JP2016143080A - 情報提供サーバ、および情報提供プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】推奨スポットを提案するためのデータのうち整備されていない範囲のデータを、少ないコストで効率的に整備する。
【解決手段】情報提供サーバ１００は、特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースを備え、立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付け、受け付けた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザプロファイルデータを作成し、作成したユーザプロファイルデータに基づいて、立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新し、更新したＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを特定し、特定した推奨スポットに関する情報を前記ユーザ端末に送信する。
【選択図】図５

Description

本発明は、推奨スポットを提案する情報提供サーバ、および当該情報提供サーバを動作制御するための情報提供プログラムに関するものである。

従来から収集したデータを用いてデータベースから情報を収集して所定の検索結果を出力する技術が開示されている（例えば、特許文献１）。

特開平２００６−１２３７１３号公報

上述した特許文献１のような技術を用いて適切な検索結果を出力させるためには、データベースの整備コストが大きな負担になるという課題があった。すなわち、適切な検索結果を出力するために、整備されていないデータ項目を整備するためのコスト負担を小さくし、効率的に高水準のデータベースを整えていくことが求められていた。

本発明は、推奨スポットを提案するためのデータのうち整備されていない範囲のデータを、少ないコストで効率的に整備していくことを目的とする。

本発明に係る情報提供サーバは、通信ネットワークを介して接続するユーザ端末に対して推奨スポットを提案する情報提供サーバであって、特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースと、少なくとも立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付ける移動ログ受信手段と、受け付けられた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザ属性を含むユーザプロファイルデータを作成するユーザプロファイルデータ作成手段と、作成されたユーザプロファイルデータに基づいて、前記立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新するＰＯＩ情報更新手段と、更新されたＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを特定する推奨スポット特定手段と、特定された推奨スポットに関する情報を前記ユーザ端末に送信する推奨スポット提案手段とを含むことを特徴とする。

上記の構成としたことで、推奨スポットを提案するためのデータのうち整備されていない範囲のデータを、少ないコストで効率的に整備していくことができるようになる。

作成されたユーザプロファイルデータと、ユーザＩＤとを対応付けて記憶するユーザプロファイルデータ記憶手段を含み、前記推奨スポット提案手段は、ユーザＩＤを受信して対応するユーザプロファイルデータを特定し、特定されたユーザプロファイルデータと更新されたＰＯＩ情報とを参照して推奨スポットを提案する構成とされていてもよい。

ユーザからユーザ情報の入力を受け付けるユーザ入力受付手段を含み、前記ユーザプロファイルデータ作成手段は、受け付けられた移動ログとＰＯＩ情報、および前記ユーザ入力受付手段により受け付けられたユーザ情報のうち少なくとも何れか一方に基づいてユーザプロファイルデータを作成する構成とされていてもよい。

前記スポット属性は、家族構成、移動手段、趣味、およびスポットに到達するまでの距離のうち少なくとも何れか１つの項目を含み、前記ユーザプロファイルデータは、前記スポット属性に含まれるデータのうち少なくともいずれか１つの項目に関するデータを含む構成とされていてもよい。

前記スポット属性は、データの蓄積数を含み、蓄積数が所定の閾値に到達したことを条件として、抽出対象のスポット属性になる構成とされていてもよい。

また、本発明に係る情報提供プログラムは、推奨スポットを提案する情報提供サーバの動作を制御するための情報提供プログラムであって、特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースを備える前記情報提供サーバに、少なくとも立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付ける移動ログ受信処理と、受け付けた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザ属性を含むユーザプロファイルデータを作成するユーザプロファイルデータ作成処理と、作成したユーザプロファイルデータに基づいて、前記立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新するＰＯＩ情報更新処理と、更新したＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを提案する推奨スポット提案処理とを実行させるためのものである。

本発明によれば、推奨スポットを提案するためのデータのうち整備されていない範囲のデータを、少ないコストで効率的に整備していくことができるようになる。

情報提供システムの構成の例を示すブロック図である。 情報提供サーバの構成の例を示すブロック図である。 ＰＯＩ情報データベースに含まれるＰＯＩ情報の例を示す説明図である。 ユーザプロファイルデータの格納例を示す説明図である。 推奨スポット提案処理の例を示すフローチャートである。 第１のユーザプロファイルデータ作成処理の例を示すフローチャートである。 図４に示すデータを更新したときのユーザプロファイルデータの格納例を示す説明図である。 ＰＯＩ情報更新処理の例を示すフローチャートである。 図３に示す情報を更新したときのＰＯＩ情報を更新したときのＰＯＩ情報の格納例を示す説明図である。 第２のユーザプロファイルデータ作成処理の例を示すフローチャートである。 推奨スポットに関する情報を表示する表示画面の例を示す説明図である。

以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。

図１は、情報提供システム１０００の構成の例を示すブロック図である。図１に示すように、情報提供システム１０００は、情報提供サーバ１００と、ユーザ端末としてのナビゲーション装置２００〜２０Ｎ（Ｎは任意の整数）とを含む。

情報提供サーバ１００は、通信ネットワーク３００を介してそれぞれ接続するナビゲーション装置２００〜２０Ｎに対して推奨スポットを提案するサーバである。

ナビゲーション装置２００〜２０Ｎは、ユーザ端末としてユーザにより管理される端末であって、一般的なナビゲーション装置としての各種機能を備える。なお、ナビゲーション装置２００〜２０Ｎについては、以下の説明では特に必要な場合を除きナビゲーション装置２００を例にして説明する。

まず、情報提供サーバ１００の詳細な説明を行う。
図２は、情報提供サーバ１００の構成の例を示すブロック図である。図２に示すように、情報提供サーバ１００は、制御部１０と、記憶部２０と、メモリ３０と、出力部４０と、通信部５０と、入力部６０とを含む。

制御部１０は、例えばＣＰＵにより構成される。ＣＰＵなどにより構成される制御部１０は、記憶部２０に記憶された各種プログラムに従い、情報提供サーバ１００を構成する各要素を統括制御し、データベースを更新する処理等の各種処理を実行するための機能を有する。制御部１０の詳細な説明は後で行う。

記憶部２０は、情報提供サーバ１００が使用する各種コンピュータプログラムや、電子機器制御装置として必要な各種情報を格納する記憶媒体である。例えば、記憶部２０は、ＲＯＭやＲＡＭなどで構成される。なお、特に図示しないが、記憶部２０は、システムソフトウェアおよびアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを格納するプログラム記憶部を含む。記憶部２０の詳細な説明は後で行う。

メモリ３０は、制御部１０が処理する各種情報を一時的に保持する記憶媒体である。例えば、メモリ３０は、ＲＡＭなどの半導体記憶装置により構成される。

出力部４０は、各種情報を本システムの管理者が認識可能な形で出力する機能を有する。出力部４０は、例えば、画像情報を表示する表示装置（例えば、入力機能を併せ持つタッチパネルなど）により構成される。

通信部５０は、通信ネットワーク３００を介してナビゲーション装置２００と各種情報（例えば、移動ログや推奨スポットの情報）の送受信を行うための機能を有する。例えば、通信部５０は、無線ＬＡＮなどの無線通信技術により構成される。

入力部６０は、システムの管理者からの指示を受け付ける機能などの各種入力機能を備える。

次に制御部１０の詳細な説明を行う。
制御部１０は、通信処理部１１と、ユーザプロファイルデータ作成部１２と、ＰＯＩ情報更新部１３と、推奨スポット特定部１４とを含む。

通信処理部１１は、通信部５０によりナビゲーション装置２００〜２０Ｎと各種情報の送受信を行うための処理を実行する機能を有する。本例においては、通信処理部１１は、移動ログやユーザ情報などのナビゲーション装置２００〜２０Ｎを管理するそれぞれのユーザに関連する情報をナビゲーション装置２００〜２０Ｎから受信する処理を実行する。また、通信処理部１１は、特定された推奨スポットに関する情報をナビゲーション装置２００〜２０Ｎに対して送信する処理を実行する。

ユーザプロファイルデータ作成部１２は、ユーザプロファイルデータを作成する処理や作成されているユーザプロファイルデータを更新・修正する処理を実行する機能を有する。ユーザプロファイルデータ作成部１２は、ナビゲーション装置２００から送信された移動ログに基づいてそのユーザの各種属性を分析する処理や、分析結果に基づいてユーザに対応するユーザプロファイルデータを作成する処理を実行する。このとき、ナビゲーション装置２００から、ユーザが入力したユーザ情報を取得できた場合には、取得できたユーザ情報に基づいてユーザプロファイルデータを作成するように構成されていてもよい。当然に、ユーザプロファイルデータ作成部１２はこれらの処理を組み合わせることによってユーザプロファイルデータを作成するように構成されていてもよい。

本例では、ユーザの移動ログからユーザの属性を分析する際に、後述するＰＯＩ情報に対応付けされているスポット属性を用いる。すなわち、本例のシステム１０００は、立寄っているスポットのスポット属性に基づいて（から逆算して）、そのスポットに立ち寄るユーザの家族構成や趣味を分析する。しかしながら、このような構成に限らず、情報提供サーバ１００が、各種スポットの属性と、施設または場所とが対応付けされたプロファイリング用のデータをＰＯＩ情報データベースとは別に記憶部に格納するように構成されていてもよい。

ＰＯＩ情報更新部１３は、ＰＯＩ情報データベース２１に格納されるＰＯＩ情報を更新する処理を実行する機能を有する。具体的には、ＰＯＩ情報更新部１３は、作成されたユーザプロファイルデータと、移動ログとから、どのようなユーザに利用されているＰＯＩであるかを特定し、ＰＯＩ情報を更新する。なお、ＰＯＩ情報の更新は、必要に応じて適宜行われるように構成されていてもよい。ここでいう「必要に応じて」とは、もう新たに情報を蓄積する必要がないと判断されたＰＯＩ情報（例えば、所定の属性を有するユーザの蓄積数（利用数）が推奨可能な程度に達しているＰＯＩ情報）については、更新しないようにすることを示す。

推奨スポット特定部１４は、ユーザに推奨するスポットに関する情報を特定する処理を実行する機能を有する。すなわち、推奨スポット特定部１４は、ユーザプロファイルデータ作成部１２によって作成された含むユーザプロファイルデータと、ＰＯＩ情報更新部１３によって更新されたＰＯＩ情報とに基づいて、ユーザに対して推奨する推奨スポットを特定し、提案する推奨スポットに関する情報を特定する処理を実行する機能を有する。

次に記憶部２０の詳細な説明を行う。
記憶部２０は、システムソフトウェアおよびアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを格納するプログラム記憶部と、ＰＯＩ情報データベース２１と、ユーザプロファイルデータ記憶部２２とを含む。

ＰＯＩ情報データベース２１は、ＰＯＩの詳細な情報を示すＰＯＩ情報を格納するデータベースである。

図３は、ＰＯＩ情報データベースに含まれるＰＯＩ情報の例を示す説明図である。図３に示すように、ＰＯＩ情報は、名称、位置、画像、ジャンル、およびスポット属性を含む。スポット属性の各項目に対しては、そのデータの蓄積数を示す数値が含まれる。

なお、スポット属性は、蓄積数が所定の閾値に到達したことを条件として、抽出対象のスポット属性になるように構成されていてもよい。

ここで、「スポット属性」は、ＰＯＩの属性を示す情報である。図３に示すように、スポット属性は、ユーザに関連する情報（ユーザ属性。例えば、「家族構成」や、「趣味」など。）と、利用状況に関連する情報（利用状況属性。例えば、「移動手段」や、「スポットに到達するまでの距離」など。）を含む。すなわち、スポット属性は、本例に示すように、どのようなユーザがどのような状況において利用するのか、または利用しているのかを特定するための情報である。

ここで「家族構成」は、そのスポットを訪れた人数や、その内訳などを示す情報である。例えば、「大２子１乳０」という家族構成がスポット属性として定義されている場合には、「大人２人と子供１人の３人家族に良く使われているスポットである」ことが特定される。また、「大２子１乳１」という家族構成がスポット属性として定義されている場合には、「の３人家族に良く使われているスポットである」ことが特定される。また、「大１」という家族構成がスポット属性として定義されている場合には、「大人ひとりで楽しめるスポットである」ことが特定される。

ここで、「趣味」は、どのような趣味を有するユーザによってそのスポットが利用されているのかを示す情報である。例えば、「アウトドア」という趣味がスポット属性として定義されている場合には、「アウトドアを趣味とする人に人気なスポットである」ことが特定される。

ここで、「移動手段」は、どのようなアクセス方法によってそのスポットが利用されているのかを示す情報である。例えば、「電車」という移動手段がスポット属性として定義されている場合には、「電車でアクセスするのに便利なスポットである」ことが特定される。また、「車」という移動手段がスポット属性として定義されている場合には、「車でアクセスするのに便利なスポットである」ことが特定される。

ここで「スポットに到達するまでの距離」は、遠方から訪れる人に人気なのか、近くにいる人がよく訪れる場所なのかを示す情報である。

なお、本例の情報提供システム１０００は、スポット属性として定義される項目について１の属性が定義されるように構成されているが、このような構成に限らず、複数の属性が定義されるように構成されていてもよい。すなわち、情報提供システム１０００は、「移動手段」を例にすると、「電車」、「車」、および「バス」という３つのアクセス方法で良く利用されていることを特定可能に構成されていてもよい。

ユーザプロファイルデータ記憶部２２は、ユーザプロファイルデータを記憶する記憶媒体である。

図４は、ユーザプロファイルデータの格納例を示す説明図である。ユーザプロファイルデータは、ユーザプロファイルデータ作成部１２により作成された情報である。図４に示すように、ユーザプロファイルデータは、ユーザＩＤと、ユーザ属性とを含む。ここで、ユーザＩＤは、ユーザを一意に特定するための情報である。またここで、ユーザ属性は、ユーザの特徴・属性を示す情報であり、例えば、家族構成や趣味などの項目を含む。

なお、情報提供システム１０００は、より詳細な情報（小分類で整理される項目）をスポット属性として対応付け可能な構成としておき、一定の信頼性が確保されてから利用可能な情報とするように構成することもできる。すなわち、情報提供システム１０００は、ナビゲーション端末から収集した情報に基づいてデータベースを細分化していくように構成されていてもよい。具体的には、情報提供システム１０００は、項目別に情報を蓄積し、所定数の情報が蓄積されるまで大きな分類の情報を抽出対象の項目（代表スポット属性）とし、蓄積数が一定数（所定の閾値）を超えたときに抽出対象の項目（代表スポット属性）を小分類に変更するように構成されていてもよい。このような構成によれば、データの信頼性を維持しながら低コストでデータの細分化を行うことができるようになる。

次にナビゲーション装置２００について説明する。
ナビゲーション装置２００は、モバイルタイプのパーソナルコンピュータや専用デバイスなどの情報処理装置によって構成されるものである。特に図示しないが、本例のナビゲーション装置２００は、制御部、記憶部、出力部、センサ部、通信部、および入力部を備え、一般的なナビゲーション装置としての各種機能を備える。

ナビゲーション装置２００制御部が実行する各種機能は、ナビゲーション装置２００が備える記憶部に格納される各種プログラムによって制御される。各種処理の例としては、センサ部が取得した情報に基づいて自車位置を特定する処理や、各種情報を情報提供サーバ１００に送信する処理や、情報提供サーバから受信した推奨スポットに関する情報を表示画面に表示する処理や、ユーザからの入力を受け付ける処理などが含まれる。

次に、情報提供システム１０００の概念について説明する。情報提供システム１０００では、情報提供サーバ１００が、複数のナビゲーション装置２００，２０１，２０２，２０３・・・２０Ｎと接続し、各ナビゲーション装置から、移動ログ、推奨スポット提案要求、およびユーザ入力のうち少なくともいずれかの情報を受信する。受信した情報に基づいて、ユーザプロファイルデータを作成または更新する処理や、ＰＯＩ情報データベースの更新処理や、推奨スポットの提案処理などが実行される。

特に、移動ログが受信された場合に、ユーザプロファイルデータを作成・更新処理およびＰＯＩ情報データベースの更新処理が実行されるため、移動ログが受信されるにつれて、ユーザプロファイルデータおよびＰＯＩ情報が整備されていく。ユーザプロファイルデータの作成・更新処理については、ユーザが項目を適宜指定したユーザ入力を用いることもできるため、より正確な情報で構成されるユーザプロファイルデータの作成に役立つとともに、より正確な情報で構成されるＰＯＩ情報の作成にも役立つことになる。

次に、情報提供システム１０００の動作について図面を参照して説明する。なお、本発明に特に係わらない処理については、その詳細な説明を省略している場合がある。

図５は、情報提供システム１０００における推奨スポット提案処理の例を示すフローチャートである。特に、図５では、情報提供サーバ１００に対して、ナビゲーション装置２００が移動ログを送信した後に推奨スポット情報の送信要求を送信し、ナビゲーション装置２０１がユーザ入力を送信する場合を例にして説明を行う。なお、本例のナビゲーション装置２００は、ユーザプロファイルデータが作成されていない場合を例にして説明を行う。

推奨スポット提案処理において、先ず、ナビゲーション装置２００が移動ログを情報提供サーバ１００に送信する（ステップＳ１０１）。移動ログを受信した情報提供サーバ１００は、第１のユーザプロファイルデータ作成処理（ステップＳ２００）と、ＰＯＩ情報データベース更新処理（ステップＳ３００）とを実行する。

図６は、第１のユーザプロファイルデータ作成処理の例を示すフローチャートである。

ユーザプロファイルデータ作成処理では、先ず、情報提供サーバ１００は、移動ログに基づいてユーザ属性についての解析処理が実行される（ステップＳ２０１〜Ｓ２０３）。

解析処理では、先ず、移動ログには立寄ったスポットに関する情報が含まれているので、情報提供サーバ１００は、移動ログに含まれる立寄ったスポットを特定する（ステップＳ２０１）。本例では、図３に示す「スポットＡ」と「スポットＢ」とが含まれる場合を例にして説明する。

立寄ったスポットが特定されると、情報提供サーバ１００は、ＰＯＩ情報を参照して立寄ったスポットを示すＰＯＩ情報のスポット属性を特定する（ステップＳ２０２）。図３に示すように、スポットＡには、「大２子１乳０」および「アウトドア」というスポット属性が対応付けされており、スポットＢにはスポット属性が対応付けされていない。そのためスポット属性として、「大２子１乳０」および「アウトドア」という情報が特定される。

立寄ったスポットのスポット属性が特定されると、情報提供サーバ１００は、スポット属性のうちユーザに関連する情報（ユーザ属性。つまり、家族構成や、趣味などの各項目。本例であれば、「大２子１乳０」という家族構成。）を特定する（ステップＳ２０３）。すなわち、情報提供サーバは、ＰＯＩ情報からスポット属性を抽出する。

なお、このとき、情報提供システム１０００は、蓄積数が所定の閾値に到達したことを条件として抽出対象のスポット属性とするように構成されていてもよい。例えば、情報提供システム１０００は、蓄積数が項目全体の３０％を超えている場合に抽出対象のスポット属性とするように構成されていてもよい。

解析処理によりユーザ属性が特定されると、情報提供サーバ１００は、情報提供サーバ１００が、移動ログにユーザＩＤが含まれているのか否かを判定する（ステップＳ２０４）。ここで、後で詳しく説明するが、既にユーザプロファイルデータが作成されているナビゲーション装置には、ユーザＩＤが割り振られている。そして、ナビゲーション装置は、移動ログやユーザ入力を情報提供サーバ１００に送信する際にはユーザＩＤを含めて当該情報を送信する。本例では、まだユーザプロファイルデータが作成されていないナビゲーション装置２００から移動ログが送信されてきているため、送信された移動ログにはユーザＩＤが含まれていないことになる。

移動ログにユーザＩＤが含まれているとき（ステップＳ２０４のＹ）には、情報提供サーバ１００は、当該同一のＩＤを含むユーザプロファイルデータを更新対象となるユーザプロファイルデータとして特定する（ステップＳ２０５）。

更新対象となるユーザプロファイルデータが特定されると、情報提供サーバ１００は、ステップＳ２０３で特定されたユーザ属性に基づいてユーザプロファイルデータを更新する（ステップＳ２０６）。このとき、本例の情報提供サーバ１００は、更新前のユーザプロファイルデータと異なる部分をステップＳ２０３で特定されたユーザ属性に書き換える。なお、このような構成に限られず、情報提供システム１０００は、各項目別に該当数を蓄積しておき、所定の蓄積数となっている項目を代表となる代表ユーザ属性として取り扱うように構成されていてもよく、また、上位２つの項目を代表ユーザ属性として取り扱うように構成されていてもよい。

一方、ユーザＩＤが移動ログに含まれていないと判定したとき（ステップＳ２０４のＮ）には、情報提供サーバ１００は、新規なユーザＩＤと、ステップＳ２０３で特定されたユーザ属性を対応付けて、新規なユーザプロファイルデータを作成し、ユーザプロファイルデータ記憶部２２に格納する（ステップＳ２０７）。

ここで図７は、図４に示すデータを更新したときのユーザプロファイルデータの格納例を示す説明図である。図７に示すように、「ユーザＩＤ００３」というＩＤが割り振られ、「大２子１乳０」および「アウトドア」というユーザ属性を含むユーザプロファイルデータが作成され、格納される。

ユーザプロファイルデータが新たに作成され、ユーザプロファイルデータ記憶部２２に格納されると、情報提供サーバ１００は、移動ログを送信したナビゲーション装置に対して、割り振ったユーザＩＤを通知する（ステップＳ２０８）。このとき、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置自身のＩＤを自己の記憶媒体に格納し、次回のデータ送信（例えば、移動ログの送信、推奨スポット提案要求の送信）時に情報提供サーバ１００に送信する。

ユーザプロファイルデータが更新されると、または移動ログを送信したナビゲーション装置に設定したユーザＩＤが通知されると、情報提供サーバ１００は、作成・更新したユーザプロファイルデータと、移動ログとを用いてＰＯＩ情報更新処理を実行する。

図８は、ＰＯＩ情報更新処理の例を示すフローチャートである。

ＰＯＩ情報更新処理において、先ず、情報提供サーバ１００は、移動ログを送信したユーザのユーザプロファイルデータを特定する（ステップＳ３０１）。本例では、ステップＳ２００の第１のユーザプロファイルデータ作成処理で作成されたユーザプロファイルデータが特定される。すなわち、図７に示すように、「大２子１乳０」、および「アウトドア」というユーザ属性を含む「ユーザＩＤ００３」が特定される。

ユーザプロファイルデータが特定されると、移動ログには立寄ったスポットに関する情報が含まれているので、情報提供サーバ１００は、移動ログに含まれる立寄ったスポットを特定する（ステップＳ３０２）。具体的には、「スポットＡ」および「スポットＢ」が特定される。なお、処理負荷を小さくするため、ステップＳ２０１で特定した立寄ったスポットに関する情報をメモリに格納しておくように構成されていてもよい。

立寄ったスポットが特定されると、情報提供サーバ１００は、立寄ったスポット（本例では、スポットＡおよびスポットＢ）に対して、ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けて更新する（ステップＳ３０３）。本例では、「スポットＢ」については、未だにスポット属性が対応付けされていないため、「大２子１乳０」、および「アウトドア」というスポット属性が対応付けされる。一方で、「スポットＡ」については、既に、「大２子１乳０」、および「アウトドア」という項目が含まれているので、「大２子１乳０」、および「アウトドア」という項目の蓄積数が１加算される。なお、このとき、情報提供システム１０００は、立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新するように構成されていればよい。

ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性がスポット属性として対応付けされると、情報提供サーバ１００は、移動ログに含まれる利用状況情報を特定し、立寄ったスポット（本例では、スポットＡおよびスポットＢ）に対して、スポット属性として対応付けて更新する（ステップＳ３０４）。すなわち、情報提供サーバ１００は、どのような移動手段でスポットＡおよびＢに立ち寄ったのか、スポットＡおよびＢに何時に到着したのか、目的地から何時間かけて到着したのかなどのスポットに立ち寄った際の状況を特定する。本例では、移動ログにおいて「夕方」に「車」を利用しており、「近距離」の移動であることを示す情報が含まれる場合を例にして説明する。

図９は、図３に示す情報を更新したときのＰＯＩ情報を更新したときのＰＯＩ情報の格納例を示す説明図である。図９に示すように、「スポットＢ」に含まれるスポット属性が、「ユーザＩＤ００１」に含まれるユーザ属性を参照して、「大２子１乳０」、および「アウトドア」を含むように更新される。さらに、「スポットＡ」および「スポットＢ」に含まれるスポット属性が、移動ログに含まれる利用属性を参照して、「車」、「近距離」および「夕方」を含むように更新される。

ＰＯＩ情報が更新されると、情報提供サーバ１００は、ＰＯＩ情報更新処理を終了し、推奨スポット提案処理に戻る。

推奨スポット提案処理に戻ると、情報提供サーバ１００は、ユーザ入力をナビゲーション装置２０１から受信して（ステップＳ１０２）、第２のユーザプロファイルデータ作成処理を実行する（ステップＳ４００）。

図１０は、第２のユーザプロファイルデータ作成処理の例を示すフローチャートである。

第２のユーザプロファイルデータ作成処理において、先ず、情報提供サーバ１００は、ユーザ入力にユーザＩＤが含まれているか否かを判定する（ステップＳ４０１）。

移動ログにユーザＩＤが含まれているとき（ステップＳ４０１のＹ）には、情報提供サーバ１００は、当該同一のＩＤを含むユーザプロファイルデータを更新対象となるユーザプロファイルデータとして特定する（ステップＳ４０２）。

更新対象となるユーザプロファイルデータが特定されると、情報提供サーバ１００は、ユーザ入力に含まれるユーザ属性に基づいてユーザプロファイルデータを更新する（ステップＳ４０３）。このとき、本例の情報提供サーバ１００は、更新前のユーザプロファイルデータと異なる部分をユーザ入力に含まれるユーザ属性に書き換える。なお、このような構成に限られず、情報提供システム１０００は、各項目別に該当数を蓄積しておき、所定の蓄積数となっている項目を代表となる代表ユーザ属性として取り扱うように構成されていてもよく、また、上位２つの項目を代表ユーザ属性として取り扱うように構成されていてもよい。

ユーザＩＤが含まれていないと判定したとき（ステップＳ４０１のＮ）には、情報提供サーバ１００は、新規なユーザＩＤと、ユーザ入力に含まれるユーザ属性を対応付けて、新規なユーザプロファイルデータを作成し、ユーザプロファイルデータ記憶部２２に格納する（ステップＳ４０４）。

ユーザプロファイルデータが新たに作成され、ユーザプロファイルデータ記憶部２２に格納されると、情報提供サーバ１００は、ユーザ入力を送信したナビゲーション装置に対して、割り振ったユーザＩＤを通知する（ステップＳ４０５）。このとき、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置自身のＩＤを自己の記憶媒体に格納し、次回のデータ送信（例えば、移動ログの送信、推奨スポット提案要求の送信）時に情報提供サーバ１００に送信する。

ユーザプロファイルデータが更新されると、またはユーザ入力を送信したナビゲーション装置に設定したユーザＩＤが通知されると、情報提供サーバ１００は、推奨スポット提案処理に戻り、ナビゲーション装置２０２からユーザＩＤと利用状況とを含めた推奨スポット送信要求を受信する（ステップＳ１０３）。ここで、利用状況は、どのような移動手段であるかや、現在時刻や、車両位置などを示す情報を含む。

推奨スポット送信要求が受信されると、情報提供サーバ１００は、推奨スポット送信要求に含まれるユーザＩＤと同一のＩＤを含むユーザプロファイルデータを特定する（ステップＳ１０４）。

ユーザプロファイルデータが特定されると、情報提供サーバ１００は、ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性とＰＯＩ情報とを参照して、同一のユーザ属性をスポット属性（代表スポット属性）として含むスポットを推奨スポットとして特定する（ステップＳ１０５）。このとき、推奨スポット送信要求を送信するナビゲーション装置において推奨移動経路が設定されている場合には、推奨移動経路沿いの範囲を検索範囲としてＰＯＩ情報を抽出するように構成されていればよい。すなわち、推奨スポット送信要求に推奨移動経路に関する情報を含むように構成されていればよい。他方、推奨移動経路が設定されていない場合には、自車位置周辺の所定の範囲を検索範囲としてＰＯＩ情報を抽出するように構成されていればよい。すなわち、推奨スポット送信要求に自車位置を含むように構成されていればよい。当然に抽出範囲に関してはこのような構成に限られず、他の抽出範囲を用いてＰＯＩ情報を抽出するように構成されていてもよい。

推奨スポットが特定されると、情報提供サーバ１００は、特定された推奨スポットに関する情報を推奨スポット送信要求を送信したナビゲーション装置２０２に送信する（ステップＳ１０６）。

推奨スポットに関する情報を受信したナビゲーション装置２０２は、推奨スポットに関する情報を自己の表示装置に表示する（ステップＳ１０７）。

図１１は、推奨スポットに関する情報を表示する表示画面の例を示す説明図である。図１１に示すように、表示画面５００には、道路地図５０１、推奨移動経路５０２、推奨スポット５０３〜５０５、および決定ボタン５０６が表示される。さらに、表示画面５００には、各推奨スポットの簡単な説明５０７が表示される。本例では、推奨スポット５０３〜５０５のうちいずれかのスポットが選択された後、決定ボタン５０６が選択されたことにより、選択済みの推奨スポットを立寄りスポットとする推奨移動経路が再計算される。

ナビゲーション装置に対して推奨スポット情報が送信され、ナビゲーション装置で推奨スポットに関する情報が表示されると、情報提供システム１０００は、推奨スポット提案処理を終了する。

以上に説明したように、本実施の形態に係る情報提供システム１０００（例えば、情報提供サーバ１００）は、通信ネットワークを介して接続するユーザ端末（例えば、ナビゲーション装置２００〜２０Ｎ）に対して推奨スポットを提案する情報提供サーバであって、特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースを備え、少なくとも立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付け、受け付けた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザ属性を含むユーザプロファイルデータを作成し、作成したユーザプロファイルデータに基づいて、立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新し、更新したＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを特定し、特定した推奨スポットに関する情報をユーザ端末に送信する構成としている。このような構成によれば、推奨スポットを提案するためのデータのうち整備されていない範囲のデータを、少ないコストで整備していくことができるようになる。

また、上述した実施の形態で説明したように、情報提供システム１０００（例えば、情報提供サーバ１００）は、作成されたユーザプロファイルデータと、ユーザＩＤとを対応付けて記憶するユーザプロファイルデータ記憶手段を備え、ユーザＩＤを受信して対応するユーザプロファイルデータを特定し、特定したユーザプロファイルデータと更新されたＰＯＩ情報とを参照して推奨スポットを提案するように構成される。このような構成によれば、ＰＯＩデータベース整備するためのデータを、推奨スポットを提案するためのデータとして活用することができるようになる。したがって、少ないコストで推奨スポットを提案するためのシステムを整備することができるようになる。

また、上述した実施の形態で説明したように、情報提供サーバ１００は、ユーザからユーザ情報の入力を受け付け、受け付けた移動ログとＰＯＩ情報、および受け付けたユーザ情報のうち少なくとも何れか一方に基づいてユーザプロファイルデータを作成するように構成されていてもよい。このような構成によれば、このような構成によれば、ユーザの協力を得られた場合に対応することができるようになる。したがって、推奨スポットを提案するためのシステムを効率的に整備していくことができるようになる。

また、上述した実施の形態で説明したように、スポット属性は、家族構成、移動手段、趣味、およびスポットに到達するまでの距離のうち少なくとも何れか１つの項目を含み、ユーザプロファイルデータは、スポット属性に含まれるデータのうち少なくともいずれか１つの項目に関するデータを含むように構成されていてもよい。

また、上述した実施の形態で説明したように、スポット属性は、データの蓄積数を含み、蓄積数が所定の閾値に到達したことを条件として、抽出対象のスポット属性になるように構成されていてもよい。このような構成によれば、一定の確度を得られた情報に基づいて情報を提供することができるようになる。少ないコストでよりより信頼度の高い情報をユーザに提供することができるシステムを提供することができるようになる。

また、上述した実施の形態で説明したように、移動ログは、立寄ったスポットと利用状況を示す利用状況情報とを含み、情報提供サーバ１００が、移動ログに含まれる立寄ったスポットとユーザプロファイルとに基づいて特定されたユーザ属性、および移動ログに含まれる利用状況情報とをスポット属性として対応付けする構成としている。このような構成によれば、移動ログとデータベースの整備を効率的に結びつけることができるようになる。

また、上述した実施の形態では特に言及していないが、ナビゲーション装置が、ユーザプロファイルデータを記憶するユーザプロファイルデータ記憶部を備え、移動ログ、ユーザ入力または推奨スポット送信要求とともにユーザプロファイルデータを送信するように構成されていてもよい。この場合には、情報提供サーバ１００は、受信したユーザプロファイルデータをメモリに格納し、上述した処理に基づいて更新した後にナビゲーション装置に送信するように構成されていればよい。

また、上述した実施の形態における情報提供サーバ１００およびナビゲーション装置２００は、自己が備える記憶装置に記憶されている各種制御プログラムに従って、上述した各種の処理を実行する。

本発明は、推奨スポットを提案する際に用いるデータベースを整備するのに有用である。

１００ 情報提供サーバ
１０ 制御部
１１ 通信処理部
１２ ユーザプロファイルデータ作成部
１３ ＰＯＩ情報更新部
１４ 推奨スポット特定部
２０ 記憶部
２１ ＰＯＩ情報データベース
２２ ユーザプロファイルデータ記憶部
３０ メモリ
４０ 表示部
５０ 通信部
６０ 入力部
２００〜２０Ｎ ナビゲーション装置
３００ 通信ネットワーク
１０００ 情報提供システム

Claims (6)

1. 通信ネットワークを介して接続するユーザ端末に対して推奨スポットを提案する情報提供サーバであって、
   特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースと、
   少なくとも立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付ける移動ログ受信手段と、
   受け付けられた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザ属性を含むユーザプロファイルデータを作成するユーザプロファイルデータ作成手段と、
   作成されたユーザプロファイルデータに基づいて、前記立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新するＰＯＩ情報更新手段と、
   更新されたＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを特定する推奨スポット特定手段と、
   特定された推奨スポットに関する情報を前記ユーザ端末に送信する推奨スポット提案手段とを含む
   ことを特徴とする情報提供サーバ。
2. 作成されたユーザプロファイルデータと、ユーザＩＤとを対応付けて記憶するユーザプロファイルデータ記憶手段を含み、
   前記推奨スポット提案手段は、ユーザＩＤを受信して対応するユーザプロファイルデータを特定し、特定されたユーザプロファイルデータと更新されたＰＯＩ情報とを参照して推奨スポットを提案する
   請求項１記載の情報提供サーバ。
3. ユーザからユーザ情報の入力を受け付けるユーザ入力受付手段を含み、
   前記ユーザプロファイルデータ作成手段は、受け付けられた移動ログとＰＯＩ情報、および前記ユーザ入力受付手段により受け付けられたユーザ情報のうち少なくとも何れか一方に基づいてユーザプロファイルデータを作成する
   請求項１または請求項２記載の情報提供サーバ。
4. 前記スポット属性は、家族構成、移動手段、趣味、およびスポットに到達するまでの距離のうち少なくとも何れか１つの項目を含み、
   前記ユーザプロファイルデータは、前記スポット属性に含まれるデータのうち少なくともいずれか１つの項目に関するデータを含む
   請求項１から請求項３のうち何れかに記載の情報提供サーバ。
5. 前記スポット属性は、
   データの蓄積数を含み、
   蓄積数が所定の閾値に到達したことを条件として、抽出対象のスポット属性になる
   請求項１から請求項４のうち何れかに記載の情報提供サーバ。
6. 推奨スポットを提案する情報提供サーバの動作を制御するための情報提供プログラムであって、
   特定のユーザが立寄り易いことを示すスポット属性を対応付け可能なＰＯＩ情報を記憶するＰＯＩ情報データベースを備える前記情報提供サーバに、
   少なくとも立寄りスポットを含む移動ログをユーザ端末から受け付ける移動ログ受信処理と、
   受け付けた移動ログとＰＯＩ情報に基づいてユーザごとのユーザ属性を含むユーザプロファイルデータを作成するユーザプロファイルデータ作成処理と、
   作成したユーザプロファイルデータに基づいて、前記立寄りスポットに対応するＰＯＩ情報のうち少なくともスポット属性が対応付けされていないＰＯＩ情報に対して当該ユーザプロファイルデータに含まれるユーザ属性をスポット属性として対応付けしてＰＯＩ情報を更新するＰＯＩ情報更新処理と、
   更新したＰＯＩ情報を参照して推奨スポットを提案する推奨スポット提案処理とを
   実行させるための情報提供プログラム。

Images