JP2016137190A - 医療用吸引器 - Google Patents

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Abstract

【課題】患部に作用させる吸引圧と吸引流量を互いに独立させて調整し得るようにした医療用吸引器を提供する。
【解決手段】医療用吸引器は、本体Aと、本体に着脱可能に構成されたフィルター部材Bと、フィルター部材を介して本体に着脱可能に構成されたボトル部材Cと、を有し、本体は、内部に配置された吸引ポンプ13と、上面に配置され、吸引ポンプの運転開始又は停止を操作するスイッチ18a、吸引圧力を調整する圧力調整器15と、内部の所定位置に配置され吸引ポンプ13の回転数を制御する制御部19と、側面に配置されると共に圧力調整器15を介して吸引ポンプ13の吸引側と接続されフィルター部材を着脱するための取付口16と、を有して構成されている。吸引ポンプ13は交流モータ13bを有しており、前記制御部は周波数変換装置を有し、該周波数変換装置によって設定した周波数によって吸引ポンプの回転数を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者の体液や分泌物を吸引するための医療用吸引器に関し、特に在宅医療に利用し得るようにした医療用吸引器に関するものである。
病院や診療所等の医療機関では、手術室や病室に各種の医療用吸引器が設置されている。例えば手術室に設けた医療用吸引器は、手術の際に生じた血液を含む体液や患部を洗浄する際に用いた生理食塩水等を吸引して凝固処理し得るように構成されている。また、病室に設けた医療用吸引器は、たんを含む患者の分泌物を吸引して凝固処理し得るように構成されている。
医療機関で利用される医療用吸引器は、蓋体を被蓋することによって気密状態に保持され吸引した体液や分泌物等を収容するボトルと、このボトルを着脱可能に取り付けて保持するボトル保持体と、を有して構成されるのが一般的である。そして、ボトルの内部に吸引圧力を作用させると共に、蓋体に取り付けたペーシェントホースを患部に適用することで、体液や分泌物を吸引してボトルに収容し得るように構成されている。このような医療用吸引器では、ボトルの内部に収容袋を設けておき、ペーシェントホースを介して吸引された体液や分泌物を収容袋に収容して凝固処理し、凝固した収容袋ごと廃棄処分し得るように構成されているのが一般的である。
一方、在宅医療の推進に伴って、家庭で安全且つ容易に使用することができる可搬式の医療用吸引器が開発されつつある。可搬式の医療用吸引器は、吸引ポンプと、バッテリと、吸引ポンプの駆動を制御するスイッチと、吸引した体液や分泌物を収容するボトルと、吸引流量を調整するニードル弁と、吸引圧を表示する圧力計と、を有して構成されるのが一般的である。このような医療用吸引器では、バッテリが内蔵されているため、商用電源の有無にかかわらず利用することが可能であり、在宅医療にとって有利である。
上記可搬式の医療用吸引器では、吸引ポンプは直流モータによって駆動され、該モータに印加された電圧に対応した一定の回転数で回転する。そして、ニードル弁の開度を調整することで、吸引流量を調整し、調整された吸引流量に対応した吸引圧が生じる。即ち、吸引ポンプは医療用吸引器に要求される最大吸引流量を実現し得る回転数で回転するように設定されており、吸引ポンプを運転した状態でニードル弁を開くと、該ニードル弁の開度に応じた吸引流量を実現する吸引圧が生じる。この吸引圧は圧力計に表示されると共にボトルに作用し、該ボトルに接続されたペーシェントホースを患部に適用することで、体液や分泌物を吸引することができる。
従来の可搬式の医療用吸引器では、吸引ポンプの回転数は一定であり、ニードル弁の開度に対応して吸引流量と吸引圧は略正比例する。即ち、吸引流量と吸引圧を互いに独立させて調整し得るような構造ではなく、ニードル弁を開いて吸引流量を大きくすると吸引圧も共に大きくなる。しかし、体液や分泌物を吸引することが必要な患部には、大きな溜飲流量が必要でありながら大きな吸引圧を作用させることが好ましくない部位もあり、このような患部に適用するのが困難となる虞がある。
本発明の目的は、患部に作用させる吸引圧と吸引流量を互いに独立させて調整し得るようにした在宅医療に利用し得る医療用吸引器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る医療用吸引器は、本体と、該本体に着脱可能に構成されたフィルター部材と、該フィルター部材を介して本体に着脱可能に構成されたボトル部材と、を有し、前記本体は、内部に配置された吸引ポンプと、上面に配置され、前記吸引ポンプの運転開始又は停止を操作するスイッチ、及び前記吸引ポンプによる吸引圧力を調整する圧力調整器と、内部の所定位置に配置され、前記吸引ポンプの回転数を制御する制御部と、側面に配置されると共に前記圧力調整器を介して前記吸引ポンプの吸引側と接続され、前記フィルター部材を着脱するための取付口と、を有して構成されているものである。
上記医療用吸引器に於いて、前記吸引ポンプは交流モータを有しており、前記制御部は周波数変換装置を有し、該周波数変換装置によって設定した周波数によって吸引ポンプの回転数を制御することが好ましい。
本発明に係る医療用吸引器(以下単に「吸引器」という)では、吸引器の本体に吸引ポンプが内蔵されているため、所望の場所に搬送して使用することができる。特に、バッテリー電源を利用することで一般家庭であっても利用することができる。また、吸引ポンプを操作するためのスイッチや、圧力を調整するための圧力調整器が本体の上面に配置されているので、本体を低いところに設置しても楽な姿勢で使用することができる。
また、制御部によって吸引ポンプの回転数を制御することができるので、回転数を適宜設定することで、吸引流量を設定することができる。そして、圧力調整器によって吸引圧を調整することができるため、吸引流量を略一定に保持した状態で吸引圧のみを調整することができる。このため、体液や分泌物を吸引する際には、患部及び吸引すべき量に対応させて最適な吸引流量と吸引圧の調整を行うことができる。
また、吸引ポンプが交流モータを有しており、制御部が周波数変換装置を有するので、吸引ポンプの回転数を適宜設定することが可能である。
本実施例に係る吸引器の本体の裏面側から見た内部構造を説明する図である。 本体の構成を説明する斜視図である。 ボトルの取付側から見た本体の内部構造を説明する図である。 制御部の概略構成を説明するブロック図である。 フィルター部材の構成を説明する展開図である。 一実施例に係るボトルの構成を説明する展開図である。 一実施例に係るボトルを用いて吸引器として組み立てる際の展開図である。 第2実施例に係るボトルを取り付けた吸引器を説明する図である。 第2実施例に係るボトルを用いて吸引器として組み立てる際の展開図である。
以下、本発明に係る吸引器の構成について説明する。本発明に係る吸引器は、在宅医療を推進するために家庭で利用することが可能なように小型化をはかると共に、所望の使用場所に容易に移動させて利用し得るようにしたものである。特に、患部に作用させる吸引流量と吸引圧を互いに独立させた状態で調整し得るように構成されたものである。このため、患部から吸引すべき体液や分泌物等の量に対応させて最適な吸引流量を作用させることが可能であり、且つ患部に応じて最適な吸引圧を作用させることが可能である。
本実施例に係る吸引器について図を用いて説明する。本実施例に係る吸引器は図1〜図7に示すように、本体Aと、本体Aに着脱可能に構成されたフィルター部材Bと、フィルター部材Bに着脱可能に構成されると共に該フィルター部材Bを介して吸引圧力が作用し患者の分泌物(以下、体液や分泌物を含めて「吸引物」という)を収容する第1実施例に係るボトル部材Cと、を有して構成されている。
図1〜図3に示すように、本体Aは、底板11とカバー12とによって全体が閉鎖された構造を有している。底板11は端部がカバー12から突出して形成されており、該突出部がボトル部材Cを載置する載置部11aとして形成されている。また、カバー12によって閉鎖された内部空間には吸引ポンプ13が配置されており、防振ゴム13cを介して底板11から離隔した部位に固定されている。
吸引ポンプ13は、ピストン式のコンプレッサ13aと、該コンプレッサ13aを駆動する交流モータ13bからなり、両者が一体化して構成されている。このため、交流モータ13bは、印加された周波数に対応した回転数で回転して吸引コンプレッサ13aを駆動し、コンプレッサ13aによって所定の吸引流量と吸引圧を発生し得るように構成されている。
特に、吸引ポンプ13とボトル部材Cとの間にはニードル弁のような流量調整機能を有する弁が介在することなく、後述するように、圧力調整器15が設けられている。この圧力調整器15は、ニードル弁とは異なり流量調整機能を有しないため、吸引ポンプ13を運転すると、該吸引ポンプ13の回転数に対応した吸引流量がボトル部材Cに作用することとなる。そして、圧力調整器15を操作することによって、吸引流量を保持した状態でボトル部材Cに作用する吸引圧を調整することが可能となる。
吸引ポンプ13の吸引側には吸引ホース14aが接続されており、排気側には排気ホース14bが接続されている。吸引ホース14aは、カバー12の上面12bに配置した圧力調整器15を介してカバー12の側面となる側壁12aに配置された吸引口16と接続されており、該吸引口16を介してフィルター部材Bと接続される。
排気ホース13bは底板11に配置した排気フィルター17に接続されており、吸引ポンプ13によって吸引した空気を排気フィルター17を介して大気中に放出し得るように構成されている。特に、底板11の下面側には複数のゴム足11bが取り付けられており、該ゴム足11bを介して本体Aを目的の場所に設置したとき、底板11と設置面との間に僅かな隙間を形成し得るように構成されている。このため、吸引ポンプ13からの排気は、排気ホース14b、排気フィルター17を経て底板11の下面側に排気され、更に前記隙間を通って排出される。
圧力調整器15は吸引口16を介してボトル部材Cに作用する吸引圧を調整するものである。カバー12の上面12bには摘み15aが露出しており、該摘み15aの周囲には図2(b)に示すように、複数の目盛15bが形成されている。そして、摘み15aを回動させて指標(摘み15aの外周面に形成された突起部)を何れかの目盛15bを選択して合わせるように操作することで、吸引物を吸引するのに最適な吸引圧に調整し得るように構成されている。
圧力調整器15としてダイヤフラム構造のものを利用することによって、吸引圧が約−10kPa〜約−20kPa程度の範囲では吸引流量の変化が生じるものの、約−20kPaを超えた場合、吸引流量を略一定の値とすることが可能である。このように、圧力調整器15を用いることによって、吸引ポンプ13の回転数に対応した吸引流量を略一定に保持して吸引圧のみを調整することが可能となる。
カバー12の上面12bには、吸引ポンプ13の運転開始又は停止を操作するスイッチ18a、吸引ポンプ13が運転している間点灯する表示灯18b、バッテリの充電状態に応じて点灯する表示灯18cが夫々配置されている。また、上面12aの裏側には、吸引ポンプ13の制御部19が構成された制御盤20が配置されている。
図4に示すように、制御盤20にはバッテリの充電状態を監視するバッテリ回路20aが構成されており、該バッテリ回路20aを通して制御部19にバッテリの充電状態が入力される。また、制御盤20には吸引ポンプ13の回転数を設定するための設定スイッチ20bが設けられており、該設定スイッチ20bの操作に伴う情報が制御部19に入力される。
尚、吸引ポンプ13の回転数を設定する設定スイッチ20bは、本実施例のように制御盤20に配置しても良く、カバー12の上面12b或いは他の面に配置しても良い。しかし、本実施例の医療用吸引器の場合、吸引ポンプ13の回転数に対応した吸引流量が設定されるため、吸引すべき患部によっては、簡単に回転数を変化させることが好ましくないこともある。このため、本実施例では、操作を容易に行うことが困難なように、本体Aの内部空間に配置している。
制御部19はマイコンを用いて構成されており、汎用ポート19aと、コンバータ、インバータ回路19bと、記憶部19cを有して構成されている。記憶部19cには、設定スイッチ20bからの入力値に対応した周波数のデータや、バッテリ回路20aからの入力値に対応して表示灯13cを点灯するデータが記憶されている。また、コンバータ、インバータ回路19bは、設定スイッチ20bからの入力値に対応した周波数の交流を吸引ポンプ13の交流モータ13bに出力し得るように構成されている。
従って、予め設定スイッチ20bを操作して交流モータ13bの回転数を設定しておくことで、吸引ポンプ13の吸引流量を設定することが可能である。そして、吸引ポンプ13を運転した状態で圧力調整器15の摘み15aを回動させて所望の目盛15bを選択して合わせることで、吸引圧を調整することが可能である。このようにして設定された吸引流量と吸引圧は互いに独立して調整されることとなり、吸引圧を変化させても吸引流量に大きな変化を生じさせることがない。
カバー12の端部であって底板11の載置部11aと対応する側壁12aは、載置すべきボトル部材Cの外径形状に対応した形状に形成されている。本実施例では、ボトル部材Cは円筒型のボトル体を有するため、側壁12aは平面視が円弧状に形成されている。
側壁12aに於ける吸引口16に対応させた部位に、フィルター部材Bを吸引口16に装着し或いは離脱させる際の移動を案内する案内部25が設けられている。この案内部25はカバー12の側壁12aに形成された窪みとして構成されている。即ち、側壁12aに配置された吸引口16を幅方向の中心として振り分けた両側に曲面状の案内面25aが夫々形成されており、これらの案内面25aの間に溝25bが形成されている。また、夫々の案内面25aの溝25bとは反対側の端部は起立壁25cに接続されている。従って、案内部25の幅寸法は、対峙した起立壁25cの間隔によって規定されている。
案内部25を構成する夫々の案内面25a及び溝25b、起立壁25cは、吸引口16の中心軸に対しては平行に形成されている。このため、フィルター部材Bを案内面25aに沿って直線的に移動させることで、該フィルター部材Bを吸引口16に対して接近又は離隔させることが可能なように構成されている。
案内部25を構成する溝25bの上方には支持板26がカバー12の側壁12aと一体的に形成されており、該支持板26には穴26aが形成されている。この支持板26は、底板11の載置部11aにボトル部材Cを載置したとき、該ボトル部材Cを構成する蓋体と接触して支持する機能を有するものである。
カバー12の側面12cには、ペーシェントホース(図示せず)を巻き付けるための巻付部材27が設けられている。この巻付部材27は、カバー12の側面12cから突出して形成された巻付部27aと、該巻付部27aの端部に形成されたフランジ部27bと、を有して構成されている。また、フランジ部27bにはペーシェントホースを保持するための保持溝27c、27dが形成されている。
巻付部27aの寸法は特に限定するものではなく、予め在宅医療に想定されるペーシェントホースの長さに対応した寸法を有することが好ましい。そして、適度な剛性を有するペーシェントホースを巻き付けた後、該ペーシェントホースの自由端をフランジ部27bに形成された保持溝27c或いは保持溝27dに差し込むことで、安定した巻付状態を保持することが可能である。
巻付部材27のフランジ部27bは、ペーシェントホースを巻き付けていない状態のとき、吸引器を移動させる際に手で把持する取っ手としての機能も有している。
図5に示すように、フィルター部材Bは、フィルター保持体31と、該フィルター保持体31を着脱可能に支持する支持体32とを有して構成されている。フィルター部材Bはボトル部材Cと本体Aに配置した吸引ポンプ13の間に配置され、ボトル部材Cから吸引ポンプ13に向けて流れる空気を清浄化する機能を有する。また、フィルター部材Bは、ボトル部材Cに於いて過剰となった吸引物が流れ込んだとき、この吸引物が吸引ポンプ13側に流れることを阻止する機能をも有する。
フィルター保持体31は、長方形に形成されたシート状のフィルター33と、該フィルター33を厚さ方向に挟む上部体31a及び下部体31bと、を有して構成されている。フィルター保持体31は、本体Aの構造やボトル部材Cの形状に応じてフィルター33の機能を最も効率良く発揮し得るような形状を有している。また、フィルター33が長方形に形成されているため、上部体31aと下部体31bが互いに対向する底面は該フィルター33を挟持するのに適した形状となる長方形に形成されている。
上部体31a及び下部体31bは、互いに対向する面を底面とする四角錐状に形成されており、夫々の四角錐の先端部分がホース差し状の保持体吸引口31a1、保持体排気口31b1として形成されている。そして、上部体31a、下部体31bの底面を対向させてフィルター33を挟持し、この状態でシールすることで、長方形状の挟持部31cが形成されると共にフィルター保持体31が形成される。従って、フィルター保持体31は、保持体吸引口31a1から保持体排気口31b1はフィルター33を介して通気可能に形成されている。
支持体32はフィルター保持体31を着脱可能に支持するものであり、該フィルター保持体31の下部体31b受け入れて保持する保持部34が形成されており、該保持部34の下部に接続部材35が配置されている。支持体32の下面には、本体Aに設けた案内部25の案内面25aと接触して案内される二つの被案内面32aと、これらの被案内面32aの間に形成され溝25bに遊嵌する突起部32bと、が形成されている。また、支持体32の両側面32cどうしの間隔は、案内部35の起立壁25cどうしの間隔よりも僅かに小さく形成されている。
支持体32の保持部34の下部には図示しない穴が形成されており、該穴に接続部材35が嵌合して保持される。接続部材35は柔軟性と弾力性を有する例えばシリコンゴムによって形成され、接続口35a、35bを有するエルボ状に形成されている。また、接続部材35の外周部の所定位置には一対の挟持フランジ35cが形成されている。そして、接続口35aを保持部34の内部に挿入するように保持部34の穴に差し込んで、該穴を挟持フランジ35cによって挟持することで、接続部材35を支持体32に取り付けることが可能である。
接続部材35を支持体32に取り付けたとき、接続口35aは保持部34の内部に配置されて該保持部34の開放部に向けて開口し、接続口35bは支持体32の下部に突出して接続口35aに対して直角に、且つ支持体32の被案内面32aと平行な方向に開口する。そして、接続口35aには保持部34に保持したフィルター保持体31の保持体排気口31b1が差し込まれて接続する。また、接続口35bは、フィルター部材Bを本体Aに装着したとき、該本体Aを構成するカバー12の側壁12aに配置された吸引口16に差し込まれて接続する。
接続口35a、35bは、保持体排気口31b1の差し込みや、吸引口16の差し込みを容易に行えるように、各接続口35a、35bの開口部分の内径が保持体排気口31b1、吸引口16の外径よりも大きく形成されている。また、各接続口35a、35bの開口部分に連続した部分は、差し込まれた保持体排気口31b1、吸引口16の差し込み状態を保持し得るように、保持体排気口31b1、吸引口16の外径と略等しい内径を有している。
上記の如く構成された接続部材35では、該接続部材35が柔軟性と弾力性を有するため、各接続口35a、35bに保持体排気口31b1、吸引口16が差し込まれたとき、これらの差し込み状態を確実に保持することが可能である。
また、フィルター部材Bは、本体Aに設けた案内部35に案内されて接続部材35の接続口35bが吸引口16に差し込まれたとき、支持体32の一部が案内部35からはみ出していることが好ましい。フィルター部材Bがこのような寸法に形成されることで、該フィルター部材Bを本体Aに装着する際の作業、特に本体Aに装着されているフィルター部材Bを離脱させる際の作業を容易に行うことが可能となる。
図6に示すボトル部材Cは、本体Aのカバー12の高さと略等しい高さを有しており、本実施例に係る医療用吸引器の純正品として構成されたものである。このボトル部材Cは内部に吸引ポンプ13で発生した吸引圧が作用しており、患者から吸引した吸引物を収容し得るように構成されている。このため、ボトル部材Cは、吸引物を収容するボトル体41と、該ボトル体41を被蓋して気密を保持して閉鎖する蓋体42と、を有して構成されている。
ボトル体41は円筒状の透明容器として構成されており、内部に収容された吸引物の量や色などを外部から確認し得るように構成されている。特に、ボトル体41の側面には図示しない目盛が形成されており、該目盛によって収容した吸引物の量を確認し得るように構成されている。
在宅医療に用いられる吸引器では、ボトル部材Cに収容した吸引物を凝固処理することはせず、ボトル体41に収容した状態で水洗トイレに廃棄処理することが行われる。これは、吸引物を凝固処理した場合、凝固した吸引物は医療廃棄物となり、特殊な処分が必要となって家庭での処分が不可能になるからである。
このため、ボトル体41はガラスや硬質プラスチック等の充分な剛性を有し且つ透明な容器として構成されており、上端部分には蓋体42を気密を保持して取り付けるための取付部41aが形成されている。この取付部41aは、蓋体42を取り付ける際の操作が容易で、且つ取り付けた蓋体42が簡単に離脱することがないような構造であれば良い。
このような構造としては、ボトル体41の上端部分の外周面と、蓋体42の下端部分の内周面に互いに噛み合うような突起を設けることで良い。この場合、蓋体42をボトル体41に被蓋して回動させることで、突起どうしを噛み合わせることが可能である。また、蓋体42の内面であって、ボトル体41の上端面41bと対向する部位に配置されたパッキン42aが該上端面41bに圧接することで、気密を保持することが可能である。
蓋体42は、上面の所定位置にペーシェントホースを取り付けるための取付部43が形成され、側面の所定位置にフィルター部材Bを構成するフィルター保持体31の保持体吸引口31a1と接続する接続部44が形成されている。
取付部43は蓋体42を厚さ方向に貫通して構成されており、該蓋体42の上面からはペーシェントホースを取り付けるためにホース差し状に形成された差込口43aが突設されている。また、蓋体42の下面からはノズル43bが突設されており、該ノズル43bを介してボトル部材Cに作用する吸引圧力によってペーシェントホースを介して患者から吸引し得るように構成されている。
接続部44は蓋体42の下面側から側面に貫通して構成されており、該蓋体42の側面には内部に通気孔が形成された突起42bが形成されており、該突起42bにL字状に形成された接続プラグ44aが着脱可能に装着されている。この接続プラグ44aは蓋体42に設けた接続口となるものであり、該接続プラグ44aには、フィルター部材Bのフィルター保持体31に形成された保持体吸引口31a1が差し込まれる接続チューブ45が取り付けられている。
また、蓋体42の下面からは接続部44を構成する有底筒体44bが突設されている。この有底筒体44bの側面には複数の開口44cが形成されており、内部にフロート44dが有底筒体44bの軸方向に沿って移動可能に収容されている。
フロート44dは、ボトル体41に収容された吸引物の収容量の増加に伴って液面が上昇して有底筒体44bまで到達した後、更なる液面の上昇に伴って上昇する。そして、フロート44dが有底筒体44bの最上部に到達したとき、接続部44を遮断して吸引物がフィルター部材Bに流れることを阻止し得るように構成されている。
上記接続プラグ44aに取り付けた接続チューブ45は、柔軟性と弾力性を有する例えばシリコンゴムによって成形されている。そして、接続チューブ45の一方の端部(図6に於ける上方の端部)は、蓋体42の接続口となる接続プラグ44aに嵌装されており、他方の端部45bがフィルター部材Bの保持体吸引口31a1を差し込んで接続し得るように構成されている。
接続チューブ45の端部45bは、フィルター部材Bの保持体吸引口31a1が容易に差し込まれるように、開口部分の内径が保持体吸引口31a1の外径よりも大きい案内部45b1として形成されている。そして、案内部45b1に連続した部分は嵌装部45b2として形成されており、内径が保持体吸引口31a1の外径と略等しく、差し込まれた保持体吸引口31a1を確実に保持し得るように構成されている。
次に図7を用いて上記の如く構成された本体A、フィルター部材B、ボトル部材Cによって吸引器を構成し、或いは吸引器から離脱させる手順について簡単に説明する。
尚、本体Aに設置した吸引ポンプ13の回転数は、予め目的の患部と、該患部から吸引する吸引物の量、等の条件に応じて最適な回転数となるように設定されている。即ち、制御盤20に設けた設定スイッチ20bによって目的の回転数に対応した信号が制御部19に入力され、この信号に対応してコンバータ、インバータ回路19bで周波数変換される。
フィルター部材Bの支持体32に接続部材35を取り付け、フィルター保持体31の下部体31bを支持体32の保持部34に装着しつつ、下部体31bの保持体排気口31b1を接続部材35の接続口35aに差し込むことで、フィルター部材Bを構成する。この作業は簡単な操作であり、高い習熟度を要することがない。
次いで、フィルター部材Bの支持体32の下面に形成した被案内面32aを本体Aに構成した案内部25の案内面25aに載置し、フィルター部材Bを押し込んで案内面25aに沿って移動させる。この移動に伴って、接続部材35の接続口35bがカバー12の側壁12aに配置された吸引口16に接近し、且つ接続口35bに吸引口16が差し込まれ、フィルター部材Bは吸引ポンプ13と接続されることとなる。この作業は、フィルター部材Bを案内部25に沿って押し込むという操作であり、高い習熟度を要することがない。また、フィルター部材Bを本体Aから離脱させる際には、フィルター部材Bの案内部25からはみ出している部分を把持して引き出すことで良い。従って、この作業は極めて容易であり、高い習熟度を要することがない。
上記の如くしてフィルター部材Bを本体Aに装着したとき、該フィルター部材Bの保持体吸引口31a1は案内部25に沿ってカバー12の側壁12aの内部側であって、支持板26の下方に位置する。
次いで、ボトル体41に蓋体42を被蓋してボトル部材Cを構成し、蓋体42から突出して配置されている接続チューブ45の端部45bを本体Aに設けた支持板26の上方に位置させて下降させる。この過程で、接続チューブ45の端部45bがフィルター部材Bの保持体吸引口31a1に接近し、該保持体吸引口31a1は端部45aの案内部45b1に案内されて嵌装部45b2に差し込まれる。これにより、ボトル部材Cはフィルター部材Bを介して吸引ポンプ13と接続される。この作業も単にボトル部材Cを下降させるという操作であり、高い習熟度を要することがない。また、ボトル部材Cをフィルター部材Bから離脱させる際には、ボトル部材Cを把持して上昇させることで良い。従って、この作業は極めて容易であり、高い習熟度を要することがない。
上記の如くして組み立てた医療用吸引器の蓋体42に設けた差込口43aにペーシェントホースを差し込み、カバー12の上面12bに設けたスイッチ18aを操作して吸引ポンプ13を駆動すると共に、摘み15aを操作して吸引圧を所望の圧力に調整することが可能である。そして、ペーシェントホースを患部に適用することで、該患部から吸引物をボトル部材Cのボトル体41に吸引することが可能である。
次に、特に手術室で用いられるように構成された第2実施例に係るボトル部材Dを利用する場合について図8、図9により説明する。本実施例で利用するボトル部材Dは、前述のボトル部材Cと比較すると、吸引用の配管との接続部分の構造が異なる。しかし、本体A及びフィルター部材Bは前述の実施例で説明したものをそのまま利用し得るように構成されている。
本実施例に於けるボトル部材Dは、医療機関に於ける病室や診療室の壁面に設けられ、吸引用の配管が接続されると共にボトル部材Dを着脱させる装着部材を有するアウトレットに装着して使用し得るように構成されている。このため、ボトル体51は本体Aの高さよりも大きい高さを有している。このようなボトル部材Dでは、ボトル体51の容積が大きく、約4リットル程度あるのが一般的であり、重量も大きくなる。このボトル体51は前述のボトル体41と同様に、円筒状の透明容器として構成されており、側面には図示しない目盛が形成されている。
ボトル部材Dを構成する蓋体52の上面には一対のレール52aが形成されており、該レール52aの間にボトル体51と通気する図示しない通気孔が形成されている。ボトル部材Dは、レール52aを介して病室に設けたアウトレットに着脱し得るように構成されており、アウトレットに装着したとき、該アウトレットに設けた吸引用の配管とレール52aの間に形成された通気孔とが気密を保持して接続される。
また、蓋体52の略中央部であって一対のレール52aの間には警笛52bが配置されており、この警笛52bによって吸引物がボトル体51の収容限界に達したときに警報をならして周囲の注意を喚起し得るように構成されている。
ボトル体51の容積が大きいため重量が大きくなる。このため、ボトル体51に収容された吸引物の廃棄や清掃する際の操作がし易いように、該ボトル体51には取っ手51bが設けられている。この取っ手51bは蓋体52の開閉を制御し得るように構成されており、蓋体52を閉じることで被蓋し、開閉ボタン51cを押操作することによって、蓋体52のボトル体51に対する被蓋状態を解除することが可能である。
また、蓋体52の上面の所定位置には、ペーシェントホースを取り付けるための取付部53が形成されている。取付部53は蓋体52を厚さ方向に貫通して構成されており、ペーシェントホースを取り付けるためにホース差し状に形成されている。
上記の如く構成されたボトル部材Dを本体Aに装着するに際し、蓋体52の上面に設けた一対のレール52aの間に形成された通気孔を介して吸引圧力を伝えることが必要となる。このため、蓋体52のレール52aにはブラケット54が装着され、該ブラケット54、フィルター部材Bを介してボトル部材Dが吸引ポンプ13に接続されている。
ブラケット54はコ字状に形成され、一端が閉鎖された本体54aを有しており、該本体54aに設けた摺動部54bが蓋体52のレール52aと係合して摺動することで、蓋体52に対し着脱可能に構成されている。また、ブラケット54の閉鎖された端部からは接続口54cが突設されており、該接続口54cに接続ホース55が接続されている。更に、ブラケット54の閉鎖された端部に形成された接続口54cの内部側にはシールパッキン54dが配置されており、ブラケット54をレール52aを介して蓋体52に装着したとき、該シールパッキン54dがレール52aの間に形成された通気孔をシールして気密を保持し得るように構成されている。
また、ボトル部材Dを本体Aに装着するに際し、ボトル体51を安定した状態で保持することが必要である。このため、ボトル体51をボトル体保持体57に保持して本体Aに装着することで、安定して保持し得るように構成している。
このボトル体保持体57はボトル部材Dのボトル体51の外周を保持して本体Aに装着する機能と、ボトル部材Dとフィルター部材Bとの間で吸引圧力を伝える中継点となる機能を有するものである。このため、ボトル体保持体57は、保持部材57aと、該保持部材57aから突設されブラケット54とフィルター部材Bとを中継する導通部材57bと、を有して構成されている。
上記ボトル保持体57を構成する保持部材57aは、保持すべきボトル体51の外径よりも大きい内径を有し、一部が切り欠かれた円弧状に形成されている。特に、保持部材57aは、剛性を有する元部と、切り欠き側の所定範囲に形成された適度な弾性を有する把持部とによって構成されている。従って、保持部材57aにボトル部材Dのボトル体51を上方から差し込むことで、保持することが可能である。そして、保持したボトル体51に横方向の動きが生じたとしても、把持部が有する弾性によって安定した保持状態を継続することが可能である。
導通部材57bは、保持部材57aの元部に形成されている。即ち、保持部材57aの元部には導通部材57bを構成する突起部57b2が形成されており、該突起部57b2に接続ホース55と接続される接続口57b1が形成されている。この接続口57b1から突起部57b2の内部を通って下面に貫通した通気孔が形成されており、この下面にフィルター部材Bの保持体吸引口31a1に接続する接続チューブが取り付けられている。
上記接続チューブは、前述した接続部材35と同様に、柔軟性と弾力性を有する例えばシリコンゴムによって直線的なソケット状に形成されている。そして、一方の接続口を導通部材57bの下面側に設けたホース差しに挿入することで取り付けられている。この接続チューブの他方の端部は、保持体吸引口31a1の差し込みを容易に行えるように、開口部分の内径が保持体吸引口31a1の外径よりも大きく形成されている。このため、接続チューブに保持体吸引口31a1が差し込まれたとき、これらの差し込み状態を確実に保持することが可能である。
上記の如く構成された本体A、フィルター部材B、ボトル部材Dによって吸引器を構成し、或いは吸引器から離脱させる手順について簡単に説明する。
先ず、前述した例と同様にしてフィルター部材Bを構成し、このフィルター部材Bを本体Aに取り付ける。
次いで、ボトル体51に蓋体52を被蓋すると共に該蓋体52にブラケット54を装着し、更にボトル体51をボトル体保持体57の保持部材57aに差し込んでボトル部材Dを構成する。ボトル体保持体57の導通部材57bをフィルター部材Bの上方に位置させ、この状態を保持してボトル部材Dを下降させることで、導通部材57bをフィルター部材Bの保持体吸引口31a1に接続する。このとき、ボトル体保持体57の導通部材57bは、本体Aの支持板26に当接して支持される。
そして、ブラケット54に接続されている接続ホース55を導通部材57の接続口57b1に接続することで、ボトル部材Dのボトル体51と本体Aに内蔵した吸引ポンプ13が接続される。また、ボトル部材Dをフィルター部材Bから離脱させる際には、ボトル部材Dの取っ手51bを把持して上昇させることで良い。
上記の如くして組み立てた吸引器の蓋体52に設けた取付部53にペーシェントホースを差し込み、カバー12の上面12bに設けたスイッチ18aを操作して吸引ポンプ13を駆動することで、ボトル部材Dの内部に吸引圧力を作用させることが可能である。また、摘み15aを操作して吸引圧力を所望の圧力に調整することが可能である。
本発明に係る吸引器は、吸引ポンプ13が本体Aに内蔵されているため、在宅医療のみに関わらず簡易な移動可能な吸引器として利用することが可能である。
A 本体
B フィルター部材
C、D ボトル部材
11 底板
11a 載置部
11b ゴム足
12 カバー
12a 側壁
12b 上面
12c 側面
13 吸引ポンプ
13a コンプレッサ
13b 交流モータ
13c 防振ゴム
14a 吸引ホース
14b 排気ホース
15 圧力調整器
15a 摘み
15b 目盛
16 吸引口
17 排気フィルター
18a スイッチ
18b、18c 表示灯
19 制御部
19a 汎用ポート
19b コンバータ、インバータ回路
19c 記憶部
20 制御盤
20a バッテリ回路
20b 設定スイッチ
25 案内部
25a 案内面
25b 溝
25c 起立壁
26 支持板
26a 穴
27 巻付部材
27a 巻付部
27b フランジ部
27c、d 保持溝
31 フィルター保持体
31a 上部体
31a1 保持体吸引口
31b 下部体
31b1 保持体排気口
31c 挟持部
32 支持体
32a 被案内面
32b 突起部
33 フィルター
34 保持部
35 接続部材
35a、35b 接続口
35c 挟持フランジ
41 ボトル体
41a 取付部
41b 上端面
42 蓋体
42a パッキン
42b 突起
43 取付部
43a 差込口
43b ノズル
44 接続部
44a 接続プラグ
44b 有底筒体
44c 開口
44d フロート
45 接続チューブ
45b 端部
45b1 案内部
45b2 嵌装部
51 ボトル体
51b 取っ手
51c 開閉ボタン
52 蓋体
52a レール
52b 警笛
53 取付部
54 ブラケット
54a 本体
54b 摺動部
54c 接続口
54d シールパッキン
55 接続ホース
57 ボトル体保持体
57a 保持部材
57b 導通部材
57b1 接続口
57b2 突起部

Claims (2)

  1. 本体と、該本体に着脱可能に構成されたフィルター部材と、該フィルター部材を介して本体に着脱可能に構成されたボトル部材と、を有し、
    前記本体は、
    内部に配置された吸引ポンプと、
    上面に配置され、前記吸引ポンプの運転開始又は停止を操作するスイッチ、及び前記吸引ポンプによる吸引圧力を調整する圧力調整器と、
    内部の所定位置に配置され、前記吸引ポンプの回転数を制御する制御部と、
    側面に配置されると共に前記圧力調整器を介して前記吸引ポンプの吸引側と接続され、前記フィルター部材を着脱するための取付口と、
    を有して構成されていることを特徴とする医療用吸引器。
  2. 前記吸引ポンプは交流モータを有しており、前記制御部は周波数変換装置を有し、該周波数変換装置によって設定した周波数によって吸引ポンプの回転数を制御することを特徴とする請求項1に記載した医療用吸引器。
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