JP2016143176A - キーボード装置及びキーボード用パネル - Google Patents

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安紀彦 竹前
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安紀彦 竹前
聡 竹田
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聡 竹田
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Abstract

【課題】良好なキータッチを維持しつつ軽量化を図ることができるキーボード装置及びキーボード用パネルを提供する。
【解決手段】電子機器1(ノートパソコン)に搭載されるキーボード装置4であって、メンブレンスイッチと、メンブレンスイッチの接点を操作するキートップ10と、キートップ10が押し下げられた際に押し上げ力を付与するアクチュエータとを有するキースイッチ構造体と、キースイッチ構造体が搭載されると共にキースイッチ構造体を支持する搭載部8とを有する。搭載部8を電子機器1の筐体3と一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キーボード装置及びキーボード用パネルに関する。
キーボード装置は、パーソナルコンピュータ等の電子機器の入力装置として広く利用されている。
キーボード装置は、パーソナルコンピュータのアッパーカバーの背面側に配設された金属製のサポートパネル(補強板)の上部に、メンブレンスイッチ、ラバードーム、及びキートップを順次積み重ねた構成とされている。また、アッパーカバーにはキートップが挿入されるキートップ穴が形成されており、キートップはキートップ穴からアッパーカバーの上部に突出し、よって押圧操作が可能な構成とされている。
特開2000−172411号公報
サポートパネルを有したキーボード装置は、操作者が強くキートップを操作してもサポートパネルにより操作力が受けられるため、良好なキータッチを実現することができる。
しかしながら、アッパーカバーに加えて金属板であるサポートパネルが必要となることにより、サポートパネルを有したキーボード装置では重量が重くなってしまう。また軽量化を図る面からサポートパネルを薄くしたり穴を空けたりすることも考えられるが、このサポートパネルでは強度が低下し、操作者が強くキートップを操作した場合には撓みが生じ、良好なキータッチが得られなくなる。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、良好なキータッチを維持しつつ軽量化を図ることができるキーボード装置及びキーボード用パネルを提供することにある。
本発明のある態様によると、
電子機器に搭載されるキーボード装置であって、
メンブレンスイッチと、前記メンブレンスイッチの接点を操作するキートップと、前記キートップが押し下げられた際に押し上げ力を付与するアクチュエータとを有するキースイッチ構造体と、
前記キースイッチ構造体が搭載されると共に該キースイッチ構造体を支持する搭載部が形成されたキーボード用パネルとを有し、
前記搭載部を前記電子機器の筐体と一体化する。
本発明のある態様によると、良好なキータッチを維持しつつ軽量化を図ることができる。
図1は、一実施形態によるキーボード装置を設けたノート型パソコンの分解斜視図である。 図2は、アッパーカバー、メンブレンスイッチ、アクチュエータ、キートップを拡大して示す分解斜視図である。 図3は、メンブレン、アクチュエータ、キートップの構成を説明するための分解斜視図である。 図4は、搭載部の部分断面図である。 図5は、搭載部の部分断面を示す斜視図である。 図6は、変形例によるキーボード装置のアッパーカバーを示す斜視図である。 図7は、比較例であるキーボード装置を設けたノート型パソコンの分解斜視図である。 図8は、アッパーカバー及びキースイッチ構成部を背面から見た分解斜視図である。 図9は、アッパーカバー及びキースイッチ構成部の部分断面図である。
次に、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。
なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、特に指定しない限り、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。従って、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
また、以下説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
なお、以下の説明においてキートップ10が押圧操作される方向(Z1方向)を下方向といい、キートップ10がラバードーム18の弾性復元力により戻る方向(Z2方向)を上方向ということがある。
まず、一実施形態によるキーボード装置4の説明に先立ち、キーボード装置4の比較例について説明する。図7〜図9は、キーボード装置4の比較例であるキーボード装置104を搭載したノート型パソコン100を示している。
ノート型パソコン100は、表示部102、本体部103、及びキーボード装置104を有している。表示部102は、本体部103に対して開閉可能に取り付けられる。本体部103は、上部が開口された筐体形状のロアカバー106と、ロアカバー106の上部開口を覆うアッパーカバー107を有している。
キーボード装置104は、アッパーカバー107とキースイッチ構成部109とを有している。アッパーカバー107には、キースイッチ構成部109に設けられた複数のキートップ110に応じて複数のキートップ挿入孔108が形成されている。
キースイッチ構成部109は、キートップ110、アクチュエータ111、メンブレンスイッチ120、及びサポートパネル116を有している。キートップ110はアクチュエータ111によりメンブレンスイッチ120に対して上下方向(Z1,Z2方向)に移動可能な構成とされている。
メンブレンスイッチ120はシート状のスイッチであり、複数の接点が形成されている。キートップ110及びアクチュエータ111は、メンブレンスイッチ120に設けられた接点に対応して配設されている。
操作者がキートップ110を押圧することにより、当該キートップ110に対応する接点はON状態となる。また、キートップ110の押圧を解除することにより、キートップ110はアクチュエータ111により元の位置に戻る構成とされている。
メンブレンスイッチ120の背面側には、例えばアルミニウム等の金属板であるサポートパネル116が配設される。サポートパネル116は、シート状のメンブレンスイッチ120を支持するものである。よって、操作者がキートップ10を押圧操作してもメンブレンスイッチ120が撓むようなことはなく、良好なキー操作を確保することができる。
上記構成とされたキースイッチ構成部109は、図8に示すように、アッパーカバー107の背面107bにねじ113を用いて固定される。キースイッチ構成部109をアッパーカバー107の背面107bに固定することにより、キートップ110はアッパーカバー107に形成されたキートップ挿入孔108に挿入され、アッパーカバー107の表面107aから一部が突出した状態となる。
上記した比較例に係るキーボード装置104は、アッパーカバー107の背面107bにキースイッチ構成部109を重ねて配設する構成であるため、アッパーカバー107を含めたキースイッチ構成部109の厚さが大きくなる。また、金属製のサポートパネル116が必要となるためキーボード装置104の重量が重くなり、ノート型パソコン100の軽量化を図ることができない。更に、ねじ113を用いてキースイッチ構成部109をアッパーカバー107に固定するため、部品点数が増大すると共に組み立てが面倒である。
次に、一実施形態によるキーボード装置4について説明する。図1は、一実施形態によるキーボード装置4を設けたノート型パソコン1の分解斜視図である。
ノート型パソコン1は、表示部2、本体部3、及びキーボード装置4を有している。表示部2は、液晶表示装置等のディスプレイ5が配設されている。表示部2は、本体部3に対して開閉可能に取り付けられる。
本体部3は、ロアカバー6とアッパーカバー7とを有している。ロアカバー6は、上部が開口された筐体形状とされている。アッパーカバー7は、ロアカバー上部の開口を覆うようにロアカバー6に配設される。
アッパーカバー7をロアカバー6に配設することにより本体部3の内部には空間が形成され、この空間内にノート型パソコン1を構成する各種回路部品、ハードディスク、バッテリー等が搭載される。
キーボード装置4は、アッパーカバー7とキースイッチ構成部9を有している。アッパーカバー7は、ノート型パソコン1の本体部3として機能すると共に、キーボード装置4のキーボード用パネルの一部としても機能する。
キースイッチ構成部9は、図1に加えて図2~図5に示すように、キートップ10、アクチュエータ11、メンブレンスイッチ20を有している。
図2は、アッパーカバー7、キートップ10、アクチュエータ11、メンブレンスイッチ20を拡大して示す分解斜視図である。図3は、キートップ10、アクチュエータ11、メンブレンスイッチ20の構成を説明するための分解斜視図である。図4は搭載部8の部分断面図であり、図5は搭載部8の部分断面を示す斜視図である。
キートップ10は、操作者により押圧操作されるものである。キートップ10の下面には、図4に示すようにフック10aが下方に突出するよう形成されている。
アクチュエータ11は、ギアリンク12A、ギアリンク12B、ハウジング14、ラバードーム18を有している。
ギアリンク12Aとギアリンク12Bは同一構成とされており、回転対称となるよう配置されている。ギアリンク12A,12Bは同一構成であるため、以下の説明ではギアリンク12A,12Bの構成の説明は一括的に行うものとする。
ギアリンク12A,12Bは、一対のアーム部12dの上端部を連結部12fで連結することにより、全体としてコ字形状を有している。アーム部12dは、下端部に係合部12gが形成されている。各ギアリンク12A,12Bは係合部12g同士が係合することにより連結され、よって一対のギアリンク12A,12Bは連動して動作する。
アーム部12dの係合部12gとは反対側の端部に設けられた連結部12fの両端部には、軸部12cが形成されている。キートップ10とギアリンク12A,12Bは、軸部12cとフック10aが係合することにより連結される。
またアーム部12dの内側で係合部12gの近傍位置には、軸部12eが形成されている。この軸部12eは、ハウジング14に軸承される。
ハウジング14は樹脂成型されており、本体部14a、軸受部14b、孔14c、脚部14dを有している。本体部14aは上面視で矩形状とされており、中央に孔14cが形成されている。軸受部14bは、本体部14aの四辺の下部で軸部12eと対向する位置に形成されている。ギアリンク12A,12Bに形成された軸部12eは、ハウジング14の軸受部14bに軸承される。
脚部14dは、本体部14aの四隅位置から下方に向けて延出している。脚部14dは、ハウジング14をアッパーカバー7に固定するのに使用される。
ラバードーム18は、シリコンゴム等の弾性材により形成されている。ラバードーム18の上端部はキートップ10に当接地し、下端部はメンブレン16に当接している。
メンブレン16は、スイッチとして機能する複数の接点を有している。メンブレン16の個々の接点の上部には、ラバードーム18が配設されている。よってラバードーム18は、メンブレン16の接点とキートップ10との間に介装される。
キートップ10、ギアリンク12A,12B、ハウジング14、及びラバードーム18は、図3に示されるように、個々の接点に対して夫々配設される。
またメンブレン16は、ラバードーム18の両側位置に開口16aを有している。開口16aは、ギアリンク12A,12Bの下端に形成された係合部12g及びハウジング14に形成された脚部14dを挿通できる大きさに設定されている。
上記構成とされたキースイッチ構成部9は、図1に示すように、ノート型パソコン1の筐体の一部であるアッパーカバー7の上部に搭載される。
アッパーカバー7は金属製のパネルであり、キースイッチ構成部9の搭載位置には搭載部8が一体的に形成されている。アッパーカバー7の材質は、軽量化を図る点からアルミニウム或いはマグネシウム合金を用いることが望ましい。
搭載部8はアッパーカバー7の上面7aに対して窪んだ凹部である。この搭載部8は、アッパーカバー7の成型時に塑性加工等(例えば、プレス加工)により、一括的に形成される。
なお、搭載部8の加工は塑性加工に限定されるものではなく、切削等の他の加工を用いることもできる。また、アッパーカバー7の材質としてはカーボン繊維強化樹脂等の樹脂材を用いることもでき、樹脂材を用いた場合には搭載部8は金型を用いてアッパーカバー7の成型時に一括的に形成することができる。
搭載部8は平坦面とされており、図2に示すように挿入孔22a、開口22b、バックライト用孔22cが形成されている。また図4に示すように、搭載部8の外周部分には、アッパーカバー7の上面7aと搭載部8とを接続する傾斜面8bが形成されている。なお、上面7aと搭載部8を接続する面は傾斜面8bに限定されるものではなく、垂直面或いは階段面等の他の面構成としてもよい。
挿入孔22aは、ハウジング14に形成された脚部14dが挿入される孔である。よって挿入孔22aは、ハウジング14が配設される位置に対応する位置に形成されている。
開口22b及びバックライト用孔22cは、挿入孔22aの外周に形成されている。この開口22b及びバックライト用孔22cは、メンブレン16に形成された開口16aと対向する位置に形成されている。
キーボード装置4を組み立てるには、まずメンブレンスイッチ20をアッパーカバー7の搭載部8の上部に搭載する。本実施形態では、メンブレンスイッチ20はアッパーカバー7に形成された搭載部8の上部に直接配設される。
メンブレンスイッチ20を搭載部8に搭載する際、ラバードーム18が4個の挿入孔22aの中央位置に位置するよう、また開口22b及びバックライト用孔22cが開口16aと対向するよう、メンブレンスイッチ20が位置決めされている。
次に、係合部12gが係合するよう各ギアリンク12A,12Bを組み合わせた上で、軸部12eをハウジング14の軸受部14bに挿入する。軸受部14bに軸部12eが挿入されると、ハウジング14に形成された4本の脚部14dを搭載部8の挿入孔22aに挿入する。
脚部14dは、挿入孔22aに挿入した際に先端部の一部が搭載部8の背面から突出する。搭載部8の背面に突出した脚部14dは、加熱治具を用いて熱カシメされる。図4及び図5は、脚部14dの搭載部8の背面に突出した部分が熱カシメされた状態を示している。
脚部14dが搭載部8の背面に熱カシメされることにより、ハウジング14は搭載部8に固定される。またハウジング14が搭載部8に固定されることにより、軸部12eが軸受部14bと搭載部8との間に挟まれ、ハウジング14が搭載部8に固定された後は軸部12eの軸受部14bからの離脱は防止される。
係合部12gは、ギアリンク12A,12Bが搭載部8の上に搭載されている状態で、搭載部8に形成された開口22bの内部に位置するよう配置される。よって、ギアリンク12A,12Bが軸部12eを中心として回動しても、軸部12eよりも下方に形成された係合部12gが搭載部8に当たり、ギアリンク12A,12Bの回動の邪魔になるようなことはない。なお、図4に矢印Aで示す方向は、ギアリンク12A,12Bの回動方向である。
ギアリンク12A,12B、ハウジング14、メンブレンスイッチ20が搭載部8に固定されると、フック10aを軸部12cに係合させることによりキートップ10をギアリンク12A,12Bに取り付ける。ハウジング14が搭載部8に固定されることにより、ラバードーム18はハウジング14に形成された孔14cから上方に突出する。よって、キートップ10をギアリンク12A,12Bに取り付けることにより、キートップ10の下面中央部はラバードーム18の上端部と接触する。
キートップ10が押下されていないとき(非操作時)、図4及び図5に示されるように、ラバードーム18はキートップ10を上方に付勢しており、キートップ10と連結している軸部12cは最も高い位置に位置している。また非操作時では、ラバードーム18はメンブレン16の接点を押圧しておらず、よって接点はオフの状態となっている。
ユーザが指などでキートップ10を押下すると(操作時)、キートップ10の下面がラバードーム18を押し下げる。これにより、ギアリンク12A,12Bは互いの軸部12cの高さが低くなるよう回動する。またラバードーム18はキートップ10に押圧されることにより弾性変形し、メンブレン16の接点を押圧する。キートップ10がラバードーム18を介してメンブレン16の接点を押圧することにより、接点はオン状態となる。
指をキートップ10から離すと、ラバードーム18の弾性復元力によりキートップ10は押し上げられ、接点は再びオフの状態となる。また、キートップ10の上方への移動に伴い、ギアリンク12A,12Bは非操作時の状態に戻る。
本実施形態のでは、キートップ10、ギアリンク12A,12B、ハウジング14、メンブレンスイッチ20を含むキースイッチ構成部9を、アッパーカバー7に一体的に形成された搭載部8の上部に搭載している。よって、キートップ10を押下した際、その操作力は搭載部8に印加される。
しかしながら、搭載部8を含むアッパーカバー7はノート型パソコン1の筐体の一部を構成するものであり、特にアッパーカバーを金属で形成している場合には、アッパーカバーは所定の強度、剛性を有している。よって、キートップ10を押下する操作力は、所定の強度を有した搭載部8によって受けられる。
このようにキートップ10を押下する操作力が搭載部8で受けられることにより、搭載部8はキースイッチ構成部9の補強部材として機能する。よってキートップ10を強く押下したような場合でも搭載部8が変形するようなことはなく、良好なキータッチ(操作感)を得ることができる。
また本実施形態では、サポートパネルを設けることなくキースイッチ構成部9を補強できるため、キーボード装置4の軽量化及び薄型化を図ることができる。また、サポートパネルを設ける構成に比べ部品点数を削減できるため、キーボード装置4の低コスト化を図ることができる。
なお、搭載部8の上部にキースイッチ構成部9を補強するサポートパネルを更に配設することも考えられるが、この構成ではサポートパネルの高さ分だけ搭載部8の深さ(図4にHで示す寸法)を大きくする必要がある。また、サポートパネルを搭載しつつ搭載部8の深さHを小さくしようとした場合にはサポートパネルの厚みだけキートップ10のストロークが小さくなり、キータッチが不良となってしまう可能性がある。よって、本実施形態のように搭載部8の上部にキースイッチ構成部9を直接搭載する構成が望ましい。
図6は、変形例によるキーボード装置を説明する図である。図6では、キーボード装置を構成するアッパーカバー70のみを示している。以下の説明において図1〜5に示した構成と対応する構成については同一符号を付して説明する。
図1〜5に示したキーボード装置4は、搭載部8をアッパーカバー7と一体的に形成した例を示した。これに対して本変形例のアッパーカバー70は、互いに別体のカバー本体71と搭載板72とを有している。
カバー本体71は樹脂製であり、中央部分に開口73が形成されている。一方、搭載板72は金属板であり、キースイッチ構成部9を補強する。搭載板72は、開口73を塞ぐようにカバー本体71に配設される。搭載板72はインサート成形によりカバー本体71と一体的に形成される。
本変形例に係るアッパーカバー70を用いたキーボード装置であっても、搭載板72は所定の強度及び剛性を有しているため、キートップ10を強く押下したような場合でも搭載部8が変形するようなことはなく、良好なキータッチ(操作感)を得ることができる。
また本変形例では、カバー本体71に形成された開口73を塞ぐように搭載板72を配設する。このため、参考例のようにキートップに応じて孔が形成されたアッパーカバーの背面にサポートパネルをねじ止めする構成に比べ、本変形例によればキーボード装置の軽量化及び薄型化を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 ノート型パソコン
2 表示部
3 本体部
4 キーボード装置
5 ディスプレイ
6 ロアカバー
7,70 アッパーカバー
8 搭載部
8a 搭載面
8b 傾斜面
9 キースイッチ構成部
10 キートップ
12A,12B ギアリンク
14 ハウジング
14a 本体部
14d 脚部
16 メンブレン
18 ラバードーム
20 メンブレンスイッチ
22c バックライト用孔
71 カバー本体
72 搭載板
72a 周縁部

Claims (6)

  1. 電子機器に搭載されるキーボード装置であって、
    メンブレンスイッチと、前記メンブレンスイッチの接点を操作するキートップと、前記キートップが押し下げられた際に押し上げ力を付与するアクチュエータとを有するキースイッチ構造体と、
    前記キースイッチ構造体が搭載されると共に該キースイッチ構造体を支持する搭載部が形成されたキーボード用パネルとを有し、
    前記搭載部が前記電子機器の筐体と一体化されていることを特徴とするキーボード装置。
  2. 前記搭載部は、キーボード用パネルに形成された凹部であることを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
  3. 前記メンブレンスイッチは、前記搭載部の上面に直接配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のキーボード装置。
  4. 前記キーボード用パネルが前記電子機器の筐体と一体化されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のキーボード装置。
  5. 接点が形成されたメンブレンスイッチと、前記接点を操作するキートップと、前記キートップに対して押し上げ力を付与するアクチュエータとが搭載される搭載部を一体的に形成してなることを特徴とするキーボード用パネル。
  6. 前記搭載部は、前記キートップの取り付けに用いる孔が形成されていることを特徴とする請求項5記載のキーボード用パネル。
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