JP2016134906A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読み取り版ずれおよび書き込み版ずれによるオブジェクトの輪郭部における色付きを防止することができる画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】原稿を読み取ることで生成された画像情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段が入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記エッジ部の各画素のエッジ量を算出する算出手段と、前記検出手段が検出した前記オブジェクト内部の前記エッジ部の領域を広げる膨張処理を実行する膨張手段と、前記算出手段が算出した前記エッジ量に基づいて、前記エッジ部の各画素を黒色にする黒設定手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機において、文字の輪郭部を認識して、黒単色で印刷することにより、文字を読みやすくすると共に、トナーの使用量を削減する技術がある。また、同様に黒文字の輪郭部を認識して、黒文字の内部に行くに従い段階的に黒色のトナーを減少させることで画質劣化を抑える技術がある。
ところで、複合機が原稿を読み取る際に、原稿の搬送速度が瞬間的に変化することで、RGB画像の読み取り位置がずれることがある。また、複合機が黒文字をCMYK信号で生成している場合に、用紙への書き込み時に各色版で位置がずれる場合がある。このような位置ずれが発生すると、複合機は、文字の輪郭部に色を付けてしまう場合がある。
特許文献1には、文字の輪郭部が欠けている場合や、文字の背景近傍に絵柄がある場合であっても、文字の内側に文字の輪郭部を広げることでトナーの使用量を減少させるとともに高画質化を実現する技術が公開されている。
しかしながら、文字などのオブジェクトの内側にオブジェクトの輪郭部を広げるだけでは、位置ずれによりオブジェクトの輪郭部に色が付いてしまう現象を防止することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、読み取り版ずれおよび書き込み版ずれによるオブジェクトの輪郭部における色付きを防止することができる画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、原稿を読み取ることで生成された画像情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段が入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記エッジ部の各画素のエッジ量を算出する算出手段と、前記検出手段が検出した前記オブジェクト内部の前記エッジ部の領域を広げる膨張処理を実行する膨張手段と、前記算出手段が算出した前記エッジ量に基づいて、前記エッジ部の各画素を黒色にする黒設定手段と、を備える。
本発明によれば、読み取り版ずれおよび書き込み版ずれによるオブジェクトの輪郭部における色付きを防止することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係るMFPの内部構成を示すブロック図である。 図2は、画像処理装置の処理構成を示すブロック図である。 図3は、第1膨張処理及び第2膨張処理に関する処理の概要を示した説明図である。 図4は、エッジ量検出フィルタの一例を示す説明図である。 図5は、エッジ量検出部が実行するエッジ量検出処理をグラフで示した図である。 図6は、エッジ内外判定フィルタの一例を示す説明図である。 図7は、エッジ内外判定部が実行するエッジ内外判定処理をグラフで示した図である。 図8は、第1膨張処理マスクの一例を示す説明図である。 図9は、第1膨張処理の一例を示す説明図である。 図10は、第1膨張処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第2膨張処理の一例を示す説明図である。 図12は、第2膨張処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、第2の実施の形態に係る第1膨張処理部が実行する第1膨張処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、第2の実施の形態に係る第2膨張処理部が実行する第2膨張処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、エッジからの距離とエッジ量出力値との関係を示したグラフである。 図16は、主走査方向へエッジ部を広げた黒文字部の一例を示した説明図である。 図17は、読み取りずれが起った場合の例を示す説明図である。 図18は、第4の実施の形態に係る画像処理装置の処理構成を示すブロック図である。 図19は、像域分離結果の一例を示す説明図である。 図20は、像域分離判定結果を用いた墨生成の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照しながら、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムの実施の形態を詳細に説明する。以下では、画像処理装置を、複合機(MFP:Multifunction Peripheral(以下、MFPと称する))などの画像形成装置に適用した場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るMFP1の内部構成を示すブロック図である。図1に示すMFP1は、読取装置10、画像処理装置20、CPU(Central Processing Unit)30、HDD(Hard Disk Drive)40、メモリ50、プロッタI/F(interface)装置60、及びプロッタ装置70を有する。
読取装置10は、原稿を読み取り濃淡情報を抽出する。そして、読取装置10は、抽出した濃淡情報からRGB画像を生成する。さらに詳しくは、読取装置10は、例えば、RGB各8ビットの600dpi(dots per inch)の解像度を有するRGB画像を生成する。そして、読取装置10は、生成したRGB画像を画像処理装置20に出力する。ここで、RGB画像とは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色で表現される画像情報である。
画像処理装置20は、読取装置10から出力されたRGB画像に対して、後述する画像処理を施す。そして、画像処理装置20は、画像処理後のCMYK画像を出力する。ここで、CMYK画像とは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色で表現される画像情報である。
CPU30は、MFP1の制御全体を司るマイクロプロセッサである。CPU30は、例えば、HDD40に記憶されるプログラムを用いて画像処理を実行する。
HDD40は、画像情報、及び画像情報の付帯情報を蓄積するための記憶装置である。なお、HDD40は、SSD(Solid State Drive)などの他の形式の記憶装置であってもよい。そして、HDD40は、CPU30が実行する画像処理に係る各種プログラムを記憶する。
メモリ50は、CPU30がMFP1の制御を行う際に、プログラムや中間処理データを一時的に記憶するために使用される揮発性メモリである。
プロッタI/F装置60は、画像処理装置20から出力されたCMYK画像の入力を受け付ける。そして、プロッタI/F装置60は、入力されたCMYK画像をプロッタ装置70の専用のI/Fに出力する。
プロッタ装置70は、CMYK画像の入力を受け付けると、レーザービームを用いた電子写真プロセスなどにより、転写紙に画像出力する。
次に、画像処理装置20が実行する画像処理について説明する。ここで、図2は、画像処理装置20の処理構成を示すブロック図である。なお、画像処理装置20が有する各種機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などにより実現してもよいし、CPU30がプログラムを実行することで実現してもよい。
画像処理装置20は、エッジ量検出部201、エッジ内外判定部202、第1膨張処理部203、第2膨張処理部204、出力セレクタ部205、色補正部206、墨生成部207、下色除去部208、及び中間調処理部209を有する。
エッジ量検出部201、エッジ内外判定部202、第1膨張処理部203、第2膨張処理部204、及び出力セレクタ部205は、第1膨張処理及び第2膨張処理に関する処理を主に実行する。
色補正部206、墨生成部207、下色除去部208、及び中間調処理部209は、第1膨張処理及び第2膨張処理の処理結果を用いて、入力画像から出力画像の生成を主に実行する。
まず、第1膨張処理及び第2膨張処理に関する処理の概要について説明する。ここで、図3は、第1膨張処理及び第2膨張処理に関する処理の概要を示した説明図である。図3(a)は、入力画像に含まれるオブジェクトのエッジの画像である。なお、オブジェクトは、読取装置10が読み取った原稿に記載されていた文字、数字、図形、記号、絵などの何れであってもよい。以下、オブジェクトの一例である文字を例に挙げて説明する。そして、図3(a)に示す入力画像は、エッジから左側が文字外部であり、エッジから右側が文字内部であることを示している。
図3(b)は、エッジ量検出部201が実行するエッジ量検出処理の結果を示している。エッジ量検出部201は、エッジ量検出処理の結果としてエッジ部を検出する。更に、エッジ量検出部201は、検出したエッジ部のエッジ量を算出する。図3(c)は、エッジ内外判定部202が実行するエッジ内外判定処理の結果を示している。エッジ内外判定部202は、エッジ内外判定処理の結果としてエッジ部をエッジ内部とエッジ外部とに分割する。
図3(d)は、第1膨張処理部203が実行する第1膨張処理の結果を示している。第1膨張処理部203は、文字外部方向と、文字内部方向とにエッジ内部を広げた第1膨張部を生成する。図3(e)は、第2膨張処理部204が実行する第2膨張処理の結果を示している。第2膨張処理部204は、第1膨張処理部203が広げた文字内側の第1膨張部を更に、文字外部方向と、文字内部方向とに広げた第2膨張部を生成する。
墨生成部207は、エッジ量が大きい部分ほど多くの墨であるK成分を生成し、エッジ量が小さい部分ほど少ないK成分を生成する。よって、墨生成部207は、例えば、文字内部などエッジ検出できない場合は最低限のK成分しか生成しない。すなわち、K単色領域となる部分は、文字の輪郭に限定されてしまう。そのため、書き込みずれが大きいプロッタ装置70の場合には文字の輪郭にカラーが出てきてしまい画質が劣化する。そこで上述のように、エッジ量検出部201は、文字のエッジから文字内部と文字外部との所定の領域をエッジ部として検出する。そして、第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、エッジ量の多いエッジ部を文字内部方向に広げる。よって、文字輪郭にカラーが出てきてしまうことによる画質劣化を防止する。
次に、図2に戻り、各部の詳細について説明する。
入力手段であるエッジ量検出部201は、入力画像としてRGB画像の入力を受け付ける。そして、エッジ量検出部201は、入力されたRGB画像に対して、後述するエッジ量検出処理を実行する。エッジ量検出部201は、エッジ量検出処理結果を第1膨張処理部203、第2膨張処理部204及び出力セレクタ部205に出力する。
検出手段であるエッジ量検出部201は、エッジ量検出フィルタを使用してRGB画像に含まれる文字などのオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する。更に、算出手段であるエッジ量検出部201は、エッジ部の各画素のエッジ量を算出する。ここで、エッジとは、例えば、隣り合う画素同士の差分が大きい箇所である。エッジ量とは、例えば、隣り合う画素同士の差分を示す量である。
ここで、図4は、エッジ量検出フィルタの一例を示す説明図である。図4(a)は、主走査方向のエッジ量を検出するための主走査方向エッジ量検出フィルタの一例を示す説明図である。主走査方向エッジ量検出フィルタは、入力画像の主走査方向のエッジを強調する。図4(b)は、副走査方向のエッジ量を検出するための副走査方向エッジ量検出フィルタの一例を示す説明図である。副走査方向エッジ量検出フィルタは、入力画像の副走査方向のエッジを強調する。また、エッジ量検出フィルタは、主走査方向と副走査方向とに加えて、斜め方向のエッジを検出するフィルタが加えられてもよい。
図4に示すエッジ量検出フィルタは、オブジェクトのエッジからオブジェクトの内部と外部との所定の領域を対照的な範囲でエッジ部として検出する。図4に示すエッジ量検出フィルタは、5×5サイズのフィルタサイズである。よって、エッジ量検出フィルタは、オブジェクトのエッジからオブジェクトの外部2dotまでをエッジ外部として検出する。また、エッジ量検出フィルタは、オブジェクトのエッジからオブジェクトの内部2dotまでをエッジ内部として検出する。そして、エッジ量検出部201は、エッジ部として検出された各画素のエッジ量を算出する。なお、フィルタサイズは一例であり、任意のフィルタサイズとすることができる。また、エッジ量検出部201は、フィルタサイズが変更されると、エッジ部として検出する領域が変わる。よって、エッジ量検出部201は、エッジ量を算出する領域も変化する。
ここで、図5は、エッジ量検出部201が実行するエッジ量検出処理をグラフで示した図である。図5(a)は、エッジ量検出処理前の画像信号の出力値と、エッジ位置との関係を示したグラフである。図5(b)は、エッジ量検出処理結果として、エッジ量と、エッジ位置との関係を示したグラフである。図5(a)に示すように、入力画像において、エッジとして検出される箇所は、隣り合う画素同士で画像信号の差分が大きい。そして、エッジ量検出部201は、エッジ量検出処理を実行することで、図5(b)に示すように、エッジ量検出フィルタのフィルタサイズに合わせた範囲のエッジ部を検出する。
図2に戻り、エッジ内外判定部202は、入力画像としてRGB画像の入力を受け付ける。そして、エッジ内外判定部202は、RGB画像に対して、エッジ内外判定処理を実行する。エッジ内外判定部202は、エッジ内外判定処理結果を第1膨張処理部203に出力する。
次に、エッジ内外判定部202が実行するエッジ内外判定処理について説明する。ここで、図6は、エッジ内外判定フィルタの一例を示す説明図である。図6に示すように、エッジ内外判定フィルタは、エッジ外部は負数、エッジ内部は正数のエッジ量を出力させるフィルタである。
ここで、図7は、エッジ内外判定部202が実行するエッジ内外判定処理をグラフで示した図である。図7(a)は、エッジ内外判定処理前の画像信号の出力値と、エッジ位置との関係を示したグラフである。図7(b)は、エッジ内外判定処理結果として、演算結果と、エッジ位置との関係を示したグラフである。図7(a)に示すように、入力画像において、エッジとして検出される箇所は、隣り合う画素同士で画像信号の差分が大きい。そして、図7(b)に示すように、エッジ内外判定部202は、エッジ内外判定フィルタの演算結果が負数の場合に、エッジ外部であると判定する。一方、エッジ内外判定部202は、エッジ内外判定フィルタの演算結果が正数の場合に、エッジ内部であると判定する。
エッジ内外判定結果には、ノイズがのる場合がある。そこで、エッジ内外判定部202は、ノイズを考慮したノイズ閾値と比較してもよい。エッジ内外判定部202は、例えばノイズ閾値を10とした場合には、エッジ量が10以上ならエッジ内部であると判定し、エッジ量が−10以下ならエッジ外部であると判定とする。
第1膨張処理部203は、エッジ量検出部201及びエッジ内外判定部202から処理結果の入力を受け付ける。そして、第1膨張処理部203は、エッジ量検出部201及びエッジ内外判定部202の処理結果を基に、後述する第1膨張処理を実行する。そして、第1膨張処理部203は、第2膨張処理部204、及び出力セレクタ部205に第1膨張処理結果を出力する。
ここで、第1膨張処理とは、エッジ内外判定部202が判定したエッジ内部の領域を広げる処理である。膨張手段である第1膨張処理部203は、エッジ内部から任意の画素領域内にある画素のエッジ量が、エッジ内部の画素のエッジ量よりも少ない場合に、任意の画素領域内にある画素のエッジ量として、エッジ内部の画素のエッジ量を設定する第1膨張処理を実行する。そして、第1膨張処理部203は、第1膨張処理によりエッジ部を広げる画素領域を定めた第1膨張処理マスクにおける処理を全画素に対して実行することで第1膨張処理を実行する。
ここで、図8は、第1膨張処理マスクM1の一例を示す説明図である。第1膨張処理マスクM1は、例えば、エッジ量検出フィルタと同じフィルタサイズを有している。よって、図8に示す第1膨張処理マスクM1は、5×5dotのフィルタサイズを有している。なお、フィルタサイズは一例であり、任意のフィルタサイズとすることができる。そして、第1膨張処理マスクM1は、注目画素と、参照画素とを有している。注目画素とは、第1膨張処理マスクM1の中心の画素である。参照画素とは、第1膨張処理マスクM1の中心以外の画素である。
そして、第1膨張処理部203は、第1膨張処理マスクM1により定められた画素領域内において、注目画素のエッジ量が参照画素のエッジ量よりも少ない場合に、参照画素のエッジ量を、注目画素の第1膨張エッジ量として設定する。具体的には、第1膨張処理部203は、参照画素が第1条件を満たし、かつ、参照画素のエッジ量が注目画素のエッジ量よりも大きい場合に、参照画素のエッジ量を注目画素の第1膨張エッジ量として設定する。ここで、第1条件とは、参照画素がエッジ内部にあり、かつ、第1閾値より大きいエッジ量を有していることである。
そして、第1膨張処理部203は、条件を満たす参照画素のエッジ量が、注目画素のエッジ量より大きい場合に、参照画素のエッジ量を注目画素の第1膨張エッジ量として設定する。なお、第1膨張処理部203は、第1膨張処理マスクM1内に条件を満たす参照画素が複数ある場合には、最大値となるエッジ量を採用する。また、第1膨張処理部203は、第1膨張処理マスクM1を使用して第1膨張処理をRGB画像の全画素に対して実行することで、オブジェクトの内部と外部とに関わらず、エッジ部の領域を広げることができる。
ここで、具体的な一例を挙げて第1膨張処理について説明する。図9は、第1膨張処理の一例を示す説明図である。図9に示す第1膨張処理マスクM1の注目画素は、第1膨張処理前はエッジ量が5であり、エッジ外にある。そして、図9に示す第1膨張処理マスクM1には、エッジ量が第1閾値より大きい40であり、エッジ内部にある参照画素が含まれている。この参照画素は、図9に示す第1膨張処理マスクM1内にある参照画素において、最大値となるエッジ量を有しており、注目画素のエッジ量より大きい。よって、図9に示す注目画素は、第1膨張エッジ量として40が設定される。
次に、第1膨張処理の流れを説明する。ここで、図10は、第1膨張処理の流れを示すフローチャートである。
第1膨張処理部203は、入力画像に第1膨張処理マスクM1を適用する(ステップS11)。次いで、第1膨張処理部203は、注目画素及び参照画素を更新する(ステップS12)。
次いで、第1膨張処理部203は、第1閾値より大きいエッジ量であって、かつ、エッジ内部である参照画素が第1膨張処理マスクM1内に含まれているか否かを判定する(ステップS13)。
第1閾値より大きいエッジ量であって、かつ、エッジ内部である参照画素が第1膨張処理マスクM1内に含まれていない場合に(ステップS13;No)、第1膨張処理部203は、ステップS12に移行する。
一方、第1閾値より大きいエッジ量であって、かつ、エッジ内部である参照画素が第1膨張処理マスクM1内に含まれている場合に(ステップS13;Yes)、第1膨張処理部203は、参照画素のエッジ量が注目画素のエッジ量より大きいか否かを判定する(ステップS14)。
注目画素のエッジ量が参照画素のエッジ量以上の場合に(ステップS14;No)、第1膨張処理部203は、ステップS12に移行する。
一方、参照画素のエッジ量が注目画素のエッジ量より大きい場合に(ステップS14;Yes)、第1膨張処理部203は、参照画素のエッジ量を注目画素の第1膨張エッジ量に設定する(ステップS15)。
次いで、第1膨張処理部203は、入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行したか否かを判定する(ステップS16)。入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行していない場合に(ステップS16;No)、第1膨張処理部203は、ステップS12に移行する。
一方、入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行した場合に(ステップS16;Yes)、第1膨張処理部203は、第1膨張処理を終了する。
以上により、第1膨張処理部203は、第1膨張処理を実行する。
図2に戻り、第2膨張処理部204は、エッジ量検出部201及び第1膨張処理部203から処理結果の入力を受け付ける。そして、第2膨張処理部204は、エッジ量検出部201及び第1膨張処理部203の処理結果を基に、後述する第2膨張処理を実行する。第2膨張処理部204は、出力セレクタ部205に第2膨張処理結果を出力する。
第2膨張処理とは、第1膨張処理部203がオブジェクトの内部に広げたエッジ部の領域を、更に広げる処理である。そして、第2膨張処理部204は、第2膨張処理の処理領域を定めた第2膨張処理マスクにおける処理を全画素に対して実行することで第2膨張処理を実行する。
ここで、第2膨張処理マスクは、第1膨張処理マスクM1と同じフィルタサイズを有している。なお、第2膨張処理マスクは、第1膨張処理マスクM1とフィルタサイズが異なっていてもよい。また、第2膨張処理マスクのフィルタサイズは一例であり、任意のフィルタサイズとすることができる。また、第2膨張処理マスクは、第1膨張処理マスクM1と同様に、注目画素と、参照画素とを有している。
そして、第2膨張処理部204は、参照画素が第2条件を満たし、かつ、参照画素の第1膨張エッジ量が注目画素の第1膨張エッジ量よりも大きい場合に、参照画素の第1膨張エッジ量を注目画素の第2膨張エッジ量として設定する。ここで、第2条件とは、参照画素のエッジ量が第1閾値以下であり、かつ、参照画素が第2閾値より大きい第1膨張エッジ量を有していることである。
そして、第2膨張処理部204は、条件を満たす参照画素のエッジ量が、注目画素の第1膨張エッジ量より大きい場合に、参照画素の第1膨張エッジ量を注目画素の第2膨張エッジ量として設定する。なお、第2膨張処理部204は、第2膨張処理マスク内に条件を満たす参照画素が複数ある場合には、最大値となる第1膨張エッジ量を採用する。また、第2膨張処理部204は、第2膨張処理マスクを使用して第2膨張処理をRGB画像の全画素に対して実行することで、エッジ部の内部と外部とに関わらず、エッジ部の領域を広げることができる。
ここで、具体的な一例を挙げて第2膨張処理について説明する。図11は、第2膨張処理の一例を示す説明図である。図11に示す第2膨張処理マスクM2の注目画素は、第2膨張処理前はエッジ量が5であり、エッジ外部にあり、第1膨張エッジ量が0である。そして、図11に示す第2膨張処理マスクM2には、エッジ量が第1閾値以上である5であり、エッジ外部にあり、第1膨張エッジ量が第2閾値より大きい40である参照画素を有している。この参照画素は、図11に示す第2膨張処理マスクM2内にある参照画素において、最大値となる第1膨張エッジ量を有しており、注目画素の第1膨張エッジ量より大きい。よって、図11に示す注目画素は、第2膨張エッジ量として40が設定される。
次に、第2膨張処理の流れを説明する。ここで、図12は、第2膨張処理の流れを示すフローチャートである。
第2膨張処理部204は、第2膨張処理マスクM2を入力画像に適用する(ステップS21)。次いで、第2膨張処理部204は、注目画素及び参照画素を更新する(ステップS22)。
次いで、第2膨張処理部204は、第1閾値以下のエッジ量であり、かつ、第2閾値より大きい第1膨張エッジ量である参照画素が第2膨張処理マスクM2内に含まれているか否かを判定する(ステップS23)。
第1閾値以下のエッジ量であり、かつ、第2閾値より大きい第1膨張エッジ量である参照画素が第2膨張処理マスクM2内に含まれていない場合に(ステップS23;No)、第2膨張処理部204は、ステップS22に移行する。
一方、第1閾値以下のエッジ量であり、かつ、第2閾値より大きい第1膨張エッジ量である参照画素が第2膨張処理マスクM2内に含まれている場合に(ステップS23;Yes)、第2膨張処理部204は、参照画素の第1膨張エッジ量が注目画素の第1膨張エッジ量より大きいか否かを判定する(ステップS24)。
注目画素の第1膨張エッジ量が参照画素の第1膨張エッジ量以上の場合に(ステップS24;No)、第2膨張処理部204は、ステップS22に移行する。
一方、参照画素の第1膨張エッジ量が注目画素の第1膨張エッジ量より大きい場合に(ステップS24;Yes)、第2膨張処理部204は、参照画素の第1膨張エッジ量を注目画素の第2膨張エッジ量として設定する(ステップS25)。
次いで、第2膨張処理部204は、入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行したか否かを判定する(ステップS26)。入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行していない場合に(ステップS26;No)、第2膨張処理部204は、ステップS22に移行する。
一方、入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行した場合に(ステップS26;Yes)、第2膨張処理部204は、第2膨張処理を終了する。
以上により、第2膨張処理部204は、第2膨張処理を実行する。
また、第2膨張処理部204は、第二膨張処理を繰り返すことで、さらに文字内部方向にエッジ部を拡大することができる。
また、第1膨張処理部203は、エッジ部を文字外部方向へ広げることができる。この場合には、参照画素がエッジ内部にあり、かつ、第1閾値より大きいエッジ量を有していることとの第1条件を変更すればよい。具体的には、第1膨張処理部203は、参照画素がエッジ外部にあり、かつ、第1閾値より大きいエッジ量を有している場合に、エッジ部を広げることで、エッジ部を文字外部方向へ広げることができる。
図2に戻り、出力セレクタ部205は、エッジ量検出部201、第1膨張処理部203、及び第2膨張処理部204から処理結果の入力を受け付ける。出力セレクタ部205は、画素ごとに、エッジ量と、第1膨張エッジ量と、第2膨張エッジ量とから最も大きい値をエッジ量出力値として決定する。そして、出力セレクタ部205は、エッジ量出力値を墨生成部207及び下色除去部208に出力する。
なお、図2に示すエッジ量検出部201、エッジ内外判定部202、第1膨張処理部203、第2膨張処理部204、及び出力セレクタ部205は、入力されたRGB画像に対してエッジ量検出処理を行っている。しかしながら、エッジ量検出部201、エッジ内外判定部202、第1膨張処理部203、第2膨張処理部204、及び出力セレクタ部205は、G画像に対してエッジ量検出処理を行ってもよい。
色補正部206は、RGB画像の入力を受け付ける。そして、色補正部206は、入力されたRGB画像をCMY画像に変換する。色補正部206は、CMY画像を墨生成部207に出力する。
墨生成部207は、色補正部206からCMY画像と、出力セレクタ部205からエッジ量出力値との入力を受け付ける。墨生成部207は、CMY画像と、エッジ量出力値とからK画像を生成する。墨生成部207は、数式1によりK画像を生成する。
K=α×min(C,M,Y)−β・・・(数式1)
数式1のα及びβは、任意の値を設定することが可能な補正係数である。墨生成部207は、出力セレクタ部205からのエッジ量出力値に応じて、α及びβを設定する。そして、墨生成部207は、CMYK画像を下色除去部208に出力する。
下色除去部208は、墨生成部207から出力されたCMYK画像と、出力セレクタ部205から出力されたエッジ量出力値との入力を受け付ける。そして、下色除去部208は、CMYK画像と、エッジ量出力値とを基に、CMY成分を除去する。具体的には、下色除去部208は、CMYK画像のCMY成分をK成分だけ除去する。そして、下色除去部208は、CMY成分を除去したCMYK画像を中間調処理部209に出力する。このように、黒設定手段である墨生成部207及び下色除去部208は、第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204が広げたエッジ部に対して、エッジ量に基づいて各画素のK成分及びCMY成分を補正する。これにより、墨生成部207及び下色除去部208は、エッジ量に基づいてエッジ部の各画素を黒色にする。
中間調処理部209は、CMYK画像をプロッタ装置70の階調数に変換する。さらに詳しくは、中間調処理部209は、例えば、ディザ処理や誤差拡散処理などの疑似中間調処理によりCMYK各8ビットの画像情報をCMYK各2ビットの画像情報に変換する。
以上により、第1の実施の形態に係る画像処理装置20によれば、エッジ量検出部201は、RGB画像に含まれるオブジェクトのエッジ部と、エッジ量とを検出する。第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、エッジ部のエッジ量を第1膨張処理マスクM1及び第2膨張処理マスクM2で定められた画素領域内の画素のエッジ量とする膨張処理を実行する。そして、墨生成部207及び下色除去部208は、エッジ量に基づいてK成分の生成及びCMY成分の除去を行う。よって、K単色の領域が広げられているため、オブジェクトの輪郭部における色付きを防止することができる。
従来、読取装置10が原稿を読み取る際の搬送速度が瞬間的に変化することで、RGB画像を読み取る位置が変わるため、黒文字や黒線の輪郭部分に色が付く場合があった。第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、例えば、黒文字のエッジから所定の領域をエッジ部として検出する。そして、第1膨張処理部203は、例えばエッジ部から黒文字外部2dotまでの画素のエッジ量を、エッジ部のエッジ量と設定する第1膨張処理を実行する。そして、画像処理装置20は、エッジ部に対して、エッジ量に基づいて墨生成及び下色除去を実行するため、原稿の読み取り時に起こった版ずれ部分のカラーを黒色とすることができる。さらに、第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、任意のフィルタサイズの第1膨張処理マスクM1及び第2膨張処理マスクM2を使用することができるため、読取装置10の実力に合わせた領域をエッジ部として検出することができる。
また、従来、CMYK成分で黒文字を生成している場合に、プロッタ装置70が書き込んだCMY画像とK画像とがずれると、黒文字の輪郭部分に色が付いてしまう。この場合においても、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、例えば、黒文字のエッジから所定の領域をエッジ部として検出する。そして、第1膨張処理部203は、例えばエッジ部から黒文字外部2dotまでの画素のエッジ量を、エッジ部のエッジ量と設定する第1膨張処理を実行する。黒文字に対して、例えば2dotをエッジ部として検出することで、黒文字の輪郭2dotは黒色にすることができる。よって、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、2dotの版ずれが起きたとしても、黒文字の輪郭にCMY成分がでてくることはないため、色付きを抑えることができる。また、第1膨張処理部203は、黒文字内部に対しても第1膨張処理を実行する。例えば、第1膨張処理部203は、エッジ部から黒文字内部2dotまでの画素のエッジ量を、エッジ部のエッジ量と設定する第1膨張処理を実行する。これにより、画像処理装置20は、黒文字を太くすることなくK単色の領域を広げることができる。よって、画像処理装置20は、書き込み時に、CMY画像が多少ずれたとしても黒文字の輪郭にCMY画像がでてくることはないため、色付きを抑えることができる。さらに、第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、任意のフィルタサイズの第1膨張処理マスクM1及び第2膨張処理マスクM2を使用することができるため、プロッタ装置70の実力に合わせた領域をエッジ部として検出することができる。
さらに、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、第2膨張処理部204が黒文字の外側ではなく内側にエッジ部を広げる。これにより、画像処理装置20は、黒文字を太くすることなくK単色の領域が広げられる。よって、画像処理装置20は、書き込み時に、CMY画像が多少ずれたとしても黒文字の輪郭にCMY画像がでてくることはないため、第1膨張処理のみの場合よりも更に色付きを抑えることができる。
さらに、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、読み取り原稿からエッジ部を検出する際に、任意のフィルタサイズのエッジ量検出フィルタ及びエッジ内外判定フィルタを使用することができる。よって、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、フィルタサイズを変えることで異なる範囲のエッジ部を検出することができる。よって、第1の実施の形態に係る画像処理装置20は、読み取り版ずれと書き込み版ずれのそれぞれの対応に適した範囲で処理を行なうことができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。以下では、第1の実施の形態との相違点の説明を主に行う。第1の実施の形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
第1の実施の形態に係る第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、それぞれ所定の条件を満たす参照画素がある場合に、その参照画素のエッジ量を注目画素のエッジ量としている。また、所定の条件を満たす参照画素が複数ある場合には、エッジ量が最も大きい参照画素のエッジ量を注目画素のエッジ量としている。そのため、第1の実施の形態に係る第1膨張処理部203及び第2膨張処理部204は、エッジ量検出部201で検出された最大エッジ量を第1膨張領域及び第2膨張領域まで広げることができる。そして、墨生成部207は、エッジ量が大きい画素ほどK成分を多くする。よって、第1の実施の形態に係るMFP1は、文字内部までK単色の領域が広げられた文字を印刷することができる。
これにより、第1の実施の形態に係るMFP1は、用紙への書き込み時にCMY画像と、K画像とがずれたとしても、K画像は広げられているため、CMY画像が文字外部に出現しにくくなり、書き込み時のずれに強くなる。また、第1の実施の形態に係るMFP1は、エッジ部をK単色で表現するため、CMYK画像で表現するよりもトナー消費量を削減することができる。
しかしながら、K単色の領域が広がると、文字エッジ部と文字内部とに段差があるように見えてしまったり、文字が白抜けしたように見えてしまったりする場合がある。第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、CMY画像が文字外部に出現する可能性がある部分まではK単色とし、そこから文字内部に向けて段階的にCMY除去量を減らすものである。これにより、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、トナー消費量の削減と、見た目の高画質とを両立させる。
第2の実施の形態に係る第1膨張処理部203a及び第2膨張処理部204aは、第1膨張エッジ量及び第2膨張エッジ量を段階的に設定する。これにより、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、段階的にCMY除去量を減らす。具体的には、第1膨張処理部203aは、第1膨張処理において第1条件を満たす参照画素を抽出した際に、注目画素のエッジ量に応じて、参照画素のエッジ量に係数α2を乗算した値を、第1膨張エッジ量とする。また、第2膨張処理部204aは、第2膨張処理において第2条件を満たす参照画素を抽出した際に、注目画素のエッジ量に応じて、参照画素の第1膨張エッジ量に係数β2を乗算した値を、第2膨張エッジ量とする。
これにより、第2の実施の形態に係る第1膨張処理部203a及び第2膨張処理部204aは、エッジ量出力値を段階的な値とすることができる。よって、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、段階的にCMY除去量を減らすことができる。なお、係数α2及び係数β2は、任意の値を設定できるものとする。
まず、第2の実施の形態に係る第1膨張処理部203aが実行する第1膨張処理について説明する。ここで、図13は、第2の実施の形態に係る第1膨張処理部203aが実行する第1膨張処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1膨張処理部203は、ステップS31からステップS33において、ステップS11からステップS13と同様の処理を実行する。
次いで、第1膨張処理部203aは、注目画素のエッジ量が第3閾値より大きいか否かを判定する(ステップS34)。
注目画素のエッジ量が第3閾値より大きい場合に(ステップS34;Yes)、第1膨張処理部203aは、ステップS35からステップS36において、ステップS14からステップS15と同様の処理を行う。
一方、注目画素のエッジ量が第3閾値以下の場合に(ステップS34;No)、第1膨張処理部203aは、参照画素のエッジ量が注目画素のエッジ量より大きいか否かを判定する(ステップS37)。
注目画素のエッジ量が参照画素のエッジ量以上の場合に(ステップS37;No)、第1膨張処理部203aは、ステップS32に移行する。
一方、参照画素のエッジ量が注目画素のエッジ量より大きい場合に(ステップS37;Yes)、第1膨張処理部203aは、参照画素のエッジ量に係数α2を乗算した値を注目画素の第1膨張エッジ量に設定する(ステップS38)。
次いで、第1膨張処理部203aは、入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行したか否かを判定する(ステップS39)。入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行していない場合に(ステップS39;No)、第1膨張処理部203aは、ステップS32に移行する。
一方、入力画像の全ての画素に対して第1膨張処理を実行した場合に(ステップS39;Yes)、第1膨張処理部203aは、第1膨張処理を終了する。
以上により、第1膨張処理部203aは、第1膨張処理を実行する。なお、第1膨張処理部203aは、第3閾値を更に複数段階に分けて判定してもよい。
次に、第2の実施の形態に係る第2膨張処理部204aが実行する第2膨張処理について説明する。ここで、図14は、第2の実施の形態に係る第2膨張処理部204aが実行する第2膨張処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第2膨張処理部204aは、ステップS41からステップS43において、ステップS21からステップS23と同様の処理を実行する。
次いで、第2膨張処理部204aは、注目画素の第1膨張エッジ量が第4閾値より大きいか否かを判定する(ステップS44)。
注目画素の第1膨張エッジ量が第4閾値より大きい場合に(ステップS44;Yes)、第2膨張処理部204aは、ステップS45からステップS46において、ステップS24からステップS25と同様の処理を行う。
一方、注目画素の第1膨張エッジ量が第4閾値以下の場合に(ステップS44;No)、第2膨張処理部204aは、参照画素の第1膨張エッジ量が注目画素の第1膨張エッジ量より大きいか否かを判定する(ステップS47)。
注目画素の第1膨張エッジ量が参照画素の第1膨張エッジ量以上の場合に(ステップS47;No)、第2膨張処理部204aは、ステップS42に移行する。
一方、参照画素の第1膨張エッジ量が注目画素の第1膨張エッジ量より大きい場合に(ステップS47;Yes)、第2膨張処理部204aは、参照画素の第1膨張エッジ量に係数β2を乗算した値を注目画素の第2膨張エッジ量に設定する(ステップS48)。
次いで、第2膨張処理部204aは、入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行したか否かを判定する(ステップS49)。入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行していない場合に(ステップS49;No)、第2膨張処理部204aは、ステップS42に移行する。
一方、入力画像の全ての画素に対して第2膨張処理を実行した場合に(ステップS49;Yes)、第2膨張処理部204aは、第2膨張処理を終了する。
以上により、第2膨張処理部204aは、第2膨張処理を実行する。なお、第2膨張処理部204aは、第4閾値を更に複数段階に分けて判定してもよい。
そして、出力セレクタ部205は、画素ごとに、エッジ量と、第1膨張エッジ量と、第2膨張エッジ量とから最も大きい値をエッジ量出力値として決定する。よって、出力セレクタ部205は、エッジ部から遠ざかるに従い、徐々に少ないエッジ量出力値を出力することができる。
ここで、図15は、エッジ位置からの距離とエッジ量出力値との関係を示したグラフである。図15に示すパターン1は、係数α2が90%、係数β2が60%における変化を示している。また、パターン2は、係数α2が80%、係数β2が50%における変化を示している。図15に示すように、係数α2及び係数β2を変更することで、エッジからの距離に応じて、エッジ量出力値を減少させることができる。そして、墨生成部207は、エッジ量出力値に従いK成分を生成する。また、下色除去部208は、CMY成分を除去する。
以上により、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aによれば、第1膨張処理部203aは、注目画素のエッジ量に応じて、参照画素のエッジ量に係数を乗算した値を、注目画素の第1膨張エッジ量として設定する。また、第2膨張処理部204aは、注目画素の第1膨張エッジ量に応じて、参照画素の第1膨張エッジ量に係数を乗算した値を、注目画素の第2膨張エッジ量として設定する。よって、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、エッジ部の近傍の画素を略全部K信号に置き換える。一方、第2の実施の形態に係る画像処理装置20aは、エッジ位置から少し内部に入った部分の画素はCMY成分を残すことができる。よって、トナー消費量削減と画質向上とを両立することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。以下では、第1の実施の形態との相違点の説明を主に行う。第1の実施の形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
MFP1は、例えば、黒文字部をK単色にすることでCMY色は使用しないため、使用するトナー量を削減することができる。そのためには、例えば、フィルタサイズを大きくしたり、膨張処理の回数を大幅に増やしたりする方策が考えられる。しかしながら、これらの方策は、ラインメモリを膨大に用意する必要がありハードコストがアップしてしまう。よって、第3の実施の形態に係る画像処理装置20bは、主走査方向に特化して文字内側のエッジ部を広げることで、ハードコストを抑えつつ、K単色部分を増加させる。
ここで、図16は、主走査方向へエッジ部を広げた黒文字部の一例を示した説明図である。図16に示す黒文字部は、斜線部分がエッジ部を示している。すなわち、文字内側の主走査方向にエッジ部が広げられている。
第3の実施の形態に係る第1膨張処理部203b及び第2膨張処理部204bは、第1の実施の形態に係る第1膨張処理及び第2膨張処理と同様の処理を実行する。但し、第1膨張処理部203b及び第2膨張処理部204bは、主走査方向に長い第1膨張処理マスクM1b及び第2膨張処理マスクM2bを使用して第1膨張処理及び第2膨張処理を実行する。これにより、第3の実施の形態に第1膨張処理部203b及び第2膨張処理部204bは、主走査方向に特化してエッジ部を広げる。
また、第3の実施の形態に係る画像処理装置20bは、主走査方向に特化して文字内部のエッジ部を広げたために画質が劣化した場合には、第2の実施の形態に係る技術を使用して、文字内部に向けて段階的にCMY除去量を減らせばよい。
以上により、第3の実施の形態に係る画像処理装置20bによれば、第3の実施の形態に第1膨張処理部203b及び第2膨張処理部204bは、主走査方向に特化してエッジ部を広げる。よって、第3の実施の形態に係る画像処理装置20bは、コストアップを抑えることができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。以下では、第1の実施の形態との相違点の説明を主に行う。第1の実施の形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
読取装置10が生成したRGB画像は、読取装置10の機械的な要因により、読み取りずれが起こった場合、黒文字の輪郭部分が細く色の付いた状態となる。ここで、図17は、読み取りずれが起った場合の例を示す説明図である。図17(a)は、理想的な読み取りによる画像情報を示す。図17(b)は、読み取りずれによる画像情報を示す。なお、網掛け部分は、読み取りずれによる色づき部分を示す。図17(c)は、読み取りずれによる画像情報を使用した墨生成及び下色除去後の画像情報を示す。
墨生成部207は、注目画素のCMY成分を基に、K成分の生成量を算出する。よって、墨生成部207は、読み取りずれによる色づき部分のCMY成分によってはK成分を生成しにくい。下色除去部208は、その状態で読み取りずれを目立たなくする下色除去処理を実行すると、読み取りずれによる色づき部分のCMY成分をほぼゼロにする。よって、図17(b)に示す網掛け部分が無くなり、図17(c)のように線が細くなってしまう。
そこで、第4の実施の形態に係る画像処理装置20cは、フィルタ211と、像域分離部212とを有している。ここで、図18は、第4の実施の形態に係る画像処理装置20cの処理構成を示すブロック図である。
フィルタ211は、入力画像に対して、強調や平滑処理を行う。フィルタ211は、像域分離結果に応じて、画像属性に応じて処理を切り替えることも可能である。しかし、入力画像のS/Nによっては像域分離で誤判定が発生する可能性もあり、画質劣化に繋がるので、第4の実施の形態に係る画像処理装置20cは、分離結果の入力はあるが使用しないものとする。
像域分離部212は、各画素の特徴としてエッジ/非エッジ、文字/非文字、有彩/無彩、網点/非網点などの判定を行う。すなわち、判定手段である像域分離部212は、RGB画像に含まれるオブジェクトの各々が黒文字であるか否かを判定することができる。像域分離装置の具体的な処理は、特開2003−046772号公報に記載されているため、詳細な方法については省略する。
ここで、図19は、像域分離結果の一例を示す説明図である。図19に示す網掛け部は、読み取りずれによる色付き部分を示す。また、図19に示す斜線部は、像域分離部212が検出した黒文字判定部分を示す。このように、像域分離部212は、読み取りずれによる色つき部分を含めた黒文字判定部分を検出することができる。
色補正部206cは、フィルタ211がフィルタ処理した後のRGB画像をCMY画像に変換する。
墨生成部207cは、像域分離判定結果とエッジ量出力値とを基に、K成分を生成する。ここで、図20は、像域分離判定結果を用いた墨生成の一例を示す説明図である。図20(a)は、黒文字判定部分以外の墨生成量の算出方式の一例を示す説明図である。図20(b)は、黒文字判定部分の墨生成量の算出方式の一例を示す説明図である。
墨生成部207cは、像域分離部212が黒文字であると判定したオブジェクトと、黒文字でないオブジェクトとで色の補正方式を切り替える。具体的には、墨生成部207cは、非黒文字判定部分には、C成分とM成分とY成分とから最も小さい信号レベルに合わせて墨を生成する。一方、墨生成部207cは、黒文字判定部分には、C成分とM成分とY成分との平均値となる信号レベルに合わせて墨を生成する。具体的には、墨生成部207cは、数式2により非黒文字判定部分の墨を生成する。
K=α3×min(C,M,Y)−β3・・・(数式2)
α3、β3:固定値
また、墨生成部207cは、数式3により黒文字判定部分の墨を生成する。
K=α4×ave(C,M,Y)−β4・・・(数式3)
α4、β4:エッジ量が増加するに従い、生成するKの割合を多くする値
下色除去部208cは、像域分離判定結果と、エッジ量出力値と、墨生成部207cから出力されるK信号とを利用して、CMY除去を行う。
以上により、第4の実施の形態に係る画像処理装置20cによれば、像域分離部212は、黒文字であるかを判定する。そして、墨生成部207c及び下色除去部208は、像域分離部212が黒文字であると判定したオブジェクトと、黒文字でないオブジェクトとで色の補正方式を切り替える。よって、読み取りずれによる色付き部分もK成分を生成するため、文字が細くなることを防ぐことができる。
なお、上記には、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 MFP
20,20a,20b,20c 画像処理装置
203,203a,203b 第1膨張処理部
204,204a,204b 第2膨張処理部
207,207c 墨生成部
208 下色除去部
212 像域分離部
特開2002−199212号公報

Claims (10)

  1. 原稿を読み取ることで生成された画像情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記エッジ部の各画素のエッジ量を算出する算出手段と、
    前記検出手段が検出した前記オブジェクト内部の前記エッジ部の領域を広げる膨張処理を実行する膨張手段と、
    前記算出手段が算出した前記エッジ量に基づいて、前記エッジ部の各画素を黒色にする黒設定手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記膨張手段は、前記オブジェクト内部のエッジ部から所定の画素領域内にある画素の前記エッジ量が、前記オブジェクト内部のエッジ部の画素の前記エッジ量よりも少ない場合に、前記オブジェクト内部から所定の画素領域にある画素の前記エッジ量として、前記オブジェクト内部のエッジ部の画素の前記エッジ量を設定する前記膨張処理を実行する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記膨張手段は、前記オブジェクトの内部に広げた前記エッジ部の領域を更に広げ、
    前記黒設定手段は、前記算出手段が算出した前記エッジ量に基づいて、前記膨張手段が広げた前記エッジ部の各画素を黒色にする、
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記膨張手段は、前記膨張処理により広げた所定の画素領域内にある画素の前記エッジ量を段階的に設定する、
    請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記膨張手段は、前記オブジェクト内部のエッジ部から所定の画素領域内にある画素の前記エッジ量に応じて、前記オブジェクト内部のエッジ部の画素の前記エッジ量に係数を乗算することで前記エッジ量を段階的に設定する、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記膨張手段は、主走査方向に前記エッジ部を広げる、
    請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記入力手段が入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトの各々が黒文字であるかを判定する判定手段を更に備え、
    前記黒設定手段は、前記判定手段が黒文字であると判定したオブジェクトと、黒文字でないと判定したオブジェクトとで黒色にする方式を切り替える、
    請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置が出力した画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成手段と、
    を備える画像形成装置。
  9. 原稿を読み取ることで生成された画像情報の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップが入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する検出ステップと、
    前記検出ステップが検出した前記エッジ部の各画素のエッジ量を算出する算出ステップと、
    前記検出ステップが検出した前記オブジェクト内部の前記エッジ部の領域を広げる膨張処理を実行する膨張ステップと、
    前記算出ステップが算出した前記エッジ量に基づいて、前記エッジ部の各画素を黒色にする黒設定ステップと、
    を有する画像処理方法。
  10. コンピュータを、
    原稿を読み取ることで生成された画像情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が入力を受け付けた前記画像情報に含まれるオブジェクトのエッジからオブジェクト内部とオブジェクト外部との所定の領域をエッジ部として検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記エッジ部の各画素のエッジ量を算出する算出手段と、
    前記検出手段が検出した前記オブジェクト内部の前記エッジ部の領域を広げる膨張処理を実行する膨張手段と、
    前記算出手段が算出した前記エッジ量に基づいて、前記エッジ部の各画素を黒色にする黒設定手段と、
    して機能させるプログラム。
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