JP2016135076A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016135076A
JP2016135076A JP2015010385A JP2015010385A JP2016135076A JP 2016135076 A JP2016135076 A JP 2016135076A JP 2015010385 A JP2015010385 A JP 2015010385A JP 2015010385 A JP2015010385 A JP 2015010385A JP 2016135076 A JP2016135076 A JP 2016135076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
common
hole
pad
pad portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015010385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6231028B2 (ja
Inventor
赤堀 忠
Tadashi Akahori
忠 赤堀
友彦 岡部
Tomohiko Okabe
友彦 岡部
成夫 蓮見
Shigeo Hasumi
成夫 蓮見
真理 長南
Mari Naganami
真理 長南
博史 松澤
Hiroshi Matsuzawa
博史 松澤
厚司 柳川
Koji Yanagawa
厚司 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2015010385A priority Critical patent/JP6231028B2/ja
Publication of JP2016135076A publication Critical patent/JP2016135076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6231028B2 publication Critical patent/JP6231028B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】ベース部の剛性の低下を抑制しつつ、コイルの引出線がどの端末かを容易に識別することができるスピンドルモータを提供する。
【解決手段】スピンドルモータ100は、ベース部50と、ベース部50の一方側に位置し、コイルを有するステータと、ベース部50の一方側に位置し、ステータに対して回転するロータと、を備える。ベース部50には、コイルの複数の引出線Lを一方側から他方側へと通す複数の引出孔Hが設けられている。前記複数の引出線は、1本のコモン線L4を含み、複数の引出孔Hのうち、1つは、コモン線L4を含む2本の引出線が共に引き出される共用引出孔H1であり、その他は、前記2本の引出線以外の引出線が1本ずつ引き出される専用引出孔H2、H3である。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピンドルモータに関する。
従来のスピンドルモータとして、特許文献1及び2に開示されたものがある。特許文献1に開示されたスピンドルモータは、ステータが固定されるベース部に設けられた貫通孔と、ベース部の外側に位置する回路基板に設けられた挿通孔とを有し、ステータのコイル端を構成する複数の引出線を一まとめに束ねて、貫通孔及び挿通孔から引き出して回路基板と接続する構成のものである。
一方、特許文献2に開示されたスピンドルモータは、コイルを回路基板に接続するためにベース部から複数の引出線を引き出す構成として、ベース部に複数の貫通孔が設けられ、且つ、1つの貫通孔からは引出線が1本のみ引き出される構成を有している。
特開2000−209804号公報 特開2011−234602号公報
特許文献1に開示されたスピンドルモータの構成では、複数の引出線が束ねられて1つの孔から引き出されるため、どの引出線がどの端末か識別しにくいという問題がある。
一方で、特許文献2に開示されたスピンドルモータの構成では、引出線毎に貫通孔が設けられるため、前記の問題を回避することができるが、引出線の本数だけベース部に設けられる貫通孔の数が増えてしまうため、ベース部の剛性が低下するおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ベース部の剛性の低下を抑制しつつ、コイルの引出線がどの端末かを容易に識別することができるスピンドルモータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るスピンドルモータは、
ベース部と、
前記ベース部の一方側に位置し、コイルを有するステータと、
前記ベース部の前記一方側に位置し、前記ステータに対して回転するロータと、を備え、
前記ベース部には、前記コイルの複数の引出線を前記一方側から他方側へと通す複数の引出孔が設けられ、
前記複数の引出線は、1本のコモン線を含み、
前記複数の引出孔のうち、1つは、前記コモン線を含む2本の引出線が共に引き出される共用引出孔であり、その他は、前記2本の引出線以外の引出線が1本ずつ引き出される専用引出孔である、
ことを特徴とする。
また、前記ベース部の前記他方側には、前記複数の引出線の各々を接続する複数のパッド部を有する回路基板が設けられ、
前記ベース部は、前記一方側へと凹み、前記パッド部を収容する収容部を有し、
前記収容部に前記引出孔が形成されていてもよい。
また、前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記コモン線と接続されるものをコモン用パッド部とし、前記コモン線と共に前記共用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを端末用パッド部とし、前記専用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを専用パッド部とすると、
前記コモン用パッド部又は前記端末用パッド部の少なくとも一方と、前記共用引出孔との距離は、前記専用パッド部と前記専用引出孔との距離よりも長くてもよい。
また、前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記コモン線と接続されるものをコモン用パッド部とし、前記コモン線と共に前記共用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを端末用パッド部とすると、
前記共用引出孔は、前記コモン用パッド部からの距離と、前記端末用パッド部からの距離とが略同一となる位置に設けられていてもよい。
また、前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記専用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを専用パッド部とすると、
前記専用引出孔は、前記収容部と前記専用パッド部とを貫通して設けられ、
前記専用引出孔から引き出される引出線と前記専用パッド部とは、前記専用引出孔を覆った状態で半田付けされていてもよい。
また、前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、
前記引出孔は、前記収容部と前記回路基板とを貫通して設けられ、
前記パッド部および前記引出孔は、所定の方向に沿って配列されていてもよい。
また、前記所定の方向は、前記ロータの回転軸を中心とした略円周方向であってもよい。
本発明によれば、ベース部の剛性の低下を抑制しつつ、コイルの引出線がどの端末かを容易に識別することができる。
本発明の第1実施形態に係るスピンドルモータの断面図である。 図1に示すスピンドルモータの要部底面図である。 コイルの巻線手法の一例を示す模式図である。 (a)及び(b)は、半田の形成領域の一例を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係るスピンドルモータの要部底面図である。 本発明の第3実施形態に係るスピンドルモータの要部底面図である。
本発明の一実施形態に係るスピンドルモータを、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るスピンドルモータ100は、図1に示すように、アウターロータ型のスピンドルモータとして構成されている。スピンドルモータ100は、例えば、図示しないハードディスク駆動装置(HDD:Hard Disk Drive)の磁気ディスクを回転させるものである。
スピンドルモータ100は、図1、図2に示すように、ロータ10と、ステータ20と、スリーブ30と、磁気吸引板40と、ベース部50と、回路基板60と、を備える。
なお、図1は、スピンドルモータ100の断面図である。また、図2は、スピンドルモータ100の回路基板60近傍を示した要部底面図(下面図)である。図面の見易さを考慮して、図1及び図2では、後述のように形成される半田及び接着剤を省略している(後述の図5及び図6も同様)。
以下ではスピンドルモータ100の構成の理解を容易にするため、特に断りがない場合は図1における上下方向に対応させて「上」、「下」という用語を用いて説明を行う。
ロータ10は、ステータ20に対して軸線Aを中心に回転するものであり、シャフト11と、ロータハブ12と、マグネット13と、を有する。
シャフト11は、ロータ10の回転軸であり、軸線Aに沿った略円柱状に形成されている。シャフト11は、流体動圧を利用した軸受機構(図示せず)を介して、スリーブ30に軸線Aを中心に回転可能に支持されている。
ロータハブ12は、マグネット13を保持するものであり、下側に開口した有底筒状に形成されている。ロータハブ12は、例えばステンレス鋼で形成されている。ロータハブ12の中央部には、シャフト11が圧入や接着等の手法により固定されている。これにより、ロータハブ12は、シャフト11と共に回転する。また、ロータハブ12の内周面には、マグネット13が固定されている。
マグネット13は、軸線Aを中心として環状に形成され、その周方向に沿ってN極とS極とが交互に着磁された構造を有する。
ステータ20は、コア21と、コア21に巻き回されるコイル22と、を有する。
コア21は、板状の磁性材料が上下方向に複数積層されて構成されている。コア21は、軸線Aを中心として略円環状に形成され、その円周方向に沿って配列されると共に外径方向に突出した複数の櫛歯を有する。コア21は、ベース部50に固定され、マグネット13の内周面と隙間を空けて対向する位置に配置されている。
コア21には、コイル22が三相巻線で巻き回される。具体的には、コイル22は、図3に示すように、図中の第5スロットから右側へU、W、V相の順で循環して各櫛歯に巻線が施されるようにコア21に巻き回される。
コイル22の端は、後述するようにベース部50の下側へと引き出される4本の引出線Lを構成する。詳細には、コイル22の巻き始めと巻き終わりから、U、V、W相の各々に対応した3本の配線L1〜L3と、1本のコモン線L4とが引き出されることによって、計4本の引出線Lが引き出される。なお、コモン線L4は、U、W、V相の各々に対応した3本の配線L1〜L3の引き出し端の反対側をよじることにより構成されており、1本の引出線と見なすことができる。
以下では、コモン線L4以外の引出線のうち、U相に対応するものを第1配線L1と、V相に対応するものを第2配線L2と、W相に対応するものを第3配線L3と呼ぶ。
なお、図3は、コア21が9つの櫛歯を有する場合のコイル22の巻線手法の一例を示したものである。同図は、櫛歯間の9つのスロットのうち、第5スロットから第1配線L1とコモン線L4が、第6スロットから第3配線L3が、第7スロットから第2配線L2が、引き出されている例である。この例は、あくまで一例であって、コイル22の巻線方法はこれに限定されるものではない。
図1に戻り、スリーブ30は、軸線Aを中心に略円筒状に形成され、その内部でシャフト11を回転可能に支持するものである。
磁気吸引板40は、磁性材料により形成され、マグネット13の下方に位置する。磁気吸引板40は、ロータ10の浮上位置を安定させるためにマグネット13を引きつける磁気吸引力を発生させる。
ベース部50は、ステータ20と磁気吸引板40を上側で固定し、保持するものである。図1に示すように、ベース部50の上面であって、ステータ20のうち引出線Lが引き出される部分と対向する部分には、樹脂製のシムSが設けられている。このようにシムSが設けられることにより、引出線Lがベース部50に直接接触することが防止され、引出線Lとベース部50との絶縁が確保されている。また、シムSには、後述の複数の引出孔Hの各々と同じ位置に孔が形成されている。
ベース部50は、例えばアルミニウム合金からなり、ハードディスク駆動装置のハウジングの一部として構成される。ベース部50は、上下方向においてロータハブ12と対向し、且つ、軸線Aを中心とした径方向に広がって形成されている。
ベース部50には、スリーブ30が取り付けられるスリーブ取付孔50aが形成されている。スリーブ取付孔50aは、ベース部50を底面51(下面)から軸線A方向に貫通する。スリーブ取付孔50aには、スリーブ30の下端部が挿入されて接着剤等の手段により固定される。なお、スリーブ30の下端面には、カウンタープレート31が所定の方法により固定され、これによりスリーブ30の下端側が閉塞される。
また、ベース部50には、底面51から上方に向かって凹む凹部52が形成されている。凹部52は、回路基板60の配設スペースを確保するためにベース部50に形成されている。回路基板60は、凹部52内に粘着剤で固定される。凹部52については、後述する。
回路基板60は、例えばFPC(Flexible Printed Circuits)からなり、後述のようにコイル22と電気的に接続される。この回路基板60を介して、図示しない駆動回路からコイル22に駆動電流が供給される。駆動電流がコイル22に供給されると、ステータ20の磁極(コア21の櫛歯とコイル22により構成される)とマグネット13の磁極との間に相互作用が生じ、ステータ20に対してロータ10が回転する。このようにしてスピンドルモータ100は動作する。
例えばハードディスク駆動装置では、スピンドルモータ100のロータハブ12に所定方法で磁気ディスクが固定されており、スピンドルモータ100の動力で磁気ディスクを回転させる。
ここからは、ベース部50に設けられた凹部52と回路基板60の構成、及び、回路基板60へのコイル22の接続構造について説明する。
回路基板60は、図2に示すように、略矩形の本体部61と、本体部61からスリーブ取付孔50aに向かって延びる延在部62と、延在部62の先端側に位置するパッド形成部63と、を有する。パッド形成部63は、軸線Aを中心とした円周方向に沿うように形成されており、コイル22の引出線Lとの接続部であるパッド部630を有する。回路基板60は、導電層の上下両面が絶縁層で覆われた構成を有しているが、そのうち、パッド形成部63における下側の絶縁層の一部を除去して導電層を露出させた部分がパッド部630となる。
パッド部630は、コイル22の4本の引出線Lの各々と対応して4つ設けられている。4つのパッド部630は、第1配線L1の接続先である第1パッド部631と、第2配線L2の接続先である第2パッド部632と、第3配線L3の接続先である第3パッド部633と、コモン線L4の接続先であるコモン用パッド部634とから構成されている。
各パッド部630は、図2に示すように、回路基板60に形成されたプリント配線の先端部(軸線A側の先端)に位置する略矩形状の部分であり、且つ、前述の通り回路基板60の絶縁層が除去された部分である。なお、図2に示した、各パッド部630と、回路基板60に形成された配線の形状は、あくまで一例であり、図示例の形状に限定されるものではない(後述の図5、図6においても同様)。
ベース部50の凹部52は、図2に示すように、回路基板60の外形より一回り大きく形成されており、パッド形成部63を収容する収容部520と、本体部61が配設される配設部521と、延在部62を収容し、収容部520と配設部521とを連通する連通溝522と、から構成されている。
収容部520は、軸線Aを中心とした円弧に沿って扇状に形成されている。回路基板60のパッド形成部63は、収容部520より一回り小さい扇形状をなし、収容部520内に収容される。なお、収容部520の深さは、回路基板60の厚みと、後述のように形成される半田の厚みとの和よりも大きいことが望ましい。
収容部520のうち、軸線Aを中心とした内径側は、パッド形成部63に覆われない領域となっており、この領域には、コイル22の引出線Lをベース部50の外部へと引き出すための引出孔Hが形成されている。
なお、第1実施形態に係るスピンドルモータ100では、回路基板60のパッド形成部63の先端部(軸線A側の端部)が、図2に示すように、引出孔Hに若干かかるようになっている。このようにすることで、引出孔Hから引き出される引出線Lが、ベース部50に直接接触することを防止している。
引出孔Hは、ベース部50の上面と収容部520とを連通する孔であり、ベース部50に3つ形成されている。3つの引出孔Hのうち、1つは、コモン線L4と第1配線L1とが共に引き出される共用引出孔H1であり、他の2つは、第2配線L2が引き出される専用引出孔H2と、第3配線L3が引き出される専用引出孔H3である。つまり、専用引出孔H2、H3からは、各孔につき1本の配線が引き出される。
図3の例と対応させれば、コア21の櫛歯間に形成されるスロットのうち、第5スロットから引き出された第1配線L1とコモン線L4が共に共用引出孔H1に挿通され、第6スロットから引き出された第3配線L3が専用引出孔H3に挿通され、第7スロットから引き出された第2配線L2が専用引出孔H2に挿通されることになる。
なお、各引出孔Hの孔径は任意であるが、ベース部50の剛性の低下を抑制する観点からは、必要最小限の大きさであることが好ましい。また、共用引出孔H1からは2本の配線が引き出されることを考慮して、共用引出孔H1を、専用引出孔H2,H3よりも孔径を大きく形成することもできる。
3つの引出孔Hは、図2に示すように、軸線Aを中心とした円弧に概ね沿って配列されている。具体的には、各孔は、同図における上側から、専用引出孔H2、専用引出孔H3、共用引出孔H1の順で配列されている。
また、前述の4つのパッド部630も、軸線Aを中心とした円弧に概ね沿って配列されている。具体的には、これらは、同図における上側から、第2パッド部632、第3パッド部633、コモン用パッド部634、第1パッド部631の順で配列されている。
なお、各引出孔Hを回路基板60のパッド形成部63に近接して形成することで、各引出孔Hと、対応するパッド部630との距離をなるべく近くすることが好ましい。こうすれば、収容部520の軸線A側の端部と、パッド形成部63の先端部とを、より近づけることができるため、収容部520を小さく形成することができ、ベース部50の剛性の低下を抑制することができる。一方で、各パッド部630のうち隣り合うもの同士の間隔は、後述の半田付け作業を考慮して、適度な距離を保つことが好ましい。これは、後述の第2及び第3実施形態に係るスピンドルモータ200,300でも同様である。
また、共用引出孔H1は、コモン用パッド部634からの距離と、第1パッド部631からの距離とが略同一となる位置に設けられている。
このようにすることで、共用引出孔H1から引き出された第1配線L1の第1パッド部631までの長さと、共用引出孔H1から引き出されたコモン線L4のコモン用パッド部634までの長さを略同一に保つことができるため、どちらかの配線が長くなりすぎるといったことがない。
また、後述の半田付け工程で説明するように、第1配線L1とコモン線L4とを共に、共用引出孔H1から治具(図示せず)を用いて引き出す際に、このように共用引出孔H1から両パッド部への距離を略同一とすれば、第1配線L1とコモン線L4の引き出しの際の移動量を略同一にできるため、配線の接続作業が容易である。
なお、コモン用パッド部634と第1パッド部631とは、後述の半田付け作業を容易にするため、共用引出孔H1を中心とした円周方向において、所定の間隔を開けて配置されることが好ましい。
各引出孔Hから引き出された引出線Lは、対応するパッド部630に半田付けされることで、回路基板60と電気的に接続される。なお、各引出線Lは、導線を覆う絶縁被膜が施されているが、先端の絶縁皮膜を除去した上で、導線部分がパッド部630に半田付けされる。
ここで、各引出線Lの半田付け工程について説明する。
まず、各引出線Lの先端部を半田槽内に浸すことで、先端部の絶縁皮膜を溶融させて導線を露出させる。
続いて、各引出線Lを対応する引出孔Hに通す。具体的には、共用引出孔H1にコモン線L4と第1配線L1とを共に通し、専用引出孔H2に第2配線L2を通し、専用引出孔H3に第3配線L3を通す。なお、各引出孔Hの内周に絶縁処理を施しておいてもよい。
続いて、各引出孔Hから引き出された引出線Lを治具(図示せず)で保持しつつ、治具を図2の左斜め下方向に移動させることで、各引出線Lの先端を対応するパッド部630近傍に位置させる。
そして、半田付けを行う。具体的には、第1配線L1を第1パッド部631に半田付けにより接続し、コモン線L4をコモン用パッド部634に半田付けにより接続する。また、第2配線L2を第2パッド部632に半田付けにより接続し、第3配線L3を第3パッド部633に半田付けにより接続する。このようにして、回路基板60は、コイル22と電気的に接続される。
なお、第1実施形態においては、図4(a)に示す第1形成領域S1に半田が施される。第1形成領域S1は、所定の引出線Lの先端と、当該引出線Lに対応するパッド部630とを覆う領域であり、且つ、当該引出線Lに対応する引出孔Hを覆わない領域である。
以上のようにして、各引出線Lを対応するパッド部630に半田付けを行った後に、各引出孔Hを接着剤で封止する。接着剤としては、熱硬化型接着剤、光硬化型(例えば紫外線硬化型)接着剤、嫌気性接着剤等を用いることができる。接着剤は、少なくとも、半田箇所(第1形成領域S1)と引出孔Hとを一度に覆う領域に塗布される。なお、接着剤をパッド形成部63全体に渡って塗布することで、3つの引出孔Hを一度に封止すると共に、4つのパッド部630を覆うように接着剤を施しても良い。このように、各引出孔Hを封止することで、スピンドルモータ100内の気密性を高めることができると共に、各引出線Lを固定することができる。
以上に説明した第1実施形態に係るスピンドルモータ100では、ベース部50には、コイル22の4本の引出線Lを上側から下側へと通す引出孔Hが設けられている。引出孔Hは、3つあり、そのうちの1つは、コモン線L4と第1配線L1とが共に引き出される共用引出孔H1であり、その他は、コモン線L4と第1配線L1以外の引出線(第2配線L2、第3配線L3)が1本ずつ引き出される専用引出孔H2、H3である。
共用引出孔H1からは、コモン線L4と第1配線L1とが共に引き出されるが、コモン線L4は3本の配線がよじられて構成されているため、第1配線L1の端末であることを容易に識別できる。無論、その他の孔(専用引出孔H2、H3)からは、1つの孔につき1本の引出線が引き出されるため、各端末の識別は容易である。また、引出線Lの本数だけ引出孔Hを設けるのに比べ、ベース部50に設ける引出孔Hの数を1つ少なくできるため、ベース部50の剛性の低下を抑制することができる。
また、ベース部50の下側には、4つの引出線Lと接続されるパッド部630を有する回路基板60が設けられ、ベース部50は、上側へと凹み、パッド部630を収容する収容部520を有し、収容部520に引出孔Hが形成されている。
このように、収容部520に設ける引出孔Hの数を引出線Lの本数よりも減らしたことにより、収容部520を小さくできる。収容部520が小さくなれば、ベース部50に形成する凹部52も小さくできるため、ベース部50の剛性の低下を抑制することができる。
また、パッド部630は、4つの引出線Lの各々に対応して設けられ、そのうち、コモン線L4と接続されるものはコモン用パッド部634であり、コモン線L4と共に共用引出孔H1から引き出される引出線(第1配線L1)と接続されるものは第1パッド部631であり、共用引出孔H1は、コモン用パッド部634からの距離と、第1パッド部631からの距離とが略同一となる位置に設けられている。なお、第1パッド部631は、請求項における端末用パッド部の一例である。
このようにしたことにより、前述したように、配線の接続作業を容易にすることができる。
なお、スピンドルモータ100の用途として好適なハードディスク駆動装置が備えられるPC(Personal Computer)は、近年モバイル化が進んでおり、ハードディスク駆動装置自体を薄型に構成されることが望まれている。すると、スピンドルモータ100のベース部50も剛性の低下を抑制した上でできるだけ薄型に形成されることが望ましい。以上に説明したスピンドルモータ100によれば、このような要請を考慮してベース部50を薄く形成しても、前述したようにベース部50の剛性の低下を良好に抑制することができる。
以上に説明した第1実施形態で示した例に限らず、ベース部50の収容部520に設けた引出孔Hは、様々な配置が可能である。
ここからは、引出孔Hの形成態様や配置が第1実施形態に係るスピンドルモータ100とは異なる第2及び第3実施形態に係るスピンドルモータ200,300を説明する。なお、以下では、第1実施形態に係るスピンドルモータ100と異なる点を主に説明すると共に、第1実施形態に係るスピンドルモータ100と共通の機能を有する各部については第1実施形態に係るスピンドルモータ100と同一の符号を付して説明する。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るスピンドルモータ200の要部底面図を図5に示す。このスピンドルモータ200は、引出孔Hの構成が第1実施形態とは異なる。
第2実施形態に係るスピンドルモータ200では、各引出孔Hは、回路基板60のパッド形成部63を貫通して形成されている。つまり、各引出孔Hは、ベース部50の収容部520に形成された貫通孔と、この貫通孔とパッド形成部63との下面とを連通し、パッド形成部63に形成された連通孔と、から構成される。
特に、専用引出孔H2は、収容部520と第2パッド部632とを貫通して設けられ、専用引出孔H3は、収容部520と第3パッド部633とを貫通して設けられている。なお、第2パッド部632、第3パッド部633は、専用パッド部の一例である。
そして、第2実施形態に係るスピンドルモータ200では、第2配線L2と第3配線L3との各々は、図4(b)に示す第2形成領域S2に従って半田が施される。第2形成領域S2は、収容部520と所定のパッド部630とを貫通する所定の引出孔Hと、当該引出孔Hから引き出された引出線Lと、当該引出線Lに対応するパッド部630とを覆う領域である。具体的には、収容部520と第2パッド部632とを貫通する専用引出孔H2から引き出される第2配線L2と第2パッド部632とは、専用引出孔H2を回路基板60の下面側から覆った状態で半田付けされている。また、収容部520と第3パッド部633とを貫通する専用引出孔H3から引き出される第3配線L3と第3パッド部633とは、専用引出孔H3を回路基板60の下面側から覆った状態で半田付けされている。
このようにすることで、半田付けにより、第2配線L2と第2パッド部632を接続し、第3配線L3と第3パッド部633とを接続すると共に、専用引出孔H2,H3の回路基板60側の開口(つまり、第2パッド部632と第3パッド部633とに設けられた孔)を封止することができるため、封止作業が容易となる。
なお、図5に示すように、収容部520とパッド形成部63とを貫通する共用引出孔H1から引き出された第1配線L1とコモン線L4の各々には、第1実施形態と同様に、図4(a)に示す第1形成領域S1に従って半田が施される。これにより、第1配線L1と第1パッド部631とが接続され、コモン線L4とコモン用パッド部634とが接続される。
以上のように、第2実施形態に係るスピンドルモータ200では、専用引出孔H2が、第2配線L2の接続先である第2パッド部632を貫通して形成されているため、第2配線L2の専用引出孔H2から引き出された部分の長さを短くすることができる。これにより、ベース部50の下方における第2配線L2の断線を防止することができる。同様に、第2実施形態に係るスピンドルモータ200では、専用引出孔H3が、第3配線L3の接続先である第3パッド部633を貫通して形成されているため、第3配線L3の専用引出孔H3から引き出された部分の長さを短くすることができる。これにより、ベース部50の下方における第3配線L3の断線も防止することができる。
なお、このように第2形成領域S2で半田を施すことで専用引出孔H2,H3が封止されるが、これらの半田箇所、回路基板60、及び、収容部520の内周側をさらに覆うように接着剤を塗布することで、封止をより強固にしてもよい。
また、第2実施形態では、コモン用パッド部634又は第1パッド部631の少なくとも一方と、共用引出孔H1との距離が、専用引出孔H2と第2パッド部632との距離及び専用引出孔H3と第3パッド部633との距離よりも長くなるように、各引出孔Hが配置されている。なお、第1パッド部631は、請求項における端末用パッド部の一例である。
第2実施形態においても、コモン線L4及びコモン用パッド部634、第1配線L1及び第1パッド部631の各々には、図4(a)に示した第1形成領域S1に従って半田が施されるが、このように共用引出孔H1の距離を確保することで、半田付け作業が容易となる。
なお、共用引出孔H1は第1実施形態と同様に接着剤により封止される。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るスピンドルモータ300の要部底面図を図6に示す。このスピンドルモータ300は、各引出孔Hがパッド形成部63と収容部520とを貫通して形成される点が、第2実施形態に係るスピンドルモータ200と同様であるが、各引出孔Hの配置が異なる。
具体的には、第3実施形態に係るスピンドルモータ300においても、各引出孔Hは、ベース部50の収容部520に形成された貫通孔と、この貫通孔とパッド形成部63の下面とを連通し、パッド形成部63に形成された連通孔と、から構成される。また、各パッド部630は、図6に示すように、軸線Aを中心とした略円周方向に沿って配列され、各引出孔Hも、当該円周方向に沿って配列されている。
このように引出孔Hを配列したため、収容部520とそこに収容されるパッド形成部63とを、軸線Aを中心とした径方向に狭く(小さく)形成することができる。そのため、ベース部50の剛性の低下をより良好に低減することが出来る。また、収容部520を小さくできれば回路基板60を小さくすることもできる。
なお、ステータ20の下方に、各パッド部630と各引出孔Hをコンパクトに配列するには、このように軸線Aを中心とした略円周方向に沿って配列することが好ましいが、直線状に配列してもよい。
各引出孔Hと各パッド部630とは、図6に示すように、同図における上側から、第2パッド部632、専用引出孔H2、第3パッド部633、専用引出孔H3、コモン用パッド部634、共用引出孔H1、第1パッド部631の順で配列されている。
このように、引出孔Hとパッド部630とを交互に配列することにより、隣り合う引出孔H同士の間隔を確保することができるため、各引出線Lの引き出し作業が容易となり、各引出線Lの端末種別の混同も抑制することができる。
なお、引出孔Hの配列はこれに限られるものではなく、例えば、図6において専用引出孔H3と第3パッド部633との位置を逆にしてもよい。このようにすれば、第2パッド部632と第3パッド部633との間隔を大きくとることができるため、半田付けの作業が容易となる。ただし、共用引出孔H1は、コモン用パッド部634と第1パッド部631との間に形成されることが好ましい。こうしないと、コモン線L4と第1配線L1とが、略同一方向に引き出されることになってしまい、引出線Lの引き出し作業や半田付け作業が複雑になってしまうからである。
第3実施形態に係るスピンドルモータ300は、第1実施形態に係るスピンドルモータ100とは引出孔Hの構成が異なるものの、半田の形成態様については共通する。
つまり、第3実施形態に係るスピンドルモータ300においては、コモン線L4とコモン用パッド部634、及び、第1配線L1と第1パッド部631は、図4(a)に示す第1形成領域S1に従って半田付けがなされる。また、第2配線L2と第2パッド部632、及び、第3配線L3と第3パッド部633の各々も、第1形成領域S1に従って半田付けがなされる。
なお、第3実施形態に係るスピンドルモータ300では、引出孔H2,H3は、パッド形成部63のうちの第2、第3パッド部632、633以外の領域を貫通して形成される点が、第2実施形態に係るスピンドルモータ200とは異なっている。
また、図示しないが、第3実施形態に係るスピンドルモータ300の変形例として、第2実施形態に係るスピンドルモータ200のように、専用引出孔H2を収容部520と第2パッド部632とを貫通して設け、専用引出孔H3を収容部520と第3パッド部633とを貫通して設けてもよい。この場合も、第2実施形態に係るスピンドルモータ200のように、第2配線L2と第3配線L3との各々に、図4(b)に示す第2形成領域S2に従って半田を施せばよい。この変形例によれば、前述のように、収容部520とそこに収容されるパッド形成部63とを軸線Aを中心とした径方向に狭く(小さく)形成することができ、なおかつ、第2実施形態で説明したように、第2、第3配線L2,L3の専用引出孔H2,H3から引き出された部分の長さを短くすることができるため、ベース部50の下方における第2、第3配線L2,L3の断線を防止することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、構成を適宜変更(構成要素の削除も含む)することが可能である。
上記第1〜第3の実施形態では、コモン線L4と共に共用引出孔H1から引き出される引出線Lが、U相に対応する第1配線L1である例を示したが、これに限られない。コモン線L4と共に共用引出孔H1から引き出される引出線Lは、V相に対応する第2配線L2やW相に対応する第3配線L3であってもよい。
また、各引出孔Hや各パッド部630の配列も目的に応じて任意である。例えば、図2、図5、及び図6に示した例では、3つの引出孔Hのうち、共用引出孔H1が各図における最も下側に形成されているが、上側や中間に形成されていてもよい。
また、回路基板60としては可撓性を有するFPCが好適であるが、硬質のプリント回路板であってもよい。
以上に説明したスピンドルモータ100,200,300は、三相モータに好適であるが、四相以上のモータであってもよい。また、アウターロータ型に限らず、インナーロータ型、面対向型モータなどにも適用可能である。これらの種々のモータにおいても、コモン線L4と所定の種別の端末とを共用引出孔H1から引き出すことで、ベース部50に形成する引出孔Hの数を減らすことができ、ベース部50の剛性を保つことができる。
また、スピンドルモータ100,200,300は、HDDの用途に限られず、DVDのディスク回転用など様々な用途に適用可能である。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
100,200,300…スピンドルモータ
10…ロータ
11…シャフト
12…ロータハブ
13…マグネット
20…ステータ
21…コア
22…コイル
L…引出線(L1〜L3…第1〜第3配線、L4…コモン線)
50…ベース部
51…底面
52…凹部
520…収容部
H…引出孔(H1…共用引出孔、H2、H3…専用引出孔)
60…回路基板
63…パッド形成部
630…パッド部(631〜633…第1〜第3パッド部、634…コモン用パッド部)

Claims (7)

  1. ベース部と、
    前記ベース部の一方側に位置し、コイルを有するステータと、
    前記ベース部の前記一方側に位置し、前記ステータに対して回転するロータと、を備え、
    前記ベース部には、前記コイルの複数の引出線を前記一方側から他方側へと通す複数の引出孔が設けられ、
    前記複数の引出線は、1本のコモン線を含み、
    前記複数の引出孔のうち、1つは、前記コモン線を含む2本の引出線が共に引き出される共用引出孔であり、その他は、前記2本の引出線以外の引出線が1本ずつ引き出される専用引出孔である、
    ことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 前記ベース部の前記他方側には、前記複数の引出線の各々を接続する複数のパッド部を有する回路基板が設けられ、
    前記ベース部は、前記一方側へと凹み、前記パッド部を収容する収容部を有し、
    前記収容部に前記引出孔が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記コモン線と接続されるものをコモン用パッド部とし、前記コモン線と共に前記共用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを端末用パッド部とし、前記専用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを専用パッド部とすると、
    前記コモン用パッド部又は前記端末用パッド部の少なくとも一方と、前記共用引出孔との距離は、前記専用パッド部と前記専用引出孔との距離よりも長い、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記コモン線と接続されるものをコモン用パッド部とし、前記コモン線と共に前記共用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを端末用パッド部とすると、
    前記共用引出孔は、前記コモン用パッド部からの距離と、前記端末用パッド部からの距離とが略同一となる位置に設けられる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のスピンドルモータ。
  5. 前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、そのうち、前記専用引出孔から引き出される引出線と接続されるものを専用パッド部とすると、
    前記専用引出孔は、前記収容部と前記専用パッド部とを貫通して設けられ、
    前記専用引出孔から引き出される引出線と前記専用パッド部とは、前記専用引出孔を覆った状態で半田付けされている、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のスピンドルモータ。
  6. 前記パッド部は、前記複数の引出線の各々に対応して設けられ、
    前記引出孔は、前記収容部と前記回路基板とを貫通して設けられ、
    前記パッド部および前記引出孔は、所定の方向に沿って配列されている、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のスピンドルモータ。
  7. 前記所定の方向は、前記ロータの回転軸を中心とした略円周方向である、
    ことを特徴とする請求項6に記載のスピンドルモータ。
JP2015010385A 2015-01-22 2015-01-22 スピンドルモータ Active JP6231028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010385A JP6231028B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010385A JP6231028B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 スピンドルモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016135076A true JP2016135076A (ja) 2016-07-25
JP6231028B2 JP6231028B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=56434784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015010385A Active JP6231028B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 スピンドルモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6231028B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118218A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
JP2022048369A (ja) * 2017-12-27 2022-03-25 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
WO2022196243A1 (ja) * 2021-03-18 2022-09-22 ミネベアミツミ株式会社 遠心送風機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234602A (ja) * 2010-04-07 2011-11-17 Nippon Densan Corp スピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
CN204012997U (zh) * 2013-08-12 2014-12-10 日本电产株式会社 主轴马达以及盘片驱动装置
US20150036475A1 (en) * 2013-08-12 2015-02-05 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234602A (ja) * 2010-04-07 2011-11-17 Nippon Densan Corp スピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
CN204012997U (zh) * 2013-08-12 2014-12-10 日本电产株式会社 主轴马达以及盘片驱动装置
US20150036475A1 (en) * 2013-08-12 2015-02-05 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118218A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
JP7021941B2 (ja) 2017-12-27 2022-02-17 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
JP2022048369A (ja) * 2017-12-27 2022-03-25 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
JP7262631B2 (ja) 2017-12-27 2023-04-21 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
WO2022196243A1 (ja) * 2021-03-18 2022-09-22 ミネベアミツミ株式会社 遠心送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6231028B2 (ja) 2017-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5589365B2 (ja) スピンドルモータおよびディスク駆動装置
US8879204B2 (en) Motor and disk drive apparatus
JP5685707B2 (ja) スピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
JP2012074114A (ja) 記録ディスク駆動装置用のベースユニット、このベースユニットを備えたスピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
JP6349719B2 (ja) インナーロータ型モータ
US20070247010A1 (en) Motor
US9166452B1 (en) Spindle motor, disk drive apparatus, and electronic device
JP2008005588A (ja) ブラシレスモータ
US8599517B1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
JP2014036447A (ja) スピンドルモータおよびディスク駆動装置
US8587896B1 (en) Motor and disk drive apparatus
US8711515B2 (en) Stopper, motor, and disk drive apparatus
US10290318B2 (en) Motor and disk drive apparatus including a wire passing from a stator through a base first annular portion hole and soldered to a circuit board land portion
JP6231028B2 (ja) スピンドルモータ
US8737017B1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
US9082450B2 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
US8154162B2 (en) Motor and disk drive apparatus provided with a circuit board with wirings
US20140153132A1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
JP2006238666A (ja) スピンドルモータ、それを用いた記録ディスク駆動装置及びスピンドルモータの製造方法
JPWO2017057153A1 (ja) ステータ、モータ、ディスク駆動装置、およびステータの製造方法
JP2018201293A (ja) スピンドルモータ及びハードディスク駆動装置
JP2015029413A (ja) スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP2010213476A (ja) スピンドルモータ及びディスク駆動装置
JP2002300746A (ja) モータ
US8576512B1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6231028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250