JP2016142529A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】既知ではない車両の走行予定経路を利用者に容易に認識させる技術を提供する。【解決手段】通信装置は、車両に搭載された車載撮像装置が撮像した車両の進行方向における撮像画像の送受信を行う。記録手段は、車載撮像装置から受信した撮像画像を、撮像画像が撮像されたときの車両の位置を表す位置情報を少なくとも含む撮像情報と共に、記録部に記録する。選択手段(S240)は、要求情報に基づく車両の走行予定経路上に複数の表示地点を定め、表示地点ごとに、記録部に記録されている撮像画像の中から、撮像情報に基づいて、少なくとも表示地点に位置情報の表す車両の位置が対応する撮像画像を経路画像として選択する。送信手段(S260)は、走行予定経路に基づく予め定められた順序で経路画像が表示装置に表示されるように、経路画像を表示装置へ送信する。【選択図】図5
Description
本発明は、車両に搭載された撮像装置により撮像された撮像画像の送受信を行う技術に関する。
従来、目的地までの車両の走行予定経路を取得する種々の技術が知られている。特許文献1には、サーバに登録された目的地までの走行予定経路(ドライブコース)を、通信網を介して車両にて取得する技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、取得される走行予定経路は目的地に至るまでの経路のみを表すため、走行予定経路を取得した利用者にとって該経路が既知ではない場合、利用者は走行予定経路を十分に認識することができなかった。例えば、既知ではない走行予定経路について、経路途中の右折箇所の様子や他の抜け道の有無や目的地周辺における目印となる建物の有無などを認識することは困難である。すなわち、既知ではない車両の走行予定経路を利用者に十分に認識させることが困難であるという問題があった。
本発明は、既知ではない車両の走行予定経路を利用者に容易に認識させる技術を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、車両に搭載された車載撮像装置が撮像した車両の進行方向における撮像画像の送受信を行う通信装置であって、記録手段と、選択手段と、送信手段とを備える。記録手段は、車載撮像装置から受信した撮像画像を、撮像画像が撮像されたときの車両の位置を表す位置情報を少なくとも含む撮像情報と共に、記録部に記録する。選択手段は、要求情報に基づく車両の走行予定経路上に複数の表示地点を定め、表示地点ごとに、記録部に記録されている撮像画像の中から、撮像情報に基づいて、少なくとも表示地点に位置情報の表す車両の位置が対応する撮像画像を経路画像として選択する。送信手段は、走行予定経路に基づく予め定められた順序で経路画像が表示装置に表示されるように、経路画像を表示装置へ送信する。
このような構成では、車両の走行予定経路が、その走行予定経路を実際に走行した車両の車載撮像装置によって撮像された撮像画像を用いて表示装置に表示される。これによれば、走行予定経路が既知ではない場合であっても、表示装置に表示された画像によって、車両の走行予定経路を利用者に容易に認識させることができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.構成]
図1に示す画像管理装置1は、一例として、タクシー運行業務を行うタクシー会社のサーバとして実現される。画像管理装置1は、タクシーの車両(以下、単に車両という)に搭載されたドライブレコーダとの無線通信によってドライブレコーダから画像を受信すると共に、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯電話等の利用者端末からの要求に従って画像を送信する装置である。なお、ドライブレコーダは、タクシー会社の所有する複数の車両に搭載されている。
[1.構成]
図1に示す画像管理装置1は、一例として、タクシー運行業務を行うタクシー会社のサーバとして実現される。画像管理装置1は、タクシーの車両(以下、単に車両という)に搭載されたドライブレコーダとの無線通信によってドライブレコーダから画像を受信すると共に、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯電話等の利用者端末からの要求に従って画像を送信する装置である。なお、ドライブレコーダは、タクシー会社の所有する複数の車両に搭載されている。
はじめに、ドライブレコーダについて説明する。
図2に示すように、ドライブレコーダ2は、車両に搭載され、車両カメラ21と、GPS受信器22と、車両記録部23と、車両通信部24と、車両制御部25とを、少なくとも備える。車両カメラ21は、予め定められた撮像時間間隔で、ドライブレコーダ2が搭載された車両の進行方向前方を撮像する。GPS受信器22は、GPS(Global Positioning System)衛星との通信を行うことによって、ドライブレコーダ2が搭載された車両の位置(位置座標)を表すための情報を取得する。車両記録部23は、車両カメラ21によって撮像された画像を記録するための記録装置である。なお、画像とは静止画像を意味するものとする。車両通信部24は、画像管理装置1との間で無線による通信を行う装置である。車両制御部25は、図示しないCPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータを備え、ROM等に記録されたプログラムに従って、ドライブレコーダ2としての各種機能を実現するための処理を実行する。一例として、車両制御部25は、車両カメラ21にて撮像された画像を車両記録部23に記録するための画像処理、及び、記録された画像を車両通信部24を介して画像管理装置1へ送信する機能を実現するための送信処理を実行する。
図2に示すように、ドライブレコーダ2は、車両に搭載され、車両カメラ21と、GPS受信器22と、車両記録部23と、車両通信部24と、車両制御部25とを、少なくとも備える。車両カメラ21は、予め定められた撮像時間間隔で、ドライブレコーダ2が搭載された車両の進行方向前方を撮像する。GPS受信器22は、GPS(Global Positioning System)衛星との通信を行うことによって、ドライブレコーダ2が搭載された車両の位置(位置座標)を表すための情報を取得する。車両記録部23は、車両カメラ21によって撮像された画像を記録するための記録装置である。なお、画像とは静止画像を意味するものとする。車両通信部24は、画像管理装置1との間で無線による通信を行う装置である。車両制御部25は、図示しないCPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータを備え、ROM等に記録されたプログラムに従って、ドライブレコーダ2としての各種機能を実現するための処理を実行する。一例として、車両制御部25は、車両カメラ21にて撮像された画像を車両記録部23に記録するための画像処理、及び、記録された画像を車両通信部24を介して画像管理装置1へ送信する機能を実現するための送信処理を実行する。
画像処理では、車両制御部25は、車両が所定の出発地点を出発してから所定の目的地点に到着するまでの間に車両カメラ21にて撮像された画像を、一例としてExif(登録商標)画像として車両記録部23に記録する。車両制御部25は、GPS受信器22を介して取得された情報に基づいて、該画像が撮像されたときの車両の位置を表す位置情報を付加して車両記録部23に該画像を記録する。
送信処理では、車両制御部25は、車両が目的地点に到着したことをきっかけとして、車両が出発地点から目的地点まで走行する間に車両記録部23に記録された画像群(位置情報が付加された画像群)を画像管理装置1へ送信する。
次に、図1に戻り、画像管理装置1について説明する。
画像管理装置1は、対車両通信部11と、画像データベース(画像DB)12と、制御部13と、対利用者端末通信部14とを、備える。対車両通信部11は、ドライブレコーダ2の車両通信部24との間で無線による通信を行う。画像DB12は、対車両通信部11を介して車両から受信した画像を記録する。制御部13は、CPU131、ROM132、RAM133等を有する周知のマイクロコンピュータを備え、ROM132等に記録されたプログラムに従って、各種機能を実現する処理を実行する。一例として、制御部13は、ドライブレコーダ2から送信された画像を画像DB12に記録する記録処理や、利用者端末からの要求に従って該利用者端末に画像表示を行わせるための出力を行う出力処理を実行する。対利用者端末通信部14は、車両に搭載されたドライブレコーダ2が備える車両通信部24との間で、インターネット網及びデータ通信基地局等を介して、通信可能に構成されている。
画像管理装置1は、対車両通信部11と、画像データベース(画像DB)12と、制御部13と、対利用者端末通信部14とを、備える。対車両通信部11は、ドライブレコーダ2の車両通信部24との間で無線による通信を行う。画像DB12は、対車両通信部11を介して車両から受信した画像を記録する。制御部13は、CPU131、ROM132、RAM133等を有する周知のマイクロコンピュータを備え、ROM132等に記録されたプログラムに従って、各種機能を実現する処理を実行する。一例として、制御部13は、ドライブレコーダ2から送信された画像を画像DB12に記録する記録処理や、利用者端末からの要求に従って該利用者端末に画像表示を行わせるための出力を行う出力処理を実行する。対利用者端末通信部14は、車両に搭載されたドライブレコーダ2が備える車両通信部24との間で、インターネット網及びデータ通信基地局等を介して、通信可能に構成されている。
続いて、利用者端末について説明する。利用者端末は、例えば、タクシー会社の事務所等に設置されたPCや、タクシー乗務員の携帯する所謂スマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話等により具現化される。利用者端末の構成の一例を図3示す。利用者端末3は、端末通信部31と、HIF部32と、端末制御部33と、を備える。端末通信部31は、画像管理装置1との間で通信可能に構成されている。HIF部32は、入力部321と表示部322とを備える。入力部321は、利用者からの入力操作を受け付け、操作内容を端末制御部33へ出力する。表示部322は、端末制御部33からの出力に従って画像を表示する。端末制御部33は、図示しないCPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータを備え、利用者端末としての各種機能を実現する処理を実行する。
端末制御部33は、一例として、出発地点から目的地点までの車両の走行予定経路の表示を要求する指令が入力部321から入力されると、該指令内容を表す要求情報を端末通信部31を介して画像管理装置1へ送信する処理を実行する。以下では、走行予定経路の表示を要求する指令を行った者を利用者という、要求情報には、走行予定経路における出発地点、目的地点、出発地点から目的地点へ到達するまでの間に経由する経由地点等の位置座標を表す位置情報や、走行予定経路を特定するための経路探索条件等が含まれる。経路探索条件とは、例えば、車両の走行距離が最短距離である走行予定経路、車両の走行時間が最短時間である走行予定経路等の様に、利用者の希望する走行予定経路に対する各種条件が含まれる。また、端末制御部33は、端末通信部31を介して画像管理装置1から受信した出力に従って、具体的には画像管理装置1から受信した後述する走行予定経路情報、経路画像群、及び表示指令に従って、表示部322に画像を表示させる処理を実行する。
[2.処理]
[2−1.記録処理]
次に、制御部13が実行する記録処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。記録処理は、対車両通信部11が、ドライブレコーダ2の送信した画像群を受信したことをきっかけとして実行される。
[2−1.記録処理]
次に、制御部13が実行する記録処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。記録処理は、対車両通信部11が、ドライブレコーダ2の送信した画像群を受信したことをきっかけとして実行される。
はじめに、S(ステップ)110では、制御部13は、対車両通信部11にて受信された画像群を取得し、RAM133に記録する。
次にS120では、制御部13は、RAM133に記録された画像群から1つの画像を取得する。画像群は、該画像群を送信した車両にて出発地点から目的地点に向かうまでの間に所定の撮像時間間隔で撮像された複数の静止画像である。制御部13は、出発地点から目的地点に向かうまでの間に撮像されたこれら複数の画像から1つの画像を、撮像された順に、取得する。
次にS120では、制御部13は、RAM133に記録された画像群から1つの画像を取得する。画像群は、該画像群を送信した車両にて出発地点から目的地点に向かうまでの間に所定の撮像時間間隔で撮像された複数の静止画像である。制御部13は、出発地点から目的地点に向かうまでの間に撮像されたこれら複数の画像から1つの画像を、撮像された順に、取得する。
続くS130では、制御部13は、S120にて取得した画像に付加されている位置情報を取得する。
次にS140では、制御部13は、S120にて取得した画像が撮像されたときの車両の移動方向を算出する。具体的には、制御部13は、少なくとも、S120にて取得した画像が撮像された直前に撮像された前画像、及び直後に撮像された後画像のうちいずれか一方が示す位置情報と、S130にて取得した位置情報とに基づいて、移動方向を算出する。
次にS140では、制御部13は、S120にて取得した画像が撮像されたときの車両の移動方向を算出する。具体的には、制御部13は、少なくとも、S120にて取得した画像が撮像された直前に撮像された前画像、及び直後に撮像された後画像のうちいずれか一方が示す位置情報と、S130にて取得した位置情報とに基づいて、移動方向を算出する。
続くS150では、制御部13は、画像管理装置1が備える図示しない地図データベースに記録されている地図情報に基づいて、S130にて取得した位置情報が示す位置座標(絶対位置)の補正を行う。補正は、周知のマップマッチング等の手法を用いて行われてよい。
次にS160では、制御部13は、S120にて取得した画像を、S140にて算出した移動方向を表す移動情報とS150にて補正した位置座標と共に、画像DB12に記録する。
続くS170では、制御部13は、S110にて取得された画像群のうち全ての画像の記録を終了したか否かを判断する。制御部13は、全ての画像の記録を終了していない場合は、処理をS120へ移行させ、S120〜S170の処理を実行し、全ての画像の記録を終了している場合は、本記録処理を終了する。
[2−2.出力処理]
続いて、制御部13が実行する出力処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。出力処理は、対利用者端末通信部14が、利用者端末3から要求情報を受信したことをきっかけとして実行される。
続いて、制御部13が実行する出力処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。出力処理は、対利用者端末通信部14が、利用者端末3から要求情報を受信したことをきっかけとして実行される。
S210では、制御部13は、対車両通信部11を介して受信した要求情報に基づいて、出発地点から目的地点までの走行予定経路を特定する。
次にS220では、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路上に複数の表示地点を設定する。一例として、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路上を車両が仮に所定速度(例えば40[km/h])で出発地点から目的地点まで走行した場合に、該車両が所定の通過時間間隔(例えば0.1[sec])ごとに通過する走行予定経路上の位置を、それぞれ表示地点として設定する。図6に、走行予定経路K上に設定した表示地点P(P1〜Pn-1)の一例を示す。なお、本実施形態では、出発地点P0及び到着地点Pnを表示地点Pとして含むものとする。
次にS220では、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路上に複数の表示地点を設定する。一例として、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路上を車両が仮に所定速度(例えば40[km/h])で出発地点から目的地点まで走行した場合に、該車両が所定の通過時間間隔(例えば0.1[sec])ごとに通過する走行予定経路上の位置を、それぞれ表示地点として設定する。図6に、走行予定経路K上に設定した表示地点P(P1〜Pn-1)の一例を示す。なお、本実施形態では、出発地点P0及び到着地点Pnを表示地点Pとして含むものとする。
続くS230では、制御部13は、S220にて設定した表示地点ごとに、該表示地点の位置座標と、該表示地点における走行予定経路に沿った車両の走行予定方向である経路方向とを算出する。図6に、表示地点P(出発地点P0)における経路方向Dの一例を示す。
次にS240では、制御部13は、表示地点ごとに、位置情報及び移動情報とともに画像DB12に記録されている画像の中から、該表示地点の位置座標に位置情報の表す位置が対応すると共に該表示地点における経路方向に移動情報の表す移動方向が対応する画像を、取得する。
続くS250では、S240にて表示地点ごとに取得した画像を、経路画像群としてRAM133に記録する。
最後にS260では、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路を表す走行予定経路情報と、S250にてRAM133に記録した経路画像群と、表示指令とを、対利用者端末通信部14を介して利用者端末3へ送信して本出力処理を終了する。
最後にS260では、制御部13は、S210にて特定した走行予定経路を表す走行予定経路情報と、S250にてRAM133に記録した経路画像群と、表示指令とを、対利用者端末通信部14を介して利用者端末3へ送信して本出力処理を終了する。
ここで、表示指令は、表示部322における経路画像の表示態様を指示する指令であり、本実施形態では、経路画像群におけるそれぞれの経路画像を、予め定められた順序で、所定の表示時間間隔ごとに、利用者端末3の表示部322に表示させるための指令である。経路画像は、走行予定経路の出発地点に対応する経路画像から目的地点に対応する経路画像まで、表示地点ごと順に表示される。表示時間間隔は、所定の表示時間閾値以下に定められている。また、表示指令により、一例として図7に示すように、表示部322における画像の表示領域は、地図上に示した走行予定経路の画像が表示される経路表示領域G1と、経路画像が表示される経路表示領域G2とを、備えるように設定される。
すなわち、本処理により、端末通信部31を介して受信された経路画像が、表示指令に従って、表示時間間隔ごとに、経路画像表示領域G2に表示される。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[3A]画像管理装置1は、出発地点から目的地点までの走行予定経路を、その走行予定経路を実際に走行した車両のドライブレコーダ2によって撮像された撮像画像を用いて、利用者端末3の表示部322に表示させる。これによれば、走行予定経路が利用者にとって既知ではない場合であっても、経路のみを表示する従来技術よりも容易に、走行予定経路を利用者に認識させることができる。例えば、タクシーの乗務員を利用者とした場合、既知ではない走行予定経路について、経路途中の右折箇所などの様子や他の抜け道の有無やタクシーを予約した顧客との待ち合わせ場所である建物の入口の位置などを、該乗務員に目的地までの下見を行わせること無く認識させることが可能となる。
[3B]画像管理装置1は、ドライブレコーダ2にて撮像された撮像画像を、位置情報及び移動情報と共に画像DB12に記録する。そして、画像管理装置1は、走行予定経路上の表示地点に位置情報の表す位置が対応する画像であって、且つ該表示地点における経路情報に移動情報の表す移動方向が対応する撮像画像を、経路画像として選択する。すなわち、進行方向前方を撮像した撮像画像が経路画像として選択される。これによれば、運転者の目線に近い撮像画像を用いて走行予定経路が表示されるため、利用者に走行予定経路をより詳細に理解させることができる。
[3C]画像管理装置1は、所定の表示時間閾値以下の時間間隔で経路画像が表示部322に表示されるように、表示部322に経路画像を送信する。これによれば、表示時間閾値を適宜小さい値に定めることにより、動画のごとく経路画像を順に表示させることが可能となる。表示時間閾値は、表示部322に順に表示された経路画像を動画として利用者に認識させることが可能な程度に短い時間間隔に設定されることが望ましい。
[3D]走行予定経路を特定するための要求情報は、利用者端末3からの入力に基づく。これによれば、利用者の要求に沿った走行予定経路を表示させることができる。
なお、本実施形態では、画像管理装置1(制御部13)が通信装置の一例に相当し、画像DB12が記録部の一例に相当し、ドライブレコーダ2が車載撮像装置の一例に相当し、利用者端末3が表示装置の一例に相当する。また、S160が記録手段としての処理の一例に相当し、S240が選択手段としての処理の一例に相当し、S260が送信手段としての処理の一例に相当し、S210が取得手段としての処理の一例に相当する。また、位置情報、移動情報が撮像情報としての一例に相当する。
なお、本実施形態では、画像管理装置1(制御部13)が通信装置の一例に相当し、画像DB12が記録部の一例に相当し、ドライブレコーダ2が車載撮像装置の一例に相当し、利用者端末3が表示装置の一例に相当する。また、S160が記録手段としての処理の一例に相当し、S240が選択手段としての処理の一例に相当し、S260が送信手段としての処理の一例に相当し、S210が取得手段としての処理の一例に相当する。また、位置情報、移動情報が撮像情報としての一例に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[4A]画像管理装置は、ドライブレコーダにて撮像された撮像画像を、該撮像画像が撮像された時刻を表す時刻情報と共に画像DBに記録してもよい。そして、画像管理装置は、走行予定経路を車両が走行する走行予定時刻に、撮像画像が撮像されたときの時刻が対応する画像を経路画像として選択してもよい。これによれば、利用者が車両で走行予定経路を走行する状況により近い状況で撮像された撮像画像を用いて走行予定経路が表示されるため、走行予定経路をより詳細に利用者に理解させることができる。走行予定時刻は要求情報に基づくものであってもよい。なお、この場合、時刻情報が撮像情報としての一例に相当する。
[4B]上記実施形態では、タクシー会社のサーバに本発明を適用した例について説明したが、本発明の適用例はこれに限るものではない。例えば、荷物の配達業務や食品の宅配業務等に利用されるサーバに本発明を適用し、配達業務を行う車両に搭載されたドライブレコーダによって撮像された画像を用いて、利用者端末に撮像画像を用いた走行予定経路を表示させてもよい。
[4C]上記実施形態では、出力処理のS220において、走行予定経路を車両が仮の車速である40[km/h]で走行した場合に該車両が通過時間間隔である0.1[sec]ごとに通過する走行予定経路上の位置をそれぞれ表示地点として設定したが、表示地点の設定態様はこれに限るものではない。仮の車速を40[km/h]とは異なる任意の速度として表示地点を設定してもよいし、通過時間間隔を0.1[sec]とは異なる任意の時間間隔として表示地点を設定してもよい。例えば、仮の車速は、走行予定経路における法定速度であってもよい。また、走行予定経路上に所定の距離ごとに表示地点を設定してもよい。
[4D]上記実施形態では、画像管理装置1と利用者端末3とは異なる装置として構成されていたが、画像管理装置1は構成要素として利用者端末3を備えるものであってもよい。
[4E]上記実施形態では、ドライブレコーダ2は画像管理装置1との通信を行う車両通信部24を備えていたが、ドライブレコーダ2は車両通信部24を備えないものあってもよい。例えば、ドライブレコーダ2は、車両カメラ21にて撮像された撮像画像をSDカード等の外部メディアに記録するものであってもよい。この場合、画像管理装置1は、該外部メディアに記録された撮像画像を取得し、画像DB12に記録するものであってもよい。
[4F]上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[4G]本発明は、前述した画像管理装置1、制御部13、画像管理装置1を備えるシステムの他、制御部13としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、通信法など、種々の形態で実現することができる。
1…動画管理装置 2…ドライブレコーダ 3…利用者端末 13…制御部 131…CPU。
Claims (5)
- 車両に搭載された車載撮像装置(2)が撮像した前記車両の進行方向における撮像画像の送受信を行う通信装置(1、13)であって、
前記車載撮像装置から受信した前記撮像画像を、前記撮像画像が撮像されたときの前記車両の位置を表す位置情報を少なくとも含む撮像情報と共に、記録部(12)に記録する記録手段(S160)と、
要求情報に基づく車両の走行予定経路上に複数の表示地点を定め、前記表示地点ごとに、前記記録部に記録されている前記撮像画像の中から、前記撮像情報に基づいて、少なくとも前記表示地点に前記位置情報の表す前記車両の位置が対応する前記撮像画像を経路画像として選択する選択手段(S240)と、
前記走行予定経路に基づく予め定められた順序で前記経路画像が表示装置(3)に表示されるように、前記経路画像を前記表示装置へ送信する送信手段(S260)と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置であって、
前記撮像情報は、前記撮像画像が撮像されたときの前記車両の移動方向を表す移動情報を含み、
前記選択手段は、前記表示地点における前記走行予定経路に沿った車両の走行予定方向である経路方向に前記移動情報の表す前記移動方向が対応する前記撮像画像を、前記経路画像として選択する
ことを特徴とする通信装置。 - 請求項1または請求項2に記載の通信装置であって、
前記撮像情報は、前記撮像画像が撮像された時刻を表す時刻情報を含み、
前記選択手段は、前記走行予定経路を車両が走行する走行予定時刻に前記時刻情報が対応する前記撮像画像を、前記経路画像として選択する
ことを特徴とする通信装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の通信装置であって、
前記送信手段は、予め定められた表示時間閾値以下の時間間隔で、前記経路画像が前記前記表示装置に表示されるように、前記経路画像を送信する
ことを特徴とする通信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信装置であって、
前記要求情報は、前記表示装置からの入力に基づく
ことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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