JP2016137233A - 鼻洗浄器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡易でありかつ衛生的に使用できる鼻洗浄器を提供する。
【解決手段】鼻洗浄器1は、洗浄液を貯留可能な容器2と、容器2に着脱可能に装着される蓋3と、蓋3に上方へ向けて突き出るように形成され、上端部に噴射口43を有するノズル4と、蓋3のノズル4とは反対側の面にノズル4と連通するよう取り付けられるホース5とを備える。ノズル4は、蓋3の中心位置Cからずれた位置に設けられている。容器2は、扁平状に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、外鼻孔から洗浄液を流し込んで鼻腔内を洗浄する鼻洗浄器に関する。
従来の鼻洗浄器として、例えば特許文献1に記載の鼻洗浄器が知られている。特許文献1に記載の鼻洗浄器は、洗浄液が貯留された容器と、容器の上部開口を塞ぐ蓋と、洗浄液を噴射可能な噴射口を上端に有するノズルを上端に備えるパイプと、パイプの下端に接続されたホースとを備えている。パイプは、蓋に上下に摺動可能に取り付けられている。特許文献1に記載の鼻洗浄器は、非使用時にはパイプを容器内に押し込むことで、全体がコンパクトになって取り扱いやすくなり、携帯に便利となる。一方、使用時にはパイプを容器から引き出してノズルを鼻腔内に挿入することで、鼻腔内に洗浄液を噴射可能となる。
特許3202973号公報
しかし、特許文献1に記載の鼻洗浄器では、ノズルを有するパイプが蓋に摺動可能に取り付けられているため、部品点数が多く、また、構造が複雑であるという課題がある。加えて、鼻洗浄器は衛生的に使用される必要があるが、特許文献1に記載の鼻洗浄器では、使用時において容器の外部に露出しているパイプの一部分が非使用時には容器の内部に収まるように構成されているので、使用時にパイプに付着した汚れが容器内部に混入するおそれがあり、衛生面でも課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、構造が簡易でありかつ衛生的に使用できる鼻洗浄器を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、外鼻孔から洗浄液を流し込んで鼻腔内を洗浄する鼻洗浄器であって、洗浄液を貯留可能な容器と、前記容器に着脱可能に装着される蓋と、前記蓋に上方へ向けて突き出るように形成され、上端部に噴射口を有するノズルと、前記蓋の前記ノズルとは反対側の面に前記ノズルと連通するよう取り付けられるホースと、を備える鼻洗浄器により達成される。
上記構成の鼻洗浄器において、前記ノズルは、前記蓋の中心位置からずれた位置に設けられていることが好ましい。
また、前記容器は、扁平状に形成されていることがさらに好ましい。
また、前記ノズルは、前記噴射口を複数有していることがさらに好ましい。
また、前記容器は、筒状に連結された正面、背面、左側面及び右側面を有し、前記正面及び前記背面は、上下方向に沿って平坦状をなすように形成されており、前記左側面及び前記右側面は、上下方向に沿って凸状をなすように形成されていることがさらに好ましい。
また、前記容器及び前記蓋は、雄ネジ及び雌ネジの締結により互いに固定され、前記雄ネジは、ネジ山の終端に突起を有し、前記雌ネジは、前記雄ネジとの締結時に前記突起が嵌まり込む溝をネジ山に有することがさらに好ましい。
本発明の鼻洗浄器によれば、ノズルが蓋に一体に設けられているので、鼻洗浄器の部品点数を少なくかつ構造を簡易にすることができる。加えて、ノズルは、使用時及び非使用時ともに、容器の外部に露出しており、容器の内部に収まることがないので、衛生面においても好ましいものとすることができる。
本発明の一実施形態に係る鼻洗浄器の正面図である。 図1の鼻洗浄器の右側面図である。 図1の鼻洗浄器の平面図である。 図1のA−A断面の拡大図である。 図4の一部拡大図である。なお、図5では、ホースを省略している。 容器の正面図である。 図6の容器の右側面図である。 図6の容器の平面図である。 図6の一部拡大図である。 蓋の右側面図である。 図10の蓋の正面図である。 図10の蓋の平面図である。 図10の蓋の底面図である。 図10のB−B断面の拡大図である。 図11のC−C断面の拡大図である。 容器の雄ネジの突起が蓋の雌ネジの溝に嵌まり込んだ状態を拡大して示す一部断面図である。 弁部材の(a)正面図、(b)平面図、(c)底面図である。 洗浄液が噴出口から排出された状態を示す図((a)実施例、(b)比較例)である。 変形例のホースを用いた鼻洗浄器の断面図(図1のA−A線に沿う断面図)である。 変形例の蓋の底面図である。 変形例の蓋の断面図(図11のC−C線に沿う断面図)である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る鼻洗浄器1の外観構成を、図4は内部構成を、それぞれ示している。なお、以下の説明においては、図1及び図2のXY方向を上下方向と、図1及び図3のUV方向を左右方向と、図2及び図3のST方向を前後方向と、それぞれ称している。なお、図6〜図8においても同様である。
鼻洗浄器1は、洗浄液を貯留可能な容器2と、容器2に着脱可能に装着される蓋3と、蓋3に上方へ向けて突き出るように一体的に形成されたノズル4と、蓋3のノズル4とは反対側の面にノズル4と連通するよう取り付けられるホース5とを備える。
容器2内に貯留される洗浄液としては、生理食塩水など、この種の鼻洗浄器において公知のものを用いることができるが、清涼感を付与するために香料を含ませることが好ましい。
香料の成分としては、ハッカ油、柑橘系精油、ペパーミント油ならびにl−メントールを例示することができ、ハッカ油及び柑橘系精油からなる群より選択される少なくとも1種、ペパーミント油ならびにl−メントールを組み合わせて調製されるものを好ましく例示することができる。柑橘系精油は、従来公知のものから選択することができ、特に限定されるものではないが、例えばレモン油、ライム油、グレープフルーツ油、オレンジ油、マンダリン油、ベルガモット油などを挙げることができる。これらの柑橘系精油は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて用いることもできる。上記柑橘系精油は、各種柑橘類を原料として、例えば水蒸気蒸留法、溶媒抽出法などの従来公知の方法によって調製することができるし、商業的に入手可能なものを使用することもできる。
ハッカ油は、上記の精油調製方法によって得られたものを用いることができるし、商業的に入手可能なものを用いることもできる。ペパーミント油についても、上記の精油調製方法によって得られたものを用いることができるし、商業的に入手可能なものを用いることもできる。l−メントールについては、商業的に入手可能なものを用いることもできる。
容器2は、図1〜図9に示すように、上端に開口20を有する円筒状の首部21と、首部21に連続して設けられ、洗浄液を貯留可能な中空かつ有底の胴部22とを備えている。容器2の材質は特に限定されるものではないが、可撓性ないしは弾力性を有する合成樹脂などで形成されていることが好ましく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラートなどを用いてなどを用いて射出成形などで形成することができる。また、容器2の厚さは、0.7mm〜1.3mmが好ましく、0.8mm〜1.0mmがより好ましい。なお、容器2は、一部又は全体が透明又は半透明とするのが好ましく、これにより、外部から容器2内部の洗浄液の残量を確認できる。容器2(胴部22)の底面22Eは、図4に示すように、中央部が上方に窪んでおり、これにより、水平な台上に容器2を安定して載置可能となっている。
首部21の外周面には、雄ネジ23が形成されている。この雄ネジ23が、後述する蓋3に形成された雌ネジ32と締結することにより、首部21及び蓋3が互いに結合される。雄ネジ23は、らせん状に周回するネジ山を有し、ネジ山の終端(容器2の胴部22側の端)に、突起24が一体に設けられている。突起24は、首部21の外周面に上下方向XYに延びるように形成され、雄ネジ23のネジ山の終端部分と直交している。また、首部21の雄ネジ23の下方には、周方向に沿って延びるように形成された凹部26が等間隔に複数(本実施形態では4つ)設けられている。
胴部22は、首部21よりも平面視形状が大きい平面視略矩形状に形成されており、筒状に連結された正面22A、背面22B、左側面22C及び右側面22Dを有している。なお、本実施形態では、胴部22は平面視において角22Fがとれた丸みを帯びた形状に形成されている。また、本実施形態では、胴部22は、正面22A及び背面22Bの横幅(左右方向UVの長さ)に対して左右の側面22C,22Dの横幅(前後方向STの長さ)が短い扁平形状に形成されている。これにより、容器2を手の指で把持しやすくなっている。また、使用時において、容器2の正面22A及び背面22Bを押圧することで、多くの洗浄液を押し出すことが可能となっている。
胴部22の正面22A及び背面22Bは、上下前後から見ると、例えば以下のような形状を有している。すなわち、正面22A及び背面22Bは、図7に示すように上下方向XYに沿って平坦状をなしている一方で、図8に示すように左右方向UVに沿っては角22Fから角22Fの間で外方にゆるやかに凸状をなす形状に形成されている。なお、「平坦状」とは、直線状に延びていることを指すが、必ずしも厳密な平坦である必要はなく、僅かなへこみや膨らみは許容するものであり、本実施形態では、図7に示すように、正面22A及び背面22Bは、上下方向XYに沿って僅かに外方へ凸状をなしている。
一方、胴部22の左右の側面22C,22Dは、上下前後から見ると、例えば以下のような形状を有している。すなわち、左右の側面22C,22Dは、図6に示すように上下方向XYに沿って外方に大きく凸状をなしている一方で、図8に示すように前後方向STに沿っては角22Fから角22Fの間で平坦状をなす形状に形成されている。
このように、胴部22の左右の側面22C,22Dが、上下方向XYに沿って外方に大きく凸状をなしていることで、使用時において、容器2の正面22A及び背面22Bを押圧した際に生じる押力が凸状部の頂点へ伝達されるに従い容器2が変形し、効果的に押圧することが可能となる。また、容器2のデザイン性を向上できる。さらに、胴部22の正面22A及び背面22Bが、上下方向XYに沿って平坦状をなしていることで、容器2を手の複数の指で把持した際につかみやすく、また、使用時において正面22A及び背面22Bを複数の指で押圧しやすくなっている。
なお、正面22A及び背面22Bは、必ずしも上述した形状に形成されている必要はなく、左右方向UVに沿って外方に大きく凸状をなす形状、あるいは、左右方向UVに沿っても平坦状をなす形状に形成されていてもよい。また、左右の側面22C,22Dも、必ずしも上述した形状に形成されている必要はなく、前後方向STに沿っても外方に凸状をなす形状に形成されていてもよい。
また、正面22A及び背面22Bについて、その高さは特に限定されるものではないが、上下方向XYに手の指を3本(例えば人差し指、中指、薬指)並べた際に3本の指が収まる程度の高さを有していることが好ましい。また、正面22A及び背面22Bの横幅についても特に限定されるものではないが、3本の指の指先から第2関節までが収まる程度の横幅を有していることが好ましい。これにより、容器2を手の複数の指で把持した際につかみやすく、また、使用時において正面22A及び背面22Bを複数の指で押圧しやすくなっている。
また、正面22A及び背面22Bには、左右方向UVの中央位置に、左右方向UVに延びる目印25が設けられている。この目印25は、容器2内に洗浄液を注ぎ足した場合の液面の最大高さの目安となるものである。
蓋3は、図1〜図5及び図10〜図15に示すように、平面視円形状に形成された上面部30と、上面部30の外周縁から垂下する筒状の側面部31とを備えている。
側面部31の内周面には、容器2の首部21の外周面に設けられた雄ネジ23と締結する雌ネジ32が設けられている。蓋3を容器2の首部21に対して一方向に回転させながら雄ネジ23及び雌ネジ32を締結させることで、蓋3が首部21に装着され、首部21の開口20が蓋3により覆われて容器2内の洗浄液が密封される。雌ネジ32は、らせん状に周回するネジ山を有し、ネジ山の終端側(蓋3の下端の開口側)の部分に、雄ネジ23に設けられた突起24が嵌まり込むことが可能な大きさの溝33が設けられている。蓋3を回転させながら容器2の首部21に装着した際に、図16に示すように、雌ネジ32の溝33に雄ネジ23の突起24が嵌まり込むことで、蓋3をこれ以上、容器2の首部21に対して回転させることが規制されている。
側面部31の外周面には、蓋3の回転操作を行いやすくするために、ローレット34が一周にわたって設けられている。
上面部30の下面には、筒状のインナーリング35が、下面から突き出るようにして、側面部31と同心円状に設けられている。また、インナーリング35の周囲には、インナーリング35よりも高さが低い環状のコンタクトリング36が、上面部30の下面から突き出るようにして同心円状に設けられている。
インナーリング35は、容器2の首部21の内径とほぼ同じ大きさの外径を有しており、蓋3が首部21に装着された際に、その外周面が首部21の内周面と接触する。これにより、容器2の首部21とインナーリング35との間を液密にシールすることができ、容器2内の洗浄液が首部21と蓋3との間から漏れ出すことが防止されている。
コンタクトリング36は、上面部30の下面において、蓋3を容器2の首部21に装着させた際に首部21の上面と対向する位置に設けられている。蓋3が首部21に装着された際に、コンタクトリング36が首部21の上面と接触することで、蓋3の上面部30と容器2の首部21との間も液密にシールすることができる。よって、容器2内をさらに効果的に液密に密閉することができる。コンタクトリング36の形状は、本実施形態では、断面視において頂部が尖った山形状に形成されているが、頂部が丸い山形状であっても構わず、また、断面視において矩形状など、上面部30の下面から突き出ていれば種々の形状に形成されていても構わない。
ノズル4は、蓋3の上面部30に、上方に突き出るように一体に設けられている。本実施形態では、ノズル4が蓋3に一体的に形成されているので、蓋3及びノズル4が多部品で構成されていない。ノズル4は、略円筒状に形成されており、外鼻孔から鼻腔内に挿入しやすいように、上端にいくに連れて先細りとなる形状に形成されている。なお、本実施形態では、ノズル4の上側部40については先細りとなる度合いが大きくなっていて先細りが急になっているのに対して、中間部41及び下側部42については先細りとなる度合いが小さく、ゆるやかに先細りとなっている。なお、上側部40とは、ノズル4の上端から下側の所定の部分を指している。
ノズル4は、その上側部40に洗浄液を噴射する噴射口43が形成されており、下端が開口している。噴射口43は、本実施形態においてはノズル4の上端となる天面部46に形成されているが、上側部40の側面などに形成されていてもよい。また、噴射口43は、本実施形態では3つ設けられているが、少なくとも1つ設けられていればよい。ただし、噴射口43が複数設けられている方が、洗浄液を鼻腔内に広範囲に噴射でき、鼻腔内に万遍なく行き渡らせることができるので好ましい。また、噴射口43をノズル4の上端となる天面部46に複数設ける場合、上端面(天面部46の上面)の中心位置に対し、点対称に設けるのが好ましい。これにより、洗浄液をより鼻腔内にさらに万遍なく行き渡らせることができる。
噴射口43の形状は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ノズル4の上端に向かうに連れて拡径するような形状(逆テーパ状)となっている。これにより、洗浄液の噴射エリアを拡大できるので、洗浄液を鼻腔内にさらに効果的に広範囲に噴射することができる。噴射口43の直径(逆テーパ状の部位の内、上下方向XYの最も下の箇所の直径)は、特に限定されるものではないが、1.0mm〜3.0mmが好ましく、1.0mm〜2.0mmがより好ましく、1.0mm〜1.8mmが一層好ましく、本実施形態では1.5mmである。これにより、洗浄液を噴射した際に、適度な量の洗浄液を噴射することができ、鼻腔内をより効果的に洗浄することができる。噴射口43の傾斜角度αは、特に限定されるものではないが、3°〜10°が好ましく、本実施形態では5°である。なお、本実施形態では、噴射口43は、ノズル4の上端近傍において、上記傾斜角度αよりも大きな傾斜角度で急激に拡径するように形成された拡径部45を有している。拡径部45の曲率半径Rは、特に限定されるものではないが、0.1mm〜1.0mmが好ましく、0.1mm〜0.7mmがより好ましく、0.1mm〜0.5mmが一層好ましく、0.2mm〜0.4mmがより一層好ましく、本実施形態では0.3mmである。このように拡径部45が形成されていることで、噴射口43から洗浄液を噴射した際に、洗浄液が直線状ではなく拡散して排出され、鼻腔内をより効果的に洗浄することができる。
ノズル4は、周壁44が厚肉に形成されており、これにより、ノズル4の強度及び保形性が高められている。よって、ノズル4を外鼻孔から鼻腔内に挿入した際にノズル4の外形が保持されるので、ノズル4を挿入しやすくなっている。
ノズル4は、蓋3の上面部30において、その中心位置Cからずれた位置(偏心した位置)、つまりは、中心位置Cより外周縁部に近付いた位置に設けられている。なお、外周縁部とは、上面部30と側面部31との角部を指している。ここで、ノズル4が蓋3の上面部30の中心位置Cに設けられていると、ノズル4を外鼻孔から鼻腔内に挿入した際に、蓋3の外周縁部が顔(鼻と口の間)に当たって使用しにくいという課題がある。これに対して、ノズル4が蓋3の上面部30の中心位置Cからずれた位置に設けられていると、ノズル4が手前となるように容器2を把持して、ノズル4を外鼻孔から鼻腔内に挿入することで、蓋3の外周縁部が顔(鼻と口の間)に当たらず、使用感を向上することができる。なお、ノズル4は、蓋3を容器2の首部21に装着させた際に、容器2(胴部22)の正面22A側又は背面22B側に位置するように、蓋3の上面部30に設けられるのが好ましい。
ノズル4には、円筒状の筒状部37が下方に突き出るようにして一体に設けられている。この筒状部37には、ホース5が接続される。
上述した蓋3及ノズル4の材質は特に限定されるものではないが、可撓性ないしは弾力性を有する合成樹脂などで形成されていることが好ましく、例えばポリエチレン、熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマーなどを用いて射出成形などで形成することができる。
ホース5は、図4に示すように、例えば熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマーなどの可撓性を有する材料により管状に形成されている。ホース5は、筒状部37を介して蓋3の反対側の面のノズル4と連通している。ホース5の長さは、ホース5の下端が容器2の底面22E近傍に達する程度の長さに設定されている。これにより、容器2内の洗浄液が少量になっても、ホース5により洗浄液をノズル4まで供給することができる。
なお、図4では、ホース5の内径が筒状部37の外径よりも大きく、ホース5内に筒状部37が差し込まれているが、図19に示すように、ホース5の外径を筒状部37の内径よりも小さくし、ホース5を筒状体37内に差し込むことで、筒状部37とホース5とを接続してもよい。ホース5の外径を小さくするに伴ってホース5の内径が小さくなることで、容器2内の洗浄液が少量になったときに、洗浄液を吸い上げやすくすることができる。
また、図4では、ホース5は、全体的に真っ直ぐ延びるように形作られているが、図19に示すように、所定位置で折れ曲がって全体的に「く」の字状となるように形作られていてもよい。この場合、ホース5の長さは、ホース5の上端がノズル4の上端の天面部46に突き当たるとともに、ホース5の下端が容器2の正面22A及び底面22Eの角に達する程度の長さに設定される。これにより、ホース5をノズル4に接続すると、常に、ホース5の下端が容器2の上記角に達するので、使用に伴い容器2内の洗浄液の量が残り僅かになった場合に、容器2を手前(正面22A側)に向けて傾けて、残りの洗浄液を容器2の正面22A及び底面22Eの角に貯めることで、ホース5により残りの洗浄液を確実にノズル4まで供給することができる。
以上のように構成された鼻洗浄器1を使用するに当たっては、容器2に洗浄液を注入し、蓋3を容器2に装着した後、ノズル4を鼻の一方の鼻腔内に挿入する。そして、容器2の胴部22を徐々に押圧することにより、ホース5を通った洗浄液がノズル4の各噴射口43より鼻腔内に流れ込み、鼻の他方の鼻腔から洗浄液が吐き出されることで、鼻腔が洗浄される。
上記構成の鼻洗浄器1によれば、まず、ノズル4が蓋3と一体的に形成されているので、蓋3及びノズル4が多部品で構成されていない。よって、鼻洗浄器1の部品点数を少なくかつ構造を簡易にすることができる。加えて、ノズル4は、使用時及び非使用時ともに、容器2の外部に露出しており、容器2の内部に収まることがないので洗浄液を衛生的に保つことができる。
また、ノズル4が蓋3の中心位置Cからずれた位置に設けられているので、ノズル4が手前となるように容器2を把持してノズル4を鼻腔内に挿入すると、蓋3の外周縁部が顔(鼻と口の間)に当たらない。そのため、使用者の外鼻、鼻腔などの形状に関わらずノズル4を挿入することが可能となり、適切に洗浄液を噴射できる結果、使用感を向上することができる。
また、容器2が扁平状に形成されているので、使用時に容器2を手の指で把持しやすく、また、容器2の正面22A及び背面22Bを押圧することで、多くの洗浄液を容器2から押し出してノズル4から噴射することができる。
また、ノズル4が複数の噴射口43を有しているので、洗浄液を鼻腔内に広範囲に噴射することができ、鼻腔内に万遍なく行き渡らせることができる。加えて、噴射口43が、ノズル4の上端に向かうに連れて拡径するような形状に形成されているので、洗浄液の噴射エリアを拡大でき、洗浄液を鼻腔内にさらに効果的に広範囲に噴射することができる。
また、容器2の正面22A及び背面22Bが、上下方向XYに沿って平坦状をなすように形成されているので、使用時に容器2を手の複数の指で把持した際につかみやすく、また、正面22A及び背面22Bを複数の指で容易に押圧することができる。一方で、容器2の左右の側面22C,22Dが、上下方向XYに沿って外方に大きく凸状をなしていることで、使用時において、容器2の正面22A及び背面22Bを押圧した際に生じる押力が凸状部の頂点へ伝達されるに従い容器2が変形し、効果的に押圧することが可能となる。加えて、容器2のデザイン性を向上できる。
また、蓋3を容器2に対して回転させ、雄ネジ23及び雌ネジ32の締結により蓋3が容器2に装着されるが、雄ネジ23及び雌ネジ32の締結時に雌ネジ32の溝33に雄ネジ23の突起24が嵌まり込むので、蓋3の容器2への装着が完了した後、蓋3をこれ以上、容器2に対して回転させることが規制されている。加えて、突起24と溝33を所定の位置に設置することで、ノズル4を、蓋3を容器2の首部21に装着させた際に、容器2(胴部22)の正面22A側又は背面22B側などの所望の位置に配置することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、蓋3にノズル4が1つだけ一体的に設けられているが、ノズル4が2つ蓋3に一体的に設けられていてもよい。この場合には、2つのノズル4が蓋3の中心位置Cからずれた位置、つまりは、2つのノズル4ともに中心位置Cより外周縁部に近付いた位置に設けられる。
また、本実施形態においては、容器2が可撓性ないしは弾力性を有するように構成されているが、硬質ガラスなどで形成し、容器2を可撓性ないしは弾力性を有さないように構成してもよい。
また、本実施形態においては、雄ネジ23及び雌ネジ32の締結により蓋3を容器2に着脱自在に装着しているが、リブと溝との嵌合など、その他の手段により両者を着脱自在な構成にしてもよい。
また、本実施形態においては、容器2は扁平状に形成されているが、必ずしも扁平状に形成されている必要はない。
また、本実施形態の鼻洗浄器1に、蓋3の空気弁と、ノズル4の逆止弁とを設けるように構成してもよい。空気弁及び逆止弁としては、例えば図17に示す弁部材6を用いることができる。
弁部材6は、例えばシリコン樹脂などの弾性材料から形成され、蓋3のインナーリング35内に嵌まる大きさの円板状の基部60と、基部60を貫通するように基部60に一体的に設けられた長さの異なる2つの円筒状の逆止弁61及び空気弁62とで構成されている。弁部材6は、基部60を蓋3のインナーリング35内に嵌め込むことで蓋3に装着されるが、このとき、逆止弁61の基部60より上方に突き出る部分が蓋3の筒状部37内に嵌め込まれ、空気弁62の基部60より上方に突き出る部分が蓋3の上面部30に形成される空気孔(図示せず)内に嵌め込まれる。また、ホース5は、逆止弁61の基部60より下方に突き出る部分に接続される。
逆止弁61は、上下端ともに開口しているが、上端の開口が開閉蓋63による塞がれている。また、空気弁62は、上下端ともに開口しているが、下端の開口が開閉蓋64により塞がれている。開閉蓋63,64は、それぞれ、逆止弁61、空気弁62と一部分で一体に連なっており、その一部分を支点に上下に傾動することで開口を開いたり閉じたりする。よって、逆止弁61の開閉蓋63が洗浄液により矢印Pのような圧力を受けると、開閉蓋63は上方に開いて洗浄液の通過を許容するので、洗浄液はノズル4に供給されるが、逆に、開閉蓋63が、矢印Pとは逆方向の力を受けても、逆止弁61の上端の開口を塞いだままの状態となって洗浄液の通過を規制するので、洗浄液の逆流を防止できる。一方、空気弁62の開閉蓋64が空気により矢印Qのような圧力を受けると、開閉蓋64は下方に開いて空気の通過を許容するので、容器2内に空気が供給されるが、逆に、開閉蓋64が、矢印Qとは逆方向の力を受けても、空気弁62の下端の開口を塞いだままの状態となって空気の通過を規制するので、空気の漏れを防止できる。
また、上記実施形態においては、ノズル4の周壁44が厚肉に形成されているが、ノズル4は必ずしも周壁44の厚みを厚くする必要はなく、図20及び図21に示すように、周壁44の厚みを薄くしてもよい。図20及び図21は、ノズル4の周壁44を薄肉に形成した変形例の蓋3の底面図及び断面図である。本変形例の蓋3では、ノズル4の周壁44が蓋3の上面部30とほぼ同じ厚みで連続して設けられている。ホース5を接続するための筒状部37は、天面部46より垂下しており、周壁44との間に隙間Sが設けられている。このように、ノズル4の周壁44を薄肉に形成すると、その分、蓋3の製造コストを低減することができる。また、筒状部37の根元部分の周壁44との隙間Sに洗浄液が付着したとしても、洗浄液が乾いて残ることがないので、衛生面においても問題はない。
なお、本変形例の蓋3の右側面図、正面図、平面図は、図10〜図12と同じであるので省略している。また、ノズル4の周壁44を薄肉とした以外、本変形例の蓋3の基本的な構成は、図10〜図15に示す蓋3と同じであり、ここでは詳細な説明を省略する。
ノズル4の周壁44を薄肉とした場合、周壁44の内周面に、上下方向XYに延びる縦長のリブを周方向に沿って複数設けて補強することで、ノズル4の強度及び保形性を高めるようにしてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず、実施例1及び比較例1の鼻洗浄器を用いてモニター試験を行った。実施例1の鼻洗浄器としては、上述した図1〜図4に示す構成の本実施形態の鼻洗浄器1を用いた。本実施形態の鼻洗浄器1は、ノズル4の噴射口43が、ノズル4の上端に向かうに連れて拡径する逆テーパ状に形成され、かつ、拡径部45が設けられている。これに対して、比較例1の鼻洗浄器としては、背景技術に記載の従来の鼻洗浄器を用いた。従来の鼻洗浄器は、ノズルの噴射口は逆テーパ状に形成されているもののほとんど直線状であり、拡径部が設けられておらず、噴射口の上端から下端までほぼ同じ径で形成されていた。なお、実施例1及び比較例1の鼻洗浄器ともに、容器内には同じ洗浄液(後述する実施例2の洗浄液)を入れた。洗浄液の成分としては、香料としてペパーミント油をポリソルベート80を用いて溶解し、混和液を調製した。また、その他の成分として、グリセリン、塩化ベンザルコニウム、塩化ナトリウム、エデト酸2ナトリウムを水に溶解し、混和液と混合して洗浄液を調製した。
パネラー(7人)に、実施例1及び比較例1の鼻洗浄器で鼻洗浄を実施し、清涼感についての官能評価を行った。官能評価は、「満足」、「どちらかといえば満足」、「どちらともいえない」、「どちらかといえば不満」、「不満」の5段階評価とした。その結果、実施例1の鼻洗浄器では、6人が「満足」と回答し、1人が「どちらかといえば満足」と回答したのに対して、比較例1の鼻洗浄器では、5人が「満足」と回答し、2人が「どちらかといえば満足」と回答した。このように、同じ洗浄液を用いたにも関わらず、実施例1の鼻洗浄器は、比較例1の鼻洗浄器よりも清涼感において好評価を得ることが確認された。この結果は、実施例1の鼻洗浄器では、図18にも示すように、ノズルの噴射口が逆テーパ状に形成され、かつ拡径部が設けられていて、洗浄液を鼻腔内に広範囲に噴射できることによるものである。
次に、鼻洗浄器として上述した図1〜図4に示す構成の本実施形態の鼻洗浄器1を用い、洗浄液として表1に示す組成の洗浄液を容器内に入れたものを実施例2〜7とし、モニター試験を行った。洗浄液は、具体的には、香料(ペパーミント油)をポリソルベート80を用いて溶解し、混和液を調製した。また、その他の成分を表1の処方に従い水に溶解し、水溶液を調製した。調製した混和液と水溶液を混合して洗浄液を調製した。
パネラー(6人)に、実施例2〜7の鼻洗浄器で鼻洗浄を実施し、鼻腔内への洗浄液の広がり及び清涼感についての官能評価を行った。官能評価は、「ある(5点)」、「ややある(4点)」、「どちらかといえばある(3点)」、「どちらともいえない(2点)」、「どちらかといえばない(1点)」、「ない(0点)」の6段階評価として平均点を算出した。結果を表1に示す。
表1に示されるように、本実施形態の鼻洗浄器1によれば、鼻腔内への洗浄液の広がりについて良好な結果が得られており、ノズルの噴射口を逆テーパ状に形成し、拡径部を設けることで、図18にも示すように、洗浄液を鼻腔内に広範囲に噴射できることが確認された。また、ノズルの噴射口を逆テーパ状に形成し、拡径部を設けたうえで、洗浄液に香料を含ませることで、実施例2及び実施例6に示されているように、清涼感にかなり優れたものとできることが確認された。
1 鼻洗浄器
2 容器
3 蓋
4 ノズル
5 ホース
22A 正面
22B 背面
23C 左側面
22D 右側面
23 雄ネジ
24 突起
32 雌ネジ
33 溝
43 噴射口

Claims (6)

  1. 外鼻孔から洗浄液を流し込んで鼻腔内を洗浄する鼻洗浄器であって、
    洗浄液を貯留可能な容器と、
    前記容器に着脱可能に装着される蓋と、
    前記蓋に上方へ向けて突き出るように形成され、上端部に噴射口を有するノズルと、
    前記蓋の前記ノズルとは反対側の面に前記ノズルと連通するよう取り付けられるホースと、を備える鼻洗浄器。
  2. 前記ノズルは、前記蓋の中心位置からずれた位置に設けられている請求項1に記載の鼻洗浄器。
  3. 前記容器は、扁平状に形成されている請求項1又は2に記載の鼻洗浄器。
  4. 前記ノズルは、前記噴射口を複数有している請求項1〜3のいずれかに記載の鼻洗浄器。
  5. 前記容器は、筒状に連結された正面、背面、左側面及び右側面を有し、
    前記正面及び前記背面は、上下方向に沿って平坦状をなすように形成されており、
    前記左側面及び前記右側面は、上下方向に沿って凸状をなすように形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の鼻洗浄器。
  6. 前記容器及び前記蓋は、雄ネジ及び雌ネジの締結により互いに固定され、
    前記雄ネジは、ネジ山の終端に突起を有し、前記雌ネジは、前記雄ネジとの締結時に前記突起が嵌まり込む溝をネジ山に有する請求項1〜5のいずれかに記載の鼻洗浄器。
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