JP2016143753A - ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム - Google Patents

ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016143753A
JP2016143753A JP2015018147A JP2015018147A JP2016143753A JP 2016143753 A JP2016143753 A JP 2016143753A JP 2015018147 A JP2015018147 A JP 2015018147A JP 2015018147 A JP2015018147 A JP 2015018147A JP 2016143753 A JP2016143753 A JP 2016143753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat
heat pipe
working medium
cooling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015018147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6315704B2 (ja
Inventor
清玄 蛭田
Kiyoharu Hiruta
清玄 蛭田
大沼 直人
Naoto Onuma
大沼  直人
迫田 友治
Tomoji Sakota
友治 迫田
洋平 松本
Yohei Matsumoto
洋平 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015018147A priority Critical patent/JP6315704B2/ja
Publication of JP2016143753A publication Critical patent/JP2016143753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6315704B2 publication Critical patent/JP6315704B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B50/00Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】使用温度範囲が限られた被除熱対象物の温度変化の幅を小さくすると共に、冷却効率が高い温度範囲で使用することができるヒートパイプ式冷却装置を提供する。【解決手段】作動媒体を内封し、被除熱対象物1からの熱により液体状態の作動媒体を蒸発させる吸熱部、及び、気体状態の作動媒体を凝縮させる放熱部4を有するヒートパイプ2と、放熱部4を強制対流により冷却する冷却ファン5と、を備えたヒートパイプ式冷却装置であって、吸熱部における作動媒体の温度の検出又は推定が可能な温度検出部6を有し、温度検出部6における検出又は推定により得られた温度が、被除熱対象物1の温度変化の幅を小さくするために設定された作動媒体の温度の下限値以上の所定温度以上であるときは、冷却ファン5を駆動する。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステムに関する。
一般に、エレベータの制御装置には、主回路素子(以下、単に「主回路」ともいう。)と共に、この主回路素子を冷却するための放熱フィンを備えたヒートパイプが設けられており、主回路の起動・停止を繰り返すことにより、主回路駆動による発熱量とヒートパイプ放熱量とが均衡するところまで主回路素子の温度は上昇する。そして、エレベータの運転状況や設置環境により、主回路素子の許容温度を超えるおそれがあることから、放熱フィン近傍に冷却ファンを取付け、送風することで強制的に冷却するようになっている。この冷却ファンの制御であるが、現状では、主回路の起動中、および主回路停止後の一定時間、例えば起動停止後3分間、冷却ファンを駆動している。
ヒートパイプ式冷却装置の従来例としては、特許文献1(特開平7−190655号公報)に記載されるものを挙げることができる。特許文献1には、水を作動液として用いたヒートパイプに感温素子を取り付け、外気温度またはヒートパイプ温度を検出し、この温度が設定値以下となったときにファンの回転速度を制御し、作動液の凍結を防止する技術が記載されている。
特開平7−190655号公報
主回路の起動中、および主回路停止後の一定時間、ヒートパイプ式冷却装置の冷却ファンを駆動するものでは、例えばエレベータが低温環境にあると、主回路素子の起動および停止からなる1運転当たりの温度変化の幅が比較的大きくなる場合があり、主回路素子の寿命サイクルを有効に活用できないという課題があった。すなわち、例えばエレベータが低温環境に設置されている場合、所定時間にわたるファン駆動により、作動媒体の温度が大きく低下するため、主回路素子の1運転当たりの温度変化の幅が大きくなってしまい、主回路素子の劣化を早める要因となる。
また、ヒートパイプの特性から、ヒートパイプの温度が低下し過ぎると、ヒートパイプの冷却性能は低下する。冷却ファンがヒートパイプの温度によらず主回路の起動に応じて駆動するものである場合、エレベータが低温環境にあると、ヒートパイプの作動媒体が効率的に作動する温度範囲を大きく下回る。このような状態のヒートパイプを用いて次に主回路の運転をする際には、ヒートパイプの立ち上げ時間が長くなるため、冷却性能はしばらくの間、低下した状態にあり、冷却効率の低下を招くという課題があった。
なお、特許文献1に記載のヒートパイプ式冷却装置においては、ファンを制御する際の設定温度は、基本的に作動液の凍結温度としている。
本発明の目的は、使用温度範囲が限られた被除熱対象物の温度変化の幅を小さくすると共に、冷却効率が高い温度範囲で使用することができるヒートパイプ式冷却装置を提供することにある。
本発明のヒートパイプ式冷却装置は、作動媒体を内封し、被除熱対象物からの熱により液体状態の作動媒体を蒸発させる吸熱部、及び、気体状態の作動媒体を凝縮させる放熱部を有するヒートパイプと、放熱部を強制対流により冷却する冷却ファンと、を備え、吸熱部における作動媒体の温度の検出又は推定が可能な温度検出部を有し、温度検出部における検出又は推定により得られた温度が、被除熱対象物の温度変化の幅を小さくするために設定された作動媒体の温度の下限値以上の所定温度以上であるときは、冷却ファンを駆動する。
本発明によれば、ヒートパイプ式冷却装置を用いて、使用温度範囲が限られた被除熱対象物の温度変化の幅を小さくすると共に、冷却効率が高い温度範囲でヒートパイプを使用することができる。
本発明のヒートパイプ式冷却装置の一実施形態を示す概略構成図である。 本実施形態のヒートパイプ式冷却装置における温度の経時変化を示すグラフである。 従来のヒートパイプ式冷却装置における温度の経時変化を示すグラフである。 本発明に係るエレベータシステムの一例の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るヒートパイプ式冷却装置について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のヒートパイプ式冷却装置の一例を示す概略構成図である。
本図において、ヒートパイプ式冷却装置は、吸熱部及び放熱部4を有するヒートパイプ2を基本構成とする。ヒートパイプ2は、被除熱対象物1から熱伝導部材3を介して吸収した熱により内封した作動媒体(液体状態)が吸熱部で蒸発し、気体となった作動媒体が放熱部4で凝縮するものである。ここで、作動媒体の例としては、水、エタノール、メタノール等が挙げられる。作動媒体の種類を選択することにより、ヒートパイプ2として機能し得る温度範囲を設定することができる。
ヒートパイプ2の吸熱部は、被除熱対象物1に付設された熱伝導部材3に挿入され、被除熱対象物1の熱を吸収する。ここで、被除熱対象物1は、例えば、エレベータの制御装置が有する主回路素子である。主回路素子は、IGBT等のパワー半導体を備えたインバータ等である。
一方、ヒートパイプ2の放熱部4は、放熱フィン(図示していない)を有し、冷却ファン5からの送風により冷却される。言い換えると、放熱部4においては、放熱フィンは、強制対流による空冷がなされ、作動媒体の凝縮熱が大気に放散される。
ヒートパイプ2の作動媒体の温度は、温度検出部6(例えばサーマルスイッチ)により検出する。この際、温度検出部6は、熱伝導部材3の温度又はヒートパイプ2の吸熱部の外表面温度を測定するが、これにより測定された温度から作動媒体の温度を推算する。なお、温度検出部6をヒートパイプ2の内部に配置することにより、作動媒体の温度にほぼ等しい温度を測定してもよい。言い換えると、温度検出部6は、ヒートパイプ2の吸熱部における作動媒体の温度の検出又は推定が可能な構成を有する。
ヒートパイプ2は、熱伝導率が高い材料を用いた管状のパイプを、真空ベーキングした後に、少量の図示しない作動媒体(通常、液体状態である。)を脱気封入し、パイプの両端を封止して形成される。管材としては、銅、アルミ等が一般に用いられる。
本図においては、凝縮した作動媒体が蒸発部に流下し、作動媒体の循環が促進されるようにするため、蒸発部(吸熱部)をヒートパイプ2の下部に配置し、凝縮部(放熱部4)をヒートパイプ2の上部に配置している。
熱伝導部材3は、図中、簡略化のために筐体として描かれているが、実際には、ヒートパイプ2を取付けるための穴が複数個設けられた薄い板状体が複数枚積層されている。熱伝導部材3には、被除熱対象物1である主回路素子が取付けられている。被除熱対象物1の熱は、熱伝導部材3に移動し、熱伝導部材3からヒートパイプ2に熱伝達されるようになっている。
放熱部4は、熱伝導率が高い材料で形成されており、放熱フィンを有するヒートパイプ2の端部が挿通されている。
冷却ファン5は、放熱部4に設置されており、ヒートパイプ2およびヒートパイプ2の熱が伝達された放熱部4自体に送風を行い、冷却を行うようになっている。
温度検出部6は、電源7と冷却ファン5との間に直列に配置され、例えば熱伝導部材3に取り付けられている。ここで、電源7は、冷却ファン5を駆動するためのものであり、本図においては直流電源として記載されているが、これに限定されるものではなく、交流電源を用いてもよい。温度検出部6は、直接的には熱伝導部材3又はその近傍の温度を検出するものであり、その温度が所定の温度(後述の作動媒体の温度の下限値以上の所定温度に対応する温度)を上回ったときに冷却ファン5を駆動するように設定してもよい。また、温度検出部6における検出又は推定により得られた温度が、被除熱対象物1の温度変化の幅を小さくするために設定された作動媒体の温度の下限値以上の所定温度以上であるときに、冷却ファン5を駆動するようにあらかじめ設定しておいてもよい。
なお、上記の作動媒体の温度の下限値は、ヒートパイプ2が円滑に機能する温度範囲の最低温度として設定したものである。当該温度範囲においては、作動媒体が液体状態であって作動媒体の蒸気圧が所望のレベルに達している状態であり、ヒートパイプ2として使用可能である。よって、ヒートパイプ2に内封された作動媒体は、吸熱部で容易に蒸発し、放熱部4で凝縮し、液体状態で吸熱部に還流する。
基本的に、ヒートパイプ式冷却装置においては、被除熱対象物1の稼働により発生した熱が、熱伝導部材3を介してヒートパイプ2に熱伝達される。ヒートパイプ2では、熱の流入により作動媒体(液)がヒートパイプ2の内面で蒸発し、蒸発した作動媒体が放熱部4で冷却されて凝縮する。凝縮した作動媒体は、重力等によりヒートパイプ2の蒸発部に戻る。このようにして、被除熱対象物1の熱は、大気に放散される。
つぎに、本実施形態のヒートパイプ式冷却装置を備えたエレベータシステムの運転に伴う主回路素子の温度変化について図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態のヒートパイプ式冷却装置の温度の経時変化を概略的に示すグラフである。縦軸に示す温度は、図1の温度検出部6で推算される作動媒体の温度である。横軸には、主回路素子の起動及び停止をひとまとまりとした運転(A、B、C)を時間の経過に沿って示している。
図2の場合、エレベータシステムの主回路素子が起動すると、主回路素子の温度が上昇し、熱伝達によりヒートパイプ2の温度も上昇する。しかし、最初の運転Aにおける起動では、当初、主回路素子の温度が低い状態にあるため、ヒートパイプ2の温度は、上記の作動媒体の温度の下限値以上の所定温度に達しない。このため、冷却ファン5は駆動しない。この後、主回路素子が停止することにより、ヒートパイプ2の温度は自然冷却により下降する。
次の運転Bにおいては、主回路素子の起動によりヒートパイプ2の温度が上昇し、上記の作動媒体の温度の下限値以上の所定温度に達すると、温度検出部6がONとなり、これに応じて冷却ファン5が駆動し、放熱部4における強制対流による冷却が行われる。冷却ファン5が駆動した後も、内封する蒸発した作動媒体の凝縮のため、ヒートパイプ2の温度はある程度上昇を続けるが、強制対流による冷却が継続されることで、所定時間経過後にヒートパイプ2の温度は下降へと転じ、所定温度まで下降する。ヒートパイプ2の温度が所定温度を下回ると、温度検出部6はOFFとなり、冷却ファン5は停止する。冷却ファン5が停止した後も、ヒートパイプ2の温度はある程度、下降を続ける。この後、運転Bにおける主回路素子の停止により、ヒートパイプ2の温度は自然冷却により更に下降する。
次の運転Cにおいても、上述の運転Bと同様の制御が行われる。このような制御を繰り返すことにより、ヒートパイプ2の温度は上記の作動媒体の温度の下限値以上の所定の温度範囲に保たれ、主回路素子1の温度もヒートパイプ2の温度に応じたものとなる。
本実施形態によれば、上記の作動媒体の温度の下限値以上の所定温度を上回ったときに冷却ファン5を駆動することにより、ヒートパイプ2の温度を上記の作動媒体の温度の下限値以上の所定の温度範囲に保ち、被除熱対象物である主回路素子1の温度もそれに応じたものとし、これによって、1運転当たりの主回路素子1の温度変化の幅を小さくし、主回路素子1の寿命サイクルを有効に活用して長寿命化を図ることができる。
また、ヒートパイプ2の温度は作動液蒸発付近に保たれることから、冷却性能を高い状態に維持し、冷却効率の向上を図ることができる。
さらに、冷却ファン5の駆動時間を従来に比べて短くすることができるため、省エネ化およびファン交換周期の延長を図ることができる。
なお、前述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、前述した実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることは可能である。例えば、温度検出部6は、電源7と冷却ファン5との間に直列に配置され、熱伝導部材3に取り付けられるサーマルスイッチを例示したが、本発明はこれに限られるものではない。
図3は、上述の実施形態との比較のため、従来のヒートパイプ式冷却装置における温度の経時変化を示したものである。
本図に示すように、主回路の起動とともにヒートパイプ式冷却装置の冷却ファンを駆動する。冷却ファンの駆動は、主回路の停止後も一定時間行うように制御している。この場合に、例えば、エレベータが低温環境にあると、主回路素子の起動および停止からなる1運転当たりの温度変化の幅が比較的大きくなる。このような温度変化が生じると、主回路素子の劣化が進み、寿命が短くなるおそれがある。
また、ヒートパイプは、作動媒体の温度が低下し過ぎると、冷却性能が低下する。
本図に示す従来例においては、冷却ファンが駆動することにより、作動媒体が効率的に作動する温度範囲を大きく下回ることになる。このような状態のヒートパイプを用いて次に主回路の運転をする際には、ヒートパイプの立ち上げ時間が長くなる。このため、しばらくの間、冷却性能が低下した状態が続き、全体として冷却効率が低下する。
以下、エレベータシステムの構成の概略について図面を用いて説明する。
図4は、エレベータシステムの全体構成の例を示したものである。
本図において、乗りかご110が昇降する昇降路122内の上部には、複数のシーブ123が取り付けられており、このシーブ123には主ロープ125が巻装されている。主ロープ125の一端側にはカウンタウェイト124が取り付けられている。乗りかご110にはシーブが設けられており、このシーブに主ロープ125が巻装される。カウンタウェイト124は、乗りかご110の昇降時の動力を軽減する。
本図においては、昇降路122の底面には、主ロープ125を駆動する駆動モータ127が配置されている。図示を省略しているが、乗り場側の各階128には、乗り場側開閉扉が設けられており、乗りかご110の前面に配置した乗りかご側開閉扉(乗りかごドア)と同期して開閉するようになっている。乗りかご110を含むエレベータ全体を制御するためのエレベータ制御装置101は、昇降路122内の壁面に設けられている。エレベータ制御装置101を構成する主回路素子(図示していない)には、除熱用のヒートパイプ式冷却装置130が付設されている。ここで、主回路素子は、駆動モータ127を運転するための電力を供給するインバータ等である。
なお、本図においては、駆動モータ127を昇降路122の底面に配置し、エレベータ制御装置101を下の階の高さに設置したが、本発明は、これに限定されるものではなく、駆動モータ127及びエレベータ制御装置101を最上階の機械室に配置してもよい。言い換えると、エレベータ制御装置101は、どこに配置しても、本発明のヒートパイプ式冷却装置を適用することが可能である。
以上の説明においては、エレベータ制御装置の主回路素子の冷却にヒートパイプを用いる例を示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ガラス、セラミックスその他の大きな温度変化に弱い材料で形成された種々の被除熱対象物の冷却に適用することができる。
1:被除熱対象物、2:ヒートパイプ、3:熱伝導部材、4:放熱部、5:冷却ファン、6:温度検出部、7:電源、101:エレベータ制御装置、110:乗りかご、122:昇降路、123:シーブ、124:カウンタウェイト、125:主ロープ、127:駆動モータ、128:階。

Claims (10)

  1. 作動媒体を内封し、被除熱対象物からの熱により液体状態の前記作動媒体を蒸発させる吸熱部、及び、気体状態の前記作動媒体を凝縮させる放熱部を有するヒートパイプと、
    前記放熱部を強制対流により冷却する冷却ファンと、を備え、
    前記吸熱部における前記作動媒体の温度の検出又は推定が可能な温度検出部を有し、
    前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が、前記被除熱対象物の温度変化の幅を小さくするために設定された前記作動媒体の温度の下限値以上の所定温度以上であるときは、前記冷却ファンを駆動する、ヒートパイプ式冷却装置。
  2. 前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が前記所定温度を下回ったときは、前記冷却ファンを停止する、請求項1記載のヒートパイプ式冷却装置。
  3. 前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が、前記作動媒体の温度の下限値以上に保たれるように、前記冷却ファンの駆動及び停止をする、請求項2記載のヒートパイプ式冷却装置。
  4. 前記放熱部には、放熱フィンが付設されている、請求項1記載のヒートパイプ式冷却装置。
  5. 前記温度検出部は、前記冷却ファンとその電源との間に直列に配置されるサーマルスイッチである、請求項1記載のヒートパイプ式冷却装置。
  6. 前記吸熱部は、前記被除熱対象物に付設された熱伝導部材に熱的に接続されている、請求項1記載のヒートパイプ式冷却装置。
  7. 前記被除熱対象物は、エレベータシステムの制御装置を構成する主回路素子である、請求項1記載のヒートパイプ式冷却装置。
  8. 乗りかごと、駆動モータと、エレベータ制御装置と、を備えたエレベータシステムであって、
    前記エレベータ制御装置は、被除熱対象物である主回路素子を有し、
    前記被除熱対象物には、
    作動媒体を内封し、前記被除熱対象物からの熱により液体状態の前記作動媒体を蒸発させる吸熱部、及び、気体状態の前記作動媒体を凝縮させる放熱部を有するヒートパイプと、
    前記放熱部を強制対流により冷却する冷却ファンと、を含むヒートパイプ式冷却装置が付設してあり、
    前記ヒートパイプ式冷却装置は、
    前記吸熱部における前記作動媒体の温度の検出又は推定が可能な温度検出部を有し、
    前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が、前記被除熱対象物の温度変化の幅を小さくするために設定された前記作動媒体の温度の下限値以上の所定温度以上であるときは、前記冷却ファンを駆動する、エレベータシステム。
  9. 前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が前記所定温度を下回ったときは、前記冷却ファンを停止する、請求項8記載のエレベータシステム。
  10. 前記温度検出部における検出又は推定により得られた温度が、前記作動媒体の温度の下限値以上に保たれるように、前記冷却ファンの駆動及び停止をする、請求項9記載のエレベータシステム。
JP2015018147A 2015-02-02 2015-02-02 ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム Active JP6315704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015018147A JP6315704B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015018147A JP6315704B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016143753A true JP2016143753A (ja) 2016-08-08
JP6315704B2 JP6315704B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=56570804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015018147A Active JP6315704B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6315704B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106211722A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 山东城市建设职业学院 电梯控制机房高效通风散热系统
CN111899532A (zh) * 2020-07-17 2020-11-06 安徽信联建设工程有限公司 控制多路口交通信号控制机
WO2023021772A1 (ja) * 2021-08-18 2023-02-23 株式会社フジクラ 温度測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055702A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Hitachi Ltd 電力変換装置およびそれを搭載した鉄道車両
JP2014123591A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Hitachi Ltd 制御装置及び制御装置の冷却方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055702A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Hitachi Ltd 電力変換装置およびそれを搭載した鉄道車両
JP2014123591A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Hitachi Ltd 制御装置及び制御装置の冷却方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106211722A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 山东城市建设职业学院 电梯控制机房高效通风散热系统
CN111899532A (zh) * 2020-07-17 2020-11-06 安徽信联建设工程有限公司 控制多路口交通信号控制机
CN111899532B (zh) * 2020-07-17 2023-10-13 安徽信联建设集团有限公司 控制多路口交通信号控制机
WO2023021772A1 (ja) * 2021-08-18 2023-02-23 株式会社フジクラ 温度測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6315704B2 (ja) 2018-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6315704B2 (ja) ヒートパイプ式冷却装置及びこれを備えたエレベータシステム
CN110412541B (zh) 用于激光雷达的液冷装置、激光雷达系统和车辆
US8922074B2 (en) Elevator machine motor and drive and cooling thereof
CN107846812B (zh) 一种充电桩的双风扇式散热装置、散热方法和充电桩
CN104133502B (zh) 冷却发热装置的方法和系统
JP2015517166A (ja) サーバ用油冷式冷却装置及びその駆動方法
JP6687663B2 (ja) 筐体の内部の熱を外部に放出する熱移動装置を備えるレーザ装置
JP4811057B2 (ja) 荷役車両
JP2014090067A (ja) 柱上変圧器の冷却装置
JP2004345606A (ja) 車両用冷却システム
CN104703440A (zh) 智能控温电子制冷式机柜
JP5866444B2 (ja) 電力変換装置
JP2014055702A (ja) 電力変換装置およびそれを搭載した鉄道車両
JP5245903B2 (ja) 電力変換装置の冷却システム
CN217606336U (zh) 一种水冷散热底座
KR20070067039A (ko) 완전 밀폐형 수냉식 컴퓨터 케이스.
JP2009215005A (ja) エレベータシステム
JP2015194985A (ja) 冷却装置を備えた電子装置の構造箱
JP2014082819A (ja) 電力変換装置及び冷媒凍結検知方法
CN110173559B (zh) 一种行星减速机降温装置及方法
JP2014207294A (ja) 電気機器
WO2019091213A1 (zh) 一种拽引机用散热装置
JP5014650B2 (ja) 乗客コンベアの放熱装置
JP2015065187A (ja) 冷却装置とこれを搭載した電子機器
CN217274952U (zh) 一种散热片式低噪音空气源热泵机组

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6315704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150