JP2016131310A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム Download PDF

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Takeshi Ogawa
武士 小川
増田 浩二
Koji Masuda
浩二 増田
二瓶 靖厚
Yasuhiro Nihei
靖厚 二瓶
伊藤 昌弘
Masahiro Ito
昌弘 伊藤
上田 健
Takeshi Ueda
健 上田
宏昌 田中
Hiromasa Tanaka
宏昌 田中
周 高橋
Shu Takahashi
周 高橋
史織 太田
Shiori Ota
史織 太田
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Abstract

【課題】 操作インタフェースの性能を向上する。【解決手段】 原稿を読み取る読取部201と、操作者からの操作コマンドの入力に基づいて読取部201が読み取った原稿の画像データを処理する画像処理部と、を有する画像処理装置1であり、操作コマンドと操作者が行う所定ジェスチャ動作とが対応付けられて記憶されている操作コマンド記憶部と、読取部の読取面を中心とした所定範囲が操作者によるジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられていてジェスチャ動作を検知するジェスチャ検知部204と、ジェスチャ検知部204が検知したジェスチャ動作が、操作コマンド記憶部に記憶されている所定ジェスチャ動作であるか否かを特定するジェスチャ動作特定部と、ジェスチャ動作特定部が特定した所定ジェスチャ動作に対応付けられている操作コマンドを画像処理装置に出力するコマンド制御部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置と、画像形成装置と、画像処理プログラムとに関するものである。
原稿を読取って画像処理する画像処理装置や読取った原稿の画像を出力して原稿を複写する画像形成装置では、見開き原稿や複数枚を集約した原稿を読取る場合などに、装置の操作時に操作者が原稿から手を放すと、読取時に原稿がずれてしまうことがある。一般的に、読取時に原稿がずれた場合には、再度複写し直していた。上述の原稿読取時の原稿のずれを防ぐために、フットスイッチが設けられていて操作者が足で操作する画像形成装置も知られている。
近年、物体の動きを検知するモーションセンサに関する技術が発展している。モーションセンサの検知方式には、例えば光切断法、パターン投影法、TOF(Time Of Flight)法、ステレオカメラ法などがある。また、モーションセンサを操作インタフェースとして用いた入力装置および入力装置の制御方法についての技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
モーションセンサを画像処理装置や画像形成装置の操作インタフェースとして用いる場合に、装置の周辺にいる操作者以外の人物の動きを誤検知してしまうおそれがある。また、操作者以外の人物の動きを誤検知してしまうことで、装置の周辺の人物に対して装置から監視されているように感じさせるおそれもある。
本発明は、操作インタフェースの性能を向上することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿を読み取る読取部と、操作者からの操作コマンドの入力に基づいて読取部が読み取った原稿の画像データを処理する画像処理部と、を有する画像処理装置であり、操作コマンドと操作者が行う所定ジェスチャ動作とが対応付けられて記憶されている操作コマンド記憶部と、読取部の読取面を中心とした所定範囲が操作者によるジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられていてジェスチャ動作を検知するジェスチャ検知部と、ジェスチャ検知部が検知したジェスチャ動作が、操作コマンド記憶部に記憶されている所定ジェスチャ動作であるか否かを特定するジェスチャ動作特定部と、ジェスチャ動作特定部が特定した所定ジェスチャ動作に対応付けられている操作コマンドを画像処理装置に出力するコマンド制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作インタフェースの性能を向上することができる。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示す斜視図である。 図1の画像形成装置の読取部を示す光学配置図である。 図1の画像形成装置の画像形成部を示す光学配置図である。 図1の画像形成装置のモーションセンサを示す斜視図である。 図1の画像形成装置の機能ブロック図である。 図4のモーションセンサが取得した操作者の画像データの例を示す模式図である。 図6の画像データから生成された特徴点抽出画像データの例を示す模式図である。 図1の画像形成装置の操作コマンド記憶部のデータテーブルの例を示す模式図である。 本発明に係る画像処理プログラムのフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明に係る画像形成装置のさらに別の実施の形態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る画像処理装置と本発明に係る画像形成装置と本発明に係る画像処理プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●画像形成装置(1)●
本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。
●画像形成装置の構成
図1に示すように、本発明に係る実施の形態である画像形成装置1は、原稿を読取る読取部201と、読取部201が読取った原稿の画像データに基づいて印刷を行う画像形成部202とを有する。なお、画像形成部202は例えば図3に示すような電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
読取部201には、読取対象の原稿が載置される原稿台302が、画像形成装置1の上面に設けられている。
読取部201の上面には、画像形成装置1の操作者が行うジェスチャ動作を検知するジェスチャ検知部としてのモーションセンサ204が備えられている。モーションセンサ204の構成と動作については後述する。また、読取部201の上面には、複写条件など画像形成装置1の操作を行うための操作コマンドを操作者に入力させる入力部205が備えられている。また、読取部201の上面には、用紙・枚数・両面/片面などの複写条件を表示する表示部206が備えられている。
読取部201の上には、原稿台302に原稿を供給する原稿供給部(以下「ADF(Automatic Document Feeder)203」という。)が設けられている。ADF203は、原稿台302の上面に原稿台302に対して開閉可能な状態で支持されている。ADF203は、原稿台302に原稿を自動的に配置させて原稿を読取らせた後、その原稿を排出する動作を繰り返す。本実施の形態では、主にADF203を用いないで原稿台302に直接原稿を設置して読取部201による画像入力(画像読取)を行う例について説明する。
図2を用いて、画像形成装置1の読取部201の構成を説明する。読取部201は、原稿台302上に設置された原稿の画像データを読取るために、原稿台302の下方に配置されている。読取部201は、原稿台302の下面に沿って平行に往復移動する第1原稿走査体304および第2原稿走査体305を有している。また、読取部201は、第2原稿走査体305からの光を通過させる光学レンズ306と、光電変換素子であるCCD(Charge Coupled Device)307などを有している。
第1原稿走査体304は、原稿画像の表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定の方向に向かって反射する第1ミラーとを有する。第1原稿走査体304は、原稿台302の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行に往復移動する。第2原稿走査体305は、第1原稿走査体304の第1ミラーにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向かって反射する第2および第3ミラーを有する。第2原稿走査体305は、第1原稿走査体304と一定の速度関係を保って平行に往復移動する。
光学レンズ306は、第2の原稿走査体305の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光の像をCCD307上の所定位置に結像させる。
CCD307は、結像された像を順次光電変換して電気信号として出力する。CCD307は、例えば3ラインのカラーCCDのラインセンサである。CCD307は、原稿台302の上に置かれた原稿の表面の白黒画像あるいはカラー画像を読み取り、読み取った画像データに含まれる色情報をR(赤)・G(緑)・B(青)の各色成分に色分解したラインデータ(RGB信号)として出力することができる。CCD307によりRGBの電気信号に変換された原稿の画像データは、画像形成装置1の内部に搭載されている画像処理部に送られる。
画像処理部は、CCD307が出力したRGB信号をC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(黒)の各色成分に変換する色変換BG/UCR部を有する。また、画像処理部は、CMYK各信号を画像形成部202に適した信号になるようにγ変換し、ディザ処理して2値や3値の信号に変換するγ変換部を有する。画像処理部は、入力部205から入力された複写条件(用紙・枚数・両面印刷または片面印刷など)などの操作コマンドを表示部206に表示して操作者に操作内容を確認させつつ複写条件に応じ処理を行う。画像処理部は、操作コマンドに対応した処理を行ったあと、処理信号を画像形成部202に出力する。
図3に示す画像形成装置1の画像形成部202は、電子写真方式のカラー画像記録装置における画像形成部の例を示す。画像形成部202は、複数の像形成体(画像形成ユニット50)の周面上にそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各トナー像を形成する。画像形成部202では、画像形成ユニット50に形成されたトナー像が、中間転写体である転写ベルト14上に重ね合わせて転写(1次転写)された後に転写材である記録紙Pに再転写(2次転写)されることで、記録紙Pに画像が形成される。
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び黒(K)の各画像形成ユニット50Y、50M、50C、50Kは、露光光学系12によって露光され静電潜像が形成される像担持体として円筒状に形成された光導電性の感光体ドラム10を備える。画像形成ユニット50Y、50M、50C、50Kは、それぞれ感光体ドラム10の回転面に沿って、帯電器11と、露光光学系12と、現像器13と、クリーニング装置20とを備える。ベルト状の中間転写体である転写ベルト14は、図3において画像形成ユニット50Y、50M、50C、50Kの上側に配置されている。転写ベルト14の周面上には、各画像形成ユニット50において形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の各トナー像が順次重ね合わせて転写(1次転写)される。
転写ベルト14上に1次転写されたトナー像は、トナーとは反対の極性を持つ転写器17の放電作用により、記録紙Pの表面に各色のトナー像が一括して転写(2次転写)される。記録紙Pは、給紙カセット15からタイミングローラ16を介して転写器17に給紙される。トナー像が2次転写された記録紙Pは、最下層のイエローのトナー像から順にシアン、マゼンタ、黒のトナー像が保持された状態で定着装置18に送られる。定着装置18は、記録紙Pの上のトナーを溶着する。トナーが溶着された記録紙Pは、印刷物として画像形成部202の上部のトレイ19に排出される。2次転写を終えた転写ベルト14は、クリーニング装置20により残留トナーが除去される。
なお、画像形成装置1は、処理に応じて読取部201と画像形成部202とをそれぞれ独立した装置として説明したが、本発明においてはこれに限定されず、読取部201と画像形成部202が一体となった形態でもよい。
●モーションセンサの構成
図4に示すように、モーションセンサ204は、筐体2041と、撮像素子と、レンズ2043と、距離センサ部2044とを備える。筐体2041は、撮像された操作者などの被写体の光学像を電気信号(画像データ)に変換する撮像素子や、取得した画像データに対して補正処理などを行う処理部などを収容する。撮像素子は、撮像された光学像を電気信号(画像データ)に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等である。レンズ2043は、筐体2041の一部の面に設けられている開口部2042から外部に露出し、撮像素子が光学像を取得するために撮像素子上の任意の位置に結像させる光学素子である。
距離センサ部2044は、筐体2041のレンズ2043が設けられている面と同じ面に設けられていて、モーションセンサ204の基準面から被写体までの距離を測定する。距離センサ部2044には、例えば赤外線カメラや赤外線レーダが用いられている。距離センサ部2044は、例えばTOF(Time Of Flight)法や、ステレオカメラ法、光切断法、位相シフト法、空間符号化法などの被写体の距離検知方式により、モーションセンサ204の基準面から被写体までの距離を測定する。距離センサ部2044は、例えば0.5〜8.0mの範囲の距離で被写体までの距離を測定することができる。また、距離センサ部2044は、距離センサ部2044の垂直方向を原点とした検知範囲が、水平方向で70°、垂直方向で60°である。
モーションセンサ204は、操作者のジェスチャを検知しつつ操作者以外の動作をジェスチャとして検出することがないように、読取部201の読取面を中心とした所定範囲がジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられている。モーションセンサ204は、図1に示したように、例えば原稿台302の読取面に垂直な方向を向いて取り付けられている。
●ジェスチャによる画像形成装置の操作処理
操作者のジェスチャにより画像形成装置1の操作を行うための構成と処理について説明する。
図5に示すように、画像形成装置1には、以下に説明するジェスチャによる操作を実現する、ジェスチャ検知部301と、操作コマンド記憶部207と、ジェスチャ動作特定部208と、コマンド制御部209と、画像処理部308とが構成されている。
画像形成装置1には、本発明に係る画像処理プログラムを実行させて上述の機能ブロックを実現するためのハードウェア資源が備えられている。具体的には、画像形成装置1には、画像処理プログラムが格納されているROM(Read Only Memory)などの主記憶装置が備えられている。また、画像形成装置1には、ROMに格納されている画像処理プログラムを実行させるCPU(Central Processing Unit)などの情報処理装置が備えられている。また、画像形成装置1には、操作コマンド記憶部207に対応するハードディスクやフラッシュメモリなどの二次記憶装置が備えられている。画像形成装置1では、ROMから読み出された画像処理プログラムをCPUに実行させて、画像処理プログラムによるジェスチャによる操作処理を行っている。
ジェスチャ検知部301の機能は、上述のモーションセンサ204のハードウェア構成により実現されるため、以下の説明ではモーションセンサ204によるジェスチャ検知部301としての動作を説明する。モーションセンサ204は、図6に示す操作者のジェスチャ動作が認識できるような画像として、操作者を撮像した動画(以下単に「画像」とする。)を生成する。モーションセンサ204は、図7に示すように、生成した画像から操作者の体の各部の特徴点Cの位置を抽出してその特徴点Cの位置をx,y座標に変換する。図7において、操作者の体の各部に対応する位置に付された黒点が特徴点Cである。モーションセンサ204は、撮像した画像から体の各部の特徴点Cの位置座標と座標の変化とを取得する。モーションセンサ204は、特徴点Cの位置座標の変化から、操作者の体の各部の動きを特定し、手を動かした、首を振った、右目をウインクさせたなどの操作者の顔や体によるジェスチャ動作を読み取ることができる。
図8に示すように、操作コマンド記憶部207には、画像形成装置1の操作を行うためのコマンド(以下「操作コマンド」という。)ごとに、所定のジェスチャの動作(以下「所定ジェスチャ動作」という。)が対応付けられて記憶されている。操作コマンドは、例えば「コピー開始」「枚数増」「枚数減」「コピー中止」など、入力部205から入力される操作コマンドの一部または全部に対応している。また、データテーブルにジェスチャ動作の項目で記憶されている所定ジェスチャ動作は、例えば「うなづき」「右目ウインク」「まばたき」「首振り」「手を振る」「手をチョキにする」など、体の各部で表現できる様々な動きである。所定ジェスチャ動作の情報として、具体的には、モーションセンサ204が取得した画像データと距離データとに基づいて操作者の体の各部の特徴点の位置座標と照合するための位置座標の情報が記憶されている。
なお、所定ジェスチャ動作として特定することができるジェスチャ動作は、上述の例に限定されず、体の動作としては、例えば頭を傾ける、顔を振る、腕をまわすなど様々な動作を採用することができる。また、所定ジェスチャ動作として特定することができる顔の動作によるジェスチャ動作は、上述のウインクの他に、例えばほほ、口元の動作など、様々な動作を採用することができる。顔の動作を特定してジェスチャ動作として読み取る場合には、例えばOpenCV(Open Source Computer Vision Library)などのコンピュータービジョン向けのライブラリを使用すれば顔の動作を読み取ることができる。
ジェスチャ動作特定部208は、図7に示した画像データの特徴点Cの位置座標の変化に基づいて、モーションセンサ204が検知した操作者のジェスチャ動作が操作コマンド記憶部207に記憶されている所定ジェスチャ動作であるか否かを特定する。ジェスチャ動作特定部208は、操作者が例えばうなづく動作をしたときに特徴点Cが抽出された画像データに含まれる座標データと操作コマンド記憶部207に記憶されている所定ジェスチャ動作の座標データとを照合する。ジェスチャ動作特定部208は、照合した結果、操作者が行ったジェスチャ動作が所定の「うなづき」動作であると特定することができた場合には、「うなづき」動作に対応する「コピー開始」の操作コマンドをコマンド制御部209に出力する。
コマンド制御部209は、ジェスチャ動作特定部208が特定した所定ジェスチャ動作に対応付けられた操作コマンドを画像処理部308に出力する。画像処理部308は、コマンド制御部209が出力した操作コマンドに基づいて読取部201や画像形成部202などの画像形成装置1における画像処理に関する動作を制御する。
図9に示す画像処理プログラムのフローチャートを参照して、ジェスチャによる画像形成装置1の操作処理を説明する。
画像形成装置1では、ジェスチャによる画像形成装置1の操作処理を開始すると(S101)、モーションセンサ204が、図6に示した操作者の顔や体を撮像した画像データを生成する(S102)。モーションセンサ204は、撮像した画像データから図7に示した特徴点Cを抽出した画像データと特徴点Cの位置座標の変化のデータを生成し、ジェスチャ動作特定部208に出力する(S103)。
ジェスチャ動作特定部208は、操作者が行ったジェスチャ動作の特徴点Cの位置座標のデータと所定ジェスチャ動作の特徴点Cの位置座標のデータとから、操作者が行ったジェスチャ動作が所定ジェスチャ動作であるか否かを特定する(S104)。操作者が行ったジェスチャ動作が所定ジェスチャ動作である場合には(S104:Yes)、ジェスチャ動作特定部208は、所定ジェスチャ動作に対応する操作コマンドをコマンド制御部209に送信する。操作者が行ったジェスチャ動作が所定ジェスチャ動作ではない場合には(S104:No)、S103の処理に戻る。
操作コマンドを受信したコマンド制御部209は、ジェスチャ動作特定部208が特定した操作コマンドを画像処理部308に出力する(S105)。画像処理部308は、コマンド制御部209が出力した操作コマンドに基づいて読取部201や画像形成部202などの画像形成装置1における画像処理に関する動作を制御して処理を終了する(S106)。
以上説明した実施の形態では、モーションセンサ204を読取部201に設置した例を説明したが、モーションセンサ204の設置位置はこれに限定されない。モーションセンサ204の設置位置は、上面・天井など読取面を中心とした所定範囲のジェスチャ動作を検知できればよいため、例えば画像形成部202などに設置してもよい。
また、以上説明した実施の形態におけるジェスチャによる画像形成装置1の操作処理は、見開き原稿や複数原稿の集約原稿などの複写に限らず、その他通常の画像形成装置1の操作処理を行うことができる。また、以上説明した実施の形態におけるジェスチャによる操作処理は、画像形成装置1による複写処理について説明したが、本発明に係る画像処理方法は、画像読取装置における読取処理の操作など、画像処理装置全般の操作にも適用することができる。
●実施の形態の効果
以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置1によれば、見開き原稿を読取るときに生じる原稿のずれや、複数原稿を集約するときの読取時や複写時の原稿のずれなどを防ぐことができる。
一般に、画像処理装置や画像形成装置において、見開き原稿を複写するときには、操作者の手によって原稿を原稿台に押し付けても読取時に原稿がずれてしまい、原稿がずれた状態で複写物が生成される場合がある。特に厚みのある本を読取る場合には、原稿のずれが大きく生じやすい。また、画像処理装置や画像形成装置において、複数用紙を同一用紙に集約して複写する場合も同様に、読取時に原稿がずれてしまい、原稿がずれた状態で複写物が生成される場合がある。
画像形成装置1では、操作者が両手で原稿を原稿台302に押し付けた状態であっても、モーションセンサ204に対して所定のジェスチャ動作を行うことで複写条件や複写開始などの操作コマンドを入力させることができる。このため、画像形成装置1によれば、操作者が原稿を原稿台302上で保持しやすくなるため、原稿がずれて読取られた複写物が生成されてしまうことを防止することができる。
画像形成装置1によれば、手を使わずにジェスチャ動作のみで装置の操作を行うことができるため、負傷や障害などの何らかのハンデキャップにより手を使うことができない操作者でも容易に操作できる。つまり、画像形成装置1によれば、ジェスチャ動作により操作を行うことができるため、操作インタフェースの性能を向上させることができる。
画像形成装置1では、モーションセンサ204が読取部201の読取面を中心とした所定範囲(例えば天井を向いた方向)がジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられている。このため、画像形成装置1によれば、画像形成装置1の近くにいる操作者以外の人物がモーションセンサ204に映り込むことによる誤動作を回避することができる。また、画像形成装置1によれば、画像形成装置1を利用していない人物に対して、監視されている印象を与えない。
●画像形成装置(2)●
本発明に係る画像形成装置の別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図10に示すように、画像形成装置2では、モーションセンサ704がADF703の内側(ADF703を閉じたときに原稿台302に向き合う側)に設置されている点が、先に説明した画像形成装置1と相違する。モーションセンサ704の構成やジェスチャによる画像形成装置2の操作処理などは、先に説明した画像形成装置1と同様である。
画像形成装置2では、モーションセンサ704がADF703の内側に設置されているため、読取部201の読取面を中心とした所定範囲(例えば読取時に操作者が立つ位置の付近)がジェスチャ動作の検知範囲となる。
また、画像形成装置2では、モーションセンサ704がADF703の内側(原稿台302側)に設置されているため、見開き原稿を読取るときなど、ADF703を開いた状態のときのみモーションセンサ704が操作者の動作を検知可能になる。
●実施の形態の効果
以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置2によれば、見開き原稿を読取るときに生じる原稿のずれや、複数原稿を集約するときの読取時や複写時の原稿のずれなどを防ぐことができる。
画像形成装置2によれば、手を使わずにジェスチャ動作のみで装置の操作を行うことができるため、負傷や障害などの何らかのハンデキャップにより手を使うことができない操作者でも容易に操作できる。つまり、画像形成装置2によれば、ジェスチャ動作により操作を行うことができるため、操作インタフェースの性能を向上させることができる。
画像形成装置2によれば、画像形成装置2の近くにいる操作者以外の人物がモーションセンサ704に映り込むことによる誤動作を回避することができる。また、画像形成装置2によれば、画像形成装置2を利用していない人物に対して、監視されている印象を与えない。
●画像形成装置(3)●
本発明に係る画像形成装置のさらに別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図11に示すように、画像形成装置3では、モーションセンサ804が原稿台802(ADF203を閉じたときにADF203に向き合う側)に設置されている点が、先に説明した画像形成装置1および画像形成装置2と相違する。モーションセンサ804の構成やジェスチャによる画像形成装置3の操作処理などは、先に説明した画像形成装置1や画像形成装置2と同様である。
画像形成装置3では、モーションセンサ804が原稿台802に設置されているため、読取部201の読取面を中心とした所定範囲(例えば読取時操作者が立つ位置付近)がジェスチャ動作の検知範囲となる。
●実施の形態の効果
以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置3によれば、見開き原稿を読取るときに生じる原稿のずれや、複数原稿を集約するときの読取時や複写時の原稿のずれなどを防ぐことができる。
画像形成装置3によれば、手を使わずにジェスチャ動作のみで装置の操作を行うことができるため、負傷や障害などの何らかのハンデキャップにより手を使うことができない操作者でも容易に操作できる。つまり、画像形成装置3によれば、ジェスチャ動作により操作を行うことができるため、操作インタフェースの性能を向上させることができる。
画像形成装置3によれば、画像形成装置3の近くにいる操作者以外の人物がモーションセンサ804に映り込むことによる誤動作を回避することができる。また、画像形成装置2によれば、画像形成装置2を利用していない人物に対して、監視されている印象を与えない。
1 画像形成装置
201 読取部
202 画像形成部
203 ADF
204 モーションセンサ
205 入力部
206 表示部
207 操作コマンド記憶部
208 ジェスチャ動作特定部
209 コマンド制御部
301 ジェスチャ検知部
302 原稿台
304 第1原稿走査体
305 第2原稿走査体
306 光学レンズ
307 CCD
308 画像処理部
2041 筐体
2042 開口部
2043 レンズ
2044 距離センサ部
特許第5024495号公報

Claims (10)

  1. 原稿を読み取る読取部と、操作者からの操作コマンドの入力に基づいて前記読取部が読み取った前記原稿の画像データを処理する画像処理部と、を有する画像処理装置であり、
    前記操作コマンドと前記操作者が行う所定ジェスチャ動作とが対応付けられて記憶されている操作コマンド記憶部と、
    前記読取部の読取面を中心とした所定範囲が操作者によるジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられていて前記ジェスチャ動作を検知するジェスチャ検知部と、
    前記ジェスチャ検知部が検知した前記ジェスチャ動作が、前記操作コマンド記憶部に記憶されている前記所定ジェスチャ動作であるか否かを特定するジェスチャ動作特定部と、
    前記ジェスチャ動作特定部が特定した前記所定ジェスチャ動作に対応付けられている前記操作コマンドを前記画像処理装置に出力するコマンド制御部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記ジェスチャ検知部は、前記読取部の読取面に垂直な方向を向くように取り付けられている、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記操作者による前記操作コマンドの入力を受け付ける入力部を有し、
    前記ジェスチャ検知部は、前記入力部の垂直方向を中心とした所定範囲が前記ジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられている、
    請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記読取部に対して開閉可能に取り付けられていて前記原稿を前記読取部に供給する原稿供給部を有し、
    前記ジェスチャ検知部は、前記原稿供給部が開いた状態のときに前記ジェスチャ動作を検出することができる、
    請求項1乃至3記載の画像処理装置。
  5. 前記ジェスチャ検知部は、前記原稿供給部に取り付けられている、
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記ジェスチャ検知部は、前記原稿供給部が閉じられた状態のときに前記原稿供給部に覆われる位置に取り付けられている、
    請求項4記載の画像処理装置。
  7. 前記ジェスチャ検知部は、前記操作者の顔や頭の動きを前記ジェスチャ動作として検知する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記ジェスチャ検知部は、前記読取部が見開き原稿の読取、または複数原稿を読取るときに前記ジェスチャ動作を検知する、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 原稿を読み取り、読み取った前記原稿の画像データを処理する画像処理装置と、
    前記原稿の画像データを印刷物として出力する画像形成部と、を有する画像形成装置であり、
    前記画像処理装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の画像処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 原稿を読み取る読取部と、操作者からの操作コマンドの入力に基づいて前記読取部が読み取った前記原稿の画像データを処理する画像処理部と、を有する画像処理装置のコンピュータに実行させる画像処理プログラムであり、
    前記画像処理装置は、
    前記読取部の読取面を中心とした所定範囲が前記操作者によるジェスチャ動作の検知範囲となるように取り付けられていて、前記ジェスチャ動作を検知するジェスチャ検知部と、
    前記操作コマンドと前記操作者が行う所定ジェスチャ動作とが対応付けられて記憶されている操作コマンド記憶部を有し、
    前記コンピュータに、
    前記ジェスチャ動作を検知するステップと、
    前記ジェスチャ動作が、前記操作コマンド記憶部に記憶されている前記所定ジェスチャ動作であるか否かを特定するステップと、
    特定した前記所定ジェスチャ動作に対応付けられている前記操作コマンドを前記画像処理装置に出力するステップと、
    を実行させる画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018158481A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置及び補助動作実行プログラム
JP2019057232A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、記録装置、情報処理システム、及びプログラム

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