JP2016147578A - 駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリやハーネス部に過度の負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを行なうことができる駆動制御装置を提供すること。【解決手段】車両1を駆動するエンジン2と、エンジン2の駆動による車両1の走行をアシストする走行アシストを行なうモータ3と、モータ3に電力を供給するサブバッテリ7と、サブバッテリ7の充放電電流、電圧及びバッテリ温度を検出するバッテリ状態検出センサ71と、アシスト許可条件が成立して走行アシストを実施する場合に、ハーネス部8を保護するための許容電流値Irmsやハーネス部8の電流二乗の面積の保護設計値Sと、サブバッテリ7の積算放電電流値Itotalとに基づいて、走行アシストを継続して実施できるアシスト継続許可時間Tassと走行アシストを停止するアシスト停止時間Tintとを算出し、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとに従って走行アシストを制御するECU9と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの駆動をモータでアシストする車両の駆動制御装置に関する。
エンジンとモータとを動力源として備えたハイブリッド車両が知られており、モータからの駆動トルクをエンジントルクの補助として付与させることにより車両の走行をアシストする制御(以下、走行アシストという)が行なわれている。
特許文献1では、バッテリの充電残量や、バッテリの温度から最高出力継続時間を算出し、最高出力継続時間バッテリの最高出力で走行アシストを行なわせ、その後、出力減少レートで基準出力までバッテリの出力を減少させて、バッテリに過度な負担をかけることなく、円滑な走行アシストを行なわせることが提案されている。
特開2007−261360号公報
しかしながら、このようなハイブリッド車両にあっては、バッテリの充電残量や、バッテリの温度から最高出力継続時間を算出し、バッテリの最高出力で走行アシストを行なわせているため、バッテリとモータとの間に設けられたスイッチや配線、接続点等のハーネス部の保護にはならず、過度な電流が流れた場合、ハーネス部に損傷を与えるおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、バッテリやハーネス部に過度の負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを行なうことができる駆動制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する駆動制御装置の発明の一態様は、エンジンの駆動による車両の走行をモータの駆動によってアシストする走行アシストを行なう車両の駆動制御装置であって、モータに電力を供給するバッテリと、モータとバッテリとを接続するハーネス部と、バッテリの放電電流を検出する電流検出部と、走行アシストを実施する場合に、ハーネス部を保護するための所定の保護値と走行アシストが開始されてからのバッテリの積算放電電流値とに基づいて、走行アシストを継続して実施できるアシスト継続許可時間と走行アシストを継続して停止するアシスト停止時間とを算出し、アシスト継続許可時間とアシスト停止時間とに従って走行アシストを制御する制御部と、を備えるものである。
このように本発明の一態様によれば、バッテリやハーネス部に過度の負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを行なうことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動制御装置を示す図であり、その概念ブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る駆動制御装置を示す図であり、その走行アシスト制御処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施形態に係る駆動制御装置を搭載した車両1は、内燃機関型のエンジン2と、モータ3と、変速機4と、駆動輪5と、メインバッテリ6と、サブバッテリ7と、ハーネス部8と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)9とを含んで構成されている。
エンジン2は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行なうとともに、圧縮行程及び膨張行程の間に燃焼室で点火を行なう4サイクルのエンジンによって構成されている。
モータ3は、例えば、三相交流モータによって構成される。モータ3は、具体的には、次のように駆動する。サブバッテリ7から出力される電力がインバータによって三相の交流電力に変換され、この三相の交流電力が三相交流モータに供給されることによって駆動する。このように、モータ3は、電動機として機能し、エンジン2の出力トルクを補うアシストトルクを生成できるようになっている。このとき、ECU9は、トルク指令信号に基づいてインバータを制御して、モータ3の出力トルクが指令トルクになるような三相の交流電力をモータ3へ供給するよう制御する。
また、モータ3は、発電時における回転抵抗を車両1の制動に利用するように駆動される。これにより、モータ3は、回生によって発電できる機能を有する。このように、モータ3は、発電機としても機能し、サブバッテリ7を充電するための電力を生成できるようになっている。モータ3には、図示していないが、モータ3の制御基板の温度を検出する基板温度センサが接続されている。基板温度センサは、ECU9に接続されている。ECU9は、基板温度センサによりモータ3の制御基板の温度を検知することができる。
変速機4は、エンジン2及びモータ3から駆動輪5までの動力伝達経路に設けられている。変速機4は、複数の変速段のなかで任意の1つの変速段を形成することができるようになっている。詳細には、変速機4は、ECU9によって制御された図示していない油圧回路によって、変速段が変更されるようになっている。
メインバッテリ6は、例えば鉛蓄電池で構成されている。このメインバッテリ6は、図示していない電装品などの電気負荷と電気的に接続されている。メインバッテリ6には、図示していないが、電流センサ、電圧センサ及びバッテリ温度センサが接続されている。これらセンサは、ECU9に接続されている。ECU9は、これらセンサの出力によりメインバッテリ6の充電状態を検知できるようになっている。
サブバッテリ7は、例えばリチウムイオン蓄電池で構成されている。このサブバッテリ7は、ハーネス部8を介してモータ3と電気的に接続されている。サブバッテリ7には、電流検出部としてのバッテリ状態検出センサ71が接続されている。バッテリ状態検出センサ71は、サブバッテリ7の充放電電流、電圧及びバッテリ温度を検出する。バッテリ状態検出センサ71は、ECU9に接続されている。ECU9は、バッテリ状態検出センサ71の出力によりサブバッテリ7の充電状態や放電電流を検知できるようになっている。
ハーネス部8は、スイッチ81と、配線82とを含んで構成され、サブバッテリ7とモータ3を接続している。スイッチ81は、ECU9の制御によりサブバッテリ7とモータ3とを接続する接続状態及び、サブバッテリ7とモータ3とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとるようになっている。
ECU9は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
ECU9のROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU9として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ECU9において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、本実施形態におけるECU9として機能する。
ECU9の入力ポートには、エンジン2の機関回転数(以下、「エンジン回転数」ともいう)を検出するエンジン回転数センサ11と、車速を検出する車速センサ12と、図示していないアクセルペダルの操作量(以下、「アクセル開度」ともいう)を検出するアクセル開度センサ13と、図示していないシフトレバーの位置がN(ニュートラル)レンジ、R(リバース)レンジ、あるいは、D(ドライブ)レンジなどのいずれに位置しているかを検出するシフトポジションセンサ14と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ15と、図示していないブレーキペダルが踏まれていて操作中であるか否かを検知するブレーキスイッチ16と、を含む各種センサ類が接続されている。
また、ECU9の出力ポートには、モータ3に加えて、変速機4を制御するための油圧回路、図示していないインジェクタ、点火プラグ、スロットルバルブを含む各種制御対象類が接続されている。
ECU9は、アクセル開度センサ13によって検出されたアクセル開度を予め設定された時間間隔でRAM内に記憶するようになっており、所定の時間のアクセル開度の変化量を検出できるようになっている。
ECU9は、各種センサ類から得られる情報に基づいて、各種制御対象類を制御するようになっている。例えば、ECU9は、アクセル開度センサ13によって検出されたアクセル開度やエンジン回転数センサ11によって検出されたエンジン回転数などに基づいて、燃料噴射量、点火時期、スロットル開度などを制御してエンジン2の駆動を制御するようになっている。
また、ECU9は、車速センサ12によって検出された車速やシフトポジションセンサ14によって検出されたシフトレバーの位置などに応じて、変速機4の変速段の変更を油圧回路により行なわせるようになっている。
なお、ECU9は、車両1の減速時に燃料噴射を停止するフューエルカット制御や、車両1の停止時に自動的にエンジン2の停止及び再始動を行なわせるアイドルストップスタート制御を行なうようにしてもよい。
本実施形態において、ECU9は、予め設定されたアシスト許可条件が成立している場合、エンジン2の駆動による車両の走行をモータ3の駆動によってアシストする走行アシストを行なうようになっている。
ECU9は、例えば、以下の条件の全てが成立したとき、アシスト許可条件が成立したと判定する。
・水温センサ15の検出するエンジン冷却水の水温が所定水温より高いこと。
・エンジン回転数センサ11の検出するエンジン回転数が所定回転数より低いこと。
・車速センサ12の検出する車速が所定車速より速いこと。
・シフトポジションセンサ14の検出するシフトレバーの位置がNレンジ以外であること。
・メインバッテリ6の充電残量が所定充電量より大きいこと。
・アクセル開度センサ13の検出するアクセル開度が所定開度より大きいこと。
・アクセル開度の変化量が所定変化量より大きいこと。
・ブレーキスイッチ16の検出するブレーキペダルの状態がブレーキペダルの操作中でないこと。
・アクセル開度や、エンジン回転数、車速などから算出するドライバ要求トルクが所定トルクより大きいこと。
・前回の走行アシスト実施から所定時間が経過していること。
・モータ3の制御基板の温度が所定基板温度より低いこと。
ECU9は、アシスト許可条件が成立したと判定した場合、サブバッテリ7からモータ3に電力を供給させてモータ3を駆動させ、エンジン2の駆動による車両の走行をアシストさせる走行アシストを開始する。
なお、本実施形態に係るアシスト許可条件は、上述した条件に限定されず任意に選択可能である。
ECU9は、走行アシスト実施中に、アシスト中のサブバッテリ7の平均放電電流値Iassと、ハーネス部8の保護要件値とから、走行アシストを継続して実施できる時間であるアシスト継続許可時間Tassと、走行アシスト実施後に走行アシストを継続して停止する時間であるアシスト停止時間Tintとを算出する。ECU9は、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとに従って走行アシストを実施する。
なお、アシスト継続許可時間Tassは、走行アシストの継続する実施が許可される継続時間であり、走行アシストは、このアシスト継続許可時間Tassに基づいて継続して実施される。また、アシスト停止時間Tintは、走行アシストの継続する停止が行なわれる継続時間であり、走行アシストは、このアシスト停止時間Tintに基づいて継続して停止される。
ECU9は、走行アシストを開始すると、内蔵のタイマにより走行アシストを実施している時間であるアシスト実施時間Tの計測を開始するとともに、走行アシストを実施している間のサブバッテリ7の積算放電電流値Itotalの計測も開始する。
アシスト実施時間Tは、アシスト許可条件が成立したと判定され、走行アシストを開始してからの経過時間であり、積算放電電流値Itotalは、アシスト許可条件が成立したと判定され、走行アシストを開始してからのサブバッテリ7の放電電流の合計値である。
ECU9は、アシスト中の平均放電電流値Iassを、例えば、以下の式(1)で算出する。
平均放電電流値Iass=アシスト中の積算放電電流値Itotal/アシスト実施時間T...(1)
ECU9は、例えば、ハーネス部8の許容電流値Irmsや、ハーネス部8の電流二乗の面積の保護設計値Sなどのハーネス部8の保護値によりアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出する。
ECU9は、以下の式(2)、(3)により、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出する。ここで、許容電流値Irmsや、電流二乗の面積の保護設計値Sは、予め実験等により求められ、ECU9のROM内に記憶されている。
Figure 2016147578
ECU9は、走行アシストを開始してから、予め設定された時間間隔でアシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalを計測する。そして、ECU9は、計測されたアシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalから平均放電電流値Iassを算出し、この平均放電電流値Iassと、ハーネス部8の許容電流値Irms及びハーネス部8の電流二乗の面積の保護設計値Sに基づいてアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを、アシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalを計測する時間間隔に基づいて算出する。このとき、 ECU9は、最新のアシスト実施時間Tと最新の積算放電電流値Itotalの両方が取得された時間間隔でアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出してもよいし、最新のアシスト実施時間Tと最新の積算放電電流値Itotalのいずれか一方が取得された時間間隔でアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出してもよい。さらに、ECU9は、計測したアシスト実施時間Tが最新の(最後に算出した)アシスト継続許可時間Tassになった時点で走行アシストを停止し、最新の(最後に算出した)アシスト停止時間Tintの間、継続して走行アシストを停止する。このようにすることで、走行アシストを開始してから、時間経過とともに変化する平均放電電流値Iassに対応してアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを変更することができ、ハーネス部8を確実に保護することができる。
なお、本実施形態は、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとの算出は、アシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalを計測する時間間隔に同期する構成であるが、これに限定されず、アシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalを計測する時間間隔とは異なる時間間隔、例えば、アシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalが複数回測定される都度、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出してもよい。このような構成にすれば、ECU9に多大な負荷をかけることなく、可能な限りリアルタイムにアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出することができる。
その後、ECU9は、アシスト実施時間Tと積算放電電流値Itotalをゼロにし、再度アシスト許可条件が成立しているか否かを判定し、アシスト停止時間Tint経過後の走行アシストを行なうか否かを判定する。
以上のように構成された本実施形態に係る駆動制御装置による走行アシスト制御処理について、図2を参照して説明する。なお、以下に説明する走行アシスト制御処理は、ECU9の動作開始により開始される。
まず、ECU9は、上述したアシスト許可条件が成立したか否かを判定する(ステップS1)。アシスト許可条件が成立していないと判定した場合、ECU9は、ステップS6に進み、走行アシストを実施していれば走行アシストを停止させる。
一方、アシスト許可条件が成立したと判定した場合、ECU9は、サブバッテリ7からモータ3に電力を供給させてモータ3を駆動させて走行アシストを実施させる(ステップS2)。次いで、ECU9は、上述した積算放電電流値Itotalとアシスト実施時間Tを取得し(ステップS3)、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出する(ステップS4)。
そして、ECU9は、アシスト実施時間Tがアシスト継続許可時間Tassになったか否かを判定、すなわち、走行アシスト開始からアシスト継続許可時間Tassが経過したか否かを判定し(ステップS5)、走行アシスト開始からアシスト継続許可時間Tassが経過していないと判定した場合、ECU9は、ステップS1に戻ってアシスト許可条件が成立するか判定する。
一方、アシスト継続許可時間Tassが経過したと判定した場合、ECU9は、サブバッテリ7からモータ3への電力の供給を停止させて走行アシストを停止させ(ステップS6)、走行アシストを停止させてからアシスト停止時間Tintが経過したか否かを判定する(ステップS7)。
アシスト停止時間Tintが経過していないと判定した場合、ECU9は、アシスト停止時間Tintが経過するまでステップS7の判定を繰り返す。一方、アシスト停止時間Tintが経過したと判定した場合、ECU9は、ステップS1に戻ってアシスト許可条件が成立するか判定する。
このように、上述の実施形態では、アシスト許可条件が成立して走行アシストを実施する場合に、ハーネス部8を保護するための許容電流値Irmsやハーネス部8の電流二乗の面積の保護設計値Sと、サブバッテリ7の積算放電電流値Itotalとに基づいて、走行アシストを継続して実施してよい時間であるアシスト継続許可時間Tassと走行アシストを継続して停止するアシスト停止時間Tintとを算出し、アシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとに従って走行アシストを制御するECU9を備える。
これにより、ハーネス部8に過度の電流が流れないように走行アシストの実施と停止が制御される。このため、サブバッテリ7の放電電流量が抑制され、サブバッテリ7やハーネス部8に負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを実施させることができる。
また、ECU9は、積算放電電流値Itotalと走行アシストを開始してからの経過時間であるアシスト実施時間Tとから平均放電電流値Iassを算出し、許容電流値Irmsや、ハーネス部8の電流二乗の面積の保護設計値Sと、平均放電電流値Iassとからアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとを算出する。
これにより、走行アシストを開始してからの平均放電電流値Iassに基づいてアシスト継続許可時間Tassとアシスト停止時間Tintとが算出される。このため、ハーネス部8を保護することができるアシスト停止時間Tintを設定することができ、サブバッテリ7やハーネス部8に負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを実施させることができる。
また、ECU9は、アシスト実施時間Tがアシスト継続許可時間Tassとなった場合、走行アシストを停止させ、走行アシストが停止されてからの経過時間がアシスト停止時間Tintになるまで継続して走行アシストの実施を停止する。
これにより、アシスト継続許可時間Tassだけ走行アシストが実施された後、アシスト停止時間Tintだけ走行アシストが停止される。このため、走行アシストの停止を確実に行なうことができ、サブバッテリ7やハーネス部8に負担をかけることなく、良好な頻度で走行アシストを実施させることができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン
3 モータ
7 サブバッテリ
8 ハーネス部
9 ECU(制御部)
71 バッテリ状態検出センサ(電流検出部)
81 スイッチ
82 配線

Claims (3)

  1. エンジンの駆動による車両の走行をモータの駆動によってアシストする走行アシストを行なう車両の駆動制御装置であって、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記モータと前記バッテリとを接続するハーネス部と、
    前記バッテリの放電電流を検出する電流検出部と、
    前記走行アシストを実施する場合に、前記ハーネス部を保護するための所定の保護値と前記走行アシストが開始されてからの前記バッテリの積算放電電流値とに基づいて、前記走行アシストを継続して実施できるアシスト継続許可時間と前記走行アシストを継続して停止するアシスト停止時間とを算出し、前記アシスト継続許可時間と前記アシスト停止時間とに従って前記走行アシストを制御する制御部と、を備える駆動制御装置。
  2. 前記制御部は、前記走行アシストが開始されてからの経過時間であるアシスト実施時間と前記積算放電電流値とに基づいて平均放電電流値を算出し、前記平均放電電流値と前記保護値に基づいて前記アシスト継続許可時間と前記アシスト停止時間とを算出する請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記制御部は、前記アシスト実施時間が前記アシスト継続許可時間となった場合、前記走行アシストを停止させ、前記走行アシストが停止されてからの経過時間が前記アシスト停止時間になるまで継続して前記走行アシストの実施を停止する請求項2に記載の駆動制御装置。
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