JP2016143105A - 監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人の手の位置と高温物の位置とを監視して適切な報知を行うことができる監視装置を提供する。【解決手段】監視装置は、センサ1、手検出部10、高温物検出部11及び動作制御部13を備える。センサ1は、検出範囲に存在する物の温度を検出する。手検出部10は、人の手の位置を検出する。高温物検出部11は、高温物の位置を検出する。動作制御部13は、手検出部10によって検出された手の位置と高温物検出部11によって検出された高温物の位置との距離が基準距離より短い場合に、高温物の存在を報知装置3から報知させる。【選択図】図2

Description

この発明は、監視装置に関する。
特許文献1に、台所に備えられた監視装置が記載されている。特許文献1に記載された監視装置は、子供の存在を検出するセンサを備える。センサによって子供の存在が検出されると、例えばコンロへのガスの供給を遮断する。
特許文献2に、加熱調理器が記載されている。特許文献2に記載された加熱調理器は、人の接近を検出するセンサを備える。加熱が行われている時にセンサによって人の接近が検出されると、上面に設けられた表示部に加熱状態に関する情報を表示する。
特開2002−130694号公報 特許第5506565号公報
台所には、いろいろな高温物がある。高温物には、例えば、IHクッキングヒータ等の加熱源、鍋等の被加熱物及び給湯水栓等の物体が含まれる。また、台所には、調理作業に関係なく複数の人が出入する。特許文献1及び2に記載された装置では、例えば、調理を行っていなかった人が調理直後の鍋に接近した場合に、適切な報知を行うことができなかった。また、検知対象物の温度に合わせて周囲の機器を適切に制御することができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、人の手の位置と高温物の位置とを監視して適切な報知を行うことができる監視装置を提供することである。また、この発明の他の目的は、人の足の温度を監視して機器を適切に動作させることができる監視装置を提供することである。
この発明に係る監視装置は、検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、センサによって検出された温度に基づいて、人の手の位置を検出する手検出手段と、センサによって検出された温度に基づいて、高温物の位置を検出する高温物検出手段と、手検出手段によって検出された手の位置と高温物検出手段によって検出された高温物の位置との距離が基準距離より短い場合に、高温物の存在を報知装置から報知させる動作制御手段と、を備える。
この発明に係る監視装置は、検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、センサによって検出された温度に基づいて、人の手の位置を検出する手検出手段と、センサによって検出された温度に基づいて、高温物の位置を検出する高温物検出手段と、手検出手段によって検出された手の位置が高温物検出手段によって検出された高温物の位置に接近している場合に、高温物の存在を報知装置から報知させる動作制御手段と、を備える。
この発明に係る監視装置は、検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、センサによって検出された温度に基づいて、人の足の位置及び温度を検出する足検出手段と、センサによって検出された温度に基づいて、足検出手段によって検出された足の位置に隣接する床面の温度を検出する床面検出手段と、足検出手段によって検出された足の温度と床面検出手段によって検出された床面の温度との双方が基準温度より低い場合に、足の温度を低下させない又は足を温めるための動作を機器に行わせる動作制御手段と、を備える。
この発明に係る監視装置であれば、人の手の位置と高温物の位置とを監視して適切な報知を行うことができる。また、この発明に係る監視装置であれば、人の足の温度を監視して機器を適切に動作させることができる。
この発明の実施の形態1における監視装置を台所に適用した例を示す図である。 この発明の実施の形態1における監視装置の構成例を示す図である。 センサの検出範囲を示す図である。 センサの検出範囲における温度分布を示す模式図である。 この発明の実施の形態2における監視装置を台所に適用した例を示す図である。 この発明の実施の形態2における監視装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3における監視装置を台所に適用した例を示す図である。 センサの検出範囲を示す図である。 この発明の実施の形態4における監視装置を台所に適用した例を示す図である。 この発明の実施の形態4における監視装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態4における監視装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態5における監視装置を台所に適用した例を示す図である。 この発明の実施の形態5における監視装置の構成例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における監視装置を台所に適用した例を示す図である。図1は、台所に人が立っている様子をその人の後方から見た図である。図2は、この発明の実施の形態1における監視装置の構成例を示す図である。監視装置は、センサ1、制御装置2及び報知装置3を備える。
センサ1は、検出範囲に存在する物の温度を検出する。センサ1は、非接触で温度の検出を行う。センサ1は、例えば台所で調理する人の手の高さより高い位置に配置される。センサ1を台所の換気装置4に設けても良い。
換気装置4は、例えば換気扇(図示せず)及びレンジフード5を備える。レンジフード5は、台所にある高温物の直上に近い位置に配置されることが多い。高温物には、例えば、加熱調理器6等の加熱源、鍋7等の被加熱物及びシンク8の給湯水栓9等の物体が含まれる。加熱調理器6には、例えばガスコンロ及びIHクッキングヒータが含まれる。図1は、加熱調理器6の上に2つの鍋7が載せられている状態を示す。左側の鍋7は、加熱中或いは加熱直後で温度が高い状態を示す。右側の鍋7は、加熱調理器6の上にただ載せられているだけで温度が低い状態を示す。かかる場合、右側の鍋7は高温物に含まれない。図1は、センサ1をレンジフード5に設ける例を示す。
センサ1は、例えば、赤外線を感知して対象物の温度を検出するサーモパイルを備える。検出範囲の温度分布を得るため、センサ1は、赤外線を感知する複数の素子を備えることが望ましい。センサ1に可動機構或いは広角レンズを備えていれば、台所全体を検出範囲に収めることができる。センサ1は、制御装置2に電気的に接続される。センサ1によって検出された温度の情報は、制御装置2に出力される。
制御装置2は、例えば手検出部10、高温物検出部11、距離判定部12及び動作制御部13を備える。
図3は、センサ1の検出範囲を示す図である。センサ1は、台所に立つ人の手及び台所の高温物を俯瞰するように台所の高い位置に配置される。このため、センサ1の検出範囲は、センサ1から下方に向けて広がるように設定される。図4は、センサ1の検出範囲における温度分布を示す模式図である。図4に示す温度分布は、センサ1によって検出された温度の情報から得られる。図4は、センサ1の検出範囲を左右方向に10分割し、前後方向に4分割する例を示す。図4は、色が濃い箇所ほど温度が高いことを示す。なお、前後方向及び左右方向は、加熱調理器6の前に立つ人の向きを基準にしている。
手検出部10は、人の手の位置を検出する。手検出部10は、センサ1によって検出された温度に基づいて上記検出を行う。例えば、手検出部10は、第1基準範囲内の温度が検出されると、人の手がセンサ1の検出範囲に存在することを判定する。手検出部10は、第1基準範囲内の温度が検出された画素の位置を手の位置であると判定する。第1基準範囲内の温度が検出された画素が複数存在する場合は、それらの画素の位置を考慮して手の位置を判定しても良い。例えば、第1基準範囲内の温度が検出された画素のうち先端部分にある画素の位置を手の位置であると判定しても良い。
第1基準範囲は、人の手の存在を検出するための温度範囲である。第1基準範囲は予め設定される。健康な人の手は、お湯に触れても直ぐに40℃以下の温度になる。また、冷水に触れた後も速やかに30℃以上の温度に回復する。このため、第1基準範囲を30℃以上40℃以下の範囲に設定しても良い。第1基準範囲は、上記範囲に限定されない。但し、34℃前後の温度が第1基準範囲に含まれることが好ましい。
手検出部10が人の手の位置を検出する方法は、上記方法に限定されない。例えば、特開2010−133692号公報に、赤外線センサによって検出された温度に基づいて人の手の位置及び足の位置を特定する技術が開示されている。手検出部10は、特開2010−133692号公報に開示された技術と同様の技術によって手の位置を検出しても良い。特開2010−133692号公報に開示された技術では、全身の位置を検出してから手の位置を特定する。この技術を用いて手の位置を検出すれば、第1基準範囲内の温度になった鍋7等を人の手と判定することを防止できる。
高温物検出部11は、高温物の位置を検出する。高温物検出部11は、センサ1によって検出された温度に基づいて上記検出を行う。例えば、高温物検出部11は、第1基準温度より高い温度が検出されると、高温物がセンサ1の検出範囲に存在することを判定する。高温物検出部11は、例えば、第1基準温度より高い温度が検出された画素の位置を高温物の位置であると判定する。
第1基準温度より高い温度が検出された画素が複数存在する場合は、それらの画素の位置を考慮して高温物の位置を判定しても良い。例えば、高温物検出部11は、第1基準温度より高い温度が検出された複数の画素が離れた位置に存在する場合は、それぞれの画素の位置を高温物の位置であると判定する。第1基準温度より高い温度が検出された複数の画素がまとまって存在する場合、高温物検出部11は、それらの画素のうち中心部分にある画素の位置を高温物の位置であると判定する。なお、高温物検出部11が高温物の位置を検出する方法は、上記方法に限定されない。
第1基準温度は、高温物の存在を検出するための温度である。第1基準温度は予め設定される。上述したように、健康な人の手は、お湯に触れても直ぐに40℃以下の温度になる。このため、第1基準温度を40℃より高いある温度に設定しても良い。第1基準温度は、上記温度に限定されない。火傷の恐れがある温度として、第1基準温度を60℃より高いある温度に設定しても良い。沸騰した水の温度より高い温度として、第1基準温度を120℃より高いある温度に設定しても良い。第1基準温度を120℃より高い温度に設定しても、揚げ物或いは焼き物をしている調理器具を高温物として検出することは可能である。センサ1の検出誤差及び光路設計のばらつき等を考慮し、第1基準温度を可変にしても良い。
高温物検出部11が高温物の位置を検出する範囲を、センサ1の検出範囲の一部に限定しても良い。図4では、加熱調理器6が設置されている範囲を記号Aで示している。例えば、高温物検出部11が高温物の位置を検出する範囲を範囲Aに限定しても良い。
距離判定部12は、人の手と高温物との距離が第1基準距離より短いか否かを判定する。距離判定部12は、手検出部10によって検出された手の位置と高温物検出部11によって検出された高温物の位置とに基づいて上記判定を行う。例えば、図4に示す例では、高温物に近い右手の位置と高温物の位置とが4画素分離れている。距離判定部12は、この4画素分の距離Lが第1基準距離より短いか否かを判定する。第1基準距離は予め設定される。
動作制御部13は、制御装置2に接続された機器を制御する。例えば、動作制御部13は報知装置3の動作を制御する。動作制御部13は、監視装置と通信可能な外部の機器14の動作を制御する。
例えば、動作制御部13は、人の手と高温物との距離が第1基準距離より短いと距離判定部12によって判定されると、高温物の存在を報知装置3から報知させる。高温物が存在する旨を報知する方法は、どのような方法であっても良い。例えば、高温物が存在する旨を表示器に表示させても良い。高温物が存在する旨を音声によって案内しても良い。ランプを光らせることによって高温物が存在する旨を報知しても良い。
上記構成を有する監視装置であれば、手検出部10によって検出された手の位置と高温物検出部11によって検出された高温物の位置との距離が第1基準距離より短くなると、高温物の存在を知らせるための報知(警報)が報知装置3から行われる。上記構成を有する監視装置であれば、人の手の位置と高温物の位置とを監視して適切な報知を行うことができる。例えば、台所に複数の人がいる場合でも適切な報知を行うことができる。台所で調理をしていない人に対しても適切な報知を行うことができる。また、台所にいる人が子供或いは車椅子利用者でも、その人の背の高さに関係なく適切な報知を行うことができる。なお、台所に人がいても、その人が高温物に近づかなければ報知は行われない。例えば、単に冷蔵庫の中の物を取りに台所に来た人に対しては報知は行われない。このため、常に報知が行われるといった煩わしさはない。
動作制御部13は、報知装置3から警報を行う際に、高温物検出部11によって位置が検出された高温物の温度を低下させるための動作を機器14に行わせても良い。動作制御部13は、人の手と高温物との距離が第1基準距離より短いと距離判定部12によって判定されると、上記動作を行わせるための指令を機器14に対して出力する。例えば、動作制御部13は、火力を低下或いは0にするための指令を加熱調理器6に対して出力する。他の例として、動作制御部13は、給湯温度を低下させる或いは給湯を停止させるための指令を給湯器15に対して出力する。
制御装置2は、例えば、距離判定部12に替えて動作判定部16を備えても良い。動作判定部16は、人の手が高温物に接近しているか否かを判定する。動作判定部16は、手検出部10によって検出された手の位置と高温物検出部11によって検出された高温物の位置とに基づいて上記判定を行う。例えば、図4に示す例では、高温物に近い右手の位置と高温物の位置とが4画素分離れている。センサ1が図4に示す温度分布を得るための走査を1秒毎に行う場合を考える。1秒後の走査で右手の位置と高温物の位置との距離Lが3画素分に減少していれば、動作判定部16は、人の手が高温物に接近していることを判定する。動作制御部13は、人の手が高温物に接近していると動作判定部16によって判定されると、高温物の存在を報知装置3から報知させる。
上記構成を有する監視装置であれば、手検出部10によって検出された手の位置が高温物検出部11によって検出された高温物の位置に接近していると、高温物の存在を知らせるための報知(警報)が報知装置3から行われる。上記構成を有する監視装置であれば、人の手の位置と高温物の位置とを監視して適切な報知を行うことができる。
制御装置2は、例えば、距離判定部12と動作判定部16との双方を備えても良い。かかる場合、動作制御部13は、人の手と高温物との距離が第1基準距離より短いと距離判定部12によって判定され且つ人の手が高温物に接近していると動作判定部16によって判定されると、高温物の存在を報知装置3から報知させる。
本実施の形態では、センサ1が赤外線を感知する素子を備える例について説明した。これは一例である。センサ1は、カメラを備えても良い。他の例として、センサ1は、超音波或いはレーザを送受信する距離センサを備えても良い。また、監視装置は、複数のセンサ1を備えても良い。監視装置が複数のセンサ1を備える場合は、複数のセンサ1を同じ位置に設けても良いし、離れた位置に設けても良い。2ヶ所以上にセンサ1を設ける場合は、略水平方向と略垂直面(高さ)方向との2つの情報が得られるようにセンサ1を設置することによって、立体的な位置関係を把握することが望ましい。制御装置2は、センサ1によって検出された温度に基づいて手と高温物との位置関係を判定する。このため、センサ1から見て手或いは高温物が人の身体或いは台所の機器によって遮られ難い場所にセンサ1を設置することが望ましい。また、センサ1を汚れ難い場所に設置することが望ましい。特に図示したようにレンジフード5の近傍にセンサ1を設置する場合は、油煙及び蒸気が吸引される風路から外れた位置にセンサ1を設置したり、汚染空気が直接当たることを防止するための整流板を設けて、センサカバーへの汚れの付着を抑制したりすることが望ましい。可搬型のセンサ1を使用することにより、センサ1を任意の場所に設置できるように構成しても良い。
本実施の形態では、センサ1の検出範囲を4×10に分割する例を示した。また、本実施の形態では、センサ1の検出範囲の1/4程度を加熱調理器6が占める例を示した。センサ1の検出範囲をより細かく分割することにより、高精度の判定を行うことができることは言うまでもない。また、上記範囲Aの他に、給湯水栓9が設置されている範囲等を予め設定しても良い。
本実施の形態では、センサ1の検出範囲がセンサ1から下方に広がる場合について説明した。このため、調理をしている人が手に持ったお玉で鍋7の中をかき混ぜる動作をした場合に、警報が行われる可能性がある。複数のセンサ1を設置することにより、このような状況で警報が行われることを防止できる。また、人の手の動きを監視し、調理する時の通常の動作であれば警報を発しないようにするアルゴリズムを備えても良い。また、顔の向きを推定し、顔が向いている方向に手が進む場合には人が高温物を認識できるために警報を出さず、顔が向いていない方向に手が進む場合には意図せずに手が接近していると判定して警報を出すようにするアルゴリズムを備えても良い。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2における監視装置を台所に適用した例を示す図である。図6は、この発明の実施の形態2における監視装置の構成例を示す図である。監視装置は、センサ1及び制御装置2を備える。センサ1の構成自体は、実施の形態1で開示した構成と同様である。本実施の形態では、例えば、台所で人が立つ可能性のある範囲にセンサ1の検出範囲が設定される。図5は、センサ1をレンジフード5に設ける例を示す。
制御装置2は、例えば足検出部17、床面検出部18、温度判定部19及び動作制御部13を備える。
足検出部17は、人の足の位置及び温度を検出する。足検出部17は、センサ1によって検出された温度に基づいて上記検出を行う。例えば、足検出部17は、第2基準範囲内の温度が検出されると、人の足がセンサ1の検出範囲に存在することを判定する。足検出部17は、第2基準範囲内の温度が検出された画素の位置を足の位置であると判定する。第2基準範囲内の温度が検出された複数の画素が存在する場合は、それらの画素の位置を考慮して足の位置を判定しても良い。例えば、第2基準範囲内の温度が検出された画素のうち先端部分にある画素の位置を足の位置であると判定しても良い。
第2基準範囲は、人の足の存在を検出するための温度範囲である。第2基準範囲は予め設定される。第1基準範囲と同様に、第2基準範囲を30℃以上40℃以下の範囲に設定しても良い。第2基準範囲は、上記範囲に限定されない。但し、36℃前後(或いは34℃前後)の温度が第2基準範囲に含まれることが好ましい。
足検出部17が人の足の位置を検出する方法は、上記方法に限定されない。例えば、足検出部17は、特開2010−133692号公報に開示された技術と同様の技術によって足の位置を検出しても良い。
床面検出部18は、人の足元の床面の温度を検出する。床面検出部18は、センサ1によって検出された温度と足検出部17によって検出された足の位置とに基づいて上記検出を行う。例えば、床面検出部18は、足検出部17によって検出された足の位置に隣接する床面の温度を検出する。
温度判定部19は、人の足の温度とその人の足元の床面の温度との双方が第2基準温度より低いか否かを判定する。温度判定部19は、足検出部17によって検出された足の温度と床面検出部18によって検出された床面の温度とに基づいて上記判定を行う。第2基準温度は予め設定される。第2基準温度を季節或いは時間帯等によって変更しても良い。
動作制御部13は、監視装置と通信可能な外部の機器14の動作を制御する。動作制御部13は、人の足の温度とその人の足元の床面の温度との双方が第2基準温度より低いと温度判定部19によって判定されると、快適性を向上させるための動作を機器14に行わせる。例えば、動作制御部13は、台所に設けられた床暖房装置20を起動させるための指令或いは床暖房装置20の設定温度を上げるための指令を出力する。他の例として、動作制御部13は、台所に設けられた空調装置21を起動させるための指令或いは空調装置21の設定温度を上げるための指令を出力する。台所には空調装置が設置されていないことがある。このような場合、動作制御部13は、台所に隣接する部屋に設けられた空調装置22を起動させるための指令或いは空調装置22の設定温度を上げるための指令を出力しても良い。また、動作制御部13は、台所に隣接する部屋の暖かい空気を台所に流入させるため、換気装置4を起動させるための指令を出力しても良い。動作制御部13が制御する機器14は、その家の設計及び環境等に応じて適宜設定すれば良い。
上記構成を有する監視装置であれば、足検出部17によって検出された足の温度と床面検出部18によって検出された床面の温度との双方が第2基準温度より低くなると、足の温度を低下させない或いは足を温めるための動作が機器14によって行われる。上記構成を有する監視装置であれば、人の足の温度を監視して機器14を適切に動作させることができる。台所にいる人は、快適な環境で調理等を行うことができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3における監視装置を台所に適用した例を示す図である。監視装置は、センサ1、制御装置2及び報知装置3を備える。本実施の形態における制御装置2は、実施の形態1で開示した機能と実施の形態2で開示した機能との双方を備える。即ち、制御装置2は、人の手の位置と高温物の位置とを監視して報知を行う機能と人の足の温度を監視して機器14を動作させる機能とを備える。
センサ1の構成自体は、実施の形態1で開示した構成と同様である。本実施の形態におけるセンサ1の検出範囲は、例えば、人の手を検出するための範囲1aと人の足を検出するための範囲1bとを含む。範囲1aは、例えば、加熱調理器6及びシンク8が設けられた流し台の上面を含むように設定される。範囲1bは、例えば台所で人が立つ可能性のある範囲を含むように設定される。図7は、センサ1を台所の天井23に設ける例を示す。
図8は、センサ1の検出範囲を示す図である。範囲1aの中に、例えば、範囲A〜Eが設定される。範囲Aは、加熱調理器6が設置されている範囲を示す。範囲Aは、鍋7のような高温物が存在する可能性が高い範囲である。範囲Aを含むように範囲Cが設定される。範囲Cは、手の存在が検出された場合に警報を行う可能性が高い範囲を示す。範囲Bは、給湯水栓9が設置されている範囲を示す。即ち、範囲Bは、給湯水栓9からなる高温物が存在する可能性が高い範囲を示す。範囲Bを含むように範囲Dが設定される。範囲Dは、手の存在が検出された場合に警報を行う可能性が高い範囲を示す。範囲A〜Dを含むように範囲Eが設定される。範囲Eは、人の手が存在する可能性が高い範囲を示す。
本実施の形態における制御装置2は、例えば、図2に示す各部の機能を備える。制御装置2は、範囲1aを常に同様に監視しなくても良い。例えば、通常は範囲1aの全体について素早い走査を行う。そして、高温物の存在が検出されると高精度な走査を行い、手及び高温物の各位置を検出するための高精度な走査を行う。このように、範囲A〜E等を予め設定しておくことにより、監視装置の高速処理化及び高精度化を図ることができる。
なお、温度分布の基本パターンを予め記憶しておき、走査によって得られた温度分布が基本パターンと異なる場合に異常の発生を検出しても良い。例えば、動作制御部13は、異常の発生が検出されると、異常の発生を報知装置3から報知させる。報知の内容を正確に伝えるため、異常が発生した旨を報知する方法と高温物が存在する旨を報知する方法とを変更しても良い。
範囲1bの中に、例えば、範囲F〜Hが設定される。範囲Fは、人の足が存在する可能性が高い範囲である。図8に示す例では、範囲Fは範囲Eに重ならない。範囲Fを含むように範囲Gが設定される。範囲Gは、床面の温度を検出するための範囲である。範囲Gから離れた位置に範囲Hが設定される。範囲Hは、台所に設置された冷蔵庫が開閉されることによって冷気が入り込む可能性が高い範囲である。
本実施の形態における制御装置2は、例えば、図6に示す各部の機能を備える。例えば、足検出部17は、範囲Hで第2基準範囲内の温度が検出された場合に、人の足ではないと判定しても良い。範囲Hを予め設定しておくことにより、冷蔵庫からの冷気によって生じる誤検出を防止できる。なお、いわゆるアイランド型キッチンにおいては、対面或いは側面にも人がいて手が接近する可能性がある。したがって、センサ監視する範囲1a及び範囲1bは、範囲Eの周辺全体に広がっていることが望ましい。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4における監視装置を台所に適用した例を示す図である。図10は、この発明の実施の形態4における監視装置の構成例を示す図である。監視装置は、センサ1、制御装置2及び報知装置3を備える。センサ1の構成自体は、実施の形態1で開示した構成と同様である。制御装置2は、実施の形態1で開示した機能に加え、高温物判定部24及び手判定部25を備える。制御装置2は、実施の形態2及び3で開示した機能を備えても良い。
図11は、この発明の実施の形態4における監視装置の機能を説明するための図である。本実施の形態における監視装置は、レンジフード5のフード下端部5aが上下に動く換気装置4を備えた台所に適用される。レンジフード5は、臭い、油煙及び蒸気等を効率よく排気するために設けられる。換気扇の風量が大きいと、効率よく排気できる。また、レンジフード5が低い位置まで延びていると、効率よく排気できる。しかし、換気扇の風量を大きくすると騒音が大きくなる。また、レンジフード5が低い位置まで延びていると、調理する時にレンジフード5が邪魔になってしまう。
高温物判定部24は、加熱調理器6の上に高温物が存在するか否かを判定する。高温物判定部24は、高温物検出部11によって検出された高温物の位置に基づいて上記判定を行う。例えば、高温物判定部24は、高温物検出部11によって検出された高温物の位置が範囲Aに含まれていれば、加熱調理器6の上に高温物が存在することを判定する。
手判定部25は、第1基準領域に人の手が存在するか否かを判定する。手判定部25は、手検出部10によって検出された手の位置に基づいて上記判定を行う。第1基準領域は、加熱調理器6の加熱源の位置を含む範囲である。第1基準領域は、上下に可動するフード下端部5aの直下に配置される部分を含む範囲に設定されることが望ましい。
動作制御部13は、加熱調理器6の上に高温物が存在するが人の手が高温物の近くに存在しない場合に、フード下端部5aを下げるための指令を換気装置4に対して出力する。換気装置4は、例えば換気扇(図示せず)、レンジフード5及び昇降装置を備える。昇降装置は、フード下端部5aを上下に動かすための装置である。換気装置4は、制御装置2から上記指令を受けると、レンジフード5の下端が低くなるように昇降装置を動作させる。これにより、フード下端部5aが図11に示すように低い位置に配置される。
なお、動作制御部13は、加熱調理器6の上に高温物が存在しないと高温物判定部24によって判定されると、換気装置4に対する上記指令を出力しない。動作制御部13は、加熱調理器6の上に高温物が存在すると高温物判定部24によって判定されても、第1基準領域に人の手が存在すると手判定部25によって判定されると、換気装置4に対する上記指令を出力しない。動作制御部13は、加熱調理器6の上に高温物が存在すると高温物判定部24によって判定され且つ第1基準領域に人の手が存在しないと手判定部25によって判定されると、換気装置4に対する上記指令を出力する。
上記構成を有する監視装置であれば、加熱調理器6の上に高温物が存在するが人の手が高温物の近くにない場合に、レンジフード5の下端を低い位置に配置できる。例えば、煮込み料理或いは弱火による焼き物料理が行われている時に、レンジフード5の下端を低い位置に配置して、効率的な排気を行うことができる。動作制御部13は、フード下端部5aを下げるための指令を出力する際に、換気扇の動作を弱めるための指令を出力しても良い。これにより、排気性能を低下させずに騒音を低減させることができる。また、動作制御部13は、フード下端部5aを下げるための指令を出力する際に、火力を抑制するための指令を加熱調理器6に対して出力しても良い。これにより、焦げ付き或いは煮込み過ぎを回避できる。動作制御部13は、レンジフード5の下端が低い位置に配置されている時に第1基準領域に人の手が存在すると手判定部25によって判定されると、フード下端部5aを上げるための指令を換気装置4に出力しても良い。
実施の形態5.
図12は、この発明の実施の形態5における監視装置を台所に適用した例を示す図である。図13は、この発明の実施の形態5における監視装置の構成例を示す図である。監視装置は、センサ1、個人特定装置26、制御装置2及び報知装置3を備える。センサ1の構成自体は、実施の形態1で開示した構成と同様である。制御装置2は、実施の形態1で開示した機能に加え、手判定部25を備える。制御装置2は、実施の形態2〜4で開示した機能を備えても良い。
個人特定装置26は、予め登録された個人を特定する手段の一例である。予め登録された個人を特定することができれば、個人特定装置26による個人の特定方法は如何なる方法であっても良い。個人特定装置26は、例えば記憶部27、読取部28及び個人判定部29を備える。
記憶部27に、個人を特定するための情報が予め登録される。読取部28は、個人を特定するための情報を読み取る。読取部28が情報を読み取る範囲は予め設定される。読取部28が読み取る情報は、例えばタグに記憶された識別情報である。読取部28は、生体情報を読み取っても良い。読取部28が読み取る情報と同種の情報が記憶部27に記憶される。個人判定部29は、読取部28が読み取った情報が記憶部27に記憶されている情報の何れかと一致するか否かを判定する。読取部28が読み取った情報が記憶部27に記憶されている情報の何れかと一致すれば、個人判定部29によって個人が特定される。
近年の所謂システムキッチンは開放的であり、家族或いは友人といった複数の人が同時に台所を使用する機会が増えている。本実施の形態における監視装置は、一部の機器14について特定の人にのみ操作を許可する。例えば、高温物を生じさせる機器14については、その機器14の操作のうち高温物を生じさせる操作を大人にのみ許可する。高温物を生じさせる機器14には、例えば、鍋7を加熱する加熱調理器6及び熱湯を供給する給湯器15等が含まれる。高温物を生じさせる操作には、例えば、加熱を開始する操作及び設定温度を上げる操作等が含まれる。
両親及び子供がいる家庭の台所に本監視装置が適用される例を考える。かかる場合、記憶部27には、例えば父親及び母親を特定するための情報が予め記憶される。子供を特定するための情報は記憶部27に登録されない。両親の何れかが読取部28の読取範囲に入ると、父親或いは母親が読取部28の読取範囲にいることが個人特定装置26によって特定される。子供が読取部28の読取範囲に入っても、子供が読取部28の読取範囲にいることは個人特定装置26によって特定されない。
手判定部25は、第2基準領域に人の手が存在するか否かを判定する。手判定部25は、手検出部10によって検出された手の位置に基づいて上記判定を行う。第2基準領域は、高温物を生じさせる機器14の操作位置を含む範囲である。第2基準領域は、例えば加熱調理器6の操作パネルの位置を含む範囲に設定される。第2基準領域は、例えば給湯器15の操作パネルの位置を含む範囲に設定される。また、読取部28の読取範囲は、第2基準領域を含む範囲或いは第2基準領域の近傍の範囲に設定される。高温物を生じさせる機器14の近傍に読取部28の読取範囲を設定しても良い。
動作制御部13は、第2基準領域に手が存在すると手判定部25によって判定されると、予め登録された個人が個人特定装置26によって特定された場合のみ、機器14の高温物を生じさせる操作を可能にするための指令を出力する。例えば、加熱調理器6は、通常時、高温物を生じさせる操作が禁止されている。加熱調理器6では、動作制御部13から上記指令を受けた場合のみ、高温物を生じさせる操作が可能になる。
上記構成を有する監視装置であれば、機器14の操作のうち高温物を生じさせる操作を特定の人にのみ許可することができる。例えば、調理の手伝いをしようとした子供が両親の知らないところで加熱調理器6のツマミを高温側に動かしてしまうことを防止できる。読取部28の読取範囲を適切に設定すれば、例えばシンク8の前に母親が、加熱調理器6の前に子供がいる場合でも、加熱調理器6のツマミを高温側に動かすような操作が子供によって行われることを防止できる。
このような効果を実現するため、子供を特定するための情報を記憶部27に登録しても良い。かかる場合、動作制御部13は、第2基準領域に手が存在すると手判定部25によって判定されると、予め登録された個人が個人特定装置26によって特定された場合のみ、機器14の高温物を生じさせる操作を不可能にするための指令を出力する。例えば、加熱調理器6は、通常時、全ての操作が許可されている。加熱調理器6では、動作制御部13から上記指令を受けた場合のみ、高温物を生じさせる操作ができなくなる。
本実施の形態では、機器14の高温物を生じさせる操作について言及した。上記と同様の内容によって、例えば、高温物を生じさせる機器14のオン操作を特定の人に制限しても良い。また、ミキサーのような刃物を備えた機器14の操作を特定の人に制限しても良い。台所に存在する他の機器14の操作を特定の人に制限しても良い。
なお、各実施の形態において、制御装置2が備える各部は制御装置2が有する機能を示す。制御装置2は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェースとCPUとメモリとを含む回路を備える。制御装置2は、メモリに記憶されたプログラムをCPUによって実行することにより、各部が有する各機能を実現する。各部が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
また、各実施の形態では、センサ1と制御装置2と報知装置3とがそれぞれ別装置として備えられることを前提に説明を行った。これは一例である。センサ1に制御装置2が有する機能と報知装置3が有する機能とを備えさせ、監視装置を1つの装置として構成しても良い。また、センサ1に制御装置2が有する機能のみを備えさせても良い。センサ1に制御装置2が有する機能の一部のみを備えさせても良い。例えば、手検出部10及び高温物検出部11をセンサ1に備えても良い。
センサ1と制御装置2とを別装置で構成する場合は、センサ1及び制御装置2間の信号の送受信を有線或いは無線のどちらで行っても良い。例えば、制御装置2が屋外或いは遠隔に設けられている場合は、センサ1及び制御装置2間の信号の送受信をインターネットを介して行っても良い。
各実施の形態では、監視装置が専用の報知装置3を備える場合について説明した。これは一例である。報知装置3として、報知機能を備えた他の装置を利用しても良い。例えば、報知装置3としてリビングに設置されたテレビを使用することができる。スマートホン等の携帯情報端末を報知装置3として使用しても良い。かかる構成であれば、警報が行われるような状況が発生したことを他の部屋或いは屋外でも知ることができる。報知装置3として、専用の装置と兼用の装置との双方を使用しても良い。
1 センサ、 2 制御装置、 3 報知装置、 4 換気装置、 5 レンジフード、 5a フード下端部、 6 加熱調理器、 7 鍋、 8 シンク、 9 給湯水栓、 10 手検出部、 11 高温物検出部、 12 距離判定部、 13 動作制御部、 14 機器、 15 給湯器、 16 動作判定部、 17 足検出部、 18 床面検出部、 19 温度判定部、 20 床暖房装置、 21 空調装置、 22 空調装置、 23 天井、 24 高温物判定部、 25 手判定部、 26 個人特定装置、 27 記憶部、 28 読取部、 29 個人判定部

Claims (10)

  1. 検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、人の手の位置を検出する手検出手段と、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、高温物の位置を検出する高温物検出手段と、
    前記手検出手段によって検出された手の位置と前記高温物検出手段によって検出された高温物の位置との距離が基準距離より短い場合に、高温物の存在を報知装置から報知させる動作制御手段と、
    を備えた監視装置。
  2. 検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、人の手の位置を検出する手検出手段と、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、高温物の位置を検出する高温物検出手段と、
    前記手検出手段によって検出された手の位置が前記高温物検出手段によって検出された高温物の位置に接近している場合に、高温物の存在を報知装置から報知させる動作制御手段と、
    を備えた監視装置。
  3. 前記高温物検出手段は、前記センサによって検出された温度が基準温度より高い物を高温物と判定し、
    前記基準温度は、40℃より高い予め設定された温度である
    請求項1又は請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記動作制御手段は、高温物の存在を前記報知装置から報知させる際に、前記高温物検出手段によって位置が検出された高温物の温度を低下させるための動作を機器に行わせる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の監視装置。
  5. 前記センサは、台所に配置され、
    前記機器は、給湯器又は加熱調理器である
    請求項4に記載の監視装置。
  6. 前記センサは、赤外線を感知する素子を備え、台所の換気装置に設けられた請求項1から請求項5の何れか一項に記載の監視装置。
  7. 前記高温物検出手段によって検出された高温物の位置に基づいて、加熱調理器の上に高温物が存在するか否かを判定する高温物判定手段と、
    前記手検出手段によって検出された手の位置に基づいて、加熱調理器の加熱源の位置を含む第1基準領域に手が存在するか否かを判定する手判定手段と、
    を備え、
    前記センサは、レンジフード及び昇降装置を有する換気装置が設けられた台所に配置され、
    前記動作制御手段は、加熱調理器の上に高温物が存在すると前記高温物判定手段によって判定され且つ前記第1基準領域に手が存在しないと前記手判定手段によって判定された場合に、前記レンジフードの下端が低くなるように前記昇降装置を動作させる請求項1から請求項4の何れか一項に記載の監視装置。
  8. 予め登録された個人を特定する個人特定手段と、
    前記手検出手段によって検出された手の位置に基づいて、高温物を生じさせる機器の操作位置を含む第2基準領域に手が存在するか否かを判定する手判定手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段は、前記第2基準領域に手が存在すると前記手判定手段によって判定された場合は、予め登録された個人が前記個人特定手段によって特定された場合のみ、前記機器の高温物を生じさせる操作を可能にさせる又は不可能にさせる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の監視装置。
  9. 検出範囲に存在する物の温度を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、人の足の位置及び温度を検出する足検出手段と、
    前記センサによって検出された温度に基づいて、前記足検出手段によって検出された足の位置に隣接する床面の温度を検出する床面検出手段と、
    前記足検出手段によって検出された足の温度と前記床面検出手段によって検出された床面の温度との双方が基準温度より低い場合に、足の温度を低下させない又は足を温めるための動作を機器に行わせる動作制御手段と、
    を備えた監視装置。
  10. 前記機器は、台所に設けられた換気装置、台所に設けられた床暖房装置、台所に設けられた空調装置又は台所に隣接する部屋に設けられた空調装置である請求項9に記載の監視装置。
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