JP2016138836A - 自動分析装置及び自動分析方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部は、試薬ボトルの試薬残量が患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなる前に、試薬ボトルに要求フラグを立てて、所定回数の分析が可能な試薬が残った状態で分析モジュールに試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替えさせる。そして、新たな試薬ボトルを用いて分析モジュールに患者検体の測定を行わせる。その後、制御部は、移送容器搬送部によってコントロール検体が収容された移送容器が搬送されると、要求フラグが付された切り替え前の試薬ボトルを用いて分析モジュールにコントロール検体の測定を行わせる。
【選択図】図5
Description
図7は、切り替え前後の試薬ボトルに収容される試薬を用いて分析される検体の例を示す。図7Aは、切り替え前の試薬ボトルを用いて分析される検体の例を示し、図7Bは、切り替え後の試薬ボトルを用いて分析される検体の例を示す。
コントロール検体収容部は、コントロール検体を収容する。
移送容器搬送部は、コントロール検体収容部からコントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する。
分析モジュールは、試薬が収容される試薬ボトルを保管し、試薬ボトルの試薬残量を測定し、試薬ボトルから取り出した試薬と、移送容器から反応容器に分注されたコントロール検体又は患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、コントロール検体又は患者検体を分析する。
制御部は、試薬ボトルの試薬残量が患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなる前に、試薬ボトルに要求フラグを立てて、所定回数の分析が可能な試薬が残った状態で分析モジュールに試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替えさせ、新たな試薬ボトルを用いて分析モジュールに患者検体の測定を行わせる。そして、制御部は、移送容器搬送部によってコントロール検体が収容された移送容器が搬送されると、要求フラグが付された切り替え前の試薬ボトルを用いて分析モジュールにコントロール検体の測定を行わせる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
以下、本発明の第1の実施の形態例に係るマルチタイプの自動分析装置について、図1〜図5を参照して説明する。
本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1は、マルチタイプの自動分析装置1の概略構成を示す上面図である。
図4は、自動分析装置1が行う従来の動作例を示す。図4では、自動分析装置1内の構成について、符号の記載を一部省略する。また、希釈検体搬送部3によって搬送される希釈容器16a〜16hには、分析モジュール7(4)によって分析される検体が収容されているものとする。
図5は、自動分析装置1の制御部20が行う本実施の形態例に係る動作例を示す。この例においても、分析モジュール7(4)が検体の分析を行う様子について説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るシングルタイプの自動分析装置について説明する。
図6は、シングルタイプの自動分析装置30の斜視図である。
希釈ターンテーブル32(希釈テーブルの一例)には、複数の希釈容器53(移送容器の一例)が希釈ターンテーブル32の周方向に並べて収容されている。希釈液によって希釈された患者検体又はコントロール検体を収容する希釈容器53を保持する希釈ターンテーブル32が、移送容器搬送部として用いられる。
反応ターンテーブル35は、希釈ターンテーブル32と、第1試薬ターンテーブル33及び第2試薬ターンテーブル34の間に配置され、複数の反応容器56が反応ターンテーブル35の周方向に並べて収容されている。
なお、上述した実施の形態例では、第1及び第2試薬が収容される試薬ボトルペアを切り替える例について説明したが、1種類の試薬が収容される試薬ボトルだけを切り替える場合に適用してもよい。また、3種類以上の試薬が収容される3本以上の試薬ボトルを切り替える場合に適用してもよい。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (6)
- コントロール検体を収容するコントロール検体収容部と、
前記コントロール検体収容部から前記コントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する移送容器搬送部と、
試薬が収容される試薬ボトルを保管し、前記試薬ボトルの試薬残量を測定し、前記試薬ボトルから取り出した前記試薬と、前記移送容器から反応容器に分注された前記コントロール検体又は前記患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、前記コントロール検体又は前記患者検体を分析する分析モジュールと、
前記試薬ボトルの試薬残量が前記患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなる前に、前記試薬ボトルに要求フラグを立てて、所定回数の分析が可能な前記試薬が残った状態で前記分析モジュールに前記試薬ボトルを新たな前記試薬ボトルに切り替えさせ、新たな前記試薬ボトルを用いて前記分析モジュールに前記患者検体の測定を行わせ、前記移送容器搬送部によって前記コントロール検体が収容された前記移送容器が搬送されると、前記要求フラグが付された切り替え前の前記試薬ボトルを用いて前記分析モジュールに前記コントロール検体の測定を行わせる制御部と、を備える
自動分析装置。 - 前記制御部は、前記分析モジュールが前記試薬ボトルを切り替えた直後に、前記移送容器搬送部に前記コントロール検体が収容された移送容器を搬送させる
請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記制御部は、前記分析モジュールが前記試薬ボトルを切り替える前に、前記移送容器搬送部に前記コントロール検体が収容された移送容器を搬送させ、前記分析モジュールが前記試薬ボトルを切り替えた直後に、新たな前記試薬ボトルを用いて前記分析モジュールに前記コントロール検体の測定を行わせる
請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記自動分析装置は、複数の前記分析モジュールが連結されたマルチタイプであり、
前記移送容器搬送部は、前記コントロール検体収容部と、前記分析モジュールとに併設される
請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - 前記自動分析装置は、1つの前記分析モジュールで構成されるシングルタイプであり、
前記移送容器搬送部は、希釈液によって希釈された前記患者検体又は前記コントロール検体を保持する希釈テーブルである
請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - コントロール検体を収容するコントロール検体収容部と、
前記コントロール検体収容部から前記コントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する移送容器搬送部と、
試薬が収容される試薬ボトルを保管し、前記試薬ボトルの試薬残量を測定し、前記試薬ボトルから取り出した前記試薬と、前記移送容器から反応容器に分注された前記コントロール検体又は前記患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、前記コントロール検体又は前記患者検体を分析する分析モジュールと、
前記コントロール検体収容部、前記移送容器搬送部、及び前記分析モジュールの動作を制御する制御部と、を備える自動分析装置によって用いられる自動分析方法であって、
前記試薬ボトルの試薬残量が前記患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなる前に、前記試薬ボトルに要求フラグを立てるステップと、
所定回数の分析が可能な前記試薬が残った状態で前記分析モジュールに前記試薬ボトルを新たな前記試薬ボトルに切り替えさせるステップと、
新たな前記試薬ボトルを用いて前記分析モジュールに前記患者検体の測定を行わせるステップと、
前記移送容器搬送部によって前記コントロール検体が収容された前記移送容器が搬送されると、前記要求フラグが付された切り替え前の前記試薬ボトルを用いて前記分析モジュールに前記コントロール検体の測定を行わせるステップと、を含む
自動分析方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7472360B2 (ja) | 2020-02-05 | 2024-04-22 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析方法 |
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2015
- 2015-01-28 JP JP2015014502A patent/JP6403206B2/ja active Active
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