JP2016145591A - ジャーナル軸受及び回転機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ軸の回転方向上流側に位置する軸受パッドにおける油膜厚さを十分に確保可能なジャーナル軸受を提供する。【解決手段】ジャーナル軸受は、第1軸受パッドの上流側直前に設置された第1給油ユニットと、第1軸受パッドと第2軸受パッドとの間の周方向位置に設置された第2給油ユニットと、キャリアリングの軸方向一端部と他端部とにロータ軸の外周に沿って設置された一対のサイドプレートと、を備え、各々のサイドプレートの内周面とロータ軸の外周面との間に一対のサイドプレートによって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間を有する。第1給油ユニットから吐出される潤滑油の油量は、第2給油ユニットから吐出される潤滑油の油量よりも多く設定される。【選択図】 図3

Description

本開示は、ジャーナル軸受及び回転機械に関する。
蒸気タービン、ガスタービン、送風機、圧縮機等の回転機械に用いられるジャーナル軸受が広く知られている。
例えば、特許文献1には、キャリアリング、ガイドメタル、第1軸受パッド、第2軸受パッド、及び複数の給油ノズルを備えたジャーナル軸受が開示されている。給油ノズルは、供給された潤滑油をロータ軸の外周面と軸受パッドの内周面との間に供給するものであり、ガイドメタルの一端部に配置された第1の給油ノズルと、第1軸受パッドの両端部に配置された第2及び第3の給油ノズルと、第2軸受パッドの一端部に配置された第4の給油ノズルと、を備えている。そして、各給油ノズル(第1の給油ノズル、第2の給油ノズル、第3の給油ノズル及び第4の給油ノズル)から同量の潤滑油が供給されるようになっている。
特許第4764486号公報
本発明者らは、特許文献1が開示するジャーナル軸受では、第1軸受パッドに十分な厚さの油膜を形成することが難しい場合があり得ることを見出した。特に、第1軸受パッド及び第2軸受パッドに対するロータ軸の面圧が低かったり、ロータ軸が低回転領域で回転したりする場合において、第1軸受パッドの油膜厚を十分に確保することが難しいことが明らかになった。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、ロータ軸の回転方向上流側に位置する軸受パッドにおける油膜厚さを十分に確保可能なジャーナル軸受及び回転機械を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るジャーナル軸受は、
円筒状に形成されたキャリアリングと、
前記キャリアリングの下半領域の内周側に設けられ、ロータ軸を下方から支持するように構成された第1軸受パッドと、
前記キャリアリングの前記下半領域の内周側において前記第1軸受パッドよりも前記ロータ軸の回転方向下流側に設けられ、前記ロータ軸を下方から支持するように構成された第2軸受パッドと、
前記キャリアリングの上半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸の外周面のうち上側領域を覆うガイドメタルと、
前記第1軸受パッドの上流側直前に設置された第1給油ユニットと、
前記第1軸受パッドと前記第2軸受パッドとの間の周方向位置に設置された第2給油ユニットと、
前記キャリアリングの軸方向一端部と他端部とに前記ロータ軸の外周に沿って設置された一対のサイドプレートと、
を備え、
各々の前記サイドプレートの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に前記一対のサイドプレートによって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間を有し、
前記第1給油ユニットから吐出される潤滑油の油量は、前記第2給油ユニットから吐出される潤滑油の油量よりも多く設定される。
本発明者らによる鋭意検討の結果、例えば特許文献1に記載された従来のジャーナル軸受における第1軸受パッドの油膜厚さ不足の問題の原因が、第1軸受パッドにキャリーオーバされる潤滑油への空気の混入にあることを見出した。すなわち、従来のジャーナル軸受は、各々のサイドプレートの内周面とロータ軸の外周面との間に一対のサイドプレートによって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間を有し、第2軸受パッドからロータ軸の回転方向に第1軸受パッドに至る領域で該隙間から吸い込まれた空気が潤滑油に混入する。このため、第1軸受パッドにキャリーオーバされる潤滑油には多くの空気が含まれ、実質の潤滑油の油量が少ない(例えば、空気90%に対して潤滑油10%)。したがって、第1軸受パッドの上流側直前の第1給油ユニットと、第2軸受パッドの上流側直前の第2給油ユニットと、の吐出油量が同じであっても、第2軸受パッドに比べて第1軸受パッドでは潤滑油不足となりやすい。特に、第1軸受パッド及び第2軸受パッドに対するロータ軸の面圧が低かったり、ロータ軸が低回転領域で回転したりする場合には、第1軸受パッドにキャリーオーバされる潤滑油が少ないため、第1軸受パッドにおける潤滑油不足が顕著である。第1軸受パッドに供給される潤滑油が不足すると、第1軸受パッドは入口から濡れないために油膜圧力の発生域が狭くなり、第1軸受パッドの油膜が薄くなる。これにより、第1軸受パッド及び第2軸受パッドに対するロータ軸の面圧が低かったり、ロータ軸が低回転領域で回転したりする場合には、ロータ軸の軸心軌跡が鉛直線上から逸れてジャーナル軸受の等方性が損なわれる虞がある。
この点、上記(1)の構成によれば、第2軸受パッドからロータ軸の回転方向下流側に第1軸受パッドに至る領域で潤滑油に空気が吸入されても第1給油ユニットから第1軸受パッドに十分な潤滑油が供給される。これにより、第1軸受パッド及び第2軸受パッドに対するロータ軸の面圧が低かったり、ロータ軸が低回転領域で回転したりする場合にも、第1軸受パッドにおける油膜厚さを十分に確保できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記第1給油ユニットの油吐出孔総面積は、前記第2給油ユニットの油吐出孔総面積よりも大である。
上記(2)の構成によれば、第1給油ユニットから第1軸受パッドに供給される潤滑油の油量を第2給油ユニットから第2軸受パッドに供給される潤滑油の油量よりも多く設定しやすい。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、
前記第1給油ユニットの油吐出孔の数は、前記第2給油ユニットの油吐出孔の数よりも多である。
上記(3)の構成によれば、第1給油ユニットと第2給油ユニットとの間に油吐出孔数の差を設けることで、第1給油ユニットの油吐出孔総面積を第2給油ユニットの油吐出孔総面積よりも大にできる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)又は(3)の構成において、
前記第1給油ユニットの油吐出孔の大きさは、前記第2給油ユニットの油吐出孔の大きさよりも大である。
上記(4)の構成によれば、第1給油ユニットと第2給油ユニットとの間に油吐出孔の大きさの差を設けることで、第1給油ユニットの油吐出孔総面積を第2給油ユニットの油吐出孔総面積よりも大にできる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れか一つの構成において、
前記キャリアリングは、前記第1給油ユニット及び前記第2給油ユニットに連通するマニホールドを前記キャリアリングの内部に有する。
上記(5)の構成によれば、マニホールドに供給された潤滑油を第1給油ユニットと第2給油ユニットとに分配できる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(5)の構成において、
前記キャリアリングは、下半領域を構成する下半部と、上半領域を構成する上半部とを含み、前記マニホールドは、前記上半部と前記下半部の一方の接合面のみを貫通する。
上記(6)の構成によれば、マニホールドが貫通する一方の接合面のみをシールすればよく、コストダウンを図ることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の何れか一つの構成において、
前記第1給油ユニットの内圧は、前記第2給油ユニットの内圧よりも大である。
上記(7)の構成によれば、第1給油ユニットと第2給油ユニットとの間に内圧の差を設けることで、第1給油ユニットから第1軸受パッドに供給される潤滑油の油量を第2給油ユニットから第2軸受パッドに供給される潤滑油の油量よりも多く設定できる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(7)の構成において、
前記第2給油ユニットに潤滑油を供給する第2給油源と、前記第1給油ユニットに前記第2給油源よりも高い圧力で潤滑油を供給する第1給油源とを有する。
上記(8)の構成によれば、第1給油ユニットから第1軸受パッドに供給される潤滑油の油量を第2給油ユニットから第2軸受パッドに供給される潤滑油の油量よりも多く設定できる。
(9)本発明の少なくとも一実施形態に係る回転機械は、
上記(1)乃至(8)の何れか一つに記載のジャーナル軸受にロータ軸が支持される。
上記(9)の構成によれば、ロータ軸の回転方向上流側に位置する軸受パッドにおける油膜厚さを十分に確保することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、ロータ軸の回転方向上流側に位置する軸受パッドにおける油膜厚さを十分に確保することができる。
本発明の一実施形態に係るジャーナル軸受の断面を概略的に示す図であって、ハウジングに支持された状態を示す図である。 図1に示したハウジングに支持されたジャーナル軸受のII−II線に沿う断面図である。 図1に示したハウジングに支持されたジャーナル軸受のIII−III線に沿う断面図である。 第1給油ユニットを構成するノズルを概略的に示す図である。 一実施形態に係るキャリアリング、サイドプレート、軸受パッド、給油ユニット及びサイドプレートを概略的に示す展開図である。 一実施形態に係るキャリアリング、サイドプレート、軸受パッド、給油ユニット及びサイドプレートを概略的に示す展開図である。 一実施形態に係るジャーナル軸受の横断面図である。 一実施形態に係るジャーナル軸受の横断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るジャーナル軸受1の断面を概略的に示す図であって、ハウジングHに支持された状態を示す図である。図2は、図1に示したハウジングHに支持されたジャーナル軸受1のII−II線に沿う断面図であり、図3は、図1に示したハウジングHに支持されたジャーナル軸受1のIII−III線に沿う断面図である。尚、図1は、図2に示したハウジングHに支持されたジャーナル軸受1のI−I線に沿う断面図でもある。
幾つかの実施形態では、図1から図3に示すように、ジャーナル軸受1は、ロータ軸11を回転自在に支持するための機械要素であり、ハウジングHに支持され、蒸気タービン、ガスタービン、送風機、又は圧縮機等の回転機械に取り付けられる。図2及び図3に示すように、ハウジングHは、下半部を構成する台座部H1と上半部を構成するカバーH2とを有し、台座部H1とカバーH2との間に本発明の一実施形態に係るジャーナル軸受1を挟んだ状態で、台座部H1にカバーH2がボルトH3で締結される。これにより、ジャーナル軸受1はハウジングHに支持され、ジャーナル軸受1に回転自在に支持されたロータ軸11はハウジングHに対しても回転自在に支持される。
幾つかの実施形態では、図1から図3に示すように、ジャーナル軸受1は、キャリアリング2、第1軸受パッド31、第2軸受パッド32、ガイドメタル33、第1給油ユニット4、第2給油ユニット5、及び一対のサイドプレート7を備えている。
図1及び図2に示すように、キャリアリング2は、ハウジングHの内部に配置され、円筒状の空間を有してロータ軸11の一部、すなわちジャーナル12を囲繞可能である。キャリアリング2は、例えば、断面矩形形状の円筒形状を有する。
第1軸受パッド31は、キャリアリング2の下半領域の内周側に設けられ、ロータ軸11を下方から支持するように構成されている。第1軸受パッド31は、キャリアリング2の軸線方向に沿って見たときに扇形の形状を有し、湾曲した内周面31a及び外周面31bを有している。第1軸受パッド31の内周面31aは、軸受合金、例えば、ホワイトメタルによって形成され、ロータ軸11の一部、すなわちジャーナル12の外周面12aと対向して配置される。
また、幾つかの実施形態では、第1軸受パッド31とキャリアリング2との間には、図示せぬ傾動ユニットが設けられ、第1軸受パッド31は傾動可能に支持される。
第2軸受パッド32は、キャリアリング2の下半領域の内周側において第1軸受パッド31よりもロータ軸11の回転方向下流側に設けられ、第1軸受パッド31と同様に、ロータ軸11を下方から支持するように構成されている。第2軸受パッド32は、第1軸受パッド31と同様に、キャリアリング2の軸線方向に沿って見たときに扇形の形状を有し、湾曲した内周面32a及び外周面32bを有している。第2軸受パッド32の内周面32aは、第1軸受パッド31と同様に、軸受合金、例えば、ホワイトメタルによって形成され、ジャーナル12の外周面12aと対向して配置される。
また、幾つかの実施形態では、第2軸受パッド32とキャリアリング2との間には、第2軸受パッド32とキャリアリング2との間と同様に、図示せぬ傾動ユニットが設けられ、第2軸受パッド32は傾動可能に支持される。
一実施形態では、ガイドメタル33は、図2に示すように、キャリアリング2の上半領域の内周側に設けられ、図示せぬボルト等によってキャリアリング2に対して固定されている。他の実施形態では、ガイドメタル33はキャリアリング2と一体に形成される。
図2に示す例示的な実施形態では、ガイドメタル33は、キャリアリング2の軸線方向に沿って見たときに扇形の形状を有し、ロータ軸11の外周面のうち上側領域を覆っている。ガイドメタル33は、キャリアリング2の径方向において内側に軸受面33aを有する。軸受面33aは、ジャーナル12の外周面12aの上側領域に沿うように湾曲し、ジャーナル12の外周面12aの上側領域と軸受隙間を有して対向する。
図2に示すように、幾つかの実施形態では、ジャーナル軸受1は、ロータ軸11に向けて潤滑油を供給するための複数の給油ユニット(4,5,6)を備える。
これら複数の給油ユニット(4,5,6)は、周方向において相互に離間して配置され、それぞれ、ロータ軸11に向けて潤滑油を供給可能である。例えば、キャリアリング2にマニホールド24が形成され、マニホールド24を通じて複数の給油ユニット(4,5,6)に潤滑油が供給される。
第1給油ユニット4は、ロータ軸11の一部、すなわちジャーナル12に向けて潤滑油を供給するためのものであり、第1軸受パッド31のロータ軸11の回転方向上流側、第1軸受パッド31の直前に配置されている。第1給油ユニット4は、複数のノズル41,42、例えば、二つのノズル41,42を含む。第1給油ユニット4の複数のノズル41,42は、第1軸受パッド31の上流側直前に間隔を開けて固定されている。
図4は、第1給油ユニット4を構成するノズル41,42を概略的に示す図である。
図4に示すように、第1給油ユニット4のノズル41,42は、それぞれ、基部43と枝部44とを有している。基部43は、先端が塞がれた円筒形状を有し、キャリアリング2の径方向に沿って配置され、マニホールド24に連通するように、キャリアリング2に固定される。枝部44は、基部43よりも細い先端が塞がれた円筒形状を有し、キャリアリング2の軸方向に沿って配置され、基部43の内部空間に連通するように、基部43の両側に固定されている。また、枝部44には、複数の油吐出孔45がキャリアリング2の軸心を向くように設けられている。
図2に示すように、第2給油ユニット5は、第1給油ユニット4と同様、ロータ軸11の一部、すなわちジャーナル12に向けて潤滑油を供給するためのものであり、第1軸受パッド31と第2軸受パッド32との間の周方向位置に配置されている。第2給油ユニット5は、第1給油ユニット4と同様に、複数のノズル51,52、例えば、二つのノズル51,52を含む。第2給油ユニット5の複数のノズル51,52は、第1軸受パッド31と第2軸受パッド32との間の周方向位置に間隔を開けて配置されている。ノズル51,52は、第1給油ユニット4を構成するノズル41,42と同様の構成を有しているので、ここでは対応する基部53、枝部54及び油吐出孔55を図4に符号を付して説明を省略する。
第3給油ユニット6は、第1給油ユニット4及び第2給油ユニット5と同様、ロータ軸11、すなわちジャーナル12に向けて潤滑油を供給するためのものであり、第2軸受パッド32のロータ軸11の回転方向下流側、第2軸受パッド32の直後に配置されている。第3給油ユニット6は、複数のノズルを含んでいてもよいが、図2に示す例示的な実施形態では一つのノズル61で構成されている。ノズル61は、第1給油ユニット4を構成するノズル41と同様の構成を有しているので、ここでは対応する基部63、枝部64及び油吐出孔65を図4に符号を付して説明を省略する。
一対のサイドプレート7は、キャリアリング2の軸方向一端部と他端部とにロータ軸11の外周に沿って配置され、キャリアリング2の軸線方向においてジャーナル軸受1の内部空間の両端を規定している。一対のサイドプレート7は、それぞれ、キャリアリング2にボルト71によって固定されている。
図1に示すように、幾つかの実施形態では、ジャーナル軸受1における潤滑油供給方式は、いわゆる直接潤滑方式である。すなわち、ジャーナル軸受1は、各々のサイドプレート7の内周面とロータ軸11の一部、すなわちジャーナル12の外周面12aとの間に一対のサイドプレート7によって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間Cを有する。このため、ジャーナル軸受1の内部空間は完全に潤滑油で満たされているわけではなく、ジャーナル軸受1の内部空間の少なくとも一部は外部から侵入した空気によって占められている。そして、ジャーナル軸受1の内部に存在する潤滑油の圧力は大気圧と同等である。
この点において、上述した直接潤滑方式のジャーナル軸受1は、軸受内部空間を潤滑油で満たすようにした油浴潤滑方式のジャーナル軸受と相違する。油浴潤滑方式のジャーナル軸受では、サイドプレートとジャーナル外周面との間にシール部材を設けて、軸受内部空間からの潤滑油の外部への漏えいを防止し、軸受内部空間を潤滑油で満たすようになっている。このため、油浴潤滑方式のジャーナル軸受の内部空間に存在する潤滑油は、大気圧よりも高い圧力になっている。
ここで、直接潤滑方式のジャーナル軸受1では、ロータ軸11の回転方向上流側に位置する軸受パッド(第1軸受パッド31)における油膜厚さが不足する傾向がある。これは、第1軸受パッド31にキャリーオーバされる潤滑油への空気の混入が原因だと考えられる。
すなわち、直接潤滑方式のジャーナル軸受1では、各々のサイドプレート7,7の内周面とロータ軸11の外周面との間に一対のサイドプレート7によって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間Cを有し、第2軸受パッド32からロータ軸11の回転方向に第1軸受パッド31に至る領域で該隙間Cから吸い込まれた空気が潤滑油に混入する。このため、第1軸受パッド31にキャリーオーバされる潤滑油には多くの空気が含まれ、実質の潤滑油の油量が少ない(例えば、空気90%に対して潤滑油10%)。したがって、第1軸受パッド31の上流側直前の第1給油ユニット4と、第2軸受パッド32の上流側直前の第2給油ユニット5と、の吐出油量が同じであっても、第2軸受パッド32に比べて第1軸受パッド31では潤滑油不足となりやすい。特に、第1軸受パッド31及び第2軸受パッド32に対するロータ軸11の面圧が低かったり、ロータ軸11が低回転領域で回転したりする場合には、第1軸受パッド31にキャリーオーバされる潤滑油が少ないため、第1軸受パッド31における潤滑油不足が顕著である。第1軸受パッド31に供給される潤滑油が不足すると、第1軸受パッド31は入口から濡れないために油膜圧力の発生域が狭くなり、第1軸受パッド31の油膜が薄くなる。これにより、第1軸受パッド31及び第2軸受パッド32に対するロータ軸11の面圧が低かったり、ロータ軸11が低回転領域で回転したりする場合には、ロータ軸11の軸心軌跡が鉛直線上から逸れてジャーナル軸受1の等方性が損なわれる虞がある。
そこで、幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4から吐出される潤滑油の油量は、第2給油ユニット5から吐出される潤滑油の油量よりも多く設定される。
この場合、第2軸受パッド32からロータ軸11の回転方向下流側に第1軸受パッド31に至る領域で潤滑油に空気が吸入されても第1給油ユニット4から第1軸受パッド31に潤滑油が十分に供給される。これにより、第1軸受パッド31及び第2軸受パッド32に対するロータ軸11の面圧が低かったり、ロータ軸11が低回転領域で回転したりする場合にも、ロータ軸11の軸心軌跡が鉛直線上に位置するので、ジャーナル軸受1の等方性を維持できる。
図5及び図6は、キャリアリング2、サイドプレート7、軸受パッド31,32、給油ユニット4,5,6及びサイドプレート7を概略的に示す展開図である。
図5及び図6に示すように、幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積は、第2給油ユニット5の油吐出孔総面積よりも大である。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3である。この場合において、第1給油ユニット4及び第2給油ユニット5をそれぞれ二つのノズル41,42,51,52で構成すると、第1給油ユニット4を構成する二つのノズル41,42で油吐出孔面積が5となるように油吐出孔45が形成され、第2給油ユニット5を構成する二つのノズル51,52で油吐出孔面積が3となるように油吐出孔55が形成される。
また、第3給油ユニット6の油吐出孔総面積は第2給油ユニット5の油吐出孔総面積よりも少なく、第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に対して第3給油ユニット6の油吐出孔総面積が2である。この場合において、第2給油ユニット5を二つのノズル51,52で構成し、第3給油ユニット6を一つのノズル61で構成すると、第2給油ユニット5を構成する二つのノズル51,52で油吐出孔総面積が3となるように油吐出孔55が形成され、第3給油ユニット6を構成する一つのノズル61で油吐出孔総面積が2となるように油吐出孔65が形成される。
この構成によれば、第1給油ユニット4から吐出される潤滑油の油量を第2給油ユニット5から吐出される潤滑油の油量よりも多く設定しやすい。これにより、第1給油ユニット4から第1軸受パッド31に供給される潤滑油の油量を第2給油ユニット5から第2軸受けパッドに供給される潤滑油量よりも多く設定できる。上述した例では、第1給油ユニット4から吐出される潤滑油の油量が5に対して第2給油ユニット5から吐出される潤滑油の油量を3に設定できる。同様に、第2給油ユニット5から吐出される潤滑油が3に対して第3給油ユニット6から吐出される潤滑油を3に設定できる。これにより、第1給油ユニット4、第2給油ユニット5及び第3給油ユニット6から吐出される潤滑油の総量を5とした場合に、第1給油ユニット4から2.5、第2給油ユニット5から1.5、第3給油ユニット6から1の潤滑油が吐出されることになる。
図5に示すように、幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数は、第2給油ユニット5の油吐出孔45の数よりも多である。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさと第2給油ユニット5の油吐出孔55の大きさを等しくした場合に、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔55の数が3である。この場合において、第1給油ユニット4及び第2給油ユニット5をそれぞれ二つのノズル41,42,51,52で構成すると、第1給油ユニット4を構成する二つのノズル41,42で油吐出孔45の数が5となるように油吐出孔45が形成され、第2給油ユニット5を構成する二つのノズル51,52で油吐出孔55の数が3となるように油吐出孔55が形成される。
また、第2給油ユニット5の油吐出孔45の大きさと第3給油ユニット6の油吐出孔55の大きさを等しくした場合に、第3給油ユニット6の油吐出孔65の数は第2給油ユニット5の油吐出孔55の数よりも少なく、第2給油ユニット5の油吐出孔55の数が3に対して第3給油ユニット6の油吐出孔65の数が2である。この場合において、第2給油ユニット5を二つのノズル51,52で構成し、第3給油ユニット6を一つのノズル61で構成すると、第2給油ユニット5を構成する二つのノズル51,52で油吐出孔55の数が3となるように油吐出孔55が形成され、第3給油ユニット6を構成する一つのノズル61で油吐出孔65の数が2となるように油吐出孔が形成される。これにより、第2給油ユニット5と第3給油ユニット6とではノズル一つあたりの油吐出孔55,65の数は、第2給油ユニット5よりも第3給油ユニット6のほうが多となるが、全体のノズル数でみると、第2給油ユニット5のほうが第3給油ユニット6よりも多となる。
この構成によれば、第1給油ユニット4と第2給油ユニット5との間に油突出孔数の差を設けることで、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積を第2給油ユニット5の油吐出孔総面積よりも大にできる。上述した例では、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に設定できる。同様に、第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に対して第3給油ユニット6の油吐出孔総面積が2に設定できる。
図6に示すように、幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさは、第2給油ユニット5の油吐出孔55の大きさよりも大である。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数と第2給油ユニット5の油吐出孔55の数を等しくした場合に、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさ(開口面積)が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔55の大きさ(開口面積)が3である。
この構成によれば、第1給油ユニット4と第2給油ユニット5との間に油吐出孔の大きさの差を設けることで、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積を第2給油ユニット5の油吐出孔総面積よりも大にできる。上述した例では、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に設定できる。同様に、第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に対して第3給油ユニット6の油吐出孔総面積が2に設定できる。
幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数が第2給油ユニット5の油吐出孔55の数よりも多であり、かつ、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさが第2給油ユニット5の油吐出孔55の大きさよりも大である。
この構成によれば、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積を第2給油ユニット5の油吐出孔総面積よりも大にできる。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔総面積が5に対して第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に設定できる。同様に、第2給油ユニット5の油吐出孔総面積が3に対して第3給油ユニット6の油吐出孔総面積が2に設定できる。
図7は、一実施形態に係るジャーナル軸受1の横断面図である。
図7に示すように、幾つかの実施形態では、キャリアリング2は、内部に第1給油ユニット4及び第2給油ユニット5に連通するマニホールド24を有する。
この構成によれば、マニホールド24に供給された潤滑油を第1給油ユニット4と第2給油ユニット5とに分配できる。
図7に示すように、幾つかの実施形態では、キャリアリング2は、下半領域を構成する下半部25と、上半領域を構成する上半部26とを含み、マニホールド24は、下半部25と上半部26の一方の接合面27のみを貫通する。
すなわち、マニホールド24は、キャリアリング2の内周に沿って円弧状に設けられ、マニホールド24の一端は、下半領域を構成する下半部25の中央部分からロータ軸11の回転方向上流側の接合面27を通り、上半領域を構成する上半部26に延在する。一方、マニホールド24の他端部は、下半部25の中央部分からロータ軸11の回転方向下流側に延在し、ロータ軸11の回転方向下流側の接合面28の手前で止まる。
この構成によれば、マニホールド24が貫通する一方の接合面27のみをシールすればよく、両方の接合面27,28をシールする場合に較べてコストダウンを図ることができる。
図8は、一実施形態に係るジャーナル軸受1の横断面図である。
図8に示すように、幾つかの実施形態では、第1給油ユニット4の内圧は、第2給油ユニット5の内圧よりも大である。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数と第2給油ユニット5の油吐出孔45の数とが等しく、かつ、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさと第2給油ユニット5の油吐出孔45の大きさが等しくした場合に、第1給油ユニット4の内圧が5に対して第2給油ユニット5の内圧が3である。
この構成によれば、第1給油ユニット4と第2給油ユニット5との間に内圧の差を設けることで、第1給油ユニット4から第1軸受パッド31に供給される潤滑油の油量を第2給油ユニット5から第2軸受パッド32に供給される潤滑油の油量よりも多く設定できる。上述した例では、第1給油ユニット4から吐出される潤滑油の油量が5に対して第2給油ユニット5から吐出される潤滑油の油量を3に設定できる。
図8に示すように、幾つかの実施形態では、第2給油ユニット5に潤滑油を供給する第2給油源82と、第1給油ユニット4に第2給油源よりも高い圧力で潤滑油を供給する第1給油源81とを有する。例えば、第1給油ユニット4の油吐出孔45の数と第2給油ユニット5の油吐出孔55の数とが等しく、かつ、第1給油ユニット4の油吐出孔45の大きさと第2給油ユニット5の油吐出孔55の大きさが等しい場合に、第1給油源81の圧力が5に対して第2給油源82の圧力が3である。
この構成によれば、第1給油ユニット4から第1軸受パッド31に供給される潤滑油の油量を第2給油ユニット5から第2軸受パッド32に供給される潤滑油の油量よりも多く設定できる。上述した例では、第1給油ユニット4から吐出される潤滑油の油量が5に対して第2給油ユニット5から吐出される潤滑油の油量を3に設定できる。
図8に示すように、幾つかの実施形態では、キャリアリング2は、下半領域を構成する下半部25と、上半領域を構成する上半部26とを含み、一のマニホールド24Aは、下半部25と上半部26の一方の接合面27のみを貫通する。すなわち、一のマニホールド24Aは、キャリアリング2の内周に沿って円弧状に設けられ、下半部25のロータ軸11の回転方向上流部分からロータ軸11の回転方向上流側の接合面27を通り、上半部26に延在する。一方、他のマニホールド24Bは、下半部25のロータ軸11の回転方向下流部分に設けられ、下半部25と上半部26の他方の接合面28の手前で止まる。すなわち、他のマニホールド24Bは、キャリアリング2の内周に沿って円弧状に設けられ、下半部25と上半部26の他方の接合面28の手前で止まる。
この構成によれば、一のマニホールド24Aが貫通する一方の接合面27のみをシールすればよく、両方の接合面27,28をシールする場合に較べてコストダウンを図ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 ジャーナル軸受
11 ロータ軸
12 ジャーナル
12a 外周面
2 キャリアリング
24 マニホールド
24A,24B マニホールド
25 下半部
26 上半部
27,28 接合面
31 第1軸受パッド
31a 内周面
31b 外周面
32 第2軸受パッド
32a 内周面
32b 外周面
33 ガイドメタル
33a 軸受面
4 第1給油ユニット
41 ノズル
42 ノズル
43 基部
44 枝部
45 油吐出孔
5 第2給油ユニット
51,52 ノズル
53 基部
54 枝部
55 油吐出孔
6 第3給油ユニット
61 ノズル
63 基部
64 枝部
65 油吐出孔
7 サイドプレート
71 ボルト
81 第1給油源
82 第2給油源
C 隙間
H ハウジング
H1 台座部
H2 カバー
H3 ボルト

Claims (9)

  1. 円筒状に形成されたキャリアリングと、
    前記キャリアリングの下半領域の内周側に設けられ、ロータ軸を下方から支持するように構成された第1軸受パッドと、
    前記キャリアリングの前記下半領域の内周側において前記第1軸受パッドよりも前記ロータ軸の回転方向下流側に設けられ、前記ロータ軸を下方から支持するように構成された第2軸受パッドと、
    前記キャリアリングの上半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸の外周面のうち上側領域を覆うガイドメタルと、
    前記第1軸受パッドの上流側直前に設置された第1給油ユニットと、
    前記第1軸受パッドと前記第2軸受パッドとの間の周方向位置に設置された第2給油ユニットと、
    前記キャリアリングの軸方向一端部と他端部とに前記ロータ軸の外周に沿って設置された一対のサイドプレートと、
    を備え、
    各々の前記サイドプレートの内周面と前記ロータ軸の外周面との間に前記一対のサイドプレートによって囲まれた軸受内部空間と外部とを連通させるための隙間を有し、
    前記第1給油ユニットから吐出される潤滑油の油量は、前記第2給油ユニットから吐出される潤滑油の油量よりも多く設定されることを特徴とするジャーナル軸受。
  2. 前記第1給油ユニットの油吐出孔総面積は、前記第2給油ユニットの油吐出孔総面積よりも大であることを特徴とする請求項1に記載のジャーナル軸受。
  3. 前記第1給油ユニットの油吐出孔の数は、前記第2給油ユニットの油吐出孔の数よりも多であることを特徴とする請求項2に記載のジャーナル軸受。
  4. 前記第1給油ユニットの油吐出孔の大きさは、前記第2給油ユニットの油吐出孔の大きさよりも大であることを特徴とする請求項2又は3に記載のジャーナル軸受。
  5. 前記キャリアリングは、前記第1給油ユニット及び前記第2給油ユニットに連通するマニホールドを前記キャリアリングの内部に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のジャーナル軸受。
  6. 前記キャリアリングは、下半領域を構成する下半部と、上半領域を構成する上半部とを含み、前記マニホールドは、前記上半部と前記下半部の一方の接合面のみを貫通することを特徴とする請求項5に記載のジャーナル軸受。
  7. 前記第1給油ユニットの内圧は、前記第2給油ユニットの内圧よりも大であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のジャーナル軸受。
  8. 前記第2給油ユニットに潤滑油を供給する第2給油源と、前記第1給油ユニットに前記第2給油源よりも高い圧力で潤滑油を供給する第1給油源とを有すること特徴とする請求項7に記載のジャーナル軸受。
  9. 前記請求項1乃至8の何れか一項に記載のジャーナル軸受にロータ軸が支持されることを特徴とする回転機械。
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