JP2016140977A - 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記配線部材は、前記アクチュエータと対向する面に、所定の基準電位が付与された第1導電部を有し、前記アクチュエータは、前記配線部材と対向する面に、前記第1導電部と導通する第2導電部を有し、前記配線部材の、前記アクチュエータの前記第2導電部を覆う部分には、開口部が形成され、前記開口部において前記配線部材から露出した前記第2導電部の一部と、前記流路構造体の前記金属部分とが、前記アクチュエータと前記流路構造体とに跨って配置された導電性材料からなる導通部によって導通していることを特徴とするものである。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、プラテン2と、キャリッジ3と、インクジェットヘッド4と、カートリッジホルダ5と、搬送機構6と、制御装置7等を備えている。
次に、インクジェットヘッド4について説明する。尚、図2では、図面の簡単のため、図3、図4では明確に示されている、圧電アクチュエータ21に電気的に接続されるCOF51、及び、圧電アクチュエータ21の上に配置される導通部56を、二点鎖線で概略的に示している。図2〜図4に示すように、インクジェットヘッド4は、流路構造体20と、流路構造体20の上面に配置された圧電アクチュエータ21と、圧電アクチュエータ21を覆うように、流路構造体20の上方に配置されたCOF51を備えている。
図4に示すように、流路構造体20は、それぞれ流路形成孔が形成された5枚のプレート31〜35が互いに積層されることによって形成されている。5枚のプレート31〜35のうちの、最下層のプレート35は、複数のノズル25が形成されたノズルプレートである。ノズルプレート35は、ポリイミド等の合成樹脂材料で形成されたプレートである。一方、上側の残り4枚のプレート31〜34には、複数のノズル25に連通するマニホールド24や圧力室26等のインク流路となる流路孔が形成されている。4枚のプレート31〜34は、それぞれ金属材料で形成されたプレートである。これら5枚のプレート31〜35が積層されたときにそれぞれの流路孔が連通することによって、流路構造体20には、以下に述べるようなインク流路が形成されている。
圧電アクチュエータ21は、流路構造体20の各ノズル25内のインクに、吐出エネルギーを付与して、各ノズル25からインクを吐出させるものである。この圧電アクチュエータ21は、流路構造体20の上面に、複数の圧力室26を覆うように配置されている。図2〜図4に示すように、圧電アクチュエータ21は、インク封止膜40と、2枚の圧電層41,42と、複数の個別電極44、及び、共通電極45とを備えている。
次に、COF51の構成について説明する。このCOF51は、制御装置7(図1参照)、及び、圧電アクチュエータ21と、それぞれ電気的に接続される。図4、図5に示すように、COF51は、ポリイミド等の合成樹脂材料で形成されてフレキシブル性を有する基板52と、基板52に実装された2つのドライバIC53とを備えている。
20 流路構造体
21 圧電アクチュエータ
25 ノズル
26 圧力室
31 プレート
44 個別電極
45 共通電極
46 端子部
47 表面電極
51 COF
52 基板
55 開口部
56 導通部
62 グランド導電部
62a 導通部分
62b 配線部分
67 開口部
68 導通部
72 開口部
74 グランド導電部
74a 導通部分
74b 配線部分
76 グランド導電部
77 開口部
78 導通部
Claims (9)
- 金属部分を有し、且つ、複数のノズルを含む液体流路を有する流路構造体と、
前記流路構造体の一表面に配置され、前記複数のノズル内の液体に吐出エネルギーを付与するアクチュエータと、
前記アクチュエータを覆うように配置され、前記アクチュエータと電気的に接続された配線部材と、を備え、
前記配線部材は、前記アクチュエータと対向する面に、所定の基準電位が付与された第1導電部を有し、
前記アクチュエータは、前記配線部材と対向する面に、前記第1導電部と導通する第2導電部を有し、
前記配線部材の、前記アクチュエータの前記第2導電部を覆う部分には、開口部が形成され、
前記開口部において前記配線部材から露出した前記第2導電部の一部と、前記流路構造体の前記金属部分とが、前記アクチュエータと前記流路構造体とに跨って配置された導電性材料からなる導通部によって導通していることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記開口部は、前記配線部材の縁部から切り欠かれた形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記アクチュエータは、前記複数のノズルにそれぞれ対応して設けられ、且つ、前記配線部材と対向する面において第1方向に沿って配列された、複数の個別電極を有し、
前記第2導電部は、前記複数の個別電極に対して前記第1方向と直交する第2方向における外側に配置され、且つ、前記第1方向に沿って延在しており、
前記配線部材は、前記アクチュエータから前記第1方向における両側に延びており、
前記配線部材の前記第1導電部は、
前記第1方向に沿って配置されて前記第2導電部と対向し、且つ、前記第2導電部と導通する導通部分と、前記導通部分から前記第1方向における両側にそれぞれ延びる2つの配線部分とを有し、
前記配線部材の、前記第1導電部の前記導通部分の前記第1方向における中央部が配置されている部分に、前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。 - 前記アクチュエータは、前記複数のノズルにそれぞれ対応して設けられ、且つ、前記配線部材と対向する面において第1方向に沿って配列された、複数の個別電極を有し、
前記第2導電部は、前記複数の個別電極に対して前記第1方向と直交する第2方向における外側に配置され、且つ、前記第1方向に沿って延在しており、
前記配線部材は、前記アクチュエータから前記第1方向における一方側にのみ延びており、
前記配線部材の前記第1導電部は、
前記第1方向に沿って配置されて前記第2導電部と対向し、且つ、前記第2導電部と導通する導通部分と、前記導通部分から前記第1方向における前記一方側に延びる配線部分とを有し、
前記配線部材の、前記第1導電部の前記導通部分の前記第1方向における他方側の端部が配置されている部分に、前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。 - 前記アクチュエータは、前記複数のノズルにそれぞれ対応して設けられ、且つ、前記配線部材と対向する面において第1方向に沿って配列された、複数の個別電極を有し、
各個別電極は、前記第1方向と直交する第2方向における一端部に、前記配線部材と接合される端子部を有し、
前記第2導電部は、前記複数の個別電極に対して、前記第2方向における他端側に配置され、
前記配線部材の前記第2導電部を覆う部分に、前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の液体吐出装置。 - 前記アクチュエータは、前記配線部材と対向する面において、前記複数のノズルにそれぞれ対応して配置された複数の個別電極を有し、
前記第2導電部と前記複数の個別電極とが、前記流路構造体の前記一表面に平行な第3方向において並んで配置され、
前記配線部材は前記複数の個別電極を覆っており、
前記配線部材の、前記複数の個別電極を覆う部分よりも、前記第3方向における前記第2導電部側の部分に、前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の液体吐出装置。 - 前記導通部は、前記配線部材の前記開口部の全域を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液体吐出装置。
- 前記開口部は、矩形の平面形状を有することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の液体吐出装置。
- 請求項1〜8の何れかに記載の液体吐出装置の製造方法であって、
前記開口部が形成された前記配線部材を、前記アクチュエータを覆うように配置するとともに、前記配線部材の前記第1導電部を前記第2導電部に電気的に接合し、
前記配線部材を前記アクチュエータに接合した後に、前記配線部材の前記開口部から前記流路構造体の前記金属部分にかけて導電性材料からなる導通部を配置して、前記導通部により、前記開口部において前記配線部材から露出する前記第2導電部と前記流路構造体の前記金属部分とを導通させることを特徴とする液体吐出装置の製造方法。
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