JP2016131859A - 飲料生成装置 - Google Patents

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【課題】液体を貯留する容器の着脱が可能な構成においても、容器が筐体に装着されている、いないに関わらず、飲料調製部に供給する液体量を適正かつ容易に測り得る飲料生成装置を提供する。【解決手段】容器(3)に貯留された液体(L)を飲料調製部に供給する供給配管(10)と、供給配管(10)内を通る液体(L)を加熱沸騰させ蒸気圧を利用して飲料調製部に供給するヒーター(12)と、これらを収容する調乳器本体(2)とを備える。容器(3)は、調乳器本体(2)から着脱可能となっている。容器(3)には、容器目盛り(3b)が付されている。調乳器本体(2)には、調乳器本体(2)に容器(3)が装着されているときに液体量を測る本体目盛り(2a)が付されている。【選択図】図4

Description

本発明は、液体を貯留する容器と、上記容器の液体を飲料調製部に供給する供給配管と、上記供給配管内を通る液体を加熱沸騰させ蒸気圧を利用して上記飲料調製部に供給する加熱供給部と、これらを収容する筐体とを備えた飲料生成装置に関するものである。詳しくは、液体を貯留する容器が筐体に装着されている場合に、飲料調製部に供給する液体を容器にて正確に測り得る飲料生成装置に関する。
近年、WHO(世界保健機関:World Health Organization)とFAO(国連食糧農業機関:Food and Agriculture Organization of the United Nations)とによって、「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」が共同作成された。
このガイドラインによれば、乳児用乾燥粉末乳つまり乳児用の粉ミルクと、エンテロバクター・サカザキ等への感染による乳児の重篤な疾患や死亡との関連が報告されている。
上記感染への防止対策として、乳児に与える乾燥粉末乳は、沸騰させた水を70℃以上の温度で用いて調乳しなければならないと報告されている。具体的な調乳方法として、ガイドラインには以下の方法が記載されている。
(1)乾燥粉末乳(粉ミルク)を調乳するところの表面を清掃し消毒する。
(2)石鹸と清浄な水とで手指を洗い、清潔な布又は使い捨てのナプキンを用いて水分を拭き取る。
(3)十分な量の安全な水を沸騰させる。
(4)火傷に気をつけて、70℃以上にまで冷却した適量の沸騰させた水を、清潔で滅菌済みのコップ又は哺乳ビンに注ぐ。
(5)表示された量の乾燥粉末乳を正確に量って加える。
(6)水道の流水の下に置くか、冷水又は氷水の入った容器に静置することにより、授乳に適した温度まで短時間で冷却する。
(7)哺乳用コップ又は哺乳ビンの外側を清潔な布又は使い捨ての布で拭き、乾燥粉末乳の種類、乳児の名前若しくは識別番号、調乳した日付と時刻、又は調乳した職員の名前等の必要な情報を表示する。
(8)非常に高温の湯が調乳に使用されるため、乳児の口に火傷を負わさないよう、授乳する前に授乳温度を確認することが不可欠である。
(9)調乳後2時間以内に消費されなかった乾燥粉末乳は、全て廃棄すること。
ここで、授乳に適したミルクの温度というのは、母乳の温度や体温等を勘案し、人肌温度である40℃程度が適温とされている。このため、乾燥粉末乳を調乳し、乳児に与えるミルクとするためには、70℃以上の一度沸騰させた液体を用いて調乳した後、ミルクを40℃程度にまで冷却する必要がある。
一方、粉ミルクを溶解する調乳用水の計量についても正確さが要求されている。ミルクの濃度にばらつきがあると、乳幼児が栄養を十分に吸収できないことになったり、便が固くなったりする等、乳幼児の健康に悪影響を与えることがある。また、水を加熱して沸騰させると蒸気が発生するため、湯量は沸かした後の量を計測する必要がある。
このような事情から、調乳作業は育児をするうえで大変負荷の大きい作業となっている。そこで、上記のガイドラインに対応しつつ、正確な量の調乳用水を供給しミルクを自動で作ることができる自動調乳装置が要望されている。
ミルクを自動で作ることができる自動調乳装置として、例えば特許文献1に開示されている自動調乳装置が知られている。
特許文献1に開示されている自動調乳装置は、高温の調乳用水の供給量を測定して、自動で調乳できるように構成されている。具体的には、自動調乳装置100は、図10に示すように、調乳水製造装置101にて濾過、殺菌、加熱された後、ポンプ102によって供給される調乳用水の供給量を、高耐熱耐食合金をセンサチューブの材質に用いた質量流量計103を用いて計量する。この質量流量計103により、80℃程度の温度の調乳用水の質量を計測することができる。また、計測された質量流量に基づいて調乳用水の供給を制御するコントローラ104を用いて供給量を補正して調乳用水を供給するように構成されている。この結果、温度の影響による供給量の誤差を補正して、調乳用水を供給できるようになっている。
特開2007−252427号公報(2007年10月4日公開) 特開2001−128853号公報(2001年5月15日公開)
しかしながら、従来の特許文献1に開示された自動調乳装置100は、多数の新生児を収容している病院や産院に設置して、大量の調乳を行うための設備を想定しており、特別な質量流量計を用いている。このことから、高価な自動調乳装置100となっており、個々の家庭で使用することには適さない。
そこで、家庭で使用する飲料生成装置として、特許文献2に開示されているコーヒー沸かし器等の簡便な構成の装置が知られている。このコーヒー沸かし器は、コーヒーポッドに人が視認し易い水位線目盛を設け、容器内の液量を計量できるようになっている。
具体的には、コーヒー沸かし器200は、図11に示すように、水タンク201から逆止弁202を通じて水管210へと流入した水を、シーズヒーター211によって加熱する。沸騰した水は逆止弁202の作用により蒸気圧が高まり、注湯口212を通じてコーヒーバスケット220に湯が滴下されガラス製の容器230にコーヒー液を抽出する。図12に示すように、ガラス製の容器230の外側面には、帯状の模様印刷部231が設けられている。この模様印刷部231には180度隔てて2カ所の切れ目232が設けられており、一方の切れ目に水位線目盛233を設けている。この結果、水位線目盛233は背面の模様とは重ならずに見通せるため見易くなっている。このような、ヒーターの蒸気圧を利用して給湯する機能は非常に簡便で安価な構成にて実現することができる。
しかしながら、このコーヒー沸かし器200では、計量は原料と沸騰水とを混合後のコーヒー液の液量について行うのみであるため、水タンク201からガラス製の容器230に供給される水量を予め正確に調節することができない。なぜなら、水タンク201に注水した水は、注水と同時に逆止弁202を通じて水管210へ流入することが避けられないためである。すなわち、水タンク201の水位レベルは、水管210へ流入した水の容積分だけ低下するので、正確な注水量がわかり難い。
これについては、容器と筐体とが一体化された水容器一体型で、予め水管210への流入量分を見込むと正確な注水量を把握することができるが、このような水容器一体型の場合には容器が洗い難く、特に衛生面で注意を払う必要がある乳児用の調乳器で使用するのには向いていない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、液体を貯留する容器の着脱が可能な構成においても、容器が筐体に装着されている、いないに関わらず、飲料調製部に供給する液体量を適正かつ容易に測り得る飲料生成装置を提供することにある。
本発明の一態様における飲料生成装置は、上記の課題を解決するために、液体を貯留する容器と、上記容器の液体を飲料調製部に供給する供給配管と、上記供給配管内を通る液体を加熱沸騰させ蒸気圧を利用して上記飲料調製部に供給する加熱供給部と、これらを収容する筐体とを備えた飲料生成装置において、上記容器は、上記筐体から着脱可能となっており、上記容器には、容器目盛りが付されていると共に、上記筐体には、上記筐体に容器が装着されているときに液体量を測る筐体目盛りが付されていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、液体を貯留する容器の着脱が可能な構成においても、容器が筐体に装着されている、いないに関わらず、飲料調製部に供給する液体量を適正かつ容易に測り得る飲料生成装置を提供するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における飲料生成装置としての調乳器の外観構成を示す斜視図である。 上記調乳器の構成を示す断面図である。 上記調乳器の供給配管に接続されている逆止弁の構成を示す概略断面図である。 (a)は上記調乳器の容器を容器目盛りの表示面から見たときの正面図であり、(b)は、上記容器の背面図であり、(c)は上記調乳器の調乳器本体に容器をセットして本体目盛りの表示面から見たときの調乳器を示す正面図である。 上記容器を外したときの調乳器の外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における飲料生成装置としての調乳器の外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における飲料生成装置としての調乳器の外観構成を示す斜視図である。 上記調乳器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における飲料生成装置としてのコーヒーメーカーの構成を示す断面図である。 従来の飲料生成装置の構成を示すブロック図である。 従来の他の飲料生成装置の構成を示す断面図である。 上記従来の他の飲料生成装置におけるコーヒー用容器の水位線目盛を示す正面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施の形態では、飲料生成装置として、例えば、混合抽出用原料としての乳児用の粉ミルクと加熱した液体とを自動で混合して飲料としてのミルクを生成する調乳器について説明する。尚、本実施の形態では、飲料生成装置としての調乳器について説明するが、本発明の飲料生成装置においては、必ずしもこれに限らない。例えば、混合抽出用原料としてのとしての挽きコーヒー豆に加熱した液体を注いで飲料としてのコーヒーを自動で生成する飲料生成装置としてのコーヒーメーカーに適用することができる。その他、混合抽出用原料としての茶葉に加熱した液体を注いで飲料としての日本茶又は紅茶を自動で生成する飲料生成装置としての茶メーカーに適用することができる。
本実施の形態の飲料生成装置としての調乳器1Aの構成について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本実施の形態1における飲料生成装置としての調乳器1Aの外観構成を示す斜視図である。図2は、上記調乳器1Aの構成を示す断面図である。図3は、上記調乳器1Aの供給配管10に接続されているフロート式逆止弁11の構成を示す概略断面図である。
本実施の形態の調乳器1Aは、図1に示すように、筐体としての調乳器本体2と、液体Lを貯留する容器3とから構成されている。
上記容器3は、筐体としての調乳器本体2の上部に配置されていると共に、調乳器本体2に対して着脱可能となっている。容器3には、該容器3を着脱、運搬するための容器把手3aが調乳器本体2の外周側となるように配置されている。また、容器3には、調乳に用いるための液体として水道水の他、赤ちゃん用の飲用水、純水又は天然水といった赤ちゃんが飲むのに適した水が用いられる。
調乳器本体2の略中央付近には調乳用ポッド4が設置できるようになっており、この調乳用ポッド4にて湯と粉ミルクPMとの調整混合といった生成作業が行われる。
調乳器本体2における調乳用ポッド4の下方には、ユーザーが調乳器1Aを操作するためのコントロールパネル5が設けられている。
上記調乳器本体2の内部には、図2に示すように、容器3に貯留された液体Lを供給するための供給配管10と、供給配管10の出口側に設けられ、かつ後述するヒーター12にて加熱沸騰された液体Lの温度調節部である飲料調製部としてのファンネル20と、加熱された液体Lと粉ミルクPMとを混合してミルクを調乳する飲料調製部としての調乳用ポッド4と、調乳用ポッド4を冷却する冷却部30と、調乳用ポッド4内の撹拌子4aを回転させるためのモーター40と、調乳用ポッド4内のミルクの温度を測定するサーミスタTMとが設けられている。
上記供給配管10は、容器3に貯留された液体Lが通る流路となっている。供給配管10には、液体Lの容器3への逆流を防ぐフロート式逆止弁11と、供給された液体Lを加熱して煮沸殺菌するための加熱供給部としてのヒーター12と、加熱された液体Lをファンネル20に分散して噴き出させる散水ノズル13とが備えられている。このため、容器3に貯留された液体Lは、該容器3から供給配管10の内部においてフロート式逆止弁11を経由してヒーター12の入口へと流入され、ヒーター12の出口からは散水ノズル13へ流出される。
供給配管10の材質としては、例えばSUS等の金属配管やシリコンやテフロン(登録商標)系の樹脂配管等の配管を使用することができる。好ましくは、食品用途の供給に適した例えばシリコン系の部材を選定することが望ましい。本実施の形態では、供給配管10として、例えば内径φ10mmのシリコンチューブを使用している。チューブの材質や内径等のサイズは任意に設定することができる。また、各パーツとの接続は、チューブのサイズ等に適した任意の固定方法を選択することができる。
フロート式逆止弁11は、液体Lのヒーター12から容器3への逆流を防止する機能、及び液体Lの供給をフロート式逆止弁11の水位レベルで止める機能を有している。具体的な構成としては、図3に示すように、内径の小さい小径配管部11aの下に内径の大きい大径配管部11bを有していると共に、大径配管部11bには小径配管部11aの内径よりも大きい外形からなる浮子11cを有している。
上記フロート式逆止弁11では、容器3から液体Lが注入されると、その流れによって浮子11cが下がる。そして、液体Lがフロート式逆止弁11の水位まで満たされると、浮子11cが浮き、小径配管部11aを塞ぐので、供給配管10から容器3への逆流が防止されるものとなっている。
ヒーター12は、本実施の形態では、図2に示すように、例えばU字状の配管形状となっており、供給配管10の一部を周囲から覆うように形成されている。ヒーター12には、例えば、ニクロム線が内蔵されており、ミルク生成用の液体Lを加熱して煮沸させ、殺菌し、散水ノズル13へ供給する機能を有している。具体的には、以下のとおりである。
(1)容器3から液体Lがフロート式逆止弁11を通して供給配管10におけるU字状のヒーター12に覆われた部分へ流入する。
(2)供給配管10におけるU字状のヒーター12に覆われた部分へ流入された液体Lは、フロート式逆止弁11が取り付けられている高さまで液体Lで満たされる。
(3)ヒーター12による加熱が開始されると、液体Lは沸騰し、その蒸気圧でヒーター12から押し上げられる。
(4)ヒーター12の入口側にはフロート式逆止弁11があるため、逆側のヒーター12出口からのみ液体Lが押し出され、該液体Lは供給配管10を経由して散水ノズル13に供給される。
(5)ヒーター12に覆われた部分の供給配管10の液体Lが減少することによって、ヒーター12に覆われた部分の供給配管10の内部の圧力が低下し、フロート式逆止弁11が開く。この結果、(1)に戻って加熱前の液体Lが流入する。
尚、本実施の形態のヒーター12には、図示しない温度センサーが設置されており、ヒーター12の加熱温度を常に測定できるようになっている。
以上の(1)〜(5)が液体Lが容器3から無くなるまで繰り返され、ヒーター12にて加熱された液体Lが順次ファンネル20に圧送される。供給配管10の内部に液体Lが無くなると、ヒーター12からの熱が外部に伝わり難くなり、ヒーター12自体の温度が液体Lの沸騰温度以上まで上昇し易くなる。この結果、この上限となる温度を設定して検知することによって、ヒーター12の加熱が停止できるようになっている。
散水ノズル13は、加熱されて圧送されてきた液体Lを分散して噴き出す機能を有している。散水ノズル13の先端である下側の壁面には、複数の小さい穴や細いスリットが形成されている。そして、穴やスリットのサイズを変えることによって、液体Lをシャワー状からより細かい霧状まで分散して噴出させることができる。液体Lが細かく分散されると表面積が増大するので、ファンネル20の空間内に存在する空気との熱交換が促進される。この結果、液体Lの温度が下がることになる。
ファンネル20は、散水ノズル13によって分散して温度低下した液体Lを集め、下部に設けた出口から下方に設けられた調乳用ポッド4に液体Lを滴下する。したがって、散水ノズル13及びファンネル20は、ヒーター12にて加熱沸騰された液体Lを冷ます第1の温度調節手段として機能している。
調乳用ポッド4は、予め内部にセットしておいた乾燥粉末乳つまり粉ミルクPMとミルク生成用の煮沸済の液体Lとを調整混合することにより、ミルクを生成するものである。
本実施の形態の調乳用ポッド4では、調乳用ポッド4の内部に粉ミルクPMと液体Lとを撹拌混合するための撹拌子4aを設けて使用する。
撹拌子4aは、内部に磁石が配されており、磁石の表面を樹脂で覆った形態となっている。表面に用いる樹脂は、食品用に適した樹脂を用いることが好ましく、例えば、前述した供給配管10の材質と同様のシリコン、テフロン(登録商標)系やポリプロピレン等を用いることが望ましい。
撹拌子4aの形状としては、細長い繭状のもの、八角棒状のもの、風車の羽根状のもの等の様々なもので対応可能である。本実施の形態では、細長い繭上のものを用いている。
上記撹拌子4aの磁石は、調乳用ポッド4の下方の調乳器本体2の内部に配置されるモーター40の回転軸に配置された図示しない磁石と対になっており、モーター40の回転動作に対応して撹拌子4aが回転することになる。
モーター40は、本実施の形態では、少なくとも液体Lに粉ミルクPMを溶かすのに十分な時間継続稼動するようになっている。
冷却部30は、図2に示すように、送風用のファン32と、吸気口31と、ダクト33と、排気口34とから構成され、液体L及び混合後のミルクを冷ます第2の温度調節手段として機能している。
ファン32は、調乳用ポッド4内にあるミルクを目的の温度まで空冷するための送風機能を有している。図2に示すように、ファン32は調乳器本体2内部に配置され、上流側には空気を吸い込むための吸気口31が設けられている。また、下流側にはダクト33を介して空気を調乳器本体2の外部へ吐き出すための排気口34が設けられている。ダクト33は、途中に空間部を有しており、空間部に調乳用ポッド4が配されている。
ダクト33は、調乳用ポッド4に対して横又は下方から風が当たるように開口されていると共に、調乳用ポッド4の下流側では、調乳用ポッド4の横又は上方から抜けていくように配されて排気口34に接続されている。このような構成とすることによって、調乳用ポッド4の上側の開口部の上側に空気の流れができ、調乳用ポッド4の内部から熱気が引き寄せられて抜け易くなる。この結果、対流によるミルクからの放熱が促進される。逆に、送風を止めた場合、調乳用ポッド4内の空間が熱溜りとなってしまうため、ミルクからの放熱がされ難い状態となる。
ここで、調乳用ポッド4内にあるミルクに風を直接当てると素早く冷やすことができる。しかしながら、風をミルクに直接当てると、埃等の異物をミルクに入れてしまう可能性が高くなる。埃等は、液体Lに触れると表面張力により液体L中にトラップされて取り込まれてしまう。このため、赤ちゃんに飲ませる飲み物を作る方法としては非常に不適切である。
そこで、本実施の形態では、上述のようなミルクに風を直接当てない構成としている。具体的には、調乳用ポッド4側面からの放熱と、調乳用ポッド4上部の熱溜りを抜くことによる放熱との2つの風の流れによる放熱によって、ミルクの冷却を実現している。
サーミスタTMは、調乳用ポッド4内の液体L又はミルクの温度を間接的に計測するためのものである。調乳用ポッド4内のミルク温度とサーミスタTMでの計測温度との対応関係を予め計測しておくことにより、ユーザー側で出来上がりのミルク温度を設定しておくことが可能となる。これにより、サーミスタTMで検知した温度から調乳完了の判断を行い、音又はランプ表示によりユーザーに出来上がりを知らせる。
本実施の形態では、調乳用ポッド4外表面の温度から内部の液体L又はミルクの温度を確認することになる。このため、サーミスタTMを調乳用ポッド4に当接させてサーミスタTMと調乳用ポッド4との伝熱を確実にするための板ばねや、調乳用ポッド4と調乳器本体2との位置関係を一定とするための位置決めピンやガイドを設けておくことが望ましい。
また、出来上がったミルクは哺乳瓶に移して赤ちゃんに与えることになる。このため、音又はランプ表示によりユーザーに出来上がりを知らせる場合には、授乳の目安である40℃よりも高めの温度、目安としては45℃前後で検知するように設定しておくことが望ましい。
このようなヒーター12の蒸気圧を利用して供給する機能は非常に簡便で安価な構成で実現できるため例えばドリップ式のコーヒーメーカーに広く利用されている。このような構成での供給は、上述したように、容器3に投入した水は全て加熱されることになるため、供給量は液体Lの容器3への投入量によって定まる。
このドリップ式のコーヒーメーカーでは、ヒーター部分と水を入れる容器とが一体になっている「水容器一体型」と、ヒーター部分から容器が着脱可能になっている「水容器着脱型」とがある。
調乳器1Aにおいては、水容器一体型の場合には容器3が洗い難く、特に衛生面で注意を払う必要がある乳児用にて使うには不向きである。このため、水容器着脱型であることが望ましい。
ただし、この水容器着脱型においても、水容器を常に外して水を供給するのも不便な場合がある。容器3を洗って乾燥させた後に他の場所に保管しておくよりも、調乳器本体2にセットしておく方が余分な場所も取らず便利である。特に、乳児用には赤ちゃん専用の純水がペットボトルで市販されており、これを用いて調乳する人にとっては、調乳器本体2にセットされた容器3にペットボトルから水を直接注いだ方が使い易い。
しかしながら、容器3をセットした状態では、容器3に注いだ液体Lはヒーター12へ流入する。このため、容器3単体で見たときの水位レベルは、容器3をセットした時点で略ヒーター内の容積分だけ低下する。尚、本実施の形態においては、ヒーター12の内容積は約20mLであり、容器3からも略同量が注水されていることが確認されている。
一方、コーヒーメーカーでは、コービーポッドに目盛りがあり、これを目安に計量し使用するものもある。
しかし、粉ミルクPMを用いた調乳においては、調乳用ポッド4内の粉ミルクPMが濡れてしまうと非常に溶け難い塊となってしまうこと、及び、上述したように、調乳量には正確さが重要であることから、調乳用ポッド4にて液体Lの量を計量する方法はとり難い。
このため、本実施の形態における容器3は以下のような特徴を有することによって、調乳器本体2から着脱可能であり、かつ調乳量を正確に調整することを可能としている。
このような特徴を有する本実施の形態の調乳器本体2の特徴の構成について、図1及び図4の(a)(b)(c)に基づいて説明する。図4の(a)は、本実施の形態での調乳器1Aにおける容器3を容器目盛り3bの表示面から見たときの正面図である。図4(b)は、容器3の背面図である。図4の(c)は、調乳器本体2に容器3をセットして本体目盛り2aの表示面から見たときの調乳器1Aの構成を示す正面図である。
すなわち、容器3は、図1に示すように、調乳器本体2の上方に配置されている。この該容器3には、該容器3を着脱及び運搬するための容器把手3aが調乳器本体2の外周側となるように設けられている。容器3の一側面には容器目盛り3bが設けられている。容器目盛り3bは、容器3を調乳器本体2から離脱した状態において、調乳用の液体量を把握できるようにつけられている。容器3は内部の状態を目視し易いように、透明であることが好ましい。また、容器3の上面開口部を覆うことのできるフタが存在することが衛生上好ましい。
この容器目盛り3bは、図4(a)(b)に示すように、容器把手3aの反対側の側面に設けられていることがわかる。
また、容器3の下部には給水弁3cが設けられており、この給水弁3cは容器3を調乳器本体2から取り外したときには閉まるようになっている。その結果、調乳器本体2から離脱した容器3を、水道にて給水した後に持ち運びをすることができる。
一方、本実施の形態の調乳器1Aでは、さらに、調乳器本体2に容器3を装着した状態において、容器3の近傍には、ユーザーが調乳用の液体量を把握できるように筐体目盛りとしての本体目盛り2aが付されている。
ここで、本実施の形態では、図4の(c)に示すように、容器3を調乳器本体2にセットしたときには、容器目盛り3bが調乳器本体2の遮蔽部材としての側面2bによって覆い隠されるようになっている。この結果、外部から容器3を見た場合には、容器目盛り3bは調乳器本体2の側面2bにて隠され、その位置に本体目盛り2aが表れている。このようにすることによって、容器3をセットした状態にて、液体Lを投入するときには、ユーザーは本体目盛り2aを目安に投入量を調節することができる。この結果、容器3への液体Lの投入量を容器目盛り3bに合わせるような誤った操作をする恐れが軽減される。
ここで、本実施の形態では、側面2bが遮蔽部材からなっていない場合、つまり側面2bが透明板にてなっている場合には、上記容器目盛り3bの色を、調乳器本体2の色と同色にすることが好ましい。具体的には、図5に示すように、容器目盛り3bの色と調乳器本体2における該容器目盛り3bの背面の少なくとも図5に示す領域Aの色とを合せることが好ましい。これにより、容器目盛り3bを認識することがより困難になるため、誤操作を防止することができる。
この結果、本実施の形態の調乳器1Aを使用することによって、「乳児用乾燥粉末乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」に順守した上で、ミルクを生成し、かつ調乳から任意温度までの冷却を自動で行うことができる。
このように、本実施の形態の飲料生成装置としての調乳器1Aは、液体Lを貯留する容器3と、容器3の液体Lを飲料調製部としてのファンネル20及び調乳用ポッド4に供給する供給配管10と、供給配管10内を通る液体Lを加熱沸騰させ蒸気圧を利用してファンネル20及び調乳用ポッド4に供給する加熱供給部としてのヒーター12と、これらを収容する筐体としての調乳器本体2とを備えている。そして、容器3は、調乳器本体2から着脱可能となっており、容器3には、容器目盛り3bが付されていると共に、調乳器本体2には、調乳器本体2に容器3が装着されているときに液体量を測る筐体目盛りとしての本体目盛り2aが付されている。
この種の調乳器1Aでは、容器3は調乳器本体2から着脱可能となっているので、容器3を調乳器本体2から離脱することにより、ファンネル20及び調乳用ポッド4にて必要な所望量の液体Lの量を容器目盛り3bにて計量しながら容器3に液体Lを注ぐことができる。
しかしながら、容器3を洗って乾燥させた後に他の場所に保管しておくよりも調乳器本体2に装着して保管しておく方が余分な場所も取らないので便利である。したがって、この場合には、調乳器1Aを使用するときには、容器3を調乳器本体2に装着した状態で容器3に所望量の液体Lを注ぐことができるようになっていることが好ましい。
しかしながら、本実施の形態の調乳器1Aでは、容器3に貯留された液体Lを、供給配管10を通してファンネル20及び調乳用ポッド4に供給するときにポンプを使用しない。このため、容器3に注がれた最初の液体Lは供給配管10に流入され、供給配管10の一定量のところまで流れる。この結果、調乳器本体2から離脱して用いたときに該容器3に貯留される液体Lの量を測るための容器目盛り3bに基づいて液体Lの量を計量したのでは、所望の液体量よりも多くなってしまい、正確な計量ができないことになる。
これに対して、本実施の形態では、調乳器本体2には、調乳器本体2に容器3が装着されているときに液体量を測る本体目盛り2aが付されている。
この結果、空の容器を筐体に装着して用いたときには、容器目盛り3bを用いなくても本体目盛り2aを用いることにより、液体量を測ることができる。また、本体目盛り2aは、容器目盛り3bとは別の目盛りであるので、供給配管10に流れる一定量を考慮した目盛りとすることができる。さらに、本実施の形態では、調乳器本体2に、容器目盛り3bとは異なる本体目盛り2aを付すだけであるので構成は容易である。
したがって、液体Lを貯留する容器3の着脱が可能な構成においても、容器3が調乳器本体2に装着されている、いないに関わらず、ファンネル20及び調乳用ポッド4に供給する液体量を適正かつ容易に測り得る調乳器1Aを提供することができる。
また、本実施の形態における調乳器1Aでは、容器目盛り3bは、容器3を調乳器本体2から離脱して用いたときに容器3に貯留される液体の量を測る目盛りとなっていると共に、本体目盛り2aは、容器3を調乳器本体2に装着して用いたときに、供給配管10に流入される一定量と該容器3に貯留される液体の量との合計の目盛りとなっている。
このため、この本体目盛り2aを用いて液体Lの量を計量すれば、本体目盛り2aでは、最初に供給配管10に流れる一定量が合計されているので、正確な所望の液体量を計量することができる。
したがって、液体Lを貯留する容器3の着脱が可能な構成においても、容器3が調乳器本体2に装着されている、いないに関わらず、ファンネル20及び調乳用ポッド4に供給する液体量を正確に測り得る調乳器1Aを提供することができる。
また、本実施の形態における調乳器1Aでは、供給配管10は、フロート式逆止弁11が容器3側に接続されたU字管にてなっており、供給配管10に流入される一定量は、U字管からなる供給配管10におけるフロート式逆止弁11とは反対側の高さ位置から該供給配管10における容器3との接続位置までの間に貯留される液体量である。
本実施の形態では、供給配管10は、フロート式逆止弁11が容器3側に接続されたU字管にてなっており、ヒーター12はこの供給配管10内を通る液体Lを加熱沸騰させ蒸気圧を利用してファンネル20及び調乳用ポッド4に供給する。
この結果、空の容器3を調乳器本体2に装着して、該容器3に液体Lを注ぐと、容器3に注がれた最初の液体LはU字管にてなる供給配管10に流入される。ここで、本実施の形態の調乳器1Aでは、供給配管10には、容器3側にフロート式逆止弁11が接続されている。このため、U字管からなる供給配管10におけるフロート式逆止弁11とは反対側の高さ位置まで液体Lが貯まるとフロート式逆止弁11が作用して、容器3から供給配管10へのさらなる液体Lの供給が停止される。この結果、空の容器3に液体Lを注ぐと、容器3に注がれた最初の液体LはU字管にてなる供給配管10において、フロート式逆止弁11とは反対側の高さ位置から該供給配管10における容器3との接続位置までの間に貯留される液体量が常に一定量として流入されることになる。
したがって、一定量として既知であるので、空の容器3を調乳器本体2に装着して液体Lを注ぐときには、この一定量が差し引かれた本体目盛り2aに基づいて計量することにより、正確な所望量の液体量を計量することが可能となる。
また、本実施の形態における調乳器1Aは、調乳器本体2に装着された容器3における容器目盛り3bの視認性を低下させる視認性低下構造が施されている。
すなわち、本実施の形態では、容器3の液体量を測るために、容器目盛り3bと本体目盛り2aとの2種類が存在しているので、計量するときに誤った目盛りを使用しないことが必要である。これに対して、本実施の形態では、調乳器本体2に装着された容器3における容器目盛り3bの視認性を低下させる視認性低下構造が施されている。このため、容器3が調乳器本体2に装着されているときには、視認性低下構造によって容器目盛り3bの視認性が低下される。この結果、容器目盛りが見え難くなるか又は見えないようになり、逆に、筐体目盛りの視認性が向上する。
したがって、調乳器本体2に容器3が装着されているときに、容器目盛り3bと本体目盛り2aとを誤認して使用することが回避される。
また、本実施の形態における調乳器1Aでは、視認性低下構造は、容器目盛り3bの視角を遮る遮蔽部材としての側面2bにてなっている。これにより、調乳器本体2に容器3が装着されたときには、容器3の容器目盛り3bは側面2bによって容器目盛り3bの視角が遮られる。したがって、調乳器本体2に容器3が装着されているときに、容器目盛り3bと本体目盛り2aとを誤認して使用することが回避される。
また、本実施の形態における調乳器1Aでは、視認性低下構造は、容器目盛り3bの色と該容器目盛り3bの背面に位置する調乳器本体2の色とを同色又は類似色とした領域Aからなっているとすることができる。
これにより、調乳器本体2に容器3が装着されたときには、容器目盛り3bの色と該容器目盛り3bの背面に位置する調乳器本体2の領域Aの色とを同色又は類似色としたものからなっているので、容器目盛り3bが調乳器本体2の領域Aの色によって視認されなくなる。したがって、調乳器本体2に容器3が装着されているときに、容器目盛り3bと本体目盛り2aとを誤認して使用することが回避される。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の調乳器1Aでは、容器3を調乳器本体2にセットした状態において、本体目盛り2aが存在する調乳器本体2の側面2bが透明である場合には、容器目盛り3bと本体目盛り2aとの両方が視認されるものとなっていた。
これに対して、本実施の形態の調乳器1Bでは、容器3をセットしたときの該容器3の周りの少なくとも容器目盛り3bの対向面が遮蔽部材としての遮蔽壁51にて構成されている点が異なっている。
本実施の形態の調乳器1Bについて、図6に基づいて説明する。図6は、本実施の形態2における飲料生成装置としての調乳器1Bの外観構成を示す斜視図である。
本実施の形態における調乳器1Bは、図6に示すように、容器3には、背面側に容器目盛り3bが付されていると共に、容器3を調乳器本体2にセットした状態において、少なくとも容器目盛り3bの対向面が遮蔽部材としての遮蔽壁51が設けられている。これにより、容器3は、調乳器本体2の正面側からは見えなくなっている。
一方、本実施の形態では、調乳器本体2の側面側に透明な窓52が形成されており、その横に筐体目盛りとしての本体目盛り2aが付されている。この結果、本体目盛り2aと容器目盛り3bとは、互いに直交する面に設けられている。
窓52は、ガラスや樹脂等の透明な材質からなっているが、必ずしもこれに限らず、例えば、空洞とすることも可能である。
本実施の形態では、この窓52の近傍に本体目盛り2aが付されているので、容器3をセットした状態で液体Lの投入量を調整することができるものとなっている。
尚、本実施の形態では、調乳器本体2の正面側に遮蔽壁51が設けられているので、容器3は、調乳器本体2に上側からセットされる。したがって、本実施の形態では、容器3を着脱、運搬するための容器持ち手52が容器3の上側に設けられている。
このように、本実施の形態の調乳器1Bでは、容器3の周りを調乳器本体2の遮蔽壁51によって覆うことにより、本体目盛り2aを使用するときに、容器目盛り3bを目安にするような誤使用をより一層低減させることができる。
また、容器3を調乳器本体2にセットした状態において、容器3の周囲が調乳器本体2によって覆われるため、容器3が調乳器本体2から誤って離脱する可能性が低くなり、安定性が向上する。
このように、本実施の形態における飲料生成装置としての調乳器1Bは、筐体としての調乳器本体2に装着された容器3における容器目盛り3bの視認性を低下させる視認性低下構造が施されている。
また、本実施の形態における調乳器1Bでは、視認性低下構造は、容器目盛り3bの視角を遮る遮蔽部材としての遮蔽壁51にてなっている。
これにより、調乳器本体2に容器3が装着されたときには、容器3の容器目盛り3bは遮蔽壁51によって容器目盛り3bの視角が遮られる。したがって、調乳器本体2に容器3が装着されているときに、容器目盛り3bと本体目盛り2aとを誤認して使用することが回避される。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について図7及び図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1及び実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の調乳器1A及び実施の形態2の調乳器1Bでは、調乳用ポッド4を設けて、該調乳用ポッド4にて、撹拌子4aを用いてミルクを生成していた。しかし、本実施の形態の調乳器1Cでは、哺乳瓶60に直接供給する構成となっている点が異なっている。
本実施の形態の飲料生成装置としての調乳器1Cの構成について、図7及び図8に基づいて説明する。図7は、本実施の形態の調乳器1Cの構成を示す斜視図である。図8は、本実施の形態の調乳器1Cの構成を示す断面図である。
本実施の形態の調乳器1Cは、図7及び図8に示すように、ファンネル20の下方には、哺乳瓶60が載置されている。
そして、本実施の形態では、実施の形態1の調乳器1A及び実施の形態2の調乳器1Bに設けられていた撹拌子4a及び該撹拌子4aを回転させるモーター40が設けられていない。
また、本実施の形態では、実施の形態1の調乳器1A及び実施の形態2の調乳器1Bに設けられていた冷却部30も設けられていない。
上記構成の調乳器1Cでは、給湯される湯温は室温にもよるが75℃〜90℃程であり、調乳のガイドラインにある70℃以上の湯冷まし供給が行われる。しかし、その後の粉ミルクPMの撹拌及び冷却はユーザーにて行う必要がある。
このように、本実施の形態の調乳器1Cでは、ファン32やモーター40が使用されていない構成であるため、非常に安価な調乳用の調乳器1Cとしての利用が可能となる。
尚、本実施の形態では、ファン32やモーター40を設けない構成として説明したが、必ずしもこれに限らず、本実施の形態においてもファン32やモーター40を設ける構成とすることも可能である。
これにより、調乳用ポッド4に代えて哺乳瓶60を使用することができるので、利便性が向上する。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施の形態について図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1〜実施の形態3と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1〜実施の形態3の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1〜実施の形態3では、の調乳器1Cでは、飲料生成装置として、飲料であるミルクを生成するための調乳器1A〜調乳器1Cについて説明した。
これに対して、本実施の形態では、飲料生成装置として飲料であるコーヒーを生成するコーヒーメーカーとなっている点が異なっている。
本実施の形態の飲料生成装置としてのコーヒーメーカー1Dの構成について、図9に基づいて説明する。図9は、本実施の形態のコーヒーメーカー1Dの構成を示す断面図である。
本実施の形態のコーヒーメーカー1Dには、図9に示すように、前記実施の形態1の調乳器1A〜前記実施の形態3の調乳器1Cに存在したファンネル20の代わりにコーヒーバスケット70が設けられている。
このコーヒーバスケット70の中には、フィルターペーパー71と挽きコーヒー豆GCとがセットされる。また、コーヒーバスケット70の下方には、コーヒーポッド73が置かれている。
このような構成のコーヒーメーカー1Dとすることにより、ヒーター12にて加熱された液体Lを散水ノズル13から吐出させ、挽きコーヒー豆GCを蒸らす蒸らし工程と、蒸らし工程を行った挽きコーヒー豆GCに、加熱された液体Lを吐出して、ドリップ式抽出により挽きコーヒー豆GCからコーヒーを抽出することができる。
したがって、液体Lを貯留する容器3が調乳器本体2に装着されている場合に、飲料調製部としてのコーヒーバスケット70に供給する液体Lを容器3にて正確に測り得る飲料生成装置としてのコーヒーメーカー1Dを提供することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1における飲料生成装置(調乳器1A〜1D)は、液体Lを貯留する容器3と、上記容器3の液体Lを飲料調製部(ファンネル20・調乳用ポッド4・コーヒーバスケット70)に供給する供給配管10と、上記供給配管10内を通る液体Lを加熱沸騰させ蒸気圧を利用して上記飲料調製部(ファンネル20・調乳用ポッド4・コーヒーバスケット70)に供給する加熱供給部(ヒーター12)と、これらを収容する筐体(調乳器本体2)とを備えた飲料生成装置において、上記容器3は、上記筐体(調乳器本体2)から着脱可能となっており、上記容器3には、容器目盛り3bが付されていると共に、上記筐体(調乳器本体2)には、上記筐体(調乳器本体2)に容器3が装着されているときに液体量を測る筐体目盛り(本体目盛り2a)が付されていることを特徴としている。
この種の飲料生成装置では、容器は筐体から着脱可能となっているので、容器を筐体から離脱することにより、飲料調製部にて必要な所望量の液体の量を容器目盛りにて計量しながら容器に液体を注ぐことができる。
しかしながら、容器を洗って乾燥させた後に他の場所に保管しておくよりも筐体に装着して保管しておく方が余分な場所も取らないので便利である。したがって、この場合には、飲料生成装置を使用するときには、容器を筐体に装着した状態で容器に所望量の液体を注ぐことができるようになっていることが好ましい。
しかしながら、本発明の飲料生成装置では、容器に貯留された液体を、供給配管を通して飲料調製部に供給するときにポンプを使用しない。このため、容器に注がれた最初の液体は供給配管に流入され、供給配管の一定量のところまで流れる。この結果、筐体から離脱して用いたときに該容器に貯留される液体の量を測るための容器目盛りに基づいて液体の量を計量したのでは、所望の液体量よりも多くなってしまい、正確な計量ができないことになる。
これに対して、本発明では、筐体には、筐体に容器が装着されているときに液体量を測る筐体目盛りが付されている。この結果、空の容器を筐体に装着して用いたときには、容器目盛りを用いなくても筐体目盛りを用いることにより、液体量を測ることができる。また、筐体目盛りは、容器目盛りとは別の目盛りであるので、供給配管に流れる一定量を考慮した目盛りとすることができる。さらに、本発明では、筐体に、容器目盛りとは異なる筐体目盛りを付すだけであるので構成は容易である。
したがって、液体を貯留する容器の着脱が可能な構成においても、容器が筐体に装着されている、いないに関わらず、飲料調製部に供給する液体量を適正かつ容易に測り得る飲料生成装置を提供することができる。
本発明の態様2における飲料生成装置(調乳器1A)は、態様1における飲料生成装置において、前記容器目盛り3bは、前記容器3を筐体(調乳器本体2)から離脱して用いたときに該容器3に貯留される液体Lの量を測る目盛りとなっていると共に、前記筐体目盛り(本体目盛り2a)は、上記容器3を上記筐体(調乳器本体2)に装着して用いたときに、前記供給配管10に流入される一定量と該容器3に貯留される液体Lの量との合計の目盛りとなっていることが好ましい。
本発明では、筐体には、容器を筐体に装着して用いたときに、前記供給配管に流入される一定量と該容器に貯留される液体の量との合計の目盛りとなっている筐体目盛りが付されている。このため、この筐体目盛りを用いて液体の量を計量すれば、最初に供給配管に流れる一定量が合計されているので、正確な所望の液体量を計量することができる。
したがって、液体を貯留する容器の着脱が可能な構成においても、容器が筐体に装着されている、いないに関わらず、飲料調製部に供給する液体量を正確に測り得る飲料生成装置を提供することができる。
本発明の態様3における飲料生成装置(調乳器1A)は、態様2における飲料生成装置において、前記供給配管10は、フロート式逆止弁11が前記容器3側に接続されたU字管にてなっており、前記供給配管10に流入される一定量は、前記U字管からなる供給配管10における上記フロート式逆止弁11とは反対側の高さ位置から該供給配管10における容器3との接続位置までの間に貯留される液体量である。
本発明では、空の容器を筐体に装着して、該容器に液体を注ぐと、容器に注がれた最初の液体はU字管にてなる供給配管に流入される。ここで、供給配管には、容器側にフロート式逆止弁が接続されている。このため、U字管からなる供給配管におけるフロート式逆止弁とは反対側の高さ位置まで液体が貯まるとフロート式逆止弁が作用して、容器から供給配管へのさらなる液体の供給が停止される。この結果、空の容器に液体を注ぐと、容器に注がれた最初の液体はU字管にてなる供給配管において、フロート式逆止弁とは反対側の高さ位置から該供給配管における容器との接続位置までの間に貯留される液体量が常に一定量として流入されることになる。
したがって、一定量として既知であるので、空の容器を筐体に装着して液体を注ぐときには、この一定量が差し引かれた筐体目盛りに基づいて計量することにより、正確な所望量の液体量を計量することが可能となる。
本発明の態様4における飲料生成装置(調乳器1A〜1C)は、態様1、2又は3における飲料生成装置において、前記筐体(調乳器本体2)に装着された前記容器3における容器目盛り3bの視認性を低下させる視認性低下構造が施されていることが好ましい。
本発明では、容器の液体量を測るために、容器目盛りと筐体目盛りとの2種類が存在しているので、計量するときに誤った目盛りを使用しないことが必要である。これに対して、本発明では、筐体に装着された容器における容器目盛りの視認性を低下させる視認性低下構造が施されている。このため、容器が筐体に装着されているときには、視認性低下構造によって容器目盛りの視認性が低下される。この結果、容器目盛りが見え難くなるか又は見えないようになり、逆に、筐体目盛りの視認性が向上する。
したがって、筐体に容器が装着されているときに、容器目盛りと筐体目盛りとを誤認して使用することが回避される。
本発明の態様5における飲料生成装置(調乳器1A〜1C)は、態様4における飲料生成装置において、前記視認性低下構造は、前記容器目盛り3bの視角を遮る遮蔽部材(側面2b・遮蔽壁51)にてなっているとすることができる。
これにより、筐体に容器が装着されたときには、容器の容器目盛りは遮蔽部材によって容器目盛りの視角が遮られる。したがって、筐体に容器が装着されているときに、容器目盛りと筐体目盛りとを誤認して使用することが回避される。
本発明の態様6における飲料生成装置(調乳器1A)は、態様4における飲料生成装置において、前記視認性低下構造は、前記容器目盛り3bの色と該容器目盛り3bの背面に位置する前記筐体(調乳器本体2)の色とを同色又は類似色としたものからなっているとすることができる。
これにより、筐体に容器が装着されたときには、容器目盛りの色と該容器目盛りの背面に位置する前記筐体の色とを同色又は類似色としたものからなっているので、容器目盛りが筐体の色によって視認されなくなる。したがって、筐体に容器が装着されているときに、容器目盛りと筐体目盛りとを誤認して使用することが回避される。
本発明は、ミルクを生成したり、コーヒーを生成したり、茶を生成したり、又は飲料粉末と混合して飲料を生成したりする飲料生成装置に利用することができる。
1A 調乳器(飲料生成装置)
1B 調乳器(飲料生成装置)
1C 調乳器(飲料生成装置)
1D コーヒーメーカー(飲料生成装置)
2 調乳器本体(筐体)
2a 本体目盛り(筐体目盛り)
2b 側面(遮蔽部材)
3 容器
3b 容器目盛り
4 調乳用ポッド(飲料調製部)
5 コントロールパネル
10 供給配管
11 フロート式逆止弁
11a 小径配管部
11b 大径配管部
11c 浮子
12 ヒーター(加熱供給部)
13 散水ノズル
20 ファンネル(飲料調製部)
30 冷却部
40 モーター
51 遮蔽壁(遮蔽部材)
60 哺乳瓶
70 コーヒーバスケット(飲料調製部)
71 フィルターペーパー
73 コーヒーポッド
A 領域
L 液体
GC 挽きコーヒー豆
PM 粉ミルク
TM サーミスタ

Claims (6)

  1. 液体を貯留する容器と、上記容器の液体を飲料調製部に供給する供給配管と、上記供給配管内を通る液体を加熱沸騰させ蒸気圧を利用して上記飲料調製部に供給する加熱供給部と、これらを収容する筐体とを備えた飲料生成装置において、
    上記容器は、上記筐体から着脱可能となっており、
    上記容器には、容器目盛りが付されていると共に、
    上記筐体には、上記筐体に容器が装着されているときに液体量を測る筐体目盛りが付されていることを特徴とする飲料生成装置。
  2. 前記容器目盛りは、前記容器を筐体から離脱して用いたときに該容器に貯留される液体の量を測る目盛りとなっていると共に、
    前記筐体目盛りは、上記容器を上記筐体に装着して用いたときに、前記供給配管に流入される一定量と該容器に貯留される液体の量との合計の目盛りとなっていることを特徴とする請求項1記載の飲料生成装置。
  3. 前記供給配管は、フロート式逆止弁が前記容器側に接続されたU字管にてなっており、
    前記供給配管に流入される一定量は、前記U字管からなる供給配管における上記フロート式逆止弁とは反対側の高さ位置から該供給配管における容器との接続位置までの間に貯留される液体量であることを特徴とする請求項2記載の飲料生成装置。
  4. 前記筐体に装着された前記容器における容器目盛りの視認性を低下させる視認性低下構造が施されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の飲料生成装置。
  5. 前記視認性低下構造は、前記容器目盛りの視角を遮る遮蔽部材にてなっていることを特徴とする請求項4記載の飲料生成装置。
  6. 前記視認性低下構造は、前記容器目盛りの色と該容器目盛りの背面に位置する前記筐体の色とを同色又は類似色としたものからなっていることを特徴とする請求項4記載の飲料生成装置。
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