JP2016143588A - ランプソケット及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】直管形ランプを正常な位置に容易に装着することのできるランプソケット及び照明器具を提供する。【解決手段】ランプソケット1は、直管形ランプのランプピンが、着脱可能な着脱位置から直管形ランプを回転させることで、正常装着位置に装着されるランプソケットであって、直管形ランプの着脱時に直管形ランプのランプピンが通るピン入口部3bを有する本体(筐体3、カバー4)と、ランプピンが正常装着位置のときにピン入口部3bに配置される識別部5eを有し、直管形ランプと共に回転するように本体に保持される回転子5と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ランプソケット及び照明器具に関する。
直管形ランプを回転させて装着するように構成されたランプソケットの場合、作業者は、直管形ランプの装着時に、直管形ランプの回転位置を正常な位置に合わせる必要がある。
近年、直管形蛍光灯ランプの代替として、直管形LEDランプが市販されている。直管形LEDランプは、放熱のため、金属製のヒートシンクを発光面の裏側に備えることが多い。その場合、ヒートシンクの重量が大きいので、ランプの重心が中心から偏心する。上記のようなランプソケットを備えた照明器具に直管形LEDランプを装着した場合において、直管形LEDランプの回転位置が正常装着位置からずれていると、振動などの外的要因によって、重心が下がる方向に直管形LEDランプが自重で回転してしまい、不点灯あるいは脱落の原因となる可能性がある。
下記特許文献1には、直管形LEDランプの口金に鉤孔を有する掛止部を設け、ランプソケットに鉤状の被掛止部を設け、直管形LEDランプを回転させて装着する際に、口金に設けられた掛止部にランプソケットの被掛止部を引っ掛けることで、直管形LEDランプの脱落を防止する技術が開示されている。
特開2012−9379号公報
特許文献1の技術では、専用の口金を有するランプと、それに対応する専用のランプソケットとを使用する必要があり、汎用性が無い。また、口金及びランプソケットが特殊な形状を必要とし、製品コストが高い。また、口金から突出した細い掛止部が破損し易い。掛止部が破損すると、脱落防止の効果が無くなる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、直管形ランプを正常な位置に容易に装着することのできるランプソケット及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係るランプソケットは、直管形ランプのランプピンが、着脱可能な着脱位置から直管形ランプを回転させることで、正常装着位置に装着されるランプソケットであって、直管形ランプの着脱時に直管形ランプのランプピンが通るピン入口部を有する本体と、ランプピンが正常装着位置のときにピン入口部に配置される識別部を有し、直管形ランプと共に回転するように本体に保持される回転子と、を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、ランプソケットの回転子に、正常装着位置のときにピン入口部に配置される識別部を設けたことで、直管形ランプを正常な位置に容易に装着することが可能となる。
本発明の実施の形態1のランプソケットを備えた照明器具を示す斜視図である。 直管形LEDランプの第一口金を示す斜視図である。 直管形LEDランプの第二口金を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の第一ソケットを斜め前から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1の第一ソケットの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の第一ソケットが備える回転子を拡大した斜視図である。 本発明の実施の形態1の第一ソケット及び直管形LEDランプをピン入口部の方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態1の第一ソケット及び直管形LEDランプをピン入口部の方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態2の照明器具が備えるランプソケット及び直管形LEDランプを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の照明器具が備えるランプソケット及び直管形LEDランプを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の照明器具が備えるランプソケット及び直管形LEDランプを模式的に示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のランプソケットを備えた照明器具を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態1の照明器具10は、器具本体11と、反射板12とを備える。器具本体11の長手方向の一端側に第一ソケット1(給電側ソケット)が備えられる。図1では、第一ソケット1は、器具本体11に隠れ、見えていない。器具本体11の長手方向の他端側に第二ソケット2(接地側ソケット)が備えられる。第一ソケット1と第二ソケット2との間に、直管形LEDランプ20を装着することができる。器具本体11には、第一ソケット1を介して直管形LEDランプ20に給電することで直管形LEDランプ20を点灯させる装置(図示省略)が備えられる。反射板12は、直管形LEDランプ20から発せられる光を配光する機能を有する。本実施の形態1の照明器具10は、第一ソケット1及び第二ソケット2を2組備え、2本の直管形LEDランプ20を装着することができる。なお、本発明において、照明器具に装着可能な直管形ランプの本数は2本に限定されず、1本でも3本以上でも良い。
図2は、直管形LEDランプ20の第一口金21を示す斜視図である。図3は、直管形LEDランプ20の第二口金22を示す斜視図である。この直管形LEDランプ20は、第一口金21、第二口金22、及び外郭23を備える。細長い円筒状の外郭23の一端に図2に示す第一口金21が設けられ、外郭23の他端に図3に示す第二口金22が設けられる。図2に示すように、第一口金21の端面には、当該端面の中央を通って横断する凸部21aが形成されている。凸部21aから、一対のL型のランプピン21b(給電側ランプピン)が突出する。図3に示すように、第二口金22の端面の中央から、1本のT型のランプピン22a(接地側ランプピン)が突出する。外郭23の内部には、LEDモジュール(図示省略)と、ヒートシンク(図示省略)とが備えられる。ヒートシンクは、例えば長尺直線状のアルミニウム製である。ヒートシンクは、LEDから生じた熱を放熱する効果を有する。本実施の形態1では、第一口金21が第一ソケット1に装着され、第二口金22が第二ソケット2に装着される。
照明器具10が備える第一ソケット1及び第二ソケット2のうち、第一ソケット1が本実施の形態1のランプソケットに相当する。以下、第一ソケット1の構成について詳細に説明する。以下の説明では、第一ソケット1の、直管形LEDランプ20と対向する側を前とし、その反対側を後ろとする。図4は、本実施の形態1の第一ソケット1を斜め前から見た斜視図である。図5は、本実施の形態1の第一ソケット1の分解斜視図である。図5に示すように、本実施の形態1の第一ソケット1は、前面側に位置する筐体3と、後面側に位置するカバー4と、回転子5と、一対の通電金具6とを有する。筐体3は、後面側に開口を有する。カバー4は、筐体3の後面側の開口を塞ぐ。筐体3及びカバー4により、第一ソケット1の本体となる部分が形成される。回転子5及び通電金具6は、筐体3及びカバー4で形成される本体に収納される。
筐体3は、前面側に円形開口部3aを有する。装着される直管形LEDランプ20の中心軸は、円形開口部3aと同心的に位置する。筐体3は、直管形LEDランプ20の着脱時に直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bが通るピン入口部3bを有する。ピン入口部3bは、筐体3の一部を切り欠いた形状を有する。直管形LEDランプ20を第一ソケット1に着脱するとき、ランプピン21bは、ピン入口部3bを通って、筐体3の外部と、円形開口部3aの内側とを行き来する。
回転子5は、筐体3及びカバー4に対し回転可能に保持される。回転子5の回転中心は、円形開口部3aの中心に一致する。回転子5は、直管形LEDランプ20と共に回転する。図5に示すように、回転子5は、略円筒形状の円筒部5aと、略円板形状の受け部5bとを有する。受け部5bは、円筒部5aの前端側に設けられている。受け部5bの外径は、円筒部5aの外径より大きい。受け部5bは、円筒部5aからフランジ状に外周側に突出する。受け部5bの一部は、円形開口部3aの内側に収納される。受け部5bの前面は、直管形LEDランプ20の第一口金21の端面に接触する。受け部5bの前面には、一対の凸条5cが形成されている。一対の凸条5cの間に第一口金21の凸部21aが嵌合することで、回転子5が直管形LEDランプ20と一体となって回転する。回転子5には、直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bが挿入可能なピン挿入部5dが形成されている。ピン挿入部5dは、回転子5の回転中心を通って回転子5を二分するように形成されている。ピン挿入部5dは、円筒部5aの後端部を残して、円筒部5a及び受け部5bを切り欠くように形成されている。
カバー4は、回転子5の回転を案内するガイド部4aを有する。ガイド部4aは、カバー4の内壁から、円筒状に突出している。回転子5の円筒部5aの後端の内側にガイド部4aが挿入する。
図4は、直管形LEDランプ20が第一ソケット1から着脱可能な着脱位置の状態を示す。着脱位置では、回転子5のピン挿入部5dと、筐体3のピン入口部3bとが一直線上に位置する。着脱位置では、直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bを、筐体3の外から、ピン入口部3bを通して、回転子5のピン挿入部5dに挿入できる。また、着脱位置では、回転子5のピン挿入部5dに挿入された直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bがピン入口部3bを通って筐体3の外へ脱出できる。
図4の着脱位置から、直管形LEDランプ20及び回転子5が所定角度(本実施の形態1では約90°)回転することで、直管形LEDランプ20が正常に装着される正常装着位置になる。正常装着位置では、筐体3のピン入口部3bが回転子5の円筒部5aによって塞がれ、第一口金21のランプピン21bが回転子5のピン挿入部5dに保持されることで、直管形LEDランプ20が第一ソケット1から脱出できない状態になる。このため、正常装着位置では、直管形LEDランプ20の脱落が確実に防止される。
図5に示すように、通電金具6は、直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bを受けるピン受け部6aを有する。照明器具10が備える点灯装置から配線された電線(図示省略)は、通電金具6に接続される。着脱位置においては、通電金具6のピン受け部6aは、回転子5の円筒部5aの外周面の側方に位置する。直管形LEDランプ20が正常装着位置になった状態では、第一口金21のランプピン21bがピン受け部6aに接触することで、照明器具10が備える点灯装置から、電線、通電金具6及びランプピン21bを介して、直管形LEDランプ20に給電可能になる。本実施の形態1の第一ソケット1では、回転子5を設けたことで、人の手が通電金具6に触れることが困難となるので、高い安全性が得られる。
図6は、本実施の形態1の第一ソケット1が備える回転子5を拡大した斜視図である。図6に示すように、回転子5は、識別部5e及び第二識別部5fを有する。識別部5eは、円筒部5aの外周面の周方向において局所的に設けられている。各図では、便宜上、識別部5eの領域をハッチング(斜線)で表す。識別部5eは、回転子5の回転方向に関して、ピン挿入部5dに対し、上記所定角度(本実施の形態1では約90°)だけ異なる位置に設けられている。第二識別部5fは、円筒部5aの外周面において、識別部5eに隣接して設けられている。第二識別部5fは、識別部5eの両側に設けられても良い。第二識別部5fは、ピン挿入部5dと識別部5eとの間にある。なお、本実施の形態1では、識別部5eと第二識別部5fとは、色が異なる。識別部5eの色は、回転子5の他の部分の色と異なることが望ましい。また、第二識別部5fの色は、回転子5の他の部分の色と同じでも良いし、異なっても良い。また、識別部5eの幅(図6中のW)は、ピン入口部3bの幅とほぼ同じか、ピン入口部3bの幅より僅かに大きいことが望ましい。
図4に示すように、着脱位置のとき、回転子5の識別部5eは、筐体3の内側に配設される。すなわち、着脱位置のとき、回転子5の識別部5eは、ピン入口部3bから視認できない位置に隠れる。着脱位置のとき、回転子5の識別部5eは、筐体3に隠れることで、第一ソケット1の外部から視認できない。なお、第一ソケット1では、図4の着脱位置から直管形LEDランプ20及び回転子5を、一の方向へ回転させた位置と、その反対方向へ回転させた位置との双方に正常装着位置があっても良い。その場合には、二つの正常装着位置に対応する二つの識別部5eを回転子5に設けることが望ましい。
図7及び図8は、本実施の形態1の第一ソケット1及び直管形LEDランプ20をピン入口部3bの方向から見た平面図である。図7は、正常装着位置を示す。図8は、着脱位置と正常装着位置との間の位置であって、正常装着位置に近い位置を示す。図7に示すように、正常装着位置のとき、識別部5eは、ピン入口部3bに配置される。すなわち、正常装着位置のとき、識別部5eは、ピン入口部3bから視認可能な位置に現れる。直管形LEDランプ20を装着する作業者は、ピン入口部3bに識別部5eが現れることを視認することで、正常装着位置を容易かつ確実に認識できる。このため、直管形LEDランプ20を正常な回転位置に容易に装着できる。正常な回転位置に装着された直管形LEDランプ20は、振動などによって自然に回転することがないので、不点灯及び脱落の発生を確実に抑制できる。直管形LEDランプ20の脱落を防止する掛止部のような複雑な構造、専用の口金などを必要とすることなく、直管形LEDランプ20の不点灯及び脱落の発生を確実に抑制でき、コストを低減できる。
識別部5eの色は、筐体3の色と異なることが望ましい。識別部5eを筐体3と異なる色にすることで、ピン入口部3bに現れる識別部5eをより分かり易く判別できる。
図8に示すように、着脱位置と正常装着位置との間の位置のときには、第二識別部5fがピン入口部3bに配置される。すなわち、着脱位置と正常装着位置との間の位置のときには、第二識別部5fがピン入口部3bから視認可能な位置に現れる。作業者は、着脱位置から直管形LEDランプ20を回転させ始めると、ピン入口部3bに第二識別部5fが現れることを視認できる。これにより、作業者は、回転子5が直管形LEDランプ20と一体に正常に回転していることを確認することができる。第二識別部5fの色は、筐体3と同じ色でも良いし、異なる色でも良い。第二識別部5fを筐体3と異なる色にした場合には、ピン入口部3bに現れる第二識別部5fをより分かり易く判別できる。
着脱位置と正常装着位置との間の位置であって、正常装着位置から遠い位置のとき(図示省略)には、識別部5eはピン入口部3bに配置されず、第二識別部5fのみがピン入口部3bに配置される。すなわち、着脱位置と正常装着位置との間の位置であって、正常装着位置から遠い位置のときには、ピン入口部3bから識別部5eは視認できず、第二識別部5fのみがピン入口部3bから視認できる。これに対し、着脱位置と正常装着位置との間の位置であって、正常装着位置に近い位置のときには、図8に示すように、識別部5eと第二識別部5fとの双方(識別部5eと第二識別部5fとの境)がピン入口部3bに配置される。すなわち、着脱位置と正常装着位置との間の位置であって、正常装着位置に近い位置のときには、図8に示すように、識別部5eと第二識別部5fとの双方(識別部5eと第二識別部5fとの境)がピン入口部3bから視認できる。これにより、作業者は、正常装着位置が近いことを確認できる。作業者は、識別部5eと第二識別部5fとの双方(識別部5eと第二識別部5fとの境)がピン入口部3bから視認できたときに、直管形LEDランプ20を回転させる速度を緩めることで、正常装着位置を通り過ぎないように容易に調節できる。
図7に示すように、正常装着位置では、第二識別部5fは、筐体3の内側に配設され、識別部5eのみがピン入口部3bに配置される。すなわち、正常装着位置では、第二識別部5fはピン入口部3bから視認できない位置に隠れ、識別部5eのみがピン入口部3bから視認できる。作業者は、識別部5eのみがピン入口部3bから視認できることを確認することで、正常装着位置に正確に合わせることができる。
以上のように、着脱位置のとき及び正常装着位置から遠い位置のときには、識別部5eの全体が、筐体3の内側に配設され、ピン入口部3bから視認できない位置に隠れる。正常装着位置に近い位置のとき(図8)には、識別部5eの一部が、筐体3の内側に配設され、ピン入口部3bから視認できない位置に隠れる。すなわち、識別部5eは、正常装着位置以外の位置のとき、その少なくとも一部が筐体3の内側に配設される。このように構成することで、作業者は、正常装着位置を容易かつ確実に確認できる。
本実施の形態1では、直管形LEDランプ20を着脱位置から正常装着位置へ向かって回転させたとき、ピン入口部3bから見えるものが、第二識別部5fのみが見える初期状態、第二識別部5fと識別部5eとの双方が見える中間状態、識別部5eのみが見える終了状態、の順に変化する。例えば、第二識別部5fの色と識別部5eの色とを異なる色にした場合には、初期状態→中間状態→終了状態の遷移を作業者が色の変化として視覚的に容易に認識することができる。作業者は、着脱位置から直管形LEDランプ20を回転させた後、図8のように第二識別部5fと識別部5eとの双方がピン入口部3bから見えた場合(例えば2色の色がピン入口部3bから見えた場合)には、正常装着位置に正確に合っていないことを容易に認識できる。その後、作業者は、正常装着位置になるように、直管形LEDランプ20の回転位置を容易に再調整できる。
識別部5eは、色で識別可能にする構成に限定されるものではなく、例えば、模様、凹凸形状、文字、マーク、記号などによって視覚的に識別可能に構成してもよい。第二識別部5fについても、色で識別可能にする構成に限定されるものではなく、例えば、模様、凹凸形状、文字、マーク、記号などによって視覚的に識別可能に構成してもよい。また、色、模様、凹凸形状、文字、マーク、記号のうちの2以上を組み合わせることで、識別部5e、第二識別部5fを識別可能に構成してもよい。
例えば、識別部5eとしてストライプ模様を付し、第二識別部5fを無地としても良い。または、識別部5eとして「○」のマークを付し、第二識別部5fとして「×」のマークを付しても良い。これらの場合、識別部5eの一部と、第二識別部5fの一部とが同じ色であってもよい。
実施の形態2.
次に、図9から図11を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図9から図11は、本発明の実施の形態2の照明器具が備えるランプソケット及び直管形LEDランプを模式的に示す斜視図である。図9から図11に示す第一ソケット1の構成は、実施の形態1と同様である。図9は、着脱位置の第一ソケット1のピン挿入部5dに、直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bを挿入する前の状態を示す。図10は、着脱位置の第一ソケット1のピン挿入部5dに、直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bを挿入した後の状態を示す。図11は、図10に示す状態から直管形LEDランプ20を回転させて正常装着位置にした状態を示す。
本実施の形態2の直管形LEDランプ20の第一口金21は、ランプ側識別部21cを有する。ランプ側識別部21cは、第一口金21の外周面の周方向において局所的に設けられている。各図では、便宜上、ランプ側識別部21cの領域をハッチング(斜線)で表す。ランプ側識別部21cは、例えば、色、模様、凹凸形状、文字、マーク、記号、または、これらのうちの2以上の組み合わせにより、視覚的に識別可能に構成される。
図10に示すように、着脱位置の第一ソケット1のピン挿入部5dに直管形LEDランプ20の第一口金21のランプピン21bを挿入した状態では、ランプ側識別部21cは、直管形LEDランプ20及び回転子5の回転方向に関して、ピン入口部3bに対し、所定角度(本実施の形態2では約90°)だけ異なる位置にある。図10の状態から直管形LEDランプ20が回転して正常装着位置になると、図11に示すように、ピン入口部3bに回転子5の識別部5eが現れるとともに、ランプ側識別部21cの位置が、直管形LEDランプ20及び回転子5の回転方向に関して、ピン入口部3bの位置に一致する。正常装着位置のとき、作業者は、ランプ側識別部21cと、回転子5の識別部5eとが並んでいることを視認できる。
このように、本実施の形態2では、正常装着位置のときに回転子5の識別部5eと並列するランプ側識別部21cを直管形LEDランプ20に設けたことで、作業者が正常装着位置をより分かり易く判別できる。このため、直管形LEDランプ20をさらに容易に正常な位置に装着できるので、直管形LEDランプ20の不点灯あるいは脱落の発生をより確実に抑制できる。
ランプ側識別部21cは、回転子5の識別部5eを構成する色、模様、凹凸形状、文字、マークまたは記号と共通または類似する色、模様、凹凸形状、文字、マークまたは記号を有することが望ましい。これにより、正常装着位置で回転子5の識別部5eとランプ側識別部21cとが並んだとき、作業者がより確実かつ容易に識別できる。直管形LEDランプ20が周方向の半周側のみ光を照射するものである場合、その照射方向の側にランプ側識別部21cを設けることが望ましい。
以上説明した実施の形態1及び2では、直管形ランプの両端の口金のうちの一方のみが本発明のランプソケット(第一ソケット1)に装着される構成について説明したが、直管形ランプの口金の構成によっては、両方の口金がそれぞれ本発明のランプソケットに装着される構成としても良い。また、本発明における直管形ランプは、LEDを光源とする直管形ランプに限定されるものではなく、有機ELを光源とする直管形ランプ、蛍光灯などであってもよい。
1 第一ソケット、2 第二ソケット、3 筐体、3a 円形開口部、3b ピン入口部、4 カバー、4a ガイド部、5 回転子、5a 円筒部、5b 受け部、5c 凸条、5d ピン挿入部、5e 識別部、5f 第二識別部、6 通電金具、6a ピン受け部、10 照明器具、11 器具本体、12 反射板、20 直管形LEDランプ、21 第一口金、21a 凸部、21b ランプピン、21c ランプ側識別部、22 第二口金、22a ランプピン、23 外郭

Claims (7)

  1. 直管形ランプのランプピンが、着脱可能な着脱位置から前記直管形ランプを回転させることで、正常装着位置に装着されるランプソケットであって、
    前記直管形ランプの着脱時に前記直管形ランプのランプピンが通るピン入口部を有する本体と、
    前記ランプピンが前記正常装着位置のときに前記ピン入口部に配置される識別部を有し、前記直管形ランプと共に回転するように前記本体に保持される回転子と、
    を備えることを特徴とするランプソケット。
  2. 前記識別部は、前記ランプピンが前記正常装着位置以外の位置のとき、少なくとも一部が前記本体の内側に配設されることを特徴とする請求項1に記載のランプソケット。
  3. 前記回転子は、前記ランプピンが前記着脱位置と前記正常装着位置との間の位置のときに前記ピン入口部に配置される第二識別部を有することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のランプソケット。
  4. 前記第二識別部は、前記ランプピンが前記正常装着位置のとき、前記本体の内側に配設されることを特徴とする請求項3に記載のランプソケット。
  5. 前記識別部は、色、模様、凹凸形状、文字、マーク、記号、またはこれらのうちの2以上の組み合わせにより、識別可能に構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のランプソケット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のランプソケットを備えることを特徴とする照明器具。
  7. 前記直管形ランプを備え、
    前記直管形ランプは、前記ランプピンが前記正常装着位置のときに前記識別部と並列するランプ側識別部を有することを特徴とする請求項6に記載の照明器具。
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