JP2016142471A - スターリング冷凍機 - Google Patents

スターリング冷凍機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016142471A
JP2016142471A JP2015019457A JP2015019457A JP2016142471A JP 2016142471 A JP2016142471 A JP 2016142471A JP 2015019457 A JP2015019457 A JP 2015019457A JP 2015019457 A JP2015019457 A JP 2015019457A JP 2016142471 A JP2016142471 A JP 2016142471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regenerator
expander
central axis
working gas
displacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015019457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6433318B2 (ja
Inventor
中野 恭介
Kyosuke Nakano
恭介 中野
善勝 平塚
Yoshikatsu Hiratsuka
善勝 平塚
健太 湯本
Kenta Yumoto
健太 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2015019457A priority Critical patent/JP6433318B2/ja
Priority to PCT/JP2016/050127 priority patent/WO2016121418A1/ja
Publication of JP2016142471A publication Critical patent/JP2016142471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6433318B2 publication Critical patent/JP6433318B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】スターリング冷凍機の蓄冷器に生じうる作動ガスの偏流を緩和する。【解決手段】スターリング冷凍機は、膨張機13と、圧縮機11と、圧縮機11を膨張機13に接続する少なくとも1つの接続管12と、を備える。膨張機13は、中心軸の方向に延在する蓄冷器38であって、中心軸の方向において蓄冷器38の一端側に位置する圧縮空間36と中心軸の方向において蓄冷器38の他端側に位置する膨張空間28との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器38と、蓄冷器38を収容する膨張機容器20であって、圧縮空間36を囲む容器部分を備える膨張機容器20と、を備える。容器部分は、中心軸に対して一方側に形成され接続管12に接続される第1接続口56と、中心軸に対して他方側に形成され接続管12に接続される第2接続口58と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、スターリング冷凍機に関する。
スターリング冷凍機の一種として、圧縮機の可動部と膨張機の可動部とが機械的に連結されていないスプリット式スターリング冷凍機が知られている。スプリット式スターリング冷凍機は、圧縮機と、膨張機と、圧縮機を膨張機に接続する接続管とを有する。接続管は膨張機の側部に接続され膨張機の作動ガス受入室に連通される。膨張機には蓄冷器が設けられている。作動ガスは接続管の出口から作動ガス受入室を経由して蓄冷器に流入する。
特開2000−121187号公報
圧縮機から膨張機に作動ガスが流入するとき、接続管の出口から作動ガス受入室に作動ガスが噴出する。噴出したガスはその勢いによって、ガス受入室のある領域、例えば接続管出口と反対側の領域に向かう。よって、その領域から蓄冷器に流入するガス流量は、他の領域、例えば接続管の側の領域から蓄冷器に流入するガス流量よりも多くなりうる。このようにして、蓄冷器内に偏流が生成される。すなわち、蓄冷器内にガスの流量が比較的多い場所と比較的少ない場所とが生まれ、その結果、これら領域間には温度差が生じうる。このような不均一な蓄冷器温度分布は、蓄冷器の性能低下の原因となる。偏流は、冷凍機の運転周波数が高い場合や冷凍機が大型である場合に顕著となりうる。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、スターリング冷凍機の蓄冷器に生じうる作動ガスの偏流を緩和することにある。
本発明のある態様によると、膨張機と、圧縮機と、前記圧縮機を前記膨張機に接続する接続管と、を備えるスターリング冷凍機が提供される。前記膨張機は、中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス膨張空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス圧縮空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備える。前記接続管は、一端にて前記圧縮機に接続され、他端に分岐部を備える主管と、前記分岐部で前記主管から分岐する第1枝管と、前記分岐部で前記主管から分岐する第2枝管と、を備える。前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記第1枝管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記第2枝管に接続される第2接続口と、を備える。
本発明のある態様によると、膨張機と、少なくとも1つの圧縮機と、前記少なくとも1つの圧縮機を前記膨張機に接続する少なくとも1つの接続管と、を備えるスターリング冷凍機が提供される。前記膨張機は、中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス圧縮空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス膨張空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備える。前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記接続管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記接続管に接続される第2接続口と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、スターリング冷凍機の蓄冷器に生じうる作動ガスの偏流を緩和することができる。
本発明のある実施形態に係るスターリング冷凍機を概略的に示す図である。 本発明のある実施形態に係るスターリング冷凍機の膨張機を概略的に示す断面図である。 あるスターリング冷凍機の膨張機を概略的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスターリング冷凍機の膨張機を概略的に示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図1は、本発明のある実施形態に係るスターリング冷凍機10を概略的に示す図である。スターリング冷凍機10は、圧縮機11、接続管12、及び膨張機13を備える。スターリング冷凍機10は、スプリット式のスターリング冷凍機である。
圧縮機11は、圧縮機ケース14を備える。圧縮機ケース14は、高圧の作動ガスを気密に保持するよう構成されている圧力容器である。作動ガスは例えばヘリウムガスである。また、圧縮機11は、圧縮機ケース14に収容されている圧縮機ユニットを備える。圧縮機ユニットは圧縮機ピストン及び圧縮機シリンダを備えており、それらのうち一方は圧縮機ケース14の中で往復移動するよう構成されている可動部材15であり、他方は圧縮機ケース14に固定されている静止部材である。圧縮機ユニットは、可動部材15の中心軸に沿う方向に可動部材15を圧縮機ケース14に対して移動させるための駆動源を備える。圧縮機11は、可動部材15の往復移動を可能とするように可動部材15を圧縮機ケース14に支持する支持部16を備える。可動部材15は、ある振幅及び周波数で圧縮機ケース14及び静止部材に対し振動する。この結果、圧縮機11内の作動ガスの容積及び圧力も、特定の振幅および周波数で振動する。
圧縮機ピストンと圧縮機シリンダとの間に作動ガス室が形成されている。この作動ガス室は、上述の静止部材及び圧縮機ケース14に形成されている連通路を通じて、接続管12の一端に接続されている。接続管12の他端は、膨張機13の作動ガス受入室へと接続されている。こうして接続管12により、圧縮機11の作動ガス室が膨張機13の作動ガス受入室に接続される。
膨張機13は、図2を参照して後述するように、膨張機容器20、ディスプレーサ22、及び少なくとも1つの支持部40を備える。
図2は、本発明のある実施形態に係る膨張機13を概略的に示す図である。図2には膨張機13の内部構造の概略を示す。
膨張機容器20は、高圧の作動ガスを気密に保持するよう構成されている圧力容器である。この圧力容器は、内部を気密に保持するよう相互に連結された複数の容器部分から構成されていてもよい。ディスプレーサ22は、膨張機容器20の中で往復移動するよう構成されている可動部材である。支持部40は、ディスプレーサ22の往復移動を可能とするようにディスプレーサ22を膨張機容器20に支持する。
膨張機容器20は、第1区画24及び第2区画26を備える。第1区画24は、膨張機容器20とディスプレーサ22との間に形成される作動ガスの膨張空間28及び圧縮空間36を含む。膨張空間28に隣接する膨張機容器20の部分には、対象物を冷却するための冷却ステージ29が設けられている。冷却ステージ29はコールドヘッドとも呼ばれる。第2区画26は、弾性部材30を介してディスプレーサ22を膨張機容器20に支持するよう構成されている。
第2区画26は、ディスプレーサ22の往復移動方向(図において矢印Cで示す)において第1区画24と隣接する。第2区画26と第1区画24との間にはシール部25が設けられており、これにより第2区画26は第1区画24から仕切られている。よって、第1区画24における作動ガスの圧力変動は、第2区画26に伝わらないか、または第2区画26における作動ガスの圧力にあまり影響しない。なお、第2区画26は、接続管12を流れる作動ガスの平均圧力と同等の圧力となるように、作動ガスと同種のガスが封入されている。
ディスプレーサ22は、第1区画24に収容されているディスプレーサヘッド32と、ディスプレーサロッド34と、を備える。ディスプレーサロッド34は、ディスプレーサヘッド32より細い軸部である。ディスプレーサ22はその往復移動方向に平行である中心軸(図において一点鎖線Aで示す)を有しており、ディスプレーサヘッド32及びディスプレーサロッド34はディスプレーサ22の中心軸に同軸に設けられている。ディスプレーサヘッド32は内部に空洞を有しており、作動ガスと同種のガスで満たされている。
ディスプレーサロッド34は、ディスプレーサヘッド32からシール部25を通って第2区画26へと延在する。ディスプレーサロッド34は、ディスプレーサ22の往復移動を可能とするよう第2区画26において膨張機容器20により支持される。上述のシール部25は例えば、ディスプレーサロッド34と膨張機容器20との間に形成されるロッドシールであってもよい。なお、ディスプレーサロッド34もディスプレーサヘッド32と同様に内部に空洞を有している。ディスプレーサロッド34の空洞はディスプレーサヘッド32の空洞と接続している。ディスプレーサロッド34の末端が開放され、ディスプレーサ22の内部空洞は第2区画26に連通されていてもよい。
第1区画24は、ディスプレーサヘッド32を囲むシリンダ部を形成する。このシリンダ部の底面(すなわち冷却ステージ29の内面)とディスプレーサヘッド32の先端面32aとの間に膨張空間28が形成されている。膨張空間28は、ディスプレーサ22の往復移動方向においてディスプレーサヘッド32とディスプレーサロッド34との接合部とは反対側に形成されている。この接合部とシール部25との間には、膨張機13における作動ガスの圧縮空間36が形成されている。よって、ディスプレーサヘッド32は、軸方向一端側にて膨張空間28に面し、軸方向他端側にて圧縮空間36に面する。圧縮空間36は接続管12を通じて圧縮機11に接続される膨張機13の作動ガス受入室である。
膨張機容器20のシリンダ部には、ディスプレーサヘッド32の径方向外側に隣接して蓄冷器38が設けられている。ここで径方向は中心軸の方向に垂直な方向をいう。こうして蓄冷器38は膨張機容器20に収容されている。蓄冷器38は、ディスプレーサ22と同軸に軸方向に延在し、環状またはドーナツ状に形成されている。より具体的には、蓄冷器38は、ディスプレーサヘッド32の外周部においてディスプレーサ22の長手軸を中心軸とする円筒形状の領域に位置するように、膨張機容器20のシリンダ部の側面に備えられる。蓄冷器38は蓄冷材として例えば、金網の積層構造を備える。膨張空間28と圧縮空間36との間の作動ガスの流通は蓄冷器38を通じて可能である。膨張空間28は、中心軸の方向において蓄冷器38の一端側に位置し、圧縮空間36は、中心軸の方向において蓄冷器38の他端側に位置する。
軸方向において蓄冷器38と圧縮空間36の間には、蓄冷器38に隣接して放熱器37が設けられる。放熱器37は例えば水冷式熱交換器である。放熱器37も蓄冷器38と同様に環状またはドーナツ状に形成されている。放熱器37は蓄冷器38とともにシリンダ部を形成する。
放熱器37は、圧縮機11から供給された作動ガスを冷却し、その熱を膨張機13の外部へ放出するための熱交換を実現する。圧縮機11から圧縮空間36に供給される作動ガスは一般に室温より高い温度を有するので、放熱器37は、この高温ガスを室温程度に冷却する。
放熱器37は、ディスプレーサヘッド32の周囲に配設されている。ディスプレーサヘッド32の側面は放熱器37の内壁部と摺動可能であり、それにより放熱器37はディスプレーサヘッド32の軸方向往復移動を案内することができる。圧縮空間36と膨張空間28との作動ガスの流通を妨げるシール部が、ディスプレーサヘッド32の側面と放熱器37の内壁部との間に形成されていてもよい。
また、軸方向において蓄冷器38と冷却ステージ29との間には、蓄冷器38に隣接して低温熱交換器39が取り付けられる。低温熱交換器39は、ディスプレーサ先端部の周囲に配設されている。圧縮空間36と膨張空間28とを接続する作動ガス流路が放熱器37、蓄冷器38、及び低温熱交換器39によって形成されている。径方向において蓄冷器38とディスプレーサヘッド32との間には微小なクリアランスが形成されていてもよい。同様に、径方向において低温熱交換器39とディスプレーサヘッド32との間には微小なクリアランスが形成されていてもよい。
膨張機13は、ディスプレーサ22の往復移動方向における複数の異なる位置で、ディスプレーサ22の往復移動を可能とするようディスプレーサ22を膨張機容器20に支持する。そのために、膨張機13は2つの支持部40を備える。これら2つの支持部40は第2区画26に設けられている。また、蓄冷器38及び放熱器37は上述のように、中心軸の方向におけるディスプレーサ22の往復移動を案内するようディスプレーサヘッド32の周囲に配設されている。よって、蓄冷器38及び放熱器37もまた、ディスプレーサ22の支持部を形成する。このようにして、中心軸に対するディスプレーサ22の傾動を抑制することができる。
支持部40は上述の弾性部材30を備える。弾性部材30は、ディスプレーサ22が中立位置から変位するときディスプレーサ22に弾性的復元力が作用するように、ディスプレーサロッド34と膨張機容器20との間に配設されている。これにより、ディスプレーサ22は、弾性部材30のバネ定数、作動ガスの圧力に起因するバネ定数、およびディスプレーサ22の重量から定まる固有振動数で往復移動する。
弾性部材30は例えば、少なくとも1つの板バネを含むバネ機構を備える。板バネはフレクシャベアリングとも呼ばれるバネであり、ディスプレーサ22の往復移動方向に柔軟であり、往復移動方向に垂直な方向に剛である。したがって、弾性部材30により、ディスプレーサ22はその中心軸に沿う方向への移動が許容されているが、それと直交する方向への移動は規制されている。ディスプレーサロッド34は、弾性部材取付部51を介して弾性部材30に固定される。
このようにして、ディスプレーサ22と弾性部材30とからなる振動系が構成されている。この振動系は、圧縮機11の可動部材15の振動と同一の周波数で当該振動と位相差を有してディスプレーサ22が振動するよう構成されている。ディスプレーサ22は、圧縮機11の可動部材15の振動によって圧縮空間36に生じる作動ガス圧力の脈動によって駆動される。ディスプレーサ22の往復動及び圧縮機11の可動部材15の往復動によって膨張空間28と圧縮空間36との間に逆スターリングサイクルが形成される。こうして、膨張空間28に隣接する低温熱交換器39が冷却される。低温熱交換器39によって冷却ステージ29が冷却され、スターリング冷凍機10は対象物を冷却することができる。
続いて、接続管12及び膨張機容器20の構成について更に説明する。
接続管12は、主管60、第1枝管62、及び第2枝管64を備える。主管60は、その一端にて圧縮機11に接続され、他端に分岐部66を備える。第1枝管62は、分岐部66で主管60から分岐する。同様に、第2枝管64は、分岐部66で主管60から分岐する。
膨張機容器20は、冷却ステージ29に加えて、第1容器部分20a、第2容器部分20b、第3容器部分20c、及び第4容器部分20dを備える。冷却ステージ29、第1容器部分20a、第2容器部分20b、第3容器部分20c、及び第4容器部分20dは、この記載の順に隣接して配置され、膨張機容器20の内部を気密に保持するよう相互に連結されている。
膨張機容器20は、概ね筒状に形成されており、その側壁を第1容器部分20a、第2容器部分20b、第3容器部分20c、及び第4容器部分20dにより形成する。また、軸方向において膨張機容器20の一端は冷却ステージ29により閉じられ、他端は第4容器部分20dにより閉じられている。
第1容器部分20aは、蓄冷器38及び低温熱交換器39を囲む。第2容器部分20bは、放熱器37を囲む。第3容器部分20cは、側壁部52及び底壁部54を備え、圧縮空間36を囲む。側壁部52は、第2容器部分20bを第4容器部分20dに接続する。側壁部52は、中心軸まわりに周方向に延在する。底壁部54は、側壁部52と第4容器部分20dとの接合部において側壁部52から径方向内側に延在する。底壁部54の中心にはディスプレーサロッド34を通す貫通孔が形成されている。底壁部54とディスプレーサロッド34との間にロッドシールが形成される。第4容器部分20dは、第2区画26を画定する。
第3容器部分20cは、中心軸に対して一方側に形成された第1接続口56と、中心軸に対して他方側に形成された第2接続口58と、を備える。第1接続口56は、側壁部52に形成されている。第2接続口58は、中心軸を挟んで第1接続口56と向かい合うように側壁部52に形成されている。第1接続口56及び第2接続口58は、周方向に180度間隔で形成されている。第1接続口56及び第2接続口58は、中心軸に垂直な平面において中心軸を対称点として点対称に形成されている。
第1接続口56に第1枝管62が接続される。同様に、第2接続口58に第2枝管64が接続される。第1枝管62は、径方向に外向きに第1接続口56から分岐部66まで延在する。第2枝管64は、径方向に外向きに第2接続口58から延在する出口部64aと、出口部64aを分岐部66に接続する接続部64bと、を備える。接続部64bは、第4容器部分20dの外面に沿って分岐部66から出口部64aへと延びている。こうして、膨張機13の圧縮空間36が複数の接続口を通じて圧縮機11に接続されている。
膨張機13の圧縮空間36に圧縮機11から作動ガスが流入するとき、第1接続口56は中心軸に向かう第1ガス流れ68を生成する。このとき、第2接続口58は、第1ガス流れ68と反対向きに中心軸に向かう第2ガス流れ70を生成する。こうして、接続管12は、各々が蓄冷器38の中心軸に向かう複数の作動ガス流れを圧縮空間36に生成するように膨張機容器20に接続されている。
なお、分岐部66は第2接続口58の側に設けられていてもよい。この場合、第2枝管64が径方向に外向きに第2接続口58から分岐部66まで延在してもよい。第1枝管62は、径方向に外向きに第1接続口56から延在する出口部と、出口部を分岐部66に接続する接続部と、を備えてもよい。
あるいは、第1枝管62及び第2枝管64のそれぞれが、対応する接続口から径方向外向きに延在する出口部と、出口部を分岐部66に接続する接続部と、を備えてもよい。この場合、第1枝管62における作動ガスの圧力損失が第2枝管64における作動ガスの圧力損失と等しくなるように、第1枝管62及び第2枝管64が構成されていてもよい。例えば、第1枝管62と第2枝管64とが等しい経路、長さ、及び/または断面積を有してもよい。
また、第1枝管62及び/または第2枝管64の接続部は、第3容器部分20cの外面に沿って周方向に延びていてもよい。
図3は、あるスターリング冷凍機の膨張機113を概略的に示す断面図である。膨張機113は、圧縮空間136に単一の接続口156を有する。接続口156は、非分岐の接続管112を通じて圧縮機11に接続される。
膨張機113のその他の構成は、図2に示す膨張機13と概ね同様である。例えば、蓄冷器38は、中心軸の方向におけるディスプレーサ22の往復移動を案内するようディスプレーサヘッド32の周囲に配設されている。蓄冷器38は、軸方向一端側に位置する膨張空間28と軸方向他端側に位置する圧縮空間136との間の作動ガス流路を形成する。
圧縮機11から接続口156を通じて圧縮空間136に噴出したガスはその勢いによって、矢印72で図示するように、接続口156と反対側の壁面158に向かう。ガスは壁面158によって放熱器37へと向けられる。ガスは放熱器37を通って蓄冷器38に流入する。そのため、接続口156と反対側に位置する蓄冷材に流入するガス流量は、接続口156の側に位置する蓄冷材に流入するガス流量よりも多くなる。
ガスは蓄冷器38から膨張空間28に流入し膨張する。矢印74で図示するように、膨張空間28からの戻りガスに関しては逆に、接続口156の側に位置する蓄冷材に流入するガス流量が、接続口156と反対側に位置する蓄冷材に流入するガス流量よりも多くなる。
このようにして、蓄冷器38の内部に偏流が生成される。すなわち、蓄冷器38における軸方向ガス流れに不均一な分布が生じる。その結果、接続口156と反対側に位置する蓄冷材は、接続口156の側に位置する蓄冷材に比べて作動ガスから多くの熱を受け取り、蓄冷器38には周方向及び/または径方向に温度差が生じる。このような不均一な蓄冷器温度分布は、圧力損失の増加や蓄冷器効率の低下を招き、蓄冷器38の性能を低下させうる。偏流ひいては冷凍性能の低下は、冷凍機の運転周波数が高い場合や冷凍機の径方向寸法が大きい場合に顕著となりうる。
これに対して、本実施形態に係る膨張機13においては、図2に示されるように第1ガス流れ68とこれに対向する第2ガス流れ70とが圧縮空間36の中心部にて衝突し、その勢いが抑えられる。したがって、本実施形態に係る膨張機13は、蓄冷器38に生じうる作動ガスの偏流を緩和し、好ましくは防止することができる。よって、中心軸に垂直な面における蓄冷器38の温度分布が均一化され、冷凍性能が向上される。この性能向上は、コールドヘッド温度が低いほど大きくなる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
例えば、1以上の接続口が蓄冷器の中心軸に対して一方側に形成され、1以上の接続口が蓄冷器の中心軸に対して他方側に形成されてもよい。こうして、3つ又はそれより多数の接続口が形成されてもよい。接続口は等角度間隔に形成されてもよい。例えば、一方側に1つの接続口が形成され、他方側に2つの接続口が形成され、これら3つの接続口が周方向に120度間隔に形成されてもよい。つまり軸方向に見て正三角形状に接続口が配置されていてもよく、この場合、接続口は中心軸を挟んで向かい合ってはいない。あるいは、4つの接続口が周方向に90度間隔に形成され、第1組の接続口が中心軸を挟んで向かい合い、第2組の接続口が中心軸を挟んで向かい合っていてもよい。
複数の接続口は等角度間隔に形成されていなくてもよい。例えば、複数の接続口からなる接続口の第1グループが蓄冷器の中心軸に対して一方側に形成され、複数の接続口からなる接続口の第2グループが蓄冷器の中心軸に対して他方側に形成されてもよい。第1グループの接続口は、周方向において互いに近接して配置されてもよい。同様に、第2グループの接続口は、周方向において互いに近接して配置されてもよい。こうして、第1グループの接続口と第2グループの接続口とが対向していてもよい。
第1接続口56、第2接続口58、及び/または、その他の接続口は、側壁部52ではなく、底壁部54に形成されていてもよい。この場合、底壁部54に形成された接続口に対応する接続管は、第4容器部分20d及び第2区画26を通じて当該接続口に接続されてもよい。
図4に示されるように、スターリング冷凍機は、複数の圧縮機11を備えてもよい。この場合、圧縮機11ごとに接続管12’及び接続口56’が設けられていてもよい。接続管12’は、分岐部を有しない管であってもよい。
あるいは、上述の実施形態と同様に、個々の圧縮機11に対応する接続管12’が分岐部を有してもよい。この場合、接続管12’は分岐部において主管から分岐する複数の枝管を有する。枝管のそれぞれが対応する接続口に接続されてもよい。
ある実施形態においては、蓄冷器はディスプレーサに内蔵されていてもよい。この場合、膨張機容器は、蓄冷器内蔵ディスプレーサに隣接する圧縮空間を囲む容器部分を備えてもよい。容器部分は、ディスプレーサ中心軸に対して一方側に形成された1以上の接続口と、ディスプレーサ中心軸に対して他方側に形成された1以上の接続口と、を備えてもよい。接続口のそれぞれには、対応する枝管、または非分岐の接続管が接続されてもよい。
ある実施形態に係るスターリング冷凍機は、スターリング型パルス管冷凍機であってもよい。
本発明の実施形態は以下のように表現することもできる。
1.膨張機と、圧縮機と、前記圧縮機を前記膨張機に接続する接続管と、を備え、
前記膨張機は、
中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス膨張空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス圧縮空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、
前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備え、
前記接続管は、
一端にて前記圧縮機に接続され、他端に分岐部を備える主管と、
前記分岐部で前記主管から分岐する第1枝管と、
前記分岐部で前記主管から分岐する第2枝管と、を備え、
前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記第1枝管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記第2枝管に接続される第2接続口と、を備えることを特徴とするスターリング冷凍機。
2.前記容器部分は、前記中心軸まわりに延在する側壁部を備え、
前記第1接続口と前記第2接続口とは、前記中心軸を挟んで向かい合うように前記側壁部に形成されていることを特徴とする実施形態1に記載のスターリング冷凍機。
3.前記膨張機は、前記中心軸に沿って延在するディスプレーサをさらに備え、
前記ディスプレーサは、軸方向一端側にて前記作動ガス膨張空間に面し、軸方向他端側にて前記作動ガス圧縮空間に面するディスプレーサヘッドを備え、
前記蓄冷器は、前記中心軸の方向における前記ディスプレーサの往復移動を案内するよう前記ディスプレーサヘッドの周囲に配設されていることを特徴とする実施形態1または2に記載のスターリング冷凍機。
4.膨張機と、少なくとも1つの圧縮機と、前記少なくとも1つの圧縮機を前記膨張機に接続する少なくとも1つの接続管と、を備え、
前記膨張機は、
中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス圧縮空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス膨張空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、
前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備え、
前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記接続管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記接続管に接続される第2接続口と、を備えることを特徴とするスターリング冷凍機。
5.前記容器部分は、前記中心軸まわりに延在する側壁部を備え、
前記第1接続口と前記第2接続口とは、前記中心軸を挟んで向かい合うように前記側壁部に形成されていることを特徴とする実施形態4に記載のスターリング冷凍機。
6.前記スターリング型の冷凍機は、単一の圧縮機と、前記単一の圧縮機を前記膨張機に接続する単一の接続管と、を備え、
前記接続管は、
一端にて前記圧縮機に接続され、他端に分岐部を備える主管と、
前記分岐部で前記主管から分岐し、前記第1接続口に接続される第1枝管と、
前記分岐部で前記主管から分岐し、前記第2接続口に接続される第2枝管と、を備えることを特徴とする実施形態4または5に記載のスターリング冷凍機。
7.前記膨張機は、前記中心軸に沿って延在するディスプレーサをさらに備え、
前記ディスプレーサは、軸方向一端側にて前記作動ガス膨張空間に面し、軸方向他端側にて前記作動ガス圧縮空間に面するディスプレーサヘッドを備え、
前記蓄冷器は、前記中心軸の方向における前記ディスプレーサの往復移動を案内するよう前記ディスプレーサヘッドの周囲に配設されていることを特徴とする実施形態4から6のいずれかに記載のスターリング冷凍機。
10 スターリング冷凍機、 11 圧縮機、 12 接続管、 13 膨張機、 20 膨張機容器、 20a 第1容器部分、 20b 第2容器部分、 20c 第3容器部分、 20d 第4容器部分、 22 ディスプレーサ、 28 膨張空間、 32 ディスプレーサヘッド、 36 圧縮空間、 38 蓄冷器、 52 側壁部、 56 第1接続口、 58 第2接続口、 60 主管、 62 第1枝管、 64 第2枝管、 66 分岐部。

Claims (4)

  1. 膨張機と、圧縮機と、前記圧縮機を前記膨張機に接続する接続管と、を備え、
    前記膨張機は、
    中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス膨張空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス圧縮空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、
    前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備え、
    前記接続管は、
    一端にて前記圧縮機に接続され、他端に分岐部を備える主管と、
    前記分岐部で前記主管から分岐する第1枝管と、
    前記分岐部で前記主管から分岐する第2枝管と、を備え、
    前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記第1枝管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記第2枝管に接続される第2接続口と、を備えることを特徴とするスターリング冷凍機。
  2. 前記容器部分は、前記中心軸まわりに延在する側壁部を備え、
    前記第1接続口と前記第2接続口とは、前記中心軸を挟んで向かい合うように前記側壁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスターリング冷凍機。
  3. 前記膨張機は、前記中心軸に沿って延在するディスプレーサをさらに備え、
    前記ディスプレーサは、軸方向一端側にて前記作動ガス膨張空間に面し、軸方向他端側にて前記作動ガス圧縮空間に面するディスプレーサヘッドを備え、
    前記蓄冷器は、前記中心軸の方向における前記ディスプレーサの往復移動を案内するよう前記ディスプレーサヘッドの周囲に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスターリング冷凍機。
  4. 膨張機と、少なくとも1つの圧縮機と、前記少なくとも1つの圧縮機を前記膨張機に接続する少なくとも1つの接続管と、を備え、
    前記膨張機は、
    中心軸の方向に延在する蓄冷器であって、前記中心軸の方向において前記蓄冷器の一端側に位置する作動ガス圧縮空間と前記中心軸の方向において前記蓄冷器の他端側に位置する作動ガス膨張空間との間の作動ガス流路を形成する蓄冷器と、
    前記蓄冷器を収容する膨張機容器であって、前記作動ガス圧縮空間を囲む容器部分を備える膨張機容器と、を備え、
    前記容器部分は、前記中心軸に対して一方側に形成され前記接続管に接続される第1接続口と、前記中心軸に対して他方側に形成され前記接続管に接続される第2接続口と、を備えることを特徴とするスターリング冷凍機。
JP2015019457A 2015-01-29 2015-02-03 スターリング冷凍機 Expired - Fee Related JP6433318B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015019457A JP6433318B2 (ja) 2015-02-03 2015-02-03 スターリング冷凍機
PCT/JP2016/050127 WO2016121418A1 (ja) 2015-01-29 2016-01-05 スターリング冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015019457A JP6433318B2 (ja) 2015-02-03 2015-02-03 スターリング冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016142471A true JP2016142471A (ja) 2016-08-08
JP6433318B2 JP6433318B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=56568527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015019457A Expired - Fee Related JP6433318B2 (ja) 2015-01-29 2015-02-03 スターリング冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6433318B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247934A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Canon Anelva Technix Corp フリーピストン型スターリングサイクル冷凍システム及びフリーピストン型スターリングサイクル冷凍機
JP2008292084A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Aisin Seiki Co Ltd スターリング冷凍機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247934A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Canon Anelva Technix Corp フリーピストン型スターリングサイクル冷凍システム及びフリーピストン型スターリングサイクル冷凍機
JP2008292084A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Aisin Seiki Co Ltd スターリング冷凍機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6433318B2 (ja) 2018-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9976780B2 (en) Stirling-type pulse tube refrigerator
JP2009236456A (ja) パルス管型蓄熱機関
US9127864B2 (en) Regenerative refrigerator
US10393411B2 (en) Stirling cryocooler
JP6433318B2 (ja) スターリング冷凍機
US20170010026A1 (en) Stirling cryocooler
JP6275524B2 (ja) スターリング冷凍機
JP2016057016A (ja) スターリング型パルス管冷凍機
EP1952076A2 (en) Acoustic cooling device with coldhead and resonant driver separated
WO2016121418A1 (ja) スターリング冷凍機
JP2008292084A (ja) スターリング冷凍機
JP6054079B2 (ja) スターリング型冷凍機
JP2012159266A (ja) 熱音響冷凍装置
JP6071917B2 (ja) スターリング冷凍機
JP2016138737A (ja) スターリング冷凍機
JP2015075254A (ja) スターリング型の冷凍機、及び膨張機
JP6440361B2 (ja) 極低温冷凍機
JP2010236744A (ja) パルス管型蓄熱機関
JP2016044821A (ja) スターリング型冷凍機
JP6532392B2 (ja) 極低温冷凍機
US9759459B2 (en) Regenerator and regenerative refrigerator with insertion member
JP2024047316A (ja) スターリング型の極低温冷凍機
JP2019148366A (ja) パルス管冷凍機
JP2008002291A (ja) 圧縮機及びこれを備えた冷凍機
JP2014066393A (ja) 冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6433318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees