JP2016148460A - 多缶設置ボイラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数台のボイラ1と、台数制御装置11からなる多缶設置ボイラであって、個々のボイラ1における運転状況の情報は、ボイラ1から台数制御装置11へ出力するようにしておき、台数制御装置11では、燃焼を行っているボイラにおいて給水を開始したがボイラ内での水位上昇が検出されなかったということの判定が行われた場合に、水位上昇が検出されなかったボイラに対して燃焼量を低下する燃焼指令の出力を行い、燃焼量を低下したボイラの替わりとなる燃焼量増加の可能なボイラがある場合、燃焼量増加可能なボイラに対して燃焼量を増加する燃焼指令の出力を行う。
【選択図】図1
Description
多缶設置の場合には台数制御装置11が個々のボイラに設置している運転制御装置に燃焼指令を出力し、各ボイラでは燃焼指令に基づいて燃焼量の制御を行う。ただし、個々のボイラでは蒸気圧力検出装置3にてボイラ内の圧力を検出しており、ボイラ内の圧力が所定の値よりも高くなった場合には、台数制御装置から燃焼指令が出力されていても燃焼は行わせないし、その他の異常が発生した場合にも燃焼を行わせないということがある。
図では、1号缶は高燃焼、2号缶は中燃焼、3号缶は低燃焼であって、1号缶では給水停止、2号缶と3号缶では給水を行うことで水位が上昇している状態から始まっている。この場合、1号缶で給水開始水位まで水位が低下すると運転制御装置10は給水ポンプ7を作動させることで給水を開始している。給水開始の情報は運転制御装置10から台数制御装置11へ出力しておき、台数制御装置11では給水開始からの経過時間の計測を行う。この時、給水能力は高燃焼時のボイラ水減少量より少ないため、その後も水位は緩やかに低下し続けている。給水停止の情報も運転制御装置10から台数制御装置11へ出力するようにしておくが、台数制御装置11では、1号缶で給水を開始してからの経過時間を計測しておき、給水開始より所定時間が経過しても給水開始水位まで水位が上昇していなかった場合には、1号缶での給水能力不足との判定を行い、1号缶に対する燃焼量を高燃焼から中燃焼に変更する。そして台数制御装置11では、それまで低燃焼であった3号缶で燃焼量を中燃焼に変更する燃焼指令を出力する。
2 燃焼装置
3 蒸気圧力検出装置
4 送風機
5 気水分離器
6 給水配管
7 給水ポンプ
8 第一水位検出筒
9 第二水位検出筒
10 運転制御装置
11 台数制御装置
12 蒸気ヘッダ
13 ヘッダ部蒸気圧力検出装置
E1 給水停止水位
E2 給水開始水位
E3 燃焼停止水位
EK 給水開始水位
Claims (2)
- 複数台のボイラと、前記ボイラに対して燃焼指令の出力を行う台数制御装置からなる多缶設置ボイラであって、各ボイラでは燃焼量の調節を可能としている燃焼装置、ボイラ内の水位を検出する水位検出装置、ボイラ内への給水を行う給水ポンプ、をそれぞれ持ち、ボイラ内に供給したボイラ水を燃焼装置で発生した熱によって加熱して蒸気を発生し、前記水位検出装置にて検出したボイラ内の水位に基づいて前記給水ポンプの作動を制御することでボイラ内の水位は所定の範囲に保つようにしており、燃焼装置での燃焼量は台数制御装置からの燃焼指令に基づいて調節を行うようにしている多缶設置ボイラにおいて、個々のボイラにおける運転状況の情報は、ボイラから台数制御装置へ出力するようにしておき、台数制御装置では、燃焼を行っているボイラにおいて給水を開始したがボイラ内での水位上昇が検出されなかったということの判定が行われた場合に、水位上昇が検出されなかったボイラに対して燃焼量を低下する燃焼指令の出力を行い、燃焼量を低下したボイラの替わりとなる燃焼量増加の可能なボイラがある場合、燃焼量増加可能なボイラに対して燃焼量を増加する燃焼指令の出力を行うものであることを特徴とする多缶設置ボイラ。
- 請求項1に記載の多缶設置ボイラにおいて、ボイラの給水制御は、給水開始水位での水の有無を検出し、水位が給水開始水位より低くなると給水ポンプの作動を行うものであって、台数制御装置では、給水を開始してからの経過時間を算出するタイマー装置を設けておき、タイマー装置により算出している給水開始からの経過時間が所定時間を経過しても、ボイラ内水位が給水開始水位より高くなったことの検出が行えなかった場合、水位の上昇が検出されなかったとの判定を行うものであることを特徴とする多缶設置ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015023750A JP2016148460A (ja) | 2015-02-10 | 2015-02-10 | 多缶設置ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015023750A JP2016148460A (ja) | 2015-02-10 | 2015-02-10 | 多缶設置ボイラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016148460A true JP2016148460A (ja) | 2016-08-18 |
Family
ID=56688339
Family Applications (1)
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JP2015023750A Pending JP2016148460A (ja) | 2015-02-10 | 2015-02-10 | 多缶設置ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016148460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021156459A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 株式会社ヒラカワ | ボイラにおける異常低水位での燃焼の防止装置 |
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-
2015
- 2015-02-10 JP JP2015023750A patent/JP2016148460A/ja active Pending
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JP7437746B2 (ja) | 2020-03-26 | 2024-02-26 | 株式会社ヒラカワ | ボイラにおける異常低水位での燃焼の防止装置 |
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