JP2016147821A - 固形化粧料 - Google Patents

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【課題】携帯性、簡便性、小道具へのとれ、伸び、塗布膜の均一性、フィット感、保湿効果、化粧持続性に優れた固形化粧料。
【解決手段】下記成分(a)を含む油剤を25〜40質量%、並びに、(b)及び(c)を含む粉体を60〜75質量%配合してなり、全油剤中における(a)の含有量が70〜100質量%であり、さらに全粉体中における成分(c)の含有量が40〜90質量%であり、圧縮成型して得られたものである固形化粧料。
(a)25℃における粘度が50 mPa・s以下である、IOB値0.25以下の脂肪酸エステル油
(b)ポリウレタン粉末
(c)フッ素化合物処理粉末
【選択図】なし

Description

本発明は、固形化粧料に関するものであり、携帯性、簡便性、小道具へのとれ、伸び、塗布膜の均一性、フィット感、保湿効果、化粧持続性に優れた固形化粧料を提供する。
固形粉末化粧料は携帯性に優れ、手軽に化粧直しができるため最も普及しているタイプだが、近年夏場でもオフィスの冷房環境下など、肌が乾燥した状態となり、粉っぽさや乾燥感等の課題があった。その課題を解決するため油剤量を多くすると、とれ、伸びなどの使用性の悪化やケーキング現象を起こしてしまう。このため、一般的に油性成分が5〜20質量%ほどに制限され、保湿効果を出すことは困難であった。
一方固形油性化粧料は油性成分を多く含むため、耐水性、保湿効果、エモリエント効果に優れているが、欠点として、べたつきや油性感、伸びの悪さ、化粧持続性の悪さが挙げられる。
このように携帯性、簡便性、小道具へのとれ、伸び、塗布膜の均一性、フィット感、保湿効果、化粧持続性すべてに優れた化粧料を作ることは困難であった。
このような課題を解決するために固形粉末化粧料と固形油性化粧料の中間領域の固形化粧料が提案されている。例えば、特定の多孔質シリカ(0.1〜20質量%)を含む粉体成分(60〜75質量%)とセラミド、セラミド類似構造物質、コレステロール、コレステリルエステル及びコレステリルイソステアレートから選ばれる保湿成分(0.1〜15質量%)を含む油分(25〜40質量%)を配合した固形粉末化粧料が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の化粧料は、べたつきがなく、伸びも良好であるものの、テカっているように見える仕上がりで、また化粧持続性も満足できるものではなかった。
ほかにも、多孔質粉体を含む粉体(30〜60質量%)と油剤(40〜70質量%)を含有し、加熱しても流動性を帯びないことを特徴とした固形化粧料(特許文献2)や、粉体(40〜75質量%)と1気圧、25℃の条件下で流動性を有する油剤(20〜50質量%)を含有するファニキュラー領域の固形化粧料が提案されている(特許文献3)。
これらの固形化粧料も、伸びが重くて均一な化粧塗膜が得られにくく、べたつきを生じ、テカっているように見える仕上がりで、さらに化粧持続性も満足できるものではなかった。
特許3526426号公報 特許3308175号公報 特開2006−1883号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、油剤を高配合しても小道具へのとれが良好で、べたつきなく、滑らかな使用感で、さらに化粧持続性等に優れる固形化粧料及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、下記成分(a)を含む油剤を25〜40質量%、並びに、(b)及び(c)を含む粉体を60〜75質量%配合してなり、全油剤中における(a)の含有量が70〜100質量%であり、さらに全粉体中における成分(c)の含有量が40〜90質量%であり、圧縮成型して得られたものであることを特徴とする固形化粧料である。
(a)25℃における粘度が50 mPa・s以下である、IOB値0.25以下の脂肪酸エステル油
(b)ポリウレタン粉末
(c)フッ素化合物処理粉末
上記固形化粧料は、さらに、(d)多価アルコールを0.1〜5質量%含有することが好ましい。
本発明により、携帯性、簡便性、とれ、伸び、塗布膜の均一性、フィット感、保湿効果、化粧持続性に優れた固形化粧料を提供できる。
以下本発明を詳細に説明する。
従来、固形化粧料において油剤配合量を増やすと、フィット感や保湿感は得られるものの、小道具へのとれ、化粧持続性が悪化するという問題があった。本発明の固形化粧料は、油剤を高配合しても、小道具へのとれが良好であり、べたつきなく、滑らかな使用感で、かつ優れた化粧持続性を有するものである。
本発明は(a)25℃における粘度が50 mPa・s以下であるIOB値0.25以下の脂肪酸エステル油、(b)ポリウレタン粉末、(c)フッ素化合物処理粉末を含有することにより、上述の効果を得ることを見出したものである。上記成分(a)は、多量に含有してもべたつきや油っぽさが少なく、伸びが良好で、さらに上記成分(b)、(c)を含有すると、保湿感を高めつつ、粉末の凝集を抑制し、所謂ケーキング現象を防いで小道具へのとれを良好にすることができ、さらに優れた化粧持続性を有する。
本発明に用いられる成分(a)は25℃における粘度が50 mPa・s以下である、IOB値0.25以下の脂肪酸エステル油である。このような油剤を含有することにより保湿感を高め、肌に塗布した際の伸びを良好にし、また均一に塗布することができる。
なお、本発明において、粘度はビスメトロン回転粘度計(芝浦システム社製)を用いて、25℃、低粘度用アダプター、12rpmの条件下で測定した数値である。また、IOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、有機化合物の極性の度合いを示す指標である。「有機性値(OV)」、「無機性値(IV)」のスコアを化合物の構造各部に付与した後合算し、総IVスコアを総OVスコアで除した値として求められものである。Van Der Waals力による物性の程度が「有機性」、電気的親和力による物性の程度が「無機性」と考えられており、IOB値の高い化合物ほど電気的相互作用を生じやすく、極性の高い化合物とされる。
上記25℃における粘度が50 mPa・s以下である、IOB値0.25以下の脂肪酸エステル油としては、一価のアルコールと脂肪酸のエステルであるイソノナン酸エチルヘキシル(粘度5 mPa・s、IOB=0.18)、イソノナン酸イソノニル(粘度6 mPa・s、IOB=0.2)、イソノナン酸イソデシル(粘度7 mPa・s、IOB=0.19)、イソステアリン酸エチル(粘度8 mPa・s、IOB=0.15)、イソステアリン酸イソプロピル(粘度10 mPa・s、IOB=0.15)、エチルヘキサン酸ヘキシルデシル(粘度11 mPa・s、IOB=0.13)、パルミチン酸エチルヘキシル(粘度11 mPa・s、IOB=0.13)、イソノナン酸イソトリデシル(粘度12 mPa・s、IOB=0.15)、エチルヘキサン酸セチル(粘度13 mPa・s、IOB=0.13)、ネオペンタン酸オクチルドデシル(粘度15 mPa・s、IOB=0.14)、ステアリン酸エチルヘキシル(粘度15 mPa・s、IOB=0.12)、ミリスチン酸イソセチル(粘度21 mPa・s、IOB=0.10)、ステアリン酸イソセチル(粘度27 mPa・s、IOB=0.09)、ミリスチン酸オクチルドデシル(粘度28 mPa・s、IOB=0.09)、イソステアリン酸ヘキシルデシル(粘度34 mPa・s、IOB=0.09)、イソステアリン酸イソステアリル(粘度38 mPa・s、IOB=0.09)、二価のアルコールと脂肪酸のエステルであるジカプリン酸ネオペンチルグリコール(粘度20mPa・s、IOB=0.25)等が挙げられる。このような脂肪酸エステル油としては、1種又は2種以上を組合せて使用することができる。
成分(a)を含む油剤の含有量は固形化粧料総量に対して25〜40質量%であり、好ましくは30〜35質量%である。含有量が25質量%未満では、保湿効果を充分に得られず、仕上りも粉っぽく浮いた仕上がりになる。また40質量%を超えて含有すると、べたつきが生じ、テカっているように見える仕上がりになってしまう。
全油剤に対しての成分(a)の含有量は70〜100質量%である。含有量が70質量%未満では油性感のある使用感になってしまい、また伸びの良さに関しても十分でない。
なお本発明においては、上述した成分(a)以外の油剤を含有するものであってもよい。成分(a)と併用することができる油剤としては特に限定されるものではなく、化粧料分野において使用することができる任意の油剤を併用することができる。
本発明に用いられる(b)ポリウレタン粉末は、固形化粧料のとれ、滑らかなタッチ、フィット感等の官能特性を向上させることや化粧持続性を高める目的で使用される。ポリウレタン粉末はポリウレタンからなる樹脂粉末であり、ポリウレタン樹脂の組成は特に限定されず任意のものを使用することができ、ソルビトールのポリプロピレングリコールの付加物とポリカプロラクトンをヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)とトリメチロールプロパンで架橋した縮合重合体である(HDI/PPG/ポリカプロラクトン)クロスポリマーや、6〜7モルのヘキシルラクトンでエステル化したトリメチロールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の反応で得られる架橋縮合重合体である(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー等が挙げられる。ポリウレタン粉末の市販品としては、ダイミックビーズCM−1077、ダイミックビーズCM−1157(大日精化工業社製)、SUNPU−170(サンジン社製)等が挙げられる。
成分(b)の含有量は、固形化粧料総量に対して0.1〜30質量%が好ましい。0.1質量%未満では官能特性の向上や化粧持続性が十分ではなく、30質量%以上では小道具へのとれ、塗布膜の均一性が十分ではない。
成分(c)のフッ素化合物処理粉末としては、通常公知の粉末を通常化粧料に用いられるフッ素化合物で表面処理した粉末を使用することができる。成分(c)の基材となる粉末としては、特に限定されず、マイカ、タルク、カオリン、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機粒子、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄等の無機着色顔料、雲母チタン、ベンガラ被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラスフレーク等の光輝性着色顔料等の化粧品において汎用される材料を使用することができる。
上記フッ素化合物処理としては特に限定されず、例えば、パーフルオロアルキルリン酸エステル・ジエタノールアミン塩、パーフルオロオクチルトリエトキシシラン、フルオロ(C9−15)アルコールリン酸等のフッ素化合物によって処理したものを挙げることができる。
具体的には、PF(パーフルオロアルキルリン酸エステル・ジエタノールアミン塩)処理、FHS(パーフルオロオクチルトリエトキシシラン)処理、FOTS(パーフルオロアルキルリン酸エステル・ジエタノールアミン塩、トリエトキシカプリルシラン)処理(いずれも大東化成工業社製)等のフッ素化合物処理が施された粉末を挙げることができる。
上記成分(c)は、1種又は2種以上を組合せて使用することができる。
上記成分(c)において、フッ素化合物の処理量は特に限定されるわけではないが、フッ素化合物処理粉末の質量に対して、3.0〜8.0質量%の割合となるように処理を施したものであることが好ましい。
成分(b)、(c)を含む粉体の含有量は、固形化粧料総量に対して60〜75質量%であり、さらに全粉体中における成分(c)の含有量が40〜90質量%である。
成分(c)の含有量が40質量%未満では化粧料のとれと化粧持続性の観点で好ましくない。90質量%を超えると肌とのフィット感が悪く、また使用感も好ましくない。
本発明の化粧料は、上述した各成分の含有量を満足する範囲において、上記成分(b)(c)以外の粉体成分を含有するものであってもよい。上記成分(b)(c)以外の粉体成分としては、化粧料の分野において通常使用される任意の粉体成分を使用することができる。また、上記成分(b)(c)以外の粉体成分は、シリコーン処理等の化粧品分野における公知の表面処理を施したものであってもよい。
さらに、本発明の固形化粧料は、上記成分(a)〜(c)以外の成分として、(d)多価アルコールを含有することが好ましい。上記多価アルコール(d)としては、化粧料分野において一般的に使用される公知のものを使用することができ、例えば、ジプロピレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、イソペンチルジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール、マルチトール、ラフィノース等を挙げることができる。これらは市販品として容易に入手することができる。上記多価アルコール(d)は、必要に応じて、1種又は2種以上を用いることができる。なかでも、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソペンチルジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールを使用すると、保湿効果、分散性向上、安定性向上、滑らかなタッチ、フィット感等を特に良好に得ることができるため、好適に使用することができる。
上記多価アルコール(d)は、固形化粧料の全量に対して0.1〜5.0質量%の割合で含まれることが好ましい。0.1質量%未満であると、保湿効果、分散性、安定性の向上が十分ではなくなるおそれがあり、5.0質量%を超えると、ベタツキが生じたり、パフへ取れにくくなったり、官能特性が悪化するおそれがある。
本発明の化粧料は、更に、その他の成分を含有するものであってもよい。その他の成分としては特に限定されず、通常の化粧料に使用されるものを挙げることができる。
本発明の固形化粧料の製造方法としては特に限定されず、上記各成分を混合し、通常の圧縮成形を行うことによって製造することができる。
本発明の固形化粧料は、その形態を特に限定されるものではないが、例えば、化粧下地、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ、アイブロウ、アイライナー、等の化粧料として使用することができる。
以下に実施例を挙げて更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、配合量は全て質量%を表す。
実施例に先立ち、本発明で用いた評価方法を説明する。
評価方法:固形化粧料のとれの良さ、伸びの良さ、塗布膜の均一性、フィット感、べたつきのなさ、粉っぽさのなさ、保湿感、化粧持続性について化粧品評価専門パネル20名に実施例および比較例の化粧料を使用してもらい、各項目で各自が以下の基準に従って5段階評価し、化粧料毎に評点を付し、さらに全パネルの評点の平均点を以下の4段階の判定基準に従って判定した。尚、化粧持続性については、化粧料塗布直後の状態と塗布後5時間(日常生活)の状態を比較し下記の基準で評価した。
(評価基準)
評価結果 : 評点
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
(判定基準)
評点の平均点 : 判定
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
実施例1〜5及び比較例1〜8
表1に示した各原料を用いて、以下に示す製法に従ってファンデーションを製造した。
A.成分1〜11を混合機で均一に分散する。
B.成分12〜19を80℃に加熱し、分散させた後、Aに添加し、混合機で均一に分散する。
C.Bを充填皿に適量充填した後、圧縮成型し、ファンデーションを得た。

表中の各成分は、それぞれ以下のものである。
*1 FHS−3AタルクJA−46R(大東化成工業社製)
*2 SA−タルクJA−46R(三好化成社製)
*3 FHS−3チタンCR−50(大東化成工業社製)
*4 SA−チタンCR−50(80%)(三好化成社製)
*5 FHS−3チタンMT−500SA(大東化成工業社製)
*6 SIRS−4 ZnO−610(大東化成工業社製)
*7 ダイミックビーズCM−1157(大日精化工業社製)
*8 SP−500(東レ社製)
*9 KSP−100(信越化学工業社製)
*10 コスメシリカCQ10(富士シリシア化学社製)
*11 Plandool−H(日本精化社製)
*12 サラコス99(日清オイリオ社製) IOB=0.2 粘度9
*13 エステモールN−01(日清オイリオ社製) IOB=0.25 粘度19
*14 コスモール13(日清オイリオ社製) IOB=0.36 粘度43
*15 KF−96A−6cs(信越化学工業社製)
*16 ハイコールK−230(カネダ社製)
表1から明らかなように、本発明のファンデーションはとれの良さ、伸びの良さ、塗布膜の均一性、フィット感、べたつきのなさ、粉っぽさのなさ、保湿感、化粧持続性において非常に優れていた。
以下、実施例6〜8として挙げた化粧料についても、実施例1〜5及び比較例1〜8と同様の製造方法で製造した。得られた化粧料はいずれも、とれの良さ、伸びの良さ、塗布膜の均一性、フィット感、べたつきのなさ、粉っぽさのなさ、保湿感、化粧持続性において優れていた。
実施例6:コンシーラー
実施例7:アイシャドウ

実施例8:頬紅
本願発明の固形粉末化粧料は、油剤を高配合しても小道具へのとれが良好で、べたつきなく、滑らかな使用感で、さらに化粧持続性等に優れ、化粧下地、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ、アイブロウ、アイライナー等のメイクアップ化粧料に好適に使用することができる。

Claims (2)

  1. 下記成分(a)を含む油剤を25〜40質量%、並びに、(b)及び(c)を含む粉体を60〜75質量%配合してなり、全油剤中における(a)の含有量が70〜100質量%であり、さらに全粉体中における成分(c)の含有量が40〜90質量%であり、圧縮成型して得られたものであることを特徴とする固形化粧料。
    (a)25℃における粘度が50 mPa・s以下である、IOB値0.25以下の脂肪酸エステル油
    (b)ポリウレタン粉末
    (c)フッ素化合物処理粉末
  2. さらに、(d)多価アルコールを0.1〜5質量%含有する請求項1記載の固形化粧料。
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