JP2016143626A - コネクタ接続工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギボシ端子等のコネクタの接続作業と接続確認とを容易に行うことができるコネクタ接続工具を提供する。【解決手段】コネクタ接続工具11は、規定量の挿入によって接続する一対のギボシ端子21を保持するとともに、保持した一対のギボシ端子21を接続可能に開閉する一対のアーム部13A、13Bと、一対のアーム部13A、13Bが上記規定量を挿入したときに、前記一対のアーム部13A、13Bの先端間の距離が所定距離に至ったことを検出する検出ユニット15と、検出ユニット15の検出結果を報知する報知ユニット17とを備えるようにした。【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタを接続するコネクタ接続工具に関する。
従来、製品の組立を行う際に機械化の難しい箇所は手作業で行う必要があった。その中の一つに配線等のコネクタの結線作業が有る。しかし人の手で大量に生産する際、コネクタ間の接続が十分でなく市場に出るまでの振動や衝撃で外れてしまい不良となってしまう恐れがあった。
また、手作業でコネクタを嵌合させる際、嵌合がきついコネクタや、コネクタが規定量まで挿入されているか判りにくいコネクタもある。例えば、圧着端子の一種であるギボシ端子は、手作業では嵌合がきつい場合があり、また、コネクタが規定量挿入されていない場合があった。そのため、接続不良を起こし、不良となるケースがあった。
ギボシ端子の接続不良を回避する技術としては、スリーブ内に設けたギボシ端子の挿入孔の内面に、ギボシ端子位置決め用のリブを一体に設けた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭58−155781号公報
しかし、特許文献1の技術は、特殊な端子構造にする必要があり、一般的なギボシ端子に適用できない。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、ギボシ端子等のコネクタの接続作業と接続確認とを容易に行うことができるコネクタ接続工具を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、規定量の挿入によって接続する一対のコネクタを保持するとともに、保持した一対のコネクタを接続可能に開閉する一対のアーム部と、前記一対のアーム部の開閉動作によって前記一対のコネクタを前記規定量挿入したときに、前記一対のアーム部の先端間の距離が所定距離に至ったことを検出する検出部と、前記検出部の検出結果を報知する報知部とを備えることを特徴とするコネクタ接続工具を提供する。
上記構成において、前記一対のアーム部の先端部に、前記一対のコネクタを向かい合わせて保持するコネクタ保持部を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記コネクタ保持部は、前記先端部の開方向に沿った方向への前記コネクタの相対移動を規制し、且つ、少なくとも前記先端部の開閉方向に対して垂直方向への前記コネクタの取り外しを許容する形状に形成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記コネクタ保持部は、前記先端部の開方向に沿った方向への前記コネクタの相対移動を規制する規制部が着脱自在に構成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記コネクタは、前記規定量の挿入により互いに接続されるコネクタ本体と、前記コネクタ本体に係止する絶縁用のスリーブとを有する接続端子であり、前記コネクタ保持部は、前記スリーブの後端に当接する当接部を有し、前記当接部が前記規制部として機能するとともに着脱自在に構成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記検出部は、前記一対のアーム部間の距離が所定の距離に至ったことを検出するスイッチを有し、前記所定の距離を調整自在に構成するようにしても良い。
本発明のコネクタ接続工具は、規定量の挿入によって接続する一対のコネクタを保持するとともに、保持した一対のコネクタを接続可能に開閉する一対のアーム部と、前記一対のアーム部の開閉動作によって前記一対のコネクタを前記規定量挿入したときに、前記一対のアーム部の先端間の距離が所定距離に至ったことを検出する検出部と、前記検出部の検出結果を報知する報知部とを備えるので、ギボシ端子等のコネクタの接続作業と接続確認とを容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係るコネクタ接続工具を示した正面図である。 図1の裏側から見たコネクタ接続工具を示した裏面図である。 図1のIII方向から見たコネクタ接続工具を示した上面図である。 コネクタ接続工具をギボシ端子と共に示した斜視図である。 コネクタ接続工具の使用状態を示した正面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るコネクタ接続工具を示した正面図であり、図2は図1の裏側から見た裏面図であり、図3は図1のIII方向から見た上面図である。図4はコネクタ接続工具の使用状態を示した斜視図であり、図5はコネクタ接続工具の使用状態を示した正面図である。
このコネクタ接続工具11は、雄雌一対のギボシ端子21(図4)等のコネクタを接続するための工具である。以下の説明では、一対のギボシ端子21を接続する場合を例に説明するとともに、一対のギボシ端子21を特に区別して説明する場合には、雄側を雄側端子22、雌側を雌側端子23と表記する。
図1乃至図3に示すように、コネクタ接続工具11は、少なくとも先端部13Fが開閉自在に構成された工具本体13と、工具本体13に取り付けられた検出ユニット15(検出部)、及び報知ユニット17(報知部)とを備えている。
工具本体13は、プライヤに似た構造を有しており、より具体的には、一対のアーム部13A、13Bの長手方向の略中間部分を交差させてこの交差部13Cを、回動軸C1(図1、図2)を介して回動自在に連結している。これによって、アーム部13A、13Bの先端部13Fが回動軸C1を支点にして図1中、α方向に開閉する。
一対のアーム部13A、13Bの先端部13Fは、交差部13Cから直線状に延びる棒状に形成されている。一方、一対のアーム部13A、13Bの基端部13Rは、交差部13Cから外側凸の弓状に屈曲する屈曲形状に形成されており、ギボシ端子21の接続作業を行う作業者(以下、ユーザと言う)が基端部13Rを手で把持しやすい形状にされている。この構成により、ユーザが一対の基端部13Rを把持して容易に持ち運ぶことができる。また、基端部13R間を閉じるようにユーザが握る操作を行うことにより、一対の先端部13Fを容易に閉操作することができる。すなわち、基端部13Rはユーザが操作する操作部として機能する。
また、この工具本体13は、てこの原理を利用して先端部13Fを軽い力で閉操作できるように、回動軸C1から基端部13R(ユーザが把持する部分)までの距離を、回動軸C1から先端部13Fまでの距離よりも短くしている。これによりユーザの操作力を軽くすることができる。
上記一対のアーム部13A、13Bは金属材料で形成され、一対の基端部13Rに対応する領域、つまり、ユーザが把持する領域には滑り止め等のためのゴム製カバー13Kが装着されている。なお、アーム部13A、13Bやカバー13Kには樹脂材料等の他の材料を使用しても良い。
一対のアーム部13A、13Bの先端部13Fには、一対のギボシ端子21の各々を保持するコネクタ保持部41、42が設けられ、一対のコネクタ保持部41、42により、図4に示すように一対のギボシ端子21を向かい合わせて保持することができる。
ギボシ端子21は、配線接続用のコネクタの一つして流通する一般的な接続端子であり、より具体的には、電気配線5、6(図4)の端末に圧着される圧着端子の一つであり、雄側端子22を雌側端子23に挿入することによって導通接続する。
同図4に示すように、雄側端子22は、金属製の雄側本体22Aと、この雄側本体22Aに係止する絶縁用のスリーブ22Bとを有している。スリーブ22Bは、絶縁性や伸縮性を有する材料で形成され、このスリーブ22Bの先端が縮径した筒形状に形成され、雄側本体22Aの基端部後端に係止する。これによって、スリーブ22Bは雄側本体22Aからの脱落が防止されている。
雌側端子23は、雄側本体22Aを挿入可能な金属製筒状の雌側本体23Aと、この雌側本体23Aに係止する絶縁用のスリーブ23Bとを有している。このスリーブ23Bは、スリーブ22Bと同じ材料で形成され、雄側端子22のスリーブ22Bよりも長く、雌側本体23Aの全体を覆う筒形状に形成されている。
このスリーブ23Bの一部は縮径して雌側本体23Aに係止し、雌側本体23Aからのスリーブ23Bの脱落が防止されている。
この雌側本体23Aに雄側本体22Aを挿入した際に、雄側本体22Aに装着されたスリーブ22Bが、雌側本体23Aに装着されたスリーブ23B内に挿入され、両スリーブ22B及び23Bが結合する。これによって、導通箇所である雄側本体22A及び雌側本体23Aがスリーブ22B、23Bで覆われる。
次いで、アーム部13A、13Bの先端部13Fに設けられる一対のコネクタ保持部41、42について説明する。一対のコネクタ保持部41、42は対称形状であるため、以下、一方のコネクタ保持部41を説明し、同様の箇所は同符号を付して重複説明を省略する。
コネクタ保持部41は、アーム部13A、13Bの先端部13Fに設けられる台座部43と、台座部43に着脱自在に設けられる着脱板部45とを備えている。
台座部43は、先端部13Fの開側の面に接合される略直方体形状の金属ブロックであり、図4に示すように、ギボシ端子21を載置する載置台、及び、着脱板部45を着脱する着脱台として機能する。
より具体的には、台座部43の前端面MA(つまり、開閉方向αに対して垂直方向外側に位置する面)が、開閉方向αに沿った平坦面に形成され、この前端面MAに、雄側端子22及び雌側端子23が個別に載置される。
また、台座部43の背面MB(つまり、開方向に位置する面であり、先端部13Fと反対側に位置する面)が、開閉方向αに垂直な平面に形成され、この背面MBに、着脱板部45が複数(本実施形態では2本)の締結部材44によって締結固定される。なお、図4中、符号H1は台座部43に設けられた孔部であり、この孔部H1に締結部材44が締結されている。
着脱板部45は、金属製の板部材で形成されており、台座部43の背面MBに面接触した状態で締結固定されることによって、図4に示すように、台座部43の前端面MAよりも突出する壁部45Aを形成している。この壁部45Aは、図4に示すように、開閉方向αに対して垂直方向に延びる溝部45Bを有している。この溝部45Bは延長端が開放し、開放端からギボシ端子21につながる電気配線6を入れることができる。なお、他方のコネクタ保持部41の壁部45Aには、ギボシ端子21につながる他の電気配線5を入れることができる。
より具体的には、各溝部45Bは、ギボシ端子21に圧着される電気配線5、6の外径以上、且つ、ギボシ端子21のスリーブ22B、23Bの外径未満の幅に形成されている。このため、各溝部45Bに電気配線5、6を挿入できる一方、スリーブ22B、23Bを挿入することはできず、スリーブ22B、23Bが各溝部45Bを通過することを規制できる。
図4に示すように、電気配線5、6を、コネクタ保持部41の溝部45Bの開放端からそれぞれに挿入し、溝部45Bの奥側に移動させていくことによって、電気配線5、6につながるギボシ端子21をそれぞれの台座部43の前端面MAに当接する位置まで移動させることができる。
この場合、電気配線5、6が各溝部45Bに沿って移動するので、図4に示すように、一対のギボシ端子21を向かい合った位置に案内することができる。しかも、各電気配線5、6を各溝部45Bの奥まで移動させると、一対のギボシ端子21が台座部43の前端面MAに当接するので、向かい合った位置で一対のギボシ端子21を停止させることができる。
これによって、一対のギボシ端子21を向かい合った位置に容易に保持させることができる。図4では、一対の先端部13Fを大きく開いた状態にしておくことで、一対のギボシ端子21を向かい合った位置で離間させ、且つ、一対の台座部43の壁部45A間に一対のギボシ端子21を配置させることができる。
図4に示すように、一対の台座部43の壁部45A間に一対のギボシ端子21を配置していれば、一対のギボシ端子21のスリーブ22B、23Bが壁部45Aを通過しないので、スリーブ22B、23Bが離間する側へのギボシ端子21が移動することを規制することができる。
このようにして、一対のコネクタ保持部41により、一対のギボシ端子21を向かい合った位置に保持し、且つ、一対のギボシ端子21が離間する側へ移動することを規制した状態にすることができる。言い換えると、コネクタ保持部41は、先端部13Fの開方向に沿った方向へのギボシ端子21の相対移動をそれぞれ規制する。但し、一対のコネクタ保持部41は、少なくとも先端部13Fの開閉方向αに対して垂直方向(図4中、β方向)へのギボシ端子21の取り外しを許容しているので、一対のギボシ端子21の着脱は容易である。
この図4に示す状態から一対の先端部13Fを閉じることによって、各壁部45Aによって一対のギボシ端子21のスリーブ22B、23Bが押下され、これらスリーブ22B、23Bを介して雄側本体22Aと雌側本体23Aとが近づく。更に一対の先端部13Bを閉じることによって、雄側本体22Aを雌側本体23Aに挿入させ、且つ、スリーブ22Bを、スリーブ22Bよりも大径のスリーブ23Bに挿入させることができる。これによって、雄側端子22と雌側端子23とを接続させることができる。なお、雄側本体22Aの雌側本体23Aへの挿入に際し、要すれば挿入を助ける為に手を添えて補正するようにしても良い。
図5は、コネクタ接続工具11の使用状態として、一対のギボシ端子21の接続が完了するまで先端部13Fを閉じた状態を示している。なお、ギボシ端子21の接続が完了した状態とは、一対のギボシ端子21同士が予め定め規定量だけ挿入されて接続状態が良好に保たれた状態である。
検出ユニット15は、一対のアーム部13A、13Bの開閉動作によって上記規定量を挿入したときの状態、つまり、接続完了位置に一対のアーム部13A、13Bが至ったことを検出するユニットである。この検出ユニット15は、接触形スイッチ15Aと、接触形スイッチ15Aのオンオフの切り替えを検出する回路部15Bとを有している。
接触形スイッチ15Aは、一対のアーム部13A、13Bの先端部13F間に先端部13Fの開閉方向αに沿って配置され、先端部13F間の距離が所定の距離に至るとオンオフの状態が切り替わるスイッチである。なお、本実施形態における前記所定の距離(所定量)とは、ギボシ端子21が接続完了位置に対応する距離とする。
より具体的には、図5に示すように、一対のアーム部13A、13Bの先端部13Fに、開閉方向αに沿って間隔を空けて一対の板部51、52が接合され、一方の板部51に、接触形スイッチ15Aを構成するボールプランジャースイッチの雄ねじ部15Nが螺合される。この接触形スイッチ15Aの軸線L1は、一対のアーム部13A、13Bの開閉方向αに沿っており、ギボシ端子21の長さに応じて雄ねじ部15Nの螺合量を調整することにより、接触形スイッチ15Aが開閉方向αに沿って移動する。なお、ギボシ端子21の長さに応じて雄ねじ部15Nの長さを変えてもよい。
接触形スイッチ15Aを板部51に螺合した後、接触形スイッチ15Aのねじ部15Nに螺合するナット16を板部51に向かって締め付けることにより、接触形スイッチ15Aが板部51に固定される。
その後、一対のアーム部13A、13Bの先端部13Fを閉じていくと、接触形スイッチ15Aの先端部が他方の板部52に当接することにより、接触形スイッチ15Aがオフからオンへと切り替わる。このオンオフが切り替わるタイミングは、接触形スイッチ15Aの位置を調整することによって上記接続完了位置に至ったタイミングとされる。なお、接触形スイッチ15Aが板部52に当接するとオンからオフに切り替わる構成でも良い。
回路部15Bは、一対のアーム部13A、13Bの交差部13Cにブラケット54(図3)を介して固定され、配線55を介して接触形スイッチ15Aと接続される。この回路部15Bは、接触形スイッチ15Aのオン又はオフの状態を検出すると、報知ユニット17を駆動する回路をボックス内に収容した構成である。
報知ユニット17(図4)は、回路部15Bの駆動制御により接続完了を報知するユニットであり、本実施形態では、接続完了を示すブザー音を放音する電子ブザーが適用される。この報知ユニット17は、交差部13Cに対し、回路部15Bと反対側に位置するように上記ブラケット54に固定される。なお、符号56は報知ユニット17と回路部15Bとをつなぐ配線である。
このように、交差部13Cを挟んで回路部15Bと報知ユニット17とを振り分けて配置するので、交差部13Cの周囲スペースを効率良く利用して回路部15Bと報知ユニット17とを配置することができる。また、アーム部13A、13Bの先端部13F及び基端部13Rを周囲に露出させることができ、ギボシ端子21の視認性、及び、コネクタ接続工具11の操作性を回路部15B、及び報知ユニット17が阻害することがない。
接触形スイッチ15Aは、ギボシ端子21が接続完了位置に至ったときにオンオフが切り替わるので、この接続完了位置になると、報知ユニット17によりブザー音が報知される。これによって、ユーザは接続完了位置に至ったことをリアルタイムに認識することができる。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ接続工具11は、規定量の挿入によって接続する一対のギボシ端子21を保持するとともに、保持した一対のギボシ端子21を接続可能に開閉する一対のアーム部13A、13Bと、一対のアーム部13A、13Bが上記規定量を挿入したときの状態に至ったことを検出する検出ユニット15(検出部)を構成する接触形スイッチ15A及び回路部15Bと、検出ユニット15の検出結果を報知する報知ユニット17(報知部)とを備えるので、工具を使用してギボシ端子21の接続と接続報知とを行うことが可能となる。これによって、嵌合がきつくても手動の場合と比べて楽に接続作業を行うことができる。従って、ギボシ端子21の接続作業と接続確認とをユーザが容易に行うことが可能になる。
また、一対のアーム部13A、13Bの先端部13Fに、一対のギボシ端子21を向かい合わせて保持するコネクタ保持部41、42を備えるので、先端部13Fを開閉させる、という簡易な動作でギボシ端子21を接続でき、且つ、ギボシ端子21を容易に視認でき、接続作業をし易くなる。
また、コネクタ保持部41、42は、先端部13Fの開方向に沿った方向へのギボシ端子21の相対移動を規制し、且つ、少なくとも先端部13Fの開閉方向αに対して垂直方向へのギボシ端子21の取り外しを許容する形状に形成されているので、ギボシ端子21の着脱作業がし易い。
また、コネクタ保持部41、42は、先端部13Fの開方向に沿った方向へのギボシ端子21の相対移動を規制する規制部として機能する着脱板部45が着脱自在に構成されるので、ギボシ端子21の形状に合わせて着脱板部45を別形状に交換することができる。
また、ギボシ端子21に限らず、様々なコネクタ形状に合わせて着脱板部45を製作し、着脱板部45を適宜に交換するようにすれば、コネクタ接続工具11に、ギボシ端子21以外のコネクタを保持させ、ギボシ端子21と同様に接続することができる。これによって、規定量の挿入によって接続する様々なコネクタを、上記コネクタ接続工具11を用いて接続し、且つ、接続と同時に接続確認も行うことが可能になる。
さらに、着脱板部45は、ギボシ端子21が有する絶縁用のスリーブ22B、23Bに当接する当接部であり、このスリーブ22B、23Bを介して雄側本体22A、雌側本体23Aを押下して互いに接続させるので、スリーブ22B、23B同士の接続と、雄側本体22Aと雌側本体23A同士の接続を同時に行うことができ、簡易かつ短時間でギボシ端子21を接続できる。また、押下時に着脱板部45が雄側本体22A及び雌側本体23Aに触れないので、雄側本体22A及び雌側本体23Aの変形を抑えることができる。
また、検出ユニット15は、一対のアーム部13A、13B間の距離が所定の距離に至ったことを検出する接触形スイッチ15Aを有し、この接触形スイッチ15Aを開閉方向αに調整自在に構成しているので、接触形スイッチ15Aの位置を調整して接触形スイッチ15Aが検出する上記距離を容易に調整することができる。このため、コネクタ接続工具11を、接続完了までの挿入量が異なる様々なギボシ端子等のコネクタに容易に対応させることが可能である。
上述した通り、本実施形態のコネクタ接続工具11はプライヤに似た構造を有するため、公知のプライヤを改良して容易に製作することができる。例えば、市販の電気配線用のペンチに、検出ユニット15、報知ユニット17及びコネクタ保持部41、42を取り付けることによって、コネクタ接続工具11を容易に製作することが可能である。
以上、本発明を実施するための形態について述べたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形、及び変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、コネクタ接続工具11を用いて、絶縁用のスリーブ22B、23Bを有するギボシ端子21を接続する場合を主に説明したが、絶縁用のスリーブ22B、23Bを有していないコネクタを接続するようにしても良い。また、報知ユニット17が音声で報知する構成に限らず、光等で報知する構成であっても良い。
11 コネクタ接続工具
13 工具本体
13A、13B アーム部
13C 交差部
13F 先端部
15 検出ユニット(検出部)
17 報知ユニット(報知部)
21 ギボシ端子(コネクタ)
22 雄側端子
22A 雄側本体
22B、23B スリーブ
23 雌側端子
23A 雌側本体
41、42 コネクタ保持部
45 着脱板部(当接部)
α 開閉方向

Claims (6)

  1. 規定量の挿入によって接続する一対のコネクタを保持するとともに、保持した一対のコネクタを接続可能に開閉する一対のアーム部と、
    前記一対のアーム部の開閉動作によって前記一対のコネクタを前記規定量挿入したときに、前記一対のアーム部の先端間の距離が所定距離に至ったことを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を報知する報知部とを備えることを特徴とするコネクタ接続工具。
  2. 前記一対のアーム部の先端部に、前記一対のコネクタを向かい合わせて保持するコネクタ保持部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ接続工具。
  3. 前記コネクタ保持部は、前記先端部の開方向に沿った方向への前記コネクタの相対移動を規制し、且つ、少なくとも前記先端部の開閉方向に対して垂直方向への前記コネクタの取り外しを許容する形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ接続工具。
  4. 前記コネクタ保持部は、前記先端部の開方向に沿った方向への前記コネクタの相対移動を規制する規制部が着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のコネクタ接続工具。
  5. 前記コネクタは、前記規定量の挿入により互いに接続されるコネクタ本体と、前記コネクタ本体に係止する絶縁用のスリーブとを有する接続端子であり、
    前記コネクタ保持部は、前記スリーブの後端に当接する当接部を有し、前記当接部が前記規制部として機能するとともに着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ接続工具。
  6. 前記検出部は、前記一対のアーム部間の距離が所定の距離に至ったことを検出するスイッチを有し、前記所定の距離を調整自在に構成していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタ接続工具。
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