JP2016130925A - 複数の電子機器が連携動作をする方法、電子機器およびコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラに対してワンアクションの連係操作をすることで連携動作をさせる方法を提供する。
【解決手段】左右に揺動する左手10を、並んで配置したノートPC100a、100bのカメラ・モジュール101a、101bが撮影する。ノートPC100aは画像102aを取得し、ノートPC100bは画像102bを取得する。ノートPC100aは左手の形状または揺動の周期から連携動作がデータ転送であることを認識し、親指11から送信デバイスであることを認識する。ノートPC100bは左手の形状または揺動の周期から連携動作がデータ転送であることを認識し、小指13から受信デバイスであることを認識する。揺動する左手を撮影するだけで、2つのノートPCが異なる個別動作をして連携動作を完遂させる。
【選択図】図1
【解決手段】左右に揺動する左手10を、並んで配置したノートPC100a、100bのカメラ・モジュール101a、101bが撮影する。ノートPC100aは画像102aを取得し、ノートPC100bは画像102bを取得する。ノートPC100aは左手の形状または揺動の周期から連携動作がデータ転送であることを認識し、親指11から送信デバイスであることを認識する。ノートPC100bは左手の形状または揺動の周期から連携動作がデータ転送であることを認識し、小指13から受信デバイスであることを認識する。揺動する左手を撮影するだけで、2つのノートPCが異なる個別動作をして連携動作を完遂させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の電子機器の各カメラに簡単な操作を撮影させて連携動作をさせる技術に関する。
スマートフォン、タブレット端末、ノートブック型パーソナル・コンピュータ(ノートPC)、またはデスクトップ型パーソナル・コンピュータのような電子機器の相互間で容易にデータを交換する技術が存在する。たとえば、AirDropという技術では、WiFi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)を利用して送信端末から受信端末にデータを送信することができる。また、Bumpという技術では、端末同士をぶつけることであらかじめ選択した写真や動画をWiFi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)を経由して相互に交換することができる。
特許文献1は、ジェスチャであらかじめペアリングされた送信側機器から受信側機器にファイルを転送する発明を開示する。同文献には、送信側機器でクラッブジェスチャをして送信ファイル特定してから手をカメラの視野角の外に移すことで受信側機器に伝送要請信号を送り、伝送要請信号を受け取った受信側機器でファイルを受信するリリースジェスチャをすることでファイルが転送されることが記載されている。特許文献2は、Bumpに関する発明を開示する。特許文献3は、送信側の情報端末に表示したWebのサイトURLを、カメラの前で腕を振るジェスチャを検出したときに受信側の情報端末に送信する発明を開示する。
従来の方法では、通信を開始する前に送信側の電子機器と受信側の電子機器を特定したり、通信を開始したあとに相互に送信側と受信側になってデータを交換したり、また、一方の電子機器に対するジェスチャを検出したことに応じて他方の電子機器に信号を送り、信号を受け取った他方の電子機器に対してジェスチャをしたりすることでデータ転送をする。しかし、カメラが撮影した画像を使って、転送の開始のタイミングと同時に送信の電子機器と受信の電子機器を特定していずれの方向にもデータ転送ができれば都合がよい。またカメラが撮影した画像を使って、電子機器にプライマリ・デバイスまたはセカンダリ・デバイスのいずれかを認識させてさまざまな連携動作をさせることができれば一層都合がよい。
そこで本発明の目的は、カメラが撮影した連係操作の画像に基づいて、複数の電子機器に連携動作を実行させる方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、複数の電子機器に連携動作を構成する複数の異なる個別動作のいずれかを実行させる方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような方法を実現する電子機器およびコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、それぞれカメラを搭載する第1の電子機器と第2の電子機器が連携動作をする方法を提供する。第1の電子機器が搭載する第1のカメラと第2の電子機器が搭載する第2のカメラが所定の被写体を撮影する。つづいて、撮影した被写体の特徴情報から各電子機器が連携動作を構成する異なる個別動作を認識する。つづいて各電子機器がそれぞれ認識した異なる個別動作を実行する。
上記構成によれば、第1のカメラと第2のカメラが被写体を撮影することで、第1の電子機器と第2の電子機器が連携動作を構成する相互に異なる個別動作をすることができる。被写体を人体の部位とし、この人体の部位でワンアクション操作して、各電子機器に連携動作を構成する個別動作を認識させることができる。被写体は、所定の連携動作を認識するための共通情報と、所定の連携動作を構成する個別動作を認識するための異種情報を提供することができる。
共通情報および異種情報は被写体の静的な外形的特徴または動的な外形的特徴から抽出することができる。静的な外形的特徴は、物理的に一体の被写体の非対称な部位から抽出することができる。動的な外形的特徴は、揺動周期または回転速度のような被写体の運動情報または静止した被写体の形状、模様または色彩の変化から抽出することができる。
撮影した被写体から連携動作を認識して、第1の電子機器と第2の電子機器がピアツーピアの無線通信を確立することができる。このとき、無線通信を通じて第1の電子機器と第2の電子機器が抽出した異種情報を相互に交換し、相反する情報であると判断したときにそれぞれが個別動作を実行することができる。また、無線通信を通じて第1の電子機器と第2の電子機器が共通情報を交換して一致していると判断したときにそれぞれが個別動作を実行することができる。
連携動作をデータの転送動作とし、第1の電子機器の個別動作をデータの送信動作とし、第2の電子機器の個別動作をデータの受信動作とすることができる。さらに、連携動作を入力デバイスの切換操作とし、第1の電子機器の個別動作を第1の電子機器の入力デバイスを停止する動作とし、第2の電子機器の個別動作を第2の電子機器の入力デバイスに対する入力情報を第1の電子機器に送信する動作とすることができる。
また、連携動作をアプリケーション・プログラムの実行環境の中断と開始をする操作とし、第1の電子機器の個別動作を第1の電子機器が実行しているアプリケーション・プログラムの編集中のデータを第2の電子機器に送信する動作とし、第2の電子機器の個別動作を編集中のデータを第1の電子機器から受信して第1の電子機器のアプリケーション・プログラムに対応するアプリケーション・プログラムに適用する動作とすることができる。
また、連携動作をサーバからダウンロードするストリーミング・ファイルの転送先を切り換える動作とし、第1の電子機器の個別動作を現在ダウンロードしているストリーミング・ファイルの転送先を第2の電子機器に変更する動作とし、第2の電子機器の個別動作を、ストリーミング・ファイルをダウンロードする動作とすることができる。さらに、連携動作を出力デバイスの送信元を切り換える動作とし、第1の電子機器の個別動作を第1の電子機器が保有するデータの出力デバイスに対する送信を停止する動作とし、第2の電子機器の個別動作を第2の電子機器が保有するデータを出力デバイスに送信する動作とすることができる。
本発明により、カメラが撮影した連係操作の画像に基づいて、複数の電子機器に連携動作をさせる方法を提供することができた。さらに本発明により、複数の電子機器に連携動作を構成する複数の異なる個別動作のいずれかを実行させる方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような方法を実現する電子機器およびコンピュータ・プログラムを提供することができた。
[連係操作、連携動作、共通情報および異種情報]
最初に本発明にかかる連携動作の概要を説明する。図1は連携動作の一例を説明するための図である。図1に示す、電子機器の一例としてのノートPC100aとノートPC100bは、それぞれのディスプレイ103a、103bの上部に位置する縁枠にカメラ・モジュール101a、101bを実装している。ノートPC100a、100bは、カメラ・モジュール101a、101bが同じ方向を向くように相互に並べて配置している。
最初に本発明にかかる連携動作の概要を説明する。図1は連携動作の一例を説明するための図である。図1に示す、電子機器の一例としてのノートPC100aとノートPC100bは、それぞれのディスプレイ103a、103bの上部に位置する縁枠にカメラ・モジュール101a、101bを実装している。ノートPC100a、100bは、カメラ・モジュール101a、101bが同じ方向を向くように相互に並べて配置している。
ノートPC100a、100bの前で、操作者が手の甲をカメラ・モジュール101a、101bに向けた左手10を、ノートPC100a、100bの中間位置を中心にして左右に揺動させている。手を撮影させる行為は、後に詳細に説明する連係操作の一例である。カメラ・モジュール101a、101bは、動画像モードで動作し、所定のフレーム・レートで画像データを生成する。
操作者からみて左に配置したカメラ・モジュール101aは、画面の右側で右限界に達した親指11が左方向に折り返す移動をする往復動の動画像のフレーム102aを撮影し、カメラ101bは画面の左側で左限界に達した小指13が右方向に折り返す移動をする往復動の動画像のフレーム102bを撮影する。ノートPC100a、100bは、揺動する左手10を撮影した動画像から、一般的な被写体の動画像と区別できるいくつかの特徴的な情報を取得することができる。
まず、ノートPC100a、100bはともに揺動する左手10から、左手10の外形的な特徴情報を取得することができる。また、ノートPC100a、100bはともにほぼ同一の左手10の揺動周期を取得することができる。このようにノートPC100a、100bがともに、揺動する左手10の動画像から取得する同一の情報または同一と認識できる情報は以下に詳細に説明する共通情報の一例である。
つぎに、ノートPC100aは揺動する左手10から、フレーム102aの右側で揺動する親指11が停止する特徴情報を取得し、ノートPC100bはフレーム102bの左側で揺動する小指13が停止する特徴情報を取得することができる。あるいは、ノートPC100aは、フレーム102aの左方向に小指13が移動する特徴情報を取得し、ノートPC100bはフレーム102bの右方向に親指11が移動する特徴情報を取得することができる。
さらに、ノートPC100aは、自らが揺動の中心より操作者からみて左側に存在する位置情報を取得し、ノートPC100bは自らが揺動の中心より操作者からみて右側に存在する位置情報を取得することができる。このようにノートPC100a、100bがそれぞれ、揺動する左手10を撮影した動画像から取得する相互に異なる情報は以下に詳細に説明する異種情報の一例である。
ノートPC100a、100bはそれぞれ、揺動する左手10を撮影したときに、共通情報と異種情報を取得して連携動作をする。連携動作として送信動作と受信動作で構成したデータの転送動作を例示して説明する。ノートPC100a、100bはそれぞれ、共通情報を取得してデータ転送のための動作を開始し、異種情報を取得して一方が送信デバイスとして動作し、他方が受信デバイスとして動作する。送信デバイスと受信デバイスは、右手を使ったり、左手10の手のひらをカメラ・モジュール101a、101bに向けたりした連係操作をすることで入れ替えることができる。
つぎに連携動作について詳細に説明する。前提として複数の電子機器はそれぞれカメラ・モジュールを搭載する。連携動作のために各電子機器に撮影させる被写体を操作被写体という。図1の左手10は操作被写体の一例である。また、各電子機器に連携動作をさせるために操作被写体を撮影させる行為を連係操作という。連携動作は、複数の電子機器が全体で実現するまとまりのある動作、または共通の目的を実現する動作に相当する。
連携動作は、各電子機器が行う相互に異なった複数の個別動作で構成している。一例において連携動作は、各電子機器がカメラ・モジュールで撮影した画像から連係操作を認識して連携動作を開始したあとに、無線または有線で相互に情報を交換しながら協働して行なう。連携動作の他の例では、各電子機器が連係操作を認識するとその後の情報交換をすることなくあらかじめ定義した所定の個別動作をする。
操作被写体と連係操作は、各電子機器に共通情報と異種情報を提供する。操作被写体は、被写体として発揮できる形状、色彩または模様などの外形的特徴で共通情報および異種情報またはいずれか一方を提供する。外形的特徴は、時間的に変化しない静的なものであってもよいし、時間的に変化する動的なものであってもよい。動的な外形的特徴の一例は、操作被写体の往復運動の周期または回転運動の回転速度などのような運動情報を挙げることができる。動的な外形的特徴の他の例は、光の点滅、発光色の変化、または突然目を手で押さえるような被写体の変化を挙げることができる。
操作被写体は、通常撮影する被写体とは異なる外形的特徴を備えることで、共通情報を提供することができる。共通情報の一例として、所定の大きさで撮影した揺動する左手10を挙げることができる。操作被写体は、各電子機器が撮影した画像から相互に異なると認識できる外形的特徴を備えることで、異種情報を提供することができる。異種情報の一例として、操作被写体としての左手10を構成する親指11と小指13の外形的特徴を挙げることができる。操作被写体は物理的に一体の物体でもよいし、連係操作ができる物体であれば物理的に分離した物体の組み合わせでもよい。物理的に一体の物体は、静的な外形的特徴を構成する非対称な部位または動的な外形的特徴が異種情報を提供することができる。一例として手や腕のような人体の部位は非対称性を備えている。
連係操作は、連携動作をする電子機器からの応答を待たないで各電子機器に操作被写体を撮影させる一方的な行為に相当する。したがって、一方の電子機器が被写体を撮影して開始した動作の結果を待って、他方の電子機器に被写体を撮影させて動作させるような態様は本実施の形態の連係操作の範疇に含めない。連係操作は、各電子機器に操作被写体を撮影させて連携動作を開始させるタイミングを与えることができる。
物理的に一体の操作被写体を、各電子機器に同時に撮影させる連係操作は、連携動作を開始するタイミングを与えることができる。物理的に一体の操作被写体を各電子機器に同時に撮影させる連係操作をワンアクション操作という。図1の左手10の揺動は、ワンアクション操作に相当する。連係操作は、腕を振るジェスチャを撮影した各電子機器が、同一のイベントを認識して動作するときのような、各電子機器に異種情報を認識させない単なるジェスチャとは異なる。
共通情報は、各電子機器に特定の連携動作を認識させる識別性と連携動作を開始させるタイミングを与える同時性を含んでいる。識別性は、操作被写体の外形的特徴が与え、同時性は連係操作が与えることができる。一例において同時性は、各電子機器に操作被写体が識別性を提供したタイミングで示すことができる。異種情報は各電子機器に所定の連携動作を構成する相互に異なる個別動作を認識させる。異種情報は、共通情報を含んでいてもよい。一例を挙げると、左手10の親指11はデータ転送という共通情報と転送元という異種情報を提供し、左手10の小指13はデータ転送という共通情報と転送先という異種情報を提供することができる。
[ノートPCのハードウェア]
図2は、連携システム200(図3)を構成するノートPC100a、100bのハードウェアの構成を説明するための概略の機能ブロック図である。本実施の形態を実現する上で、ノートPC100a、100bのハードウェアの構成は共通でよいため要素の符号にa、bを付記して両者を区別する。本発明との関連において、ノートPC100a、100bのハードウェアの構成は周知であるため説明は簡略化する。
図2は、連携システム200(図3)を構成するノートPC100a、100bのハードウェアの構成を説明するための概略の機能ブロック図である。本実施の形態を実現する上で、ノートPC100a、100bのハードウェアの構成は共通でよいため要素の符号にa、bを付記して両者を区別する。本発明との関連において、ノートPC100a、100bのハードウェアの構成は周知であるため説明は簡略化する。
CPU105a、105bはグラフィック・コアを内蔵しておりディスプレイ103a、103bとシステム・メモリ107a、107bが接続されている。チップセット109a、109bは、さまざまなインターフェースのコントローラを内蔵している。チップセット109a、109bには、HDD111a、111b、Bluttooth(登録商標)モジュール(BLTHモジュール)113a、113b、キーボード115a、115b、カメラ・モジュール101a、101b、WiFiモジュール117a、117bおよびDVIポート119a、119bなどが接続されている。
[連携システム]
図3は、ノートPC100a、100bが実装する連携システム200a、200bの構成を説明するための機能ブロック図である。連携システム200a、200bは、カメラ・モジュール101a、101b、WiFiモジュール117a、117bおよびBLTHモジュール113a、113bを除いて、CPU105a、105b、システム・メモリ107a、107bおよびチップセット109a、109bなどのハードウェアと、HDD111a、111bが格納するデバイス・ドライバ、オペレーティング・システム、およびアプリケーション・プログラムなどのソフトウェアによる協働で実現することができる。
図3は、ノートPC100a、100bが実装する連携システム200a、200bの構成を説明するための機能ブロック図である。連携システム200a、200bは、カメラ・モジュール101a、101b、WiFiモジュール117a、117bおよびBLTHモジュール113a、113bを除いて、CPU105a、105b、システム・メモリ107a、107bおよびチップセット109a、109bなどのハードウェアと、HDD111a、111bが格納するデバイス・ドライバ、オペレーティング・システム、およびアプリケーション・プログラムなどのソフトウェアによる協働で実現することができる。
画像認識部201a、201bは、カメラ・モジュール101a、101bから所定のフレーム・レートで受け取った画像データから特徴情報を取得する。画像認識部201a、201bは、テンプレート202a、202bを参照して特徴情報に一致する操作被写体の共通情報および異種情報を抽出する。テンプレート202a、202bは、操作被写体の外形的特徴および連係操作が提供する共通情報および異種情報に対応する特徴情報で構成している。異種情報は共通情報を含んでいてもよい。
共通情報は、連携動作の数に応じて複数用意することができる。操作被写体が人体の部位であるときは、左右の手の甲、左右の手のひら、または左右の腕の外形的特徴を共通情報とすることができる。また共通情報は左右に揺動する手または上下に揺動する腕の揺動周期とすることができる。各共通情報に対しては、連携動作をするデバイスの数に応じて複数の異種情報を関連付けることができる。異種情報は、操作被写体が手の場合は各指とし、腕の場合は左右の腕とすることができる。画像認識部201a、201bは、テンプレート202a、202bから抽出した共通情報および異種情報を示す識別データを連携情報抽出部203a、203bに出力する。
連携情報抽出部203a、203bは、参照テーブル204a、204bを参照して、受け取った識別データに対応する連携動作の制御データを生成する。参照テーブル204a、204bは、共通情報に対応する識別データに関連付けた連携動作の制御データ、および異種情報に対応する識別データに関連付けた個別動作の制御データで構成した連係データを登録している。たとえば、左手10の甲に対応する識別データをデータの転送動作という連携動作に対応する制御データに関連づける。また、親指11に対応する識別データを送信動作という制御データに関連付け、小指13に対応する識別データを受信動作という制御データに関連付けることができる。
連携動作制御部205a、205bは、連携情報抽出部203a、bから受け取った制御データまたは連携動作の相手となるノートPCから受け取った制御データに基づいてデータ送受信部209a、209bおよびアプリケーション実行部207a、207bの動作を制御する。アプリケーション実行部207a、207bは、ディスプレイ103a、103bおよびキーボード115a、115bを含み、連携動作に関連するアプリケーション・プログラムを実行する。データ送受信部209a、209bは、WiFiモジュール117a、117bおおびBLTHモジュール113a、113bを通じた無線通信を制御する。
[連携動作]
図4は、連係操作でノートPC100aから100bに連携動作としてのデータ転送をするときの様子を説明するための図である。図5は、このときの連携システム200a、200bの動作を説明するためのフローチャートである。図5において、ブロック301〜321はノートPC100aの動作に対応し、ブロック351〜371はノートPC100bの動作に対応する。データ転送の連携動作は、ノートPC100aが実行する送信動作とノートPC100bが実行する受信動作で構成される。ブロック301、351では、ノートPC100a、100bが、それぞれアクセスポイント(AP)253を通じてバックボーンのネットワーク251に接続されている。
図4は、連係操作でノートPC100aから100bに連携動作としてのデータ転送をするときの様子を説明するための図である。図5は、このときの連携システム200a、200bの動作を説明するためのフローチャートである。図5において、ブロック301〜321はノートPC100aの動作に対応し、ブロック351〜371はノートPC100bの動作に対応する。データ転送の連携動作は、ノートPC100aが実行する送信動作とノートPC100bが実行する受信動作で構成される。ブロック301、351では、ノートPC100a、100bが、それぞれアクセスポイント(AP)253を通じてバックボーンのネットワーク251に接続されている。
ノートPC100a、100bは、それぞれ同一のユーザに帰属しても異なるユーザに帰属してもよい。ノートPC100a、100bはネットワーク251に接続されたときに、グローバルIPアドレスまたはプライベートIPアドレス(以下、IPアドレス)が付与される。これらのIPアドレスはネットワーク251への接続のたびにDHCPサーバやルータなどにより異なる値が付与されるため、ノートPC100a、100bはネットワーク251に接続した瞬間には、相互に相手のIPアドレスを認識していない。
相手のIPアドレスを取得する前のノートPC100a、100bは、メール・アドレスを使って通信することができるが、メール・サーバからデータを取り出すまで時間がかかる。ノートPC100a、100bは、相互に相手のIPアドレスを取得することで、メール・サーバを介在しないピアツーピア(P2P)という通信方式でシームレスな通信をすることができる。データ転送のための連携動作では一例においてP2P通信を利用する。
送信デバイスにかかるノートPC100aは、アプリケーション実行部207aが送信するファイルを選択しており、連携動作制御部205aから送信先であるノートPC100bのIPアドレスを取得すれば、WiFiモジュール117aから当該ファイルを送信できる状態になっている。受信デバイスにかかるノートPC100bは、アプリケーション実行部207bがファイルを受信するためのアプリケーション・プログラムを実行していてもよいし、以下に説明する連係操作のなかで当該アプリケーション・プログラムを起動するようにしてもよい。
ここでは図1に示したように、操作被写体を左手10とし、連係操作として左手10を揺動させる場合を例示して説明する。カメラ・モジュール101a、101bは、動画モードまたは静止画モードで動作して所定のフレーム・レートで画像認識部201a、201bに画像データを出力している。画像認識部201a、201bは、撮影した画像から抽出した特徴情報とテンプレート202a、202bを比較する。
画像認識部201a、201bが、それぞれテンプレート202a、202bに登録されたいずれかの連係操作に対応する特徴情報に一致する共通情報を抽出したときに、連携情報抽出部203a、203bに当該共通情報および当該共通情報に関連付けられた異種情報を示す識別データを出力する。左手10が提供する共通情報は、揺動する左手10の静的な外形的特徴および動的な外形的特徴またはいずれか一方とすることができる。左手10が提供する異種情報は、左右方向に揺動する親指11と小指13が提供する静的な外形的特徴および動的な外形的特徴またはいずれか一方とすることができる。
ブロック303、353で連携情報抽出部203a、203bが、それぞれ識別データを出力するとブロック305、355に移行する。ブロック305、355で連携情報抽出部203a、203bは、参照テーブル204a、204bを参照して、共通情報に対応する識別データから連携動作がデータの転送動作であることを認識すると、連携動作制御部205a、205bに連携動作を示す制御データを出力する。
ブロック307で連携情報抽出部203aは、参照テーブル204aを参照して、異種情報に対応する識別データから個別動作がデータの送信動作であることを認識すると制御データを出力する。ブロック357で連携情報抽出部203bは、参照テーブル204bを参照して、異種情報に対応する識別データから個別動作がデータの受信動作であることを認識すると制御データを出力する。連携動作を示す制御データを受け取った連携動作制御部205a、205bは相互に連携動作の適格性を検証するために、ブロック309、359で、データ送受信部209a、209bおよびWiFiモジュール117a、117bを通じて、ブロードキャスト・フレームを送信する。
ブロードキャスト・フレームは、ユーザデータとして共通情報の制御データ、異種情報の制御データ、認証情報、転送にかかるデータのファイル形式およびデータ転送を処理するアプリケーション・プログラムの識別子などの連携動作とデータ転送に必要なさまざまな情報を含む。なお連携動作制御部205a、205bは、ブロードキャスト・フレームに代えてマルチキャスト・フレームを送信するようにしてもよい。ブロック311、361で連携動作制御部205a、205bは、たとえば、PKI方式で相互認証をする。
ブロック313、363で連携動作制御部205a、205bは、相手から受け取った共通情報の制御データと自らの連携情報抽出部203a、203bから受け取った共通情報の制御データから、相互に同一の連携動作を行う適格性を備えているか否かを判断する。共通情報が一致する場合は、適格性があると判断してブロック315、365に移行する。
ブロック315で連携動作制御部205aは、ノートPC100bから受け取った異種情報の制御データと連携情報抽出部203aから受け取った異種情報の制御データから、ブロック313で確認した連係操作を構成する送信動作の適格性を備えているか否かを判断する。連携動作制御部205aは、ノートPC100bから受け取った異種情報の制御データと連携情報抽出部203aから受け取った異種情報の制御データが、特定した連携動作を構成すること、および相反する異種情報であることを確認したときに、送信動作の適格性があると判断する。同様にしてブロック365で連携動作制御部205bは、受信動作の適格性があると判断する。
異種情報が一致しない場合および異種情報が親指11と小指13といった左手10の相反部位を示すと判断したときまたはいずれか一方のときはブロック317、367に移行する。連携動作制御部205a、205bは、ブロック311〜315、361〜365で相互認証が成功し、かつ、連携動作の適格性があると判断したときに、ブロック317、367でブロードキャスト・フレームの送信者に自らのIPアドレスおよび必要に応じてポート番号などを送信してP2P通信を確立する。
ブロック319で連携動作制御部205aは送信動作を開始し、ブロック369で連携動作制御部205bは受信動作を開始する。ブロック321で連携動作制御部205aはアプリケーション実行部207aに、選択していたファイルを転送するように指示する。アプリケーション実行部207aはファイルをWiFiモジュール117aから送信する。ブロック371で連携動作制御部205bは、アプリケーション実行部207bに指示して、ファイルを受信して所定のディレクトリに格納するように指示する。このとき連携動作制御部205bは、必要に応じてデータ転送にかかるファイルを受信するためのアプリケーション・プログラムを起動する。
ノートPC100aと100bは、P2P通信を確立しているため、連係操作からデータ転送の開始までは短時間で終了することができる。連携動作制御部205a、205bはWiFiモジュール117a、117bに、アドホック・モードのネットワークまたはWiFiダイレクトのネットワークを構築して、AP253を経由しないで直接データ転送をするようにしてもよい。上記の手順によれば、操作者がワンアクション操作をすると、ノートPC100a、100bは所定の個別動作をして、連携動作を完遂することができる。また、左手10の手のひらを撮影させるように揺動した連係操作や右手を使った連係操作をすることで、簡単に送信デバイスと受信デバイスを入れ替えることができる。
上記の手順は、本実施の形態にかかる一例を説明したもので、すべての要素が本発明に必須の要素ではなく、また、順番も本発明を限定するものではない。本発明の必須の要素は特許請求の範囲に記載のとおりである。たとえば、ブロック313、315とブロック363、365の順番はそれぞれ入れ替えても良いし、いずれか一方だけでもよい。ブロック317、367で連係操作により相互のIPアドレスを取得する例を説明したが、連係操作の前に相手のIPアドレスを取得して、P2P通信を確立するようにしてもよい。
ファイルの転送にWiFiモジュール117a、117bを利用する例を説明したが、BLTHモジュール113a、113bを使用することもできる。この場合は、ブロードキャスト・フレームの送信は必要なく、ブロック309、359で一方のノートPCがペアリング要求をしてから相互にPINコードを交換してペアリングをすることで通信経路を構築することができる。
さらにはWiFiモジュール117a、117bに代えて、赤外線通信などの近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)規格のデバイスを使用することもできる。また、本発明においては連携動作に無線通信だけでなく、有線の通信を利用することもできる。2台のデバイスの間で連携動作をする例を示したが、本発明は連係操作により操作被写体の共通情報と異種情報を抽出できるように並べた3台以上のデバイスに適用することもできる。
[連係操作による実行環境の移植]
図5の手順は、連係操作でアプリケーション・プログラムの実行環境を移植する際に利用することもできる。たとえば、ノートPC100aは自席でだけ使用する大型のもので、ノートPC100bは会議室やモバイル環境で使用する小型のものであると想定する。ユーザはノートPC100aを使ってブラウザを開き、多くのタブでWebサイトにアクセスしていると想定する。
図5の手順は、連係操作でアプリケーション・プログラムの実行環境を移植する際に利用することもできる。たとえば、ノートPC100aは自席でだけ使用する大型のもので、ノートPC100bは会議室やモバイル環境で使用する小型のものであると想定する。ユーザはノートPC100aを使ってブラウザを開き、多くのタブでWebサイトにアクセスしていると想定する。
このとき図1に示すような連係操作をすることで、それまでノートPC100aで使用していたWebブラウザを中断して、アクセスしていたWebサイトの情報をノートPC100bに移植できる。また、同様にノートPC100bの実行環境をートPC100aに移植することもできる。実行環境の移植は、Webブラウザにだけでなく文書作成プログラムやメーラーなどに適用することもできる。
[連係操作による入力デバイスの切り換え]
図6は、連係操作でスマートフォン150のタッチスクリーンをノートPC100aのキーボード115aに切り換える入力デバイスの切り換え方法を説明するための図である。スマートフォン150は、連携システム200bを搭載している。一例として、切り換えにかかる入力デバイスをタッチスクリーンとキーボードとしているが、これらに限定する必要はなく、たとえば小型のタッチスクリーンと大型のタッチスクリーンでもよい。スマートフォン150とノートPC100aは、AP253を経由してWiFiモジュール117a、117bで相互に通信ができる状態にある。
図6は、連係操作でスマートフォン150のタッチスクリーンをノートPC100aのキーボード115aに切り換える入力デバイスの切り換え方法を説明するための図である。スマートフォン150は、連携システム200bを搭載している。一例として、切り換えにかかる入力デバイスをタッチスクリーンとキーボードとしているが、これらに限定する必要はなく、たとえば小型のタッチスクリーンと大型のタッチスクリーンでもよい。スマートフォン150とノートPC100aは、AP253を経由してWiFiモジュール117a、117bで相互に通信ができる状態にある。
スマートフォン150でユーザが、アプリケーション実行部207bが表示する画面に対して、タッチスクリーンからデータを入力しているときに、多量のデータを入力したい場合、または、ソフトウェア・キーボードを消して画面の全体を見ながら入力したい場合がある。ユーザは、スマートフォン150をノートPC100aに並べて配置して、カメラ・モジュールの前でたとえば左手10を使った連係操作をする。連係操作に対応する連携動作は、タッチスクリーンからの入力を停止してノートPC100aから受け取ったデータを入力データとして処理し、必要に応じてソフトウェア・キーボードの表示を消すスマートフォン150の個別動作と、キーボード115aからの入力をWiFiモジュール117aからスマートフォン150に送信するノートPC100aの個別動作で構成することができる。
スマートフォン150では、画像認識部201bおよび連携情報抽出部203bを経由して受け取った制御データから連携動作制御部205bが連携動作と自らの個別動作を認識して、タッチスクリーンにソフトウェア・キーボードが表示されていればそれを消すようにアプリケーション実行部207bに指示する。連携動作制御部205bは、WiFiモジュール117bを経由してノートPC100aから受け取ったキーコードをタッチスクリーンからのキーコードにエミュレートしてアプリケーション実行部207bに送る。
ノートPC100aでは、連携動作制御部205aが連携動作と自らの個別動作を認識して、必要に応じてディスプレイ103aに、キーボード115aからスマートフォン150へ入力することを示す画像を表示するようにアプリケーション実行部207aに指示する。連携動作制御部205aは、キーボード115aのキーコードを、WiFiモジュール117aを経由してスマートフォン150に送信する。ノートPC100aは、キーコードをスマートフォン150のソフトウェア・キーボードのキーコードにエミュレートして送信してもよい。
[連係操作による出力デバイスの送信元の切り換え]
図7は、連係操作で出力デバイスとしての外部ディスプレイ160に対する送信元をノートPC100aからノートPC100bに切り換える方法を説明するための図である。切り換えにかかる出力デバイスは一例として外部ディスプレイ160としているが、これに限定する必要はなく、プリンター、プロジェクター、またはスピーカーなどであってもよい。ノートPC100aでは、アプリケーション実行部207aがBLTHモジュール113aを通じてディスプレイ103aに表示している画像データを外部ディスプレイ160に出力して表示している。ノートPC100bでは、アプリケーション実行部207bが、画像データをディスプレイ103bに表示している。
図7は、連係操作で出力デバイスとしての外部ディスプレイ160に対する送信元をノートPC100aからノートPC100bに切り換える方法を説明するための図である。切り換えにかかる出力デバイスは一例として外部ディスプレイ160としているが、これに限定する必要はなく、プリンター、プロジェクター、またはスピーカーなどであってもよい。ノートPC100aでは、アプリケーション実行部207aがBLTHモジュール113aを通じてディスプレイ103aに表示している画像データを外部ディスプレイ160に出力して表示している。ノートPC100bでは、アプリケーション実行部207bが、画像データをディスプレイ103bに表示している。
ここでユーザはノートPC100bのディスプレイ103bが表示している画像データを外部ディスプレイ160に表示したいと考える。ユーザは図1のようにしてノートPC100a、100bを並べてから連係操作をする。ノートPC100a、100bの位置が相互に離れている場合は、両手を広げて上下に振り、左手をノートPC100aが認識し、右手をノートPC100bが認識するようにして共通情報と異種情報を提供するようにしてもよい。
連係操作に対応する連携動作は、外部ディスプレイ160に対する画像データの出力を停止するノートPC100aの個別動作と、外部ディスプレイ160に対する画像データの出力を開始するノートPC100bの個別動作で構成することができる。ノートPC100aでは、画像認識部201aおよび連携情報抽出部203aを経由して受け取った制御データから連携動作制御部205aが連携動作と自らの個別動作を認識して、アプリケーション実行部207aに画像データの出力を停止するように指示する。
ノートPC100bでは、画像認識部201bおよび連携情報抽出部203bを経由して受け取った制御データから連携動作制御部205bが連携動作と自らの個別動作を認識して、アプリケーション実行部207aに、ディスプレイ103bに出力するデータをBLTHモジュール113bを通じて外部ディスプレイ160にも出力するように指示する。ノートPC100a、100bはそれぞれ連係操作を撮影したあとに、一切の情報を交換しないで出力デバイスを切り換えることも可能である。
しかし、ブロック3161〜365の手順によって、ノートPC100aだけが個別動作を行い、ノートPC100bが個別動作をしない場合もあり得る。その場合、外部ディスプレイ160の表示は消えてしまう。これを防ぐために、連携動作制御部205aは連携動作制御部205bが画像データの送信準備ができたことを確認してから画像データの出力を停止することが望ましい。この場合、ノートPC100a、100bはWiFiモジュール117a、117bまたはBLTHモジュール113a、113bを通じて個別動作のタイミングを相互に確認することができる。
[連係操作によるストリーミング・ファイルの転送先の切り換え]
図8は、連係操作でストリーミング・データの転送先をノートPC100aからスマートテレビ170に切り換える方法を説明するための図である。スマートテレビ170は、連携システム200bを搭載している。ノートPC100aでは、アプリケーション実行部207aがWiFiモジュール117aを通じてネットワークのサーバ252からストリーミング・ファイルをダウンロードしながら再生している。また、スマートテレビ170は、サーバ252に接続されているがストリーミング・ファイルをダウンロードしていないか、ノートPC100aがダウンロードしているストリーミング・ファイルとは異なるストリーミング・ファイルをダウンロードしている。
図8は、連係操作でストリーミング・データの転送先をノートPC100aからスマートテレビ170に切り換える方法を説明するための図である。スマートテレビ170は、連携システム200bを搭載している。ノートPC100aでは、アプリケーション実行部207aがWiFiモジュール117aを通じてネットワークのサーバ252からストリーミング・ファイルをダウンロードしながら再生している。また、スマートテレビ170は、サーバ252に接続されているがストリーミング・ファイルをダウンロードしていないか、ノートPC100aがダウンロードしているストリーミング・ファイルとは異なるストリーミング・ファイルをダウンロードしている。
ここでユーザは、ノートPC100aが途中までダウンロードしたストリーミング・ファイルを、スマートテレビ170で続きからダウンロードして表示したいと考える。ユーザはノートPC100aをスマートテレビ170に並べてから連係操作をする。連係操作に対応する連携動作は、ダウンロードの停止と再生開始位置をサーバ252に通知するノートPC100aの個別動作と、サーバ252からダウンロードの開始をするスマートテレビ170の個別動作で構成することができる。
ノートPC100aでは、画像認識部201aおよび連携情報抽出部203aを経由して受け取った制御データから連携動作制御部205aが連携動作と自らの個別動作を認識して、サーバ252にストリーミング・ファイルの転送先のIPアドレスおよび再生時間を送って、スマートテレビ170に再生時間が継続する位置からストリーミング・ファイルを送るように要求する。スマートテレビ170では、画像認識部201bおよび連携情報抽出部203bを経由して受け取った制御データから連携動作制御部205bが連携動作と自らの個別動作を認識して、アプリケーション実行部207bにストリーミング・ファイルを受信するように指示する。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10 左手(操作被写体)
11 親指
13 小指
100a、100b ノートPC
101a、101b カメラ・モジュール
102a、102b 動画像のフレーム
150 スマートフォン
160 外部ディスプレイ
170 スマートテレビ
200a、200b 連携システム
251 ネットワーク
253 アクセスポイント
11 親指
13 小指
100a、100b ノートPC
101a、101b カメラ・モジュール
102a、102b 動画像のフレーム
150 スマートフォン
160 外部ディスプレイ
170 スマートテレビ
200a、200b 連携システム
251 ネットワーク
253 アクセスポイント
Claims (22)
- それぞれカメラを搭載する第1の電子機器と第2の電子機器が連携動作をする方法であって、
前記第1の電子機器が搭載する第1のカメラと前記第2の電子機器が搭載する第2のカメラが所定の被写体を撮影するステップと、
前記撮影した被写体の特徴情報から各電子機器が前記連携動作を構成する異なる個別動作を認識するステップと、
各電子機器がそれぞれ前記認識した異なる個別動作を実行するステップと
を有する方法。 - 前記被写体が人体の部位で、前記撮影するステップがワンアクション操作された前記人体の部位を撮影するステップを含む請求項1に記載の方法。
- 前記認識するステップが、前記被写体から所定の連携動作を認識するための共通情報と前記所定の連携動作を構成する個別動作を認識するための異種情報を抽出する請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記認識するステップが、前記被写体の静的な外形的特徴から前記共通情報または前記異種情報を抽出する請求項3に記載の方法。
- 前記静的な外形的特徴を、物理的に一体の前記被写体の非対称な部位から抽出するステップを有する請求項4に記載の方法。
- 前記認識するステップが、前記被写体の動的な外形的特徴から前記共通情報または前記異種情報を抽出する請求項3に記載の方法。
- 前記動的な外形的特徴を、前記被写体の運動情報または前記被写体の形状、模様または色彩の変化から抽出するステップを有する請求項6に記載の方法。
- 前記撮影した被写体から各電子機器が前記連携動作を認識するステップと、
前記認識するステップに応答して前記第1の電子機器と前記第2の電子機器がピアツーピアの無線通信を確立するステップとを
有する請求項3に記載の方法。 - 前記無線通信を通じて前記第1の電子機器と前記第2の電子機器が前記抽出した前記異種情報を相互に交換し、相反する情報であると判断したときにそれぞれが前記個別動作を実行するステップを有する請求項8に記載の方法。
- 前記無線通信を通じて前記第1の電子機器と前記第2の電子機器が前記共通情報を交換し一致していると判断したときにそれぞれが前記個別動作を実行する請求項8に記載の方法。
- 前記連携動作がデータの転送動作で、前記第1の電子機器の個別動作が前記データの送信動作で前記第2の電子機器の個別動作が前記データの受信動作である請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記連携動作が入力デバイスの切換動作で、前記第1の電子機器の個別動作が前記第1の電子機器の入力デバイスを停止する動作で、前記第2の電子機器の個別動作が前記第2の電子機器の入力デバイスに対する入力情報を前記第1の電子機器に送信する動作である請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記連携動作がアプリケーション・プログラムの実行環境の移植をする動作で、前記第1の電子機器の個別動作が前記第1の電子機器が実行しているアプリケーション・プログラムの編集中のデータを送信する動作で、前記第2の電子機器の個別動作が前記編集中のデータを受信して前記アプリケーション・プログラムに対応するアプリケーション・プログラムに適用する動作である請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記連携動作がサーバからダウンロードするストリーミング・ファイルの転送先を切り換える動作で、前記第1の電子機器の個別動作が現在ダウンロードしている前記ストリーミング・ファイルの転送先を前記第2の電子機器に変更する動作で、前記第2の電子機器の個別動作が前記ストリーミング・ファイルをダウンロードする動作である請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記連携動作が出力デバイスの送信元を切り換える動作で、前記第1の電子機器の個別動作が前記第1の電子機器が保有するデータの前記出力デバイスに対する送信を停止する動作で、前記第2の電子機器の個別動作が前記第2の電子機器が保有するデータを前記出力デバイスに送信する動作である請求項1または請求項2に記載の方法。
- 第1の個別動作と第2の個別動作で構成した連携動作をすることが可能な他の電子機器との間で相反する前記第1の個別動作または前記第2の個別動作をすることが可能な電子機器であって、
被写体をカメラで撮影した画像から第1の特徴または第2の特徴を抽出する画像認識部と、
前記第1の特徴と前記第1の個別動作を関連付け前記第2の特徴と前記第2の個別動作を関連付けた参照テーブルと、
前記参照テーブルを参照して前記第1の個別動作または前記第2の個別動作を抽出する連携情報抽出部と、
前記第1の個別動作または前記第2の個別動作するように前記電子機器を制御する連携動作制御部と
を有する電子機器。 - 前記他の電子機器と通信が可能な無線モジュールを有し、
前記連携動作制御部は前記第1の特徴または前記第2の特徴が抽出されたときに前記他の電子機器との通信を確立し、前記第1の特徴または前記第2の特徴を前記他の電子機器と交換する請求項16に記載の電子機器。 - 前記被写体が手で、前記第1の特徴と前記第2の特徴が指の外形的特徴である請求項16または請求項17に記載の電子機器。
- 前記被写体が腕で、前記第1の特徴と前記第2の特徴が左右の腕の外形的特徴である請求項16または請求項17に記載の電子機器。
- 第1の個別動作と第2の個別動作で構成した連携動作することが可能な他の電子機器との間で相反する前記第1の個別動作または前記第2の個別動作をすることが可能な電子機器に、
カメラで被写体の画像を撮影する機能と、
前記被写体の特徴情報に基づいて前記第1の個別動作または前記第2の個別動作を認識する機能と、
前記第1の個別動作を認識したときに前記第1の個別動作を実行する機能と、
前記第2の個別動作を認識したときに前記第2の個別動作を実行する機能と
を実現させるためのコンピュータ・プログラム。 - 前記被写体の特徴情報に基づいて前記他の電子機器との無線通信を確立する機能を含む請求項20に記載のコンピュータ・プログラム。
- 認識した前記第1の個別動作または前記第2の個別動作を示すデータを前記他の電子機器に送信する機能と、
前記第1の個別動作または前記第2の個別動作を示すデータを前記他の電子機器から受信する機能と、
前記送信した個別動作と前記受信した個別動作を比較する機能と
を含む請求項21に記載のコンピュータ・プログラム。
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