素電極13と共通電極21との間に電圧を印加する。そして白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16を第1基板2または第2基板3に誘引して表示する。このとき、黒色荷電粒子16の一部が隔壁部5に付着する。
剥離区間32では画素電極13及び共通電極21と隔壁部5との間の電位差を大きくする。これにより、隔壁部5に付着する荷電粒子を画素電極13及び共通電極21に誘引して剥離する。従って、表示区間31と剥離区間32とを交互に行うことによりコントラストが著しく低下することを防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、電気泳動表示装置の一実施形態について図12を用いて説明する。図12は電気泳動表示装置の構造を示す模式側断面図である。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、隔壁部5は絶縁性があり側面に電極が設置されている点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図12に示すように電気泳動表示装置41は第1基板2及び第2基板3を備え、第1基板2と第2基板3とで電気泳動分散液14及び隔壁部42を挟む構造になっている。素子層11には隔壁部42と対向する場所に第2ドレイン電極8pが設置されている。そして、第2ドレイン電極8pと隔壁部42との間には絶縁層12に貫通電極43が設置されている。隔壁部42の側面には第3電極としての隔壁部電極44が設置されている。
隔壁部電極44は画素領域6を囲む全周に設置されている。従って、第1の実施形態における隔壁部5と同様に、隔壁部電極44は画素電極13及び共通電極21に対して電位差を形成する電極として機能することができる。従って、隔壁部電極44に負極の電圧を印加することにより、隔壁部42に付着する黒色荷電粒子16を剥離させてコントラストが著しく低下することを防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、電気泳動表示装置を搭載した電子機器の一実施形態について図13を用いて説明する。図13(a)は電子ブックの構造を示す概略斜視図であり、図13(b)は腕時計の構造を示す概略斜視図である。図13(a)に示すように、電子機器としての電子ブック47は板状のケース48を備えている。ケース48には蝶番49を介して蓋部50が設置されている。さらに、ケース48には操作ボタン51と表示部52とが設置されている。操作者は操作ボタン51を操作して表示部52に表示する内容を操作することができる。
ケース48の内部には電子ブック47を制御する制御部53と表示部52を駆動する駆動部54が設置されている。制御部53は駆動部54に表示データを出力する。駆動部54は表示データを入力して表示部52を駆動する。そして、駆動部54は表示部52に表示データに対応する内容を表示させる。表示部52には電気泳動表示装置1または電気泳動表示装置41のいずれかが用いられている。従って、電子ブック47は表示をコントラスト良く切り替えることができる電気泳動表示装置を表示部52に用いた装置とすることができる。
図13(b)に示すように、電子機器としての腕時計57は板状のケース58を備えている。ケース58にはバンド59が設置され、操作者はバンド59を腕に巻いて腕時計57を腕に固定することができる。さらに、ケース58には操作ボタン60と表示部61とが設置されている。操作者は操作ボタン60を操作して表示部61に表示する内容を操作することができる。
ケース58の内部には腕時計57を制御する制御部62と表示部61を駆動する駆動部63が設置されている。制御部62は駆動部63に表示データを出力する。駆動部63は表示データを入力して表示部61を駆動する。そして、駆動部63は表示部61に表示データに対応する内容を表示させる。そして、表示部61には電気泳動表示装置1または電気泳動表示装置41のいずれかが用いられている。従って、腕時計57は表示をコントラスト良く切り替えることができる電気泳動表示装置を表示部61に用いた装置とすることができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、電気泳動分散液14に白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16を設置した。白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16に代えて、赤色、緑色、青色等の荷電粒子を用いてもよい。この構成によれば、赤色、緑色、青色等を表示することでカラー表示を行うことができる。
(変形例2)
前記第1の実施形態では、1つの画素領域6に1つの画素電極13が設置された。1つの画素領域6に複数の画素電極13を設置してもよい。表示を細分化することができる。
(変形例3)
前記第1の実施形態では白色荷電粒子15を正極に帯電させて、黒色荷電粒子16を負極に帯電させた。白色荷電粒子15を負極に帯電させて、黒色荷電粒子16を正極に帯電させても良い。制御しやすい帯電状態にしてもよい。
(変形例4)
前記第1の実施形態では、信号切換部9は第1基板2上に設置されたが、フレキシブルケーブル4上に設置されても良い。他にも、信号切換部9を駆動装置24に設置してもよい。信号切換部9を第1基板2に実装するときの加熱により電気泳動分散液14が劣化することを防止することができる。また、信号切換部9の機能を入力部25が行っても良い。信号切換部9を省いて、制御部26が直接、第2半導体素子8、第1波形形成部28及び第2波形形成部29を制御する。第1波形形成部28は第1半導体素子7を制御する。これにより、信号切換部9を設置する工程を削減することができる。
(変形例5)
前記第1の実施形態では、ステップS6の基板組立工程で信号切換部9を実装した。ステップS3の下部電極設置工程またはステップS4の隔壁部設置工程にて信号切換部9を実装してもよい。信号切換部9を第1基板2に実装するときの加熱により電気泳動分散液14が劣化することを防止することができる。
(変形例6)
前記第1の実施形態では、一定の時間間隔で表示区間31と剥離区間32とを繰り返した。剥離区間32は電気泳動表示装置1を起動するときや電気泳動表示装置1の動作を終了するときに行ってもよい。他にも、表示区間31において制御部26が白黒反転する回数をカウントして所定の回数に至ったときに剥離区間32に切り替えてもよい。
(変形例7)
前記第1の実施形態では、画素電極13と共通電極21との間の電圧は+15Vを印加した。画素電極13と共通電極21との間の電圧は白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16の動きに合わせて変更しても良い。隔壁部5には+7Vを印加した。隔壁部5に印加する電圧も白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16の動きに合わせて変更しても良い。
(変形例8)
前記第1の実施形態では、負極に帯電した黒色荷電粒子16が隔壁部5に付着する形態を示した。そして、剥離区間32では隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より低くした。これ以外にも、黒色荷電粒子16を正極に帯電させて、白色荷電粒子15を負極に帯電させる。そして、白色荷電粒子15が隔壁部5に付着するときにも同様に、剥離区間32では隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より低くする。これにより、白色荷電粒子15を隔壁部5から剥離させることができる。
正極に帯電した白色荷電粒子15が隔壁部5に付着するとき、剥離区間32では隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より高くする。これにより、白色荷電粒子15を隔壁部5から剥離させることができる。これ以外にも、黒色荷電粒子16を正極に帯電させて、白色荷電粒子15を負極に帯電させる。そして、黒色荷電粒子16が隔壁部5に付着するときにも同様に、剥離区間32では隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より高くする。これにより、黒色荷電粒子16を隔壁部5から剥離させることができる。従って、隔壁部5に付着する粒子の極性に合わせて隔壁部5の電圧を設定することにより荷電粒子を隔壁部5から剥離させることができる。
さらに、隔壁部5に白色荷電粒子15及び黒色荷電粒子16が付着するとき、剥離区間32では隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より低くする。次に、隔壁部5に印加する電圧を画素電極13及び共通電極21の電圧より高くする。このように、隔壁部5の電圧を切り替えることにより、荷電粒子を隔壁部5から剥離させることができる。
1…電気泳動表示装置、2…第1基板、3…第2基板、5…第3電極としての隔壁部、6…画素領域、7…第1切替素子としての第1半導体素子、8…半導体回路及び第2切替素子としての第2半導体素子、8p…配線としての第2ドレイン電極、13…第1電極としての画素電極、14…電気泳動分散液、15…荷電粒子としての白色荷電粒子、16…荷電粒子としての黒色荷電粒子、17…分散媒、21…第2電極としての共通電極、31…表示区間、32…剥離区間、44…第3電極としての隔壁部電極、47…電子機器としての電子ブック、52,61…表示部、54,63…駆動部、57…電子機器としての腕時計。

Claims (7)

  1. 第1電極が設置された第1基板と、
    前記第1基板と対向し第2電極が設置された第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に位置し画素領域を区画し第3電極が設置された隔壁部と、
    前記画素領域に充填され分散媒及び荷電粒子を含む電気泳動分散液と、を備え、
    前記第3電極に電圧を印加し前記隔壁部に付着する前記荷電粒子を剥離することを特徴とする電気泳動表示装置。
  2. 請求項1に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記隔壁部は導電性を有し前記第3電極を兼ねることを特徴とする電気泳動表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記第1基板は前記荷電粒子の移動を制御するための半導体回路を有し、
    前記第3電極は前記第1基板に設置された配線に接続されていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記第1基板には前記第1電極の電圧を切り替える第1切替素子と、
    前記第3電極の電圧を切り替える第2切替素子と、が設置され、
    前記第1切替素子及び前記第2切替素子は同じ層に配置されている半導体素子であることを特徴とする電気泳動表示装置。
  5. 請求項4に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記第1切替素子の個数は前記第2切替素子の個数より多いことを特徴とする電気泳動表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記荷電粒子を前記第1基板または前記第2基板に誘引する表示区間と、前記第1電極及び前記第2電極と前記第3電極との間の電位差を大きくして前記隔壁部に付着する前記荷電粒子を剥離する剥離区間と、を交互に行うことを特徴とする電気泳動表示装置。
  7. 表示部と、前記表示部を駆動する駆動部と、を備え、
    前記表示部は請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であることを特徴とする電子機器。
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