JP2016135713A - スクレーパ装置 - Google Patents

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JP2016135713A
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岡部 修一
Shuichi Okabe
修一 岡部
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Abstract

【課題】従来のスクレーパ装置にあっては、紛体のケーシング内への侵入を防ぐためのガスパージが必要であり、製造コストが高かった点である。
【解決手段】リング状フレームの開口部中央に上蓋と下蓋を着脱可能に設けたギアケースが複数のアームでリングと一体に連結され、ギアケースに一対のウォームギアが内蔵され、ウォームギアの駆動軸が前記アームのひとつに設けたリング外周まで貫通する長穴を通ってモーターに連結され、ウォームホイールの回転翼が上蓋を貫通して上部に突出し、回転翼に連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明はホッパー内の紛体を下方に排出する際に、ホッパー下部の円錐状コーン部で紛体が閉塞するブリッジと呼ばれる現象を解消するためのスクレーパ装置に関する。
ホッパー下部のコーン部で紛体の粒子が架橋を形成し、重力によって下方に排出されないブリッジと呼ばれる現象がたびたび発生する。この現象は、紛体の性状、粒子径、ホッパーの排出口径などが関係し、その発生を予知することが難しい。解決手段としてホッパーの排出口径の拡大があるが、拡大すべき口径の予測が難しく、費用や工程の制限もあるので、ブリッジを確実に解消する装置をホッパー下部に追加することが求められる。
ブリッジ解消の手段として、ホッパーの外壁に打撃や振動を加える手段は、ブリッジ状態となっている紛体をさらに固まらせ解決できない場合が多い。また振動や騒音が発生する。
ホッパー壁面に形成した複数のノズルや、ホッパー中心部まで挿入されたパイプから、圧縮空気を吹込み紛体を流動化させて解決する手段は、圧縮空気に含まれる油分やダストを除去しておく必要があり、吹き込んだ空気はそのまま大気中に放散すると紛体の飛散を生じるので紛体を除去するフィルタやファンが必要となる等、多大な保守費用や動力費用が必要となる。
この改善策の従来例として特許文献として示す図4がある。
この方法はホッパーH下部のフランジに取付けられるリング状のケーシング1と、そのケーシングの内側で回転する中空状円筒2を有し、その中空状円筒に取付けられた回転翼10によって円錐状コーン12内に詰った紛体を掻き落とす構成となっている。中空状円筒は多数のボールを有する旋回輪ベアリング71で支持される。
回転する中空状円筒と、固定されているケーシングとの微細な空隙から、ケーシング内に紛体が侵入するのを防止するため、大口径のシール8a、8bが設けられている。
このシール材として市販のオイルシールやグランドパッキン等を用いると、大口径のため摺動速度が大きく、粉体が存在するため短時間にシール材が摩損し、紛体がケーシング内に侵入固着して中空状円筒の回転を阻害し運転不能となる。このためケーシング内に空気等のガスを吹込み、内部に向かってシール部分の微細な隙間を通過させ、紛体の侵入を防止するガスパージが行われていた。しかし微細な隙間であっても、大口径のためシール部の長さが長く、パージガスの通過断面積が大きくなり、パージガス量も少なくする事ができなかった。さらに中空状円筒の回転を支持する旋回輪ベアリングが大口径であるため、加工が難しく製作費が著しく高いものとなっていた。
特開2004−315118公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来のスクレーパ装置にあっては、紛体のケーシング内への侵入を防ぐためのガスパージが必要であった点である。
また、本発明が解決しようとするもう一つの問題点は、従来のスクレーパ装置にあっては中空状円筒を回転させるため設けられる旋回輪ベアリングの加工が難しく製作費が著しく高いものとなっていた点である。
本発明は、紛体用ホッパーの下方に一体的に接続されるスクレーパ装置において、リング状フレームの開口部中央に上蓋と下蓋を着脱可能に設けたギアケースが複数のアームでリングと一体に連結されて配設され、ギアケースに一対のウォームギアが内蔵され、ウォームギアの駆動軸が前記アームのひとつに設けたリング外周まで貫通する長穴を通ってモーターに連結され、回転翼が上蓋を貫通して上部に突出したウォームホイールの回転軸に連結されることを特徴としている。
本発明によれば、紛体の侵入防止用シールは口径が小さい回転軸部分だけでよく、市販のオイルシール等を適用することが可能であり、ガスによるパージは必要なくなる。
また、回転軸の支持も口径の小さい汎用ベアリングでよく、著しく高価な旋回輪ベアリングの製作に比べて大幅な費用削減が可能である。
本発明に係るスクレーパ装置の垂直断面図である。 本発明に係るスクレーパ装置の水平断面図である。 本発明の実施例1の代案として示した実施例2の垂直断面図である。 従来の背景技術として示した特許文献の図である。
図1、図2は本発明の垂直断面図と水平断面図を示す。
板状のフレーム1は周辺部にリング1a、中央部にギアケース1bが配され、開口部1f、1g、1hを有し、リング1aとギアケース1bは複数のアーム1c、1d、1eで一体に連結されている。ギアケース1bに内部空間1m、アーム1cに長穴1n、リング1aにボルト穴1kが設けられ、長穴1nがリング1a外周面から内部空間1mに貫通して設けられている。リング1a外周部の長穴1nの開口部周辺に平面部1qが設けられている。
内部空間1mに一対のウォームホイール2、ウォーム3とウォーム3に連結され長穴1n内を貫通して配設された駆動軸4と、駆動軸4の端部を回転支持するベアリング5が内蔵されている。フランジ6a、管体6b、フランジ6cで構成されるモーターマウント6が平面部1qにフランジ6aを介して取付けられ、フランジ6cを介してモーター7が取付けられ、管体6bの内部を駆動軸4が貫通して配設されている。
ギアケース1bの上下面に上蓋8、下蓋9が気密に取付けられ、内部空間1mを構成する。
ウォームホイール2の中心の穴部2aにキーを介して嵌合された回転軸10が上蓋8を貫通して配設され、回転軸10を回転自在に支持するベアリング11、12と、回転軸10と上蓋8との隙間を気密にシールするオイルシール13が配設されている。回転軸10が上蓋8より上部に突出した部分に、筒状の嵌合部14aを有する回転翼14が配設されている。フレーム1はボルト穴1kにボルトを装着してホッパー下部フランジ15に取付けられる。
モーター7の回転力は駆動軸4、ウォーム3、ウォームホイール2、回転軸10を介して回転翼14に伝達される。回転翼14は紛体のブリッジを解消し粉体は開口部1f、1g、1hを通って下方に排出される。
紛体の侵入部は回転軸10のみであり、口径が小さいためオイルシール12で完全にシールできる。また、口径が小さいため市販のオイルシールでもホッパー内圧力が高圧の場合でも、2MPa以下であればシールが可能である。
実施例1においてはフレーム1をリング1a、ギアボックス1b、アーム1c、1d、1eよりなる一体構造としたが、これらを分割しボルト等で連結してなる構造としても構わない。
実施例1においてはウォームギアを採用したが、ウォームギアの代案として図3に示すようにベベルギア2’、3’としても構わない。
1 フレーム
1a リング
1b ギアケース
1c アーム
1d アーム
1e アーム
1f 開口部
1g 開口部
1h 開口部
1k ボルト穴
1m 内部空間
1h 長穴
1q 平面部
2 ウォームホイール
2a 穴部
3 ウォーム
4 駆動軸
5 ベアリング
6 モーターマウント
6a フランジ
6b 管体
6c フランジ
7 モーター
8 上蓋
9 下蓋
10 回転軸
11 ベアリング
12 ベアリング
13 オイルシール
14 羽根
14a 嵌合部
15 ホッパーフランジ
2’ ベベルギア
3’ ベベルギア

Claims (1)

  1. 紛体用ホッパーの下方に一体的に接続されるスクレーパ装置において、リング状フレームの開口部中央に上蓋と下蓋を着脱可能に設けたギアケースが複数のアームでリングと一体に連結されて配設され、ギアケースに一対のウォームギアが内蔵され、ウォームギアの駆動軸が前記アームのひとつに設けたリング外周まで貫通する長穴を通ってモーターに連結され、回転翼が上蓋を貫通して上部に突出したウォームホイール回転軸に連結されるスクレーパ装置。
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