JP2016147257A - 装飾方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記第3のステップの後に、クリヤー塗料を塗布してもよい。
さらに、前記第2のステップの後に、透明色のクリヤー塗料を塗布してもよい。
また、前記表面は車両の表面であってもよい。
さらに、前記表面は爪表面であり、前記塗料は、爪用のジェルであり、前記第1ステップから前記第3ステップで行う乾燥は、光で硬化して行うことができる。
爪表面を装飾する場合には、前記第1のステップの前に、前記爪表面にベースジェルを塗布して、光で硬化するステップを含んでもよい。
また、前記表面は玩具の表面であってもよいし、食器の表面であってもよい。
本実施例では、まず下準備として、車体の錆び防止のために塗布される下地塗料(下塗り塗料)と、車体の色の仕上がり性、耐チッピング性を有するために塗布される中塗り塗料を車体に塗布する(図4のS0)。通常行われるように、車体の下地塗料(下塗り塗料)には、電着塗料が使用されて塗装される。中塗り塗料は、上塗り塗料の色の仕上がりをよくするような塗料の色が使用される。例えば、グレー色や白色等が使用されるが、色はこれらに限定されない。
次に、図5(A)に示すように、温度変化によって色が変化する塗料10を車体1に塗布する(図4のS1)。特に、温度低下(25度より高温度から低温度への低下)によって第1の色から第2の色に色が変化するカラー塗料10を塗布する。本実施例では、第1の色を黄色、第2の色を赤色として説明するが、温度変化によって色が変化する塗料10であればこれらの色に限定されない。図5(A)は、20度以下の低温時に車体1に塗料10が塗布された状態を示し、このときの車体の色は赤色である。塗布する方法は、例えばカラー塗料10のミストスプレーを車体1に噴射して塗布する。他の方法で塗布してもよい。また、カラー塗料10を塗布する前後に色を保護する保護材を塗布してもよい。塗料10を車体1に塗布した後は、140〜170度の温度で車体1を焼いて塗料10を乾燥させる。他の方法で乾燥させてもよい。
その後、車体1に第2の色(赤色)と同一色のカラー塗料(赤色)で図柄11を描画して、乾燥させる(図4のS2)。このカラー塗料は、第2の色と少しでも色が異なると、図1(B)の状態で図柄12と共に図柄11が視認し得る状態となるため、第2の色と全く同一色のカラー塗料を使用することが必要である。なお、このカラー塗料は温度によって色が変化しない通常の塗料である。車体1の温度が30度以上の場合には、車体1の色が黄色のため、赤色の塗料で描画しやすい。図5(B)は、車体1の温度が30度以上で、塗料10を黄色にして赤色の塗料で図柄11を描画した状態を示している。
図柄11を車体1の表面に描画して乾燥させた後、温度低下によって透明色から第2の色(赤色)と異なる色に色が変化するカラー塗料で図柄12を描画する(図4のS3)。図5(C)は、車体の表面の温度が20度より低いとき(赤色のとき)、色が変化するカラー塗料で図柄12を描画した状態を示す。図柄12を描画するカラー塗料は、温度低下(25度より高温から低温に低下)によって透明色から第2の色(赤色)と異なる色に色が変化するカラー塗料を使用する。赤色と同じ色の場合には、温度が25度より低いとき(特に20度以下のとき)に、背景色の赤色と同化してしまい、図柄12が見えなくなってしまうからである。本実施例では、透明色から黒色に色が変化するカラー塗料を用いる。カラー塗料の色はこれに限定されず、温度低下によって透明色から有色に変化するものであり、第2の色(赤色)と異なる色であれば、いかなる色でもよい。
さらに、車体1の表面に艶を出すための透明なクリヤー塗料を塗布してもよい。クリヤー塗料を塗布する工程は必ずしも必要とするものではないが、クリヤー塗料を塗布することで、より高い光沢性や、耐紫外線性、耐酸性雨性などの耐久性が得られるため、塗布することが好ましい。
次に、本実施例の下準備として、爪表面にベースジェルを塗り、通常行うように、UVランプやLEDランプ等の光を使用して30〜60秒間、爪表面を乾燥させて硬化し、未硬化ジェルを払拭する(図7のS11)。ベースジェルを塗ることで爪への負担を軽減することができ、また、その上に塗るカラージェルの密着性を高める効果がある。
その後、爪表面に色が変化するカラージェルを塗り、上記と同様に光で硬化し、未硬化ジェルを払拭する(図7のS12)。図8(A)は、指3の爪2の表面上に色が変化するカラージェル10を塗布した状態を示す。カラージェル10は、温度低下(25度より高温から低温に低下)によって第1の色から第2の色に色が変化するジェルを使用する。本実施例では、第1の色が黄色、第2の色が赤色のカラージェル10を用いる。カラージェル10の色にこれに限定されず、いかなる色であってもよい。本実施例においては、爪表面の温度が25度より低いときに、カラージェル10が赤色の状態で、爪2の表面に塗布する。
次に爪2の表面にカラージェルで図柄11を描画し、上記と同様に光で硬化し、未硬化ジェルを払拭する(図7のS13)。図8(B)は、指3の爪2の表面上に塗布したカラージェル10の上面に、図柄11をカラージェルで描画した状態を示す。本ステップで使用するカラージェルは、上記の第2の色と同一色のカラージェルを使用する。本実施例では、第2の色が赤色なので、全く同一の赤色のカラージェルを使用する。このカラージェルは、第1の色と少しでも色が異なると、図6(B)の状態で図柄12と共に図柄11が見える状態となるため、第2の色と全く同一色のカラージェルを使用することが必要である。
画し難くなる。この場合には、爪表面が25度より高くなるように温めて、カラージェル
10を黄色の状態に変えてから赤色のカラージェルで図柄11を描画するとよい。図8(B)は、爪表面が25度より高温にして、カラージェル10を黄色にして赤色のカラージェルで図柄11を描画した状態を示している。
その後、爪表面に色が変化するカラージェルで図柄12を描画し、上記と同様に光で硬化し、未硬化ジェルを払拭する(図7のS14)。図8(D)は、爪表面の温度が25度より低いとき、指3の爪2の表面上に色が変化するカラージェルで図柄12を描画した状態を示す。図柄12を描画するカラージェルは、温度低下(摂氏25度より高温から低温に低下)によって透明色(無色)から第2の色と異なる色に色が変化するジェルを使用する。第2の色(赤色)と同じ色の場合には、温度が25度より低いときに、背景のカラージェル(赤色)と同化してしまい、図柄12が見えなくなってしまうからである。本実施例では、透明色から黒色に色が変化するカラージェルを用いる。カラージェルの色はこれに限定されず、透明色から第2の色(赤色)と異なる色に変化するカラージェルであれば、いかなる色であってもよい。
最後に、爪表面に透明色のトップジェル(クリヤー塗料)を塗り、上記と同様に光で硬化し、未硬化ジェルを払拭してもよい(図7のS15)。この工程は本発明で必ずしも必要な工程ではないが、トップジェルを塗布することで、カラージェルに艶を与えると共にカラージェルの割れや剥がれを防ぐことができるため行うことが好ましい。また、トップジェルを上からしっかり塗布することで、自爪を保護することができる。
2 爪
3 指
10 温度により色が変わるカラー塗料(ジェル)
11 カラー塗料(ジェル)で描画した図柄
12 温度により色が変わるカラー塗料(ジェル)で描画した図柄
13 透明色のジェル
Claims (8)
- 表面に、温度低下によって第1の色から第2の色に色が変化するカラー塗料を塗布して、乾燥させる第1のステップと、
前記表面に、前記第2の色と同一色のカラー塗料で描画して、乾燥させる第2のステップと、
前記表面に、温度低下によって透明色から前記第2の色と異なる色に色が変化するカラー塗料で描画して、乾燥させる第3のステップと、
を含むことを特徴とする装飾方法。 - 請求項1に記載の装飾方法であって、前記第3のステップの後に、透明色のクリヤー塗料を塗布することを特徴とする装飾方法。
- 請求項1又は2に記載の装飾方法であって、前記第2のステップの後に、更に透明色のクリヤー塗料を塗布することを特徴とする装飾方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の装飾方法であって、前記表面は車両の表面であることを特徴とする装飾方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の装飾方法であって、前記表面は爪表面であり、前記塗料は、爪用のジェルであり、前記第1ステップから前記第3ステップで行う乾燥は、光で硬化して行うことを特徴とする装飾方法。
- 請求項5に記載の装飾方法であって、前記第1のステップの前に、前記爪表面にベースジェルを塗布して、光で硬化するステップを含むことを特徴とする装飾方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の装飾方法であって、前記表面は玩具の表面であることを特徴とする装飾方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の装飾方法であって、前記表面は食器の表面であることを特徴とする装飾方法。
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Cited By (1)
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- 2015-09-24 JP JP2015186756A patent/JP2016147257A/ja active Pending
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