JP2016131758A - リング状装飾物 - Google Patents
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Abstract
【課題】
リング状に形成されて装身具や携帯具として使用されるリング状装飾物に装備されたICチップのアンテナに充分な送受信性能を確保する。
【解決手段】
リング状に形成された本体部1と、電波の伝送が遮蔽されない材料でリング状に形成され本体部1の外側に嵌合される付属部3と、本体部1の付属部3との嵌合面に搭載されたICチップ2と、付属部3の本体部1との嵌合面に掘込まれICチップ2を収容するICチップ収容溝4とからなる。
【選択図】 図1
リング状に形成されて装身具や携帯具として使用されるリング状装飾物に装備されたICチップのアンテナに充分な送受信性能を確保する。
【解決手段】
リング状に形成された本体部1と、電波の伝送が遮蔽されない材料でリング状に形成され本体部1の外側に嵌合される付属部3と、本体部1の付属部3との嵌合面に搭載されたICチップ2と、付属部3の本体部1との嵌合面に掘込まれICチップ2を収容するICチップ収容溝4とからなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リング状に形成されて装身具や携帯具として使用されるリング状装飾物に係る技術分野に属する。
最近、各種情報を記憶させて非接触式で通信するパッシブ型のICチップ(ICタグ)が装身具や携帯具に装備されるようになってきている。パッシブ型のICチップは、バッテリを備えておらず、アンテナで受けた読取端末器からの電波を電気に変換して通信するものである。なお、バッテリを備えたアクティブ型のICチップも小型化されるようになってきており、パッシブ型のICチップと同様に装身具や携帯具に装備されるようになってきている。
これ等のICチップについては、装身具や携帯具に装備される際に、アンテナの受信,送信が妨げられないように工夫が必要になる。
従来、装身具や携帯具に装備されたICチップのアンテナの送受信性能の低下を防止することを指向した技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、金属材からなる本体部の一部に凹溝を設け、凹溝にパッシブ型のICチップを収容して合成樹脂材で被覆したリング状装飾物が記載されている。
特許文献1に係るリング状装飾物は、電波の伝送が遮蔽される金属材の一部に電波の伝送が遮蔽されない合成樹脂材の部分を設けることで、ICチップのアンテナの送受信路を確保するものである。
特許文献1に係るリング状装飾物では、ICチップのアンテナが凹溝の内部にあって周囲を金属材で囲まれているため、ICチップのアンテナの送受信路が狭く制約されてしまい、ICチップのアンテナに充分な送受信性能を確保することができないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、装備されたICチップのアンテナに充分な送受信性能を確保することのできるリング状装飾物を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係るリング状装飾物は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、リング状に形成された本体部と、電波の伝送が遮蔽されない材料でリング状に形成され本体部の外側に嵌合される付属部と、本体部の付属部との嵌合面に搭載されたICチップと、付属部の本体部との嵌合面に掘込まれICチップを収容するICチップ収容溝とからなる。
この手段では、ICチップの周囲となる本体部の外周の全体が電波の伝送が遮蔽されない材料の付属部とされることで、ICチップのアンテナの送受信路が広く開放される。
また、請求項2では、請求項1のリング状装飾物において、本体部は端部に付属部と同一径となってICチップとICチップ収容溝とを被覆するフランジが設けられていることを特徴とする。
この手段では、本体部に設けられたフランジによってICチップとICチップ収容溝とが被覆されることで、ICチップとICチップ収容溝とが外部から視認されなくなる。
また、請求項3では、請求項1または2のリング状装飾物において、本体部と付属部との嵌合面には互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とする。
この手段では、本体部と付属部との嵌合面に係合部が設けられることで、本体部と付属部との嵌合が強化されるとともに本体部と付属部3とを回り止めする。
本発明に係るリング状装飾物は、ICチップの周囲となる本体部の外周の全体が電波の伝送が遮蔽されない材料の付属部とされることで、ICチップのアンテナの送受信路が広く開放されることになり、装備されたICチップのアンテナに充分な送受信性能を確保することができる効果がある。
さらに、請求項2として、本体部に設けられたフランジによってICチップとICチップ収容溝とが被覆されることで、ICチップとICチップ収容溝とが外部から視認されなくなるため、装飾性が低下しない効果がある。
さらに、請求項3として、本体部と付属部との嵌合面に係合部が設けられることで、本体部と付属部との嵌合が強化されるとともに本体部と付属部3とを回り止めするため、不測にICチップが損傷されるのを防止することができる効果がある。
以下、本発明に係るリング状装飾物を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
この形態では、指輪に適用される小型の構成からなるものを示してある。
この形態は、図1,図2に示すように、本体部1,ICチップ2,付属部3,ICチップ収容溝4を主要部として構成されている。
本体部1は、金,銀,プラチナ等の金属材である通常の指輪の形成材料でリング状に形成されている。一方の端部には、テーパ形のフランジ11が設けられている。フランジ11の外径は、付属部3の外径と一致している。外周面12には、付属部3と互いに係合する係合部5を構成する小ブロック形の係合突起51が設けられている。
ICチップ2は、パッシブ型,アクティブ型のいずれでも可能であり、必要な情報が記憶されているメモリに加えてアンテナ,CPU等がコンパクトに集合されたもので、本体部1の外周面12に係合部5の係合突起51に近接して挟まれる格好の配置で搭載されている。
付属部3は、セラミックス,合成樹脂材等の電波の伝送が遮蔽されず指輪としての装飾性を損なわない材料でリング状に形成されている。内周面31は、本体部1の外周面に嵌合される径に形成されている。一方の端面32から内周面31には、本体部1の外周面12に設けられた係合部5の係合突起51に本体部1,付属部3の嵌合でスライド係合される係合溝52が掘込まれている。
ICチップ収容溝4は、付属部3の一方の端面から掘込まれ、本体部1の外周面12に搭載されたICチップ2が本体部1,付属部3の嵌合でスライド収容されるようになっている。
この形態は、本体部1,付属部3を軸方向へスライドさせ、本体部1の外周面12と付属部3の内周面31とを嵌合させることで組立てられる。嵌合に際しては、必要に応じて本体部1,付属部3の間に接着剤が塗布される。
組立てられた状態では、本体部1のフランジ11によってICチップ2,ICチップ収容溝4,係合部5が被覆され外部から視認されなくなる。従って、指輪としての装飾性が損なわれることはない。
さらに、係合部5が本体部1,付属部3を互いに強固に係合させるとともに本体部1,付属部3を回り止めしているため、本体部1,付属部3が不測に離脱,回動してICチップ2が損傷されるようなことはない。また、ICチップ2が係合部5に近接して挟まれる格好に配置されているため、衝撃等によってICチップ2が不測に損傷されることもない。
組立てられた状態で指に装身されると、通信端末器とICチップ2との間で通信することができる。
このとき、ICチップ2の周囲となる本体部1の外周の全体が電波の伝送が遮蔽されない材料の付属部3とされている。従って、ICチップ2のアンテナの送受信路が広く開放されることになって、装備されたICチップ2のアンテナに充分な送受信性能を確保することができる。
以上、図示した形態の外に、ICチップ2を2基以上装備することも可能である。
さらに、本体部1,付属部3に宝石等を取付けることも可能である。
さらに、付属部3を透光性材料で形成して、ICチップ2に備えた光源から発光させて装飾性を高めることも可能である。
本発明に係るリング状装飾物は、イヤリングや腕輪等を始め広範な装身具や携帯具に適用が可能である。
1 本体部
2 ICチップ
3 付属部
4 ICチップ収容溝
5 係合部
2 ICチップ
3 付属部
4 ICチップ収容溝
5 係合部
Claims (3)
- リング状に形成された本体部と、電波の伝送が遮蔽されない材料でリング状に形成され本体部の外側に嵌合される付属部と、本体部の付属部との嵌合面に搭載されたICチップと、付属部の本体部との嵌合面に掘込まれICチップを収容するICチップ収容溝とからなるリング状装飾物。
- 請求項1のリング状装飾物において、本体部は端部に付属部と同一径となってICチップとICチップ収容溝とを被覆するフランジが設けられていることを特徴とするリング状装飾物。
- 請求項1または2のリング状装飾物において、本体部と付属部との嵌合面には互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とするリング状装飾物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008938A JP2016131758A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | リング状装飾物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015008938A JP2016131758A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | リング状装飾物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016131758A true JP2016131758A (ja) | 2016-07-25 |
Family
ID=56434964
Family Applications (1)
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JP2015008938A Pending JP2016131758A (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | リング状装飾物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016131758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106235539A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-21 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 模块化智能戒指的连接结构及模块化智能戒指 |
EP3410356A1 (en) | 2017-05-31 | 2018-12-05 | MTG Co., Ltd. | Ring type wearable terminal and method for manufacturing the ring type wearable terminal |
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2015
- 2015-01-20 JP JP2015008938A patent/JP2016131758A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7236798B2 (ja) | 2017-05-31 | 2023-03-10 | 株式会社 Mtg | リング型ウェアラブル端末およびその製造方法 |
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