JP2016134099A - 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016134099A
JP2016134099A JP2015009810A JP2015009810A JP2016134099A JP 2016134099 A JP2016134099 A JP 2016134099A JP 2015009810 A JP2015009810 A JP 2015009810A JP 2015009810 A JP2015009810 A JP 2015009810A JP 2016134099 A JP2016134099 A JP 2016134099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
environmental activity
information
environmental
activity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015009810A
Other languages
English (en)
Inventor
山口 修一
Shuichi Yamaguchi
修一 山口
水輝 山川
Mizuki YAMAKAWA
水輝 山川
真哉 大向
Shinya Ohmukai
真哉 大向
真由子 吉田
Mayuko Yoshida
真由子 吉田
峯邑 隆司
Takashi Minemura
隆司 峯邑
高治 玉田
Koji Tamada
高治 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015009810A priority Critical patent/JP2016134099A/ja
Priority to EP16740165.2A priority patent/EP3249600A4/en
Priority to PCT/JP2016/051439 priority patent/WO2016117558A1/ja
Priority to US15/545,157 priority patent/US20180285998A1/en
Publication of JP2016134099A publication Critical patent/JP2016134099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/26Government or public services
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • G06Q30/0226Incentive systems for frequent usage, e.g. frequent flyer miles programs or point systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/40Business processes related to the transportation industry

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することができる環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】環境活動支援システム100は、情報取得部101と、ポイント付与制御部104と、ポイント処理部107と、通知部110とを持つ。情報取得部101は、所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される判定対象情報を取得する。ポイント付与制御部104は、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、所定の環境活動がなされた場合に判定対象情報に関連するユーザに対して、ポイントを付与する。ポイント処理部107は、ユーザが所望する公益環境活動に対してユーザのポイントを割り当てる。通知部110は、公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした公益環境活動の情報を通知する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来から人の環境意識の向上や省エネルギー知識の普及に伴い、公共交通機関の利用や自転車の利用及び家庭のエネルギー利用の節約を促す取り組みが行われてきた。このような人の環境活動に対して、エコポイントといった特典を付与することが行われている。しかし、特典に対するコストがかかってしまうため、粗品程度の特典にとどめることになってしまう。そのため、人の公共の利益(以下、「公益」という。)の環境活動(以下、「公益環境活動」という。)に対する意欲が向上せず、公益環境活動が衰退してしまう可能性があった。
特開2013−65270号公報
本発明が解決しようとする課題は、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することができる環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の環境活動支援システムは、取得部と、ポイント付与制御部と、ポイント処理部と、通知部とを持つ。取得部は、所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される判定対象情報を取得する。ポイント付与制御部は、取得された前記判定対象情報に基づいて、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記判定対象情報に関連するユーザに対して、公共の利益となる環境活動である公益環境活動の新たな実施の採択に使用されるポイントを付与する。ポイント処理部は、前記ユーザから前記ポイントを使用する旨の要求がなされると、前記ユーザが所望する前記公益環境活動に対して前記ユーザのポイントを割り当てる。通知部は、前記公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした前記公益環境活動の情報を通知する。
支援システムのシステム構成を表すシステム構成図。 環境活動支援システム100の機能構成を表す概略ブロック図。 公益環境活動情報テーブルの具体例を示す図。 環境活動支援システム100のポイント付与の処理の流れを示すフローチャート。 環境活動支援システム100のポイント割当の処理の流れを示すフローチャート。 環境活動支援システム100の第1の実施形態(環境活動支援システム100a)の機能構成を表す概略ブロック図。 環境活動支援システム100の第2の実施形態(環境活動支援システム100b)の機能構成を表す概略ブロック図。 環境活動支援システム100の第3の実施形態(環境活動支援システム100c)の機能構成を表す概略ブロック図。 環境活動支援システム100の第4の実施形態(環境活動支援システム100d)の機能構成を表す概略ブロック図。
以下、実施形態の環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
[概略]
図1は、支援システムのシステム構成を表すシステム構成図である。
本実施形態における支援システムは、環境活動支援システム100、運営事業者端末200、情報取得装置300及びユーザ端末400を備える。
環境活動支援システム100は、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援するためのシステムである。ここで、人とは、環境活動支援システム100による支援を受ける対象であり、例えば自然人、法人、国民などである。なお、以下の説明では、環境活動支援システム100による支援を受ける対象となる人をユーザと記載する。環境活動支援システム100は、運営事業者端末200を操作する運営事業者によって登録された新たな実施対象である公益環境活動に関する情報を記憶する。公益環境活動の具体例として、植林活動のような環境事業及び自転車用道路の整備事業などがある。
環境活動支援システム100は、情報取得装置300が取得する情報に基づいて、ユーザに対して所定の環境活動に応じたポイントを付与する。所定の環境活動は、環境活動の一環として環境活動支援システム100に予め登録されている環境活動である。所定の環境活動の具体例として、公共交通機関の利用、徒歩による移動、エネルギー利用量の削減、広義の環境活動及び他システムとの協働による環境活動などがある。なお、所定の環境活動は、環境活動支援システム100の運営事業者によって登録又は削除されてもよいし、予め設定されていてもよい。ポイントとは、ユーザが新たに実施して欲しい公益環境活動を採択するために使用されるポイントである。環境活動支援システム100は、ユーザ端末400のユーザからポイント使用の要求がなされると、ユーザ端末400のユーザが所望する公益環境活動にポイントを割り当てる。
運営事業者端末200は、環境活動支援システム100の運営事業者が操作する通信装置である。運営事業者端末200は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。運営事業者端末200は、運営事業者の操作に応じて環境活動支援システム100に公益環境活動を登録する。登録される公益環境活動は、例えば行政、NPO(Nonprofit Organization)法人及び企業(以下、「提供団体」という。)などが公共のために寄付するとして提供される社会及び環境に寄与する活動である。なお、提供団体は、自身の都合に合わせた公益環境活動を提供(寄付)する。例えば、提供団体は、用途を限定した形の公益環境活動(例えば、自身が位置する所定のエリアに植林を行うなど)で公益環境活動を提供する。
情報取得装置300は、所定の情報を取得する。情報取得装置300が取得する所定の情報は、所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される情報である。以下の説明では、情報取得装置300が取得する所定の情報を判定対象情報と記載する。情報取得装置300は、例えば、スマートフォン等の通信端末、HEMS(Home Energy Management System)及びBEMS(Building Energy Management System)などのEMS(Energy Management System)などである。情報取得装置300が通信端末である場合、情報取得装置300は自装置を所持しているユーザの現在位置に関する情報(以下、「位置情報」という。)及び自装置を所持しているユーザの動きに関する情報(以下、「加速度情報」という。)を計測することによって取得する。なお、情報取得装置300が通信端末である場合、情報取得装置300はユーザの操作に応じてユーザの年齢や性別などのユーザに関する情報(以下、「ユーザ情報」という。)を取得してもよい。情報取得装置300がEMSである場合、情報取得装置300は宅内及びビル内などの建物内のエネルギーの利用量に関する情報(以下、「エネルギー利用情報」という。)を計測することによって取得する。情報取得装置300は、定期的(例えば、1秒毎、10秒毎)に判定対象情報を取得する。その後、情報取得装置300は、判定対象情報を環境活動支援システム100に送信する。
ユーザ端末400は、ユーザが所持する通信端末である。ユーザ端末400は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、腕時計等の装着型端末、ゲーム機器などである。ユーザ端末400は、情報取得装置300が通信端末である場合には情報取得装置300のユーザと同じユーザが使用する通信端末である。ユーザ端末400は、ユーザの操作に応じてポイント使用通知を環境活動支援システム100に送信する。ポイント使用通知とは、ユーザが保有しているポイントの使用を要求するための通知である。ポイント使用通知には、ユーザが使用するポイント数と、ポイントを割り当てる公益環境活動の情報とが含まれる。
以下、支援システムの処理の流れについて説明する。
情報取得装置300は、定期的に所定の情報を取得し、判定対象情報を環境活動支援システム100に送信する。環境活動支援システム100は、情報取得装置300から判定対象情報を受信し、受信した判定対象情報に基づいて所定の環境活動がなされたか否か判定する。所定の環境活動がなされた場合、環境活動支援システム100は判定対象情報に関連するユーザに対してポイントを付与する。その後、ユーザからポイント使用の要求がなされると、環境活動支援システム100はユーザの所望する公益環境活動にポイントを割り当てる。具体的には、まず、ユーザが、ユーザ端末400を操作して、使用するポイント数と、ポイントを割り当てる公益環境活動とを選択する。次に、ユーザ端末400は、ユーザに選択されたポイント数と、ポイントを割り当てる公益環境活動の情報とを含むポイント使用通知を環境活動支援システム100に送信する。そして、環境活動支援システム100は、ポイント使用通知に含まれるポイント数及び公益環境活動の情報に基づいて、ユーザが所望する公益環境活動にポイントを割り当てる。ポイントが割り当てられた公益環境活動が所定の条件を満たした場合、環境活動支援システム100は所定の条件を満たした公益環境活動の情報を含む通知(以下、「実施要求通知」という。)を運営事業者端末200に送信する。運営事業者端末200を操作する運営事業者は、実施要求通知が通知されると、所定の条件を満たした公益環境活動の提供元である提供団体にポイント数が満たされた旨を通知する。そして、提供団体は、通知に従って公益環境活動を実施する。
以上で、支援システムの処理の流れについての説明を終了する。
次に、環境活動支援システム100の具体的な構成について説明する。
図2は、環境活動支援システム100の機能構成を表す概略ブロック図である。
環境活動支援システム100は、一台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、環境活動支援システム100が一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、環境活動支援プログラムを実行する。環境活動支援プログラムの実行によって、情報処理装置は、情報取得部101、取得情報記憶部102、環境活動情報記憶部103、ポイント付与制御部104、公益環境活動登録部105、公益環境活動情報記憶部106、ポイント処理部107、情報提供部108、通知制御部109、通知部110及び情報解析部111を備える装置として機能する。なお、環境活動支援システム100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、環境活動支援システム100は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。環境活動支援プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。環境活動支援プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。
情報取得部101は、所定の判定対象情報を取得する。情報取得部101のより具体的な例を以下に列挙する。情報取得部101は、ユーザの位置情報を取得する。情報取得部101は、ユーザの加速度情報を取得する。情報取得部101は、エネルギー利用情報を取得する。情報取得部101は、ユーザ情報を取得する。情報取得部101は、他システムと通信することによって他システムに関する情報(以下、「他システム情報」という。)を取得する。
なお、情報取得部101の構成は、上述した具体例に限定されない。
取得情報記憶部102は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。取得情報記憶部102は、情報取得部101によって取得された判定対象情報を記憶する。また、取得情報記憶部102は、ユーザ毎に、ユーザIDに対応付けて位置情報、加速度情報、ユーザ情報のうち取得された判定対象情報及びポイント付与制御部104によって付与されるポイントを記憶する。ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報を表す。なお、取得情報記憶部102は、位置情報及び加速度情報をユーザ毎に時系列に記憶する。また、ポイントについては、付与又は使用される度にポイント数が更新される。
環境活動情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境活動情報記憶部103は、環境活動テーブルを記憶する。環境活動テーブルは、所定の環境活動に関する情報を表すレコード(以下、「環境活動レコード」という。)によって構成される。環境活動レコードは、環境活動ID、所定の環境活動、判定条件及び付与ポイントの各値を有する。環境活動IDの値は、所定の環境活動を識別するための識別情報を表す。所定の環境活動の値は、同じ環境活動レコードの環境活動IDで特定される所定の環境活動を表す。判定条件の値は、同じ環境活動レコードの所定の環境活動がなされたと判定する基準となる条件を表す。つまり、判定条件が満たされた場合、同じ環境活動レコードの所定の環境活動がなされたと判定される。付与ポイントの値は、同じ環境活動レコードの判定条件が満たされた場合に付与されるポイント数を表す。すなわち、付与ポイントの値は、同じ環境活動レコードの所定の環境活動がなされた場合に付与されるポイント数を表す。
ポイント付与制御部104は、取得情報記憶部102に記憶されている判定対象情報と、環境活動情報記憶部103に記憶されている環境活動テーブルとに基づいてユーザに対するポイントの付与を制御する。具体的には、まず、ポイント付与制御部104は、判定対象情報を参照し、ユーザに対してポイントを付与すべきか否か判定する。ユーザに対してポイントを付与すべきか否かの判定は、所定の環境活動がなされたか否かで判定される。そして、ポイント付与制御部104は、所定の環境活動がなされたと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。この場合、ポイント付与制御部104は、判定条件が満たされた所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントを、判定条件が満たされた時点で取得された判定対象情報に関連するユーザに付与する。
一方、ポイント付与制御部104は、判定条件を満たす所定の環境活動がなされていないと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきではないと判定する。この場合、ポイント付与制御部104は、ポイントの付与を行わない。なお、ポイント付与制御部104は、どのタイミングでポイント付与の制御を行ってもよい。例えば、ポイント付与制御部104は、ユーザ毎に、取得情報記憶部102aに新たに位置情報及び加速度情報が記憶される度にポイント付与の制御を行ってもよいし、取得情報記憶部102aに新たに位置情報及び加速度情報が所定数分(例えば、10回分など)蓄積されたタイミングでポイント付与の制御を行ってもよいし、その他のタイミングで情報の解析を行ってもよい。
公益環境活動登録部105は、運営事業者端末200から入力された公益環境活動を公益環境活動情報記憶部106に登録する。
公益環境活動情報記憶部106は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。公益環境活動情報記憶部106は、公益環境活動情報テーブルを記憶する。公益環境活動情報テーブルは、公益環境活動に関する情報を表すレコード(以下、「公益環境活動レコード」という。)によって構成される。
図3は、公益環境活動情報テーブルの具体例を示す図である。
公益環境活動情報テーブルは、公益環境活動レコード10を複数有する。公益環境活動レコード10は、公益環境活動ID、公益環境活動名、紹介情報、必要ポイント及び累積ポイントの各値を有する。公益環境活動IDの値は、公益環境活動を識別するための識別情報を表す。公益環境活動名の値は、同じ公益環境活動レコード10の公益環境活動の名称を表す。紹介情報の値は、同じ公益環境活動レコード10の公益環境活動の紹介文を表す。必要ポイントの値は、同じ公益環境活動レコード10の公益環境活動の実施をユーザが要求するために必要なポイント数を表す。累積ポイントの値は、同じ公益環境活動レコード10の公益環境活動に対して割り当てられているポイントの累積値を表す。
図3に示される例では、公益環境活動情報テーブルには複数の公益環境活動IDが登録されている。これらの公益環境活動IDは、“AAA”及び“BBB”である。図3において、公益環境活動情報テーブルの最上段に登録されている公益環境活動レコード10は、公益環境活動IDの値が“AAA”、公益環境活動名の値が“植林活動”、紹介情報の値が“新たに木を1本植えます。”、必要ポイントの値が“○○○”、累積ポイントの値が“××”である。すなわち、公益環境活動ID“AAA”で特定される公益環境活動の名称が“植林活動”であり、“植林活動”の紹介文が“新たに木を1本植えます。”であり、“植林活動”の実施を要求するために必要なポイント数が“○○○”であり、“植林活動”に対して割り当てられている累積ポイントが“××”であることが表されている。
ポイント処理部107は、ユーザ端末400からポイント使用通知が受信されると、要求ユーザが保有しているポイント数のうち要求ユーザが使用するポイント数を、要求ユーザユーザが所望する公益環境活動に対して割り当てる。要求ユーザは、ポイントを使用する旨の要求を行ったユーザを表す。ポイント処理部107は、ポイントの割り当て後、取得情報記憶部102に記憶されている要求ユーザのポイントから使用したポイント数分減算する。
情報提供部108は、所定のタイミングで、公益環境活動テーブルに登録されている公益環境活動情報をユーザに提供する。所定のタイミングとは、例えば、ユーザから公益環境活動情報の提供を要求されたタイミングであってもよいし、ユーザに新たにポイントが付与されたタイミングであってもよいし、公益環境活動情報テーブルに新たに公益環境活動が登録されたタイミングであってもよいし、その他のタイミングであってもよい。ユーザから公益環境活動情報の提供を要求された場合、情報提供部108は、要求元のユーザのユーザ端末400に公益環境活動情報を送信する。ユーザに新たにポイントが付与された場合、情報提供部108は、新たにポイントが付与されたユーザのユーザ端末400に公益環境活動情報を送信する。公益環境活動情報テーブルに新たに公益環境活動が登録された場合、情報提供部108は、全てのユーザ端末400に公益環境活動情報を送信する。
通知制御部109は、通知部110の通知を制御する。例えば、通知制御部109は、実施要求通知を通知部110に通知させる。
通知部110は、通知制御部109の制御に従って実施要求通知を運営事業者端末200に通知する。また、通知部110は、情報解析部111が解析した解析結果を運営事業者端末200に通知する。
情報解析部111は、取得情報記憶部102に記憶されている情報に基づいてユーザに関連する情報の解析を行う。例えば、情報解析部111は、ユーザの活動の変化をユーザ毎に解析する。ユーザの活動の変化とは、例えば特定の時間に移動手段として車を使用していたユーザが、特定の時間に公共交通機関(例えば、電車)を使用しているなどの長期的な変化を表す。また、例えば、情報解析部111は、公益環境活動の実施によるユーザの行動変化を解析する。具体的には、情報解析部111は、公益環境活動が実施されてから各ユーザがどのような行動を行ったかを解析する。
図4は、環境活動支援システム100のポイント付与の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、情報取得部101が判定対象情報を取得する(ステップS101)。情報取得部101は、取得した判定対象情報を取得情報記憶部102に記憶させる。次に、ポイント付与制御部104は、取得情報記憶部102に記憶されている情報と環境活動テーブルとに基づいて、所定の環境活動がなされたか否か判定する(ステップS102)。
ポイント付与制御部104は、所定の環境活動がなされたと判定した場合(ステップS102−YES)、判定対象情報に関連するユーザに対してポイントを付与する(ステップS103)。具体的には、ポイント付与制御部104は、環境活動テーブルを参照し、判定条件が満たされた所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントを判定対象情報に関連するユーザに付与する。そして、ポイント付与制御部104は、取得情報記憶部102を参照し、判定対象情報に関連するユーザが保有しているポイントの値に、付与したポイントを加算してポイントを更新する。
一方、ポイント付与制御部104は、所定の環境活動がなされていないと判定した場合(ステップS102−NO)、ポイントの付与は行わず、処理を終了する。
図5は、環境活動支援システム100のポイント割当の処理の流れを示すフローチャートである。
ポイント処理部107は、ユーザ端末400から送信されたポイント使用通知を受信する(ステップS201)。ポイント処理部107は、受信したポイント使用通知に含まれるポイント数と、公益環境活動の情報とに基づいて、要求ユーザが所望する公益環境活動に対してポイント使用通知に含まれるポイント数分のポイントを割り当てる(ステップS202)。具体的には、まず、ポイント処理部107は、公益環境活動情報記憶部106に記憶されている公益環境活動情報テーブルを読み出す。次に、ポイント処理部107は、読み出した公益環境活動情報テーブルに登録されている公益環境活動レコード10のうち、要求ユーザが所望する公益環境活動に対応する公益環境活動レコード10を選択する。そして、ポイント処理部107は、選択した公益環境活動レコード10の累積ポイントの値に、要求ユーザが選択したポイント数分加算する。その後、ポイント処理部107は、取得情報記憶部102を参照し、要求ユーザが保有しているポイントを、使用したポイント数分減算する。
通知制御部109は、ポイントが加算された公益環境活動に対応する累積ポイントが必要ポイント数に達したか否か判定する(ステップS203)。通知制御部109は、累積ポイントが必要ポイント数に達していないと判定した場合(ステップS203−NO)、処理を終了する。
一方、通知制御部109は、累積ポイントが必要ポイント数に達していると判定した場合(ステップS203−YES)、通知部110の通知を制御する。例えば、通知制御部109は、実施要求通知を生成し、生成した実施要求通知を通知部110に通知させる。通知部110は、通知制御部109の制御に従って実施要求通知を環境活動支援システム100の運営事業者に通知する(ステップS204)。
以上のように構成された環境活動支援システム100では、情報取得部101によって取得された情報に基づいて、所定の環境活動がなされたか否か判定され、所定の環境活動がなされたと判定された場合にポイントが付与される。そして、ユーザは、付与されたポイントを新たに実施してほしい公益環境活動に割り当てる。公益環境活動に対して割り当てられたポイントが予め設定された設定値を満たした場合に、その旨が環境活動支援システム100から運営事業者端末200に通知され、運営事業者端末200を操作する運営事業者から提供団体に通知される。そして、設定値が満たされた公益環境活動が提供団体によって実施される。このように、ユーザが所定の環境活動を行う度にポイントが付与され、付与されたポイントが公益環境活動の実施のために使用される。したがって、ユーザの行動によってユーザが所望する公益環境活動を実現させることができる。つまり、ユーザの行動によって公益環境活動を促進することができる。そのため、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することが可能になる。
また、環境活動支援システム100では、情報取得装置300によって取得された判定対象情報に基づいて、ユーザの行動変化及び公益環境活動が実施されたことによる環境の変化が解析される。そして、解析結果が環境活動支援システム100の運営事業者に通知される。運営事業者は、通知された解析結果を参照することによって、ユーザがどの程度環境活動を実施しているのかを把握することができる。さらに、運営事業者は、公益環境活動が実施されたことによる環境の変化が確認できた場合には、どのような環境活動がどのような環境の変化に影響を与えるのかを把握することができる。そのため、運営事業者は、通知された情報を今後の環境活動への計画に対する指標とすることができる。
また、提供団体から提供される公益環境活動は、提供団体の都合に合わせて自由に設定することができる。例えば、提供団体は、用途を指定した形で公益環境活動を提供することができる。したがって、提供団体は、想定した範囲内で使用される公益環境活動を提供することが可能になる。このように、提供団体は、自身の都合に合わせた公益環境活動を提供することによって、CSR活動に大きく貢献することができる。以上のように、実施形態における環境活動支援システム100では、公益環境活動が提供されるユーザのみならず、公益環境活動を提供する提供団体の双方で環境活動を促進させることができる。
上記CSR活動に大きく貢献することについて一例を挙げて具体的に説明する。
提供団体が、公益環境活動の実施対象としてポイント数に応じて道路にLED街灯を設置する公益環境活動の実施案を環境活動支援システム100に登録する。ユーザは、このような公益環境活動に対してポイントを使用することで、投票に賛同することや、自身が設置して欲しい場所のLED街灯の設置に対してポイントを使用するといったことが可能になる。提供団体は、CSR活動の一環として環境活動に貢献していることをPRできると共に、例えば従業員の通勤路の治安改善のために公共の場所に寄付することでLED街灯を設置し明るくできるといった貢献ができる。
環境活動支援システム100は、情報取得部101によって取得された判定対象情報に基づいてポイントを付与することが可能であれば、他のどのような構成によって実現されてもよい。例えば、情報取得部101は、クラウドに備えられる機能部であってもよい。
情報取得装置300が通信装置である場合、情報取得装置300は他の装置の情報を取得してもよい。他の装置とは、例えば位置情報を得ることができない装置であり、例えば腕輪、ストラップ、キーホルダーなどの身に着けることができるものである。他の装置には、予め他の装置のID情報を有する。情報取得装置300は、他の装置からID情報を取得する。ID情報の取得方法としては、コード情報(例えば、2次元コード)、Bluetooth(登録商標)、NFC(near field communication)及びIrDA(Infrared Data Association)などがある。情報取得装置300は、取得したID情報と、位置情報と時刻情報とを環境活動支援システム100に送信する。
このように構成されることによって、位置情報を取得できない装置を所持するユーザも支援システムに参加することができる。また、情報取得装置のユーザと、位置情報を取得できない装置を所持するユーザとのコミュニケーションを発生させることもできるため、ユーザ間の交流も深めさせることが可能になる。
以下、本発明の一実施形態である環境活動支援システム100の複数の具体例について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図6は、環境活動支援システム100の第1の実施形態(環境活動支援システム100a)の機能構成を表す概略ブロック図である。
環境活動支援システム100aは、一台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、環境活動支援システム100aが一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、環境活動支援プログラムを実行する。環境活動支援プログラムの実行によって、情報処理装置は、取得情報記憶部102a、環境活動情報記憶部103a、ポイント付与制御部104a、公益環境活動登録部105、公益環境活動情報記憶部106、ポイント処理部107、情報提供部108a、通知制御部109、通知部110、情報解析部111a、位置取得部112a及び加速度取得部113aを備える装置として機能する。なお、環境活動支援システム100aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、環境活動支援システム100aは、専用のハードウェアによって実現されてもよい。環境活動支援プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。環境活動支援プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。環境活動支援システム100aは、情報取得部101の具体例として位置取得部112a及び加速度取得部113aを備える。
以下、環境活動支援システム100aの詳細について説明する。
位置取得部112aは、情報取得装置300からユーザの位置情報を取得する。なお、位置取得部112aは、ユーザの位置情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
加速度取得部113aは、情報取得装置300からユーザの加速度情報を取得する。なお、加速度取得部113aは、ユーザの加速度情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
取得情報記憶部102aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。取得情報記憶部102aは、ユーザ毎に、ユーザIDに対応付けて位置情報、加速度情報及びポイント付与制御部104aによって付与されるポイントを記憶する。なお、取得情報記憶部102aは、位置情報及び加速度情報をユーザ毎に時系列に記憶する。また、ポイントについては、付与又は使用される度にポイント数が更新される。
環境活動情報記憶部103aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境活動情報記憶部103aは、環境活動テーブルを記憶する。第1の実施形態における環境活動情報記憶部103aは、環境活動テーブルの判定条件として、ユーザの位置情報及びユーザの加速度情報に基づく判定条件を記憶している。例えば、判定条件として、徒歩で移動している、自転車で移動している、公共交通機関で移動していてエネルギー利用量や二酸化炭素の排出量が所定の値以下であるなどが挙げられる。
ポイント付与制御部104aは、取得情報記憶部102aに記憶されている位置情報及び加速度情報と、環境活動情報記憶部103aに記憶されている環境活動テーブルとに基づいてユーザに対するポイントの付与を制御する。具体的には、まず、ポイント付与制御部104aは、位置情報及び加速度情報からユーザの移動手段を推定する。ポイント付与制御部104aは、予め移動手段毎の振動波形の情報を記憶する。移動手段は、例えば徒歩、自転車及び公共交通機関(例えば、電車)などである。ポイント付与制御部104aは、予め記憶している移動手段毎の振動波形と、取得情報記憶部102aに記憶されている所定期間における加速度に基づく振動波形との比較及び所定期間における位置情報で得られる移動経路からユーザの移動手段を推定する。また、ポイント付与制御部104aは、推定した移動手段による移動経路でのエネルギー消費量や二酸化炭素の排出量を推定する。
ポイント付与制御部104aは、環境活動テーブルを参照し、推定した移動手段に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたか否か判定する。ポイント付与制御部104aは、推定した移動手段に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。この場合、ポイント付与制御部104aは、判定条件を満たす所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントをユーザに対して付与する。一方、ポイント付与制御部104aは、推定した移動手段に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされていないと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきではないと判定する。
ポイント付与制御部104aが行う処理について具体例を挙げて説明する。
ポイント付与制御部104aは、ユーザの移動手段が徒歩であると推定した場合、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104aは、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。また、ポイント付与制御部104aは、ユーザの移動手段が公共交通機関であり、公共交通機関によるエネルギー利用量や二酸化炭素の排出量の推定値が所定の値以下である場合に、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104aは、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104aは、移動手段の推定結果を情報解析部111aに通知する。
情報解析部111aは、取得情報記憶部102aに記憶されている位置情報及び加速度情報と、推定結果とに基づいて情報の解析を行う。例えば、情報解析部111aは、ユーザの活動の変化をユーザ毎に解析する。また、例えば、情報解析部111aは、公益環境活動の実施によるユーザの行動変化を解析する。また、例えば、情報解析部111aは、ポイント付与制御部104aから通知された移動手段の推定結果に基づいてルートの解析及び代替え移動手段の解析を行う。具体的には、情報解析部111aは、現在ユーザが利用している移動手段よりもエネルギー利用量や二酸化炭素の排出量が少ない移動手段を検索する。また、ユーザが予め目的地を入力している場合、情報解析部111aは代替え移動手段として、現在ユーザが利用している移動手段よりもエネルギー利用量や二酸化炭素の排出量が少ない、かつ、移動時間が所定の時間以内の移動手段及び移動経路を検索する。
情報提供部108aは、所定のタイミングで、公益環境活動テーブルに登録されている公益環境活動情報をユーザに提供する。また、情報提供部108aは、情報解析部111aによる解析結果を対象のユーザに提供する。
このように構成された環境活動支援システム100aでは、位置情報及び加速度情報に基づいてユーザの移動手段が推定される。そして、推定された移動手段によって所定の環境活動がなされたか否か判定され、所定の活動がなされたと判定された場合にポイントが付与される。そして、ユーザは、付与されたポイントを新たに実施してほしい公益環境活動に割り当てる。公益環境活動に対して割り当てられたポイントが予め設定された設定値を満たした場合に、その旨が環境活動支援システム100aから運営事業者端末200に通知され、運営事業者端末200を操作する運営事業者から提供団体に通知される。そして、設定値が満たされた公益環境活動が提供団体によって実施される。このように、ユーザが所定の環境活動を行う度にポイントが付与され、付与されたポイントが公益環境活動の実施のために使用される。したがって、ユーザの行動によって公益環境活動を促進することができる。そのため、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することが可能になる。
以下、環境活動支援システム100aの変形例について説明する。
環境活動支援システム100aの一部の機能部がクラウドに備えられる機能部であってもよい。例えば、位置取得部112a及び加速度取得部113aがクラウドに備えられる機能部であってもよい。
ポイント付与制御部104aは、位置情報に基づいて複数ユーザが同一の移動経路又は所定の距離まで同一の移動経路を使用したと判定した場合に、移動手段を供給したとして同一の移動経路又は所定の距離まで同一の移動経路を使用した複数のユーザに対してポイントを付与してもよい。
環境活動支援システム100aは、イベントに参加しているユーザに対して、同一方向からの集合又は帰宅が予想される場合、乗り合いを進める案内を対象となるユーザのユーザ端末400に送信するように構成されてもよい。例えば、自家用車で一名がイベントに参加しており、他の二名が公共交通機関でイベントに参加するとする。この場合、各自がそれぞれ独自の公共交通機関で帰宅するより同一方向に向かうユーザ同士が乗り合いをすることで環境活動に貢献できる。そこで、情報解析部111aは、取得情報記憶部102に記憶されている情報(例えば、位置情報)に基づいて、イベントに参加しているユーザの移動経路を認識する。そして、情報解析部111aは、認識した結果、同一方向に移動している複数のユーザを特定する。情報解析部111aは、特定した複数のユーザの移動経路の情報を基に、乗り合いを進める情報を情報提供部108に通知させる。情報提供部108は、情報解析部111aの制御に従って乗り合いを進める情報を同一方向に移動している複数のユーザのユーザ端末400に提供する。
(第2の実施形態)
図7は、環境活動支援システム100の第2の実施形態(環境活動支援システム100b)の機能構成を表す概略ブロック図である。
環境活動支援システム100bは、一台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、環境活動支援システム100bが一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、環境活動支援プログラムを実行する。環境活動支援プログラムの実行によって、情報処理装置は、取得情報記憶部102b、環境活動情報記憶部103b、ポイント付与制御部104b、公益環境活動登録部105、公益環境活動情報記憶部106、ポイント処理部107、情報提供部108、通知制御部109、通知部110、情報解析部111、位置取得部112b及びエネルギー利用情報取得部114bを備える装置として機能する。なお、環境活動支援システム100bの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、環境活動支援システム100bは、専用のハードウェアによって実現されてもよい。環境活動支援プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。環境活動支援プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。環境活動支援システム100bは、情報取得部101の具体例として位置取得部112b及びエネルギー利用情報取得部114bを備える。
以下、環境活動支援システム100bの詳細について説明する。
位置取得部112bは、情報取得装置300からユーザの位置情報を取得する。なお、位置取得部112bは、ユーザの位置情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
エネルギー利用情報取得部114bは、情報取得装置300から建物内のエネルギー利用情報を取得する。また、エネルギー利用情報取得部114bは、電力会社などから地域全体におけるエネルギー利用情報を取得する。
取得情報記憶部102bは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。取得情報記憶部102bは、エネルギー利用情報を記憶する。また、取得情報記憶部102bは、ユーザ毎に、ユーザIDに対応付けて位置情報及びポイント付与制御部104bによって付与されるポイントを記憶する。なお、取得情報記憶部102bは、位置情報をユーザ毎に時系列に記憶する。また、ポイントについては、付与又は使用される度にポイント数が更新される。
環境活動情報記憶部103bは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境活動情報記憶部103bは、環境活動テーブルを記憶する。第2の実施形態における環境活動情報記憶部103bは、環境活動テーブルの判定条件として、ユーザの位置情報及びエネルギー利用情報に基づく判定条件を記憶している。例えば、判定条件として、建物内又は地域全体のエネルギー利用量が所定の値以下であることなどが挙げられる。
ポイント付与制御部104bは、取得情報記憶部102bに記憶されている位置情報及びエネルギー利用情報と、環境活動情報記憶部103bに記憶されている環境活動テーブルとに基づいてユーザに対するポイントの付与を制御する。具体的には、まず、ポイント付与制御部104bは、位置情報及びエネルギー利用情報に基づいて、ユーザが位置している建物内又は地域全体のエネルギー利用量を推定する。なお、複数のユーザが同じ建物内又は地域全体に位置している場合には、ポイント付与制御部104bは、エネルギー利用量を按分することによってユーザ1人当たりのエネルギー利用量を推定する。
ポイント付与制御部104bは、環境活動テーブルを参照し、推定したエネルギー利用量に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたか否か判定する。ポイント付与制御部104bは、推定したエネルギー利用量に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。この場合、ポイント付与制御部104bは、判定条件を満たす所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントをユーザに対して付与する。一方、ポイント付与制御部104bは、推定したエネルギー利用量に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされていないと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきではないと判定する。
ポイント付与制御部104bが行う処理について具体例を挙げて説明する。
ポイント付与制御部104bは、推定したエネルギー利用量が所定の値以下である場合、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104bは、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
このように構成された環境活動支援システム100bでは、位置情報及びエネルギー利用情報に基づいてユーザが位置している建物内又は地域におけるユーザのエネルギー利用量が推定される。そして、推定されたエネルギー利用量によって所定の環境活動がなされたか否か判定され、所定の活動がなされたと判定された場合にポイントが付与される。そして、ユーザは、付与されたポイントを新たに実施してほしい公益環境活動に割り当てる。公益環境活動に対して割り当てられたポイントが予め設定された設定値を満たした場合に、その旨が環境活動支援システム100bから運営事業者端末200に通知され、運営事業者端末200を操作する運営事業者から提供団体に通知される。そして、設定値が満たされた公益環境活動が提供団体によって実施される。このように、ユーザが所定の環境活動を行う度にポイントが付与され、付与されたポイントが公益環境活動の実施のために使用される。したがって、ユーザの行動によって公益環境活動を促進することができる。そのため、市民一人一人の公益の環境活動に対する意欲を向上させ、公益の環境活動の活発化を支援することが可能になる。
以下、環境活動支援システム100bの変形例について説明する。
環境活動支援システム100bの一部の機能部がクラウドに備えられる機能部であってもよい。例えば、位置取得部112b及びエネルギー利用情報取得部114bがクラウドに備えられる機能部であってもよい。
(第3の実施形態)
図8は、環境活動支援システム100の第3の実施形態(環境活動支援システム100c)の機能構成を表す概略ブロック図である。
環境活動支援システム100cは、一台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、環境活動支援システム100cが一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、環境活動支援プログラムを実行する。環境活動支援プログラムの実行によって、情報処理装置は、取得情報記憶部102c、環境活動情報記憶部103c、ポイント付与制御部104c、公益環境活動登録部105、公益環境活動情報記憶部106、ポイント処理部107、情報提供部108、通知制御部109、通知部110、情報解析部111、位置取得部112c、加速度取得部113c、エネルギー利用情報取得部114c及びユーザ情報取得部115cを備える装置として機能する。なお、環境活動支援システム100cの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、環境活動支援システム100cは、専用のハードウェアによって実現されてもよい。環境活動支援プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。環境活動支援プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。環境活動支援システム100cは、情報取得部101の具体例として位置取得部112c、加速度取得部113c、エネルギー利用情報取得部114c及びユーザ情報取得部115cを備える。
以下、環境活動支援システム100cの詳細について説明する。
位置取得部112cは、情報取得装置300からユーザの位置情報を取得する。なお、位置取得部112cは、ユーザの位置情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
加速度取得部113cは、情報取得装置300からユーザの加速度情報を取得する。なお、加速度取得部113cは、ユーザの加速度情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
エネルギー利用情報取得部114cは、情報取得装置300から建物内のエネルギー利用情報を取得する。また、エネルギー利用情報取得部114cは、電力会社などから地域全体におけるエネルギー利用量の情報を取得する。
ユーザ情報取得部115cは、情報取得装置300からユーザ情報(例えば、ユーザの年齢や性別や出身地などの情報)を取得する。なお、ユーザ情報は、これに限定される必要はなく、ユーザがユーザ端末400を操作して提供可能な自身の情報であればどのような情報であってもよい。
取得情報記憶部102cは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。取得情報記憶部102cは、エネルギー利用情報を記憶する。また、取得情報記憶部102cは、ユーザ毎に、ユーザIDに対応付けて位置情報、加速度情報、ユーザ情報及びポイント付与制御部104cによって付与されるポイントを記憶する。なお、取得情報記憶部102cは、位置情報、加速度情報及びユーザ情報をユーザ毎に時系列に記憶する。また、ポイントについては、付与又は使用される度にポイント数が更新される。
環境活動情報記憶部103cは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境活動情報記憶部103cは、環境活動テーブルを記憶する。第3の実施形態における環境活動情報記憶部103cは、環境活動テーブルの判定条件として、ユーザが人の生活向上や都市の発展に寄与することを示す広義の環境活動に基づく判定条件を記憶している。例えば、広義の環境活動として、エコ度、健康度、活動度、データ計測への協力度、コミュニティ度及び地元っ子度などが挙げられる。なお、広義の環境活動は、上記の活動に限定される必要はない。
エコ度とは、省エネルギーや二酸化炭素の削減などのエコロジーに対する貢献活動を表す。
健康度とは、人の健康を増進する手段(例えば、移動手段として徒歩を選択するなど)に対する活動を表す。
活動度とは、街の活性化に関わる貢献活動を表す。例えば、街の活性化に関わる貢献活動として、地元のイベントに参加、地元の特産品を購入するなどが挙げられる。
データ計測への協力度とは、位置情報、加速度情報及びユーザ情報の提供などデータの分析に対する貢献活動を表す。
コミュニティ度とは、人と人とのコミュニケーションの活性化に対する貢献活動を表す。例えば、コミュニティ度における貢献活動として、人と一緒に行動することが多いなどが挙げられる。
地元っ子度とは、地元に住んでいる、地元を人に紹介した、旅行でその場所を尋ねたなど特定の場所に対する貢献活動を表す。
以下、広義の環境活動が上記の各貢献活動である場合の判定条件について説明する。
広義の環境活動がエコ度である場合の判定条件は、徒歩で移動している、自転車で移動している、公共交通機関で移動していてエネルギー利用量や二酸化炭素の排出量が所定の値以下であるなどが挙げられる。
広義の環境活動が健康度である場合の判定条件は、徒歩で移動しているなどが挙げられる。
広義の環境活動が活動度である場合の判定条件は、イベントに参加している、その土地の特産品を購入しているなどが挙げられる。イベントに参加していることは、ユーザの位置情報とイベントが行われている位置情報とに基づいて判定される。その土地の特産品を購入していることは、ユーザの位置情報に基づいて特産品が販売されている店舗であるか否かで判定される。
広義の環境活動がデータ計測への協力度である場合の判定条件は、位置情報が取得された、加速度情報が取得された、ユーザ情報が取得されたなどが挙げられる。
広義の環境活動がコミュニティ度である場合の判定条件は、複数のユーザが同じ場所に位置しているなどが挙げられる。
広義の環境活動が地元っ子度である場合の判定条件は、以下のように判定される。例えば、取得情報記憶部102に記憶されているユーザ情報に基づいて、ユーザの位置情報で示される場所とユーザ情報に記録されている出身地とが一致するなどが挙げられる。
ポイント付与制御部104cは、取得情報記憶部102cに記憶されている位置情報、加速度情報、エネルギー利用情報及びユーザ情報のいずれかと、環境活動情報記憶部103cに記憶されている環境活動テーブルとに基づいてユーザに対するポイントの付与を制御する。具体的には、ポイント付与制御部104cは、環境活動テーブルを参照し、取得情報記憶部102cに記憶されている位置情報、加速度情報、エネルギー利用情報及びユーザ情報のいずれかに基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたか否か判定する。ポイント付与制御部104cは、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、判定条件を満たす所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントをユーザに対して付与する。一方、ポイント付与制御部104cは、推定した移動手段に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされていないと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきではないと判定する。
ポイント付与制御部104cが行う処理について具体例を挙げて説明する。
ポイント付与制御部104cは、ユーザの移動手段が徒歩であると推定した場合、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104cは、ユーザがイベントに参加している場合に、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、イベントに参加しているユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104cは、ユーザから位置情報、加速度情報及びユーザ情報のいずれかが取得された場合に、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、位置情報、加速度情報及びユーザ情報のいずれかを提供したユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104cは、複数のユーザが同じ場所に位置している場合に、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、同じ場所に位置しているユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104cは、ユーザの位置情報で示される場所とユーザ情報に記録されている出身地とが一致する場合に、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104cは、ユーザの位置情報で示される場所とユーザ情報に記録されている出身地とが一致しているユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
このように構成された環境活動支援システム100cでは、位置情報、加速度情報、エネルギー利用情報及びユーザ情報など複数の情報に基づいて所定の環境活動がなされたか否か判定され、所定の環境活動がなされたと判定された場合にポイントが付与される。そして、ユーザは、付与されたポイントを新たに実施してほしい公益環境活動に割り当てる。公益環境活動に対して割り当てられたポイントが予め設定された設定値を満たした場合に、その旨が環境活動支援システム100cから運営事業者端末200に通知され、運営事業者端末200を操作する運営事業者から提供団体に通知される。そして、設定値が満たされた公益環境活動が提供団体によって実施される。このように、ユーザが所定の環境活動を行う度にポイントが付与され、付与されたポイントが公益環境活動の実施のために使用される。したがって、ユーザの行動によって公益環境活動を促進することができる。そのため、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することが可能になる。
以下、環境活動支援システム100cの変形例について説明する。
環境活動支援システム100cの一部の機能部がクラウドに備えられる機能部であってもよい。例えば、位置取得部112c、加速度取得部113、エネルギー利用情報取得部114b及びユーザ情報取得部115cのいずれかがクラウドに備えられる機能部であってもよい。
(第4の実施形態)
図9は、環境活動支援システム100の第4の実施形態(環境活動支援システム100d)の機能構成を表す概略ブロック図である。
環境活動支援システム100dは、一台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、環境活動支援システム100dが一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、環境活動支援プログラムを実行する。環境活動支援プログラムの実行によって、情報処理装置は、取得情報記憶部102d、環境活動情報記憶部103d、ポイント付与制御部104d、公益環境活動登録部105、公益環境活動情報記憶部106、ポイント処理部107、情報提供部108、通知制御部109、通知部110、情報解析部111、位置取得部112d及び他システム情報取得部116dを備える装置として機能する。なお、環境活動支援システム100dの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、環境活動支援システム100dは、専用のハードウェアによって実現されてもよい。環境活動支援プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。環境活動支援プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。環境活動支援システム100dは、情報取得部101の具体例として位置取得部112d及び他システム情報取得部116dを備える。
以下、環境活動支援システム100dの詳細について説明する。
位置取得部112dは、情報取得装置300からユーザの位置情報を取得する。なお、位置取得部112dは、ユーザの位置情報を取得可能であればどのような態様で実現されてもよい。
他システム情報取得部116dは、他システムと通信することによって他システム情報を取得する。他システムの具体例、例えば見守りシステム、レンタル自動車の管理システム、カーシェアシステム、ナビシステム、自転車ツーリングログシステム、高度道路交通システム、駅務機器システムなどである。なお、他システムは、上記のシステムに限定される必要はない。
取得情報記憶部102dは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。取得情報記憶部102dは、他システム情報を記憶する。また、取得情報記憶部102dは、ユーザ毎に、ユーザIDに対応付けて位置情報及びポイント付与制御部104dによって付与されるポイントを記憶する。なお、取得情報記憶部102dは、位置情報をユーザ毎に時系列に記憶する。また、ポイントについては、付与又は使用される度にポイント数が更新される。
環境活動情報記憶部103dは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境活動情報記憶部103dは、環境活動テーブルを記憶する。第4の実施形態における環境活動情報記憶部103dは、環境活動テーブルの判定条件として、ユーザが他システムを利用したか否かに基づく判定条件を記憶している。例えば、判定条件として、ユーザが見守りシステムを利用した、ユーザが駅務機器システムを利用した、ユーザがナビシステムを利用したなどが挙げられる。
ポイント付与制御部104dは、取得情報記憶部102dに記憶されている位置情報及び他システム情報と、環境活動情報記憶部103dに記憶されている環境活動テーブルとに基づいてユーザに対するポイントの付与を制御する。具体的には、まず、ポイント付与制御部104dは、位置情報及び他システム情報に基づいて、ユーザが他システムを利用したか否か判定する。ポイント付与制御部104dは、環境活動テーブルを参照し、ユーザが他システムを利用したか否かに基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたか否か判定する。ポイント付与制御部104dは、位置情報及び他システム情報に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。この場合、ポイント付与制御部104dは、判定条件を満たす所定の環境活動に対応付けられている付与ポイントをユーザに対して付与する。一方、ポイント付与制御部104dは、位置情報及び他システム情報に基づいて判定条件を満たす所定の環境活動がなされていないと判定した場合、ユーザに対してポイントを付与すべきではないと判定する。
ポイント付与制御部104dが行う処理について具体例を挙げて説明する。
ポイント付与制御部104dは、ユーザの位置情報と、ナビシステムによって示される位置とが略一致する場合にユーザがナビシステムを利用したと判定し、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104dは、ナビシステムによって示される位置と略一致する位置にいるユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。
また、ポイント付与制御部104dは、ユーザの位置情報と、駅務機器システムにおける交通ICカード(例えば、Suica(登録商標))の決済システムの利用情報とに基づいて、ユーザが公共交通機関を利用したと判定し、判定条件を満たす所定の環境活動がなされたと判定する。この場合、ポイント付与制御部104dは、公共交通機関を利用したユーザに対してポイントを付与すべきと判定する。ただし、交通ICカードの決済システムの利用情報を利用するためには、ユーザから個人情報を提供してもらう必要がある。例えば、ユーザから交通ICカードに登録している個人情報を環境活動支援システム100dに登録してもらう必要がある。そのため、ポイント付与制御部104dは、このようなユーザに対しては、情報提供に貢献したとしてポイントの付与率を上げてもよい。
このように構成されることで、ユーザの位置情報だけを使用するより確実な計測を行うことが可能になり、分析精度を向上させることができる。さらに、このような情報を、個人情報を提供しないユーザの位置推定の精度向上に利用することもできる。
以上のように構成された環境活動支援システム100dでは、位置情報及び他システム情報に基づいて環境活動がなされたか否か判定され、環境活動がなされたと判定された場合にポイントが付与される。そして、ユーザは、付与されたポイントを新たに実施してほしい公益環境活動に割り当てる。公益環境活動に対して割り当てられたポイントが予め設定された設定値を満たした場合に、その旨が環境活動支援システム100dから運営事業者端末200に通知され、運営事業者端末200を操作する運営事業者から提供団体に通知される。そして、設定値が満たされた公益環境活動が提供団体によって実施される。このように、ユーザが所定の環境活動を行う度にポイントが付与され、付与されたポイントが公益環境活動の実施のために使用される。したがって、ユーザの行動によって公益環境活動を促進することができる。そのため、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することが可能になる。
以下、環境活動支援システム100dの変形例について説明する。
環境活動支援システム100dの一部の機能部がクラウドに備えられる機能部であってもよい。例えば、位置取得部112d及び他システム情報取得部116dは、クラウドに備えられる機能部であってもよい。
以下、第1の実施形態から第4の実施形態に共通する変形例について説明する。
各実施形態における環境活動支援システム100a〜100dは、所定の地域内でなされた所定の環境活動のみにポイントを付与するように構成されてもよい。このように構成される場合、所定の地域外で所定の環境活動がなされた場合、環境活動支援システム100a〜100dは所定の地域外でなされた所定の環境活動をポイント付与の対象外としてポイントを付与しない。
各実施形態におけるポイント付与制御部104a〜104dは、位置情報に基づいて、予め設定されている日時及び場所において位置しているユーザがいると判定した場合に、予め設定されている日時及び場所において位置しているユーザに対してポイントを付与してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、所定の判定対象情報を取得する取得部と、判定対象情報に基づいて、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、所定の環境活動がなされた場合に判定対象情報に関連するユーザに対して、公共の利益となる環境活動である公益環境活動の新たな実施の採択に使用されるポイントを付与するポイント付与制御部と、ユーザからポイントを使用する旨の要求がなされると、ユーザが所望する公益環境活動に対してユーザのポイントを割り当てるポイント処理部と、公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした公益環境活動の情報を通知する通知部とを持つことにより、人の公益環境活動に対する意欲を向上させ、公益環境活動を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…環境活動支援システム,200…運営事業者端末,300…情報取得装置,400…ユーザ端末,101…情報取得部,102、102a、102b、102c、102d…取得情報記憶部,103、103a、103b、103c、103d…環境活動情報記憶部,104、104a、104b、104c、104d…ポイント付与制御部,105…公益環境活動登録部,106…公益環境活動情報記憶部,107…ポイント処理部,108、108a…情報提供部,109…通知制御部,110…通知部,111…情報解析部,112a、112b、112c、112d…位置取得部,113a、113c…加速度取得部,114b、114c…エネルギー利用情報取得部,115c…ユーザ情報取得部,116d…他システム情報取得部

Claims (9)

  1. 所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される判定対象情報を取得する取得部と、
    取得された前記判定対象情報に基づいて、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記判定対象情報に関連するユーザに対して、公共の利益となる環境活動である公益環境活動の新たな実施の採択に使用されるポイントを付与するポイント付与制御部と、
    前記ユーザから前記ポイントを使用する旨の要求がなされると、前記ユーザが所望する前記公益環境活動に対して前記ユーザのポイントを割り当てるポイント処理部と、
    前記公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした前記公益環境活動の情報を通知する通知部と、
    を備える環境活動支援システム。
  2. 前記判定対象情報は、前記ユーザの位置に関する情報、又は、前記ユーザの動きに関する情報であり、
    前記ポイント付与制御部は、取得された前記判定対象情報から前記ユーザが利用する移動手段を推定し、前記移動手段に基づいて前記条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記ユーザに対して前記ポイントを付与する、請求項1に記載の環境活動支援システム。
  3. 前記判定対象情報は、前記ユーザの位置に関する情報、又は、建物内におけるエネルギー利用量に関する情報とであり、
    前記ポイント付与制御部は、取得された前記判定対象情報から前記ユーザが位置する建物内におけるエネルギー利用量を推定し、前記エネルギー利用量に基づいて前記条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記ユーザに対して前記ポイントを付与する、請求項1に記載の環境活動支援システム。
  4. 前記判定対象情報は、前記ユーザの位置に関する情報、又は、前記ユーザの動きに関する情報、又は、建物内におけるエネルギー利用量に関する情報、又は、前記ユーザに関する情報とであり、
    前記ポイント付与制御部は、取得された前記判定対象情報から前記ユーザが人の生活向上や都市の発展に寄与することを示す前記条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記ユーザに対して前記ポイントを付与する、請求項1に記載の環境活動支援システム。
  5. 前記判定対象情報は、前記ユーザの位置に関する情報、又は、他のシステムに関する情報とであり、
    前記ポイント付与制御部は、取得された前記判定対象情報から前記ユーザが前記他のシステムを利用したか否かに応じて前記条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記ユーザに対して前記ポイントを付与する、請求項1に記載の環境活動支援システム。
  6. 前記判定対象情報を記憶する記憶部と、
    記憶されている前記判定対象情報に基づいて、前記判定対象情報に関連するユーザの活動の変化又は行動の変化を解析する情報解析部と、をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の環境活動支援システム。
  7. 前記公益環境活動は、社会及び環境に寄与する活動として提供団体が前記ポイント数に応じて公共のために寄付するとして登録する活動であり、
    前記通知部は、前記公益環境活動に対して割り当てられたポイントの累積値が、予め設定されたポイント数を満たした場合に、前記ポイント数を満たした前記公益環境活動の情報を運営事業者に通知する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の環境活動支援システム。
  8. 所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される判定対象情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記判定対象情報に基づいて、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記判定対象情報に関連するユーザに対して、公共の利益となる環境活動である公益環境活動の新たな実施の採択に使用されるポイントを付与するポイント付与制御ステップと、
    前記ユーザから前記ポイントを使用する旨の要求がなされると、前記ユーザが所望する前記公益環境活動に対して前記ユーザのポイントを割り当てるポイント処理ステップと、
    前記公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした前記公益環境活動の情報を通知する通知ステップと、
    を有する環境活動支援方法。
  9. 所定の環境活動がなされたか否かの判定に利用される判定対象情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記判定対象情報に基づいて、予め登録された条件を満たす所定の環境活動がなされたか否かを判定し、前記所定の環境活動がなされた場合に前記判定対象情報に関連するユーザに対して、公共の利益となる環境活動である公益環境活動の新たな実施の採択に使用されるポイントを付与するポイント付与制御ステップと、
    前記ユーザから前記ポイントを使用する旨の要求がなされると、前記ユーザが所望する前記公益環境活動に対して前記ユーザのポイントを割り当てるポイント処理ステップと、
    前記公益環境活動に対して割り当てられたポイントに応じて、予め設定された設定値を満たした前記公益環境活動の情報を通知する通知ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2015009810A 2015-01-21 2015-01-21 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム Pending JP2016134099A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015009810A JP2016134099A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム
EP16740165.2A EP3249600A4 (en) 2015-01-21 2016-01-19 Environmental activity support system, environmental activity support method, and computer program
PCT/JP2016/051439 WO2016117558A1 (ja) 2015-01-21 2016-01-19 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム
US15/545,157 US20180285998A1 (en) 2015-01-21 2016-01-19 Environmental activity supporting system, environmental activity supporting method, and computer program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015009810A JP2016134099A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016134099A true JP2016134099A (ja) 2016-07-25

Family

ID=56417099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015009810A Pending JP2016134099A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20180285998A1 (ja)
EP (1) EP3249600A4 (ja)
JP (1) JP2016134099A (ja)
WO (1) WO2016117558A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7404347B2 (ja) * 2019-03-30 2023-12-25 住友建機株式会社 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、作業機械

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226543A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Techno Media Inc 懸賞システム
JP2012003558A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Ryonichi Engineering Co Ltd 環境活動促進システム
JP2013130918A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Japan Research Institute Ltd エコ貢献ポイントシステム、ポイント提供方法
JP2014021740A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Itoki Corp ポータルサイト提供システム
JP2014191579A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Japan Research Institute Ltd 節電行動誘発システム及びその方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226543A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Techno Media Inc 懸賞システム
JP2012003558A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Ryonichi Engineering Co Ltd 環境活動促進システム
JP2013130918A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Japan Research Institute Ltd エコ貢献ポイントシステム、ポイント提供方法
JP2014021740A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Itoki Corp ポータルサイト提供システム
JP2014191579A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Japan Research Institute Ltd 節電行動誘発システム及びその方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3249600A4 (en) 2018-06-06
EP3249600A1 (en) 2017-11-29
WO2016117558A1 (ja) 2016-07-28
US20180285998A1 (en) 2018-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9228841B2 (en) Methods and systems for determining routes in a navigation system
CN104094576B (zh) 基于云服务之间的信任关系整合不同的云服务数据和行为
CN105532030A (zh) 用于分析目标实体的移动的装置、系统和方法
CN105190244A (zh) 多模态费用计算方法、系统与装置
Charlton et al. Bicycle route choice data collection using GPS-enabled smartphones
CN104508694A (zh) 基于移动应用的使用的收入目标系统和方法
JP2014153828A (ja) サーバ装置、広告配信システム及びプログラム
Malleson et al. The characteristics of asymmetric pedestrian behavior: A preliminary study using passive smartphone location data
Toole et al. Modeling and understanding intrinsic characteristics of human mobility
Yang et al. A GIS‐based method to identify cost‐effective routes for rural deviated fixed route transit
Cai et al. A novel trip coverage index for transit accessibility assessment using mobile phone data
Liu et al. Mobility crowdsourcing: Toward zero-effort carpooling on individual smartphone
KR20220124069A (ko) 개선된 탄소 배출량 산출 알고리즘을 활용한 맞춤형 저탄소 여행 계획 제공 방법 및 장치
Li et al. Factors affecting bike-sharing behaviour in Beijing: price, traffic congestion, and supply chain
Kim et al. Managing uncertainty: Lessons from volcanic lava disruption of transportation infrastructure in Puna, Hawaii.
Talpur et al. A study of tourist sequential activity pattern through location based social network (LBSN)
Thompson Program evaluation within a health promotion framework.
WO2016117558A1 (ja) 環境活動支援システム、環境活動支援方法及びコンピュータプログラム
Zhen et al. Decision rules for ambulance scheduling decision support systems
JP5969584B2 (ja) 属性決定装置、情報抽出システム、情報配信システム、及びプログラム
Zhao et al. GreenBicycling: A smartphone-based public bicycle sharing system for healthy life
Righini et al. A privacy-aware zero interaction smart mobility system
Rui et al. A location-dependent task assignment mechanism in vehicular crowdsensing
Jariyasunant Improving traveler information and collecting behavior data with smartphones
Marakkalage et al. Real-time data analysis using a smartphone mobile application

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171113

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190402