JP2016148171A - 屋根用足場及びその設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋根用足場の設置作業性を簡易にするとともに、設置構造を簡素にしながら、屋根用足場を勾配屋根の上に滑りなく安定的に設置すること。【解決手段】 勾配屋根101の屋根面の上に設置される屋根用足場10であって、勾配屋根101の屋根面の上に配置される足場本体20を有し、足場本体20が配置された勾配屋根101の上に設置されている雪止め部材300に係合する雪止め引っ掛け部30が足場本体20に設けられてなるもの。【選択図】 図8

Description

本発明は、勾配屋根の上に設置される屋根用足場及びその設置構造に係り、特に、太陽電池モジュール、太陽熱温水器等の太陽エネルギー収集パネルが固定された勾配屋根の上に設置される屋根用足場及びその設置構造に関する。
従来、勾配屋根では、屋根自体のメンテナンスを行なうための屋根用足場が用いられる他、屋根の上に固定された太陽電池モジュール、太陽熱温水器等の太陽エネルギー収集パネルのメンテナンスを行なうための屋根用足場が用いられる。
特に、太陽エネルギー収集パネルでは、天候の変化、塵埃や飛来物の影響を受け、パネル本体における受光面の透明性を損なわせて発電出力等を低下したり、損傷や故障を生ずるおそれがあることから、清掃、修理等のメンテナンスが必要とされ、特許文献1に記載の如くの屋根用足場が提案されている。
このとき、太陽エネルギー収集パネルは、パネル本体と該パネル本体の対向する少なくとも2辺に設けられる左右のフレームを有する。そして、屋根用足場は、太陽エネルギー収集パネルのパネル本体に対向して配置される天面部と、天面部の左右両側で該天面部から垂下される左右の側部と、左右の側部の下端に配置されて太陽エネルギー収集パネルの左右のフレームの上に載置される左右の載置部と、左右の側部の下端に配置されて上記左右のフレームの側面に係合する左右の係合部とを備える。
これにより、屋根用足場は、勾配屋根に固定された太陽エネルギー収集パネルの左右のフレームの上に載置部を載置する状態で、左右の係合部を太陽エネルギー収集パネルの勾配方向に沿う左右のフレームの側面に係合し、太陽エネルギー収集パネルに対してパネル本体から上方に離れた位置に天面部を配置することができる。作業者は、太陽エネルギー収集パネルのパネル本体に影響を与えることなく、各種の作業を天面部の上で容易に、効率良く行なうことができる。
特開2014-1560号公報
特許文献1に記載の屋根用足場は、太陽エネルギー収集パネルの左右のフレームが勾配屋根の上に左右の固定具により固定され、作業用足場がその太陽エネルギー収集パネルのフレームの上面に載置されて滑ったとき、左右の係合部が左右の固定具に係止してその滑落を阻止される。
しかしながら、特許文献1に記載の屋根用足場では、屋根用足場の上述の滑落を防ぐため、左右の係合部が勾配屋根の勾配方向に沿って配置されている太陽エネルギー収集パネルの左右のフレームの側面に係合するように設置されること、更には、左右の係合部が係止し得る左右の固定具が存在していることが必要とされる。従って、屋根用足場の設置作業性が悪いし、屋根用足場の設置構造が複雑になる。
本発明の課題は、屋根用足場の設置作業性を簡易にするとともに、設置構造を簡素にしながら、屋根用足場を勾配屋根の上に滑りなく安定的に設置することにある。
また、本発明の課題は、屋根用足場の設置作業性を簡易にするとともに、設置構造を簡素にしながら、屋根用足場を勾配屋根の上に固定された太陽エネルギー収集パネルの上に滑りなく安定的に設置することにある。
請求項1に係る発明は、勾配屋根の上に設置される屋根用足場であって、勾配屋根の上に配置される足場本体を有し、足場本体が配置された勾配屋根に設置されている雪止め部材に係合する雪止め引っ掛け部が足場本体に設けられてなるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記雪止め引っ掛け部が雪止め部材に係合している状態でずれを規制する外れ防止手段を備えてなるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記足場本体が勾配屋根の上に固定された太陽エネルギー収集パネルの上に載置されてなるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において更に、前記足場本体が載置された太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合するパネル引っ掛け部が足場本体に設けられてなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記足場本体に設けられるパネル引っ掛け部が、太陽エネルギー収集パネルの水上側に向く側面に係合するように足場本体から突出する作業位置と、足場本体から突出しない収納位置とに切換え設定可能にされるようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記足場本体の端部に、雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部とが選択的に取着可能にされてなるようにしたものである。
請求項7に係る発明は、請求項3〜6のいずれかに記載の屋根用足場の設置構造であって、前記勾配屋根の勾配方向に複数段をなす太陽エネルギー収集パネルを並置し、少なくとも1個の太陽エネルギー収集パネルの上に屋根用足場が載置されてなり、太陽エネルギー収集パネルはパネル本体と該パネル本体の対向する少なくとも2辺に設けられるフレームを有し、それらの2辺に設けられたフレームが勾配屋根の水上側と水下側に配置されて該勾配屋根の上に固定され、屋根用足場の足場本体は太陽エネルギー収集パネルのパネル本体との間に隙間を介する状態で、そのフレームの上面に載置され、屋根用足場の雪止め引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部から上方に突出する雪止め部材に係合してなるようにしたものである。
請求項8に係る発明は、請求項4〜6のいずれかに記載の屋根用足場の設置構造であって、前記勾配屋根の勾配方向に複数段をなす太陽エネルギー収集パネルを並置し、少なくとも1個の太陽エネルギー収集パネルの上に屋根用足場が載置されてなり、太陽エネルギー収集パネルはパネル本体と該パネル本体の対向する少なくとも2辺に設けられるフレームを有し、それらの2辺に設けられたフレームが勾配屋根の水上側と水下側に配置されて該勾配屋根の上に固定され、屋根用足場の足場本体は太陽エネルギー収集パネルのパネル本体との間に隙間を介する状態で、そのフレームの上面に載置され、屋根用足場のパネル引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部に差し込まれ、該水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームの水上側を向く側面に係合してなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)屋根用足場は、足場本体に設けられた雪止め引っ掛け部を、該足場本体が配置された勾配屋根に設置されている雪止め部材に係合することで、勾配屋根の上における滑落を防ぐものになる。
足場本体に設けられた雪止め引っ掛け部が、雪止め部材だけに係合するように設置すれば足り、設置作業性は簡易である。
足場本体に設けられた雪止め引っ掛け部は、雪止め部材に係合して滑落阻止され、他の滑落防止用部材の存在を必要とせず、設置構造は簡素になる。
(請求項2)
(b)屋根用足場は、雪止め引っ掛け部が飛散防止ボルト等の外れ防止手段により雪止め部材に外れることなく係合し、突風等の風力によって吹き飛ばされて周辺に飛散することがない。
(請求項3)
(c)勾配屋根の上に太陽エネルギー収集パネルが固定されていて、屋根用足場の足場本体が太陽エネルギー収集パネルの上に載置されるとき、足場本体に設けられた雪止め引っ掛け部が、勾配屋根の上に設置されていて太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側から上方に突き出ている雪止め部材に係合し、勾配屋根の上における滑落を防ぐものになる。
(請求項4)
(d)屋根用足場は、足場本体に設けられたパネル引っ掛け部を、該足場本体が載置された太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合することで、勾配屋根の上における滑落を防ぐものになる。
足場本体に設けられたパネル引っ掛け部が、太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面だけに係合するように設置すれば足り、設置作業性は簡易である。
足場本体に設けられたパネル引っ掛け部は、太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合して滑落阻止され、他の滑落防止用部材の存在を必要とせず、設置構造は簡素になる。
(e)屋根用足場は、足場本体の一端部に雪止め引っ掛け部が形成されるとともに、足場本体の他端部にパネル引っ掛け部が形成される。これにより、単一の屋根用足場を下記i.又はii.に使い分けできる。
i.足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側に、上方に突き出る雪止め部材が設置されているとき。
図12(A)の水上側と水下側に設置された2個の屋根用足場、及び図12(B)の水上側に設置された1個の屋根用足場における如く、足場本体の一端部に設けられた雪止め引っ掛け部が上述の雪止め部材に係合される。
ii.足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側に、上方に突き出る雪止め部材が設置されていないとき。
図12(B)の水下側に設置された1個の屋根用足場、及び図12(C)の水上側と水下側に設置された2個の屋根用足場における如く、足場本体の他端部に設けられたパネル引っ掛け部が、太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合される。
(請求項5)
(f)パネル引っ掛け部が、足場本体の他端部への配設時に、太陽エネルギー収集パネルの水上側に向く側面に係合するように足場本体から突出する作業位置と、足場本体から突出しない収納位置とに切換え設定可能にされる。これにより、屋根用足場は、雪止め引っ掛け部を使用して滑落を防止するとき、パネル引っ掛け部を収納位置に設定することにより、パネル引っ掛け部が足場本体から突出することによる太陽エネルギー収集パネルのキズ付きを防止する。また、パネル引っ掛け部を収納位置に設定することにより、パネル引っ掛け部が足場本体から突出しないので、足場の輸送や保管に際して取扱い易い。
(請求項6)
(g)屋根用足場は、足場本体の端部に、雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部とが選択的に取着可能にされても良い。
足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側に、上方に突き出る雪止め部材が設置されているときには、足場本体の端部に雪止め引っ掛け部を取着し、この雪止め引っ掛け部が上述の雪止め部材に係合される。
足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側に、上方に突き出る雪止め部材が設置されてないときには、足場本体の端部にパネル引っ掛け部を取着し、このパネル引っ掛け部が太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合される。
(請求項7)
(h)屋根用足場の雪止め引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部から上方に突出する雪止め部材に係合するように設けられる。これにより、屋根用足場を、勾配屋根の上に固定された複数の太陽エネルギー収集パネルの上に安定的かつ整然と載置できる。
(請求項8)
(i)屋根用足場のパネル引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部に差し込まれ、該水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームの水上側を向く側面に係合するように設けられる。これにより、屋根用足場を、勾配屋根の上に固定された複数の太陽エネルギー収集パネルの上に安定的かつ整然と載置できる。
図1は勾配屋根の上に並置された複数の太陽エネルギー収集パネルを示す模式図である。 図2は屋根用足場を示す斜視図である。 図3は屋根用足場を示す平面図である。 図4は屋根用足場を示す側面図である。 図5は屋根用足場を示す正面図である。 図6は図3のVI-VI線に沿う断面図である。 図7は図4のVII部拡大図である。 図8は雪止め引っ掛け部の係合状態を示し、(A)は側面図、(B)は斜視図である。 図9はパネル引っ掛け部の収納位置設定状態を示す模式図である。 図10はパネル引っ掛け部の作業位置設定状態を示す模式図である。 図11はパネル引っ掛け部の係合状態を示す断面図である。 図12は屋根用足場の設置モードを示す模式図である。
屋根用足場10は、図1に示す如く、ユニット建物等の建物100の勾配屋根101の上に固定された太陽電池モジュールである太陽エネルギー収集パネル200の上に設置される。本実施例において、太陽エネルギー収集パネル200は、勾配屋根101の勾配方向(上下方向)に複数段、本実施例では上下5段をなして並置され、勾配屋根101の勾配方向に直交する方向(左右方向)に複数列、本実施例では左右5列をなして並置され、結果として、全25個の太陽エネルギー収集パネル200が勾配屋根101の上に固定されている。
太陽エネルギー収集パネル200は、平面視で矩形状とされるパネル本体201と、パネル本体201の外周の対向する少なくとも上下2辺、本実施例では全周の左右上下4辺に固定化されたフレーム202を有する。
太陽エネルギー収集パネル200は、不図示の固定具により勾配屋根101の上に固定される。本実施例において、太陽エネルギー収集パネル200は、図8、図11に示す如く、勾配屋根101の勾配方向の水上側と水下側に位置することとなる水上側フレーム202Uと水下側フレーム202Dのそれぞれが、不図示の固定具を介して勾配屋根101の水上側と水下側に配置され、勾配屋根101の上に固定される。太陽エネルギー収集パネル200は、不図示の固定具により勾配屋根101の上に固定されたとき、勾配屋根101の上面との間に一定の間隔を介する。
屋根用足場10は、図2〜図7に示す如く、足場本体20と雪止め引っ掛け部30とパネル引っ掛け部40とを有する。足場本体20は、太陽エネルギー収集パネル200のパネル本体201の上面201Eとの間に後述する隙間Gを介する状態で、そのフレーム202の上面202Eに載置される。
雪止め引っ掛け部30は、足場本体20の一端部に設けられ、該足場本体20が載置された太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fの水上側から上方に突き出る雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に、水上側から係合する(図8)。
尚、雪止め部材300は、例えば水平片301と垂直片302を有するL形断面のアルミ型材からなり、水平片301を勾配屋根101の上(太陽エネルギー収集パネル200のための前述した固定具に干渉しない位置)に固定され、垂直片302の上端部を太陽エネルギー収集パネル200におけるフレーム202の上面201Eより上方に突き出し、太陽エネルギー収集パネル200の上面(パネル本体201の上面202E、フレーム202の上面202E)における積雪の滑落を阻止する。
パネル引っ掛け部40は、足場本体20の他端部に設けられ、該足場本体20が載置された太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに、水上側から係合する(図11)。
本実施例では、勾配屋根101の勾配方向に直交する方向において左右5列をなして並置されている各列で、勾配屋根101の勾配方向において上下5段をなして並置されている5個の太陽エネルギー収集パネル200のそれぞれに対し、各1個の屋根用足場10が設置される。作業者は、左右5列をなして並置されている太陽エネルギー収集パネル200の各列で、はしごを用いて勾配屋根101の軒先から最下段である1段目の太陽エネルギー収集パネル200の上に1段目となる屋根用足場10を設置し、1段目の屋根用足場10の上に乗って2段目の太陽エネルギー収集パネル200の上に2段目となる屋根用足場10を設置し、この繰り返しによって上下5段をなす全ての太陽エネルギー収集パネル200の上に各屋根用足場10を設置する。
複数の屋根用足場10を、上述の如くに、勾配屋根101の勾配方向の水上側と水下側に配置されて該勾配屋根101の上に固定されている太陽エネルギー収集パネル200の上に並置するとき、水下側に設置される屋根用足場10は勾配屋根101の上における雪止め部材300の有無に応じて、雪止め引っ掛け部30とパネル引っ掛け部40を下記i.又はii.の如くに選択使用される。
i.屋根用足場10の雪止め引っ掛け部30は、図8に示す如く、水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kから上方に突出する雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に水上側から係合する。
ii.屋根用足場10のパネル引っ掛け部40は、図11に示す如く、水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kに差し込まれ、該水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに水上側から係合する。
以下、屋根用足場10の詳細な構成について説明する(図2〜図11)。
(足場本体20の構造)
屋根用足場10の足場本体20は、太陽エネルギー収集パネル200と概ね同一長をなす2個のコ型断面のアルミ型材からなる縦材21のコ型凹部21Aを向い合せて配置され、両縦材21、21の長手方向の一端部に雪止め引っ掛け部30が設けられるとともに、両縦材21、21の長手方向の他端部にパネル引っ掛け部40が設けられる。
足場本体20は、各縦材21、21の中間部の複数位置のそれぞれに溶接されるリップ付アルミC型アングルからなる平坦状踏板23の左右のリップ付C型端部を、各縦材21のコ型凹部21Aに差し込み、縦材21のコ型凹部21Aへの差し込み部で該縦材21に溶接して構成される。両縦材21、21の中間部で平坦状踏板23が接合されない複数位置の上面それぞれに、アルミ等辺アングルからなる山形踏板24の左右の山型端部が溶接される。山形踏板24は、二等辺アングルの山型断面の両端部を各縦材21の中間部の上面に載せて溶接され、両縦材21、21の上面から山型をなすように突出する(図2、図4)。
足場本体20は、両縦材21、21の両端部のそれぞれに雪止め引っ掛け部30とパネル引っ掛け部40のそれぞれを接合した四角枠内の平面視で、相隣る雪止め引っ掛け部30又はパネル引っ掛け部40と平坦状踏板23の間、相隣る平坦状踏板23と平坦状踏板23の間、相隣る平坦状踏板23と山形踏板24の間のそれぞれに、上下に貫通する開口Fを設けている(図2、図3)。開口Fは足場本体20に作用する突風等の風の吹き上げ力を逃がすものである。
(雪止め引っ掛け部30の構造)
屋根用足場10の雪止め引っ掛け部30は、足場本体20を構成する両縦材21、21の一端部に設けられる。本実施例の雪止め引っ掛け部30は、図2〜図4、図6に示す如く、アルミ四角パイプからなる横桟31の左右の端部を各縦材21のコ型凹部21Aに差し込み、縦材21のコ型凹部21Aへの差し込み部で該縦材21に溶接される。
そして、雪止め引っ掛け部30は、両縦材21、21のコ型凹部21Aに差し込まれて溶接された横桟31の上向き側面にアルミL型プレートからなる引っ掛け板32の水平片32Aを溶接され、引っ掛け板32の垂直片32Bを上記横桟31の前向き側面に対して隙間Cを介して平行に垂下させて構成される。Cは雪止め部材300における垂直片302の板厚より大きくされる。
更に、雪止め引っ掛け部30は、横桟31の長手方向の中央部で、該横桟31の水下側面に形成された雌ねじ部31Bに螺着される飛散防止ボルト33(外れ防止手段)を有し、飛散防止ボルト33の先端部を該横桟31の水上側面に穿設された孔31Aから引っ掛け板32の垂直片32Bに向けて突き出し、該垂直片32Bとの間に雪止め部材300の垂直片302を挟持する。これにより、飛散防止ボルト33は、雪止め引っ掛け部30が雪止め部材300に係合している状態での該雪止め引っ掛け部30のずれを規制する。本実施例の飛散防止ボルト33は、蝶ボルトからなり、基端部に備える蝶型操作部33Aを横桟31と平坦状踏板23の間の空間に配置し、足場本体20の開口Fから螺動操作可能にされる。
尚、雪止め引っ掛け部30は、足場本体20が両縦材21、21の一端部の下面に設けた緩衝材34を介して太陽エネルギー収集パネル200のフレーム202の上面に載置される。緩衝材34は、本実施例では、例えばゴム板からなり、各縦材21の下面に接着される。緩衝材34が、太陽エネルギー収集パネル200のフレーム202の上面202Eとの接触による太陽エネルギー収集パネル200のキズ付きを防止する。このとき、足場本体20の側面視で、雪止め引っ掛け部30における引っ掛け板32(垂直片32B)の下端部は、緩衝材34の下面レベルより上位に設定される(図8(A))。
これにより、屋根用足場10は、図8に示す如く、足場本体20の一端部に設けた雪止め引っ掛け部30における横桟31の前側側面と引っ掛け板32の垂直片32Bとの隙間Cを、水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kから上方に突出する雪止め部材300の垂直片302に上方から嵌め込む。雪止め引っ掛け部30の引っ掛け板32が雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に水上側から係合し得るものになる。この状態で飛散防止ボルト33を螺動することにより、飛散防止ボルト33の先端部と引っ掛け板32の垂直片32Bとの間に雪止め部材300の垂直片302を締め上げることにより、雪止め引っ掛け部30を雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に固定的に係合するものになる。
(パネル引っ掛け部40の構造)
屋根用足場10のパネル引っ掛け部40は、足場本体20を構成する両縦材21、22の他端部に設けられる。本実施例のパネル引っ掛け部40は、図2〜図4、図7に示す如く、アルミ四角パイプからなる横桟41と、横桟41の左右の端部の中空部に挿填されて溶接され、該中空部を塞ぐアルミ製端板42とを有し、端板42の中心部にねじ孔42Aを備える。更に、パネル引っ掛け部40は、横桟41の四角パイプの1つの側面にアルミL型プレートの一片を溶接し、このアルミL型プレートの他片からなる引っ掛け板43を該横桟41の四角パイプの該1つの側面に直交する方向に突き出すように延在させている。
パネル引っ掛け部40は、図9、図10に示す如く、横桟41の左右の端部を両縦材21、21の各コ型凹部21Aに差し込む。そして、両縦材21の相対する側面に設けたボルト挿通孔21Bに外側から挿通した固定ボルト44の先端部を横桟41の左右の端部に設けてある端板42のねじ孔42Aに締め込み、パネル引っ掛け部40を足場本体20の他端部に固定的に配設可能にする。本実施例の固定ボルト44は蝶ボルトからなる。
パネル引っ掛け部40は、足場本体20の他端部への上述の配設時に、横桟41の左右の端部を各縦材21のコ型凹部21Aに差し込むときの該横桟41の中心軸まわりの回転角度位置を変更できる。パネル引っ掛け部40が横桟41の回転角度位置の設定により、図9に示す如く、引っ掛け板43を足場本体20内で隣接する平坦状踏板23の上面に載せることにより、パネル引っ掛け部40は太陽エネルギー収集パネル200におけるフレーム202の水上側を向く側面202Fに係合しない収納位置に設定される。他方、横桟41の左右を反転し、更に横桟41の回転角度位置を変更(90度回転)し、図10に示す如く、パネル引っ掛け部40の引っ掛け板43の下端部を足場本体20の他端部の最先端で横桟41の下面より下方に突出させることにより、パネル引っ掛け部40は太陽エネルギー収集パネル200のフレーム202の水上側を向く側面202Fに係合し得る作業位置に設定される。
尚、屋根用足場10は、足場本体20が両縦材21、21の他端部の下面に設けた緩衝材45を介して太陽エネルギー収集パネル200のフレーム202の上面に載置される。緩衝材45は、本実施例では、例えばゴム板からなり、各縦材21の下面に接着される。緩衝材45が、太陽エネルギー収集パネル200のフレーム202の上面202Eとの接触による太陽エネルギー収集パネル200のキズ付きを防止する。
これにより、屋根用足場10は、図11に示す如く、足場本体20の一端部に設けたパネル引っ掛け部40を作業位置に設定し、パネル引っ掛け部40における引っ掛け板43の下端部を水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kに差し込み、該水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに水上側から係合するものになる。
ここで、屋根用足場10が太陽エネルギー収集パネル200におけるフレーム202の上面202Eに設置されたとき、屋根用足場10における足場本体20の縦材21と太陽エネルギー収集パネル200のパネル本体201の上面201Eとの間には、図8、図11に示す如く、フレーム202の上面202Eがパネル本体201の上面201Eとの間になす段差、緩衝材34、45の板厚の合計寸法からなる隙間Gが形成され、パネル本体201を保護する。
尚、屋根用足場10は、図2、図3に示す如く、足場本体20にスチールワイヤ、プラスチックワイヤ等の索状つなぎ材60によりつながれた飛散防止金具50を有する。飛散防止金具50は、把持部51と板状頭部52とが軸状首部53により連結されて構成される。これにより、飛散防止金具50は、勾配屋根101の勾配方向で相隣る水下側太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202U(棟側端部)と水上側太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202D(軒側端部)の間隙部K(前述の引っ掛け部40が差し込まれていない位置の間隙部K)に着脱自在にされる。そして、飛散防止金具50は、図11(B)に示す如く、間隙部Kの上部に把持部51を位置し、間隙部Kに軸状首部53を位置し、間隙部Kの下部に板状頭部52を位置した状態で、把持部51に加える回転操作により回動される把持部51と板状頭部52によって水下側太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dを上下から挟み、それらの相隣る太陽エネルギー収集パネル200L、200Hに係止される。
従って、本実施例によれば、以下の作用効果がある。
(a)勾配屋根101の上に太陽エネルギー収集パネル200が固定されていて、屋根用足場10の足場本体20が太陽エネルギー収集パネル200の上に載置されるとき、足場本体20に設けられた雪止め引っ掛け部30が、勾配屋根101の上に設置されていて太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fの水上側から上方に突き出ている雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に係合し、勾配屋根101の上における滑落を防ぐものになる。
足場本体20に設けられた雪止め引っ掛け部30が、雪止め部材300(水上側を向く側面302F)だけに係合するように設置すれば足り、設置作業性は簡易である。
足場本体20に設けられた雪止め引っ掛け部30は、雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に係合して滑落阻止され、他の滑落防止用部材の存在を必要とせず、設置構造は簡素になる。
(b)屋根用足場10は、雪止め引っ掛け部30が飛散防止ボルト33等の外れ防止手段により雪止め部材300に外れることなく係合し、突風等の風力によって吹き飛ばされて周辺に飛散することがない。
(c)屋根用足場10は、足場本体20に設けられたパネル引っ掛け部40を、該足場本体20が載置された太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに係合することで、勾配屋根101の上における滑落を防ぐものになる。
足場本体20に設けられたパネル引っ掛け部40が、太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fだけに係合するように設置すれば足り、設置作業性は簡易である。
足場本体20に設けられたパネル引っ掛け部40は、太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに係合して滑落阻止され、他の滑落防止用部材の存在を必要とせず、設置構造は簡素になる。
(d)ここで、屋根用足場10は、足場本体20の一端部に雪止め引っ掛け部30が形成されるとともに、足場本体20の他端部にパネル引っ掛け部40が形成される。そして、パネル引っ掛け部40は、太陽エネルギー収集パネル200の水上側に向く側面202Fに係合するように足場本体20から突出する作業位置と、足場本体20から突出しない収納位置とに切換え設定可能にされる。これにより、単一の屋根用足場を下記i.又はii.に使い分けできる(図12)。尚、図12において、40Fは収納位置に設定されたパネル引っ掛け部40を示す。
i.足場本体20が載置される太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fの水上側から上方に突き出る雪止め部材300が設置されているとき。
図12(A)の水上側と水下側に設置された2個の屋根用足場10、及び図12(B)の水上側に設置された1個の屋根用足場10における如く、足場本体20の一端部に設けられた雪止め引っ掛け部30が上述の雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に係合される。このとき、足場本体20の他端部に設けられたパネル引っ掛け部40は収納位置に設定され、太陽エネルギー収集パネル200の水下側のフレームの上に載置される。
ii.足場本体20が載置される太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fの水上側から上方に突き出る雪止め部材300が設置されていないとき。
図12(B)の水下側に設置された1個の屋根用足場10、及び図12(C)の水上側と水下側に設置された2個の屋根用足場10における如く、足場本体20の他端部に設けられたパネル引っ掛け部40が作業位置に設定され、太陽エネルギー収集パネル200の水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに係合される。このとき、足場本体20の一端部に設けられた雪止め引っ掛け部30は太陽エネルギー収集パネル200の水下側のフレームの上に位置付けられる。
また、屋根用足場10は、雪止め引っ掛け部30を使用して滑落を防止するとき、パネル引っ掛け部40を収納位置に設定することにより、パネル引っ掛け部40が足場本体20から突出することによる太陽エネルギー収集パネル200のキズ付きを防止する。また、パネル引っ掛け部40を収納位置に設定することにより、パネル引っ掛け部40が足場本体20から突出しないので、足場の輸送や保管に際して取扱い易い。
(e)上述(d)のi.により、水下側に設置される屋根用足場10の雪止め引っ掛け部30が、水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kから上方に突出する雪止め部材300(水上側を向く側面302F)に係合するように設けられる。これにより、屋根用足場10を、勾配屋根101の上に固定された複数の太陽エネルギー収集パネル200の上に安定的かつ整然と載置できる。
(f)上述(d)のii.により、水下側に設置される屋根用足場10のパネル引っ掛け部40が、水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uと水上側の太陽エネルギー収集パネル200Hの水下側フレーム202Dとの間隙部Kに差し込まれ、該水下側の太陽エネルギー収集パネル200Lの水上側フレーム202Uの水上側を向く側面202Fに係合するように設けられる。これにより、屋根用足場10を、勾配屋根101の上に固定された複数の太陽エネルギー収集パネル200の上に安定的かつ整然と載置できる。
尚、屋根用足場は、足場本体の端部に、雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部とが選択的に取着され、下記(1)又は(2)の如くに使用されるものであっても良い。
(1)足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側から上方に突き出る雪止め部材が設置されているときには、足場本体の端部に雪止め引っ掛け部を取着し、この雪止め引っ掛け部が上述の雪止め部材に係合される。
(2)足場本体が載置される太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面の水上側から上方に突き出る雪止め部材が設置されてないときには、足場本体の端部にパネル引っ掛け部を取着し、このパネル引っ掛け部が太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の屋根用足場を構成する雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部は足場本体に一体成形されて設けられていても良い。
また、本発明の屋根用足場を構成する雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部は、太陽エネルギー収集パネルの上に載置された屋根用足場の必ずしも水上側に設けられるものでなく、水下側に設けられても良い。
また、本発明の屋根用足場が設置される太陽エネルギー収集パネルは、太陽熱温水器等であっても良い。
また、本発明の雪止め引っ掛け部を有してなる屋根用足場は、雪止め部材が設置された勾配屋根であれば、太陽エネルギー収集パネルが固定されていない勾配屋根においても使用できる。
本発明によれば、屋根用足場の設置作業性を簡易にするとともに、設置構造を簡素にしながら、屋根用足場を勾配屋根の上に滑りなく安定的に設置することができる。
また、本発明によれば、屋根用足場の設置作業性を簡易にするとともに、設置構造を簡素にしながら、屋根用足場を勾配屋根の上に固定された太陽エネルギー収集パネルの上に滑りなく安定的に設置することができる。
10 屋根用足場
20 足場本体
30 雪止め引っ掛け部
40 パネル引っ掛け部
101 勾配屋根
200 太陽エネルギー収集パネル
200L 水下側太陽エネルギー収集パネル
200U 水上側太陽エネルギー収集パネル
201 パネル本体
201E 上面
202 フレーム
202D 水下側フレーム
202U 水上側フレーム
202E 上面
202F 側面
300 雪止め部材
302F 側面

Claims (8)

  1. 勾配屋根の屋根面の上に設置される屋根用足場であって、
    勾配屋根の屋根面の上に配置される足場本体を有し、
    足場本体が配置された勾配屋根の上に設置されている雪止め部材に係合する雪止め引っ掛け部が足場本体に設けられてなる屋根用足場。
  2. 前記雪止め引っ掛け部が雪止め部材に係合している状態でずれを規制する外れ防止手段を備えてなる請求項1に記載の屋根用足場。
  3. 前記足場本体が勾配屋根の上に固定された太陽エネルギー収集パネルの上に載置されてなる請求項1又は2に記載の屋根用足場。
  4. 前記足場本体が載置された太陽エネルギー収集パネルの水上側を向く側面に係合するパネル引っ掛け部が足場本体に設けられてなる請求項3に記載の屋根用足場。
  5. 前記足場本体に設けられるパネル引っ掛け部が、太陽エネルギー収集パネルの水上側に向く側面に係合するように足場本体から突出する作業位置と、足場本体から突出しない収納位置とに切換え設定可能にされる請求項4に記載の屋根用足場。
  6. 前記足場本体の端部に、雪止め引っ掛け部とパネル引っ掛け部とが選択的に取着可能にされてなる請求項4に記載の屋根用足場。
  7. 請求項3〜6のいずれかに記載の屋根用足場の設置構造であって、
    前記勾配屋根の勾配方向に複数段をなす太陽エネルギー収集パネルを並置し、少なくとも1個の太陽エネルギー収集パネルの上に屋根用足場が載置されてなり、
    太陽エネルギー収集パネルはパネル本体と該パネル本体の対向する少なくとも2辺に設けられるフレームを有し、それらの2辺に設けられたフレームが勾配屋根の水上側と水下側に配置されて該勾配屋根の上に固定され、
    屋根用足場の足場本体は太陽エネルギー収集パネルのパネル本体との間に隙間を介する状態で、そのフレームの上面に載置され、
    屋根用足場の雪止め引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部から上方に突出する雪止め部材に係合してなる屋根用足場の設置構造。
  8. 請求項4〜6のいずれかに記載の屋根用足場の設置構造であって、
    前記勾配屋根の勾配方向に複数段をなす太陽エネルギー収集パネルを並置し、少なくとも1個の太陽エネルギー収集パネルの上に屋根用足場が載置されてなり、
    太陽エネルギー収集パネルはパネル本体と該パネル本体の対向する少なくとも2辺に設けられるフレームを有し、それらの2辺に設けられたフレームが勾配屋根の水上側と水下側に配置されて該勾配屋根の上に固定され、
    屋根用足場の足場本体は太陽エネルギー収集パネルのパネル本体との間に隙間を介する状態で、そのフレームの上面に載置され、
    屋根用足場のパネル引っ掛け部が、水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームと水上側太陽エネルギー収集パネルの水下側のフレームとの間隙部に差し込まれ、該水下側太陽エネルギー収集パネルの水上側のフレームの水上側を向く側面に係合してなる屋根用足場の設置構造。
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