JP2016145109A - 搬送物仕分装置 - Google Patents
搬送物仕分装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016145109A JP2016145109A JP2015023692A JP2015023692A JP2016145109A JP 2016145109 A JP2016145109 A JP 2016145109A JP 2015023692 A JP2015023692 A JP 2015023692A JP 2015023692 A JP2015023692 A JP 2015023692A JP 2016145109 A JP2016145109 A JP 2016145109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- inner elastic
- outer elastic
- end portion
- conveyed product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 21
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 14
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 14
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 14
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
Description
搬送物仕分装置の形式の一つとして、直線状のガイド部材を揺動させて搬送路を斜めに横切らせ、ガイド部材に沿って搬送物を走行させるものがある(例えば特許文献1)。
従来技術の搬送物仕分装置では、搬送物を副コンベアライン側へ移動させる際に、直線状のガイド部材を揺動し、主コンベアラインの搬送路を斜め方向に横切る傾斜姿勢に姿勢変更する。
主コンベアラインに沿って搬送されてきた搬送物は、傾斜姿勢の直線状のガイド部材に衝突し、当該ガイド部材に沿って斜め方向に進み、副コンベアライン側に移動する。
搬送物を真っ直ぐ搬送する場合には、ガイド部材の全部を主コンベアラインの側壁に沿って配置された姿勢で待機させる。その結果、直線状のガイド部材は主コンベアラインの搬送路から外れている。そのため主コンベアラインを搬送されて来る搬送物は、ガイド部材と接触することなく、真っ直ぐに進む。
「搬送路の幅に対応する所定の長さ」は、搬送路の幅が広い場合には長く、搬送路の幅が狭い場合には短い。
また張出部材が張出す際の角度や、湾曲の程度によっても「搬送路の幅に対応する所定の長さ」が変わる。
「搬送路の幅に対応する所定の長さ」は、搬送路を横断して遮蔽することができる長さであることが望ましいが、搬送路を横断して遮蔽することは必須ではない。
「遊びを許す状態」とは、外側弾性部材と内側弾性部材が、長手方向に少しだけ相対移動できる状態である。
請求項1に記載の発明では、搬送路の幅に対応する所定の長さを有した外側弾性部材と内側弾性部材を有するので、外側弾性部材と内側弾性部材は、搬送路上に張り出して搬送路の一部または全部を遮蔽することができる。
請求項1に記載の発明は、湾曲変形付与手段を有するので、外側弾性部材又は内側弾性部材の少なくともいずれか一方に対して、その長手方向に引っ張り力又は圧縮力を付与することができる。
そのため引っ張り力が付与された側と反対側の部材は湾曲して反る。
例えば内側弾性部材を引っ張ると、他方の外側弾性部材が湾曲して反る。
その一方で、外側弾性部材と内側弾性部材は、直接的又は他の部材を間に介在させて接続されているから、外側弾性部材が湾曲すると内側弾性部材は接続箇所で外側弾性部材側に引き寄せられ、内側弾性部材についても湾曲して反る。
外側弾性部材と内側弾性部材が共に湾曲すると、外側弾性部材の長手方向の各部の位置と、内側弾性部材の各部の位置がずれることとなるが、本発明では、外側弾性部材と内側弾性部材は、長手方向の複数箇所で遊びを許す状態で接続されているから、外側弾性部材の長手方向の各部の位置と、内側弾性部材の各部の位置ずれは、前記した遊びによって吸収される。
そのため本発明では、張出部材が湾曲した状態で搬送路側に張出す。本発明では、搬送物と衝突する部分が曲線状となるので、衝撃が少ない。また搬送物は、序々に搬送方向を変えて進行するから、搬送物は円滑に排出される。
すなわち本発明の搬送物仕分装置では、外側弾性部材と内側弾性部材が、「他の部材」たる「弾性変形可能な接続部材」で接続されている。
本発明では、「他の部材」たる「接続部材」は弾性変形可能であるから、外側弾性部材と内側弾性部材は、遊びを許す状態で接続されることとなる。
請求項2に記載の発明では、弾性変形可能な接続部材が、外側弾性部材と内側弾性部材を接続した状態を保ちながら変形することができる。すなわち、外側弾性部材が湾曲変形すると、外側弾性部材における接続部材との接続部分と、内側弾性部材における接続部材との接続部分の間の距離が変化する。
ところが、接続部材は、この距離の変化に追従して変形することができる。また、接続部材は、外側弾性部材と内側弾性部材の間で力を伝達することができる。すなわち、外側弾性部材が湾曲変形すると、接続部材が外側弾性部材から内側弾性部材に力を伝達して牽引し、内側弾性部材を湾曲変形させることができる。
請求項3に記載の発明では、外側弾性部材及び内側弾性部材の基端部側が先端部側よりもばね定数が高いので、外側弾性部材及び内側弾性部材の基端部側は搬送路に対して緩やかに傾斜する。そのため、搬送物が内側弾性部材の基端部側に衝突しても、衝撃は小さい。また、先端部側のばね定数が基端部側よりも低いので、外側弾性部材及び内側弾性部材の先端部側は、基端部側に比べて、滑らかにより大きく湾曲する。よって、湾曲に沿って搬送物を導くことができる。
すなわち本発明の搬送物仕分装置では、張出部材は湾曲状態となるのに加えて揺動運動も行い、搬送路側に大きく張り出す。
また上記した構成に加えて、外側弾性部材と内側弾性部材が湾曲変形して搬送路上に張り出した際に、前記鉛直軸周りの前記回動方向と逆方向の回動を防止する回動防止機構を有することが望ましい。
この構成によると、外側弾性部材と内側弾性部材が湾曲変形して搬送路上に張り出した際に、前記鉛直軸周りの前記回動方向と逆方向の回動を防止する回動防止機構を有するので、外側弾性部材及び内側弾性部材が搬送路から退避する方向に移動しにくい。すなわち、搬送路に沿って搬送されてきた搬送物が内側弾性部材に当接した際に、外側弾性部材の基端部が鉛直軸周りに回動しない。そのため、外側弾性部材によって内側弾性部材が支持され、内側弾性部材が湾曲変形しながら搬送物を搬送路から排出することができる。
図1、図2に示す様に、コンベア装置1は、主搬送路2と副搬送路3を有する。主搬送路2と副搬送路3は交差している。主搬送路2は、直線状の搬送路であり、主搬送路2の途中の部位には搬送物仕分装置4が設けられている。副搬送路3は、主搬送路2に対して搬送物仕分装置4の部位に接続されている。
図1、図2に示す状態では、搬送物50は、主搬送路2の上流側にある。搬送物50は、後述する様に主搬送路2に沿って下流側へ真っ直ぐに搬送されるか、搬送物仕分装置4で副搬送路3に排出され、副搬送路3に沿って搬送される。
各ローラ8a〜8fの一端は、副搬送路3が配置された側とは反対側の側壁11に近接するように一致している。そのため、副搬送路3側の側壁12から各ローラ8a〜8fまでの距離は、ローラ自身の長さが短いものほど離れている。具体的には、最も上流側に配置されているローラ8aから側壁12までの距離が最も長く、最も下流側に配置されているローラ8fから側壁12までの距離が最も短い。よって、ローラ8aと側壁12の間の空間は広く、ローラ8fと側壁12の間の空間は狭い。各ローラ8a〜8fと側壁12の間の空間は、上流側ほど大きく、下流側ほど小さい。各ローラ8a〜8fのうちのいずれかが駆動ローラであり、その他は従動ローラである。そして、ローラ8a〜8fにはベルトが懸架されて動力が伝達されている。
また、各軸10a〜10eに装着された短尺ローラ9は、図7に示す様に、千鳥状に配置されている。
図4に示す様に、係合部28と駆動モータ15の出力軸15a(歯付きプーリ13)は、ベルト35で接続されている。また、ギヤ部26は、回動部材18の長孔32に収容されて、ラック部33と係合している。
本実施形態では、内側弾性部材16及び外側弾性部材17の長さは、張出部材24が湾曲変形した際に、主搬送路2の搬送方向を移動する搬送物50が張出部材24に当たって下流側に至ることが阻止される程度の長さである。また内側弾性部材16及び外側弾性部材17の長さは、搬送物50を主搬送路2から排出することができる程度に主搬送路2上(コンベア部5上)に張り出すことができる長さである。
本実施形態では、張出部材24の全長は、主搬送路2の幅寸法よりも長い。より詳細には、張出部材24の全長は、主搬送路2の幅寸法に対して1.4倍(ルート2倍)以上長く、より好ましくは、2倍程度の長さを有している。すなわち、3つの内角が45度、45度、90度の二等辺三角形の短辺を搬送路の幅に対応させ、張出部材24の長さを長辺に対応させた場合、搬送路の幅寸法に対して張出部材24の長さは1.4倍(ルート2倍)になる。また、3つの内角が30度、60度、90度の三角形の最も短い辺を搬送路の幅に対応させ、張出部材24の長さを最も長い辺に対応させた場合、搬送路の幅寸法に対して張出部材24の長さは2倍になる。
2枚の板部材22、23は図示しない鋲によって一体的に結合されている。
基端部16aでは、板部材22、23の各々の一端が一致している。すなわち、基端部16aにおける内側弾性部材16の厚さ寸法は大きい。また、先端部16bは、長さが長い板部材22のみで構成されている。すなわち、先端部16bにおける内側弾性部材16の厚さ寸法は小さい。よって、内側弾性部材16の基端部16aから板部材23が存在する部分までのばね定数は高く、先端部16bを含む板部材23が存在しない部分のばね定数は低い。換言すると、板部材23が存在する部分のばね定数は高く湾曲変形しにくく、板部材23が存在しない先端部16b側のばね定数は低く湾曲変形し易い。
すなわち、内側弾性部材16は、後述の様に、軸51で片持ち状に支持されており、軸51に近い側が基端部16a側であり、内側弾性部材16のばね定数は、基端部16aから先端部16bに至る途中の部位(板部材23が存在する部分)までが高い。
2枚の板部材29、30は図示しない鋲によって一体的に結合されている。
基端部17aでは、板部材29、30の各々の一端が一致している。すなわち、基端部17aにおける外側弾性部材17の厚さ寸法は大きい。また、先端部17bは、長さが長い板部材29のみで構成されている。すなわち、先端部17bにおける外側弾性部材17の厚さ寸法は小さい。よって、外側弾性部材17の基端部17aから板部材30が存在する部分までのばね定数は高く、先端部17bを含む板部材30が存在しない部分のばね定数は低い。換言すると、板部材30が存在する部分のばね定数は高く湾曲変形しにくく、板部材30が存在しない先端部17b側のばね定数は低く湾曲変形し易い。
すなわち、外側弾性部材17は、後述の様に、軸41で片持ち状に支持されており、軸41に近い側が基端部17a側であり、外側弾性部材17のばね定数は、基端部17aから先端部17bに至る途中の部位(板部材30が存在する部分)までが高い。
図4に示す様に、外側弾性部材17は、内側弾性部材16よりも若干長い。
図6に示す様に、支持部材38は、軸51、揺動部材52、取付板39を有する。
揺動部材52は、細長い板状部材であり、一端に軸51が設けられている。軸51は、揺動部材52に対して起立している。軸51は、前述の回動部材18の係合部34(孔)を挿通している。よって、回動部材18が回転軸31を中心に回動すると、軸51は、回転軸31を中心に円弧を描いて移動する。
また、揺動部材52には、取付板39が固定されている。揺動部材52には、取付板39を介して、内側弾性部材16の基端部16aが固定されている。すなわち、内側弾性部材16は、軸51を中心に回動可能である。さらに内側弾性部材16の基端部16aは、回動部材18の回転軸31を中心に回動可能である。
図6に示す様に、支持部材40は、軸41、揺動部材42、ローラ43、取付板44を有する。
筐体21は、張出部側収容部36と駆動部側収容部37を有する。
張出部側収容部36は、内側弾性部材16と外側弾性部材17を収容している。
駆動部側収容部37は、駆動部14の回動部材18やカム部材19等を収容している。
張出部側収容部36及び駆動部側収容部37における、側壁11側には開口が設けられている。すなわち、張出部側収容部36の開口を介して、張出部側収容部36に対して、内側弾性部材16と外側弾性部材17が出退可能であり、駆動部側収容部37の開口を介して、駆動部側収容部37に対して、回動部材18の係合部34や内側弾性部材16の基端部16aが出退可能である。
異物侵入防止部材60は、複数の薄板部材61a〜61eで構成されている。
各薄板部材61a〜61eの一端は、張出部側収容部36の上壁に回動可能に支持されている。また、薄板部材61a〜61e同士は、互いに連結されており、扇型に開いたり、互いに重なって収納状態になることができる。薄板部材61aは、張出部側収容部36の上壁に対して出退可能に連結されており、薄板部材61eは、内側弾性部材16と接続されている。すなわち、張出部材24の内側弾性部材16と筐体21の張出部側収容部36が、異物侵入防止部材60で接続されている。
搬送物仕分装置4は、図2、図4に示す退避状態と、図1、図5に示す張出状態を呈することができる。
このときの内側弾性部材16と外側弾性部材17の対向する搬送方向の投影長さAは、最も長い。ここで、対向する搬送方向の投影長さAとは、主搬送路2の搬送方向と直交する方向に外側弾性部材17を投影した長さである。具体的には、外側弾性部材17を、側壁12に投影した投影長さである。外側弾性部材17の長さは、軸41から外側弾性部材17の基端部17aまでの長さを含み、軸41から固定部材53までの長さとしてもよい。
また外側弾性部材17の基端側の端部を基準点O1とし、外側弾性部材17の基準点O1に対向する内側弾性部材16側の位置を対応点O2とし、外側弾性部材17と内側弾性部材16の先端部の結合部を結合点O3としたとき、基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3と、対応点O2と結合点O3との曲線長さO2−O3との比は、最大である。
ここで、基準点O1は、外側弾性部材17の基端部17a(軸41)の、主搬送路2(コンベア部5)の搬送方向の位置である。
また、対応点O2は、内側弾性部材16上の点であり、基準点O1の主搬送路2(コンベア部5)の搬送方向の位置に対応する点である。
すなわち、基準点O1、対応点O2は、主搬送路2(コンベア部5)の搬送方向と直交する同一線上にある。
また基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3は、変化が無いが、内側弾性部材16の基端部16a側が搬送方向の上流側に移動することによって内側弾性部材16側の位置を対応点O2が結合点O3側に移動する。そのため基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3と、対応点O2と結合点O3との曲線長さO2−O3との比は、先の場合に比べて小さくなる。
また基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3は、依然として変化が無いが、内側弾性部材16の基端部16a側が搬送方向の上流側に移動することによって内側弾性部材16側の位置を対応点O2がさらに結合点O3側に移動する。そのため基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3と、対応点O2と結合点O3との曲線長さO2−O3との比は、先の場合に比べてさらに小さくなる。
換言すると、内側弾性部材16が主搬送路2の搬送方向の上流側に移動すると、内側弾性部材16の先端部16bと外側弾性部材17の先端部17bを固定する固定部材53が、主搬送路2の搬送方向の上流側に移動する。一方、外側弾性部材17の基端部17aの位置はほとんど変動しない。
また基準点O1と結合点O3との曲線長さO1−O3と、対応点O2と結合点O3との曲線長さO2−O3との比は、しだいに小さくなる。
図3(b)に示す張出状態になる途中の状態では、基端部16aの回転中心(軸51)から固定部材53までの距離M2は、距離M1よりも短い。そのため、内側弾性部材16は湾曲変形している。
さらに図3(c)に示す完全な張出状態では、基端部16aの回転中心(軸51)から固定部材53までの距離M3が、距離M2よりもさらに短い。そのため、内側弾性部材16は図3(b)に示す状態よりもさらに湾曲変形している。
すなわち、図3(a)に示す状態における、基端部16aの回転中心(軸51)と、基端部17aの回転中心(軸41)の距離L1は、比較的短い。図3(b)に示す様に、張出状態になる途中の状態では、基端部16aの回転中心(軸51)と、基端部17aの回転中心(軸41)の距離L2は、距離L1よりも長い。そして、図3(c)に示す様に、完全に張出状態となったときの、基端部16aの回転中心(軸51)と、基端部17aの回転中心(軸41)の距離L3が最も長い。
このように、基端部16a、17a間の距離を変化させることにより、湾曲変形の仕方を微調整することができる。すなわち、基端部16a、17a間の距離を変化させると、緩衝部材20a〜20dを介した外側弾性部材17側から内側弾性部材16側への押圧力が変化する。その結果、内側弾性部材16を適切に湾曲変形させることができる。
すなわち、張出部材24(内側弾性部材16と外側弾性部材17)の長さは、湾曲変形したときに、コンベア部5を遮蔽することができる長さである。具体的には、搬送物50がコンベア部5を主搬送路2の搬送方向に沿って真っ直ぐに通過することができないようにコンベア部5を遮蔽することができる長さである。
副搬送路3は、ローラコンベアで構成されている。副搬送路3を構成するローラコンベアは、駆動ローラと従動ローラを有し、これらがベルトで接続されて動力が伝達されている。そして、副搬送路3は、主搬送路2の搬送方向とは相違する方向に搬送物50を搬送することができる。
主搬送路2に沿って搬送された搬送物50は、湾曲変形した内側弾性部材16に沿って副搬送路3側へ導かれ、副搬送路3によって搬送される。
そして、主搬送路2に沿って搬送された搬送物50は、内側弾性部材16の基端部16a側に衝突するが、基端部16a側は搬送方向に対して緩やかに傾斜しているので、衝突の衝撃は小さい。さらに搬送物50は、湾曲した先端部16b側に沿って副搬送路3側に導かれる。
さらに、従来の仕分装置よりも少ない部品点数で構成することができ、製造コストが安価である上に、メンテナンスも容易に実施することができる。
4 搬送物仕分装置
14 駆動部(湾曲変形付与手段)
16 内側弾性部材
17 外側弾性部材
19 カム部材(連動機構)
20a〜20d 緩衝部材(他の部材)
Claims (4)
- 搬送路から搬送物を排出する搬送物仕分装置において、
張出部材を有し、
張出部材は、搬送路の幅に対応する所定の長さを有した外側弾性部材と内側弾性部材を有し、
前記外側弾性部材と内側弾性部材は、平行あるいは角度を有する状態で対向する姿勢にあり、
前記外側弾性部材と内側弾性部材は、長手方向の複数箇所で遊びを許す状態で直接的又は他の部材を間に介在させて接続されており、
外側弾性部材又は内側弾性部材の少なくともいずれか一方に対して、その長手方向に引っ張り力又は圧縮力を付与して、外側弾性部材及び内側弾性部材を湾曲変形させる湾曲変形付与手段を有することを特徴とする搬送物仕分装置。 - 外側弾性部材と内側弾性部材の長手方向の複数箇所が、弾性を有する接続部材で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送物仕分装置。
- 外側弾性部材及び内側弾性部材は、基端部と先端部とを有し、基端部は搬送路の側方に設置されており、湾曲変形付与手段によって湾曲変形した際に、先端部側が搬送路上に張り出すものであり、
前記基端部側が先端部側よりもばね定数が高いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の搬送物仕分装置。 - 外側弾性部材及び内側弾性部材は、基端部と先端部とを有し、基端部は搬送路の側方に設置されており、湾曲変形付与手段によって湾曲変形した際に、先端部側が搬送路上に張り出すものであり、
前記外側弾性部材と内側弾性部材が搬送路上に張り出した際に、内側弾性部材が外側弾性部材よりも搬送物の搬送方向の上流側に配置され、
内側弾性部材が、搬送路の搬送方向の上流側に移動可能であり、
外側弾性部材の基端部側が、鉛直軸周りに回動可能であり、
内側弾性部材が搬送方向の上流側に移動することに連動して外側弾性部材の基端部側を鉛直軸周りに回動させる連動機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の搬送物仕分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015023692A JP6458990B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 搬送物仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015023692A JP6458990B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 搬送物仕分装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016145109A true JP2016145109A (ja) | 2016-08-12 |
JP6458990B2 JP6458990B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=56685300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015023692A Active JP6458990B2 (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | 搬送物仕分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6458990B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107088526A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-25 | 湖州速邦自动化科技有限公司 | 一种智能输送带 |
DE102019120296A1 (de) * | 2019-07-26 | 2021-01-28 | Centro Kontrollsysteme Gmbh | Sortiereinheit und Verfahren zum Ausschleusen |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145926A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-13 | Heuft Bernhard | Apparatus for deflecting article sideways from first movement path to second movement path |
JPH09502413A (ja) * | 1994-05-05 | 1997-03-11 | リツエンツイア パテント−フエルヴアルツングス−ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 旋回翼方向切換器 |
WO2005000538A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 積層型多関節部駆動機構及びその製造方法、それを備えた把持ハンド、ロボットアーム |
-
2015
- 2015-02-09 JP JP2015023692A patent/JP6458990B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145926A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-13 | Heuft Bernhard | Apparatus for deflecting article sideways from first movement path to second movement path |
JPH09502413A (ja) * | 1994-05-05 | 1997-03-11 | リツエンツイア パテント−フエルヴアルツングス−ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 旋回翼方向切換器 |
WO2005000538A1 (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 積層型多関節部駆動機構及びその製造方法、それを備えた把持ハンド、ロボットアーム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107088526A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-25 | 湖州速邦自动化科技有限公司 | 一种智能输送带 |
DE102019120296A1 (de) * | 2019-07-26 | 2021-01-28 | Centro Kontrollsysteme Gmbh | Sortiereinheit und Verfahren zum Ausschleusen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6458990B2 (ja) | 2019-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6650086B2 (ja) | 移載装置 | |
JP5501953B2 (ja) | 対象物を変位させるローラを有するコンベヤベルト | |
JP5188802B2 (ja) | 転動運搬装置 | |
WO2015145739A1 (ja) | 搬送コンベヤ及び搬送ユニット(transport conveyor and transport unit) | |
JP6458990B2 (ja) | 搬送物仕分装置 | |
US20100181166A1 (en) | Belt junction conveyor | |
US8162132B2 (en) | Deflection apparatus for a conveying system | |
WO2018025725A1 (ja) | ロボットアーム機構 | |
JP7266308B2 (ja) | 搬送装置及び搬送方向変更装置 | |
WO2003002434A1 (fr) | Dispositif chaine de transporteur transversal | |
CN104440937A (zh) | 工业机器人 | |
JP4948506B2 (ja) | ボールねじモジュール | |
EP2010441A2 (en) | Conveyor diverter | |
KR101844321B1 (ko) | 벨트 2개를 이용하여 2배의 속도를 낼 수 있는 증속 구조의 로봇용 액츄에이터 | |
US7641041B1 (en) | Conveying device | |
US20230072525A1 (en) | Winding device | |
JP5907059B2 (ja) | 搬送コンベヤ及び搬送ユニット | |
JP6496283B2 (ja) | ケーブル送り出し装置 | |
WO2015115357A1 (ja) | 移載装置 | |
JP2010215353A (ja) | フリーローラコンベア | |
WO2022191113A1 (ja) | 搬送ローラ、コンベヤ装置及び傾斜コンベヤ装置 | |
JP6990920B2 (ja) | 野菜の皮剥き装置 | |
JP4705617B2 (ja) | 紙片搬送装置 | |
JP2014108649A (ja) | 波動伝播式移動装置及びそれを用いた登攀装置 | |
US20060070860A1 (en) | Structure of a conveyer belt |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6458990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |