JP2016144341A - 太陽電池パネルの設置構造、太陽電池パネルの設置方法および太陽電池パネル取り付け架台 - Google Patents

太陽電池パネルの設置構造、太陽電池パネルの設置方法および太陽電池パネル取り付け架台 Download PDF

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Abstract

【課題】 太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、簡単な構造で、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネルの設置構造の提供。【解決手段】 太陽電池パネルと、太陽電池パネルが載置されるパネル支持部材と、前記パネル支持部材を支持し、載置される前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたアーム支持部材とを有し、前記太陽電池パネルの傾斜角度が10°から45°に調整されることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池パネルの設置構造、太陽電池パネルの設置方法および太陽電池パネル取り付け架台に関する。
太陽光を用いて発電を行う太陽光発電システムにおいては、太陽電池パネルの発電効率を高めるべく、太陽の位置に応じた太陽電池パネルの傾斜角度の調整が行われる。太陽電池パネルの発電効率を高めるのに最適な傾斜角度は、設置する場所(緯度・経度)によって差はあるものの、一般的には南向き設置で30°から35°であると言われている。
また太陽電池パネルの傾斜角度を調整するために、例えば設置場所に応じて太陽電池パネルの傾斜角度を任意の角度に設置することができる太陽電池パネルの設置架台(特許文献1)や、太陽光発電パネルの設置角度や設置高さを簡単に変更することのできる支持脚構造(特許文献2)等の技術が開示されている。
特開2015−152499号公報 特開2015−21348号公報
太陽電池パネルの傾斜角度を30°以上、特に40°以上とする場合、設置してすぐの太陽電池パネルの発電効率は良好である。しかし時間の経過と共に太陽電池パネルの表面温度が上昇し、この温度の上昇がその発電効率に悪影響を及ぼす虞がある。
また従来の太陽電池パネルの傾斜角度を調整できる設置架台等においては、このような太陽電池パネルの温度上昇に伴う発電効率の低下防止等の考慮はなされておらず、傾斜の調整による太陽光の追随をその主眼としていた。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、簡単な構造で、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネルの設置構造に関する。
また本発明は、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネルの設置方法に関する。
更に本発明は、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、簡単な構造で、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネル取り付け架台に関する。
(1)本発明の太陽電池パネルの設置構造は、太陽電池パネルと、太陽電池パネルが載置されるパネル支持部材と、前記パネル支持部材を支持し、載置される前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたアーム支持部材とを有し、前記太陽電池パネルの傾斜角度が10°から45°に調整されることをその特徴とする。
(2)上記(1)に記載の構成にあって、前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材に支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたことをその特徴とする。
(3)上記(1)または(2)に記載の構成にあって、本発明の太陽電池パネルの設置構造は、複数の前記パネル支持部材を有し、これらを平面状となるように配してなることをその特徴とする。
(4)本発明の太陽電池パネルの設置方法は、太陽電池パネルをパネル支持部材に設置し、前記パネル支持部材を支持するアーム支持部材により前記太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することをその特徴とする。
(5)上記(4)に記載の構成にあって、前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材により支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整することをその特徴とする。
(6)本発明の太陽電池パネル取り付け架台は、太陽電池パネルを載置するパネル支持部材と、前記パネル支持部材を支持し、載置される前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたアーム支持部材とを有し、前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材に支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたことをその特徴とする。
(7)上記(6)に記載の構成にあって、前記パネル支持部材は4つの前記アーム支持部材に支持され、少なくとも2つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたことをその特徴とする。
(8)上記(6)または(7)に記載の構成にあって、本発明の太陽電池パネル取り付け架台は、複数の前記パネル支持部材を有し、これらを平面状となるように配してなることをその特徴とする。
本発明によれば、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、簡単な構造で、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネルの設置構造を提供できる。
また本発明によれば、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネルの設置方法を提供できる。
更に本発明によれば、太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することで太陽電池パネルの温度上昇とこれに伴う発電効率の低下を抑制すると共に、簡単な構造で、容易に太陽電池パネルの傾斜角度を調整することのできる太陽電池パネル取り付け架台を提供できる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池パネル取り付け架台の概略側面図である。 同実施形態に係り、アーム支持部材の一部の概略側面図である。 同実施形態に係り、アーム支持部材と継手との接続部分の概略側面図である。 同実施形態に係り、アーム支持部材の他の一部の概略側面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池パネルの設置構造の概略上面図である。
以下、本発明の太陽電池パネル取り付け架台の一実施形態について詳細に説明する。なお、本発明が当該実施形態に限定されないのはもとよりである。
先ず、図1を用いて本実施形態の太陽電池パネル取り付け架台を説明する。
本実施形態の太陽電池パネル取り付け架台100は、パネル支持部材10、第1のアーム支持部材20、第2のアーム支持部材21、第3のアーム支持部材22、第1の継手30、第2の継手31、および基盤40とを備える。
第1のアーム支持部材20、第2のアーム支持部材21および第3のアーム支持部材22は、パネル支持部材10を支持するよう、第1の継手30および第2の継手31を介してパネル支持部材10と接続されている。また第1のアーム支持部材20、第2のアーム支持部材21および第3のアーム支持部材22の、パネル支持部材10と接していない方の端部は、基盤40と接続するよう構成されている。基盤40は角柱状であり、パネル支持部材10、第1のアーム支持部材20、第2のアーム支持部材21、第3のアーム支持部材22を土台として支える役割を担っている。
そしてパネル支持部材10は、これに太陽電池パネル(図示せず)を載置した場合に、太陽電池パネルの傾斜角度θが10°から45°となるようにその角度が調整される。またより好ましい傾斜角度θは、10°から20°である。
本実施形態においては、第1のアーム支持部材20と第2のアーム支持部材21とは、パネル支持部材10と接続していない端部が同じ基盤40と接続している。そして、基盤40の接続箇所、および第1のアーム支持部材20と第2のアーム支持部材21がパネル支持部材10とそれぞれ接続している接続箇所(第1の継手30および第2の継手31)とを頂点として、パネル支持部材10と上記第1のアーム支持部材20と第2のアーム支持部材21とが三角形を形成するように設置される。そして残りの第3のアーム支持部材22は、第1のアーム支持部材20とパネル支持部材10との接続箇所(第2の継手31)を共通とし、もう一方の端部は他の基盤40と接続するように構成されている。
そして、本実施形態の太陽電池パネル取り付け架台100においては、第2のアーム支持部材21の長さを調整することにより、太陽電池パネルの傾斜角度θを調整する。なお、本実施形態においてはアーム支持部材は3つであるが、この数は限定されない。太陽電池取り付け架台100の強度を考慮すると、アーム支持部材は3つ以上であることが好ましい。
次に第1の継手30と第2のアーム支持部材21との接続部分について図2を用いて説明する。
図2に示すように、第1の継手30は、第1の接続部301と第2の接続部302とを備える。第1の接続部301の上部はパネル支持部材10と接続しており、下部は第2の接続部302とボルト303を介して接続されている。
具体的には、第1の接続部301は角柱状でその中が空洞となり、且つ、第2の接続部302と接続する面(底面)が開口するように構成される。第2の接続部302も角柱状であり、その端部が第1の接続部301の中に入り込めるよう、第1の接続部301よりも小さくなるように構成される。
そして、第1の接続部301の一部と、この中に入り込んだ第2の接続部302の端部の一部とに孔(図示せず)を設け、この穴にボルト303を挿通させることにより、第1の接続部301と第2の接続部302とが接続される。これにより、第1の接続部301と第2の接続部302との接続部はボルト303を支点軸として一定方向に可動状態となる。
また図2に示すように、第1の継手30と第2のアーム支持部材21とは、ボルト304を介して接続されている。
具体的には、第2のアーム支持部材21は角柱状でその中が空洞となり、且つ、第2の接続部302と接続する面(上面)が開口するように構成される。第2のアーム支持部材21のうち、第1の継手30と接続する第1のレール211は第2の接続部302の端部がその中に入り込めるよう、第2の接続部302よりも大きくなるように構成される。
そして、第1のレール211の一部と、この中に入り込んだ第2の接続部302の端部の一部とに孔(図示せず)を設け、この穴にボルト304を挿通させることにより、第1のレール211と第2の接続部302とが接続される。これにより、第1のレール211と第2の接続部302との接続部は、ボルト304を支点軸として一定方向に可動状態となる。
このような構成とすることにより、第2のアーム支持部材21の長さを伸縮する際、ボルト303とボルト304とを支点軸として第1の接続部301、第2の接続部302および第1のレール211とが一定方向に可動できるため、簡単に第2のアーム支持部材21を伸縮させることができる。またこれにより、パネル支持部材10の傾斜角度θ、即ち太陽電池パネルの傾斜角度θを容易に調整可能とすることができる。
次に図3を用いて、第2の継手31と第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22との接続部分について説明する。
図3に示すように、第2の継手31は、第3の接続部311と第4の接続部312とを備える。
第3の接続部311は、その上部がパネル支持部材10と、その下部がボルト313を介して第4の接続部312と接続するように構成されている。
第4の接続部312は、パネル支持部材10側を上部、第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22と略同一平面上となる面を側面とした場合、正面または背面から見た形状がH型をしており、また側面は上部が丸みを帯びた長方形となるよう構成されている。
そして第4の接続部312の上側、即ちH形状の上向きのコ型部分に第3の接続部311の下部を入れ込み、第4の接続部312の一部と、この中に入り込んだ第3の接続部311の一部とに孔(図示せず)を設け、この穴にボルト313を挿通させることにより、第3の接続部311と第4の接続部312とが接続される。これにより、第3の接続部311と第4の接続部312との接続部はボルト313を支点軸として一定方向に可動状態となる。
また、第4の接続部312の下側、即ちH形状の下向きのコ型部分に第1のアーム支持部材20の端部と第3のアーム支持部材22の端部を入れ込み、第4の接続部312の一部と、この中に入り込んだ第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22の一部とに孔(図示せず)を設け、この穴にボルト314およびボルト315を挿通させることにより、第4の接続部312と第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22が接続される。これにより、第4の接続部312と第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22との接続部はボルト314およびボルト315を支点軸として一定方向に可動状態となる。
このような構成とすることにより、第2のアーム支持部材21の長さを伸縮する際、ボルト313、ボルト314およびボルト315とを支点軸として第3の接続部311、第4の接続部312、第1のアーム支持部材20および第3のアーム支持部材22とが一定方向に可動できるため、簡単に第2のアーム支持部材21を伸縮させることができる。またこれにより、パネル支持部材10の傾斜角度θ、即ち太陽電池パネルの傾斜角度θを容易に調整可能とすることができる。
次に図4を用いて第2のアーム支持部材21の伸縮構造を説明する。
第2のアーム支持部材21は、第1のレール211と第2のレール212とからなる。第1のレール211と第2のレール212とはボルト213を介して接続されている。なお、第1のレール211は、上述のようにボルト304を介して第1の継手30と接続されている。
第2のレール212は、角柱状でその中が空洞となり、且つ、第1のレール211と接続する面(上面)が開口するように構成される。第2のレール212も角柱状であり、これが第1のレール211の中に入り込めるよう、第1のレール211よりも小さくなるように構成される。
また第2のレール212の端部の一部と、第1のレール211の端部の一部とに孔(図示せず)を設け、この穴にボルト213を挿通させることにより、第1のレール211と第2のレール212とを接合することができる。なお、このボルト213は着脱可能に構成されているため、ボルト213を取り外して第1のレール211を第2のレール212の中に入れ込み収容すれば、第2のアーム支持部材21の長さを縮めることができる。またこの状態から第2のレール212から第1のレール211を引っ張り出し、上記穴にボルト213を挿通させれば第2のアーム支持部材21の長さを伸ばすことができる。
このように第2のアーム支持部材21の長さを伸縮可能としたことにより、パネル支持部材10の傾斜角度θ、即ち太陽電池パネルの傾斜角度θを容易に調整可能とすることができる。なお、第2アーム支持部材21の伸縮可能な範囲は、太陽電池パネルの傾斜角度θを10°から45°に調整できる範囲であることが好ましい。
また本実施形態においてはボルト213の取り外しによって第2のアーム支持部材21の長さを調整するよう構成したが、他の方法にて第2のアーム支持部材21を伸縮するよう構成しても良い。
次に図5を用いて本実施形態の太陽電池パネル取り付け架台100を用いた太陽電池パネル設置構造200について説明する。
本実施形態の太陽電池パネル設置構造200は、太陽電池パネル取り付け架台100に太陽電池パネル50を載置するよう構成される。また図5に表すように、複数のパネル支持部材10をこれらが略同一平面状となるように設置しても良い。この場合であっても、太陽電池パネル取り付け架台100のパネル支持部材10以外の構成要素は増やす必要はなく、簡単な構造にて複数の太陽電池パネルを設置することが可能となる。
また、パネル支持部材10、第1のアーム支持部材20、第2のアーム支持部材21、第3のアーム支持部材22、第1の継手30、第2の継手31はアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることが好ましい。これらをアルミニウムまたはアルミニウム合金製とすることで、太陽電池パネル取り付け架台100の軽量化を図ることができる。
このような構成とすることにより、本実施形態の太陽電池パネル取り付け架台100および太陽電池パネル設置構造200は、その構成要素を簡素化できると共に、容易に太陽電池パネルの傾斜角度θを10°から45°に調整することが可能となる。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を詳述する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1に示す太陽電池パネル取り付け架台100を3台と、太陽電池パネルの傾斜角度θを50°から60°に調整することができるようにした太陽電池パネル取り付け架台3台とを準備した。
3枚の太陽電池パネルを太陽電池パネル取り付け架台100に設置し、それぞれ太陽電池パネルの傾斜角度θを10°、20°、30°、40°となるように調整し、それぞれ実施例1から4の太陽電池パネル設置構造を得た。
3枚の太陽電池パネルを他の太陽電池パネル取り付け架台に設置し、それぞれ太陽電池パネルの傾斜角度θを50°、60°となるように調整し、それぞれ比較例1および2の太陽電池パネル設置構造を得た。
実施例1から4、並びに比較例1および2の太陽電池パネル設置構造を、緯度:北緯31度、経度:東経120度の地点にて、天気:快晴、気温:9℃から12℃、湿度:88%前後の条件下にて、午前9時から午後13時5分までの間放置すると共に、定期的に各太陽電池パネルの温度と電圧を測定した。太陽電池パネルの温度の計測結果を表1に、電圧の計測結果を表2に表す。
なお電圧の測定にはMF47機能のアナログマルチメーターを用いた。また表1の単位は℃、表2の単位はDCVである。
Figure 2016144341
Figure 2016144341
表1に示す通り、実施例1から4は、開始から4時間経過後も、太陽電池パネルの温度変化は緩やかであった一方、比較例1および2の太陽電池パネルの温度変化は実施例と比較して大きいことが分かる。また表2に示す通り、実施例1から4においては、初期値と4時間経過までの発電率の差が少ない一方、比較例1および2においては、初期値は高いものの発電効率の差が実施例と比較して大きく、安定した発電ができていないことが分かる。なお、実施例1から4、並びに比較例1および2の発電最終ロス率は、それぞれ2、1、3、3.4、4、2(いずれも%)であった。
このように、実施例1から4は時間経過による温度変化は少なく、従って直流電圧の変化も少ない一方、比較例1および2は一定以上の温度変化および直流電圧の変化が生じており、太陽電池パネルの傾斜角度設定は発電効率の向上に重要であるものと考えられる。太陽電池パネルは長期間に渡って使用されるものであるため、温度変化は太陽電池パネルの劣化に繋がり、使用期間の経過と共に発電効率が低下する虞がある。しかし実施例の太陽電池パネルは使用による温度変化が少ないため、長期間使用した場合であっても、その発電効率の低下を抑制することができると考えられる。特に傾斜角度θを20°とした太陽電池パネルは温度変化も直流電圧の変化も少なく、長期的に安定した発電を行うことができる。
10…パネル支持部材
20…第1のアーム支持部材
21…第2のアーム支持部材
22…第3のアーム支持部材
30…第1の継手
31…第2の継手
40…基盤
50…太陽電池パネル
100…太陽電池パネル取り付け架台
200…太陽電池パネル設置構造

Claims (8)

  1. 太陽電池パネルと、
    太陽電池パネルが載置されるパネル支持部材と、
    前記パネル支持部材を支持し、載置される前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたアーム支持部材とを有し、
    前記太陽電池パネルの傾斜角度が10°から45°に調整されることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  2. 前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材に支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの設置構造。
  3. 複数の前記パネル支持部材を有し、これらを平面状となるように配してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池パネルの設置構造。
  4. 太陽電池パネルをパネル支持部材に設置し、
    前記パネル支持部材を支持するアーム支持部材により前記太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整することを特徴とする太陽電池パネルの設置方法。
  5. 前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材により支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整することを特徴とする請求項4に記載の太陽電池パネルの設置方法。
  6. 太陽電池パネルを載置するパネル支持部材と、
    前記パネル支持部材を支持し、載置される前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたアーム支持部材とを有し、
    前記パネル支持部材は複数の前記アーム支持部材に支持され、少なくとも1つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を10°から45°に調整自在としたことを特徴とする太陽電池パネル取り付け架台。
  7. 前記パネル支持部材は4つの前記アーム支持部材に支持され、少なくとも2つの前記アーム支持部材の長さを調整することにより前記太陽電池パネルの傾斜角度を調整自在としたことを特徴とする請求項6に記載の太陽電池パネル取り付け架台。
  8. 複数の前記パネル支持部材を有し、これらを平面状となるように配してなることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の太陽電池パネル取り付け架台。

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