JP6036163B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の情報処理装置において、前記近接表示手段は、前記表示領域に前記要素が複数表示されており、当該複数の要素のいずれかと前記指示点との距離が閾値以下である場合に、前記指示点との距離が閾値以下である第2要素の属性に対応する前記第1要素に関連する要素情報を、当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置において、前記近接表示手段は、予め定められた条件を満たす前記要素情報の外観を変化させる。
請求項9に係る発明は、コンピュータを、1つ以上の要素を配置した画像を表示装置の表示領域に表示する表示手段と、前記表示領域に対する操作を検出する検出手段と、前記表示領域のうち前記要素が表示されていない背景部の一点を指示点として指し示す操作を含む第1操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記指示点に応じて前記表示領域の全部又は一部である第1領域を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された第1領域に表示されている第1要素に関連する要素情報を、前記第1操作が検出される前の当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する近接表示手段と、前記要素情報に対する第2操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記第1要素に対して当該第2操作に対応する処理を実行する要素処理手段として機能させ、前記設定手段が、前記第1操作が前記指示点を移動させる操作を含む場合に、前記指示点の移動経路の始点の位置を通り、且つ前記指示点の移動経路の始点と終点とを結ぶ線分と交わる垂線よりも前記指示点の移動方向後方の領域を前記第1領域に設定するように前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比べて、表示領域の全部を第1領域に設定する操作を容易にすることができる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比べて、特定の条件を満たす第1要素に対する操作を容易にすることができる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比べて、特定の属性に対応する第1要素に対する操作を容易にすることができる。
請求項5、6に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比べて、第1要素の各々の識別を容易にすることができる。
請求項7に係る発明によれば、複数の第1操作に対応する第1要素が重複した場合であっても、本構成を有しない場合と比べて、要素を指定する操作を容易にすることができる。
図1は、情報処理装置10の外観を示す図である。図2は、情報処理装置10のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置10は、タッチパネル式のGUI(Graphical User Interface)を備えたコンピュータである。情報処理装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、表示部15及び筐体19を有する。
記憶部12は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やSRAM(Static Random Access Memory)などの記憶装置を有する。記憶部12には、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムが記憶されており、制御部11がこれらのプログラムを実行することによって情報処理装置10の動作を制御する。
通信部13は、USB(Universal Serial Bus)や無線LAN(Local Area Network)等の通信インターフェースを有する。制御部11は、操作部14又は表示部15で受け付けられた操作に応じて、通信部13を介して他の情報処理装置との間で通信を行う。
操作部14は、電源スイッチ等の操作子を有する。
タッチパネルの方式は、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式等、いかなる方式でもよいが、本実施形態では、ユーザが表示領域15aに指等で触れることによって操作を行う方式(例えば、静電容量方式)のタッチパネルを用いた例を示す。
記憶部12には、表示領域15aに表示する各要素と、表示領域15a上の各要素の位置とを対応付けたデスクトップデータが記憶される。要素とは、アイコン、ウインドウ等であり、制御部11は、デスクトップデータに基づいて、これらの要素が配置されたデスクトップを表す画像を表示領域15aに表示する。制御部11は、表示領域15aに対する操作に応じてデスクトップデータを更新するとともに表示領域15aの画像を更新する。デスクトップデータは、情報処理装置10の電源が切断された場合でも、記憶部12に記憶され続ける。
ウインドウは、要素がフォルダである場合に、当該フォルダを表す枠を表示するとともに、当該フォルダの下位の階層の要素として当該フォルダに関連付けられている要素(フォルダ、実行ファイル、ショートカット等)のアイコンを当該枠内に表示したものである。
検出手段102は、表示領域15aに対する操作を検出する。具体的には、次のとおりである。
本実施形態における主な操作は、スライド、タップ、ダブルタップである。
スライドは、表示領域15aの背景部に指を触れたまま指を移動させる操作である。背景部とは、表示領域15aのうち、要素が表示されていない部分である。スライドが行われた場合の情報処理装置10の動作については、後述する。
ダブルタップは、定められた時間内に2回のタップを行う操作である。要素に対してダブルタップが行われた場合の処理は、要素の種類に応じて予め定められている。例えば、要素がファイルのアイコンである場合、制御部11は、当該ファイルの作成に用いられたアプリケーションプログラムを実行し、当該ファイルの内容を表示する。要素が実行ファイルのアイコンである場合、制御部11は、当該実行ファイルを実行する。背景部に対してダブルタップが行われた場合の処理については後述する。
指が背景部に継続して触れ続けている時間の長さが第1閾値を越えた場合、制御部11は、接触位置情報から指の移動速度を算出し、移動速度が第3閾値を超えているならば、スライドが行われていると判断し、移動速度が第3閾値を越えている状態から第3閾値以下に変化した場合に、スライドが停止されたと判断する。
設定手段103は、表示領域15aのうち要素が表示されていない背景部の一点を指示点として指し示す操作を含む第1操作が検出手段102によって検出された場合に、第1操作の内容に応じて表示領域15aの全部又は一部である第1領域を設定する。
近接表示手段104は、設定手段103によって設定された第1領域に表示されている第1要素に関連する要素情報を、第1操作が検出される前の第1要素の位置よりも指示点に近接した位置に表示する。近接表示手段104による上記の処理を、近接表示処理と呼ぶ。具体的には、次のとおりである。
図4は、表示領域15aを示す図である。表示領域15aに配置されている矩形が要素を表す。各要素の矩形内の数字(1番から17番)は、本説明において各要素を区別するために便宜上割り当てた番号であり、実際には、各要素の種類を表す絵柄と、各要素に固有の名前が表示される。各要素の種類を表す絵柄は、要素がファイルの場合、当該ファイルを作成するのに用いられたアプリケーションプログラムを象徴する絵柄であり、要素がフォルダの場合、フォルダを象徴する絵柄であり、要素が実行ファイルである場合、当該実行ファイルのアプリケーションプログラムを象徴する絵柄である。要素がファイルである場合、当該ファイルの内容を表す画像を縮小した絵柄(サムネール)を表示してもよい。各要素に固有の名前は、ファイル名、フォルダ名、アプリケーションプログラム名などである。
図5の例では、要素情報は、第1要素の複製である。この例では、第1要素は、近接表示処理前と同じ位置に表示されているが、第1要素を表示しないようにしてもよい。また、第1要素自体を近接表示処理前の位置よりも指示点に近接した位置に移動させてもよい。また、第1要素と要素情報の表示状態を異ならせるようにしてもよい。例えば、近接表示処理前よりも第1要素が暗く見えるようにしてもよい。
また、要素情報として、第1要素を横長に変形した要素を生成し、この要素を縦方向に整列させるなどして表示してもよい。つまり、本実施形態における要素情報は、第1要素に基づいて生成された要素である。
図7は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。制御部11は、第1要素の位置よりも指示点Bに近接した位置に要素情報を表示する。スライドによる近接表示処理の場合も、ダブルタップの場合と同様に、近接表示手段104は、予め定められた規則に従って要素情報を表示領域15aに配置する。
なお、スライドの方向は、いかなる方向でもよい。
第2操作は、要素情報のいずれかに対するダブルタップである。第2操作が検出された場合、制御部11は、フォルダを作成し、このフォルダを表すウインドウを表示領域15aに表示し、要素情報をこのウインドウに格納する。ここで、視覚上は、要素情報がフォルダの下位の要素として関連付けられるが、要素情報が第1要素の複製である場合、実際には、制御部11は、第1要素の上位の階層の要素としてフォルダを作成して関連付ける。
図10は、要素の階層化を示す図である。この例は、図9に示す要素情報のいずれかに対してダブルタップが行われた場合を示しており、フォルダ18に要素情報が格納されている。
消去手段106は、近接表示手段104による近接表示処理を取り消す第3操作が検出手段102によって検出された場合に、要素情報を表示領域から消去する。第3操作は、例えば、要素情報を表示させた状態でユーザが背景部をタップする操作である。第3操作が検出された場合に、制御部11は、要素情報を表示領域15aから消去する。要素情報を消去しても、第1要素は消去されない。
図11は、情報処理装置10の動作を示す流れ図である。情報処理装置10に電源が投入されると、制御部11がOS及びアプリケーションプログラムを実行し、この流れ図に従って情報処理装置10を制御する。
ステップS102において、制御部11が、設定手段103としての機能により、第1操作がスライドであるか否かを判定し、第1操作がスライドである場合(ステップS102:YES)には、ステップS103に進み、第1操作がスライドでない、すなわち、ダブルタップである場合(ステップS102:NO)には、ステップS104に進む。
ステップS104において、制御部11が、設定手段103としての機能により、表示領域15aの全部を第1領域に設定する。
ステップS105において、制御部11が、近接表示手段104としての機能により、要素情報を表示する。
ステップS108において、制御部11が、検出手段102としての機能により、第3操作が検出されたか否かを判定し、第3操作が検出された場合(ステップS108:YES)には、ステップS109に進み、第3操作が検出されなかった場合(ステップS108:NO)には、ステップS106に戻る。第2操作と第3操作のいずれかが検出されるまで、制御部11は、ステップS106とS108の判定を定期的に繰り返す。
ステップS107において、制御部11が、要素処理手段105としての機能により、第1要素に対して第2操作に対応する処理を実行する。
ステップS109において、制御部11が、消去手段106としての機能により、要素情報を表示領域15aから消去する。
上記の実施形態を以下に示す変形例のように変形してもよい。また、実施形態と変形例を組み合わせてもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
実施形態では、ダブルタップが検出された場合に表示領域15aの全部を第1領域に設定する例を示したが、特定の条件を満たす要素のみを第1要素とするようにしてもよい。例えば、背景部のうち予め条件が対応付けられた第2領域に指示点が位置する場合に、近接表示手段104が、当該条件を満たす第1要素に関連する要素情報を、当該第1要素の位置よりも指示点に近接した位置に表示するようにしてもよい。具体的には、次のとおりである。
第2領域15a1に対応付けられた条件は、FAX文書、すなわち、インターネットファクシミリで受信した文書という条件である。FAX文書のデータ形式は、PDF(Portable Document Format)又はTIFF(Tagged Image File Format)であり、当該文書がFAX文書であることを示す文字列が予めファイル名に挿入されている。第2領域15a1がダブルタップされた場合、制御部11は、表示領域15aに表示されている要素のうち拡張子が「.pdf」又は「.tif」である要素を抽出し、抽出された要素のうちFAX文書をファイル名から特定し、特定されたFAX文書を第1要素とする。その結果、FAX文書のアイコンの複製が生成され、複製のアイコンが第2領域15a1に表示される。
図13は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例は、1乃至4番の要素がFAX文書である場合の例である。
表示領域15aに要素が複数表示されており、当該複数の要素のいずれかと指示点との距離が閾値以下である場合に、近接表示手段104が、指示点との距離が閾値以下である第2要素の属性に対応する第1要素に関連する要素情報を、第1要素の位置よりも指示点に近接した位置に表示するようにしてもよい。具体的には、次のとおりである。
例えば、図4のように配置された要素のうち、14番の要素の近傍でダブルタップが行われた場合、制御部11は、この要素の属性に対応する第1要素の複製を生成する。要素の近傍とは、当該要素からの距離が閾値以下である背景部の一点である。要素上でのダブルタップは、別の動作(ファイルやフォルダを開く動作、実行ファイルの実行など)に対応付けられているから、要素上でのダブルタップは除く。要素の属性とは、要素の種類、要素の更新日時など、要素を特徴付けるあらゆるものを含む。
図14は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。例えば、14番の要素がスキャン文書であるとすると、制御部11は、14番の要素以外のスキャン文書を特定し、特定されたスキャン文書のアイコンの複製を生成し、複製のアイコンを複製元のアイコンよりも14番の要素に近接した位置に表示する。この例では、5乃至9番の要素がスキャン文書である。
実施形態では、近接表示手段104が予め定められた規則に従って要素情報を表示領域15aに配置する例を示したが、どのような規則で要素情報を配置してもよい。
図15は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例は、要素を種類で分類し、種類毎に要素をマトリックス状に並べて配置した例である。なお、図15乃至19では、第1要素の図示は省略した。
表示領域15aは、左からFAX文書、スキャン文書、フォルダに対応する領域に分割され、領域の境界を示す線分と、各領域に対応付けられた種類の名称が表示される。なお、この線分と名称は表示されなくてもよい。また、要素がファイル(この例では、FAX文書、スキャン文書)である場合に、当該ファイルの内容を表す画像を縮小したサムネールを表示してもよい。
図17は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例は、要素を種類毎に放射状に並べて配置した例である。また、この例は、互いに隣接する要素同士の一部を重ねて表示した例である。要素を並べる順序は、例えば、要素の更新日時の順、要素の名前(ファイル名、フォルダ名など)の順(アルファベット順、五十音順など)などである。
なお、要素情報を不規則に配置してもよい。
近接表示手段104が、予め定められた条件を満たす第1要素の外観を変化させるようにしてもよい。
図18は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例では、第1要素がスキャン文書であることが条件であり、スキャン文書のサムネールを表示するとともに、サムネールを拡大して表示した例である。
実施形態では、第2操作に対応する処理の例として、要素の階層化処理の例を示したが、第2操作に対応する処理はいかなる処理でもよい。例えば、第2操作として要素情報に対するタップが行われた場合に、タップされた要素情報が選択されたと制御部11が認識する。この場合、制御部11は、タップされた要素情報の複製元である第1要素をハイライト表示するなどして外観を変化させ、要素情報を消去する(選択処理)。
また、近接表示処理を行った状態で、予め定められた種々の第2操作のメニューを表示領域15aに表示し、ユーザがメニューから第2操作を選択するようにしてもよい。
複数の第1操作が行われ、当該複数の第1操作に対応する第1要素が重複した場合に、近接表示手段104が、当該複数の第1操作の数に対応する要素情報の各々を、第1要素の位置よりも複数の第1操作の指示点の各々に近接した位置に表示するようにしてもよい。
図19は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例では、図4のように要素が配置された状態で、別々のユーザにより互いに異なる2つの指示点A、Bで相前後してダブルタップが行われた場合の例である。この場合、1乃至17番の要素の組の複製が2組生成されるとともに、それぞれが複製元の要素よりも指示点A、Bに近接した位置に表示される。
実施形態では、始点Aを通り線分AB(Bは終点)と交わる垂線CDよりも指示点の移動方向後方の領域を第1領域に設定する例を示したが、他の領域を第1領域に設定するようにしてもよい。
図20は、第1領域の設定例を示す図である。図21は、近接表示処理後の要素情報の配置を示す図である。この例では、スライドの方向に延びる幅Wの帯状の領域が第1領域に設定される。この場合、10番、11番の要素が第1要素となる。
また、第1要素に向かってスライドを行うようにしてもよい。例えば、図20において点Bを始点として終点Aまでスライドを行った場合に、10番、11番の要素が第1要素となる。
<変形例8>
ダブルタップの指示点からの距離が閾値以上である領域を第1領域に設定するようにしてもよい。あるいは、ダブルタップの指示点からの距離が閾値以下である領域を第1領域に設定するようにしてもよい。
実施形態では、要素情報が、第1要素の複製等、第1要素に基づいて生成された要素である例を示したが、要素情報は、第1要素に関連する情報であれば、いかなる情報でもよい。例えば、第1要素がどの要素であるかを示す情報を要素情報として表示してもよい。具体的には、図5の例の場合、第1要素の複製の代わりに、第1要素のファイル名、フォルダ名、アプリケーションプログラム名等を列挙した文字列を表示してもよい。あるいは、図15乃至18の例の場合、FAX文書、スキャン文書、フォルダの各領域に対応するファイル名やフォルダ名を列挙した文字列を各領域に表示してもよい。
実施形態では、ユーザが表示領域15aに触れることによって第1要素を指し示す例を示したが、表示領域15aに触れずに第1要素を指し示す方式を用いてもよい。例えば、赤外線等を用いて指やペンの位置を特定する方式でもよいし、指、顔、眼球等を撮影し、画像を解析することによって指、顔、眼球等が指し示す位置を特定する方式でもよい。
実施形態では、タッチパネルを用いた例を示したが、マウスやジョイスティックによって第1要素を指し示す方式でもよい。
実施形態では、情報処理装置10の例として、筐体19にすべてのハードウェアが設けられた例を示したが、表示部15が設けられた筐体と、表示部15以外のハードウェアが設けられた筐体とがヒンジで結合されたノート型のPCでもよい。また、情報処理装置10が表示部15以外のハードウェアを備え、情報処理装置10と表示部15(表示装置)とが信号線又は無線通信手段によって接続された構成でもよい。
実施形態では、情報処理装置10の制御部11がアプリケーションプログラムを実行することによって上述の機能を実現する例を示したが、実施形態と同様の機能をハードウェアで情報処理装置10に実装するようにしてもよい。また、このプログラムを、光記録媒体、半導体メモリ等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からプログラムを読み取って情報処理装置10の記憶部12に記憶させるようにしてもよい。また、このプログラムを電気通信回線経由で提供してもよい。
Claims (9)
- 1つ以上の要素を配置した画像を表示装置の表示領域に表示する表示手段と、
前記表示領域に対する操作を検出する検出手段と、
前記表示領域のうち前記要素が表示されていない背景部の一点を指示点として指し示す操作を含む第1操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記指示点に応じて前記表示領域の全部又は一部である第1領域を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された第1領域に表示されている第1要素に関連する要素情報を、前記第1操作が検出される前の当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する近接表示手段と、
前記要素情報に対する第2操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記第1要素に対して当該第2操作に対応する処理を実行する要素処理手段と
を有し、
前記設定手段は、前記第1操作が前記指示点を移動させる操作を含む場合に、前記指示点の移動経路の始点の位置を通り、且つ前記指示点の移動経路の始点と終点とを結ぶ線分と交わる垂線よりも前記指示点の移動方向後方の領域を前記第1領域に設定する
情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記第1操作が前記指示点を移動させる操作を含まない場合に、前記表示領域の全部を前記第1領域に設定する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記近接表示手段は、前記背景部のうち予め条件が対応付けられた第2領域に前記指示点が位置する場合に、当該条件を満たす前記第1要素に関連する要素情報を、当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記近接表示手段は、前記表示領域に前記要素が複数表示されており、当該複数の要素のいずれかと前記指示点との距離が閾値以下である場合に、前記指示点との距離が閾値以下である第2要素の属性に対応する前記第1要素に関連する要素情報を、当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
- 前記近接表示手段は、予め定められた規則に従って前記要素情報を前記表示領域に配置する請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記近接表示手段は、予め定められた条件を満たす前記要素情報の外観を変化させる請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記近接表示手段は、複数の前記第1操作が行われ、当該複数の第1操作に対応する前記第1要素が重複した場合に、当該複数の第1操作の数に対応する前記要素情報の各々を、前記第1要素の位置よりも当該複数の第1操作の指示点の各々に近接した位置に表示する請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記表示装置を有する請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
- コンピュータを、
1つ以上の要素を配置した画像を表示装置の表示領域に表示する表示手段と、
前記表示領域に対する操作を検出する検出手段と、
前記表示領域のうち前記要素が表示されていない背景部の一点を指示点として指し示す操作を含む第1操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記指示点に応じて前記表示領域の全部又は一部である第1領域を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された第1領域に表示されている第1要素に関連する要素情報を、前記第1操作が検出される前の当該第1要素の位置よりも前記指示点に近接した位置に表示する近接表示手段と、
前記要素情報に対する第2操作が前記検出手段によって検出された場合に、前記第1要素に対して当該第2操作に対応する処理を実行する要素処理手段
として機能させ、
前記設定手段が、前記第1操作が前記指示点を移動させる操作を含む場合に、前記指示点の移動経路の始点の位置を通り、且つ前記指示点の移動経路の始点と終点とを結ぶ線分と交わる垂線よりも前記指示点の移動方向後方の領域を前記第1領域に設定するように前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
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